サンシャイン60展望台で「ストロベリームーン」の観賞会…写真教室も開催 ― 2023年05月19日 10時03分28秒
ペンタックスのフィルムカメラについてみっち様から情報をいただいているので記事にしたいのですが、時間があまりとれないので他の記事を先にさせて戴きます。みっち様情報ありがとうございます。
サンシャイン60展望台で「ストロベリームーン」の観賞会…写真教室も開催(デジカメWatch)なのだそうだ。サンシャイン60はイベント会場とか水族館には行ったことがあるが、「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」には行ったことがあったっけ?
梅雨時になりそうでちょっと天気が心配ですな。
写真は記事とは関係ない。
横浜高島屋のベイスターズ・バウアー投手の広告::Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6絞り優先AE、1/500秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5840K)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Jpegからリサイズ、K&F Concept KF-CGZ(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング) 、フードなし、NX StudioでNEFファイルをヴィネットコントロール+39
鳴り物入りでMLBから獲得したバウアー投手。現在1勝2敗なのだが、勝った試合でもかなり打たれている。球種を読まれているのではないかという気がする。
Biogon T* 21mm F2.8に球面平凸レンズ付けていて逆光でゴーストが出ている。この写真では分かりにくいが同時にちょっと構図をずらしたコマでは、絞りの形のオレンジ色の大きなゴーストが画面の真ん中全体に出ている。そうするとビオゴンタイプ特有の周辺光量低下とデジタルカメラのセンサー特有の周辺部色づき(ブルーグレー)と相まってかなり目立つので、ゴーストが目立たないコマを選んでヴィネットコントロールを適用した。Biogon T* 21mm F2.8に適合したフードが欲しいなぁ。このレンズはフィルター径が55mmもあるのでなかなかよいフードがないのだ。
WD Blue WD80EAZZに交換したら共有フォルダが他PCから見えるようになった ― 2023年05月17日 00時00分00秒
今日もPCネタですまん。デスクトップPC(DELL Vostro 430)のデータ保管用DドライブをSEAGATE ST8000DM004からWD Blue WD80EAZZにした話はした。
SEAGATE ST8000DM004がCrystalDiskInfoで「注意」に ― 2023年05月11日
WD Blue WD80EAZZにはIntelliParkという「罠」が ― 2023年05月15日
そのデスクトップPCはいまHaniwa家で使っているPCの中で一番古いし、リビングに置いていて皆で使っているので、随分前から家庭内LANで各部屋のPCから共有フォルダを閲覧可能にしていた。そして共有フォルダは全部Dドライブ上にある。マイドキュメントやピクチャーなどのフォルダもDドライブ上に設定していた。
ところが、Windows 7からWindows 10にしたタイミングで、家庭内LANからDELL Vostro 430の共有フォルダが見えなくなっていた。それで、レッツノートCF-SX2からVostro 430の共有フォルダをどうしても閲覧できないので、IPアドレス直打ちでなんとかしのいでいた。
それが、レッツノートCF-SR3でWindows11にしたら、Vostro 430の共有フォルダが「ネットワーク」でも閲覧できないだけでなく、IPアドレス直打ちにしても「見つかりません」となって詰んでいた。
しかし、Vostro 430のDドライブをSEAGATE ST8000DM004からWD Blue WD80EAZZ交換した後に、家庭内LANにつないだレッツノートCF-SR3から「ネットワーク」上にVostro 430のPC名が現れ、その下に共有フォルダが見えるようになっていた。HDDを交換したら共有フォルダが見えるようになるってそんなことがあるのか?
順番としては、Vostro 430のWindows7時代にCドライブ:HDD、DドライブをSEAGATE ST8000DM004に換装。その時点では共有ドライブは家庭内LANの他のPCからは見えていた。その後CドライブをSSDに変えて、DドライブはSEAGATE ST8000DM004のままで、Windows10にした。それから共有フォルダが家庭内LANから見えなくなった。解決法はIPアドレス直打ちしかなかった。だからOSの問題かと思っていた。
8TBのHDD(SEAGATE ST8000DM004)購入 ― 2019年08月20日
Dell Vostro430もWindows10にした ― 2019年11月19日
しかし、今回Dell Vostro430をSEAGATE ST8000DM004からWD Blue WD80EAZZに換装して何も設定を変更していないのに、急に「ネットワーク」にVostro430が現れるようになった。HDDが原因だったのだろうか?原因はよく分からないが、リビングの中心にあって家族で共用しているVostro430の共有フォルダが家庭内LANで各PCから閲覧できるようになってよかった。
【追記:2023年5月19日】
また、家庭内LANの他のPCから、共有フォルダのあるデスクトップPCが見えなくなってしまった(「ネットワーク」下からデスクトップPCが消えた)。見えていたときと見えていないときの何が違うのか分からない。IPアドレスも見えていたときと見えなくなったときともに同じ(共有フォルダのあるPCも家庭内LANのPCも)なのに。
ただ、家庭内LANの他のPCから、¥¥【コンピュータ名】と入れると共有フォルダのあるデスクトップPCが見えることがわかった。ネットワーク¥【コンピュータ名】だと「見つかりません」になる。毎回¥¥【コンピュータ名】を入れないと見えないのがアレだが、見えるのでヨシッ。
なお、いろいろ調べているうちにこの共有フォルダのあるデスクトップPC(Windows10 PRO)でSMB1.0が有効になっているのを発見したので、無効にしておいた。セキュリティ上の問題があるのでSMB1.0はいまや有効にしてはならない。もう何年も共有フォルダで困っていたので、どこかの時点で調べてSMB1.0を有効にしたのかもしれない(Windows7からのアップグレード時に設定を引き継いだのかもしれない)。なお、SMB1.0を無効にしても¥¥【コンピュータ名】で共有フォルダは見えている。【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
喫茶ルオー2階から東大正門前を望む(東京都文京区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、70mm、絞り優先AE(F5.6、1/125秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5260K)、マルチパターン測光、 シングルポイントAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
新型コロナウィルスの規制緩和のせいか東京大学・五月祭(ごがつさい)が非常に賑わっていた(去年は事前に入構チケットの取得が必要だったのが今年はそれらの制限がなくなった)。それで正門向かいの喫茶ルオーに退避。喫茶店内でシャッター音が響くのはアレなので電子シャッターでサクッと撮影。
望遠端の70mmにしても窓枠が大きく写ってしまうのでトリミングした。こういうときは24-120mmとか24-200mmの方がいいんだろうなぁ。14-30mmと24-200mmとがあれば大きさ重さはともかくなんとかなるのか。SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryを使いたくてSONYに移行したいのだが、大きさ重さを我慢してNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを買った方が楽なんだろうなとも思って迷うところだ。ズームレンズ使うとZ6のAFエリアモードの使いにくさが目立ってくるのでどうしたものか。SONYの方はどうなのかとか調べないといけないので面倒くさいなぁ。
WD Blue WD80EAZZにはIntelliParkという「罠」が ― 2023年05月15日 00時00分00秒
今回もPCのHDDネタですまん。SEAGATE ST8000DM004がCrystalDiskInfoで「注意」になったので、外付けバックアップに使っていたWD Blue WD80EAZZと入れ替えて、新たにバックアップ用にWD Blue WD80EAZZをもう1台買ったという話はした。
SEAGATE ST8000DM004がCrystalDiskInfoで「注意」に ― 2023年05月11日
ところが、WD Blue WD80EAZZにはファームウェアにIntelliParkという機能が搭載されていて、ハードディスクに8秒間アクセスがなかったとき、ヘッドを待避させるというもので消費電力を最大 20% 削減できるのだそうだ。
しかし、8秒間アクセスがないと自動的に磁気ヘッドを待避させるので、ロード/アンロードサイクル回数がものすごく多くなってしまうらしい。一般には30万回ぐらいが想定のロード/アンロードサイクル回数なので、Dドライブにして使っていると、場合によっては2年ぐらいで寿命が来てしまうかもしれない。実際、Dドライブとして内蔵したWD Blue WD80EAZZのロード/アンロードサイクル回数をCrystalDiskInfoで観察すると30分ぐらいで5回ぐらいロード/アンロードサイクル回数が増えていた。
このWD社のIntelliParkを無効にするファームウェア設定ツールWDIDLEというものが以前は純正で配布されていたらしいのだが、いまはもう配布されていないらしい。ところが、WDIDLE3というツールでWD社のIntelliParkを無効にできるらしい。
私が見た中では、IntelliParkを無効化する方法(Raison Detre - ゲームやスマホの情報サイト)が一番わかりやすかったので、これをみてWD Blue WD80EAZZのIntelliParkを無効にできた。
注意点は、USBでつないだHDDだと設定できないことが多いので、SATA接続で行うこと。WDIDLE3はCドライブに置いた方が良さそうだが、Cドライブ直下にはWindowsの仕様で置けないので、私はC:\Users\【アカウント】の下に置いた。あとはコマンドプロンプトを管理者権限で実行することとcdコマンドの使い方がわかれば、IntelliParkを無効化する方法に書かれているとおりにやってうまくIntelliParkを無効化できた。環境は、DELL Vostro 430 のSATA接続だ。何時間PCを起動していてもロード/アンロードサイクル回数が増えていないことを確認した。
新しく買った方のWD Blue WD80EAZZは、玄人指向GW3.5AM-SU3PでUSB接続にしたが、これはWDIDLE3からはWD製HDDと認識されなかった。そのうち時間ができたら内蔵のHDDと入れ替えてWDIDLE3でIntelliParkを無効化したい。外付けHDDとしての使い方だとロード/アンロードサイクル回数はそんなに増えないし、そもそもバックアップするとき以外は電源を入れないので問題がないのだ。
WD Blue WD80EAZZは安くてCMRのHDDでよさそうなのに、こんな「罠」があるなんて。でもIntelliParkを無効化できてよかった。
写真は記事とは関係ない。
東京都庁南展望室(45階)(東京都新宿区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F5.6、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(6040K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
所用で都庁の展望室に寄った。北展望室はワクチンの接種会場に なっていて、南展望室しか展望利用はできなかった。新型コロナウィルスのさまざまな制限が緩和されたので、外国人のツアー客も多かった。西洋系の旅行客はほぼ誰もマスクをしていなかった。アジア系でも旅行客っぽい人は半分以下のマスク率。日本人っぽい人は7割ぐらいがマスクをしていた。私の前に並んでいた西洋から来たっぽい団体旅行客はノーマスクで、私のN95マスクを凝視していた。そ、そんなに珍しくないだろっ。何なら防護服に防護めがね付けてやろうか(違)。まあ人それぞれということで。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、カメラ内で強制的に補正されているのでなかなかシャープな写りに見える。しかし、Windows11の「フォト」というアプリでNEFファイルを開くと、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sのような強制ゆがみ補正適用レンズでも補正前の画像になるようだ。広角側では樽型の、望遠端では糸巻き型の歪曲収差の画像として開ける。Windows10ではRAWファイルでも補正後の画像が見えていたのになぜだろう。
【追記】RAWファイル(NEFファイル)をWindows11の「フォト」で閲覧した場合のスクリーンショットを追加した。NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは強制でゆがみ補正が適用されていて、外した元画像を見ることはできないのだが、Windows11の「フォト」でNEFファイルを閲覧するとゆがみ補正前の画像が見られる。またコントラストやシャープネスもJPEG画像とは違う感じだ。【追記ここまで】
SEAGATE ST8000DM004がCrystalDiskInfoで「注意」に ― 2023年05月11日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
8TBのHDD(SEAGATE ST8000DM004)購入 ― 2019年08月20日で報告して、デスクトップPCに内蔵してDドライブとして使っていたHDDが、3年持たずしてCrystalDiskInfoで「注意」表示となった。
具体的には、「代替処理保留中のセクタ数」「回復不可能セクタ数」の生の値が0以外(20:10進数では32)になっている。これは既に壊れているセクタがあるということだ。
ということで、さっそく交換用HDDを手配した。SEAGATE ST8000DM004を買ったときには発売されていなかったWD Blue WD80EAZZをもう1台買うことにした(CMR採用8TB HDD「WD Blue WD80EAZZ」と玄人指向GW3.5AM-SU3P ― 2022年02月20日参照)。
今回壊れかけているSEAGATE ST8000DM004は、SMRという方式なので、買うときからちょっと心配だったのだが、CMRのTOSHIBA MD05ACA800は裏面にネジ穴がないので、うちの老骨Dell Vostro 430には内蔵できず(HDD縦置きで裏面のネジだけで固定する仕様)、仕方なくSEAGATE ST8000DM004を買った経緯がある。その後バックアップ用に買ったWD Blue WD80EAZZ(1台目)は、CMRで裏面にも側面にもネジ穴があるので、Vostro 430に内蔵する場合でも大丈夫だ。
今回交換前 | 今回交換後 | |
---|---|---|
Cドライブ 500GB SSD | SANDISK ULTRA 3D SSD SDSSDH3-500G-J25 | SANDISK ULTRA 3D SSD SDSSDH3-500G-J25 |
Dドライブ 8TB HDD | SEAGATE ST8000DM004 | WD Blue WD80EAZZ(1台目) |
外付けバックアップ 8TB HDD | WD Blue WD80EAZZ(1台目) | WD Blue WD80EAZZ(2台目) |
SMRが出たときには、安価に大容量が実現できるとされていて、信頼性も問題ないといわれていた。心配されていたのは、読み書きが遅いことだけだった。
ハードディスクのSMR方式とは?特長や活用方法について解説(ロジテック)参照
“10TB時代”に向けた最新HDD技術「SMR」のポイントを
Seagateに聞いてみた(AKIBA PC Hotline! 2014年12月20日)参照
しかし、ブロック単位で書き換えるということは、書き換える必要のないところまで書き換え作業が行われて、遅くなるだけではなく、それだけ耐久性にも影響するということではないか。
カカクコムにST8000DM004 [8TB SATA600 5400]のレビューがあり以下のように書いている人がいる。
https://review.kakaku.com/review/K0001026180/#tab
【耐久性】
軽負荷環境であれば2年以上持つ
NASに等に使うと2年くらい、年間ワークロード200~300TB
18000時間を超えたあたりから申し合わせたように壊れる
上記条件で11台中8台が壊れてしまった【総評】
導入時に安価で入手できる8TBの低価格モデルはこの商品しかないため
大量に導入し大失敗!
安物買いの銭失いの典型となってしまう
正常動作品も全て15000円前後で購入した東芝X300の8TBに交換済み
使用中の方もデータが大切なら交換を奨励します
私のSEAGATE ST8000DM004は、使用時間:24917 時間、電源投入回数:1517 回なので、18000時間は超えていてマシな方かもしれないが、いままで自分が使っていたPCでHDDにエラーが出たのは実はこのSEAGATE ST8000DM004が初めてだ。買ってから3年は持たなかったということだ。
私もSMRではなく、CMRを勧めたい。方式の違いだけじゃなくてメーカーの違いもあるかもしれない。
【関連】
8TBのHDD(SEAGATE ST8000DM004)購入 ― 2019年08月20日
SANDISK ULTRA 3D SSD SDSSDH3-500G-J25を2個購入 ― 2019年11月11日
CMR採用8TB HDD「WD Blue WD80EAZZ」と玄人指向GW3.5AM-SU3P ― 2022年02月20日
Windows XPのメインマシンが壊れた ― 2009年11月30日
DELL Vostro 430セットアップほぼ完了 ― 2009年12月14日
SONY ICレコーダーをUSBポートに刺したまま再起動したらWindowsが起動しなくなった ― 2013年01月04日
DELL VOSTRO 430にWindows7 PRO SP1 64bitをインストールした ― 2013年01月05日
デスクトップPCのATX電源が壊れた ― 2019年05月31日
Dell Vostro430もWindows10にした ― 2019年11月19日
AliExpressでDELLの純正スイッチを買う(Vostro 430) ― 2021年03月18日
Haniwa家のリビングにあるDELL Vostro 430は2009年12月購入で14年5か月も使っている長持ちデスクトップPCだ。OSは当初のWindows 7ダウングレード権行使のWindows XP Professional(32bit)→Windows 7 Professional(64bit)→Windows10 PRO(64bit)と繋いできた。メモリは何度も故障したし、電源も交換した。メインスイッチも壊れたが中国から部品を取り寄せて直した。2025年10月14 日のWindows 10 サポート終了まで延命させたい。
SIGMA 17mm F4 DG DN | ContemporaryのニコンZマウントって出ないの? ― 2023年05月01日 00時00分00秒
当ブログでは珍しくSIGMAレンズネタだ。交換レンズレビュー SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary 手のひらにのる超広角レンズ 高品位な外装・操作感も魅力(デジカメWatch 三井公一 2023年4月28日)をみて、いいレンズだなぁと思った。
何がいいって、コンパクトで映りがいい超広角レンズである点。
外観寸法はφ64.0×48.8mmで重量は225gと、常にカメラに装着しておける感じがいい。今回使用した小型フルサイズ機ソニー「α7C」にもピッタリであった。気軽に超広角スナップ撮影を楽しむことが可能である。
ニコンZマウントには、NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sよりも焦点距離の短い単焦点レンズはなく、NIKKOR Z 20mm f/1.8 S自体も「寸法:約84.5mm(最大径)×108.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、質量:505g」なのだ。映りに定評のあるNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sだが、大きくて重すぎる。超広角レンズで手軽にスナップするレンズがニコンZマウントにはない。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sも定評のあるレンズだが、「寸法:約89mm(最大径)× 85mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)、質量:約485g」なのだ。重くて大きい。
NIKKOR Z 20mm f/1.8 SもNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sもいずれ買うつもりでいるレンズなのだが、もっと軽くてコンパクトな超広角レンズがほしい。CONTAX G用Biogon T* 21mm F2.8がコンパクトでいいのだが、周辺部にブルーグリーンの色被りが出るので、それで撮った写真単体でみたときは我慢できても、他のレンズで撮った写真と並べるとどうしてもその色被りが気になる。コンパクトで軽くてミラーレスデジタル一眼レフでちゃんと撮れるレンズが欲しい。
そこで、SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryみると、いいやん。値段もアマゾンだと8万円ちょうど、ヨドバシやビックカメラだと8万8千円で、NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sよりも手の届く値段だ。
ニコンZマウント用のSIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryが出るのを待ちたいが、ニコンはZマウントでは提携外のサードパーティを閉め出しているので、ニコンがうんといわないとサードパーティのレンズは発売されない。そう考えるとミラーレスでSONYが売れているのも分かる。レンズの選択肢がたくさんあるからだ。
Zマウントのカメラが売れないとサードパーティもニコンZマウント用に交換レンズを出したいと思わないし、さらにニコンの許可が必要となったらますますニコンZマウント用にレンズを出したいとは思わない。まさに負のスパイラル。
フィルム時代の対称型広角レンズを使うにはZマウントの方がよいかなと思って、ニコンZマウントにしたが、失敗だったかなと思うようになってきた。いいよなぁSONY Eマウント。SONY Eマウントは、サードパーティ製レンズもマウントアダプターも豊富だから、いまのニコンZマウントシステムを全部売り払って、SONY Eマウントにするのもいいかもなぁと思い始めた。SONY EマウントにしてもニコンFマウントのレンズはマウントアダプターでそのまま使えるし。Fマウントレンズで使える機能もニコンがFTZで十分な互換性を保っていないので、SONYで使っても同じだ。乗り換えの障壁は低い。乗り換えるのならまだZマウントレンズを買い揃えていないいまのうちかもと思い始めたSIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryレンズであった。
【関連】
シグマ、フルサイズミラーレス用“Iシリーズ”最広角の「17mm F4 DG DN | Contemporary」(デジカメWatch 2023年4月3日)
SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary(PHOTO YODOBASHI 2023年4月19日)
PHOTO YODOBASHIの作例は明るいところで撮ったものが少なくて四隅の具合がよく分からないなぁ。レンズの性能が分かる撮り方してくれ。PHOTO YODOBASHIは従業員の作品発表の場なのか?
写真は記事とは関係ない。
港の見える丘公園 イングリッシュローズの庭(横浜市中区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、62mm、絞り優先AE(F8、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5390K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
F8まで絞っているのだが、ほぼレンズの最短撮影距離(0.3m)なので結構ボケている。F8まで絞っているのにうしろの輝点が玉ボケみたいにきれいなのには感心した。円形絞りが効いてますな。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、寸法:約77.5mm(最大径)× 88.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)、質量:約500gだから、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sもほぼ同じぐらいなので、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S買ってもそんなに変わらないか…いや、SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryは軽くて小さいよなぁ。別にズームである必要もないんだから。やっぱりカメラはレンズですよ、そしてレンズ選択肢ですよ。
ブログのCSSでセンターに寄せました ― 2023年04月23日 00時00分00秒
2023年01月07日にmmahhi 様から戴いたコメントで、ブログのCSSをスマホ対応にする提案を戴いておりました。なかなか忙しくてCSSを変更できなかったのですが、今回センター寄せだけ反映いたしました。mmahhi 様ありがとうございます。
横幅も760pixから1000pixにしようと思ったのですが、記事タイトルバックの画像が760×150pixの画像で、それも1000pixに作り直さないといけないので、今回はセンター寄せだけにしています。
また時間のあるときにもう少し見やすいブログにしていきたいと思います。今回はセンター寄せになってて「あれ?おかしいぞ」と思われた方もおられるかもしれませんので、告知しました。
写真は記事とは関係ない。
岡本太郎『明日の神話』(渋谷駅):OPPO Reno7 A(CPH2353)、焦点距離1.65mm(35mm判16mm相当)、プログラムAE(F2.2開放、1/50秒、ISO245)、AWB、標準のカメラアプリ(バージョン 3.472.1_8e46098_221021)、JPEGからりサイズのみ
OPPO Reno7 A(CPH2353)の超広角の作例。この通路は国際的に有名なのかして、撮影者である私の背中側のハチ公交差点を見下ろす場所が、いつも外国人旅行者らしき人がカメラやスマホを構えて交差点を撮影していて鈴なりになっている。でも岡本太郎の作品を撮っている人は少ない。世界の岡本太郎をなめすぎだろう。芸術は爆発だ!
【関連追記】
『明日の神話』(岡本太郎)の作例
・Ai Nikkor 20mm F2.8S、Nikon F3、Kodak PORTRA 400
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRのAFが故障っぽい ― 2014年10月17日
・HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm
P20 liteのRAW撮影(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その4) ― 2019年08月05日
・Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、Nikon Z6
Nikon Z6作例2(Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF) ― 2021年11月18日
ナショナルおよびパナソニック衣類乾燥除湿機がリコール ― 2023年04月20日 00時00分01秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
以前使っていたパナソニックの除湿器F-YHFX120が製品内部の除湿ローター付近から発火する可能性があるとのことでリコールになった。
【リコール社告】ナショナルおよびパナソニック衣類乾燥除湿機 交換・引き取りのお知らせ
こんな時期に除湿器購入、Panasonic F-YHFX120 ― 2010年12月13日で報告した除湿器だ。
しかし、Panasonic F-YHFX120は吸い込み口の網が粗いので埃を大量に吸い込んで最後はうんともすんとも言わなくなり買い換えた。それ以外にもPanasonic F-YHFX120は、内部の銅の配管の断熱処理が不十分で、そこに結露した水が滴って本体の下の方から水が漏れて床が濡れるという最悪の除湿器だった(シャープ除湿器CV-L180をスチームで掃除したら… ― 2022年05月01日参照)。
故障したPanasonic F-YHFX120は、自治体の粗大ゴミに有償で出してしまった。置いておいたら2万円で引き取ってもらえたのに。この機種、案外もう稼働しているものは少ないのではないか。稼働時間の少ないものが生き残っているだけのような気がする。
他社の除湿器ではもっと細かい網の目の吸い込み口なのに、このPanasonic F-YHFX120には大昔のエアコンの網のようなものしか付いておらず、埃を内部に吸い込み放題であった。
上は埃だらけ、下は結露が滴る、最悪だった。でも、まだ使っている人はリコールになってよかったね。買い換えについては私は他社製を勧める。
【追記:2023年4月23日】
CLUB Panasonicというところにパナソニック製品を登録していて、「マイ家電」にF-YHFX120-Sもきちんと登録してあるが、いまだにリコールのメールも来なければ、CLUB Panasonicのマイ家電からF-YHFX120-Sのページを見てもリコールについて何の告知もない(F-YHFX120-Sは既に廃棄したが、そのことはCLUB Panasonicには反映していないので、CLUB Panasonic上では私はユーザのままである)。パナソニックのこういうところはいただけないと思う。以前にも書いたが、大阪生まれで大阪育ちの我が父は「松下(パナソニック)の製品は買ってはいけない」と言い続けていた。実際に我が家は一度だけナショナル(松下電器→パナソニック)のテレビを買った以外パナソニック製品はなかった。と、レッツノートから書き込んでるんだが(泣)。パナソニックはCLUB Panasonicの該当製品ユーザーにはやく連絡すべき。【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
毎日新聞社東京本社(東京都千代田区一ツ橋、パレスサイドビル):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F5.6、1/640秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5500K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
いわゆる竹橋にある毎日新聞社東京本社のはいるパレスサイドビル。アサヒカメラのニューフェース診断室の定点撮影がいつもこのビルから撮影した写真で、朝日新聞社が発行するアサヒカメラなのになぜ?と思っていた。写真家の田沼武能氏の事務所がこのパレスサイドビルにあるからというのは、このブログでりー様から教えていただいたのであった。が、今検索してもみつからないなぁ。Googleはあまりこのブログのコメントは拾ってくれないのかな。
ロモグラフィーのフィルムカメラ「LomoApparat」21mm F10 ― 2023年04月20日 00時00分00秒
ロモグラフィーのフィルムカメラ「LomoApparat」に“Chiyoda Edition”…直営店の拠点にちなんだ“千代田区”モデル(デジカメWatch)が登場だそうだ。
21mm F10のレンズで、角形のフードもいい感じですな。カメラ自体は、フラッシュ内蔵で、シャッタースピードは1/100秒とバルブのみ、ISO設定などは無し、というスペックだ。レンズ付きフィルムの写ルンですやWaiWaiワイドがフィルム交換できて21mmになったみたいな感じ。
超広角好きなので、ちょっとそそるが、 LomoApparat Chiyoda Editionの作例を見ると、解像力はイマイチだしF10なのに周辺光量低下も大きい。実質的には24mmとかの画角で実用的なんだろうな。
ロモグラフィーはフィルム関係で頑張っているのだが、私が踏み込めないのは、こういう画質がよいと思っている風だからだ。フィルムだから写りが悪くてもいいとかフィルムだからこんな変な写りだとかいうことはない。そんなのはあとからいくらでも加工ができる。ピシッと写っていて初めて土俵に乗るんだと思っている。
フィルムや現像代が安かった時代は、こんな写りのレンズやカメラでもまあええやんで済んだかもしれないが、これだけフィルムの値段が高くなって品薄になったら、こんな写りに貴重なフィルム消費するんかと思ってしまう(貧乏性)。
だったらCONTAX G1にBiogon T* 21mm F2.8付けて撮ればいいやん、となる。ちなみにCONTAX G1の出番があまりないのは、嵩張るし、いざ使おうと思ったらCR2×2本の電池がなくなっているから。CONTAX G1は電池入れっぱなしにしていると電池が減る。でも、ニコンZ6にBiogon T* 21mm F2.8付けても周辺部の色被りが完全にはなくならないから、そのうちCONTAX G1で撮り比べてみたい(今はG1の電池抜いて保管している。いざというときにCR2電池はすぐに手に入らないから)。
まあフィルム代が気にならない人はこのロモグラフィー LomoApparat Chiyoda Editionでバシバシ撮ればいいと思う。
ということで、ニコンはZマウントのコンパクトでピシッと写る超広角レンズを出して欲しい。20mm F3.5とか18mm F4とかでいいので(全然フィルム撮影ちゃうやん)。
ハニワニワのイモカタバミ:Nikon Z6、コシナ・フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、マウントアダプターFTZ、絞り優先AE(F2.5開放、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4490K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影
ハニワニハに増殖するピンク色のイモカタバミ(泣)。これ、抜いても細い根が残るので、しばらくするとまた生えてくる。イモカタバミは第二次世界大戦後に日本に導入された園芸種の逸出らしい。花はきれいでよいのだが葉っぱが大きくてかなり目立つのでやっぱり抜きたい。除草剤とかは使いたくないので、抜いたあとに地面にケルヒャースチーム噴射かなぁ(駆除にはやかんでお湯を掛けるとよいとあったので)。
NOKTON 55mm F1.2 SL IIs がそそる ― 2023年04月16日 00時00分00秒
ニコンFマウント用レンズ「フォクトレンダー NOKTON 55mm F1.2 SL IIs」の発売が決定(デジカメWatch)なのだそうだ。
本レンズのコンセプトは、レンズ後端に電子接点を持つAI-S(CPU内蔵)の仕様でありながら、55mm F1.2の明るさを実現すること。後玉径を確保するための工夫に見どころがある。
50mm付近のレンズは、Ai AF Nikkor 50mm F1.4DとAi Nikkor 50mm F1.2とNIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4 (Ai改)とAi Nikkor 45mm F2.8PとAi Micro-Nikkor 55mm F2.8と5本も持っているので、もう要らないよなぁと思いつつ記事を読んでいると…。
電子接点付き55mm F1.2を実現した背景のひとつに、最後部のレンズを金属カシメで固定している点がある。金属枠にレンズを入れて、枠を曲げてレンズを固定する方法で、これにより一般的な手法よりも後玉径を大きく取れるという。
一般的な手法はレンズをねじ込み式の枠で固定する「押さえ」といい、緩めれば外せるためメンテナンス性に優れている。なお本レンズの場合、金属カシメの後玉を外すことなく、レンズの前側から最後部までアクセスできる構造とし、メンテナンス性にも問題がないという。
もう一つの工夫は、マウントの部品に切削で穴あけ加工を施し、自動絞りの連動レバーが内側に干渉するのを回避している点。
の記事の部分と、後ろ玉の写真を見ているとほしくなってきてしまう(笑)。見せ方うまいやん。
さらにコシナのサイトのNOKTON 55mm F1.2 SL IIsの写真家・加納満氏の作例を見ているとますますほしくなるやん。全部F1.2開放の作例だそうだ。
「『55mm F1.2』のスペックだと『Ai AF Nikkor 50mm F1.4DとAi Nikkor 50mm F1.2とNIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4 (Ai改)とAi Nikkor 45mm F2.8PとAi Micro-Nikkor 55mm F2.8』のどれとも被ってないよね」という悪魔の声が聞こえる…。
レンズ名 | 構成 | 質量 | 発売開始年 |
---|---|---|---|
NOKTON 55mm F1.2 SL IIs | 6群7枚 | 365g | 2023年 |
NIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4 (Ai改) | 5群7枚 | 304g(実測) | 1973年 |
Ai Nikkor 50mm F1.2 | 6群7枚 | 390g | 1978年 |
Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S | 5群6枚 | 290g | 1979年 |
Ai AF Nikkor 50mm F1.4D | 6群7枚 | 230g | 1995年 |
Ai Nikkor 45mm F2.8P | 3群4枚 | 120g | 2001年 |
ちなみに、自分のAi Nikkor 50mm F1.2の後ろ玉はこんな感じ(Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S、マウントアダプターFTZ、AI オート接写リングPK-13で撮影、F5.6)。
AI Noct Nikkor 58mm F1.2 は、絞り連動レバーとの干渉を避けるために後ろ玉が少し削られていて真円ではないそうだが、Ai Nikkor 50mm F1.2だとほんの少し削られているような削られていないような…。
【関連追記】
ニッコール千夜一夜物語 第二夜 AI Nikkor 50mm F2
ニッコール千夜一夜物語 第七夜 NIKKOR-N 5cm F1.1
ニッコール千夜一夜物語 第十六夜 AI Noct Nikkor 58mm F1.2
ニッコール千夜一夜物語 第二十五夜 Ai Micro Nikkor 55mm F2.8 (前編)
ニッコール千夜一夜物語 第二十六夜 Ai Micro Nikkor 55mm F2.8 (後編)
ニッコール千夜一夜物語 第三十四夜 NIKKOR-H・C 5cm F2
ニッコール千夜一夜物語 第四十夜 Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4
ニッコール千夜一夜物語 第四十四夜 Nikkor-S Auto 50mm F1.4
ニッコール千夜一夜物語 第四十九夜 Nikkor-S Auto 55mm F1.2
ニッコール千夜一夜物語 第六十夜 AI Nikkor 50mm F1.8S
ニッコール千夜一夜物語 第七十四夜 AI AF Micro Nikkor 60mm F2.8S
ニッコール千夜一夜物語 第七十七夜 NIKKOR-S 50mmF1.4
ニッコール千夜一夜物語 第七十八夜 AI Nikkor 45mm F2.8P
ニッコール千夜一夜物語 第八十一夜 GN Auto NIKKOR 45mmF2.8
ニッコール千夜一夜物語 第八十五夜 Micro Nikkor Auto 55mm F3.5
【写真1】は記事とは関係ない。
【写真1】カラスノエンドウ:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S、マウントアダプターFTZ、AI オート接写リングPK-13、絞り優先AE(F5.6、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 320)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5060K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影
花が咲くまでと思って放置していたら、ハニワニワが草ぼうぼうになってしまった(泣)。毎週末必ず雨が降るので草が育つこと育つこと(泣)。
レッツノートCF-SR3GDMCR購入 ― 2023年04月10日 00時00分00秒
2012年に買ったレッツノートCF-SX2JEQDRを個人的に愛用していたが、CPU(Core i5-3320M vPro プロセッサー)がWindows10までしか対応しておらず、Windows10のサポートは2025年10月14日までなので、あと2年半でなんとかしなければならないなとは思っていた。
Panasonic Let's note CF-SX2JEQDR購入 ― 2012年11月26日
レッツノートCF-SX2JEQDRは購入時は、HDD 500GB(Serial ATA、5400rpm)でメインメモリも標準4GB PC3-10600/DDR3L SDRAM 最大8GB (空きスロット1)だった。これはメモリを空きスロットに8GB入れて合計12GBにして長年使っていたが、Windows10にするときにSSD500GBとその後メモリ8GB×2の合計16GBにしていたので、10年前のPCだが実用上はサクサク動いていた。
まずはレッツノートCF-SX2をWindows10にアップグレード ― 2019年11月12日
レッツノートCF-SX2のメモリを16GB化 ― 2020年09月12日
ただ、2025年10月14日のWindows10サポート終了直前にPCを買うとなると、品薄だったり高騰したりしてなかなか欲しいものが手に入らなくなる可能性があるので、最近は何かいいノートPCがないかときどき見るようにしていた。
そこで、NTT-Xストアで、レッツノートCF-SR3の新品が208Kで出ているのを発見してしまった。Core i5-1235U/16GB/SSD・512GB/光学ドライブなし/Windows11Pro/Microsoft Office Home and Business 2021のCF-SR3GDMCRだ。このスペックのレッツノートとしては安いのだが、絶対的な価格としては決して安いわけではない。うーんと言っていたら3日ぐらい経っていて、家族に「これは買いだ、今買わないで2年後にこのスペックで買えるのか考えたら買いだ」と言われ、それもそうだなとポチッとした。ああ、NIKKOR Z 14-30mm f/4 SやNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sが遠のく…(泣)。
届いたLet's note CF-SR3GDMCRはよかった。何がいいって、軽いし薄いのだ。実測でCF-SR3GDMCRは915.5gだった。CF-SX2JEQDRは、バッテリーなしで実測908.5gあり、Sバッテリーが220.0g、Lバッテリーが418.5gなので、1128.5g(Sバッテリー)と1327.0g(Lバッテリー)になる。CF-SX2JEQDRのバッテリーを抜いた状態とCF-SR3GDMCRの付属バッテリーパック(標準)装着時とがほとんど同じ重さなのだ。
CF-SR3GDMCRの付属バッテリーパック(標準)装着時の駆動時間 (JEITA2.0) は公称約16時間なので、 CF-SX2JEQDRのLバッテリー駆動時間18時間(ただしHDD時)JEITA(Ver.1.0)と揃えると、915.5gと1327.0gと411.5gも差があるのだ。駆動時間9時間のSバッテリーのCF-SX2JEQDRでも1128.5gなので、CF-SR3GDMCRとは213gの差がある。CF-SR3GDMCRは軽い。
CF-SX2JEQDR | CF-SR3GDMCR | |
---|---|---|
購入年月 | 2012年12月 | 2023年3月 |
CPU | Core i5-3320M vPro | Core i5-1235U |
コア・スレッド | 2コア4スレッド | 10コア12スレッド |
質量大バッテリー時 | 1327.0g(実測) | 915.5g(実測) |
質量小バッテリー時 | 1128.5g(実測) | 859.0g(メーカー公称値) |
メモリ | 16GB(換装・追加) | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB(換装) | SSD 512GB |
おまけにCF-SR3シリーズからは光学ドライブが廃止された代わりに薄くなっているのだ。レッツノートはレガシーインターフェースや光学ドライブ搭載に拘っていたために、最新のCF-SV2でも分厚いのだった。それがCF-SR3になって、レガシーインターフェースは残したまま薄くなった。これもカバンなどに入れたときに差が出る。
【Hothotレビュー】携帯性も、性能も、使い勝手も妥協しない!パナソニックがくり出す新世代モバイル「レッツノートSR」 (PC Watch 平澤 寿康 2022年10月31日)
新登場の「Let's note SR」は12.4型で3:2のアスペクト比を実現! 約859gと軽量で新カラーを採用した実機をテスト(ITmedia 2022年10月20日)参照
CF-SX2JEQDRはSSD化して16GBメモリだったのでサクサクだったと書いたが、不満点はサブモニタを接続してスリープからの復帰時にExplorerがおかしくなり、ツールバーなどが消えてしまうことがあることだった(タスクマネージャからExplorerを再起動するとなおる)。ほかにはATOK2020で最初に変換するときに何秒か待たされることがあることだ。これはATOKに限ったことで、MS-IMEだとそうはならない。ほかにこれもATOK絡みかもしれないが、Wordで右クリックしたときにもメニューが表示されるまでに時間が掛かることがあった。これら以外はSSD化して16GB化したレッツノートCF-SX2JEQDRは優秀だった。Zoomでもバーチャル背景も当初は重かったのだが、Zoomがアップデートしていくうちに負荷が軽くなりCF-SX2JEQDRでのグリーンバックなしバーチャル背景も普通に問題なかった。2025年10月14日までCF-SX2JEQDR使い倒すのはありだ。
【追記】CF-SX2JEQDRをWindows10化しての不満点はもう一つあった。タッチパッドの設定で「タップしてクリック」(「タップ機能を使用する」)を無効にしてもいつのまにか有効に戻ってしまっていることだ。タッチパッドの接触でタップしたことになりクリックしたくもないところをクリックしたことになるので無効にしたいのだ。レッツノートCF-SX2JのホイールパッドをWindows10できちんと動かす ― 2019年11月27日参照。Windows10への対応を正式サポートされていないCF-SX2だから仕方ないんだけれども。【追記ここまで】
ちなみにパナソニックのサイトによると、レッツノートは平均ご愛用年数6.04年なのだそうだ。
平均ご愛用年数6.04年という時間価値
平均6.04年の中身を見ると、8~10年使っている人が25%もいてすごい。10年も10%以上あるよね。
さて、届いたCF-SR3GDMCRの方の不満点は、ゴム脚ですな。ゴム脚が小さなものになり、折りたたみ式になったせいもあって、設置面積が激減しているので、机の上で滑るのだ。ちょっとあたっただけでスコーンと滑って落とす未来が見えるので、これは自分でゴム脚を買って貼った。トラスコ中山 TRUSCOTP10R60 [ウレタンクッションシール 10mm丸型 1シート60個]だ。60個入りで600円だが、これはよい。これで机の上でまったく滑らなくなった。
CF-SR3GDMCRは指紋認証も顔認証も付いているのも良い。顔認証は使っていないが、指紋認証は便利。ほかに、カメラやマイクも進化しているのでかなりよい。明るさ補正/背景ぼかし/顔位置自動補正、ボックス型スピーカー/Waves MaxxAudioR /AIノイズ除去などのCOMFORTALKなどだ。
レッツノートSR(CF-SR3) | パソコン(個人向け) | Panasonic参照
ほかには、CF-SR3シリーズはレガシーなインターフェースも残しつつ、USB Power Delivery対応で、Thunderbolt4 テクノロジー対応USB3.1 Type-Cポートが2つ付いているのもよい。USB3.1 Type-Cポート×2(Thunderbolt™4対応、USB Power Delivery対応)以外に、USB3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応を兼ねる)もあるのがよい。USBポートは合計5個付いていることになる。
SRシリーズ インターフェース(Panasonic)
山田祥平のRe:config.sys レッツノートはUSB PDをどこまで信じているのか(PC Watch、2023年1月14日 06:29)
CF-SR3GDMCRは、Microsoft Office Home and Business 2021が付いているのだが、私はサブスク版のMicrosoft 365を契約しているので、単体版のMicrosoft Office Home and Business 2021のライセンスを使わずにMicrosoft 365の方でアクティベートした。
もっと安い値段で同じCPUで16GBメモリ500GBストレージのノートPCもあるのだが、重さがもっと重かったり(2kgなら150Kとかで売っている)、軽くても駆動時間が短かったりするので(バッテリーを小さくして軽くしている)、このCF-SR3GDMCRはよい買い物をしたと思っている。唯一のライバルはVaioかな。900gを切っていて16GB/500GBの同価格帯のものがある。
Windows11の不満点は、タスクバーで同じアプリのものはまとめられてしまうことに尽きる。Wordを複数開いてPDFも複数開いてメールも複数開いて参照やコピペしながら作業する場合に非常にやりにくい。目的のファイルを最前面にするためにタスクバーのアイコンをなんども探って探さないと行けない。ExplorerPatcherというサードパーティアプリでWindows10以前の表示に戻せたのだが、最近のWindows Update以降で不具合が出る。Explorerがなんども再起動したり、ディスプレイに表示されない点がランダムに出たり、「スタート」を押しても表示されないなどの不具合が自分の環境でもあったので残念だがアンインストールしてWindows11の嫌がらせに耐えている(泣)。マイクロソフトはWindows11のタスクバーのまとめ表示をいますぐにやめろ。
なお、NTT-XストアのCF-SR3GDMCRは安くてよかったので、Haniwa家ではあとからもう1台買ったのだが、その場合NTT-Xストアから電話が掛かってくる。転売目的ではないかの確認のようだ。うちはちゃんと説明したら売ってくれたが、返答内容によってはもう1台売ってくれなさそうなきつい感じだった。
Panasonic レッツノート CF-SR3GDMCR詳細(スペック)
CF+A1:C82-SR3GDMCR詳細(スペック) 搭載OS Windows 11 Pro ※1 CPU インテル® Core™ i5-1235U プロセッサー P-core:最大ターボ周波数4.40 GHz E-core:最大ターボ周波数3.30 GHz コア数:10コア/キャッシュ:12MB※2 チップセット CPUに内蔵 メインメモリー※3 16GB LPDDR4x SDRAM(拡張スロットなし) ビデオメモリー※3 最大8140MB (メインメモリーと共用)※4 ストレージ※5 *TCG Opal v2.0準拠のSSDを採用しています。 SSD:512GB(PCIe) 上記容量のうち約15GBをリカバリー領域、約1GBをシステム領域として使用(ユーザー使用不可) 光学式ドライブ※6 搭載されていません 表示方式 表示方式 12.4型(3:2)FHD+ TFTカラー液晶 (1920 x 1280ドット)アンチグレア グラフィックアクセラレーター インテル® Iris® Xᵉ グラフィックス(CPUに内蔵) LCD表示 1920×1280ドット:約1677万色 外部ディスプレイ出力※7 最大:1920×1200:約1677万色(以下HDMI出力/USB3.1 Type-Cポートのみ)最大:4096×2160(30 Hz/60 Hz) 本体+外部ディスプレイ同時表示※7 最大:1920×1200:約1677万色(以下HDMI出力/USB3.1 Type-Cポートのみ)最大:1920×1280:約1677万色 無線LAN※8 Wi-Fi 6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax 準拠 (5 GHzチャンネル帯:W52/W53/W56※9)WPA3、WPA2-AES/TKIP対応 ワイヤレスWAN 搭載されていません LAN※10 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T Bluetooth※11 Bluetooth v5.1 ■対応プロファイル 【Classic】 ・A2DP(Source) ・AVRCP(Target) ・HCRP(Client) ・HFP(AG) ・HID(Host) ・OPP(ClientおよびServer) ・PAN(User) ・SPP(DevAおよびDevB) 【Low Energy】 ・HOGP(Host) サウンド機能 PCM音源(24ビットステレオ)、インテル® High Definition Audio準拠、ステレオスピーカー セキュリティチップ TPM(TCG V2.0準拠) セキュリティ(Windows Hello対応) 顔認証対応カメラ/指紋センサー(タッチ式) カードスロット SDメモリーカードスロット SDメモリーカード※12×1スロット(SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード対応/著作権保護技術対応/UHS-I・UHS-Ⅱ高速転送対応) 拡張メモリースロット なし カメラ 顔認証対応カメラ(AIセンサー対応)、有効画素数:最大 1920x1080ピクセル(約207万画素) 内蔵マイク アレイマイク センサー 照度(明るさ)、AIセンサー インターフェース ・USB3.1 Type-Cポート×2(Thunderbolt™4対応※13、USB Power Delivery対応)※14 ・USB3.0 Type-Aポート×3※15(うち1つはスマホ充電対応を兼ねる) ・LANコネクター(RJ-45)※10 ・外部ディスプレイコネクター(アナログRGB ミニD-sub 15ピン)※16 ・HDMI出力端子(4K60p出力対応※17)※18 ・ヘッドセット端子(マイク入力+オーディオ出力)(ヘッドセットミニジャック3.5mm※19、CTIA準拠) キーボード OADG準拠キーボード(86キー):キーピッチ19mm(横)/16mm(縦)(一部キーを除く) ポインティングデバイス 高精度タッチパッド対応ホイールパッド 電源 ▼ACアダプター※20 入力:AC100V~240V、50Hz/60Hz、出力:DC16V、4.06A、電源コードは100V専用 ▼バッテリーパック(標準) 11.55V リチウムイオン・定格容量4300mAh 消費電力 最大約65W※21 エネルギー消費効率※22 目標年度2022年度 12区分17.9[kWh/年] 達成率※23 AA 駆動/充電時間 ▼駆動時間※24 (JEITA Ver.2.0※25) 約16時間[付属バッテリーパック(標準)装着時] ▼充電時間※26 最大3時間(電源オフ時)/最大3時間(電源オン時) 外形寸法(幅×奥行×高さ) 幅273.2mm×奥行208.9mm×高さ19.9mm(突起部除く) 本体カラー ブラック&カームグレイ 質量(バッテリーを含む)※27 パソコン本体:約0.939kg(付属バッテリーパック(標準 約270g)装着時) ACアダプター:約220g(電源コード(約60g)除く) ソフトウェア※28※29 ・Microsoft® Edge ・Microsoft® .NET Framework 4.8 ・Microsoft® Windows Media Player 12 ・マカフィーリブセーフ(60日間 無料体験版)※30※31 ・i-フィルター for マルチデバイス (30日間無料お試し版)※30 ・WinZip (45日試用版)※30 ・Aptioセットアップ ・PC-Diagnosticユーティリティ※32 ・Panasonic PC設定ユーティリティ ・DirectX 12 ・PC情報ビューアー ・Panasonic PC Camera Utility ・Panasonic PC快適NAVI ・Panasonic PC VVork ・Panaosnic AIデバイスコントローラー Microsoft office Microsoft® Office Home and Business 2021※33 付属品※34 バッテリーパック(標準)、ACアダプター、取扱説明書、Microsoft Office Home & Business 2021※35
最近のコメント