AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 購入(その2)2017年12月06日 00時00分00秒

【写真上】JR桜木町駅前1:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/500秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、画像設定:ポートレート、中央1点AF

やっと、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED の作例とインプレだ。
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 購入(その1) ― 2017年12月05日のつづき。

今回、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED は中古で買った。某目黒区の某3宝カメラで購入した。3宝カメラはリニューアルしてから行くのは初めて。きれいでおしゃれなお店になっていた。ちなみに自転車とオートバイは店の前に停めていいことになっているのだが、その場所は奥行きがなく端っこにスロープがあるだけでかつ歩道との間に25cmぐらいの段差があるので、大きなオートバイは要注意だ。停めたはいいが、出るときに方向転換できなかったり、方向転換するときにこかしたりする可能性がある。

さて、同時にチェックしていいのは3本までというので、Aランクのものを3本出してもらって検品した。1個目はズームリングの動きがギクシャクしていた(重さが途中で変わって滑らかにズーミングしにくい)。ぐ、ぐぐぐ、ぐ、という感じ。動画の場合に困る動きだ。新品であるいはニコンに修理に出してもズームリングの動きがそういうレンズもあるので、このレンズもそうなのかなと思った。あとSWMのピントリングも少しザリザリした感じが…。

2本目。あれ?さっきのズームリングと全然違ってすーっと端から端まで回る。多少重さの変化はあるが、それがズーミングのギクシャク感にまでは繋がらない。SWMのピントリングも適度な重さがありつつも滑らかに回る。1本目と全然違うレンズのようだ。

3本目。これもズームリングのギクシャク感はないが、ズームリングが少し重い感じがする。ピントリングもほんの少しザリザリ感があるようなないような。1本目と2本目の中間のようだ。

それで2本目をカメラに付けさせてもらって動作等を確認して、買って帰った。このレンズ、保証書以外の全てが揃ったものだった。購入を告げると、金箱やらなにやら一切合切が出てきた。ビニルまで購入時のままだ。いままで中古でレンズ買って箱が付いてきたのは初めてだ。

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED はM/AモードがあるSWM(超音波モーター)駆動のレンズで、ピントリングはAF中でも回せる。ピントリング自体の回転角は約90°で無限遠から最短撮影距離まで回る。Aiレンズなどと同じぐらいの回転角だ。ただ、距離指標は無限遠から最短まで30度ぐらいしか動かない。何かの仕組みで減速しているようだ。だから、見た目の距離指標が30°ぐらいの回転角しかなくて無限遠のすぐ横が0.5mになっているからといってマニュアルフォーカスがしにくいということはない。超広角レンズとして十分な回転角(約90°)がある。なお、ピントリングは端まで回して距離指標が動かなくなってもピントリング自体はどんどん動かせる。端っこでカツッと止まるわけではない(AF時はカツッと止まる)。無限遠はいわゆる「浮いている」タイプで、無限遠マークを少し行きすぎたところまで回る。

なお、このレンズはバリフォーカルらしく、10mmでピントを合わせてズームリングを望遠側に動かしていくと、ファインダーで分かるほどにピントがずれていく。焦点距離を変えたら必ずピントを合わせ直す必要がある。

AF(オートフォーカス)は素早い。2種類あるうちのリング型SWMなのだろう。うちにもう1本あるAF-SレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは小型SWMの方らしく、ものすごくもっさりとしたAF作動だ。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは、ニコンの初代AF一眼レフF-501に古くて暗いAFレンズを付けたときのAF動作よりも遅い。それに比べるとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED はさっと動くのでストレスフリーだ。

ズームリングは10mmから24mmまで90°に少し足りない感じ80°ぐらいか。10~18mmぐらいまでは間隔が開いているが、20~24mmは詰まっている。超広角レンズは1mm違うと全然画角もパースも違ってくるから焦点距離も短い方は間隔を大きく取っているのだろう。微妙な画角調整も可能な回転角だ。

鏡筒の外側はエンジニアリングプラスチックで梨地模様になっている。側面にM/AとMの切り替えスイッチのみある。VR(手ぶれ補正)は搭載されていないので、VRのスイッチはない。マウント座金は金属。

このレンズはフィルター径77mmなので迫力があるのかと思いきやそうではない。鏡筒は77mm径よりも細い。それに前玉が42~3mmぐらいの直径しかないので、普通の52mmフィルター径のレンズと変わらない感じ。うちにある最大フィルター径のレンズはAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D<NEW>)の72mmだったのだが、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D<NEW>)は前枠一杯に前玉があるので迫力があるが、このAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDはそれよりも大きなフィルターサイズに見えない。超広角レンズなのでフィルターでケラレないように枠が大きめになっているのだろう。

フードはバヨネット式のプラスチック製HB-23が付属している。フードの内側はマット仕様だが、溝が切ってあったり植毛されているわけではない。HB-23フード自体はAF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDなどと共用のようだ。

描写性能は、カリカリの解像度というわけではないが、ズームレンズとしては普通の解像度という感じ。D300Sで撮っても髪の毛1本1本は描写できている。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの解像度が低いので不満だったのだが、24mm(36mm相当)までやVRを必要としないときは、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを使うことになりそう。

【写真下】JR桜木町駅前2:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/640秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF

逆光性能はすごい。ほとんどゴーストが出ない。画面の真ん中に太陽があっても、端っこに太陽があっても、ほとんどゴーストが見あたらない。すごい。15mm相当の超広角レンズなので、画面内に光源が入る確率が高いのだが、このレンズだと光源の位置とゴーストは気にしないで撮影できそうだ。

歪曲収差は10mmの広角端では樽型の歪曲があるが、画角を考えると十分補正されていると思う。撮影距離によって歪曲収差が違う感じがする。2枚目の作例ですぐ横にあった街頭が写り込んでいて歪曲しているが、遠方のものはあまり歪曲していない。フォーカス位置と被写体の距離で変わるのだろうが、気になるほどの歪曲ではないと思った。Capture NX-iCapture NX-D等で補正も可能で、試しに補正してみたが、ほとんど変わらないので自分は無補正で大丈夫だと思った(最近のカメラだとカメラ内で歪曲収差の補正が可能)。

ということで、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDのインプレ、まだ続くかも。


【写真上】JR桜木町駅前1:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/500秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF

【写真下】JR桜木町駅前2:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/640秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 購入(その1)2017年12月05日 00時00分00秒

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED + Nikon D300S

最近カメラネタが少なくてすまん。やっとカメラネタだ。しかも「荒野の故障ブログ」ではない。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED を購入したのだ。

【前史:DXレンズを買う決意】

D300で某スポーツ撮影をしていて、12万ショットでシャッターユニットを交換、通算36万ショットでAFにピントズレが発生して、D300Sを購入したことは以前に書いた。
Nikon D300、「ミラーアップ」で「入院」 ― 2013年04月30日
Nikon D300とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とで遠方でピントが合わない ― 2017年09月24日
結局D300Sを手に入れた ― 2017年10月03日

それで、自分はDXフォーマット(APS-Cサイズ)のDSLRしか持っていないのに、DXは嫌だ嫌だと言い続けていた。それは、広角側がどうしても弱いし、レンズの焦点距離が既存のレンズ(35mmフィルムやFXフォーマット用)とうまく合わないからでもある。あと、フォーマットが小さいと一眼レフのファインダー像も小さいので、マニュアルフォーカス(MF)が辛いというのもある。

そうはいうものの、FX機で自分の用途に合う機種はフラッグシップしかないし予算的にそれは無理なので、D300シリーズを使っている。

【最悪のTokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4】

そのDXフォーマットの広角側の不満を解決しようと、Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4を買ったことがある。これで35mm換算で18mmから36mmまでカバーできるはずだった。
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4購入 ― 2012年07月05日

しかし、絞っていくと段々と露出がオーバーになっていく個体だったので、購入店のヨドバシカメラで交換してもらった。
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4交換してもらったが… ― 2012年07月07日

交換してもらった店頭在庫の新品のTokina AT-X 124 PRO DX II は、絞っていっても露出は安定していたが、距離指標が大幅にずれていた。無限遠が出るのかもあやしいぐらいずれていた。店頭にある展示品のTokina AT-X 124 PRO DX II をみたら、距離指標はずれていないが、絞っていくと露出オーバーになるものだった。それでヨドバシの店員さんの勧めもあって返金処理してもらった。「お客様の場合、このメーカーのレンズを購入しない方がよいと思います」と店員さんに言われたのを今でも覚えている。ほとんどの人は、絞ったら絞り羽根の絞り具合が足りなくて露出オーバーになったり、無限遠まで回るかあやしい新品レンズを黙って使うんだ、へー、と思った。
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4 返品して返金ですっきり! ― 2012年07月09日

ということで、長くなったのでAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの話はまた今度(おいっ

気を取り直して…、前置きが長くてすまん。

【Ricoh THETAが気になる】

もっと広角を撮りたいという気持ちは、夏前頃からRioch THETAに向いていた。THETA SかTHETA SCを買いたいなと思っていた。なかなか踏み切れなかったのは、画質がもう一息だったからだ。それよりも前のTHETAよりはよくなっているのだが、360度写るからとはいえ、スマホよりも見劣りする感じがどうもすっきりしなかった。

あと、THETAの不満点は、画像を画像処理ソフトで修正すると、独自EXIFが壊れて、THETA撮影画像の天地が定まらなくなること。修正と言っても、写っている自分や周囲の人を隠したいだけなのだが。たったそれだけのことなんだけれども、Ricohの付属アプリではそれができないらしい。それ以外の画像処理ソフトで修正すると天地が失われる。解決するアプリをフリーで提供してくださる人もおられるのだが、1枚1枚EXIFを待避させてあとからもう一度書き込むのは面倒だ。

それでリコーの公式THETAソフトがそういうことに対応しないかなぁと思っている内に、新型THETAの噂が流れてきた。おっ、画質が向上するかも、と期待した。しかし、動画の方に重点を置いて、スチルの画質はあまり変わらないTHETA Vが発売された。本体価格も高くなっただけでなく、水中ハウジングケースがかなり高くて萎えた。いまみたら、従来のハードケースTH-2はSやSCだけでなくVにも使えるのね。知らなかったので、そこまで防水にしなくてもいいのに(雨風が防げればいい)、高価な水中ハウジングを買わなければいけないんならもうRicoh THETA Vには興味なし、と急速に興味は萎んだ。THETA SCを買えばいいんだろうが、Sが販売終了になったので、Sのシリーズの先はあまり長くない様な気がして(専用ソフトウェアもVとS,SCとで違うようだった)、買う気が失せた。だってRicoh THETA Vの値段でAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの中古買えるやん。

ということで、長くなったので続きは次回に(おいっ

【1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6いいレンズなのになぁ】

それで、Nikon 1の1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6が以前から気になっていて、新品で買おうかとも思っていた。画質も 1 NIKKORの中では一番よいぐらいだと言われていた。なによりもコンパクトなのがよい。これで35mm換算で18mmから35mmまでカバーできる。Nikon 1 V1ならEVFがあるので日中でも構図の確認がちゃんとできる。

しかし、自分の所有する1 NIKKORレンズが立て続けに絞りが開かないという同じ故障をしたので、もうNikon 1のシリーズは買わないと決めた。ニコン自体もNikon 1を終わらせつつあるようだし、すぐに壊れるような欠陥シリーズにあえて手を出す必要もない。
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障 ― 2017年08月20日
こんどは1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞りが故障 ― 2017年09月05日
なお、COOLPIX S30も同様の症状で故障している。
COOLPIX S30、3年半で壊れる ― 2016年01月21日

ということで、D300Sに超広角レンズを付ける方向に腹は決まった。

【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMも気になる】

候補は、SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDだ。

DXフォーマット最広角のSIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMはずっと気になっていた。シグマのレンズなので中古品はあまりなく、中古を買うのも得策じゃないので、新品で買おうと思っていたのだが、どうも最近値上がり気味なんだよね。

それで、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの中古価格を見てみたら、まだ高いところもあるのだが、安いところもちらほらでてきている。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDが少し安くなってきているのは、競合する廉価なAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRが発売されたせいもあるのかもしれない。

【「不変のニコンFマウント」AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR】

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRを買わなかったのは、D300Sでは使えないし、フラッグシップでさえ最新のD5以外では使えないという制限があるからだ。レンズ単体ではピントも合わせられないレンズは、かなりきつい(といいつつ 1 NIKKORレンズもそうなんだが…)。VRがついているのは船に乗ったときにいいなぁと思いつつもこれだけの制限があるレンズはちょっと手を出せない。残念。

【DXレンズはFX機でも使える】

他方で、DXは嫌だ嫌だと言いながらAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを結局買ったのは、FXのカメラや所有するF100でも使えるからだ。F100で使うのはイレギュラーとしても、FXのDSLRだとクロップして普通に使える。しかも最近のDSLRは高画素化しているので、クロップしても十分な画素数が確保されている。将来FX機を買っても、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDは使えるからだ。

ということで、やってきましたAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED(ここまで長かった)。

ということで、インプレ・作例等続きは次回に。

【追記:2017年12月6日】
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 購入(その2) ― 2017年12月06日

Nikon D300Sと視度補正レンズと接眼目当て2017年11月13日 00時00分00秒

Nikon D300S + DK-20C + DK-20

荒野の故障ブログ、"Haniwaのページ"作者のblogです(泣)。

どうやらこの間の自宅デスクトップPCの不調は、そもそもがメモリの故障が原因のようだった。メモリが壊れる → パッチを当てたり何かをインストールした際にその壊れたメモリに一時的に割り当てられたファイルがHDDに書き込むときに不正なファイルとなる → OSが重くなる → 強制電源断でHDDに不良セクタが出る、といった流れだったようだ。

memtest86+でチェックしたら4GB×4枚のうち、最後の1枚にエラーが出た。これは自宅デスクトップPCのメモリ新調 CFD W3U1600HQ-4G ― 2016年03月08日で買ったものだった。1年半しか持たなかった。いまは該当の1枚を外して12GBで使っている。特に問題ないので慌ててメモリ買いに行かなくてもいいかなと思っている。このHDD交換Windows7再インストールは、自分の備忘録も兼ねてブログに書いておこうと思っているがなかなか時間がない。またあとで。

さて、今日はD300S等のニコンの角形ファインダーのお話だ。

D300を使っていたときは、ここ何年かは視度補正レンズ等を使わずにボディの視度調整機構だけで視度を合わせていた。接眼目当てはD300に標準装備のDK-23を使っていた。

ところがどういうわけか、D300の接眼部のプラスチックレンズの下の方にいつのまにか横一線のキズが入っていた。逆光時にファインダーの見えが若干悪くなっていた。原因に思い当たるところはなかった。拭きキズだったら横一直線にはならない。もしかしたら、シャツの前ボタンがちょうどそこに入っているのかもしれない。大きさ的・場所的にそういう感じがする。

あと、D300やD300Sの接眼部って覗く側が凹レンズになっていて、砂埃とかが溜まりやすくてかつ掃除しにくい。

それで、D300Sを買ってからまたファインダー接眼部のプラスチックレンズにキズが入るのが怖くて視度補正レンズを付けることにした。近眼の人なら-2.0dpt、老眼の人なら+0dptや+0.5dptの角形用視度補正レンズ(DK-20C)を付けると、カメラ本体の視度調整範囲があまりずれなくていいと思う(元々調整範囲から外れそうな人はもっと大きな値のものをつけて調整範囲の真ん中にすると使いやすいかも)。

視度補正レンズ F-501用と書かれた旧箱(左)、DK-20C現行パッケージ(右)

以前はこの角形の視度補正レンズには型番がなかった(F-501と書かれた金箱入りだった)が、いまは「DK-20Cの-2.0」といった形で売られている。近視用のマイナス側には-2.0、-3.0、-4.0、-5.0dptのものが、老眼用のプラス側には+0、+0.5、+1.0、+2.0、+3.0dptがある。-1.0dptがないのは、視度補正レンズのないカメラの視度が-1.0dptだからだ。なおこのDK-20Cの視度表示はカメラとの合成視度なので、視度補正レンズ単体のdptは表示とは1dptずれている(-2.0dpt表示の視度補正レンズ単体は-1.0dpt、+0dpt表示のものは単体で+1.0dpt)。

問題は、このDK-20Cを付けると接眼目当てが付けられなくなることだ。どの接眼目当ての説明書きにも「※ 接眼補助レンズ装着時は、接眼目当ては併用できません。」とある。

ためしにD300やD300S用の接眼目当てDK-23をDK-20Cの上から付けてみる。きつくてなかなか嵌らない。嵌ったらこんどはDK-23とDK-20Cとを分離するのが難しそう。

それで、D300Sを買ってからは、以前F-501で使っていた「接眼目当て 角形用」という扇形の接眼目当てを使ってみた。これは接眼目当てが視野の邪魔にならず、かつ遮光もきちんとされていて使いやすいものだ。接眼目当ての下側がゴム一直線になっているので気をつけないとそれが目に入ってしまうのだが、接眼目当て角形用の上部から顔を押しつけるようにすると下の横一直線のゴムが目に入ることはない。

この「接眼目当て角形用」の弱点は外れやすいことだ。後の各種角形用の接眼目当てはもっとゴムが厚かったりプラスチックの枠についていたりするのだが、この「接眼目当て角形用」は薄いゴムだけでできているので変形しやすく外れやすいのだ。実は昨日の撮影で無くした(泣)。撮影が終わるまでは付いていたので、現地でレンズを外してカバンにしまうときに落としたのだろう。

この「接眼目当て角形用」ってなんとニコンEMの頃に発売されたもので21世紀初頭までは売っていた記憶があるのだが、いつの間にか販売終了となってしまった。今回1個無くしたので、もうあと1個しかストックがない。

ニコン接眼目当て角形用(左上)、DK-9(左下)、DK-23(右下)、DK-20(右上)

それで、昨晩アクセサリー関係の小物を入れてある箱をごそごそ探したら、DK-9を発見した。F70D/F50D/プロネア600i用接眼目当てゴムだ。これは分厚いゴムなので外れにくいのだが、厚みのある分視野がケラレやすい。また、視度補正レンズの上に付けるとなんかしっくり来ないデザインだ。

もうひとつDK-20という比較的最近の角形用接眼目当ても見つけた。これは、D70S、D60、D50、D5200、D5100、D3200、D3100、D3000ようだ。DK-23に比べてややゴムが薄い感じだ。薄い分ケラレの可能性はほとんどない。しかも、視度補正レンズDK-20Cの上から付けるときにDK-23のように固くて嵌りにくいということもない。ややきつめながらも装着可能だ。よし、DK-20CにDK-20で行こう。

しかし、ニコンは角形の各機種用になんでこんなにもたくさんの種類の接眼目当てを作っているんだろう。謎だ。現行品だけでも、DK-28、DK-25、DK-24、DK-23、DK-21、DK-20、DK-19、DK-16、DK-9、DK-3の10種類もある。 ニコン製品情報>アクセサリー>一眼レフカメラアクセサリー >ファインダー製品一覧参照。

まあ選択肢がたくさんあることは悪いことではない。

【関連】
D50用接眼目当て、DK-20 ― 2005年11月21日
Nikon D300のファインダー倍率アップは+の視度補正レンズで ― 2011年11月01日
なお、上記の「Nikon D300のファインダー倍率アップは+の視度補正レンズで」のやり方はいつの間にかしなくなっていた。理由は忘れたが、なんか邪魔に思ったのかもしれない。しかし、その結果がファインダー接眼部レンズのキズなので、当時のまま使っていればよかったなぁ。

狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す(ASCII)2017年11月07日 00時00分00秒

タキ1000(日本石油輸送)JR根岸駅:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/125秒、シャッタースピード優先AE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

荒野の故障ブログ、"Haniwaのページ"作者のblogです(泣)。

このあいだWindows7のデスクトップPCをHDD交換して再インストールするはめになって自分用に備忘録にしたいところだが、まとめるのに時間がないので、今回は別の備忘録。

D300を36万回もシャッターを切って使い切ってしまったので、D300Sを購入した話はした。

それで、D300とD300Sって基本は共通だが、結構変わっているところは変わっている。古いASCIIの記事だが参考になるので(他の人には参考にならなくてすまん)、リンクを張った。この記事、第何回が何なのか一覧が見づらいので。

狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第1回 ホワイトバランスを調整して絵作りをしてみる
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第2回 露出補正とAFモードを駆使してみる
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第3回 色調をいじって写真の仕上がりを演出
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第4回 ニコンの「マイクロ」レンズを使って接写に挑戦
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第5回 絞りを調整して背景のボケ味を演出する
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第6回 シャッタースピードを極めて写真に動きの演出を!
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第7回 標準レンズでポートレイト撮影
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第8回 風景撮影でより広い絵を撮りたい
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第9回 広角から超望遠まで1本で使えるレンズを試す
狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 最終回 ミラーレスじゃないデジタル一眼レフの魅力


写真は記事とは関係ない。
タキ1000(日本石油輸送)JR根岸駅:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/125秒、シャッタースピード優先AE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

タキ1000、いいですなぁ。ここの精油所からガソリン等の製品をこのタンク車で各地に運んでいるようだ。東日本大震災のときに被災していない線路を通って東北各地に燃料を運んだのもここから。アサヒコムの「被災地に石油を運べ!」の写真クオリティが高い ― 2011年04月13日参照。

【追記:2017年11月8日】
タキ1000の実容積は61.6立方メートルだそうなので、タキ1000の1両でタンクローリーの最大のもの(消防法上の上限30キロリットル=30立方メートル)2台分のガソリンが積めるようだ。20両編成のタキ1000だと、最大のトレーラー型タンクローリー40台分のガソリンが運べることになる。

RWCのX-RIDEナビが進化中2017年10月20日 00時00分00秒

バロック神:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/125秒、シャッタースピード優先AE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

今日はカメラネタでなくてすまん。

バイク用ナビ RM-XR550XLの発売元RWC(株式会社アール・ダブリュー・シー)がいろいろと柔軟でよいなぁと思った。
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその1 ― 2016年10月03日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその2 ― 2017年03月14日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその3 ― 2017年03月15日

というのは、R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその2 ― 2017年03月14日で書いた、ナビゲーションの画面の不満点を後継機種で改良してきているからだ。

たとえば、RM-XR550XL(2016年8月発売)の後継機種RM-XR555XL(2017年4月発売)では、「ボタンの表示が大きくなり、タッチしやすいデザインに変更」となって、グローブの指先などで押しやすくなっている。しかも、案内のあと何kmかという表示が大きくなって見易くなっている。私の意見が反映されてるやん。地図上の文字サイズ(通常/大/極大)を変更する機能も追加されている。

さらに、バイク用ではないがRM-XR777(2017年8月発売)では、マップ上の文字の大きさが4段階に調節できるようになっているし、私が指摘していた案内表記も大きくなっている。いいじゃん。RM-XR777って4輪自動車用で防水・防滴じゃないが、ワンセグでテレビが見られるのね。

RWCは意見をすぐに取り入れていて高感度好感度高いぞ。

あと、自分は「3D標高表示」というのは使っていないのだが、RM-XR550XLでも3D標高表示のときはあと何kmで右左折という表示が大きいので、走行中には地図を見ないから3D標高表示にするのもひとつの手だなと思った。

それから、RM-XR550XLの地図更新サービスが提供されている。X-RIDE バイク用ナビゲーション(RM-XR550XL/RM-XR550ST)地図更新について参照。

2016年10月〆の地図データに更新されるようだ。ナビ本体を送付する必要があり、費用はRM-XR550XLが ¥8,856(税込)、RM-XR550STが ¥8,424(税込)となっている。

自分の行動範囲では2016年10月〆の地図データにする必要は感じていないのだが、今回データ更新する人が少ないと次回はなくなってしまうかもしれないのが心配だ。2年に1回ぐらいでいいから6年後ぐらいまでサポートしてくれるとありがたいな。

2017年3月開通の首都高速横浜北線のデータが載っているのかは「2016年10月〆データに加えて、2017年3月までの開通前路線情報を収録しています」とあるので(http://www.rwc.co.jp/product_support/xr550xl_map.pdf参照)微妙なところだ。今回更新する人が少ないからといって次回地図データ更新なしはやめてね。2017年10月〆のデータは更新するつもりだから。

ということで、X-RIDEナビのますますの進化を期待したい。バイクに乗る人そのものが少ないなかで、バイク用に特化したナビゲーションを比較的安価に発売してくれる存在はありがたい。

ついでに希望を書いてしまうが、ナビのベースがandroidであるならば、RM-XR550XLのようにWi-Fi搭載機種はRadikoのandroidアプリなどがインストールできるようになっていれば(保証外でやってみるとできるのかもしれないが)、うれしい。ラジオを聴きながらバイクに乗れれば便利なので。


写真は記事とは関係ない。バロック神:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/125秒、シャッタースピード優先AE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

逆らえない感じ。横浜市立中央図書館のすぐそばにあった。

AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の存在意義(追記あり)2017年10月12日 00時00分00秒

キリン堂薬局(池袋):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/260秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

愛用しているAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、1997年から発売されている現行製品である。AFズームレンズの中ではかなりのロングセラーだ。1987年から1992年まで発売されていたAi AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8Sの光学系を継承するものだ。Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8Sは、1992年に距離エンコーダ搭載のAi AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8Dとなった。これは1997年まで発売された。この先行2種は1リング方式だ。ピントリングとズームリングが一緒になったMFズームレンズのような操作性・外観になっている。それをピントリングとズームリングを別にしたのが、現行のAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>だ。発売当初はAi AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D<NEW>と称されていた。

AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW> + Nikon F100

AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の後に、AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF) が1998年に発売されたが、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>と併売され、AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF) の方が先に2003年に販売終了となった。

2003年に、AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)が発売されたが、やはりAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は併売され、AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)は2009年に販売終了となった。

2009年にAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIが発売されたが、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は併売され、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II は2016年に販売終了となった。

2016年にAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRが発売されたが、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>も現行品である。

レンズ名 販売開始年 販売終了年
Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8S 1987 1992
Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D 1992 1997
AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D<NEW>) 1997 現行品
AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF) 1998 2003
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) 2003 2009
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II 2009 2016
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR 2016 現行品

前置きが長かった。1998年にAF-Sというレンズ内モーターの同スペックレンズが出てからそれらはずっと数年おきに新製品に置き換わっているが、Ai AFというボディ内モーターのAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>はずっと併売されている。

今となっては絞りリングの有無とか使えるボディの差(特に電磁絞りのEレンズ)などが大きくなっているが、1998年の時点では、ボディ内モーターを使用するレンズとレンズ内モーターを使用するレンズという2本立てだった。それ以外には機能上の差はなかった。その2本立てがずっと続いていることになる。

どうしてこのような2本立てになっているのか、いろいろ考えていた。今回D300で36万ショットも撮っていてそのほとんどをAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>で撮っているので少なく見積もってもうちのAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は30万回はシャッターを切っている。その間ピントリングも何回も往復し、ズームリングも往復している。これら可動部分も30万回以上使っているはずだ。シャッター切らないでピント合わせをしたりズームリングを動かすことも多いからもしかしたら50万回ぐらいピントリングやズームリングは往復しているかもしれない。

ところで、AF-Sレンズの超音波モーター(SWM)の寿命ってどのくらいなのだろう。30万回ぐらい平気なのだろうか。そう考えると、私のような使い方をしているアマチュアは、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>って壊れるところも少ないし、元々の値段も安いし、20年も現行品だし、酷使に耐えるよいレンズなのではないだろうか。

実は、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIが旧製品になって中古品が安くなってきているのでいいなぁと思っていたのだ。AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、AFからMFに切り替えるのにM-Aリングを操作しないといけないが、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIはフルタイムマニュアルフォーカスだから、AFでちょっと違うところにピントが来ていたらピントリングでさっと修正できる。

また、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>でオートフォーカスの可能なテレコンバーターはニコンからは出ていない。MFレンズ用のテレコンを使ってMFするしかないのである。社外品にはオートフォーカスのできるものもあり、自分もケンコー デジタルテレプラス PRO300 1.4x DGXを持っていて、F100とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>で使ってみたりしたのだが、AFが迷ったり遅くなったりすることがあった。1.5倍になるD300を手に入れてからは、ケンコー デジタルテレプラス PRO300 1.4x DGXはほとんど使わなくなってしまった。ケンコー デジタルテレプラス PRO300 1.4x DGX ニコン用(追記あり) ― 2009年09月03日参照。

ところが、AF-Sレンズの方はAFの利くニコン製のテレコンバーターがたくさん用意されているのだ。これもAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIの魅力のひとつだ。

あとは、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIには、VR(手ぶれ補正)がある。手ぶれ補正は以前AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの手ブレ補正は小型船で有効だった ― 2012年08月24日でも報告したが、どうしようもない足場の揺れが収まってきれいに撮れる魔法の道具でもある。船上だけでなく、よく歩道橋上から三脚で夜景を撮っている人をみかけるが、歩道橋って結構揺れている。そういう場合でもVRがあればきれいな夜景が撮れるのだろう。スポーツ撮影では1/1000秒といった高速シャッターを切っているので、自分の使う焦点距離では手ぶれは見あたらないが、VRはあって損はしない機能だ。これもAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIの魅力の一つ。

しかし、自分がこの6年で36万回もシャッター切っているということを知ってからは、これはAF-Sレンズだと持たないな、と思った。シンプルなAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>だからろくにメンテナンスもしないでここまで使ってこられたのだ。AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の存在意義ってそこなんだろうな。もちろん、フィルムカメラでも使えるというかニコンFマウントのカメラでAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>が使えないカメラってあったっけ?というぐらい汎用性も高く耐久性も高いレンズなのだ。いいレンズ買ったなぁ。こういうのがあるからニコンを使い続けているのだが、新規で買う人には勧めにくいのがアレだ。

【関連追記:2017年10月13日】
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW> 購入! ― 2008年04月07日
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW> その2 ― 2008年04月08日
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>のM-A切り替えリング故障 ― 2009年06月04日
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>修理完了 ― 2009年06月12日
Fotodiox 花型フードAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>用(HB-7互換) ― 2012年01月16日
Fotodiox 花型フードAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>用(HB-7互換)が届いた ― 2012年01月24日
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>のピントリング故障 ― 2012年12月09日
Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>修理完了 ― 2012年12月19日
最近のニコン駄目だな、修理したAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のズームリングがゆるい ― 2012年12月22日
Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の再修理完了 ― 2013年01月09日
流れ弾被弾でAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のM-Aリング壊れる ― 2014年04月26日
「被弾」のAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>修理完了 ― 2014年05月16日
Nikon D300とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とで遠方でピントが合わない ― 2017年09月24日
ニコン新宿SC行ってきた(その1) ― 2017年09月26日
ニコン新宿SC行ってきた(その2) ― 2017年09月27日
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障修理は無償だった ― 2017年10月10日
【関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。キリン堂薬局(池袋):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/260秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

このキリン堂薬局はバブルの頃の地上げにも耐えたのだが、老朽化のためか最近はロープで囲まれている。いつまで持つのか気になって時々撮影することにしている。できれば薬局として再生して欲しいのだが。店に入ったら伊武雅刀が「いらっしゃいませ」という薬局(笑)。

Ricoh GR + ワイコンGW-3 ― 2015年11月28日
Ricoh GRのJPEGとRAW(DNG) ― 2015年12月11日
サンワダイレクト、5,980円の35mmフィルムスキャナーを発売 ― 2011年12月13日
ニコンD300でパープルフリンジに遭遇、やっぱりフィルムだよね(笑) ― 2011年10月17日

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障修理は無償だった2017年10月10日 00時00分00秒

JR池袋駅:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/200秒、TAv AE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

荒野の故障ブログ、"Haniwaのページ"作者のblogです(泣)。

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障 ― 2017年08月20日
こんどは1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞りが故障 ― 2017年09月05日
Nikon D300とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とで遠方でピントが合わない ― 2017年09月24日
ニコン新宿SC行ってきた(その1) ― 2017年09月26日
ニコン新宿SC行ってきた(その2) ― 2017年09月27日
のつづき。

結局、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の2本のレンズを合計28,212円の見積もりで修理に出した。1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は定額修理料金で7,314円、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は20,898円(それぞれ税抜き)の修理代金見積もりだった。

それが修理から帰って来た。修理代金は合計で税抜き10,350円(税込11,178円)だった。

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は、

絞り作動不具合のため、2群部組を交換致しました。
光学系部を分解したため、レンズ位置及びピント位置を再調整致しました。

交換部品 2群部組 0円
修理料金 0円
部品代 0円
小計 0円
運送料 0円
消費税 0円
合計 0円

だった。

AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、

ズーム時作動ムラ、異音のため、調整致しました。
距離環、ズーム環作動軽いため、できる限りの調整を致しました。
AF作動点検、異常は認められませんでした。
ピント点検、後ピン傾向確認致しましたが、当該機種は仕様上、AF精度の調整ができません。ご了承ください。

修理料金 10,350円
部品代 0円
小計 0円
消費税 828円
合計 11,178円

だった。

AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の方の「距離環、ズーム環作動軽いため、できる限りの調整を致しました。」というのは、以前このレンズを修理に出した際に、戻ってきたら自重でズーミングが動くぐらいするするにされたことがあり、そうならないように上に向けてもズーミングが動かないようにとこちらが注文したため。
最近のニコン駄目だな、修理したAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のズームリングがゆるい ― 2012年12月22日参照。

今回は、ニコン新宿SCの窓口の人が、ズームリングだけでなくピントリングの方も書き足してくれたのでそちらも調整対象になっている。

結果は、ズームリングはすこし重めで自重落下もなくGood! 他方、ピントリングはM-AリングをMにするとMFニッコールのようにグリスの重みが感じられぬるっとした感触。おお、AFレンズでもここまでできるんやん。M-AリングをAにするとAFは軽く作動している。これはマニュアルフォーカスでもうまくピントが合わせられるぞ。

【追記】AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の後ピン傾向だが、ボディが正常なら許容範囲内だと思う。今まで使っていて気にならなかったから。今回D300のAFが壊れて初めておかしいと気づいた。D300Sで気になるようならAF微調節機能を使おうと思うが、たぶん何もしなくても大丈夫だと思う。暇だったらAF微調節機能使ってどのくらい後ピンなのか明らかにしてもいいけど、たぶん時間がない。【追記ここまで】

【さらに追記】よく考えたら、レンズ単体で後ピン傾向っておかしいな。AF機構がF5.6で測距したらF2.8開放では後ピン傾向とかそういうレンズの特性なら分かるが、何に対して後ピンなのかが分からないね。まともに取り合ってはいけないコメントなのかもしれない。使っていて気にならなければ問題なし。ボディとの関係で合ってなければボディ点検またはAF微調整。【さらに追記ここまで】

さて、問題は1 NIKKORである。1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り作動不良は部品まで交換しているのにどうして無料なのだ。理由はどこにも書かれていなかった。このレンズは中古で買っているし、ニコンの保証書もない。そして 1 NIKKOR レンズ「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」ご愛用のお客様へ 2015年02月03日の修理済みのものである(中古購入時から点検、修理済みマークが入っていた)。だから、修理無料になる理由がないのである。

そして、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障が無料になるんだったら、修理費見積もりが3万6千円と言われて修理を断念した1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6も無料もしくは3万6千円よりもかなり安くなるんじゃないのか?そういうところをはっきりさせて修理に出すか出さないかを決めたいからわざわざニコン新宿SCまで持って行ったのに、これじゃあ意味がない。ニコンは修理部門(鶴見)の情報がサービスセンター窓口と共有されていない。

そもそも、ニコンのwebからの修理申込みって、修理工場で見積もりとってから進行という選択肢がない。web上である程度一律に決められた見積もりに納得したら送るという形になっていて、その金額を超えることはないがそれよりも安くなることはあるというシステムだ。

このあいだ修理に出したEPSONのプリンターの修理はweb上で見積もりがあり、修理工場で分解等してもう一度見積もりがあり、そこで進行を指示して初めて修理がなされる。EPSON PX-G930プリンタをメンテに出した ― 2017年09月06日参照。

ニコンの方法だと、web上の見積もりがかなり高額に表示されたが実際にはもっと安かったあるいは無料だったという場合に、大きな賭けになる。最悪web上の見積額でも構わないという覚悟がないと修理に出せない。私の場合、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の3万6千円という修理価格はそれでも構わないという金額を超えている。中古で買った金額よりも高いからだ。だからこの修理見積金額を提示されたら多くの人は修理を躊躇するはずだ。ニコンのこの修理受付方式はおかしい。

検索したら、価格.comで1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞り動作不良で5万円の修理見積もりを提示された人もいるようだ。ちょっと検索した限りでは、実際に1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞り動作不良を修理していくら掛かったという報告は見つからなかった。故障した、見積もりいくらだったという報告は見つかるが。多くの人は修理を断念しているんじゃないのか。

ニコンは、なるべく点検しない分解しない何も考えずに部品交換にしたいという感じだ。

ちなみに、よそ様のブログでこういうのを見つけた。

私の方の修理ですが、前回修理から半年は保障期間なんで無償修理で対応、修理センターに送られるのですが、ここで重大な事実を知ったのです。Σ(゚д゚lll)

修理を依頼すると10日以内で修理を終えて戻ってくるのですが、この方法は修理優先で、故障の原因は調べないそうです。そうなんです。とりあえず部品交換しただけだったのです。考えたら当然の方法なんでしょうが、これで、3回目といわれても原因分かってないんだから、3回も4回もありえますよね。

そこで今回は時間は通常修理より要するのですが、故障の原因を調べ、一旦、この時点で電話連絡あり状況を報告して、それから修理に入る方法を取ってくれる事になりました。

三度目の1 NIKKOR VR 10-30mmレンズの故障(応援します!北海道コンサドーレ札幌)

ニコンは故障原因調べずに修理しているのか。そりゃ再発するわな。原因調べない上に、もしその故障部品をそのまま破棄とかして開発にフィードバックしていなかったら、次の製品も同じ故障を抱えることになる。ニコンの修理部門はアウトソーシングしているようなので、ここらへんはあやしいなぁ。1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は発売後かなり早い時期から故障が出ているのに、後から発売された1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6でも同じ故障が出ているのがそれを物語っているのではないか。

あと、「故障の原因を調べ、一旦、この時点で電話連絡あり状況を報告して、それから修理に入る方法」というのがあるのなら、工場で開けて見積もってから修理に入る方法も実施してくれ。

たしか、京セラCONTAX G1を修理に出したときは、岡谷の工場から見積金額の書かれたFAXが届いて修理進行するかどうかきいてきた。CONTAX G1を京セラに修理に出した ― 2010年08月27日参照。このやり方の方が手間は掛かるが、消費者は賭けをしなくて済む。

ニコンのweb上の見積もりがもっと精緻なのならばまだいいが、修理費が3万6千円だと5万円だとか高額で大まかな見積もりはリスキーだ。壊れた製品もニコンに戻ってこないから、巷でどんな故障が起っているのかニコンは把握できないことになる。たとえ結果的に修理を断念しても一回はニコンが現象を確認している場合と、web上のアバウトな見積もりで修理断念してしまう場合とでは、大違いだ。ニコンはこれからも製品不具合を頻発するのではないかと思った。無料で修理すればいいってものではない。そういう発想がニコン新宿SC行ってきた(その1) ― 2017年09月26日冒頭のD600おじさんのような静かなしかし腹の底から湧き起こる怒りを招くのだ。このおじさんは周囲の人にもニコンのカメラは買うなと言うに違いないし、私は1 NIKKORは絞りがすぐに壊れるから買ってはいけないと伝道しまくる。そしてニコンには故障の情報がなかなかフィードバックされないから対策は後手に回り対策費用は膨れあがる。信用は落ちる。いい加減に気づけよニコン。修理の体制に問題があるんだよ。点検まで有料にしてしまい、工場での見積もり進行方式はとらない、もう故障しても情報を持ってきてくれる人はいない。黙って人は離れていく。


写真は記事とは関係ない。JR池袋駅:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/200秒、TAv AE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

RAWでも撮っていたので、東武乗り入れの特急スペーシアが露出オーバーで手前の湘南新宿ライン側が暗いので輝度差を調整しようと思った。ところが、SILKYPIX Developer Studio 3.0 LEもAdobe Photoshop Elements 5.0や6.0にはトーンカーブの調整ツールがないのでうまく調整できない。オマケのソフトってそういう一番重要なところを省いちゃうのね。RAW撮影の意味がない。ファイル容量の無駄。ということでJPEG撮って出し。

結局D300Sを手に入れた2017年10月03日 00時00分00秒

Nikon D300(左)とD300S + Ai AF Nikkor 50mm f1.4D(右)

しばらく更新がなくてすまんです。

AFがずれるようになったNikon D300の後釜にD300Sを購入した。皆様アドバイスありがとうございました。

D500が買えればよかったのだが、財布の事情等もあり、一番安くて壊れたときにまだ修理可能な連写機ということでD300Sにした。D300とアクセサリーは共通で使い勝手もほとんど同じだし。

某中野の中古カメラ屋さんで買うときは、自分はAB+以上のものを選ぶようにしているのだが、先週後半からD300sはABランクのものしかなかった。そのなかからいい奴を選ぶしかないなと出かけて何台もあるD300Sの中から、程度のよさそうな2台をショーケースから出してもらって点検した。

1台の方は、7コマ/秒で軽快に連写ができる。おお、やっぱりMB-D10なしのD300の6コマ/秒よりもちょっと速いな。

もう1台の方は、シャッターを切るとパコッといってミラーが戻る気配がない。あれ?なんだMモードになっていてバルブになってるやん。Aモードにする。カシャカシャカシャと連写するのだが、ほんのちょっと連写が引っかかる感じがある。よく見たらISO-AUTOになっている。ISOを200固定にする。カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ。うん、大丈夫だ。オートフォーカスは?ん?なんだこれ?設定を見たら51点3Dトラッキングになっている。シングルポイントモードにする。ああ大丈夫。ちゃんと狙ったポイントにAFが合う。

さてどっちにするかなぁ。どちらもグリップのゴム部分は新品同様という感じではないが、ゴムの模様の凹部にほんの少し汚れがある。まあABランクだからね。マウント部はどちらもレンズ交換を頻繁にしたという感じはない。シリアルナンバーは数百番しか違わない。ほぼ同時期に作られた物ですな。あとはキズなどは見あたらないきれいな方のABランクだ。

しかし、よくみると、最初に点検した方はゴムのグリップの端の細い隙間に白いものがところどころ見える。姉妹機のD300を酷使した経験では、この白いのって手垢の場合もあるんだけれども、マグネシウム合金の腐食の場合もあるんだよね。もう1台のモードが色々変に設定してあった方は、ゴムのグリップの境目の細い隙間にゴミも挟まっておらずきれいだ。これは設定が色々変にしてあった方があきらかに使用歴がすくなそうだ。こっちにしよう。

持ち帰って色々試してみるが特に問題はなさそう。JpegAnalyzerというソフトウェアで総レリーズ数をチェックしてみる。8232回。まじですか。本当に8000回しかレリーズしていないのか。そういえば撮った画像のファイル名も連番モードでDSC-8073.jpgとかだ。この数字の差は空シャッター切った回数か別のファイル名のモードで撮ったかなのだろう。おそらく本当に8000回程度しかシャッター切ってない個体のようだ。

そう思って各部をみるとかなりきれいだ。じゃ、なんでAB+とかじゃないんだろう?唯一BM-8というモニターカバーに横キズがついているのが判定のポイントなのだろうか。BM-8はまだ新品で買えるし、実は新品のBM-8を予備で1個持っている。D300と共通パーツで、D300のモニターカバーのキズが気になったときに買ったのだが、傷だらけでも使用上の問題がないので(ほとんどを光学ファインダーで撮影するから)、予備のまま保管していた。まあ中古カメラ店の判定基準はよく分からないが、程度のよい個体を買ったようだ。

Nikon D300Sファームアップ

あと、ファームウェアは、1つ前の1.01のままだったので、ニコンのサイトからダウンロードして1.02にした。D300S用ファームウェア(2013年5月21日ダウンロード開始)

ピクチャーコントロールは「ポートレート」を愛用していたので、これもダウンロードしてカメラに登録した。これのやり方が分かりにくかった。ポートレートを追加する場合、ニコンのオプションピクチャーコントロール ダウンロードからD300S用のP-OPCPT-D300S-V100W.exeをダウンロードする。これをWindows上で実行すると、Nikonというフォルダが作られ、その中にD300S_PT.NOPというのが作られる。「風景」の場合も同様にP-OPCLS-D300S-V100W.exeをダウンロードしてNikonフォルダの中にD300S_LS.NOPができる。これを、CFカードかSDカードにNikonフォルダごとコピーしてそのCFなりSDカードなりをD300Sに挿入する。Nikonフォルダごと移すことと、CFやSDカードの最上階層にコピーすることがポイント。D300Sの撮影メニューのカスタムピクチャーコントロールのところから登録する。なお、D300にはD2Xモードがあったが、D300Sにはない。D2Xモードはよいという人が当時結構多かったので使ってみたが、自分はポートレートの方が気に入ったのでなくても特に困らない。ちなみにD300ではポートレートの規定値から輪郭強調を一つマイナス側にコントラストも一つマイナス側にして使っていたので、D300Sでも同じように設定した。

ピクチャーコントロール「ポートレート」のよいところは、彩度が高くなくすっきりとしたフジのアスティア(フィルム)のような感じなので使っている。基本はナチュラルニュートラルと違わないようだが、人物の顔色がよく見えるように若干の調整がなされているようだ。このピクチャーコントロール「ポートレート」は、日中の日向で屋外スポーツを撮っていると、日影の部分が潰れなくて顔もよく写るので使っている。派手な色のユニフォームの場合でも飽和しないので、そこだけ浮いた感じもしない。それでポートレート撮影でもないのにポートレートを使っている。

さっそく先週末に某スポーツ撮影に投入した。レンズは、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>が修理中なので、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dを使った。MB-D10にEN-EL4aを入れて使うとなんだかいつもよりも妙に軽くて調子が違う。EN-EL4aとBL-3を買ってからAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dの組み合わせで使うのは初めてかも。慣れるまで望遠端でブレそうな感じだった。古いレンズはズームリングが手前にあるので、安定させにくいのである。

撮影結果は、よい。D300SはD300と写りは全く同じだという話なんだが、なんかAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dの望遠端の解像がよくなったような感じを受ける。AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6DはF100とネガフィルムでも使っていたが、200mm以降の望遠端で少しずつ解像が落ちてくるので、重くてもAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>使う意味があったのだが、晴れてたらAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dでもよいと思わせる撮影結果だった。なんだろうね。このD300Sの方が、F100やD300よりもAFのピントがよく合っているのかもしれない。

あと、AFロックオンはD300では「弱め」にしていたのだが、D300Sでは「弱め」だとAFが反応するのに少し時間が掛かるような気がしたので、現場でAFロックオン「しない」にした。

あと、撮影していて気になったのは、ポストビューがオンになっていて、連写すると覗いているファインダーの下で液晶モニターに撮影画像がピカピカ写っていてなんか気になる。撮影中にメニューで「カスタムメニュー」の「c4液晶モニターのパワーオフ時間」の「撮影直後の画像確認」というところをみたが、4秒・10秒・20秒・1分・5分・10分とあって「なし」がない。自分はD300で一回も撮影直後の画像確認(ポストビュー)を有効にしたことがないのでどこに設定があるのかわからなかった。帰宅してから探したら、「撮影メニュー」じゃなくて「再生メニュー」に「撮影直後の画像確認」という項目があり、ここで「しない」にできた。

D300とD300Sには細かな違いが若干あるのだが、それはまた別途書きたい。

【追記】D300Sの「S」って、最初小文字の「s」だと思ってたので「D300s」と書いてたら、リンク先のニコンのダウンロードページでことごとく「D300S」って大文字で書いてあるので「D300S」に書き直してからアップした。しかし、よくよく見ると、カメラ本体にはD300sって小文字の「s」になってるやん。どっちやねん。

ニコン新宿SC行ってきた(その2)2017年09月27日 00時00分00秒

新宿エルタワー28階(その2):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/320秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

↑【写真上】 【写真下】↓

新宿エルタワー28階(その2):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/320秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、スポットAF、SILKYPIX Developer Studio 3.0 LEでDNGから現像(AWB:マニュアル、フィルム調K、+1/3補正)

荒野の故障ブログ、"Haniwaのページ"作者のblogです(泣)。

ニコン新宿SC行ってきた(その1)のつづき。

1 NIKKORの修理は、1本は依頼し、もう1本は修理費が高いので断念することにした。そしてNikon D300とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とで遠方でピントが合わない ― 2017年09月24日の件。

レンズのAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、AF-Sタイプの点検料が3千円超のところ、Ai AFタイプは点検料が700円超なので、その点検を勧められた。ただ、ズームリングのグリスが抜け気味だったので、点検とグリス抜け修理を依頼してきた。点検のみの場合は即日で完了とのことだった。預かり修理の場合は2週間なので、自分の場合は1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6とともに2週間後に宅配便のコレクト便で配達してもらうことにした。

AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のグリス抜け修理と点検は、技術料が10,350円で部品代が9,000円に消費税1,548円の合計20,898円(プレミアム会員価格)となった。

問題は、D300のほうである。これも点検料は3000円超なのだが、窓口の人は「点検して故障箇所が分かっても、D300は一切修理できないので点検しても意味がない」という。D300は修理箇所によっては修理する機種ではなく、もう一切修理は受け付けないという機種になっているようだ。仕方ないので、家に帰って自分で点検することにした。

D300sの方の修理はいつまでですか?と聞くと、D300sの修理受付終了時期は決まっていないという。ただし、D300sは一部部品が払底しているので、払底している部品に関係する修理はできないという。それはD700と同じだという。

D300はもう修理部品保有製品一覧表(ニコン)には載っていない。D300sは載っている。D700は載っていない。

D700は、製造終了後7年ということであれば2018年10月頃に修理受付終了のはずなのだが、もう修理部品保有製品一覧表からは外されている。しかし、修理部品のあるものはまだ修理可能という状態。D300sは修理部品保有製品一覧表載っているが、一部部品は払底している、と。これ、修理部品保有製品一覧表に載る載らないの基準はなんなのだろう?ある程度以上部品の払底が進むと一覧から外してしまうんだろうか。

さて、ニコンで点検してもらうつもりだったD300を持って帰って、室内でオートフォーカスの点検をしてみた。1.5mぐらい先にペットボトルを置いてAFでピントを合わせてみた。レンズはAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dだ。レンズの最短撮影距離付近だ。

そうすると、近距離でも微妙に後ピンであることがわかった。先週末にAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>で撮った30m以上先の被写体の場合は場合によっては1m以上後ピンだった。普通は近距離では被写界深度は浅く、遠距離では被写界深度は深いので、この結果と逆になるはずなのだが、ともかく後ピンであることは間違いない。マニュアルフォーカスでフォーカスエイドを確認してみると、マニュアルフォーカスで撮影した結果はジャストのピントだが、フォーカスエイドでの合焦マークは点かない。合焦マークの点くところで撮影するとAFの場合と同じく後ピン。要するにAF機構がずれているがファインダーで確認した合焦は合っているということ。これはマニュアルフォーカス専用機にするしかないなぁ。

それで、マニュアルフォーカスだとスポーツ撮影でやや難しい。というのは、所有のズームレンズはAi AFタイプでズームリングとピントリングは別の2リング式だ。某スポーツ撮影ではズーミングは多用していて、ズーミングしてからフォーカシングしていたのでは撮影チャンスを逃す。また、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、M-Aリングありのタイプだが、これのマニュアルフォーカスは決してやりやすいものではない。まだAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6DのMFの方がマシ。

まあボディを買うしかないよなぁ。久々にD300の総撮影枚数を確認したら、なんと36万枚!2013年にシャッター駆動部を交換しているのだが(Nikon D300、「ミラーアップ」で「入院」 ― 2013年04月30日参照)、そのときは12万枚だったので4年で24万枚撮ったことになる(総撮影枚数は引き継がれている)。これはもう寿命だなぁ。そのうちのほとんどをAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>で撮影している。AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>長持ちだなぁ。これはもう1台カメラ買うしかないでしょう。【追記】D300を中古で買ったときは総撮影枚数が2万5千枚だったので、そこから6年で34万枚ぐらい撮ったことになる。いやーD300ちゃん、かわいがられていないのに本当によく頑張ったなぁ。Nikon D300ゲット! ― 2011年10月06日参照。【追記ここまで】

さて、次のカメラ候補は、安い順に
1.D300
2.D300s
3.D700
4.D600
5.D610
6.D3
7.D750
8.D500
という感じか。これ以上は予算的に苦しい(泣)。

D300を買うのは、安いしアクセサリー類もそのまま使えるので、もう修理できないという点を除けば悪くない選択だ。

修理できた方がよいのであれば、D300sという選択もある。写りはD300と同じだが、若干の改良点がある。

ただ、そこまでお金を出すのならばD700買うということも視野に入ってくる。D300Sとは価格差があるのだが、D700もアクセサリー類(MB-D10やBL-3やEn-EL4aなど)が共通で使える。ただ、D700はあと1年ぐらいで完全に修理を断られる機種なので、いまさら買う機種なのかという気はする。D700やDf系の写りは好みなのだが。ようするにフラッグシップ系と同じ写りのものが好みなのだ。ただ、D700は古い機種なのに中古価格はあまり下がっていない。この辺が35mmフルサイズの価格底値なのだろうか。

D600は新しい機種なのに、安いのでそそる。連写は5.5コマ/秒だが、F100もそうだったので、これでスポーツが撮れないわけではない。しかし、例のゴミ写り込み問題が深刻なので、ちょっと躊躇してしまう。

ならばD610ですな。これはゴミ写り込み問題の対策以外はほとんどD600と同じ。しかも現行機。

D3の中古は、安いものはかなりボロボロだし、バッファメモリの増設をしていないものが多い。ただ、フラッグシップなのでレスポンスなど中級機とは格が違う。ゴミ取り機構がないことや大きくて重いなどのデメリットもある。これは購入時に個体を慎重に選ぶ必要がある。

D750は、ねぇ。あのボディ構造があんまり好きじゃないんだよねぇ。それだったらD600/610でいいと思ってしまう。D600/610よりもAF性能はよいらしいが。

D500、いいカメラですなぁ。D300から買い換えるのならD500でしょう。しかし、私ゃDXフォーマットは嫌なんですよ。お金がなくて仕方なく使っているので、高いお金を出してまたDXフォーマットを使うのは嫌なんだよぅ。今なぜか中古カメラ店にはD500の中古がずらっと並んでいる。D850に乗り換えたんだろうか。スポーツ撮るのに専念するのならD500はよい選択だとは思うのだが。

なお、D850は、相当予算オーバーだ(泣)。しかもコマ速をアップするために買うアクセサリーの価格も高い。

あとDfがD700みたいな普通の操作系であれば購入対象になってたろうなぁ。スポーツ撮るのにあんなMFカメラみたいな操作系は必要ない。新しいカメラなのに動画も撮れないのもなんだかなぁと思う。写りはD4系で好きなんだが。D700の後継に当たるべきはずが逸れてしまったものと捉えている。

まあD4の中古とか買えればよいんだけれどもねぇ…(泣)。

【追記】D700の中古にしようかと傾いてきているのは上の記述をみればおわかりだと思う。しかし、冷静に考えると酷使するのが分かっているのに現状で一番安いFX機だからといってあと1年で修理できない機種に何万もお金掛けるのは賢い選択とはいえないですなぁ。まだまだスポーツを撮ることが多いので、D300かD300sかD500かを考えるべきのような気がしてきた。

とくにD500はD700の程度のよい個体2台分で中古が買え、さらに数万足すと新品が買える値段なので、今後のサポートや最新性能を考えると高くはない気がしてきた。しかもD500はバッテリーグリップなしで10コマ/秒なのだ。D300発売時よりも親切やん。うーむ。【追記ここまで】

【関連追記:2017年10月10日】
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障修理は無償だった ― 2017年10月10日


【写真上】新宿エルタワー28階(その2):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/320秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

ニコン新宿SC行ってきた(その1) ― 2017年09月26日と同じ場所から(少し左側を撮っている)撮ったもの。

GRの方がガラスの色味に影響されている。少し黄色っぽいのはガラスのせい。Nikon 1 V1の方がそこは補正されている。GRの方が見たとおりの色に近いとも言える。Nikon 1 V1の撮影時と上空の雲の位置が違うので陽の当たっている場所が違うから、ほかの部分は比較にならないかもしれない。撮影時間は1分も違わないのだが。

【追記】
色味があんまり好みじゃないので、SILKYPIX Developer Studio 3.0 LEでDNGから現像した画像もアップしておく(写真下)。GR Digitalの初代っぽい感じ。

【写真下】新宿エルタワー28階(その2):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/320秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、スポットAF、SILKYPIX Developer Studio 3.0 LEでDNGから現像(AWB:マニュアル、フィルム調K、+1/3補正)

ニコン新宿SC行ってきた(その1)2017年09月26日 00時00分00秒

新宿エルタワー28階:Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、10mm(35mm版27mm相当)、F3.2、プログラムAE(1/640秒)、ISO100(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

「最初からこのカメラは欠陥商品なんですよ。」
「修理したら直るというから修理したのにまったく直っていないじゃないですか。」
「こんな欠陥商品を出して…」
「こんなカメラ使えないですよ。」

定年までデスクワークで勤め上げた感じの真面目そうな60歳代前半の男性がカメラを前にして淡々と苦情を言っている。声は普通の音量で、興奮することなく淡々と。

ニコンの新宿SCに行って受付番号発券機に近づいたらいきなり冒頭の言葉が聞こえてきた。

どうやらD600の件らしい。SC側の人が代替え機を出すと言っているが「どのカメラも埃が入らないというわけではありませんから」「撮影された写真についての補償はできかねますので」などと言っている(註:ユーザーがそのような要求をしたから言っているのではなく、そう念押しするように決まっているから言っている感じ)。ニコンデジタル一眼レフカメラ D600ご愛用のお客様へ(2013年02月22日)参照。あの問題、まだ引きずっているのか。とっととD610に交換したんじゃないんだ。撮影した写真に何度もゴミが写っているというのは、撮影結果に直接影響する重大な問題だから、このお方が怒るのはよくわかる。しかし、もう4年も経つのにまだトラブルになっているとは。ニコンってかつては撮影結果に直結するような故障はできるだけ避けるという設計思想があったんだけどなぁ。Nikon F3の緊急シャッターとかNikon F5のシャッターモニターとか。ああそうだ、D600の話じゃなかった。

いきなりどよーんとした雰囲気の新宿SCに投げ込まれた私だが、今日は、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障 ― 2017年08月20日こんどは1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞りが故障 ― 2017年09月05日Nikon D300とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とで遠方でピントが合わない ― 2017年09月24日の件で、3本のレンズと1台のボディ(予備にNikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8も持参。ほかにRicoh GR)をもって修理の相談に来たのだ。

まず、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6については一律修理料金で故障内容にかかわらず7,314円(税込・プレミアム会員価格)なので、これは修理をお願いした。

1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6は、web上の見積もりだと絞り故障という項目がなく33,500円(税込・プレミアム会員価格)もするので、サービスセンターの方の見積もりだといくらになるのかで修理するかしないかを決めることにした。サービスセンターの見積もりでも、PC上の見積もりだが3万6千円(おそらくプレミアム会員割引前の修理価格だろう)するという。

1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6は27mmから270mmまでカバーする手ぶれ補正付きの便利なズームレンズで、スポーツ撮影のときのサブによく使っていたのだが、修理料金に3万円以上も出して直す気にはならないので、残念だが修理はしないことにした。自分は修理料金が高くても直して使い続けるのが信条だったのだが、こんな短期間でまた壊れそうな物に3万も出す気はしないので、修理しないという珍しい決断となった。

この1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の見積もりに関しては、現物を確認したり点検することなく、単に絞りが作動しないということだけでPC上で検索していた。以前のサービスセンターだったら、裏に持って行って作動させたり何かのチェックシステムで点検したりして故障箇所を特定した上で見積もりをしていたのだが、PC上の見積もりだとwebで一般人が利用できる見積もりと同じシステムなのかもしれない。今のニコンのサービスセンターにはなにかできるだけ修理を諦めさせるような方向に持って行く感じがある。

というのも、以前のニコンのサービスセンター(SC)では、カメラレンズの点検は無料で、まずは裏に持って行って故障箇所を特定するというスタンスだったのが、いつの間にか点検が有料になっていてなるべく点検せずに済まそうというシステムになっていたからだ。だからSCに直接持って行く意味はほとんどなく、結局修理センターではじめて製品を分解して故障箇所を特定することになる。冒頭のようにニコンに直接文句を言いたい人以外には持ち込みのメリットはないのかもしれない。まあ言っている相手の人は派遣会社から派遣されている人らしいのだが。

以前のニコンだと、「ちゃんと写らない」というような漠然とした相談にも「まずはカメラ・レンズを点検させてください」というスタンスだった。私がNikon F3の点検に持って行った際には、ほかに使用上の不具合は一切なかったにもかかわらず、「長期間メンテナンスがなされていないようなので、できるだけはやくオーバーホールされることをお勧めします」と言われた。不具合が出るのをユーザーよりも先に察知して、撮影上のトラブルを事前に回避しようというニコンらしい対応だった。

もうニコンはかつてのニコンとはさらに全然違う会社になったんだなぁと思った。技術者優位の会社だったのが、いろんなところでコスト削減、壊れようがなにしようがとっとと新しいカメラ買ってくれという会社になってしまったようだ。

そもそも、こういう買い換える決断をする前に修理の相談をするというユーザーは、どこが壊れやすいのかどういう使われ方をしているのか、ユーザーの要望や不満はどこにあるのかなど、情報の宝庫なのだと思うのだが、高い見積額で修理を諦めさせ故障した製品をみることもなく実質上追い返してしまうような対応は相当損をしていると思うのだが。プロサービスの方で故障情報は把握しているからお前らみたいな素人の故障情報なんか要らんということか。こういう方向性は、メーカーに様々な情報がフィードバックされないから今後も同じような故障や不良を連発することにつながる。コストを削減したつもりで結局莫大なコストが掛かる結果につながる。長い目で見てユーザー離れ、カメラ離れを起こさせると思う。

あと、1 NIKKORレンズについては、同じ故障箇所である可能性が高いにもかかわらず、片方は一律料金8千円弱での修理、もう片方は一眼レフ用のレンズに比べてもかなり高額な3万6千円の修理料金であることも要注意だと思う。

1 NIKKORレンズは、買うなら均一修理料金のものに限った方がいいということだ。特に絞り作動機構とズーミングで動くフレキ基板が二大ウィークポイントなので、壊れやすいことを納得の上で買う必要がある。1 NIKKORで一律修理料金のものは以下の通り。

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 ¥7,524(税別)
1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6 ¥7,524(税別)
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM ¥7,905(税別)
1 NIKKOR 10mm f/2.8 ¥7,905(税別)
1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 ¥7,905(税別)
1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6  ¥7,905(税別)
一律料金対象一覧(ニコン)

1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6や1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6といったNikon 1システムでの魅力的なレンズは修理料金が高い可能性があるので要注意である。自分が気に入っていた高倍率ズーム1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6も。

長くなったので、Nikon D300とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とで遠方でピントが合わない ― 2017年09月24日の修理依頼については別記事にしたい。

【関連追記:2017年9月27日】ニコン新宿SC行ってきた(その2) ― 2017年09月27日【関連追記ここまで】

【関連追記:2017年10月10日】
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障修理は無償だった ― 2017年10月10日


新宿エルタワー28階:Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、10mm(35mm版27mm相当)、F3.2、プログラムAE(1/640秒)、ISO100(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

Nikon 1 V1は、GRに比べてやや明るめに写る。遠景を考慮するともう少し露出を落としてもいいように思う。JPEG撮って出し(リサイズのみ)。

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