ScanSnap SV600にサンワサプライ400-MA179フットペダル2024年03月15日 00時00分00秒

サンワサプライ400-MA179フットペダル

本などの綴じた書類をスキャンするのに大活躍しているPFUのScanSnap SV600(オーバーヘッドスキャナ)なのだが、スキャン開始ボタンがスキャナの根本にあって、両手で本を押さえているときにスキャン開始ボタンを押しづらい。そういうときのために、一定時間ごとにスキャン動作するモードとか、ページめくりを検知してスキャンといったモードがあるのだが、自分でスキャンタイミングを選びたい。さらにそういうときのために、フットボタンが別売されているのであった。
リモートコントローラーソフトタイプ(SV600専用) RC-10S
リモートコントローラーハードタイプ(SV600専用) RC-10H
ScanSnap オプション

ところが、このリモートコントローラーソフトタイプ(SV600専用) RC-10Sやリモートコントローラーハードタイプ(SV600専用) RC-10Hは、税込16,500円もするのだ。しかも、ScanSnap SV600のスキャン開始にしか対応していない。具体的にいうと、これらの専用リモートコントローラーは、「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F1」キーを押したのと同じ信号を送ることしか出来ないのだ。それで、便利そうなのだがちょっと買うのを躊躇していた。

そうしたら、サンワサプライ、足でPCを操作できる3ボタンのUSBフットペダル(PC Watch 宇都宮 充 2024年3月6日 16:47)という記事を見つけた。

サンワサプライ株式会社は、好きなキーを割り当てられるUSBフットペダル「400-MA179」を直販にて発売した。価格は5,280円。

400-MA179は、各ペダルに好きなキーやショートカットなどを割り当てることで、足でPCの操作をできるようにするデバイス。設定は本体の内蔵メモリに記憶されるため、一度設定すれば専用ドライバが入っていないPCに接続しても同じように使える。

本体サイズは375×140×48mm、重量は342g。接続はUSB Type-Aで、ケーブル長は約1.95m。

これはよさそうだ。ペダルが3つあるのもよいし、プログラマブルなのもよい。値段も1/3ぐらいだし。

問題は、サンワサプライ400-MA179がScanSnap SV600で動くのか、だ。

ScanSnapよくある質問に、市販のリモートコントローラー(フットペダル)を使用して、読み取ることはできますか?にという項目があった。

ショートカットキー(キーボードショートカット)の変換に対応したリモートコントローラー(フットペダル)を使用して、SV600 の読み取り操作が可能です。

設定可能なショートカットキーは、以下のとおりです。

キー操作 目的 ScanSnap のボタン割り当て
「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F1」キー 読み取り開始 ScanSnap の[Scan]ボタンを押す
「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F2」キー 読み取り終了 ScanSnap の[Stop]ボタンを押す
「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F3」キー(ページめくり自動検出有効) 本 / 雑誌の読み取り開始 ScanSnap の[Scan]ボタンを 2秒以上長押し

本機能を使用するには、ScanSnap Manager(Windows®専用)を最新版(V6.2L13以降)にアップデート(※引用者)してください。

本機能を使用するには、ショートカットキーの変換に対応したリモートコントローラーが別途必要です。

リモートコントローラーの設定や操作方法については、使用しているリモートコントローラーのマニュアルを参照してください。

動作確認済みリモートコントローラー(フットペダル)

メーカー :有限会社 ルートアール
RI-FP3BK(3ペダル品)
RI-FP1BK(1ペダル品)

PFUダイレクトでも、リモートコントローラーを販売しています。

ScanSnap Managerは古いアプリで、いまはScanSnap Homeが推奨されている。引用中のリンク先はPFUがリコーに買収される前の富士通のドメインになっているがそのままとした(直前のリンクはリコー買収後の現在のScanSnap Managerのサイト)。いまからSV600買う人はScanSnap Homeをインストールすることで問題なくフットペダルが使える。

検索すると、有限会社 ルートアールのRI-FP3BK(3ペダル品)というのが、サンワサプライ400-MA179とそっくりだ。

そうすると、残りの問題はScanSnap SV600は「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F1」キーと4つもキーを登録する必要があるが、サンワサプライ400-MA179はキーを何個まで登録できるのか、だ。

品番:400-MA179 USBフットペダルスイッチ(400-MA179)取扱説明書 Ver.1.1 更新日:2023-12-27を見ると、

設定したキーボードの機能を同時に押しショートカット機能等を割付けすることができます。
例:「Ctrl+C」や「Ctrl+V」等のショートカット機能を割付けることができます。
同時に割付けることのできる文字や機能は6個まで割付け可能です。

とある。6個まで割り当てられるのなら、キー4個分のScanSnap SV600の「読み取り開始」などの割り付けは可能だ。

さっそく注文して届いた。PCにプログラマブルキーボード用ドライバ をインストールして、400-MA179の右ペダルに「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F1」キー(読み取り開始)を、中央のペダルに「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F2」キー(読み取り終了)、左のペダルに「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F3」キー(ページめくり自動検出有効)(本 / 雑誌の読み取り開始 )を割り当ててみた。

結果は、ScanSnap SV600とサンワサプライ400-MA179で、スキャン開始や終了ができて、本/雑誌の自動めくり機能も作動した。これはスキャンが捗る。

なお、ScanSnap SV600で本を両手で押さえると指が写るがそれはどうするのかというと、無地の部分を押さえた場合には、あとでScanSnap Homeというソフトで指部分を周囲と同じ色で置き換える機能があるので簡単に指が消せる。なお、税込16,500円もするScanSnap ブックプレッサー (SV600専用) BP600も買って持っているが、部屋の照明が映り込むので電気を消してスキャンしなければならずストレスなので、よっぽど反っている原稿やしわくちゃになった原稿でない限りは指で押さえた方がよい。

なお、サンワサプライ400-MA179はただのUSBスイッチなので、ON/OFFしかない。レーシングゲームのアクセルやブレーキのように踏み込み量に応じて値が変わるといったものではないので、そういう用途には別の製品を選ぶべきだ。また、説明書に「※「Ctrl」キー、「Alt」キー、「Shift」キーは単体では割付けができません。他のキーと組み合わせることにより割付できます。」とあるのは誤りで、「Ctrl」キー、「Alt」キー、「Shift」キーは単体で割り付け可能だということだ。
https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-MA179からhttps://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/ItemImage/400-MA179/400-MA179_12.jpg参照。

サンワサプライ400-MA179とScanSnap SV600でスキャンが捗る。

【関連】
オーバーヘッドスキャナ富士通PFU ScanSnap SV600購入 ― 2021年08月10日

Garmin Smartphone LinkにGoogleマップから位置情報共有が復活2024年03月14日 11時00分00秒

スクワール麹町・フルートを奏でる女性と聞き耳を立てる猫のブロンズ像。(東京・四谷):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6 絞り優先AE、1/30秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(8320K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし

バイク用ナビゲーションシステムのGarmin Zumo 396を買ったらすぐに販売終了になってしまった件は既に書いた。
Garmin バイク用ナビZumo396は広くて深い沼だった(泣)【追記あり】 ― 2023年11月22日

Garmin Zumo 396は色々できてすごいナビなのだが、世界中の地図に対応していたり色々できる反面、ナビ自体の検索機能はお粗末だった。なにせ日本地図で日本の道路の峠名がナビの検索機能でほとんど見つからない。

それを補うのが、スマホのGarmin Smartphone Linkというアプリだった。ただ、Garmin Smartphone Link自体は検索がナビ本体よりももっとできなかった(泣)。

さらにそれを補うのが、Googleマップで検索した場所をGarmin Smartphone Linkに「共有」し、Garmin Smartphone LinkはBluetoothでZumo396に飛ばせる機能なのである。

ところが2023年10月にZumo396を買った時点では、Garmin Smartphone Linkはandroid13に対応しておらず、インストールできなかった(android13のスマホでGarmin Smartphone LinkをGooglePlayで検索しても出てこない)。

それが、2023年10月29日にGarmin Smartphone Linkがアップデートしてandroisd13でもGoogle Playに出てくるようになった。

しかし、2023年の夏頃から、Googleマップの位置情報をGarmin Smartphone Linkに共有できなくなっていた。全然違う位置がGarmin Smartphone Linkに表示されたり、「バックグラウンドでGarmin Smartphone Linkが繰り返し○○しています」とか表示されたりしていた。

せっかくandroid13でもGarmin Smartphone Linkが使えるようになっても、肝心のGoogleマップの位置情報をGarmin Smartphone Linkに伝えられないのは使い勝手が悪い。結局Googleマップで検索して見つけた位置を、Garmin Smartphone Link内の地図で同じ場所を表示させて、それをZumo396にBluetoothで飛ばしていた。

ところが、Googleマップ バージョン11.118.0101更新日2024年2月28日になってから、Garmin Smartphone Link バージョン2.7.1 更新日2023年10月29日に位置情報が共有できるようになっているのだ。これでGoogleマップで検索した位置をGarmin Smartphone Link経由でZumo396に飛ばせる。従来Zumoユーザーが便利だと仰っていた機能が、Zumo396購入後5か月でやっと実現した。やっぱりGoogleマップ側の問題だったのだ。

Googleマップで「我楽多屋」さんを検索

↑Googleマップで「我楽多屋」さんを検索

Googleマップで検索した「我楽多屋」さんの位置情報をGarmin Smartphone Linkで共有したところ

↑Googleマップで検索した「我楽多屋」さんの位置情報をGarmin Smartphone Linkで共有したところ

Garmin Smartphone LinkからZumo396に「我楽多屋」さんの位置情報を送信して表示させたところ

↑Garmin Smartphone LinkからZumo396に「我楽多屋」さんの位置情報を送信して表示させたところ

これでいろいろな場所をGoogleマップで検索して、Garmin Smartphone Link経由でZumo396に飛ばして、案内させることができる。よかった。
【追記】GoogleマップとGarmin Smartphone LinkのスクリーンショットとZumo396の画面の3枚の写真を追加した。【追記ここまで】


トップの写真は記事とは関係ない。
スクワール麹町・フルートを奏でる女性と聞き耳を立てる猫のブロンズ像。(東京・四谷):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6 絞り優先AE、1/30秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(8320K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)を使うときは、ピーキング表示を当てにしてはいけない。これとは別のカットで、ピーキングに頼って撮って、PCに移してから確認したら、前ピンでどこにもピントが合ってないものがあった(泣)。これじゃCONTAX G1と同じじゃないか(泣)。ちゃんと拡大機能を使ってピントを確認しないといけない。Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)には距離指標もないので。【追記】この作例もなんかピントが甘いような気がしてきた(泣)。【追記ここまで】

生産が追いつかず「RICOH GR III」シリーズの受注が一時停止、再開未定2024年03月08日 00時00分00秒

0系新幹線の食堂車(リニア・鉄道館:名古屋市港区):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F5.6、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3540K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ

生産が追いつかず「RICOH GR III」シリーズの受注が一時停止 再開時期は未定(デジカメWatch)なのだそうだ。

GR Digital初代とGR初代と使ってきたが、GRがピントが合わなくなって(ガガガとピント合わせ機構が滑る音がする)、GR IIIを買うか迷ってはいたのだが、いまのところ「買わない」と決めている。

というのも、GR IIIは10万円を超えていて、それでいて自分の過去のGRシリーズは最後は飽きる前に壊れてしまっているからだ。ちょっと高い。それに中古も品薄で高いし、新品は「お取り寄せ」になっていて、思わずポチッとといってしまわない。

そこへきて受注停止である。うーん、GRの代わりはGRしかないのは知っていて、自分でもGRが壊れて以降不便だなぁとは思っているのだが、やっぱり12万円とか高い。それだったらNIKKOR Z 14-30mm f/4 S買う。重さや大きさが全然違うのだけれども、GR IIIだとGRとアダプターもワイコンも違うから買い直しになって、全部揃えるとGR IIIとNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの値段は変わらない。お金持ちなら「迷ったら両方買う」なんだろうけど。

そこへきて、最近老眼鏡を変えた。老眼鏡は2本持ちで、ものすごく近く用とちょっと遠いところ用にしている。以前は遠いところはメガネ無しでよく見えたのだが、最近は乱視が強くなってきて遠くも像が一点に結んでいない。レンズでいうところの非点収差であろう。近い方はまだよく見えると思っていたのだが、どうも最近肩が凝る、目も疲れる。眼科で測定してもらったら、どちらのメガネも片方の目の乱視の補正がずれているとのこと。ということで2本とも新調したら5万円×2で10万円ですよ。これでも3割引にしてもらっているらしい。

レンズはガラスレンズに拘っていたのだが、なんかいろいろ言いくるめられてプラスチックの非球面レンズにされてしまった(泣)。まあ前のメガネよりも曇らないみたいなのでよいのだが。

片方の目がメガネと合わないようになっていたので、メガネを新調したらこれがものすごく軽快。肩も凝らないし、何よりも細かい本を読む持続時間が長くなった(嬉)。

話が逸れたが、まあちょっとGR IIIは買えないなぁと思っていたら、受注停止ですよ。うーん、絶対に買わないと決めたわけではないので、勢いで買えるように早く生産再開してほしいなぁ。余裕があれば買いたい層なんだから。

ということで、がんばれリコー・ペンタックス。ワシももうちょっと稼ぐから(泣)。


写真は記事とは関係ない。
0系新幹線の食堂車(リニア・鉄道館:名古屋市港区):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F5.6、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3540K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ

実は、名古屋に行ったときに、リニア・鉄道館も初めて寄った。ただ、時間の関係であまり回れなかった。リニア・鉄道館は、金城ふ頭という先っぽにあって、名古屋駅からあおなみ線で24分も乗車時間が掛かるのだ。名古屋駅と往復するだけで1時間掛かってしまう。しかもあおなみ線は15分に1本しか電車がない。また今度ゆっくりと見て回りたい。

AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED がヨドバシ等で販売終了2024年03月07日 00時00分00秒

AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED

AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDがヨドバシドットコムをはじめとした販売サイトで「販売終了」「生産完了」になっていて話題になっている。
ニコン NIKON AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED [広角ズームレンズ FXフォーマット Fマウント](ヨドバシドットコム)
【追記:13:57】今ヨドバシドットコムを見ると在庫が復活して販売終了の文字が消えている。ただし在庫残少で店舗も3店舗しか在庫がない。【追記ここまで】
ニコン AF-S Fisheye 8-15mm f/3.5-4.5E ED(カメラのキタムラ)
Nikon (ニコン) AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm F3.5-4.5E ED(マップカメラ)

ところが、ビックカメラ
カメラレンズ AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED NIKKOR(ニッコール) ブラック [ニコンF /ズームレンズ](ビックカメラ)
ニコンダイレクト
AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED (ニコンダイレクト)ではまだ買えるようだ。

在庫限りなのかもしれないので、欲しい人は急いだ方がいいのかもしれない。わたしも欲しい一人なのだがいまは財布が…(泣)。

ニコンZマウントには魚眼レンズがないので、いまここでAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDを販売終了にすると、新品で買えるニコンの魚眼レンズがないことになってしまう。

名古屋に行ってきた2024年03月06日 00時00分00秒

【写真1】名古屋城天守(右)と本丸御殿(左):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、16mm(35mm判24mm相当)、絞り優先AE(F8、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4740K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRAWファイルを露出補正-1.08EVしたものをJpegに書き出しリサイズ

所用で名古屋に行ってきた(嬉)。

【写真1】名古屋城天守(右)と本丸御殿(左):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、16mm(35mm判24mm相当)、絞り優先AE(F8、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4740K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRAWファイルを露出補正-1.08EVしたものをJpegに書き出しリサイズ

Jpeg撮って出しだと、天守の壁の白いところが飛び気味で全体に明るすぎる感じなので、NX StudioでRAWファイルを露出補正-1.08EVしたものをJpegに書き出してリサイズしている。

天守は、1612年(慶長17年)に建築に着手し1615年(慶長20年)に完成したが、1945年(昭和20年)5月14日の名古屋大空襲で焼失し、戦後、天守は地元商店街の尽力や全国から寄付をうけて1959年(昭和34年)に鉄骨鉄筋コンクリート造の建造物として再建された。現在は、設備の老朽化や耐震性の確保などの問題に対応するために2018年(平成30年)5月から閉館になっており、外からしか見られない。これの立て替えを木造で「当時のまま」に再建するという案が、「当時のまま」とは何かやバリアフリーとの関係で問題になっているようだ。

【写真2】名古屋市営地下鉄名古屋城駅出口:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、19mm(35mm判28.5mm相当)、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5410K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRawファイルのコントラストを上げてJpegに書き出しリサイズ
【写真2】名古屋市営地下鉄名古屋城駅出口:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、19mm(35mm判28.5mm相当)、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5410K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRawファイルのコントラストを上げてJpegに書き出しリサイズ

24mm相当とか28.5mm相当で撮るんなら、APS-CサイズにトリミングされるAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDじゃなくて、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを使えばいいと思うのだけれども、本丸御殿の中とかで困ると思って最初からFTZ + AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDをZ6に装着していた。NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sはそのうち買いたい(泣)。

前にも書いたが、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDは、D300やD300Sに付けて使っていたときはあんまりいいレンズとも思えず、超広角側がないから仕方なく使っていたレンズだった。しかし、FTZ経由でZ6で使うと、細部まできちんと解像して色収差もあまりないよいレンズに激変した。歪曲収差もD300やD300Sと違って補正されるし。ただ、ゴーストが出やすいのが難点。ハレ切りをきちんとすればよいのだが、超広角だけにハレ切りが映り込まずにハレを切るのはなかなか難しい。ハレ切り用の黒い板を持っていると完璧だと思う。

【写真2】も、画面内に太陽は映っていないがギリギリで、写真真ん中上部の街灯の上に緑色のゴーストが出ていて、Jpeg撮って出しの方は全体にコントラストが低下していた。ゴーストは消していないが、コントラストは上げてある。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDをZ6で使うと、Fマウント用APS-Cサイズ用ズームなのに、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)よりもよく写っていて、単焦点レンズとは何なのかを考えさせられる(泣)。

【写真3】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 450)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3090K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRawファイルにアクティブDライティングより強め1を当てて露出補正-1.16EVでコントラストを上げてJpegに書き出しリサイズ
【写真3】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 450)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3090K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRawファイルにアクティブDライティングより強め1を当てて露出補正-1.16EVでコントラストを上げてJpegに書き出しリサイズ

ライティングが近すぎるので、Jpeg撮って出しはライトの近くは飛び、肝心のトラは暗いという状態だったので、NX StudioでRawファイルにアクティブDライティングより強め1を当てた。そうすると明るすぎるので露出補正-1.16EVにし、それでもコントラストが低い感じになるのでコントラストを上げた。面倒だ。最近のスマホはこういうのをさっとやってくれるからみんなスマホで撮るんだろうなぁ。Jpeg撮って出しで比べたら、こんなに大きなカメラとレンズでなんでこんな写真になるん?と一般人は思うだろう。細部の再現性とかで全然スマホとは違うのだが、ぱっと見の見栄えも考慮したJpeg撮って出しが選べてもいいんじゃないか。

【写真4】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、24mm(35mm判36mm相当)、絞り優先AE(F8、1/40秒)、ISO-AUTO(ISO 2800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(2810K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ
【写真4】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、24mm(35mm判36mm相当)、絞り優先AE(F8、1/40秒)、ISO-AUTO(ISO 2800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(2810K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ

これはJpeg撮って出しリサイズだけで済んでいる。ズーム望遠端にしているのは、手前にふすま1枚分の間口が開けられていてその間口と7,80cmぐらい距離があって、その何mも先にこの絵があるからだ。間口自体にも装飾があるので、観覧者がそこに触れてしまわないようになっているので、奥の方はかなり鑑賞しづらい。単眼鏡とか持って行くといいかも。

【写真5】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 720)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3210K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ
【写真5】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 720)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3210K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ

観光客同士の言語は、英語が1/3、中国語が1/3、その他が1/3という感じ。「その他」の中には東南アジア系の言語も聞こえた(何語か分からず)。日本語を喋っている人はかなり少数派だった。平日だったからかもしれない。

【写真6】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、24mm(35mm判36mm相当)、絞り優先AE(F8、1/40秒)、ISO-AUTO(ISO 9000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(2660K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ
【写真6】名古屋城本丸御殿:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、24mm(35mm判36mm相当)、絞り優先AE(F8、1/40秒)、ISO-AUTO(ISO 9000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(2660K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ

これも間口が狭いところから撮っているのでズームの望遠端かつ縦位置。右端に少し柱が写ってしまっている。

【写真7】名古屋城本丸表二之門(南二之門):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWBAWB(4770K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ
【写真7】名古屋城本丸表二之門(南二之門):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4770K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、Jpeg撮って出しをリサイズのみ

こんな風にGoProを自分の方に向けて何かぶつぶつ喋りながら歩いている外国からの観光客と思われる人も多かった。私もスマホで真似てぶつぶつ1人で喋ってみたが、ただのキモイオッサンだった(泣)。どうせなら昔タモリが掛けていたRay-Banのサングラスで偽中国語でもつぶやいた方がウケたかもしれない(違)。

【写真8】名古屋城:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4490K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRawファイルにアクティブDライティングより強め2を当てて露出補正-2.84EVでコントラストをほんの少し上げてJpegに書き出しリサイズ
【写真8】名古屋城:Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4490K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NX StudioでRawファイルにアクティブDライティングより強め2を当てて露出補正-2.84EVでコントラストをほんの少し上げてJpegに書き出しリサイズ

これもJpeg撮って出しだと暗部を引き出そうとして全体に明るめになって明部が飛ぶので、RawファイルをNX StudioでアクティブDライティングより強め2を当てて、それだと明るすぎるので露出補正-2.84EVでコントラストをほんの少し上げてJpegに書き出しリサイズした。一発で見栄えのよい写真にするというよりは、素材重視なのかねぇ。こんな風景は普通にあるんだけれども。

ということで、水戸、名古屋と来たので次は紀州和歌山かな。和歌山はあんまり用事ができなさそう・・・・・・。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sが欲しくなる旅であった。あと、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は、倍率色収差が大きいのが線が太くて細部がピシッとせずパープルフリンジが出る原因なのではないかと思うので、暗くてよいのでコンパクトでもっと色収差のないAF超広角単焦点レンズが欲しいゾ。

【追記】初出時、写真の撮影データと地の文が区別付きにくかったので、撮影データは引用のなかに入れてみた。

DIGA DMR-BRW1000のBlu-rayドライブが故障して4k対応DMR-4T203を買う2024年03月05日 00時00分01秒

DMR-4T203

またまた荒野の故障ブログへようこそ(泣)。

TVチューナー内蔵・ブルーレイ・DVDレコーダーのDIGA DMR-BRW1000を使って、主にNHK BS1やBSプレミアムの番組を録画してせっせとBlu-rayに焼いて保存していた。DMR-BRW1000は2015年に購入したもので、地上波デジタルとBSとCSとVODに対応したもので、4kや8kには対応していない。

前々日にBlu-rayを焼いたときには何の問題もなかったのに、一日空けてBlu-rayにコピーしようとしたら、Blu-rayディスクを認識できなくなっていた。たしか「対応していない」とか「認識できない」とかのエラーメッセージが出た。ほかのブランクメディアや既に録画済みのBlu-rayディスクに交換しても認識されないので、最後のあがきとして、湿式のディーガ専用ブルーレイレンズクリーナーRP-CL720Aでクリーニングしてみたが、変化なし。

新しいTVチューナー内蔵・ブルーレイ・DVDレコーダーを買うしかないのだが、後継機をどうするかだ。

考慮する点としては、まず、1.DMR-BRW1000の内蔵HDDには問題がないので、そこに録画した番組をBlu-rayに焼いて保存したい、次に、2.DMR-BRW1000買ったときにはなかったスマホ用アプリの「どこでもディーガ」が優れていて、自宅外で地上波やBSの現在放送している番組を視聴できて、また録画した番組もリモートで視聴できる。さらに録画などの機器操作もリモートでできるという優れものだった。有料会員でリモート操作できる機能は以前からあったのだが、「どこでもディーガ」は無料で使えるのがいい。
【追記】どこでもディーガは、離れたところからほぼリアルタイムで地上波やBS/CSの番組がスマホで見られるので便利なのだが(NHKは地上波はNHK+でネットで見られるがBSやBS4kはネットで放送していない)、他方で、スマホとDIGAが同じネットワーク内でアクセスしないことが90日間続くとリモート視聴できなくなる。最初どこでもディーガを知ったときには、関西の親戚の家にディーガを置かせてもらって、関東から関西の地上波を見られると思ったのだが、そうさせないような仕組みのようだ。こんな制限掛けなければディーガがもう1台売れたのに。3か月に一回その親戚の家に行ってアクセスできるのならありかもしれない。どこでもディーガで一度初期の設定を済ませたら宅外からの操作のみで録画と視聴ができますか?(Panasonic)参照。A-PAB規定というらしい。コピー10といい、ろくでもない規制しかしないなぁ。【追記ここまで】
【さらに追記】DMR-BW780-Kが壊れてDMR-BRW1000を買ったとき(2015年)に、次は別メーカーにすると書いてずっとそう思ってきたが、それを翻してまたPanasonic DIGAを買ったのはこの「どこでもディーガ」があるからだ。このサービスをやめたら他のメーカーに行くのでそこんとこよろしく。【さらに追記ここまで】

ということで、後継機もPanasonicのDIGAで決まり。1点目のDMR-BRW1000のHDDに記録されている番組の救出だが、外付けHDDにはコピーできるのだが、外付けHDDは暗号化されてそのレコーダーに繋いだときにしか見られないようになっている。外付けBlu-rayドライブは認識しないのでコピーできない。ただ、ほかのDIGAにはコピーできる(ただしコピー制限は残り1回になる)。そうすると後継機はBlu-ray・DVD搭載のDIGAということになる。

2点目も、「どこでもディーガ」を使いたいのであれば、DIGAを買うしかない。

そこで、いまのとほぼ同じ機能であるならば、DMR-2W102 (ブルーレイレコーダー 1TB ダブルチューナー)となる。HDDを2TBにしたものがDMR-2W202だ。DMR-2W102 はヨドバシドットコムで45,070円(税込)、DMR-2W202は同じく52,560円(税込)だ。

ところで、2023年12月から、BS1とBSプレミアムが統合されて(BSプレミアムが廃止)番組がなんか減った感じがする。NHKは「ほとんど」減っていないというのだが。これまで4k放送でないと見られない番組がたまにあったが、ここで4k放送も見られるように4k対応Blu-rayレコーダーにすべきなんじゃないかとも思った。ほぼ10年ぐらい使うし。

4k対応だと6TB、4TB、3TB、2TB、1TBがある。6TBのDMR-ZR1は、ヨドバシドットコムで352,440円(税込)もするので完全に無視(泣)。4TBのDMR-4T403は同106,920円(税込)、3TBのDMR-4T303は同93,060円(税込)、2TBのDMR-4T203は同78,210円(税込)、1TBのDMR-4T103は同72,270円(税込)だ。3TB買うなら4TBの方がよく、1TB買うなら2TBの方がよいという感じの価格設定だ。結局コストパフォーマンスのよさそうな2TBのDMR-4T203を買うことにした。

問題は、うちのBSのアンテナは4kの右旋には対応しているが、ブースターは4kに対応していない※(ただし700MHz問題には対応済み)CU43A(DXアンテナ)。屋内配線はおそらくSの付かない5C同軸ケーブル(要確認)*、分配器も4k8k非対応、分波器は4k8k対応、各部屋の壁のTV用F型コネクタも4k8k非対応という状況だ。最低でもブースターと分配器は4k対応にしないと駄目だろうと思っていた(※後述参照)。
【追記】*テレビ受信用同軸ケーブルの仕様(電気設備の知識と技術)参照。【追記ここまで】

ということで、当面はDMR-BRW1000に録画されていたものをDMR-4T203にコピーしてDMR-4T203でBlu-rayに焼く、新しく録画予約するものはDMR-4T203の方で録画することにして、4kはそのうち対応することにした。

DMR-4T203はかなり品薄で、最寄りのヨドバシ店舗には在庫がなかったので、ヨドバシドットコムで購入した。

届いたDMR-4T203を設置・設定して、さっそくテレビが映るか試してみた(モニターになるテレビは4kではないハイビジョン)。地上波もBSもCS(これは契約していないしほとんどみていない)もちゃんと映っている。そして念のため4kにチャンネルを合わせると、なんと4kの右旋各局が映っている。あれ?事前情報と随分違うなぁ。

4k右旋は映っているがギリギリの電波状況なのではないかと思って、受信状態を数値で見るモードにしてみると、4kではないBSの85とかいう数値とほとんど同じ。ということは、ブースターも各部屋に分配する分配器もケーブルもそのままでいいということになる。

ということで、モニターになるテレビはハイビジョンながら、4kで録画や視聴ができることになった。これはラッキー。DXアンテナのCU43Aの仕様を見てみるとBSは1032~2610MHzとある。今調べると、BS4kの右旋は1032~1489MHzで110°CS右旋は1595~2071MHzなので、CU43Aで十分にカバーしているようだ。
4K・8K衛星放送を見るためには?(Panasonic)
↑のPnasonicのサイトを最初に見ればよかった。4k放送が始まった直後は屋内配線まで交換しなければならないとか書かれていたものが結構あったので、じゃあ4kは当分先だなと思っていたのだ。

さて、問題のDMR-BRW1000に録画してある番組をDMR-4T203にコピーするのは「お引越しダビング」機能を使った。この「お引越しダビング」と普通のダビングとの違いは、「お引越しダビング」は両方のレコーダーが電源オフにならないとダビングを開始しないし、電源がオンになったり録画が始まると「お引越しダビング」が中断して、またオフになったら「お引越しダビング」が行われるということだ。ダビングと録画予約とか録画した番組を視聴するのとがバッティングしないようになっている。その代わりダビングに時間が掛かっていた。私は全部を「お引越しダビング」にせずにとりあえず救出したい番組をまずDMR-4T203の方にダビングした。なお、DMR-4T203は、LANを介してコピーしてるようで、DMR-BRW1000もDMR-4T203も有線LANで家庭内LANに接続している。家庭内LANは機器の関係で最大でも1Mbps1Gbpsだ。
録画番組を別のレコーダー(ディーガ)にダビングする「お引越しダビング」の操作方法は(Panasonic)

ということで、次はテレビの買い換え時期が来たら4k対応のものにすればよいということになる。

なお、DMR-BRW1000の内蔵Blu-rayドライブの交換品(型番VXY2208らしい)が新品や中古品で出ていて、簡単に交換できるようなのだが、新品で27,800円もするので、交換せずに新品のDMR-4T203を買い増しすることにした。まあBlu-rayドライブって値段高い物なんだけれども、交換用のバルク品が27,800円って高すぎるよねぇ。

【追記】
なお、DMR-BRW1000はBlu-rayドライブ以外は壊れていないので、DMR-4T203は、買い増しになる。この場合、テレビと繋ぐHDMIケーブルやLANケーブル(Cat5以上推奨)や分配器両端F型接栓アンテナケーブル※(4k8k対応)も買い増ししないと足りなくなる。テレビはHDMI接続が2つあったので両方のDIGAを接続できている。※分配器はDMR-4T203の入力前だけでよく、DMR-4T203の出力は、地上波とBS/CS(4k含む)それぞれ別に端子があるので、4k対応の短いF型接栓のケーブルがあればよい。

また、テレビアンテナとの接続は、DMR-4T203をアンテナに近い方にいれて、DMR-4T203のアンテナ出力からDMR-BRW1000に繋いだ。上流に4k対応機種を入れた。なお、テレビはレコーダーとは別の壁のF型接栓からアンテナ線を繋いでいる(1部屋に複数のテレビ用F型接栓があるため)。
【追記ここまで】


【関連追記】
台風24号でテレビの受信アンテナが倒れた ― 2018年10月02日 テレビ受信アンテナ、1週間掛かって復旧 ― 2018年10月09日
Panasonic DIGAで動画広告を消す方法 ― 2015年06月12日

ニコンミュージアムの移転長期休館前に駆け込み2024年02月27日 00時00分00秒

NIKON MUSEUMグラス
NIKON MUSEUMグラス(Shinagawa 2015.10.17-2024.02.29と記載されている)

東京・品川のニコンミュージアムに行ってきた。ニコンミュージアムはニコンの創立100周年(1917-2017年)を記念して2015年に開設された。私はニコン製品をずっと愛用しているが、ニコンミュージアム開設当時は過去の製品との互換性についてどうもニコンに親しみを持てなくなっていた(互換性を切り捨てているのに都合のいいときだけ過去の製品を誇示しているように思えた)ので、ずっとミュージアムには行っていなかった。今回、ニコンの本社が東京都品川区西大井に移転するのにともなって長期休館するというので、CP+開催中にも拘わらずCP+には行かずにニコンミュージアムに行ってきた。
ニコンミュージアム

長期休館と企画展会期延長のお知らせ
ニコンミュージアムは、2024年に予定されているニコン新本社ビル(東京都品川区西大井)への移転に伴い、2024年3月1日(金)から長期休館いたします。

長期休館のお知らせ

また、開催中の企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」の会期を、2024年2月29日(木)まで延長いたします。

企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」

ニコンの歴代のカメラレンズをほぼ全て展示しているのではないだろうか。ただ、おもしろレンズ工房がどこに展示されているのかはみつけられなかった。

Nikon F3P + MD-4 + Ai zoom-NIKKOR 50~135mm F3.5S

そして、ただ展示しているだけでなく、ニコンF、F2、F3やFA、FE2などのマニュアルフォーカス一眼レフにマニュアルフォーカスのNIKKORレンズを装着したものを手に取って操作できるようになっているのがよかった。自分の持っているカメラや同種レンズの操作フィーリング(巻き上げやシャッターフィーリングやピントリングの重さやスムーズさなど)が比較できる。

ここに手に取って操作できるように展示されているマニュアルフォーカスのニッコールレンズは全体にピントリングは軽かった。軽いがスカスカというわけではなく、滑らかにグリスの感触はありつつも軽く回る感じ。たとえば、Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sは、このブログの読者の方から戴いたもので、戴いてすぐに当時受付中だった【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスに出してメンテナンスしてもらったものだ。しかし、このときに戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8Sは普通に重みのあるピントリングで、それは【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスから帰ってきても同じだった。メンテナンス時に元のピントリングの重さと変わらないようにしてくれているのかもしれないが。他に持っている望遠系のMFニッコールレンズもだいたい似たようなピントリングの重さだった。しかし、このニコンミュージアムで触れるMFニッコールレンズのピントリングは軽かったなぁ。
【関連】
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sを戴いた ― 2021年04月20日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス見積りが来た ― 2021年04月23日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス完了通知が来た ― 2021年07月19日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sは光学系がきれいになって戻ってきた ― 2021年07月21日
Nikon HN-13フードを米B&Hで購入 ― 2021年07月30日
B&Hの新品ニコンHN-13はまだニュージャージーに ― 2021年08月06日
Nikon HN-13フード到着 ― 2021年08月14日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8S作例その2 ― 2021年08月16日

壁から生えるNIKKORレンズ群(ニコンミュージアム)

あと、企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」もよかった。家族も一緒に行ったのだが、カメラやレンズに興味のない家族はここ写真展の方にずっといた。この写真展のおもしろいところは、その作品を撮ったレンズを作品の下のガラスケースに展示していることだ。しかも、Ai Nikkor 135mm F3.5のとなりにAi Nikkor 135mm F3.5Sを展示するという拘りよう。Ai-SレンズとAi(非S)レンズはほとんど光学系は同じはずなんだけれども厳密にはコーティングも含めて違うからね。

精機光学 SEIKI Canon + Nikkor 5cm F2(ニコンミュージアム)

ほかには、ニコンミュージアムに唯一展示されていると思われるキヤノンのカメラ、精機光学 SEIKI Canon + Nikkor 5cm F2。

最後に重要なことだが、アンケートに答えると1人1個NIKON MUSEUMグラスがもらえる(写真1番目2番目参照)。海外から来たと思われる人たちは知らずにそのまま帰っている人もいた。もったいない。家族には「これを複数もらいたかったから連れてきたな」と言われた(笑)。なお、NIKON MUSEUMグラスは耐熱ガラスではなく、電子レンジやオーブンでは使用できない。また食器洗い機は使用しないように箱に書いてある。

あと、アンケートの手前にニコンの現行品カタログがもらえるところもある。そこでFマウントNIKKORレンズカタログとZfcとZfのカタログを取っていたら、職員の人が寄ってきて「Would you like…envelope…」と声を掛けられた。アメリカ人だとバレたか(違)。

ということで、あまり内容は紹介できなかったが、ニコンミュージアムが長期休館に入るまで今日と明日28日(水)、29日(木)だけなので、もしお時間があれば是非どうぞ。NIKON MUSEUMグラスが待っています(笑)。

TECSUN PL-380(LW・MW・SW・FMラジオ)2024年02月16日 00時00分00秒

【写真】TECSUN PL-380 FM stereo / SW / MW / LW DSP RECEIVER:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S)、F8 絞り優先AE、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 6400)、AWB(4820K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、FTZマウントアダプター、フードなし、フィルターなし

またまたラジオネタだ。カメラネタでなくてすまん。

TECSUNという中国企業のラジオPL-380という機種を買った。値段は送料込みで5,980円(税込)だった。このラジオは、AMの長波(LW)、中波(MW)、短波(SW)とFM(ステレオ)が聴けるラジオだ。

FM: 64-108 MHz(76-108MHz、87-108MHz切り替え可能)
LW: 153-513 kHz
MW (AM): 520-1710 kHz
SW: 2300-21950 kHz(SSB不可)

SONYのICF-SW7600GRを持っているのにPL-380を買ったのは、ICF-SW7600GRは、質量が約608g(乾電池含む)でやや重く、BCLそのものが目的でない外出時にはもう少し軽くてコンパクトなラジオがほしかったのだ。

通勤用カードサイズラジオのICF-R350ICF-R354Mでも夜間は十分に遠方のAM局(MW)が聴けるのでそれで十分じゃないかとは思う。質量は74g(NiMH電池含む)だし。

それでもスピーカーで大きく鳴らしたいとか、短波も聴きたいとか理由を付けてPL-380(エネループ単3形3本込みで実測279g)を買ってみた。

TECSUNには、PL-310ETPL-330PL-660といった似たようなラインナップがあり、それらと比較してPL-380を買った。

PL-310ETは、PL-380よりも後に出た機種で、外部アンテナ端子があったりするのだが、PL-380の方がやや安いことと、PL310ETはソフトミュートが掛かるために、本当に微弱な電波の場合にはミュートのないPL-380の方が聞こえるとの評があったからだ。

PL-330は、同期検波があったり、SSBが再生できたりしてより本格派なのだが、1万円近くするし、なによりも電池が単3形ではなく、BL-5C充電池(交換可)なので、ちょっと避けたい。
【追記:2024年2月17日】電池がBL-5C充電池であることが気にならないのであれば、このPL-330がベストバイかもしれない。1万円弱で210g(電池含むか不明)で、SSBも同期検波も外部アンテナ端子もある。日常使いならBL-5Cは問題にならないが、正月の能登地震を見た後だと単3形とか単4形の電池が使えるものを選びたくなる。ICF-SW7600GRを持っていなければ、このPL-330を買ったかもしれない。【追記ここまで】

PL-660は、AIRバンド(118-137 MHz)まで聴けてしまうのだが、1万円台後半2万円近くするし、電池無しで470gもする。必要なのは単3形4本だ。そうなるとエネループ単3形1本が約27gなので、合計578gとなり、ICF-SW7600GRの608gと大して変わらなくなる。重たい。

ということで6千円弱で実測279gのPL-380を買った。楽天で愛知県一宮市にある会社から買ったが、「あす楽」で翌日には届いた。同じ業者がAmazonにも出店していたが、Amazonは混合在庫なので、この会社が納品した商品が届くとは限らないので、この会社から発送される楽天の方で買った。日本語の使用マニュアルのコピーが同梱されていた。販売店のウォーターマーク入りのコピーだ。あと、ケースは黒のビニル製のジッパの着いたケースが写真に出ていることが多いが、ブラウンの巾着形ケースが付属していた。端っこにTECSUNのタグが付いている。
【追記:2024年2月17日】PL-380などTECSUNのラジオはAliExpressでも買えるのでそちらも検討してみたが、なぜかAliExpressでは安くても8k円弱するので、春節で届くのに時間が掛かることもあり、日本語マニュアル付きで国内在庫がすぐに届き6k円弱の愛知県の業者から購入した。【追記ここまで】

使い方は少し癖があるが、マニュアルを見れば大体わかる。日本語のマニュアルはネット上には見つからないが、英語版だと見つかるので、買う前に説明書を見たい方は検索してみてくだされ。なお、オーム電機のRAD-S800NがPL-380のOEMらしいのでそのRAD-S800N使用説明書を見ると日本語でもわかるが、一部省略されているようでわからないところがある(たとえばタイマーでラジオを鳴らす場合に時間設定の方法は載っているのに、どのラジオ局を鳴らすのかはRAD-S800Nの説明書には書いていない)ので、PL-380の英語版マニュアルか、日本語マニュアル同梱の会社から買うのがよいと思う。
【追記:2024年2月17日】
PL-380英語版マニュアルはhttps://www.manualslib.com/manual/733310/Tecsun-Pl-380.htmlの”Download this manual”からダウンロードしたものがよいかもしれない。一応自己責任でお願いします。また、https://www.nikom.biz/pic_info/A559014/380_eng.pdfからも直接PDFがダウンロードできるが、nikom.bizがロシアの会社らしく(https://www.nikom.biz/)、Whoisでもnikom.bizの情報がプライバシーのため秘匿されているのでハイパーリンクはしないでおく。どちらもダウンロードされたものは同じPDFであった。ダウンロードは自己責任でお願いします。というかTECSUNのサイトに使用説明書置いとけよヽ(`Д´)ノ【追記ここまで】

肝心の性能だが、DSPなので感度がよい。MWやSWに関してはICF-SW7600GRの方が若干感度がいいように思うが、FMの感度はPL-380の方が少しよいと思う。LWは聞こえる放送局がないのでわからない。ロシアがLW放送をやめてしまったので、聞こえるとすればモンゴルの長波局なのだろうがまだ聞こえたことがない。
【追記:2024年2月17日】モンゴルの長波ラジオによると、164kHz、209kHz、227kHzがモンゴルから送信されているようだ。ヨーロッパだとイギリスのBBC radio4が198kHzで送信していて彼の地ではよく聞えるようだ。たとえば、オランダのUniversity of TwenteのWide-band WebSDR参照(オランダのオーファーアイセル州のエンスヘデにあるトゥウェンテ大学に設置された、Web に公開されている SDR 受信機を通じて受信できる)。【追記ここまで】

音質は直径50mm 500mW/16Ωの小型スピーカーにしてはよい方だと思う。MWのAMラジオを聞くには明瞭でよく聞き取れるような音質だ。こもっているという評もあったが、自分のPL-380はこもった感じはせず、明瞭に聞こえてよい感じだ。DSPなので帯域が調節できて、6、4、3、2、1kHz※から選択できる。1や2kHzだと明らかに音質が悪くなる。購入時は3kHzになっていたが、6kHzに変更した。普通に近隣のAM局を聞くには帯域を狭くする必要はないからだ。ほかに購入時はFMが76-108MHz、MWは9kHzステップに最初からなっていた。販売店が日本向けに調節してから出荷しているのかもしれない。※【追記:2024年2月24日】4kHzが抜けていた。すまん。【追記ここまで】

あと、ボタンを押したときにピッと鳴るのがデフォルトだが、なんかうるさいのでこれはOFFにした。

本体とケースと日本語マニュアルのほかに、クリップ式のアンテナ延長コードとステレオイヤホンと”USB type-Aオス←→Mini USB Type-Bオスのコード”と中国語の紙のマニュアルと中国語のクイックガイドと中国語の保証書が入っていた。

”USB type-Aオス←→Mini USB Type-Bオスのコード”は、PL-380はMini USB Type-Bの入力端子があり、5Vの入力でも動くかまたは内蔵の充電池を充電できるようだ。充電中はCHA ONとディスプレイに表示されて電池マークが下から上に進むようだ。いまのところエネループで使っていて、充電はエネループ用の充電器で充電しているのでこの機能は使っていない。

ということで泊まりがけでどこかに行くときはこのTECSUN PL-380はコンパクトで軽いので持って行きたい。

PL-380はボタンの押し心地が固いのが不満だと言われるが、それよりも私はボタンの表示の文字をもう少し見やすくしてほしい。小さくてもはっきりとわかる書体というものがあるので工夫してほしい。そういう書体まで気を配れるようになれば、もうどこの国の製品も太刀打ちできなくなると思う。あと少しだ。


【写真】TECSUN PL-380 FM stereo / SW / MW / LW DSP RECEIVER:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S)、F8 絞り優先AE、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 6400)、AWB(4820K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、FTZマウントアダプター、フードなし、フィルターなし

こういう撮影にはマイクロニッコールは最適ですな。ただ、レンズ情報をマクロアポランター使ったときのままにしていたので、135mm 開放F2.5でExifに記録されてしまった。ファインダー覗いてて手ぶれ補正がガクガクして変だなとは思ったが、レンズ情報変えるのを忘れていたとは気づかなかった。

手前はKodak PORTRA 400 135-36のパトローネ。大きさがわかるようにと思って置いたが、いまや35mmフィルムのパトローネ見たことない人の方が多いかも…。

【関連追記】
SONY ICF-R350(FM/AM・TVアナログ1-12ch)PLLシンセサーザーラジオ(現行品ICF-R351) ― 2008年12月04日
SONY ICF-SW7600GR北米仕様ゲット ― 2012年09月14日
↑なぜかICF-SW7600GRのときもKodak PORTRA 400を並べている。自分でもすっかり忘れていた。
ICF-SW7600GRで横浜の試合観戦しながら広島からの電波で聴く ― 2015年05月22日
SONY ICF-R350のイヤホンを修理に出した、が… ― 2016年09月23日
SONY ICF-R350の液晶画面が…、ICF-R354Mこんにちは ― 2018年04月24日
ICF-R354MK付属のACアダプタAC-ET603はICF-SW7600GRで使えなかった ― 2018年04月26日
SONY ICF-R354MとICF-R350の感度は同等だった ― 2018年05月21日
昼間から中波の遠距離局が聴こえる ― 2019年10月22日
CQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」を購入 ― 2020年12月28日

タミヤ モデルクリーニングブラシ(静電気防止タイプ)2024年02月11日 00時00分00秒

タミヤ モデルクリーニングブラシ(静電気防止タイプ)

デジカメWatchの岡嶋和幸の「あとで買う」987点目:商品撮影時のクリーニングに便利なブラシ(2024年1月12日 07:00)で紹介されていた タミヤ「モデルクリーニングブラシ」(静電気防止タイプ) を買ってみた。

KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター グリス交換 ― 2023年12月31日 Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)の写真でZ6のトップや特にアクセサリーシューに埃がたくさん付いてるのが自分で気になっていたので、これは買わねばと思った(面倒なので撮り直しはしない)。

この”岡嶋和幸の「あとで買う」”の記事公開直後は売り切れが続出していたが、1月下旬にはヨドバシドットコムでも買えるようになっていた。ヨドバシドットコムで1,580円(税込)だった。

普通に埃を払うブラシとして使えばよいのだが、注意点があるので転載しておく。

TAMIYA CRAFT TOOLS
MODEL CLEANING BRUSH
タミヤ・クラフトツール (ANTI-STATIC)
モデルクリーニングブラシ (静電気防止タイプ)

△使用上の注意
●塗装作業には使用しないでください。 宝飾品や貴重品には使用しないでください。●ブラシについたホコリやゴミは、こまめに取り除いてください。 ホコリやゴミが付いたブラシを使用すると、傷つきの原因になることがあります。 ●塗装面や繊細なモデルに使用するときは、慎重に作業してください。 乱暴に作業すると、塗装面が傷ついたりパーツが破損する恐れがあります。 ●除電ブラシは繊維が折れ曲がりやすいので丁寧に扱ってください。

△CAUTIONS※
Not suitable for painting. Do not use on jewelry or precious goods. Periodically remove dust from brush. Dirty brush may damage surfaces. Gently wipe off painted or detailed models. Otherwise, damage or scratches may be found after wiping. Use carefully, as anti-static bristles are easily deformed.

ブラシのお手入れ
ブラシが汚れた時は、まずキャップをはずし、 中性洗剤と水でやさしくもみ洗いしてください。 洗浄後は布などで水分を軽く拭き取り、ブラシの形を指で整えます。 除電ブラシが下になるように吊して陰干しし、乾燥させた後にキャップをはめてください。 有機溶剤、漂白剤、石けんは使わないでください。

Maintaining brush
Remove cap first then gently wash dirty brush with detergent and water. Remove moisture with cloth and arrange the shape of brush tip. Hang dry in a cool and shaded area with brush head pointing down and close cap after the head has dried. Do not use organic solvent, bleaching powder or soap.

■保管方法
ご使用後はキャップをはめ、キャップ側を下にしてブラシを立てて保管してください。 長期間保管する時は、穂先カバーを除電ブラシに装着してください。

Storing brush
Tighten cap and stand brush with the cap side pointing down. Attach tip cover to anti-static brush for long storage periods.

※引用者註:当記事公開当初”ACAUTIONS”となっていたが、OCRソフトが△の中に!が入っているマークを”A”と認識したためであった。訂正します。

「宝飾品や貴重品には使用しないでください」とあるため、カメラやレンズのボディ・鏡筒のみに使用し、光学系には使わないようにしている。具体的には狭義のレンズ部分・フィルター・接眼光学系などにはブラシがあたらないように気をつけている。

使った感じでは、静電気防止がよく効いて埃が落ちやすいし、払った後もしばらくは埃の再付着がしにくい感じ。ブログ等にプラモデルなどを掲載する人だけでなく、カメラやレンズそのものの写真を掲載する人にもお勧めのブラシである。

最初から付いている台形の穂先カバーや説明書きのある台紙は捨てないように気をつけたい。

【追記】
注意書きで気になるのは、「塗装作業には使用しないでください」の部分。塗装するときこそ埃を払いたいはず。ヨドバシドットコムのタミヤ TAMIYA 74078 [モデリングブラシ 静電気防止]のレビューを見ると、塗装前に使っている人がたくさんいて、特に問題も無いようなのだが、どうして「塗装作業には使用しないでください」なのか、「塗装作業」とはどういう意味なのか、大菩薩峠に1ヶ月ほど合宿して問いただしたい気持ちだ。もしかして、塗装前に埃を払うことではなくて、このブラシを塗装用のブラシとして使うこと(このブラシに直接塗料を付けて塗ること)をやめろと言っているのだろうか。もっとわかりやすく書けと大菩薩峠(以下略)。
【追記ここまで】

Blueskyのアカウントを作りました2024年02月08日 00時00分00秒

日本基督教団横浜指路教会(横浜市中区尾上町):Nikon Z6、NIKKOR ZNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、絞り優先AE(F8)、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5240K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Nikon HN-35フード(Ai Nikkor 45mm F2.8P専用フジツボ形フード)

なんかTwitter(X)でフォローしている人が一斉にBlueskyのアカウントを作り出したので、私もBlueskyアカウントを作ってみた。
@haniwajapan.bsky.social
がそれだ。

Twitter(X)は、アカウントにログインした状態でないとちゃんと見られなくなっていて、なにかを告知する場所としては不適切になってしまっている。

また、タイムラインも皆が願う、「フォローしている人のみを時間順に見たい」ということが一向に実現されず、イーロン・マスクが人々の内面まで支配したいんじゃないかと思うようにまでなってきた。差別や誹謗中傷に対するTwitter(X)の対応も、イーロン・マスクが掌握してからは消極的になっている。

さらに、ある人が連投した場合に、その元ツイートについたレスが延々と間に入って連投が順に追えない場合も多い。

BlueskyがTwitter(X)の代わりになるのかはまだわからないが、ログインしなくても見られるとか時間順にみたい場合には見られるようになっているといいなぁ。あと差別や誹謗中傷に以前のTwitterぐらいには対応して欲しい。


写真は記事とは関係ない。
日本基督教団横浜指路教会(横浜市中区尾上町):Nikon Z6、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、絞り優先AE(F8)、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5240K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Nikon HN-35フード(Ai Nikkor 45mm F2.8P専用フジツボ形フード)

どうも細かいものの解像がイマイチだと思っているNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)だが、F8に絞るとまあ普通という感じにはなる。でもぱっと見ても、細部も「うーん、これはシャープだなぁ(惚れ惚れ)」とまではいかない。自分の気に入っている他のレンズと何が違うんだろう。GR Digital初代なんか、あきらかに画素数もこれよりも少ないのに、みな絶賛していたし自分もあの描写は好きだった。謎だ。

最近、田中長徳氏の『東京ニコン日記』を古本で買った。発売された当時、なんか高いし(1998年に3600円+税)、写真が小さい(新書版)ので敬遠していたのだった。そんなに傷んでいない本がほぼ当時の価格でネット古書店に出ていたので買った(いまだと下手すると10kぐらいするものがある)。後ろ玉が出ていてミラーアップして装着するFマウントのNIKKOR-O 2.1cm F4の作品が多いが、28mmの作品も結構あるので、刺激を受けてもう少しNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)を使ってみる。NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は軽いので腰にもよい(泣)。

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