Nikon ViewNX Ver.1.0.0 JP キター!!2007年09月11日 00時00分01秒

Nikon View 6の後継ソフト、Nikon ViewNXがリリースされた。
ソフトウエア ViewNX Ver.1.0.0 (ニコン)

使い心地などは明日以降。

他にNikon Transfer Ver.1.0.1PictureProject Export Utility Ver.1.0もリリースされた。

【関連】
ニコンのViewNXを使ってみた ― 2007年09月12日

ニコンのViewNXを使ってみた2007年09月12日 14時08分19秒

八景島:Nikon D50、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~55mm F3.5~5.6G、55mm、1/125sec、F5.6,ISO400、プログラムAE、モードIIIa

安倍首相が退陣表明するらしいなか、そんなこととは無関係にViewNXのレビューだ(笑)。しかし、タイミングが分からない人だというか政治判断ができない人だというか、無責任な奴だというか、どうしようもない人(政党)だな。さて、Nikon View 6とPictureProjectの後継ソフトに当たるViewNXが昨日リリースされた。
Nikon ViewNX Ver.1.0.0 JP キター!! ― 2007年09月11日参照)

さっそく使ってみた。

Nikon View 6からみた新機能は白とび表示と黒つぶれ表示だ。白とび表示は露出オーバーしている部分を色分けして表示し白とびを確認することができるものだ。黒つぶれ表示は 露出アンダーしている部分を色分けして表示し黒つぶれを確認することがでるものだ。これは便利だが、あんまり使わないかも(笑)。 他にはヒストグラム表示。これもなくても困らない。

次に、表示できるファイルがNEFとJPGとTIFになった。Nikon View 6ではMOVファイルがサムネイル表示されていたが、ViewNXではサムネイル表示されなくなった。ただ、AVIファイルなど対応していないファイルはNikon View 6ではまったく表示されなかった(アイコンすら表示されない)のに比べて、ViewNXではAVIファイルもサムネイル表示はないがアイコンは表示されていて、そこにファイルが存在することはわかるようになった。これはフォルダにAVIファイルなど表示されないファイル形式しか入っていない場合にNikon View 6では空のフォルダのように見えていて、間違えてフォルダを削除してしまいそうだったが改善した。ただ、MOVファイルやAVIファイル以外のファイルは表示されないようなので、完全に危険性がなくなったわけではない。ViewNXからはフォルダを削除しないように注意する必要がある。

ほかに印刷時にEXIFから撮影日付を読み取ってプリント上に日付等を印字する機能だが、Nikon View 6ではプリント上にオレンジ色で印字されたのに、ViewNXでは画面外の余白にしか日付が入らないようだ。しかも黒字だ。これは日付印字機能をよく使っていたので、後退だ。画面上に日付を入れることは、特に作品作りをする人には抵抗はあるだろうが、日付を入れる写真は記念写真なので、画面内にバーンと入っていていいのである。日付を入れないことも選択可能なのだから。ViewNXの日付印字機能は残念だ。Nikon View 6を使い続けたほうがよさそうだ。

また、無劣化回転機能も使いにくくなった。Nikon View 6では、全ての画像を選択してから回転ボタンをクリックし1枚ごとに時計回り90度・反時計回り90度・スキップなどと指定できて最後に一括で回転できたのだが、ViewNXでは1枚ずつ指定して回転するようになりしかもクリックした瞬間に回転してしまう。全ての画像を選択すると全てが右90度回転してしまう。一括に選択した上で個別に右左スキップなど選べないということだ。回転する画像をいちいち指定して回転を押さないといけない。しかもボタンは右90度のみだ(「画像」からプルダウンしたところに左90度がある)。これは使いにくい。無劣化回転機能はよく使っていたので、これもNikon View 6を使い続けたほうがよさそうだ。

また、Nikon View 6には簡易の画像調整機能があったのだが、ViewNXにはなくなった。赤目軽減とか便利な機能があったのに。ViewNXでは代わりにRAW調整ができるようになった。Nikon View 6では他の画像処理ソフトを直接呼び出すボタンがあり、そこに自動的に画像処理ソフトが登録されたように思うのだが、ViewNXでは自分でパスを指定して(エクスプローラーで指定可)登録しないといけない。なんか機能が後退したような気が。

要するに、NikonのRAWファイルを使わない人にとってはViewNXはあまりメリットはないということだ。でもRAW使う人はほかにRAWソフトを使うだろうからそういう意味でもViewNXのメリットはあまりなさそうだ。ViewNXも一応はインストールしておくが、日常的にはNikon View 6を使い続けることにした。期待していただけに残念だ。

なお、私は使っていなかったが、PictureProjectの後継もViewNXになったので、PictureProjectからViewNXへの移行ソフトとしてPictureProject Export Utility Ver.1.0がリリースされている。PictureProjectを使っていた人から見てもViewNXは機能の後退があるのではないか。Nikon ViewもPictureProjectもニコンのカメラを買った人だけに提供していたソフトだから、そういう制限のなくなったフリーのViewNXは「こんなもんでいいだろう」という感じなのだろうか。ニコンのRAWファイルを使う人だと評価が変わるのだろうか。

【関連】
Nikon ViewNX Ver.1.0.0 JP キター!! ― 2007年09月11日

【追記:2008年1月31日】
Nikon View のダウンロードが2008年2月29日で終了 ― 2008年01月31日
【追記ここまで】

【関連追記:2008年12月10日】
ViewNXクラッシュしまくり、COOLSCANのNEFデータは編集できず ― 2008年12月10日
Nikon View 6 を愛用しているプロの方がいた ― 2008年12月09日
ニコンViewNX Ver.1.2.2(Windows 版)リリース ― 2008年12月03日
【関連追記ここまで】


写真と記事とは直接関係ないが少し関係あるかも。
八景島:Nikon D50、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~55mm F3.5~5.6G、55mm(135サイズの82.5mm相当)、1/125sec、F5.6、ISO400、プログラムAE、モードIIIa

これは2005年7月にニコンがキャンペーンで半日レンタルしてくれたD50と18-55mmレンズで撮ったもの。この当時アサブロでは大きな写真が表示できなかったので公開しないままであった。すっかり忘れていたのだが、Nikon D3のキャンペーンで半日貸してくれないかなぁ、という期待をこめて(笑)。

安倍首相の突然の辞意表明は週刊現代の脱税疑惑取材が原因か(追記あり)2007年09月13日 00時00分00秒

昨日の突然の安倍首相の辞意表明には皆、驚き、呆れたことだろう。お坊ちゃまだとか健康問題だとか小沢氏との会談を断られたからとか色々言われているが、それがこのタイミングでの辞意表明になるとは思えない。参院選挙で大敗して1ヶ月以上経っているし、内閣改造まで行って、所信表明演説まで行っているのである。なにか他に原因があるはずだと思った。そこで現在私が知りうる情報で、辞める原因になると思われるのは、以下の報道だ。

安倍首相辞意:「週刊現代」が「脱税疑惑」追及で取材

突然辞意を表明した安倍首相については、「週刊現代」が首相自身の政治団体を利用した「脱税疑惑」を追及する取材を進めていた。

同編集部によると、安倍首相は父晋太郎氏の死亡に伴い、相続した財産を政治団体に寄付。相続税を免れた疑いがあるという。晋太郎氏は91年5月に死亡し、遺産総額は25億円に上るとされていた。編集部は安倍首相サイドに質問状を送付し、12日午後2時が回答期限としており、15日発売号で掲載する予定だったという。

毎日新聞 2007年9月12日 15時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070912k0000e040078000c.html

上記記事の2007/9/12 15:14:34のWEB魚拓

これなら昨日午後2時の辞任表明記者会見と合致する。しかし、毎日新聞と産経新聞以外は、週刊現代のこの情報については触れていないようだ。15日(土)発売でまだ中身が分からないからだろうか。各社は裏を取っているのか、わざと知らん振りしているのか。そして15日に週刊現代はちゃんと記事を掲載するのだろうか。回答期限に辞意を表明することが週刊現代への何かのサインになってなければいいいのだが。退任と引き換えに記事掲載を見送る取引がなされていないことを祈る。15日発売号で掲載する予定「だった」というところが気になる。

【追記】
時事通信にも「脱税疑惑取材」の件は載っていたようだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007091201095
「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍首相事務所 時事通信の2007/9/13 11:40:48のWEB魚拓
「記事は15日発売号に掲載するという。」少し安心した。安倍氏は入院とのことだが、このまま総裁選が終わるまで「入院」するのか…。
【追記ここまで】

【さらに追記】
読売新聞も週刊現代の「脱税疑惑」取材を報じていた。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe5600/fe_070913_01.htm
上記の2007/9/13 12:30:30のWEB魚拓
【さらに追記ここまで】

【さらにさらに追記】
第116回 政界を大混乱に巻き込んだ安倍首相電撃辞任の真相 (2007/09/13 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」)も私と同意見のようだ。

こういう経緯からして、安倍首相の辞意表明の本当の原因は、あの記者会見で安倍首相がならべたてたような、テロ特措法を通すためでもなく、小沢民主党代表から党首会談を拒まれたからでもなく、このようなスキャンダルが暴かれたら、恥ずかしくて総理大臣の椅子にとても座っていられないという思いからだったろう。

最新のニュースでは安倍首相は慶応病院に入ったというが、このまま入院して雲がくれということも考えられるのではないか。

【さらにさらに追記ここまで】

【関連追記:2007年9月14日】
週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容(立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」) ― 2007年09月14日
【関連追記ここまで】

有名人のお宝カメラ-中島誠之助氏(asahi.comどらく)2007年09月13日 00時00分01秒

朝日新聞の「どらく」というサイトに「有名人のお宝カメラ」というコーナーがある。今回は中島誠之助氏だ。このどらくというサイト、キャッチコピーが「朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト」ということなのだが、「お宝カメラ」ってビートルズ世代なのか。なんだかよく分からないが(笑)、記事で気になるところは以下だ。

--デジカメは使いますか?

外国に行くときに持って行くけど飽きますね。陰影の深さとか、やはり銀塩のほうが優れているように思います。「なんでも鑑定団」では応募の際にまず「お宝」の写真を送ってもらうんですが、銀塩写真で撮ったものは百発百中、本物か偽物かその段階でわかる。でもデジカメで撮ったものは、半分くらいしかわからない。そこにデジカメの本質があるんじゃないでしょうか。デジカメは精密で確かですが、物事の真贋(しんがん)を写すことはできないと思います。デジカメブームで銀塩カメラの未来を悲観する人がいるけど、絶対になくなりません! あれがカメラの基本だから。何事も原点というものは残ります。また残らなきゃいけない。銀塩カメラの灯火(ともしび)を消しちゃいけないですよ。


中島誠之助 お宝鑑定人がはまった立体写真

「デジカメは精密で確かですが、物事の真贋(しんがん)を写すことはできない」って、うーんなんだか奥が深いですなぁ。たしかにデジタルプリントは輪郭が強調されてくっきりし過ぎで質感が伝わりにくい感じがする。あと、色が違いますな。私がフィルムで撮ったものをプリントする時にわざわざアナログプリントにしているのも、その質感と言っていいのか分からないなにか、その物の実在感というか、なにかがアナログプリントとデジタルプリントで違うからなのだ。フィルムスキャナでスキャンした「眠い」画像だとそうでもないから(でも立体感が違うか…)、デジタルかアナログかという違いよりは、輪郭強調やコントラストの問題ではないかとも思うのだが、フィルムとデジタルカメラの撮像素子の構造の違いもあるかもしれない。

しかし、デジタルカメラで「うーん、いい仕事してますねぇ」なんて言えるカメラが出るのはいつの日になるのだろう。

つ、ついにCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、ZKが!2007年09月13日 00時00分02秒

1等馬見所:Nikon F3、Ai Nikkor 28mm F2.8S、Fuji Sensia III (RA III)、1/250sec、F8半、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

アサヒカメラの次号(2007年10月号)の予告が公開された。私が気になる記事は以下の通り。

  • フルサイズニコンの衝撃 ニコンD3 赤城耕一
  • 好調ニコンの大本命 ニコンD300 竹中隆義
  • 進化したボディー内手ブレ補正 ソニーα700 河田一規
  • 死ぬまで使える フィルムカメラ再生計画 神立尚紀
  • 公開対談“ハワイ・トーク”誌上採録 森山大道×ホンマタカシ
  • 山田久美夫のデジタルウォッチング デジタル一眼レフにフルサイズ゙は必要か?
  • あの有名人のお宝カメラ 野口健さん×ニコンFM2
  • 赤城耕一のワタクシ的名機 コンタックスG1
  • 大竹省二のレンズ観相学 ミノルタAF85ミリF1.4G
  • 新製品ニュース&試用速報 コシナDistagon T*2/28ZF、ZK
  • ニューフェース診断室 ニコンD40X+AF-S DX VRズームニッコールED55~200ミリF4~5.6G(IF) 田沼武能/辻内順平/深堀和良/川向秀和/志村努/編集部

ん?な、なに?コシナDistagon T* 2/28 ZF、ZKですと!で、出るのですかっ。ま、待っててよかった、うう(涙)。か、買うぞ!で、でもいくらかなぁ。やっぱり10万円ぐらいはするよね。


写真は記事とは関係ない。
1等馬見所:Nikon F3、Ai Nikkor 28mm F2.8S、Fuji Sensia III (RA III)、1/250sec、F8半、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

実はAi Nikkor 28mm F2.8Sって出番が少ない。Sigma 28mm F1.8の方が多い。Distagon T* 2/28ZFを買ったらますます出番がなくなりそうな気が…。って、もう買う気満々(笑)。

【関連追記:2007年9月17日】
Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFは、税込み117,600円 ― 2007年09月17日
【関連追記ここまで】

【さらに追記:2007年9月18日】
Distagon T* 2/28 ZFのCarl Zeissのプレスリリースが出た! ― 2007年09月18日
【さらに追記ここまで】

【追記:2007年9月20日】
コシナのサイトにもCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFが10月発売予定と! ― 2007年09月20日
【追記ここまで】

ニコン、眼鏡用フレーム・サングラス事業を2008年3月で終了2007年09月14日 00時00分00秒

今日はいまのところネタもなさそうなので、ちょっと前のニュースだが、ニコンが眼鏡用フレーム・サングラス事業を2008年3月で終了するというニュースを。
眼鏡用フレーム・サングラス事業に関して(2007年9月11日 株式会社ニコン)

眼鏡事業全体を辞めるのかと思って「えーっ、いずれ老眼鏡はニコンにしようと思ってたのにぃ。将来HOYAのにしてやるぅ。」と思ったが、よく読むと辞めるのは眼鏡フレームとサングラスだけで、眼鏡用レンズは継続するようだ。眼鏡屋さんの店頭から「Nikon」の看板が消えるのは寂しいので頑張ってくれ。

【追記】
写真は別の記事に貼った方がふさわしいのでそちらに移した。

週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容(立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」)2007年09月14日 00時00分01秒

無題:GR DIGITAL、28mm相当、1/570sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

第117回 週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容 (2007/09/14 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」 日経BP)

すごい予告編キター!!

実は一昨日(9月12日)のうちから、この記事をめぐって激しい前哨戦が繰り広げられている。

辞任当日の毎日新聞9月12日夕刊が、安倍首相の「脱税疑惑」を週刊現代が取材していると報じたことは前回すでに書いた。

そのちょっとあと(12日20時34分)から、時事通信が“「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍事務所”

という速報ニュースを流した。

安倍事務所側の反撃がただちにはじまったのだ。さらに、同じ12日の夜23時52分になると、時事通信は

「週刊現代の取材に警告 相続税めぐり安倍事務所」

という記事が出てきた。その内容は、

「週刊現代に掲載予定の記事はまったく事実に反する。掲載しないよう警告する」という文書を安倍事務所が発表したというものだった。

「警告する」とは、法的措置を取るぞという脅しでである。

------------------------------------

これが何を意味するかというと、週刊現代の記事内容を紹介しようとするメディアに対し、そういうことをしたら、そのこと自体に対して法的措置をとるぞという警告なのである。

いまの法体系では、名誉毀損は、引用紹介に対しても成り立つという判例が生きているから、この警告はなかなか効果を持つ。

実際このあと、毎日新聞の後を追おうとしていたメディアの腰が一斉に引け、逆に幾つかのメディアは安倍事務所と同じスタンスに立って、「週刊現代」を攻撃する論調に立ちはじめた。

しかしこの段階では、安倍事務所は、実は問題の「週刊現代」に出る記事の内容をまだ十分に知らないのである。

なにしろ、その原稿がまだ書かれていなかったのだから、知るはずがないのである。

週刊現代の記事は、12日の夜に書かれ、13日に校了になり、14日に印刷製本され、15日に発売というスケジュールでことが進行していく。

まだ書かれてもいない記事に対する安倍事務所の過敏な反応が何に対して起きたのかというと、「週刊現代」からの取材依頼に対してである。

依頼書には、

「亡父安倍晋太郎氏から安倍晋三首相への政治遺産の継承がいかに行われたかの詳細な分析から浮上したいくつかの政治資金と税金に関する疑問点についてお尋ねします」

という書き出しで、いくつかの疑問点が具体的に、安倍晋太郎・晋三親子の多数の政治資金団体の帳簿から抜いた詳細なデータ付きで書かれていた。

この取材依頼書を一目見ただけで、安倍事務所はビビってしまったのである。

マスメディアの関心は後任の自民党総裁が誰になるかに移っているが、誤魔化されてはいけない。逃げれば問題をうやむやにできるわけでもないし、「総裁が替わったから自民党は知りません、安倍氏個人の問題です。」と逃げることを許してはいけない。現与党にはきちんと政治的にけじめをつけてもらおう。

【関連】
安倍首相の突然の辞意表明は週刊現代の脱税疑惑取材が原因か(追記あり) ― 2007年09月13日


写真 無題:GR DIGITAL、28mm相当、1/570sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
他の政党は選挙が終わったらすぐに剥がしていたのに、この政党だけはいまだにこれをあちこちに残している。わざとなのか、やる気がないのか(笑)。なんなのだろう。

ニコンの三脚アダプター AH-5が去年のうちに生産終了になっていた2007年09月15日 00時00分00秒

Cosina Voigtlander Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL

連休中は更新しないつもりだったのだが、なんか後ろ向きの記事がトップにあるのもいやなので(笑)、更新することにした。

表題にもある様に、ニコンの三脚アダプター AH-5が去年のうちに生産終了になっていたことにいまさら気付いた。ニコンF3にMacro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SLを装着して、ハスキーの3Dヘッド(雲台)に付けると、三脚の雲台とレンズ鏡胴が干渉するので(*)、AH-5を買いに行ったら、去年のうちに生産終了になっていたことを知らされたのだ。とほほ。
*米QUICK-SET社のHuskyの3Dヘッドの雲台のカメラ取り付け部(これも三脚座というのか?)は前後に長く、撮りつけネジが後ろよりについているので、カメラのマウントがカメラの底から距離がない機種の場合、太い鏡筒のレンズは干渉してしまう。

モータードライブMD-4を付ければ干渉しないのだが、三脚とマクロアポランターとモータードライブMD-4(とAH-3またはMK-1)とを持っていかないといけないというのはかなり辛い。もちろん、三脚の雲台にカメラをつける向きを90度ずらせば干渉しなくて済む。しかし、そうすると横位置ではいいのだが縦位置撮影をする際に仰角を調整できなくなる。仰角を調整するために三脚の取り付けネジを緩めるとカメラ落下の原因になる。

それで、AH-5があれば底上げできると思って買いに行ったのだ。AH-5はもともと、1999年にPC Micro Nikkor 85mm F2.8Dが発売されたときに、PC Micro Nikkor 85mm F2.8Dが「三脚座」(三脚の雲台の方を指すと思われる-ニコンはQ&Aでこのように表現している**)と干渉することを避けるために同時に発売されたものである。PC Micro Nikkor 85mm F2.8Dは現行品なのにAH-5だけ生産終了にするとは…。なにかいい方法はないか思案中である。
**PC Micro Nikkor 85mm F2.8Dレンズにはレンズ側の三脚座はついていない。

【関連追記:2008年9月29日】
キヤノンTS-E用三脚アダプター ― 2008年09月29日

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFは、税込み117,600円2007年09月17日 00時00分00秒

連休中は更新しないはずだったのだが、念願のCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFの情報を戴いて書かないわけにはいかない(笑)。
MANA様から戴いた情報に寄れば、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFは税込み117,600円だそうだ。MANA様情報ありがとうございます。

ということは量販店で実売10万円余ということになりそうだ。中野のフジヤカメラあたりだと10万円を切るのだろう。おお、これなら予想範囲内というか予想通りだ。

さて、スペックはどうだろうか。ヤシカ/京セラ CONTAX用のCarl Zeiss Distagon T* 2/28と同じ光学系で出してくるのか、それとも新光学系か、あるいは基本的にヤシカ/京セラ CONTAX用の光学系を踏襲しつつ若干の硝材変更とそれに伴う光学系の若干の変更で出してくるのか。その辺気になる。まったくの新光学系よりは、ヤシカ/京セラ CONTAXないしそれに準じたものであってほしいような気がする。ただ、ヤシカ/京セラ CONTAX用のCarl Zeiss Distagon T* 2/28はかなりアンバーにカラーバランスが寄っていたので、仮に光学系が同じだとしても、コーティングでカラーバランスはニュートラルに持って行って欲しいところである。

また、ヤシカ/京セラ CONTAX用のCarl Zeiss Distagon T* 2/28は、最短撮影距離が24cmという大口径の広角レンズとしては「寄れるレンズ」だったので、それも踏襲して欲しいところだ。

ああ、楽しみだ。年内には発売されるのだろうか。

【関連】
つ、ついにCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、ZKが! ― 2007年09月13日

【追記:2007年9月18日】
Distagon T* 2/28 ZFのCarl Zeissのプレスリリースが出た! ― 2007年09月18日
【追記ここまで】

【追記:2007年9月20日】
コシナのサイトにもCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFが10月発売予定と! ― 2007年09月20日
【追記ここまで】

【追記:2007年9月25日】
Distagon T* 2/28 ZFを東京交通会館で触ってきた ― 2007年09月22日
【追記ここまで】

Nikon F-301を戴いた2007年09月18日 00時00分00秒

Nikon F-301 with Ai Nikkor 35mm F2S (L37C) and Nikon F-501

先週後半、いつもコメントを戴いているりー様から突然メールを戴いた。
「F-301 いらんかね~」

おお、只なら戴くぜぇ(笑)、と即答し、週末までに届いた。やっほー!ありがとう、りー様!\(^o^)/
このあたりのやりとりはこのことだったのだ。

姉妹機のF-501を永く愛用しているが、いやぁ、F-301はファインダーがいいですなぁ。F-501の方はオートフォーカス(AF)機なので、ミラーの一部がハーフミラーになっており、その分ファインダーに行く光量が少なくなっている。しかし、F-301とF-501のスクリーンのマット特性は多分同一で、そのために同じレンズを装着してもF-501の方がマット面が暗くて若干ピントが見辛い。それで私はF-501のスクリーンを、明るくてピントの切れがいいFM3A用のファインダースクリーンに交換していたのだった。
Nikon FM3AのスクリーンをF-501に入れる参照

その点、マニュアルフォーカス(MF)機でミラーにハーフミラーを使っていないF-301は、明るいし、でも明るくすることを最優先にしてピントのキレを犠牲にしていないので、F2前後の口径のレンズが見やすい。F2.8ぐらいだと若干ざらざらが気になるが、ピントはちゃんと合わせられるし、F3のスクリーンも同傾向なので違和感はない。ただ、F3の方はファインダー光学系にお金が掛かっているので、F-301と同じというわけではない。

F-501以降のAF機が、マット面でのピントの切れを犠牲にしてまでも、素通しに近い方向へ進んで行ったのは、AF機に必要なハーフミラーのせいだということがよく分かる、F-301とF-501の比較であった。もちろん、その後のマット面の技術進歩で、ファインダーの明るさとピントに切れをなんとか両立しているF4やFM3AやF6という存在があるのだが。しかし、デジタル一眼レフになってからは、ニコンのファインダーのピントの切れは悪い。こんな20年以上前の中級機に負けている。フルサイズがこなれてきたら、是非ファインダーをきちんとしたものにする方向に力を入れて欲しい。

そして、なぜかマルチデータバックMF-19を2つ持っていた私は(笑)、裏蓋をMF-19に換えて、さっそく富士のセンシアIII(RA III)を詰めたのだった。MF-19はF-301とF-501の共通アクセサリーなのだが、1つはF-301時代のもの、もう一つはF-501時代のものなのだ。その違いはいずれ別記事で。そして、なぜか以前からF-301の説明書も持っていたのだった(笑)。これで、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFが来るまで、ネタには困らんぞ(笑)。(しばらくF-301ネタが続きますm(_ _)m)

写真は手前がりー様から戴いたニコンF-301にAi Nikkor 35mm F2Sを装着、後ろがニコンF-501。

【追記:2020年1月20日】
フィルムカメラ写しこみ機能2020年問題 ― 2020年01月20日

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