WiFiルーターAterm MR04LNからSIMアダプターが出てこない2020年02月03日 00時00分00秒

Aterm MR04LNに空のSIMアダプターを挿入して取れなくなったところ

荒野の故障ブログへようこそ(泣)。

去年の7月にHUAWEIのP20 liteを格安で手に入れたので、タブレットやPCとともに持ち歩いていたWiFiルーターのAterm MR04LNはお蔵入りとなっていた。P20 liteの1台でタブレットとWiFiルーターの2役をこなすからだ。しかし、なにかあったときにはいつでも使えるようにとAterm MR04LNの電池は70%に充電しておいて、SIMアダプターも揃えておいた。

Aterm MR04LNはSIMのサイズがMicro SIMなので、nano SIMで使うにはアダプターが必要なのだ。ただ、問題点があって、Aterm MR04LNはSIMアダプターを使うと引っ掛かって出てこなくなる弱点がある。

それで、うちにあるSIMはもうすべてnano SIMにしているので、急にAterm MR04LNの出番となった時にSIMアダプターを探すのは面倒なので、MR04LNにSIMアダプターを入れておいたのだ。段差に引っ掛かってSIMアダプターが出てこなくならないように、段差のところにはテープを貼っておいた。

それで、so-netには0SIMという月に499MB以下ならば0円の通信費で使えるSIMがあるというので、それを申し込んでAterm MR04LNに入れて使おうと思った。

ところが、Aterm MR04LNからSIMアダプターを取り出そうとしたら途中までしか出てこない。やっちまったぜ。どうやら貼ってあったテープがはがれて接点端子がアダプターの段差に引っ掛かったようだ(泣)。

WiFiルーターAterm MR04LNからSIMアダプターが出てこない♪
WiFiルーターAterm MR04LNからSIMアダプターが出てこない♪
やめられないこのままじゃ♪
(『ハートのエースが出てこない』の曲に合わせて:違)

Aterm MR04LNの蓋の裏側の突起

本当ならSIMアダプターは奥まで差し込まないで軽く差しておきたいところなのだが、Aterm MR04LNの蓋の裏にはわざわざ突起が作ってあって、半差しのSIMだと蓋が閉まらないようになっていたのだった。余計なことを。

それでテープを貼ってSIMアダプターを奥まで挿入していたのだった。

抜けなくなっているのは仕方ない。抜き方を調べてみよう。

検索すると薄いプラスチック片を挿入して、接点とSIMアダプターの間にうまく入れられればSIMアダプターは抜けるという。

しかし、何時間やってみてもSIMの接点があるらしきところよりも奥には入らない。

諦めてMR04LNを分解することにした。MR04LNは裏蓋を開けるとそこに6個のY型ねじがあり。これを回す特殊ねじ回しがあれば開けられそうだ。

Y型ねじ回しで6個のねじを取った。しかし、それだけでは簡単に中蓋が取れない。側面の両側に突起があってそれがきつくはまっているので、爪を入れて外側に膨らませるようにしてなんとか中蓋は外れた。

Aterm MR04LNの中蓋をY字ねじ回しで外して取ったところ

SIMスロットはむき出しになったが、やっぱりプラスチック板を挿入して引き出す以外に方法はなさそう。これもかなりの時間試行錯誤したが、どうやってもSIMアダプターと接点らしいもののあいだにプラ板を入れることはできなかった。

Aterm MR04LNにはSIMスロットが2個あるから片方は諦めるかと思った。諦めるんなら壊れてもいいから引き抜いてしまえと思ってラジオペンチで一気に引き抜いたらスコッと取れた。壊れたのかは分からない。0SIMが届いても、もう片方のSIMスロットを使うことにする。

試そうと思って使えるSIMを入れて抜けなくなってかつ通信もできなかったら困るからだ。

とりあえずSIMアダプターは抜けたのでよかった。Aterm MR04LNはAterm MR05LNよりも少し安いのと、2Gの対応周波数が多い(外国に行ったときに繫がりやすい)のがメリットのだが、Micro SIM仕様でアダプターを使うと抜けなくなるというのがデメリットだ。

Aterm MR04LNを常用していた時はSIMは抜かないようにしてアダプターの段差にはテープを貼っていた。それでなんとかなっていたのだが、空のSIMアダプターはたとえテープを貼っても段差はあるので入れない方がよいですな。Aterm MR04LNは裏蓋の表面がギザギザになっていてSIMアダプターをテープで貼り付けておいたりしにくいのもこういう結果を招きやすい。電池もMR04LNとMR05LNとでは形が違うので、今買うならnano SIMのMR05LNの方がいいかもね。

【追記】
ながいことMR04LNはDWR-PGのようにリモートからWiFiで起動できないから不便だと思っていた。しかし、Aterm MR04LNユーザーズマニュアル ECO機能を使うをみると、「電源設定」の「自動省電力設定」のところで初期値の「休止状態」ではなく「ウェイティング」にすると、「子機との接続の無い状態で一定時間経過したあと、自動的にウェイティングになります。Wi-Fi接続するだけで、本商品をすぐに起動することができます。」とある。「休止状態」の「子機との接続の無い状態で一定時間経過したあと、自動的に休止状態になります。(初期値) スマートフォン/タブレットなどの端末で、専用アプリ(Aterm Mobile Tool)やBluetoothが搭載されている機器から起動の操作ができます。」の方はうまく起動しないことが多々あり、結局カバンの中のAterm MR04LNの電源ボタンを押していたのだ。

「ウェイティング」だと「休止状態」よりも電池は減るだろうが、Bluetoothでなかなか起動しないMR04LNにイライラしなくて済みそう。

この設定に気づかなかったのは、MR04LNの液晶画面からは設定できず(メニューにない)、ブラウザでMR04LNの設定画面にログインして初めて設定変更できる仕組みだからだ。なんだDWR-PGのようにカバンに入れっぱなしで使えたんじゃないか。これは非常に重要な機能なのでちゃんとアナウンスしてほしかったな。

SIMフリーandroid端末でauメール(ezwebメール)を送受信する2019年09月22日 00時00分00秒

東京国立博物館(トーハクくんとユリノキちゃん):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S(2001年12月新品購入、2018年12月に光学系全交換)、F8AE、中央重点測光、L37Cフィルター、Fujifilm ASTIA100F(2012年5月期限)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、ICEありROCなしGEMなしDidital DEEなし、Nikon Scan 4 Ver.4.0.3、Windows 7 Professional SP1(64bit)

随分と更新間隔が空いてしまった。すまんです。どうも3連休が2週も続くとバタバタしてしまいますな。台風15号で一日つぶれたし。

さて、言い訳はそのぐらいにして、今回はガラケー(フィーチャーフォン)契約で使っているauのキャリアメール(@ezweb.ne.jpや@au.comのアドレスのメール)を、SIMフリーのandroid端末(具体的にはHuawei P20 lite ANE-LX2J)で送受信する話だ。
【以下、参考にされるのは自由ですが、自己責任でお願いします。】

auのキャリアメール(@ezweb.ne.jpや@au.comのアドレスのメール)は、メールの設定情報(ユーザー名やパスワード、送信サーバー名、受信サーバー名、各ポート番号など)を公開していない。ガラケーやauで購入したスマホ(のauメールアプリ)の場合、手渡されたら既に設定されている。その設定画面もない。同じHUAWEI P20 liteでも、auが販売しているHWV32(購入時SIMロックされている)とSIMフリーで日本向けに販売されているANE-LX2Jでは、そのままでauメール(@ezweb.ne.jpや@au.comのアドレスのメール)が使えるのか使えないのかの差がある。これはHWV32に挿しているauのスマホ契約のSIMをANE-LX2Jに挿しても同じで、SIMがauだろうがANE-LX2Jではauメールは、設定情報が分からないので送受信できないことになる。

auで売っているandroid端末とよそで売っているandoroid端末で差別しているわけだ。嫌がらせですな。

ところが、iPhoneの場合は、どこで買った端末であっても、auはメールの設定情報を公開するらしい。appleの力なのだろうか。

ということで、au回線を通じてiPhoneでau IDにログインするとauはあっさりとメール設定情報(ユーザー名やパスワード、送信サーバー名、受信サーバー名、各ポート番号など)を教えてくれるので、さっそくiPhoneを…、あれ周囲にauでiPhone使っている人が居ない。たいていはソフトバンクで、少数のdocomo契約者が居るぐらい。まあ、au向けのiPhoneは使用バンドとか無線の方式とかが違っていたので、日本で売られるのも遅かったしなぁ。

ということで、検索したら、iPhoneをわざわざ使わなくてもandroid端末でUser-AgentをiPhoneにするだけでau回線を通じてau IDにログインしたらいいということらしい。

ezwebメール・auメールの設定条件を教えてもらう条件を整理すると、
1.iPhoneまたは、iPhoneのUser-Agentを送出するブラウザを使って、
2.auの回線を通じて、
3.https://set.mail.ezweb.ne.jp/md/signinにアクセスする(au IDにログインが必要)

ということだ。

User-Agentを変えるにはいろんな方法があるが、多くの人はChameleon Browserというのを使っているらしいので、それをインストールすることにする。

それで、自分のP20 lite ANE-LX2Jから、家族のP20 lite HWV32のテザリングを使って自分のau IDにログインしようと思った。

しかし、なんとauはテザリングするのに申し込みをしないといけないらしい。なんて嫌らしいキャリアなんだ。ではテザリングの申し込みをと思ったら、うちの家人のP20 lite HWV32のスマホ契約は安い契約なので、テザリングには月額500円掛かるという。なんという嫌がらせ。毎月データ使用量を節約して余らせているのに、自分のデータの余った分をさらに追加料金払わないとテザリングできないとは。

ということで、家人のP20 lite HWV32にChameleon Browserをインストールした。Google PlayのChameleon Browserのコメント欄には、ユーザーエージェントの設定画面がないとか画面一杯に広告が出て何も出来ないと書かれているが、どちらも正確ではない。ユーザーエージェントの設定画面というか選択画面はあるし、画面一杯に広告が出てもXを押すか拒否ボタン(表現は色々でたぶん英語)を押すと、Chameleon Browserの設定画面が出る。

そのCahmeleon Browserの設定画面でiPhoneを選択して、Wi-Fiを切ってau回線でhttps://set.mail.ezweb.ne.jp/md/signinにアクセスする。

au IDにガラケー契約のIDでログインする(このときガラケーの方に2段階認証のCメール(SMS)が来るので認証する)。次に「iPhoneになっているはずのスマホ」のChameleon Browserから「利用アプリ変更」の「手動設定」をタップする。次の画面に移ったら、「設定情報送信」をタップする。そうすると、Cメール(SMS)で、ガラケーの方に設定情報が送られてくる。

その送られて来たメール設定情報を、SIMフリースマホ(私の場合はP20 liteANE-LX2J)のメールソフトに入力して完了。やったあ、これでスマホの側からもauメールが送受信できるぞ。なお、P20 lite HWV32のChameleon browserはすぐにアンインストールした。

auメールはIMAP4なので、au側のサーバーに送受信したメールが保管されている。だからスマホで受信してもほかの端末でも受信できる。スマホ側で同期したら、過去にガラケーから送信したメールもスマホ側で読める。遡ったら去年の5月に送信したメールまでが保管されていた。保管の条件が件数なのか日数なのかデータ容量なのかよく分からない。

また、スマホでauメールを受信しても、ガラケーの方にも同時にちゃんとauメールは届いている。というかandroid9は節電機能がお節介なので、メーラーが休止することが多くてスマホ側が遅れて届くことが多い。これは別の問題なのでまた別途対処したい(別のメーラーを使うのが解決策らしい)。

ということで、通話とSMS(Cメール)以外は、全部スマホでできるようになった。ちなみにP20 liteに挿入しているIIJmioのドコモ回線SIMは、データ通信専用でSMSのオプションすらも付けていない。なお、auメールの設定情報はauが勝手に決めたものでこちらから変更はできない(パスワードも)ようなので、絶対にほかに知られないようにしないといけない(というかこれまで長期間IDもパスワードも知らないで使ってきた)。

なんでこんな面倒くさい2台持ちをしているかというと、3大キャリアのスマホ契約は高いからだ。自分の使い方ではIIJmioのライトプランで2人が2台のスマホを使っていても3GB/月を使い切れない。2台のスマホで月に1GBぐらいしか使わない。四六時中スマホいじっているわけではないので。これをauのスマホ契約にしてしまうと1人あたり5000円/月になってしまう。2台で1万円/月以上になってしまう。これがIIJmioだと2台で1410円(税込)/月+ガラケー2台契約(使い方によるがあんまり使わないと1台あたり1000円/月ちょっと)で済む。まあ半額以下ということだ。2台持つのは面倒だけれども。家に何台携帯電話があるのかにもよるが、月に5千円節約すると1年で6万円の節約になる。フィルムだと現像代入れて20本ぐらい撮影できますな。

ちなみに、うちは家族の人数よりも携帯端末の台数が遙かに多いので(笑)、台風15号が接近したときの警報メールが次々と鳴り出して大変だった。どれが鳴っているのか分からなかった(笑)。止めてもまだ鳴っている端末があったり、遅れて鳴り出す端末があって、全員起きて「どれだ?」となっていた。まあ緊急時にはいいだろう。

IIJmioのドコモ回線SIMとP20 lite ANE-LX2Jでもdocomoの緊急速報「エリアメール」は来た。au契約のP20 lite HWV32もauの災害・避難情報:緊急速報メールは来た。来なかったのは2010年発売の3Gケータイ(ガラケー)G'zOne TYPE-Xだけだ。G'zOne TYPE-Xの方は別のeメールのサービスを申し込んであるのでeメールで警報が届いたが、SMS経由のauの災害・避難情報:緊急速報メールは来ない。緊急地震速報はG'zOne TYPE-Xでも来る。これはG'zOne TYPE-Xの発売時には緊急地震速報はあったが、auの災害・避難情報:緊急速報メールはまだ無かったからだ。

3大キャリアの契約が高くておかしいので、世間がi-modeだのezwebだのと言っているときは、ZaurusとKWINSのPHSデータ回線やb-mobileのdocomo回線を使ってきた。世間がスマホに移行したら、androidタブレットとIIJmioのdocomo回線を使ってきた。徹底的にキャリアのぼったくり回線契約を避けてきた。auの3G回線が2022年3月末に終了することになっているが、ezwebのメールアドレスは古いつきあいのある人とのつながりを残すために最低限の契約で維持して、通話とSMS以外は全部MVNOのスマホということにすることになるだろうと思っている。とすると次の「4G LTEケータイ」(非スマホ)は、軽くてコンパクトなものがよいな。通話も少ないし、SMSもなにかの認証以外にはほとんど使わないから。

【追記】ezwebメール・auメールを送受信するのではなく、受信だけするのなら、auの転送サービスを使えばよい。ezwebメール・auメールは無料で2つの宛先の転送サービスが使えるので、パソコンのメールアドレスとかGmailなどに転送してそれをSIMフリーのスマホなどで受信すればよい。【追記ここまで】

【参考】今回の設定等は以下のサイトを参考にさせていただいた。ありがとうございました。
auのキャリアメール(ezwebメール)をSIMフリー端末で使用する方法
simフリー(Android)のメールアプリで、EZwebメールの設定方法

【追記】なお、g07+などのSIMフリースマフォでauのezwebメールを使う方法の方は、auの3GガラケーSIMを挿して使えるスマホでなおかつデュアルSIM/デュアルスタンバイ(DSDS)の機種を探して、1台のスマホで3GガラケーSIM(通話とSMSを担当)とMVNOのSIM(その他のデータ通信を担当)を使うということを実践しておられる。すごい。

そうすると、2022年4月以降の4G非スマホ契約(3Gガラケー契約の移行先)がどのようになるのか分からないが、4G非スマホau契約とMVNOのデータ通信契約とでデュアル SIM デュアル VoLTE(DSDV)のスマホで1台に集約できることになるかもしれない。HUAWEI で言えば、今発売中のP30やP30 liteがDSDVらしいので、期待が持てますな。

ただ、スマホは電池が持って2日ぐらいなので、通話がメインの電池持ちのいい端末とスマホの2台を持つのは(面倒ではあるのだが)、悪いことではないと思っている。いまの3GガラケーG'zOne TYPE-Xは10~14日ぐらい電池が持つからだ(圏外が多いと電池の減りがはやい)。それにdocomoとauという2大キャリアのどちらかが繋がれば連絡が付くという二重化にもなっているし。【追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
東京国立博物館(トーハクくんとユリノキちゃん):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S(2001年12月新品購入、2018年12月に光学系全交換)、F8AE、中央重点測光、L37Cフィルター、Fujifilm ASTIA100F(2012年5月期限)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、ICEありROCなしGEMなしDidital DEEなし、Nikon Scan 4 Ver.4.0.3、Windows 7 Professional SP1(64bit)

フィルムが期限切れ9年のASTIA100Fなので、色のことをいうのはなんだが、少し黄色っぽい。カラーバランスをいじると余計に変になるので、スキャナーのアプリ(Nikonscan4)任せにしている。次は新しいフィルムで撮ってみたい。

Nexus7(2012)の液晶を割ってしまった2019年07月02日 00時00分00秒

Nexus7(2012)の液晶を割ってしまった

荒野の故障ブログへようこそ(泣)。

2012年から使っていた7インチタブレットNexus7(2012)(W-iFi 32GB)の液晶を割ってしまった。

上からオロナインH軟膏の瓶(約265g)を落としてしまったのだ(泣)。オロナインH軟膏の瓶ってガラス製の重い物だ。新品のオロナインH軟膏には蓋と瓶のあいだに透明のシートみたいなものが貼ってあって、それを捨てに行こうとして瓶を落としてしまったのだ。あの透明シート、いらないと思うんだけどなぁ。アイスクリームの蓋みたいに裏側に内容物が付いていて、始末に困る。アイスクリームなら嘗めたりすればいいんだろうけど、オロナインH軟膏はそうもいかない。

それはさておいて、割れたのは端っこの方なので、なんとか使えるかと思ったが、少し触っているだけで当たった部分からインカメラのレンズ方向にもう一つヒビが走ってしまった。

あと、縦位置の右上の隅の方のタッチパネルが効かない。ここは機内モードに切り替えたり、色んなアプリのメニューボタンが配置されていることが多いので、ここのタッチパネルが効かないのは具合が悪い。180度反転させて使って見たが、こんどはQWERTソフトウェアキーボードの"a"が効かない。aを押しても反応しないだけならいいのだが、横の"s"を押したことにされる。日本語をローマ字入力するのに"a"が押せないのは辛い。フリック入力にするとか横向きで使うとかの手段もあるが…。

なお、買ったときについていた軟質プラスチックのケースがあれば液晶は割れなかったと思うが、これは数年前に蓋が切れてしまい、同じものを定価の倍ぐらいで買ったのだが、それも1年持たずに切れてしまった(あとから買ったカバーもおそらく製造時期が同じ)。それで最近はNexus7は裸で使っていたのだ。Nexus7に使いよいケースはもうあまり売ってなかったのだ。

JR東日本アプリがバージョン3からAndroid 5.0以上に ― 2019年06月05日にも追記したのだが、2019年6月28日の夕方以降、JR東日本アプリ2.11.1がandroid4で使えなくなった。Nexus7の重要な使い道はJR東日本アプリにあったのだ。それでandroid5にバージョンアップすればJR東日本アプリは使えるのだが、Nexus7(2012)は、android5では使い物にならないぐらい遅いらしい。そこで、今週末にでもカスタムROMのandroid7.1.2でも入れるかと思っていた矢先の失敗であった(泣)。

ということで、Nexus7(2012)の後継を考えないといけない。ガラケーG'zOne TYPE-Xをスマホにして1本化するという手もあるが、auのスマホ料金は高い。Nexus7(2012)はWi-FiルーターにIIJmioの3GB/月契約のSIMを入れて安く使っているので、ガラケーをauのスマホにするのはもう少し考えたい。しかし、7インチのSIMの入るタブレットで適当なのがないのだ。8インチのものならあるが、SIMの入るタイプは結構な値段がする。

そこで、いま検討中なのが、Huawei P20 LiteのSIMフリー版を買って、IIJmioのSIMを入れる方向だ。Huawei P20 Liteのau版(HWV32)は家人がこの春から使っていてよさそうなのだ。Huawei P20 LiteのSIMフリー版ってあちこちで2万円ちょっとで買えるのだ。Zaurusが7~8万円もしたのを考えるとかなり安い。

問題は、いまIIJmioで契約しているSIMがデータ専用タイプでSMSは付けていないということ。SMSはガラケーで受信できるので、IIJmioの方には不要なはずなのだが、どうもファーウェイの端末は最近のものでもセルスタンバイ問題があるらしい。SMSを付けると月々の料金が少し高くなるだけでなく、SIMの電話番号が変わってしまって、使い残して繰り越しているデータ残量がリセットされてしまうようだ。

ただ、ファーウェイの最近のセルスタンバイ問題は、1日に数%バッテリー消費が増えるだけらしい。Wi-Fiルーターを長時間使うよりは電池の消費は少なそうだ。とりあえずSMSなしのデータ通信のみのSIMで使ってみるか(←もうHuawei P20 LiteのSIMフリー版買う気になっている)。

バイクでツーリングに行くときにNexus7(2012)とWi-FiルーターのAterm MR04LNをウエストバッグに入れていたのだが、こういうときは7インチタブレットでない方がいいなと思っていた。画面が大きいのは見易いが、持ち歩きにくい。あと、Nexus7を持ち歩いていて不便だと思ったのは、ロックの解除方法がパスワード入力しかないこと。外でパスワード入れてるとこ丸見えやん。それに長いパスワードを設定していると、すぐにロック解除できない。指紋認証はその辺便利だと思う。

【追記】
Windows7からWindows10へのバージョンアップに備えて、Casio G'zOne TYPE-XのカレンダーとOutlookのシンクロをNexus7のOutlookとWindowsのOutlookのシンクロに変更したことは以前書いた。Outlook 2013(Windows)とOutlook(android)を同期する ― 2019年06月04日参照。

そうしたら、CasioのガラケーG'zOne TYPE-XのカレンダーとWindows上のOutlookとのシンクロがMySync Bizで出来なくなってしまった。調べるとMySyc BizではMicrosoft Exchangeを使っているOutlookとはシンクロできないそうだ。live.comを使ったOutlookのシンクロはMicrosoft Exchangeを使っているらしく、そうなるとMySync Bizは使えない。

【関連追記:2019年7月20日】
HUAWEI P20 lite(SIMフリー版)をIIJmioで12800円でぽちっと ― 2019年07月03日
HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その1 ― 2019年07月20日

Bluetoothテザリング接続(バイク用ナビRM-XR550XLとMR04LN)2018年10月17日 00時00分00秒

JR川崎駅:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F3.5、1/60秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

Aterm MR04LN 3B モバイルルーター購入 ― 2018年10月16日のつづき。

バイク用ナビRM-XR550XLでラジコが聴けるようになったので、Wi-Fi接続ではなくBluetoothテザリング接続(PAN)でモバイルルータMR04LNとつながらないかという話。Wi-FiよりもBluetoothの方が省電力なのだ。
バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その1) ― 2018年09月14日
バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その2) ― 2018年09月15日

その前に、android 4.4でBluetoothのPANプロファイルがサポートされているのかが問題になるが、問題なくサポートされているようだ。それで、RM-XR550XLとほぼ同じOSバージョンのNexus7(2012)でBluetooth PAN接続を試してみた。

Nexus7(2012)って、Bluetoothのどのプロファイルでつながっているのかよく分からないんだよね。そこでBluetooth Auto Connectというアプリを使うと、どの端末とどのプロファイルでつながるのかを指定できることが分かった。
【Nexus 7】アプリ Bluetooth Auto Connect を使って Bluetooth ON と同時にテザリング経由でインターネットに自動接続をする参照。

Bluetooth Auto ConnectをNexus7(2012)にインストールして、プロファイルPANで設定したら、MR04LNとBluetoothテザリング接続ができた。

Nexus7でBluetooth Auto Connectのapkファイルを作って、バイク用ナビRM-XR550XLに移してインストールした。

無事にBluetooth PANでMR04LNとXR550XLがつながった。

バイク用ナビは、Bluetooth A2DPでインカムEasyTalk3とつながっている。そこにBluetooth HFPで携帯電話ともつながって通話できるようになっている。ここにさらにBluetooth PANでMR04LNとつなげて全部のプロファイルが同時に使えるのかが問題となる。

結果は、3つのプロファイルが同時に使えた。バイク用ナビXR550XLが、MR04LNとBluetooth PAN接続してインターネットにつながりながら、EasyTalk3とBluetooth A2DP接続でradiko(raziko)でラジオ放送とナビゲーションを聞きつつ、Bluettoth HFP接続の携帯電話(CASIO G'zOne TYPE-X)の着信を受けて通話できた(同時に鳴っているときは、携帯電話>ナビ>ラジコの優先順位でほかの音が小さくなる)。さらにもう1台のEasyTalk3ともインカム接続で話すことも可能。Bluetooth有能。図で示すと以下のようになる。環境によってはうまく表示されないかもしれない。

<docomo回線IIJmio>
 ↑
 ↓
MR04LN(モバイルルータ)
 ↑
【PAN】
 ↓
RM-XR550XL(ナビ)
 ↑
【A2DP】
 ↓
EasyTalk3←【インカム HSP?】→EasyTalk3
 ↑
【HFP】
 ↓
CASIO G'zOne TYPE-X(携帯電話)
 ↑
 ↓
<au回線>
【】内はBluetoothのプロファイル名。EasyTalk3同士の接続プロファイルは不明。

※携帯電話との接続はしないことも多い。走行中に電話掛かってくることはほとんどないし出たくないので(笑)。

Bluetooth テザリング接続(PAN)だと省電力なので、MR04LNは公称24時間連続通信ができることになる。これでツーリング中ずっとラジコを聴いていてもモバイルルータの電池は大丈夫。

ただ、androidのOS上の問題があった。ナビとラジコはRM-XR550XL(android 4.4,2)上で動いているのだが、それぞれの音量を独立して調節できないのだ。ラジコを聴いていてナビの音声案内が入るとラジコの音量は下がる。これはandroidがやってくれる。ところがラジコとナビのそれぞれの音量を別個に調節できないのだ。android 2のころは独立して音量調節できた記憶があるのだが、android 4.4ではそのような機能はないようだ。androidのその後のバージョンでも同じ仕様のようだ。

それの何が困るかというと、ラジコがうるさいのだ。ナビはゆっくりと間を開けて話すので音が大きくてもよい、というか音が大きい方がよい。ところがラジオの方は四六時中音楽が鳴って喋っているのだ。ナビの音声案内がよく聞こえる音量にしておくと、ラジオがうるさい。かといってラジオが鳴っているなぁという感じにすると、ナビの音声はもう少し大きくしたくなる。これにタンデム乗車の後ろに乗っている者との会話が加わると、本当に「ラジオうるさい!黙れ!」と言いたくなる(笑)。ちなみにA2DP接続とインカム接続はそれぞれ独立してインカム側で音量を調節できる。しかし、同じA2DPにナビ側で既に混ぜて送られて来ているナビの音声とラジコの音はナビ側で混ぜる前に音量調節できなければどうしようもない。androidってなんでこんな仕様なんだ。

ということでタンデム乗車時はラジコは聴かないことにした。もともと一人で高速道路を走っているときにつまらないからと導入したのがラジコなのだから。

あと、androidに何かのアプリを入れて各アプリの再生音量を独自にコントロールするものもあるらしいので、もう少し調べてみる。ただ、androidの基本仕様は前に書いたとおりのようなので、音の出るアプリを何かほかのものに仮託してアプリごとに音量調節を可能にするという形になるらしい。

ともかくもバイク用ナビにBluetooth Auto ConnectをインストールすることでMR04LNとBluetoothテザリング接続(PAN)ができて、ほかの既存プロファイルとも共存両立できることがわかった。こういうつぶしの利くハードウェアは好き(某老眼鏡CMのように菊川怜か武井咲に言わせたいw)。

Bluetooth PAN接続は、以前Zaurusでやりたいと思ったことがある。Zaurusで無線LANカードを使うと電池が持たなかったので。Zaurus側にはUSBのBluetoothドングルを購入してドライバも入れて置いたが、当時Bluetoothテザリングのできる機器を持っていなかったので結局実現しなかった。いまならMR04LNとZaurusとでBluetooth PAN接続ができそうだが、Zaurusはブラウザが古いので閲覧不能のサイトが多くて困る。テキストを書いたりメールを送るのにはいまでもいいデバイスだと思うが。


写真は記事とは関係ない。JR川崎駅:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F3.5、1/60秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

JR川崎駅で東海道線の下り線路を外側に移設してプラットホームを拡張するらしい。現行東海道線下り線路上の車内から撮影。2018年11月3日に線路切り替え工事をする予定らしい。
川崎駅のホーム拡幅に伴ない、東海道線東京-横浜間が全面運休に 11月3日10時頃-翌初電前(レスポンス)参照。

JR川崎駅って1872年(明治5年)に開業している古い駅なのに、東海道線のホームが狭いよなぁ。上下線でホーム分離もしていないし。どういう歴史なんだろう。

Aterm MR04LN 3B モバイルルーター購入2018年10月16日 00時00分00秒

NEC MR04LN + エレコム ELECOMP-01SNCBK + RastaBanana T657ATERM +ETSUMI E-6078

なんか毎週火曜日更新みたいになっていますな。最近月曜が祝日というのが多いからか。できればもっと色々書きたいことはあるのに。

さて、ヨドバシのポイントがそこそこ溜まっているので、何か買おうと思った。

このところずっと欲しいと思っているのは、ニコンのGPSユニット GP-1Aなのだが、これはとっくに販売終了となっていて、新品しか扱わないヨドバシでは買えない。

それで、RicohのTHETA買おうかなぁと思ったのだが、android用のTHETAアプリがシステム要件android 5.0以上に特に告知もなく変更されてしまったことを思い出した。こういう重要なシステム用件をしれっと変更する会社は次も同じようにしれっと要件を変えてくるだろう。いつまでも古いOSをサポートしろとはいわないが、システム要件を変更したときに変更したことを告知すらしないのは駄目すぎる。

Nexus7(2012)はandroid 4.4.4のままにしているのだ。THETAアプリをどうしても使いたいのならandroid 5.0でも6.0でも7.0にするのだが(android7.1.2が軽いらしい)、そこまでして欲しいと思わないから買わないで来た。THETA SかSC買おうと思ったらTHETA Vが出て急に買う気がなくなったのは去年書いた。THETAはまたいずれ…。

そこで、バイク用ナビRWC RM-XR550XLでラジコが聴けるようになったので(※)、モバイルルーターを新調しようかと思った。NECのMR05LNを買おうと思ったら、なぜかヨドバシでは販売終了になっている。ビックカメラでは売っているのに。これはもう製造は終了していて市場在庫しかないのかもしれない。ヨドバシドットコムでは後継にMP01LNが指定されていた(今現在は後継表示はなくなっている)。【追記:2021年3月17日】2021年の今ヨドバシでMR05LNを検索すると、販売開始日:2019/10/03で販売している。この記事を書いた2018年10月の1年後にMR05LNをまた販売しだしたようだ。楽天モバイルでもMR05LNとSIMのセットを発売しているので、MR05LNはまだまだ現行品なのだろう。2018年はなんかタイミング悪かったなぁ。ビックカメラで新品のMR05LNを買っておけばよかったかも(SIMサイズの問題で)。【追記ここまで】
バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その1) ― 2018年09月14日
バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その2) ― 2018年09月15日

MP01LNってMR05LNのシリーズとは全然機能の違う下位機種やん。これはMR05LNのような高機能のモバイルルーターはもうでないということなのか。だったらますますMR05LN買わないといけないような気がしてきた。

それで、MR05LNを調べていたら、その前機種のMR04LNの方が対応している電波が多いようだ。主に海外で使うときに差が出るようなのだ(MR04LNの方が3Gのいろんな規格に対応している)。まあ自分は海外で使う可能性はあまりないのだが。それとMR05LNの方は、電池が大きくなって、持続時間が少し延びているようだ。
Aterm MR05LN/MR04LN/MR03LNの比較(記憶は人なり)

MR05LNとMR04LNのどちらでもよかったのだが、1万円ほどでMR04LNのクレードルセットの美品が中古で出ていたので、MR04LNを買った。ヨドバシのポイントはまたいずれ何かに使うつもりでいたのだが、台風24号で壊れたアンテナに使ってしまった。まだポイントは残っているのだが、なにかをポイントで買う気にはならなくなってしまった。

MRxxLNの中古を買うときの注意点としては、MR04LNにはヨドバシなどの一般の店で売っているものと、ISPが回線とセットで売ったりしているものの2種類があるらしいことだ。違いは、APNのプリセットが入っているかいないか、だ(一般向けの方がAPNのプリセットがなされている)。

私が買ったMR04LNは3Bの末尾の付いた、APNプリセットの入っていない方のものだった。APNをプロバイダー等の書いてあるとおりに入力するかしなくて済むかの違いだが、一般向けの説明書に「APNプリセットの中から選んで終わり」と書いてあったりすると、初心者は迷うかもしれない。

私が使っているIIJmioの場合は、mioモバイル/mioモバイルプラスに書いてあるとおりだ。

APNiijmio.jp
ユーザ名mio@iij
パスワードiij
認証タイプPAPまたはCHAP

認証タイプに「PAPまたはCHAP」とあるが、MR04LNではデフォルトでCHAPになっていたので、CHAPのままでそれ以外のところを入力した。

MR04LNとMR05LNの大きな違いの一つにSIMサイズがある。MR04LNはmicroSIMなのだが、MR05LNはnanoSIMだ。さらにMR04LNは、SIMアダプターを使うな、と注意書きがある(ご丁寧に裏蓋開けたところにまで刻印してある)。MR04LNはSIMを挿入したらカチッと手応えがあって固定されるタイプだ。抜くときはもっと強く押し込むとカチッといって少し飛び出る。SDカードによくあるタイプと似た挿入方法だ。

この構造ゆえか、SIMアダプターが引っかかってSIMが取り出せない事故が多発しているらしい。困ったな。IIJmioの追加SIMは「小は大を兼ねる」として、一番小さいnanoSIMにしているんだよなぁ。
IIJmioのSIM追加で回線1つ節約 ― 2018年02月28日参照。

いまさらmicroSIMなんかに交換したくはないので、リスク覚悟でnanoSIMをSIMアダプターに入れてmicroSIMサイズにしてMR04LNに挿入した。

私が買ったSIMアダプターはALLONEのSIMカード変換アダプターセットALK-SMADPKというものだ。nanoSIMを標準SIMのL-09Cに入れて使うために買ったものだ。

これのnanoSIMをmicroSIMに変換するアダプターは、SIMがアダプターにカチッと嵌るタイプで、一旦嵌めてしまえばもともとmicroSIMだったかのような一体感がある。しかし、アダプターとSIMの隙間にMR04LN内部の爪が引っかかったりしたら困るので、境目にスコッチメンディングテープを貼った上でMR04LNに挿入した。何度か出し入れしたが、問題なさそうだ。万が一引っかかって出てこないときは無理に引っ張らずに、薄いプラスチック板を接点のある面に挿入してSIMと一緒に引き出すとよいそうだ。

MRxxLNシリーズを買ったのは、リモート起動機能とBluetoothテザリング機能に期待したからだ。

いつも使っているバファローDWR-PGの優れたところは、Wi-Fi通信がないとスリープするのだが、子機側でW-Fi接続しようとするとDWR-PGがスリープから復帰するところだ。これのお蔭でDWR-PGはカバンに入れたままずっと触れる必要がないのだ。

しかし、MR04LNのリモート起動は、DWR-PGのような便利なものではなかった。androidでは専用アプリAterm Mobile Toolをインストールして、そのAterm Mobile Toolの画面からMR04LNを起こさないといけないのだ。Aterm Mobile ToolのないWindowsでは、Bluetoothで接続すると、休止状態から復帰する。
休止状態から起動する(リモート起動)(Aterm MR04LNユーザーズマニュアル)
MR03LNのユニークなスリープモード解除法([趣味のアイテム 紹介/レビュー] 使ってみたらこうだった)

なお、Bluetoothテザリングを使うときでもWi-Fi機能はOFFにしない方がよいようだ。というのは、Bluetoothで休止状態から起こすときに、Bluetoothテザリング接続だとうまくつながらないときがある。通常のBluetoothデバイス名が"Aterm-abcde"とすると、休止状態のときのBluetoothデバイス名は"abcde-bt"になっていて、その謎の"abcde-bt"に対して接続しようとすると、MR04LNが休止状態から起きることになっているのだが、その"abcde-bt"から"Aterm-abcde"に変わらないとBluetooth接続ができないようで、なかなかBluetooth接続が確立しない。これがW-Fiを有効にしていると、MR04LNが休止から復帰したときにWi-Fiが接続可能になっているので、Wi-Fiですぐに接続できるのだ。

やっぱりDWR-PG(姉妹機のBF-01B、PWR-100D、PWR-100F)のリモート起動って超優れものだったんだなぁ。DWR-PGのLTE版後継機がないのが非常に残念だ。DWR-PGは3G(FOMAとFOMAプラス)にしか対応していないのだが、LTEのエリアとFOMAプラスエリアってほとんど同じなので、実用上の問題はほとんどない。

ただ、DWR-PG(姉妹機BF-01B、PWR-100D、PWR-100Fも同じ)のリモート起動は、MRシリーズの休止状態よりも電池を食う問題点がある。DWR-PGの待ち受け時間(スタンバイ)は30時間だが、MR04LNのリモート起動有効での休止状態待ち受け時間は約250時間となっている。
DWR-PG 仕様
aterm MR04LN 仕様

これは、Wi-Fiで待ち受けしているのか(DWR-PG)、Wi-Fiは止めてBluetoothで待ち受けしている(MR04LN)の違いから来るのだろう。

キャンプなどで長時間充電できない状態が続くのでない限り、待ち受けが30時間もあれば十分だと思う。

NECのMRシリーズもDWR-PGのような素早くて簡単なリモート起動と選べるようになればいいのになぁ。
【追記:2021年3月17日】MR04LNのWiFiもDWR-PGのようなリモート起動が可能だった。MR04LNの設定→電源設定→自動省電力設定→省電力状態切り替え機能を「ウェイティング」にする。
<ウェイティング> 子機との接続の無い状態で一定時間経過したあと、自動的にウェイティングになります。Wi-Fi接続するだけで、本商品をすぐに起動することができます。

https://www.aterm.jp/function/mr04ln/guide/eco.html
【追記ここまで】

さて、MRシリーズを買ったのは、Bluetothテザリング(PAN接続)ができるからである。Wi-Fi接続よりもBluetooth接続の方が節電なのだ。

バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その1) ― 2018年09月14日バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その2) ― 2018年09月15日で、バイク用ナビでラジコを聴けるようにしたのだが、これをDWR-PGで接続するとDWR-PGの連続使用時間が公称6時間なので、連続使用が辛いのだ。DWR-PGは充電しながらでも使えるので、モバイルバッテリーでDWR-PGを充電しながら使うことも可能だ。

しかし、MR04LNならBluetoothテザリングで公称24時間持つので、MR04LNの方がよい。

問題は、android 4.4.2のバイク用ナビRM-XR550XLがBluetooth PANに対応しているのか、対応しているとしてA2DPとHFPとPANとが同時に使えるのかだ。

長くなるので、バイク用ナビXR550XLとMR04LNのBluetooth PAN接続の話は次回に。


写真はMR04LNと エレコム ELECOMP-01SNCBK [スマホ汎用ケース スリップイン 4インチ対応 ブラック] と ラスタバナナ RastaBanana T657ATERM [Aterm MR04LN用 液晶保護フィルム 反射防止] と エツミ ETSUMI E-6078 [ハンドストラップS ブラック] 。

エレコム ELECOMP-01SNCBKは、少し前の4インチのスマホ用ケースなので、在庫が少なくなっているようだ。最近のスマホはもっと大きくなっているからか。中が赤い色でいい感じなのだが、これは入口付近のみで途中からの内側は赤くない。見えないところが赤くないのは構わないが、赤い色の内装と奥の方の白い内装との境目に段差ができていてイマイチの感触だ。奥の方まで赤い内装にしていないのは何か意味があるのだろうか。白い内装がスマホの画面を掃除する役目を負っているのかもしれない。

保護シートにラスタバナナ RastaBanana T657ATERMというMR04LN用のアンチグレアのものを買ったのだが、液晶画面が少し暗くなる。貼らない方が液晶がよく見えてよいのだが、傷が付くのも嫌なので我慢して貼ったままにしている。

MR04LNはタッチ式の液晶画面があって、設定がWi-Fiルータ単体でできるのがよい。DWR-PGは、PCなどで設定画面にアクセスする必要があった。

電池残量確認も、DWR-PGはLEDの色でアバウトにしか分からなかった(LED点灯(青) が電池残量が50%以上、点灯(緑) が 50~ 25%、点灯(赤) が 25~10%、点滅(赤) が 10%未満という表示になっていて、別途管理画面にアクセスすると詳細な1%単位での電池残量が分かる)が、MR04LNは電源OFFのときでも電源ボタン半押しで1%単位で電池残量が分かるのがよい。DWR-PGは100~50%までが同じ表示なのがネックだった。90%以上あるときと50%そこそこだと同じ青点灯表示だが、残りの運用可能時間が全然違う。他方でMR04LNはかなり電池長持ちですな。

【関連追記:2018年10月17日】
Bluetoothテザリング接続(バイク用ナビRM-XR550XLとMR04LN) ― 2018年10月17日

HUAWEI P20 Pro は1/1.7インチセンサーのスマホ2018年06月13日 00時00分00秒

馬形埴輪(神奈川県立歴史博物館):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、16mm(35mm版24mm相当)、F4開放、1/30秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 2200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、AF中央1点 、高感度ノイズ低減:標準

カメラ関係の「おおっ」と来るネタもないので、スマホのカメラの「おおっ」と来た話題をしてみる。

デジカメWatchiの新製品レビュー、HUAWEI P20 Pro 1/1.7インチ4,000万画素の実力を見る トリプルカメラスマホ、ついに日本発売へによると、HUAWEI P20 Pro 1は1/1.7インチセンサーなんだそうだ。

かつて愛用していた初代GR DIGITALが有効約813画素の1/1.8型CCDセンサーだったし、GR DIGITAL II が有効画素1001万画素(総画素数1030万画素)、1/1.75型原色CCDで、GR DIGITAL III が1/1.7型CCD(総画素数約1040万画素)だった。

HUAWEI P20 Proは、GR DIGITAL III と同じ大きさのセンサーなのだ。画素数は約4倍近くある(そんなに画素数要らないのに)。

しかも、

この端末は約4,000画素の標準カメラ(35mm判換算約27mm相当F1.8)、約800万画素の望遠カメラ(同約80mm相当F2.4)、そして約2,000万画素のモノクロカメラ(同約27mm F1.6)と3つのカメラを搭載しているのだ。

という。

約4,000画素の標準カメラ(35mm判換算約27mm相当F1.8)って、1/1.7インチCCDで6.0mm(28mm相当)F1.9のGR DIGITAL III に匹敵するスペックじゃん。

写りの方は、はっきりパキパキこってりのようで、好みの問題はあるが、一般の人には受ける設定だろう。ニコンの黄色い画像よりは絶対に「きれい」と思われるだろうな。詳しくはデジカメWatchの記事の作例をご覧くだされ。

作例の原サイズ画像を等倍で見てみると、スマホ画像特有のギザギザべっとり処理で細かい所がつぶれがちだが、ある程度までのトリミングには耐えるぐらいの細かい解像はしている。1インチセンサーのNikon 1 V1と同等ぐらいには解像してるんじゃないか(ニコワンの方が細部のつぶれ具合が少ないが)。

これじゃあもうコンパクトデジカメの出番はほとんどなくなりますな。

iPhone以降、様々なスマートフォンが登場してきた。カメラ機能もドンドンと進化し、新端末発表会でも通信機能には触れずに、カメラ機能が大きく取り上げられる時代になって久しい。

そんな中ようやく日本市場に投入されたHUAWEI P20 Proだが本当にスゴい製品だと感じた。光学3倍の望遠レンズも使い甲斐があるし、夜間モードでのナイトショットは驚くほどの描写なのである。使っていて楽しいし写りもいい。

これからスマートフォンを買おうとしているデジカメ Watchの読者は、HUAWEI P20 Proを一度試すことをオススメしたい。

自分はまだガラケーのG'zOne TYPE-Xを愛用しているのだが、これも3G回線がなくなると使えなくなるし、買って7年経っているのでいつ壊れるか分からない。以前からZaurusやNexus7やノートPCをWi-Fiルーターで使っているので、外出時もガラケーで何も不自由はしていないのだが、次に携帯電話を買い換えるときにHUAWEI P20 Proは候補の筆頭にしておこう。ただ、SIMフリー版HUAWEI P20 Proの実売価格は約10万円のようだ。SIMフリー版HUAWEI P20 Proはau回線でうまく使えるのか調べておかないと。※

カメラ業界も大変ですなぁ。

※【追記】au回線ではHUAWEI P20 Proは完全には使えないらしい。Huawei P20 Pro、カメラ以外のレビュー!!FOMA、au、Wi-Fi、同時待受など実際どうなの?という話・・・(Skyblue 2018年4月25日)これは意外、Huawei P20 Proでau VoLTE SIMを改めて検証した結果・・・(Skyblue 2018年5月4日)参照。うーん、携帯電話やキャリアメールはau、データ通信はdocomo系MVNOとしていて、Softbankは絶対に使わない主義なので、これは困ったなぁ。残念過ぎる。【追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。馬形埴輪(神奈川県立歴史博物館):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、16mm(35mm版24mm相当)、F4開放、1/30秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 2200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、AF中央1点 、高感度ノイズ低減:標準

「Haniwaのページ」なので、神奈川県立歴史博物館の作例はやっぱり埴輪ですな。はにゃ!

Nexus7にUSB有線LANアダプタLUA3-U2-ATX2018年05月23日 00時00分00秒

BUFFALO LUA3-U2-ATX

Nexus7(2012)は、無線LAN(Wi-Fi)以外(※)にはUSBのMicro-B(メス)しか入出力方法がない。普段は外ではWi-Fiルーターで通信している。
※【追記】BluetoothとNFCもある。【追記ここまで】

ところで、androidで動いているバイク用ナビRM-XR550XLにアプリをインストールできないかを調べていたところ、某巨大掲示板で以下のような記述を見つけた。
中華ナビのあれこれ Part5
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/car/1523042846/328

328 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう[sage] 投稿日:2018/04/28(土) 01:03:10.21 ID:g73eqnAO

たしかAndroid4.0以降ならAX88772搭載のUSB有線LANアダプタ動くよなとXTRONS TA701PLに刺してみたらあっさり認識。
自宅APの電波が弱かったので、有線接続にしてアプリ更新等が快適に。

国内メーカーの千円台で買えるAX88772搭載品は
BUFFALO LUA3-U2-ATX
IODATA ETX3-US2
Logitec LAN-TXU2C
あたりかな?

それで、こういうのはあるうちに買っておかないと後で探すのは大変なので、BUFFALO LUA3-U2-ATXを買ってみた。どなたか分からないが情報ありがとう。

BUFFALO LUA3-U2-ATXよりも後に出たUSB 3.0対応のものもあるのだが、チップがAX88772じゃないようなので、掲示板の教示通りBUFFALO LUA3-U2-ATXを買った。

Nexus7(2012)は、Micro USB Micro-Bメスで、BUFFALO LUA3-U2-ATXはUSB 2.0 Type Aなので、つなぐにはさらにアダプタがいる。これは, サンワサプライ SANWA SUPPLY AD-USB18W [USBホスト変換アダプタケーブル MicroBオス-Aメス]というのを買った。ヨドバシで一番安かったからだ。 ヨドバシで、LUA3-U2-ATXが1350円(税込)で、AD-USB18Wが542円(税込)だった。

さて、LUA3-U2-ATXにLANケーブルを挿して、AD-USB18Wを介してNexus7(2012)のUSBポートに挿した。LUA3-U2-ATXのLINKランプと10/100ランプの両方が点灯してあっさりネットにつながった。ドライバ導入もなにか操作したりすることもなく、ただUSBポートに接続するだけで使える。Wi-Fiを無効にしているので明らかに有線でネットにつながっている。android 4.0以降にはAX88772のドライバが最初から含まれているらしい。うちのNexus7(2012)はandroid 4.4.4だ。

それでいろいろなアプリケーションを試してみたのだが、JR東日本のTrain Info(JR東日本アプリの英語版)だけは有線LANのみでは使えなかった。Train Infoは無線LANもなにかに使っているのだろう。Yahoo!カーナビやGoogleMapは有線LANだけで使えた。これらはGPSだけで十分なのだろう。ブラウザやメーラーが有線LANだけで使えるのはいうまでもない。

このAX88772というチップ搭載のUSB有線LANアダプタはLinux Zaurusでも使えるらしい。Linux Zaurusには、自分はCFカードタイプの有線LANアダプタを持っているから別にLUA3-U2-ATXはなくてもよいのだが、こういうつぶしの利く周辺機器は持っていて損はない。自分のノートPCには有線LANポートがあるからいいが、有線LANポートのないノートPCも多いし。

他の用途としては、無線LANが混み合っていて速度が出ないような環境で有線LANを使うという手がある。普段持ち歩いているWi-FiルータDWR-PGにはクレードルがあって、それを使うとWAN側がDoCoMoのFOMAプラスでLAN側に有線イーサネットが使える。DWR-PG + クレードル + イーサネットケーブル + LUA3-U2-ATX + AD-USB18W + Nexus7(2012)で、無線LANを使わずにNexus7(2012)をDoCoMo回線で使えることになる。無線LANサービスのある新幹線や特急の車内で長時間ネットにつなぐ必要のあるときは、この方法が快適かもしれない。

IIJmioのSIM追加で回線1つ節約2018年02月28日 00時00分00秒

IIJmioタイプDの標準SIMとnano SIM + ALLONE ALK-SIMADPK

久々にネット回線の話。かなり以前はKWINSのPHSカード、その後はWiFiルーターに日本通信を経てIIJmioを使っていた。KWINSはWillcomのMVNO、日本通信とIIJmioはドコモのMVNOだ。
Sharp ZAURUS SL-C3200 + KWINSでモバイル(追記あり) ― 2006年10月12日
Portable WiFi BUFFALO DWR-PGゲット ― 2010年07月02日
さようならb-mobile U300、こんにちはIIJmio、L-02C ― 2013年01月18日
など参照。

なお、日本通信は私はお勧めしない。回線の品質が悪く、また通信の種類や宛先によって様々な制限がなされていて(たとえばMicrosoft Updateは遮断されていた)。それでいて安くもない。日本通信はMVNOの古参でこの会社が頑張ったから格安回線が開けたという意義は認めるが、不当解雇や不当労働行為などの問題も起こしている会社なので、色んな意味でお勧めしない。いまは回線の制限も変わっているかもしれないが日本通信を使うことは二度とない。

さて、そのIIJmioで使っているのはミニマムスタートプランという一番安いプランだ。私が使い始めた当時はドコモのMVNOしかなかったが、いまはauのMVNOも選べるようになっている(それぞれタイプDとタイプAと呼んでいるようだ)。ただ、私は携帯電話はずっとauにしているので、複数の通信手段を確保する意味からもIIJmioでは今後もドコモの方にするつもりだ。使える端末もドコモ用の方が選択肢が多いし。あと、auは周波数再編の関係からエリアの拡大に手が回っていないので、それも不満。

さて、そのIIJmioがうちには2回線ある。私と家人の分だ(それぞれ別名義・別mioID)。そしてその月間データ使用量がそれぞれ1GB未満がこの何年も続いている。ミニマムスタートプランは上限3GB/月となっている。それがずっと繰り越されていて毎月6GBも使える状態がずっと続いている。これは外ではほとんど動画を見ないし、ブラウザはFirefoxに広告ブロックを入れていてFlashを使った広告などを表示させていないというのが大きい。またSkypeはあまりデータを使わない仕組みのようだ。

それで、アベノミクスのお蔭で可処分所得が減っているようなので、何か節約できることはないかと思って気づいたのが、IIJmioである。

私がIIJmioを契約したときはミニマムスタートプランではSIMが1枚しか契約できなかった。しかし、いまではミニマムスタートプランでも2枚までSIMを契約できる。ミニマムスタートプランは月額税込972円なのだが、SIMを追加すると毎月税込432円増額となる。それでデータ上限は3GBのままだ。しかし972円×2=1944円と972円+432円=1404円だと毎月540円違ってくる。SIM発行手数料は税込2160円だが、4ヶ月で元が取れる。たかだか540円/月だが、年間だと6480円にもなる。

ということで、ミニマムスタートプラン2契約のうち1契約を解約して、1つのミニマムスタートプランでSIMを追加して、1契約2回線(2つのSIM)にした。

追加するSIMの種類は一番小さなnano SIMにした。うちでは標準SIMの端末しかないのだが、今後買い換えたりするときにSIM交換の手間とSIM交換手数料が発生するのを節約するためだ。

IIJmioタイプDの標準SIMとnano SIM + ALLONE ALK-SIMADPK

SIMアダプターはALLONEというところのALK-SIMADPKという型番のSIMカード変換アダプターセットを買った。何がいいのか分からなかったのでヨドバシドットコムで一番売れているのを選んだ。このSIMアダプターは背中側が透明シートになっていて載せるだけのものなので、nano SIMが挿入時にずれる可能性がある。それでスコッチメンディングテープを両端に貼ってnano SIMがアダプターからずれないようにした。アダプターの代金を入れると元を取るのに6ヶ月掛かることになる。

うちでは2つの回線ともWiFiルーターなので、SIMを入れ替えるだけでなにも設定を変える必要はなかった。

あと、android用の「みおぽん」という管理アプリでは、SIMを追加してその使用できる日がきたら、自動的に管理対象のSIMが追加されていた。以前は1つの回線しか表示されていなかったのに、追加SIMの使用開始時から2つの回線が表示されてそれぞれのデータ使用量閲覧や設定ができるようになっていた。これはmioIDで管理されているからだろう。同じmioIDで契約している回線はすべて表示される仕組みのようだ。

もう1回線増やしたくなったら、SIMが最大10枚まで発行できて10GB/月で月額税込2765円のファミリーシェアプランというのがある。ファミリーシェアプランはSIM3枚目までは増額なしでSIM4枚目以降税込432円/月増額となる。

ただ、SIM3枚なら、もう1回線ミニマムスタートプランを追加した方が安い。ミニマムスタートプランSIM2枚で税込1404円、それにもう1回線ミニマムスタートプランで税込972円/月なので合計税込2376円/月でファミリーシェアプラン税込2765円/月よりも389円安い。この場合、違いはミニマムスタートプランを2回線だとそれぞれ3GB/月なのが、ファミリーシェアプランだと全部で10GB使えるということだ。しかし、現状2つのSIMで3GB/月でも余ると思うので、追加の1回線がまるまる3GB/月使えれば十分だと思う。まあ、こういう自分の使用状況に応じていろいろ節約できるパターンがあるのがIIJmioのよいところ。3回線目が必要になったらまた考えるとしよう。

なお、上記の計算にはユニバーサルサービス料は入れていない。ユニバーサルサービス料は2018年1月からは2円/月となっていて1電話番号あたりなので、SIMの枚数分だけ払うことになる。

【関連追記:2018年10月16日】
nanoSIMに交換したので、nanoSIMや(アダプタ経由で)microSIMのモバイルルーターも利用できるようになった。microSIMのMR04LNを購入した。
Aterm MR04LN 3B モバイルルーター購入 ― 2018年10月16日

「あなたの街の熱中症予防」など急遽2016年7月28日(木)で終了2016年07月27日 00時00分00秒

立川定点観測(番外編):Ricoh GR、、18.3mm(28mm相当)、F5.6、1/250秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

全然お返事も更新もできずすまんです。Windows10化即Wondows7化でコケまして時間食いました(泣)。

それとは全く別に、android端末で利用していた、「あなたの街の熱中症予防」、「あなたの街のインフルエンザ速報」、「あなたの街の花粉情報」アプリが明日2016年7月28日(木)でいきなり終了とのこと。
ドコモからのお知らせ 「あなたの街の熱中症予防」、「あなたの街のインフルエンザ速報」、「あなたの街の花粉情報」アプリのサービス提供終了について 2016年7月27日

「あなたの街の熱中症予防」、「あなたの街のインフルエンザ速報」、「あなたの街の花粉情報」アプリは、2016年7月28日(木曜)午後3時でサービス提供を終了させていただくことになりました。また、サービス提供の終了に伴い、アプリダウンロードは2016年7月27日(水曜)午後4時で終了させていただきます。※1

アプリをご利用いただいているお客様には、サービスが終了すること及び終了のお知らせが直前となったことについて深くお詫び申し上げます。

<サービス提供終了の理由> 各アプリで使用している気象データ等を配信するウェザー・サービス株式会社において、データ配信を行えなくなることが急遽判明し、手を尽くしましたが、各アプリにおいて気温・湿度・熱中症危険度指数・インフルエンザ流行情報・花粉飛散予報などのコンテンツを提供できなくなるため。

ウェザー・サービス(株)、大丈夫なのか。サイトを見ても何も書いていない。公式ツイッター@weather_serviceの方でも何も書かれていないな。

花粉は利用していなかったが、熱中症とインフルエンザは利用していた。熱中症はこれからがピークなので、こういう時期に突如サービス停止になって残念。


写真は記事とは関係ない。
立川定点観測(番外編):Ricoh GR、、18.3mm(28mm相当)、F5.6、1/250秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

定点観測はこの時期にはやってないんだが、もう少しで完成しそうなので番外編で。立川定点観測シリーズ3年目 ― 2016年01月26日参照。

ROWA DB-L50-SAをDWR-BT01(DWR-PG用バッテリ)互換品として買ったが…2015年03月06日 00時00分00秒

ROWA DB-L50-SA(左)とDWR-BT01(DWR-PG専用バッテリー)

このブログの更新などに大活躍のWi-Fiルータ、バッファローDWR-PGの電池がかなりへたってきた。残量50%ぐらいまでは以前と変わらないのだが、50%を切ると急に10%になったりする。これはバッテリーが劣化してきている証拠だ。

それで、DWR-PG用の純正バッテリーDWR-BT01を買おうと思ったら、なんだか製造終了っぽい。製造終了とは書いていないが、ヨドバシでも扱っていないし、バッファローの直販でも購入できなくなっている。

それで、互換バッテリーで有名なロワジャパンのバッテリーを買うことにした。DB-L50-SAがそれだ。DB-L50という型番は三洋のザクティ用のバッテリーの型番で、三洋ザクティ用DB-L50でもDWR-PGに使えるそうなのだが、これも製造終了のようだ。それでそのDB-L50の互換品のDB-L50-SAを買った。DB-L50-SAは、中のセルが三洋製(日本製)なのでSAという型番が付いているらしい。

それでDB-L50-SA到着後、満充電しては残り数%までを3回繰り返して使った。へたってきた純正のDWR-BT01よりもかなり電池が持つ。スタンバイ状態なら、カタログスペックの30時間持つ。これで調子よければもう1個追加で買うつもりであった。

しかし、4回目に満充電した後にDWR-PGを起動しようとすると、ルータが起動しない。AOSS/DIAGの赤ランプが点滅したまま先へ進まない。電源ボタン長押しで終了させることもできない。充電し損なったのかと思って、一旦電池を抜いて、電池を入れ直してもう一度満充電した。ほとんど空の状態からの充電と同じくらい時間が掛かって充電が終了したので、DWR-PGを起動してみた。しかし結果は同じ。AOSS/DIAGの赤ランプが点滅したまま先へ進まない。電源ボタン長押しで終了させることもできない。

仕方ないので、ロワジャパンにメールした。メールの返事はすぐに来て、それはICチップの相性の問題なので他の電池に交換しても同じ結果になるだろうとのこと。返品・返金で対応したいとのこと。残念だ。今現在現品を送り返したところだ。返品確認次第返金処理をするという。

それでもDWR-PGを使い続けたいので、電池を探さなくてはいけない。DWR-PGにはOEMでいくつか姉妹機(BF-01B、PWR-100D、PWR-100F)があるので、姉妹機のBF-01Bの電池はないか探してみた。BF-01BはNTTドコモ扱いなので、バッファローよりも面倒見がよい可能性がある。

ヨドバシドットコムに「取り寄せ」で「電池パック BF01」というのがあったので、それを注文した。現在ヨドバシから発注中だ。在庫がないといわれる可能性はあるが、ヨドバシの場合、取り寄せできないものを載せていることは少ないので、「電池パック BF01」の在庫がどこかにあることを期待したい。

しかし、発売後4年少しで専用バッテリーを欠品にしてしまうバッファローは、やはり巷の噂どおりのアフターサービスなのか。

【関連】
Portable WiFi BUFFALO DWR-PGゲット ― 2010年07月02日
BUFFALOポータブルWi-Fiルーター「DWR-PG」にウィルス混入 ― 2010年09月10日
BUFFALOポータブルWi-Fiルーター「DWR-PG」の使用感 ― 2010年09月15日
DWR-PG(Portable WiFi)ファームウェアVer.1.82リリース ― 2011年04月12日
さようならb-mobile U300、こんにちはIIJmio、L-02C ― 2013年01月18日
Nexus7 32GとL-09C ― 2013年05月31日
WiFiルータDWR-PGのファームウェアをVer1.83にした ― 2014年01月31日

【追記:2015年3月11日】
ヨドバシカメラからBF-01B用の電池出荷メールが来た。BF-01B用の純正電池はまだ在庫があったようだ。よかった。

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