ニコンの三脚アダプター AH-5が去年のうちに生産終了になっていた ― 2007年09月15日 00時00分00秒
連休中は更新しないつもりだったのだが、なんか後ろ向きの記事がトップにあるのもいやなので(笑)、更新することにした。
表題にもある様に、ニコンの三脚アダプター AH-5が去年のうちに生産終了になっていたことにいまさら気付いた。ニコンF3にMacro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SLを装着して、ハスキーの3Dヘッド(雲台)に付けると、三脚の雲台とレンズ鏡胴が干渉するので(*)、AH-5を買いに行ったら、去年のうちに生産終了になっていたことを知らされたのだ。とほほ。
*米QUICK-SET社のHuskyの3Dヘッドの雲台のカメラ取り付け部(これも三脚座というのか?)は前後に長く、撮りつけネジが後ろよりについているので、カメラのマウントがカメラの底から距離がない機種の場合、太い鏡筒のレンズは干渉してしまう。
モータードライブMD-4を付ければ干渉しないのだが、三脚とマクロアポランターとモータードライブMD-4(とAH-3またはMK-1)とを持っていかないといけないというのはかなり辛い。もちろん、三脚の雲台にカメラをつける向きを90度ずらせば干渉しなくて済む。しかし、そうすると横位置ではいいのだが縦位置撮影をする際に仰角を調整できなくなる。仰角を調整するために三脚の取り付けネジを緩めるとカメラ落下の原因になる。
それで、AH-5があれば底上げできると思って買いに行ったのだ。AH-5はもともと、1999年にPC Micro Nikkor 85mm F2.8Dが発売されたときに、PC Micro Nikkor 85mm F2.8Dが「三脚座」(三脚の雲台の方を指すと思われる-ニコンはQ&Aでこのように表現している**)と干渉することを避けるために同時に発売されたものである。PC Micro Nikkor 85mm F2.8Dは現行品なのにAH-5だけ生産終了にするとは…。なにかいい方法はないか思案中である。
**PC Micro Nikkor 85mm F2.8Dレンズにはレンズ側の三脚座はついていない。
【関連追記:2008年9月29日】
キヤノンTS-E用三脚アダプター ― 2008年09月29日
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