Nikon AS-N1000アダプター発見 ― 2024年10月02日 00時00分00秒
以前Nikon1のマルチアクセサリーポートに普通のアクセサリーシュー対応のアクセサリー(なんかややこしい)をつけるアダプターAS-N1000を持っていたはずなのに探しても見つからないから、AliexpressでパチモンAS-N1000を買った話はした。
Nikon 1用AS-N1000モドキ ― 2024年06月25日
それで、リコーの外部ファインダーGV-1(コシナ製)の接眼部にゴムがないので眼鏡レンズに傷が付くため、何かゴムを当てようと、アクセサリーのストックをごそごそ探していたら見つけました本物のNikon AS-N1000を。
しかし、問題はこのリコーのGV-1の接眼部にうまく合うゴムがないんだよねぇ。一番いいのは丸い接眼部のゴムを貼り付けることなんだが、○の接眼部のゴムで余ったものがない。
だいたいさあ、改めてこのGV-1の接眼部見たけど、この形状何なんだよ。四隅のところの幅が薄くなっているから、薄いゴム板をくりぬいて作ろうとしたけど、なんかうまくいかない。なんでアイピース付けられるようにしなかったんだ。こういうところがコシナなんだよなぁ。あの京セラCONTAXでさえちゃんとしたファインダー接眼部作ってるのに(光学系が傾いてるけど(泣))。
21mm用外部ファインダーCONTAX GF-21mmとRicoh GV-1 ― 2011年07月13日
GF-21mm、京セラクオリティ ― 2011年07月14日参照
せっかくAS-N1000見つかったけど、なんか使い道がない(泣)。
GV-1の接眼ガラスが汚くてすまんが、これでも掃除した後だ。GV-1の外装は突起のあるざらざらした塗装なので、クリーニングペーパーやクリーニングクロスが引っかかって、隅の方が掃除しにくい。こういうところも何も考えていないのがよくわかる。ざらざらで触ってて指から滑り落ちたりしないのはよいのだけれども、ガラスのすぐ横までざらざらである必要はない。
【関連追記:2024年10月12日】
Nikon AS-N1000アダプター発見 ― 2024年10月02日のkazu様のコメントで教えていただいた、銘匠光学 TTArtisan 光学ビューファインダー TT-VF28の姉妹品TT-VF21AをAliexpressで見つけてポチッといきました。kazu様情報ありがとうございます。
Aliexpressで TTArtisan TT-VF21Aを注文したがなかなか発送されない ― 2024年10月12日
【関連追記:2024年10月30日】
Aliexpressで購入の TTArtisan TT-VF21Aがやっと発送された ― 2024年10月16日
Aliexpressで購入の TTArtisan TT-VF21Aが発送キャンセルに(泣) ― 2024年10月25日
Aliexpressで出荷キャンセルの注文、一瞬で返金処理完了 ― 2024年10月30日
またまた水戸にNikon 1 V1持って行ってきた ― 2024年08月10日 00時00分00秒
徳川幕府再興のため東奔西走するHaniwaです(違)。
またまた水戸に行く機会があった。暑くて荷物も重たいのは嫌なので、今回は、Nikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8 に、 GR DigitalのワイコンRicoh GW-1を装着して、35mm判21mm相当で撮ってきた。
【写真1】水戸東照宮から宮下銀座商店会を臨む(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F11、絞り優先AE(1/125秒)、ISO125(オート)、AWB、オートエリアAF、NX Studio Ver.1.7.0でRAWファイルから最新のピクチャーコントロール「風景」に現像したものをJpegにしてリサイズ
徳川幕府再興を祈願するために(違)、水戸東照宮に。参道の階段から宮下銀座商店会の裏側を撮影。
Nikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8のRAW(NEF)ファイルをNX Studio Ver.1.7.0で現像していて気づいたのだが、どうやらNikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8の組み合わせだと「自動ゆがみ補正」を適用可能なようだ。それもRAW(NEF)ファイルだけでなく、Jpegファイルにも「自動ゆがみ補正」が適用できる。
それで、上記の【写真1】に「自動ゆがみ補正」を適用したのが【写真2】だ。Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8で若干の樽型の歪曲収差があるのだが、Ricohのワイコン GW-1でさらにそれが強調されている。それが、「自動ゆがみ補正」を適用で若干補正されている。
【写真2】水戸東照宮から宮下銀座商店会を臨む(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F11、絞り優先AE(1/125秒)、ISO125(オート)、AWB、オートエリアAF、NX Studio Ver.1.7.0でRAWファイルから最新のピクチャーコントロール「風景」と「自動ゆがみ補正」適用で現像したものをJpegにしてリサイズ
【写真3】JR水戸駅前三の丸地区再開発(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F9、絞り優先AE(1/250秒)、ISO100(オート)、AWB、オートエリアAF、ピクチャーコントロール:ポートレート、Jpegをリサイズ
【写真3】はJpeg撮って出しのままだ。暗部がつぶれるのが嫌で普段はピクチャーコントロールはポートレートにしている。この構図だと歪曲収差はあまり気にならない。他の写真と並べると、ピクチャーコントロールが違うのでなんか揃えた方がいいのかなという気がしてきた。
水戸駅前三の丸地区再開発は、タワーマンションが建つようだ。なんか土地に余裕あるのになんで上に伸びるのかね。あれかな、ハニワニワみたいに手入れしないと草茫々になるのが嫌だから?だいたいさあ、徳川幕府が再興された暁には、そんな上からお城を見下ろすなんてちょっと失礼じゃないか(違)。
ちなみにF値が11になったり9になったりしているのは、調節しているわけではなく、勝手に動いているだけ(泣)。もともとF11にする気なんてなくて、F8ぐらいで撮っているつもりなのだが、サムネイル拡大レバーに体があたって勝手にF値が変わっているのだ(泣)。【写真1】【写真2】はF11、【写真3】はF9になっている(泣)。Nikon 1 V1ってやっぱりいろいろ使いにくいよなぁ。これ、発売する前にいろんな人にテストしてもらってるのか?大菩薩峠で合宿して1か月ぐらい問い詰めたい(泣)。
【作例4】水戸東照宮(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F11、絞り優先AE(1/160秒)、ISO100(オート)、AWB、オートエリアAF、NX Studio Ver.1.7.0でRAWファイルから最新のピクチャーコントロール「風景」とアクティブDライティング「強め」適用で現像したものをJpegにしてリサイズ
暗部が見えないので、RAW(NEF)ファイルを現像してアクティブDライティング「強め」を適用した。
ということで、Nikon 1 V1もRAWとJpeg同時記録だとなんとかまだ使える。Ricoh GR3の受注が再開されたそうで、荷物をあまり持っていきたくないときはやっぱりGRがいいよなぁとは思う。
【追記】
以上の内容を書いてアップしてすぐに追記しようとしたら30分以上「記事の編集・削除」画面に入れず、「504 Gateway Time-out」になってた。サポートにメールフォームから連絡したらすぐに「記事の編集・削除」画面に入れるようになった。追記したかった内容は、以下。
そうそう、水戸で食事をしようと入ったお店で、「南瓜の○○」みたいなメニューを選んで、ウエートレスのおねえさんに「なんきんの○○」と言ったら「かぼちゃですっ」と言われてしまった。ふりがなが付いていないのでおそらく「なんきん」だろうなと思って、Gboardで「なんきん」と入れたら「南瓜」が変換候補にあったので「なんきん」と言ったのだが、「かぼちゃ」って言い直さなくてもええやんと思った(ちなみにATOKだと「なんきん」で「南瓜」の変換候補は出ない)。
後で調べたら、かぼちゃのことを「なんきん」というのは関西以西であって、東日本では「なんきん」という言い方はないらしい。うちの親(大阪生まれ大阪育ち)はかぼちゃのことをよく「なんきん」と言っていたし、とうもろこしのことを「とうきび」と言っていた。茨城県の人は「南瓜」と書いて普通に「かぼちゃ」と読めるのか、というか他の読み方を知らないから平気で「南瓜」なんて書くんだろうな。自分だったらなんて読むのか迷うから絶対に「かぼちゃ」ないし「カボチャ」ってメニューに書くなぁ。これは徳川幕府再興して「なんきん」を広めなければ(違)。
ちなみに、NHKの朝ドラに『芋たこなんきん』(2006年度下半期作品)があったが、関東地方の「なんきん」を知らない人に、そのことを言うと、そのドラマは知っていたがなんきんがかぼちゃのことだとは知らなかったという。なんということだ。ハーニワ幹部が広めて回らねば(違)。
Nikon 1用AS-N1000モドキ ― 2024年06月25日 00時00分00秒
リコーGRのピントが合わなくなってから、小型デジカメ難民なのだが、代わりにまたNikon 1 V1を使ってみたりしている。
ニコン、高倍率14.3倍のズームレンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」を発表 ― 2024年03月27日の作例参照
ただ、Nikon 1 V1は非常に使いにくいところがあり、それの一つが背面液晶とEVFの切り替えの遅さだ。ストップウォッチで計ってみたが、背面液晶の状態からEVFに顔を近づけてからEVFに画像が映し出されるまで、平均で0.74秒ぐらいある。1秒切ってるからそんなに長くないように思うかもしれないが、これは体感では結構長い。そのあいだずっと真っ暗なんだから。
だったら最初からEVFのセンサーのところにパーマセルでも貼って、EVF専用にすればいいと思うかもしれないが、その場合でもスイッチを入れてからEVFに像が映し出されるまでやはり1秒弱掛かる。最初からEVFのみにする設定はない。こういうところがNikon 1の駄目なところだ。あれが駄目ならこうすればいいじゃん→それも駄目みたいな何重にも駄目なのだ。最初から起動時EVFオンの設定があれば、すぐにファインダーで撮影できるのに、そんな設定はないし、ファームアップで改良すらしない。
それで、そうだ、それならアクセサリーシューに外部ファインダー付けてスナップ撮影すればいいじゃん。しかし、Nikon 1 V1のアクセサリーシューは専用のタイプで、普通のアクセサリーシューに対応した外部ファインダーは付けられない。
そんなこともあろうかと、マルチアクセサリーポートアダプター AS-N1000を買っておいたぜ…と思ったのだが、探しても見つからない。中古でみると、新品時の実売価格よりも高騰している。うーん。
【追記:2024年10月2日】
アクセサリーのストック箱をごそごそしていたら、本物のニコンAS-N1000を発見した。
Nikon AS-N1000アダプター発見 ― 2024年10月02日
【追記ここまで】
しかし、そんなときに助かるのがAliexpress。探したらありましたよ、マルチアクセサリーポートアダプター AS-N1000のパチモンが。
Jcカメラ用シューズアダプター,nuon1,マルチポート,ユニバーサル,標準,LEDライト,フラッシュ,靴のマウントアクセサリーの交換,AS-N1000
シューが和訳されたときに靴になっているのが笑えるが、「nuon1」はわざとだろうな。Nikon1と書いたら、ニコンに怒られるからだ。
執筆時のいまは1462円(送料込み)になっているが、自分が買ったときはセールで1282円(送料込み)だった。注文してから1週間で中国から日本に届いた。
現物の外形はほぼAS-N1000と同じ。正面にNikonのロゴが入っていない。ただ、自分に届いたモノは、アクセサリーシューの入口の金属がきちんと嵌まっていないままに組み立てられていて、外部ファインダーなどの足が入らない。返品しようかとも思ったが、ねじがあるので分解してみた。
裏側の1つしかないねじを外すと、着脱ボタンとバネがあって、それと4つのねじが見える。4つとも外すと、上下に分離するので、嵌まっていない金属を反対側と同じように挟んだ。しかし、ちょっと曲がっていたのかそのままだとまた組み立てたときに外れてしまうので、ラジオペンチでうまく嵌まるようにコの字型を整形して嵌めた。もとどおりに組み立てたら、外部ファインダーもきちんと挿入できるようになった。よいこは自分で直さずにちゃんと不具合報告して交換してもらった方がよいでしょう。
このAS-N1000モドキをNikon 1 V1に装着すると、ちょっと最後の方がきついのだが、なんども出し入れしているうちになじんできた。一応ロック機構も効いているみたいなので、付けっぱなしでも落とすことはなさそうだ。
さて、GR Digital(初代)のときに買った外部ファインダー GV-1をAS-N1000モドキに装着してみた。
うーん、Nikon 1 V1のEVFが邪魔で、GV-1を覗きにくい。どうしても目がGV-1から離れるので、21mmの枠は見えるのだが、28mmの枠の外で21mmの枠の中がギラギラしていてその部分の被写体は見えない。このGV-1は安いだけあって、目をGV-1に密着させても21mm枠の内側で28mmの外側は、目の位置でギラギラして見えない部分がある。非常にクリティカルなのだ。28mm枠で使う分には問題ない。
これだったら、ノーファインダーで撮影した方がいいなぁ。Nikon 1 V1のAFは爆速でしかも外さないので。
ちなみにEVFが真っ暗なときでもシャッターボタンを押せば撮影は可能なので、まあ、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh ワイドコンバージョンレンズGW-1の21mm相当でノーファインダー撮影または背面液晶撮影するか。
せっかく買ったAS-N1000モドキだが、スピードライト(ストロボ)の連動もないコールドシューなので、ほかに使い道がない。ただ、このAS-N1000モドキだけがコールドシューなのではなく、本物のAS-N1000でさえコールドシューなので、AS-N1000モドキが悪いわけではない。独自仕様のホットシューにした上で、従来のニコン仕様のホットシュー変換やただのホットシュー変換機能のあるアダプターさえ出さなかったニコンが悪いのだ。Nikon 1シリーズがもっと長く続いていればきっと中国から単純なホットシュー変換のアダプターは発売されただろうなぁ(それだと外部自動調光やマニュアル発光で従来のストロボが使える)。
あと、外部ファインダーGV-1は、接眼部にゴムなどが貼られていないので、メガネの人は一工夫した方がよい。眼鏡のレンズが傷だらけになるかもしれない。私も弱い老眼鏡を常時掛けるようになったので(細かい作業時にはもっと度のきついものに掛け替える「2本使い」)、GV-1にはなにかゴムを貼りたいと思う。GV-1はCONTAX G1を使うときに必要なのだ(Biogon T* 21mm F2.8付属のファインダーの水平が怪しいので)。
Biogon T* 21mm F2.8は、Nikon Z6では十分に性能が発揮されないので、またCONTAX G1でフィルム撮影してみたい。富士フイルムが中国でネガフィルム製造委託を始めたらしいし。しかし、CONTAX G1とNikon 1 V1を持って出掛けたら、ストレスで憤死しそうだな(泣)。
Nikon Z6 IIIが6月17日に発表(READY TO PERFORM?) ― 2024年06月14日 00時00分00秒
Youtubeのニコンイメージングジャパン公式チャンネルでREADY TO PERFORM?というティーザー動画が流されている。
内容を見ると、
シャッターを切る前の
あの瞬間まで捉えられたら
きっと世界が変わる――。
とあるので、あのNikon 1 にあった「ベストモーメントキャプチャー」、現行だとNikon Z9にある「プリキャプチャ」ですな。
禁断のプリキャプチャを搭載したニコン「Z 9」がもたらす異次元の破壊力(マイナビニュース 落合憲弘 2022/05/27 21:25)
腕のいい写真家は、「『あっ』と思ったときには撮り終えている」らしいので、プリキャプチャーは「あっ」と思う前から記録されていて、腕のいい写真家を超えるものですな。Z9とZ8に搭載のこの「プリキャプチャー」がZ6シリーズにも搭載されるのだろう。
Z6初代ユーザーとしては、Z6 IIIが出るとさらに古い世代になってしまうわけでちょっとさみしいが、Nikon Zシリーズが進歩していかないと、新しいレンズも発売されないので、ここは新しいZ6に期待しよう。
問題は値段だよねぇ……。
写真は記事とは関係ない。
ナナちゃん(名古屋市中村区):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4680K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター
【追記】なんか暗くてナナちゃんがよく見えないので、NEFファイルをNX-Studioで現像してアクティブDライティングを当ててみた(より強め1)【写真2】を追加した。
【写真2】ナナちゃん(名古屋市中村区):Nikon Z6、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、10mm(35mm判15mm相当)、絞り優先AE(F8、1/15秒)、ISO-AUTO(ISO 200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4680K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、NEFファイルからNX-Studioで現像(アクティブDライティング「より強め1」)
【追記ここまで】
またまた名古屋に行く機会があり(嬉)、ナナちゃんを撮ってきた。ナナちゃんは毎週お色直しがあるので、いつ行ったのか分かってしまうが、まあ1週間の幅があるので大丈夫か。誰ですか、ここで張っていればいずれHaniwaが来るので羽交い締めにできるなんて考えているのは(泣)。
ズームレンズを使うと、つい両端の焦点距離を使ってしまう。ここは20mmぐらいで十分で、15mmとかの画角だと情報が多すぎる。もっと寄らないといけないが、寄って仰ぎ見るとナナちゃんのスカートの下から撮るみたいになってはしたないのでつい離れて15mmで撮ってしまう。潔く20mm縦位置でいかないとなぁ。
ニコン、高倍率14.3倍のズームレンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」を発表 ― 2024年03月27日 00時00分00秒
ニコン、高倍率14.3倍のズームレンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」(デジカメWatch)を4月19日(金)に発売するのだそうだ。
ニコンは、交換レンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」を4月19日(金)に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込22万2,200円。
これは運動会などによさそうですなぁ。ただ、店頭予想価格が税込22万2,200円とちょっと高め。しかし、開放F値が8とはいえ、望遠端400mmのレンズが22万円なのだから、そういう意味では頑張った価格なのだろう。
遊園地やスポーツ観戦、旅行などの撮影シーンにおいて、レンズ1本で楽しみたいユーザーに訴求する。手ブレ補正機構(VR)を搭載し、レンズ内VRとの協調で最大効果はシャッター速度5.5段分としている。
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの方は、5.0段の手ブレ補正効果なので、28-400mmの方が手ぶれ補正効果が強まっている。【追記】※比較表作るために「主な仕様」を見てみたら、28-400mmの方も5.0段と書いてあるなぁ。「ニコン Z マウントシステム」対応の高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」を発売の方でも「手ブレ補正効果5.0段」とある。【追記ここまで】
ニコンのNIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VRとNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの「主な仕様」から、比較表を作ってみた。
NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR | NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR | |
---|---|---|
型式 | ニコン Z マウント | ニコン Z マウント |
焦点距離 | 28mm-400mm | 24mm-200mm |
最大口径比 | 1:4-8 | 1:4-6.3 |
レンズ構成 | 15群21枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚) | 15群19枚(EDレンズ2枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ2枚、アルネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 | 75°-6°10′(撮像範囲 フルサイズ/FXフォーマット) | 84°-12° 20′(撮像範囲FX) |
53°-4°(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) | 61°-8°(撮像範囲DX) | |
焦点距離目盛 | 28、35、50、70、105、200、300、400mm | 24、35、50、70、105、135、200mm |
ズーミング | ズームリングによる回転式 | ズームリングによる回転式 |
ピント合わせ | IF(インターナルフォーカス)方式 | IF(インターナルフォーカス)方式 |
手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 |
手ブレ補正効果:5.0段※CIPA規格準拠 | 手ブレ補正効果:5.0段※CIPA規格準拠 | |
VRモード:NORMAL/SPORT | VRモード:NORMAL/SPORT | |
三脚使用時ブレ補正:有り | 三脚使用時ブレ補正:有り | |
最短撮影距離 | 0.2m(焦点距離28mm)、0.36m(焦点距離35mm)、0.5m(焦点距離50mm)、0.57m(焦点距離70mm)、0.6m(焦点距離105mm)、0.8m(焦点距離200mm)、1.2m(焦点距離300mm)、1.2m(焦点距離400mm) | 0.5m(焦点距離24mm)、0.54m(焦点距離35mm)、0.55m(焦点距離50mm)、0.58m(焦点距離70mm)、0.65m(焦点距離105mm)、0.68m(焦点距離135mm)、0.7m(焦点距離200mm) |
最大撮影倍率 | 0.35倍(焦点距離28mm) | 0.28倍(焦点距離200mm) |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | 7枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/4(焦点距離28mm)、f/8(焦点距離400mm) | f/4(焦点距離24mm)、f/6.3(焦点距離200mm) |
最小絞り | f/22(焦点距離28mm)、f/45(焦点距離400mm) | f/22(焦点距離24mm)、f/36(焦点距離200mm)※カメラの露出値設定のステップ幅により、最小絞り値の表示が異なる場合があります。 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 77mm(P=0.75mm) | 67mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約84.5mm(最大径)×141.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約76.5mm(最大径)×114mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約725g | 約570g |
付属品 | • レンズキャップ77mm LC-77B(スプリング式) | • レンズキャップ67mm LC-67B(スプリング式) |
• 裏ぶた LF-N1 | • 裏ぶた LF-N1 | |
• レンズフード HB-114 | • バヨネットフード HB-93 | |
• レンズケース CL-C2 | • レンズケース CL-C1 | |
参考価格 | 税込222,200円(デジカメWatch予想) | 税込125,400円(ヨドバシドットコム) |
重さが28-400mmが約725gで、24-200mmが約570gなので、あとはお財布と相談ですな。24-200mmの値段だと家族が許してくれるが、28-400mmだと駄目とか境目がありそうな気もする。
しかし、400mm F8でニコンZ6はオートフォーカス性能的にスポーツ撮影できるのかちょっと心配ではある。Z9やZ8なら問題ないのだろうけど。
あとは、コンパクトでシャープな写りの(超)広角単焦点レンズを出しておくれ。
写真は記事とは関係ない。
名古屋駅桜通口(左:大名古屋ビルヂング、右:名古屋ビルディング):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F4、シャッター優先AE(1/500秒、F4)、ISO220(オート)、AWB、オートエリアAF、NX StudioでRAWファイルから最新のピクチャーコントロール「ビビッド」に現像
またまた名古屋に所用で行った(嬉)。今回は時間的な余裕がないので、重たいカメラはやめて、久々にNikon 1 V1を持ち出した。
シャッタースピード優先AEなのは、新幹線の車内で窓の外をパシャパシャ撮ったままだからだ。
久々にNikon 1 V1を使って気づいたのは、アイセンサーで背面液晶点灯からEVFに切り替わるのが1秒ぐらいあることだ。ちょっとイラッとする。EVFへの切り替えが遅いだけで、EVF真っ暗のままシャッター切ってちゃんと写るのだが、この1秒って結構イライラする。
EVFのないリコーGRのように背面液晶だけで撮ればいいのに、EVFがあるのでつい覗いてしまう。そうするとしばらく画面が真っ暗なのでイラつく。GRが壊れてずっとニコンZ6のEVF使っていたので、なかなかNikon 1 V1の使いこなしに慣れない。あっ、もちろんモードダイヤルやクルクルダイヤルが回らないようにパーマセルは貼ったままにしてあります(笑)。
まあEVFでイラつかないように使えば、明るいところではまだNikon 1 V1は使えるかなぁ。
しかし、大名古屋ビルヂングと名古屋ビルディングってネーミングでも張り合ってるのだろうか?
【関連追記:2024年6月25日】
Nikon 1用AS-N1000モドキ ― 2024年06月25日
Ricoh GR(初代)は完全に修理不可 ― 2022年06月01日 00時00分00秒
リコーGR(初代)のピントが合わなくなる頻度が高まってきた。具体的にはピント合わせで動く光学群がガガガという音を立てて滑っているようで、カメラがピント合わせようとしている位置まで動かないことが多くなってきた。何度か半押しし直すとピントがあって写真は撮れるが、スナップシューターとしての使い道が限られてしまう。
リコーGR(初代)は、修理可能製品一覧(リコーイメージング)にはもう載っていない。
「下表に記載がない製品につきましては、修理ご依頼前に修理お問い合わせ窓口までまでお問い合わせください。 」とあるので、限定修理の可能性があるかもと思って、リコーの「電話でのお問い合わせ」に電話してみた。
結果は、リコーGRは一切修理できないとのことだ。問い合わせで「GR初代というのは、GR DigitalではなくてAPS-CサイズのGRのことですね」と念を押された。APS-CサイズのGR初代はもう一切修理出来ない。
ということで、どこが壊れたのかなど聞かれることもなく会話は終わった。今後の製品にこの故障のフィードバックはされないということだ。
GR Digital初代は起動しなくなって引退させた。その次に買ったのがこのGRだ。途中でNikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8が安く売られていたのでそれがGR Digitalの代わりになるかと思ったが、ならなかった。Nikon 1 V1は1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6を買ってコンパクトな高倍率ズームとして活躍していたが、例の絞りが動かなくなる故障で引退して、Nikon 1 V1も使わなくなってしまった。ちなみにうちにはNikon 1 V1は2台もあるのだ。
それで、GRの代わりはGRしかないと思っているのだが、GRもGR II(GR2)もGR III(GR3)も高い。GRなんか自分が買ったときと変わらない中古価格だ。もう修理出来ないのになんでそんな値段なんだ?GR II(GR2)はまだ修理可能で、探せば比較的リーズナブルな個体もある感じ。ワイコンがGR(初代)と共通なのでGR II(GR2)の中古を買うという手もある。GR III(GR3)はちょっと高いなぁ。前も書いたが、GR III (GR3)の価格にお金出すのなら、NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sを買いたくなる。
こういう高級コンパクトカメラは、壊れて修理出来なくなったときにシステム全体を捨てることになるから不経済だ。前のGR Digitalのワイコンやテレコンも無駄になった。もっともGR DigitalのワイコンGW-1は1 NIKKOR 10mm f/2.8にねじ込んで20mm相当として活かしているが(しかし、Nikon 1 V1のシステムは10-100mmが壊れたので稼働率は下がりまくっている)。他方GRのワイコンGW-3は何に転用できるのだろう。現行のRICOH GR IIIのワイコンはGA-1とGW-4なので、GW-3は使えない。
ということで、GRの代わりはしばらくは買わないと決めた。我慢できなくなったら買うかもしれないが。リコーのカメラは壊れやすいとは言わないが、もうちょっと耐久性があったらなぁ。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 作例その2(Z6のゴミ取りとAF) ― 2022年03月03日 00時00分00秒
Nikon Z6でのNIKKOR Z 24-70mm f/4 S 作例その2だ。
【作例】大桟橋から瑞穂埠頭・大黒埠頭方面を望む:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、プログラムAE(F9、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、ワイドアエリアAF、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
空の部分にゴミが写ってますな(泣)。一旦電源オフして撮った次のコマでは上部の大きなゴミだけが写っていて、さらに電源オフ後の次の次のコマでは写っていないので、一応ゴミ取り機能「イメージセンサークリーニング」は働いているようだ。「イメージセンサークリーニング」は電源オンオフ時にするように設定している。
あと、Z6入手時からAFはずっとピンポイント AFにしていたのだが、そうすると被写体がフォーカスポイントからはずれるとピンボケになるので構図が制約されてしまう。かといって構図に合わせて背面の十字セレクターで追いかけるのは無理。これはスナップ向きではない。
ワイドエリア AF(S)にしているが、これも枠の中に手前に被写体があるとそれに引っ張られやすい。
ダイナミック AFが良さそうだなと思ったがメニューに出ない。何でかなと思ったら、ダイナミック AFは「静止画モードで、フォーカスモードが「コンティニュアス AF」の場合のみ選べます。」とのことだ。
Z 7/Z 6/Z 5 のフォーカスモード /AF エリアモードについて教えてください
ということは、AF-Cにして親指AFでダイナミック AFというニコンD300やD300Sでスポーツ撮影していたときと同じ撮り方をしないといけないのか。ニコンZ6ではAF-SとAF-Cの切り替えにこれまでのDSLRのような独立ボタンがないので非常に使いにくい。F-501以来、マウント基部にAF-SとAF-Cの切り替えスイッチがあったのだ。なんでメニューとかから変えなきゃならんのよ。目茶苦茶使いにくいやん。
あと、マニュアルフォーカス時にピントを確認するために、マウント右手側基部にあるFn1 ボタンに「拡大画面との切り換え」を割り当てて便利だと思っていたら、家人が撮るときに「めっちゃ望遠なんだけど…」というので見たら、握ったときにFn1 ボタンに当たって拡大になってた。こういうところもなんかうまくいかないね。
あと、オートフォーカスはなんか反応がイマイチと思っていたら、反応も設定で変えられるというか、D300でも変えられたんだけど、Z6のデフォルトだとD300やD300Sよりもデフォルトの反応が遅い。AFロックオンの「横切りへの反応」を一番「俊敏」にした。「被写体の動き」は一番「ランダム」に。Z6では当面スポーツ撮影する予定はないので、しばらくこれで使ってみる。Nikon 1 V1ではこういう設定で悩むこともなかったのになぁ。デフォルト設定だとF-501を思い出すようなAFでちょっとびっくりした。いやF-501の方が合わせ終わるのは遅かったけど、合わせ始めは早かった。うーん、Z6はマニュアルフォーカスで使った方がサクサク撮れるカメラだなぁ。まあ当初の目的は、35mmフルサイズでMFレンズを快適に使うのが目的だからいいんだけど。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 作例とピクチャーコントロール ― 2022年03月01日 00時00分00秒
なかなか更新できずすまんです。ロシアによるウクライナ侵攻でプーチン説得に駆け回っていました(違)。冗談はさておき、ロシアはウクライナから即座に撤退すべきだ。
写真趣味的にも、ロシア製のタンポポチップ使った製品とか手に入りにくくなりそうだし、誰にもいいことはなにもない。
ロシア製CPUチップ付きNikon 1- Nikon Fマウントアダプター到着 ― 2015年07月16日
Cマウント8mm F3.8魚眼レンズとGfotoのチップ付きNikon1用マウントアダプターを購入 ― 2019年11月20日など参照。
さて、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sゲット! ― 2022年02月04日の作例だ。
【作例1:ピクコンオート】横浜ハンマーヘッド(横浜市中区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、プログラムAE(F8、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
ハンマーヘッドはプーチンに鉄槌をという意味ではない。いままでピクチャーコントロール:AUTOで撮っていてちょっとコントラスト高めだなぁと思ってはいた。CONTAX G用のCarl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8だと暗部がつぶれることはなかったのだが、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sでピクチャーコントロール:AUTOだと暗部がつぶれ気味だし、なんか輪郭強調も強いような気がする。
そこで、RAW(NEF)ファイルからNX Studio Ver.1.1.0 64bitで現像してピクチャーコントロールを変更してみた。
【作例2:ピクコンニュートラル】横浜ハンマーヘッド(横浜市中区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、プログラムAE(F8、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ニュートラル、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、NX Studio Ver.1.1.0 64bitで現像後リサイズ
ピクチャーコントロールをニュートラルにすると、暗部のつぶれも改善されるが、ちょっとフラットすぎるような気もする。
【作例3:ピクコンポートレート】横浜ハンマーヘッド(横浜市中区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、プログラムAE(F8、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、NX Studio Ver.1.1.0 64bitで現像後リサイズ
D300やD300SやNikon 1 V1で愛用していたピクチャーコントロール「ポートレート」にしてみた。ニュートラルよりも少しコントラストが上がって、でも暗部もつぶれていない。Z6でもピクチャーコントロール「ポートレート」を常用にしようかなぁ。
【作例4:ピクコン風景】横浜ハンマーヘッド(横浜市中区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、プログラムAE(F8、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:風景、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、NX Studio Ver.1.1.0 64bitで現像後リサイズ
ちなみにピクチャ-コントロールを「風景」にするとこんな感じ。常夏の島で鮮やかな花などを写すときにはよいかも。
ということで、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S はよく写るけど、コントラストはCONTAX G用Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8とはまた違う感じだなぁ。
ちなみにNX Studioでも輪郭強調はプラス方向にはいじれてもマイナス方向はいじれない。カメラ側のピクチャーコントロール設定で輪郭強調とかを弱くしておかないと駄目なのかなぁ。
【関連追記】
『横浜ハンマーヘッド(YOKOHAMA HAMMERHEAD)』YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT~客船ターミナル/商業施設/ホテル概要についてのお知らせ~「客船ターミナル」「商業施設」「ホテル」 一体型複合施設総称決定(野村不動産ホールディングス株式会社2019年6月11日 11時02分)
「新港ターミナル第1号入港としてカーニバルコーポレーション社のダイヤモンド・プリンセスを2019(令和元)年11月4日に予定しています。」なんだそうだ。
1899(明治32)年に埋め立てを開始し、1914(大正3)年に陸上設備を含めた新港ふ頭の整備は完工しました。完工と同じ時期に設置されたのは、今回のエリア総称、商業施設名称、公園名称にも使用されている、国内初の港湾荷役専用のイギリス製のクレーン“ハンマーヘッドクレーン”です。それまでは、人力による荷役や小船はしけによる沖合の船との荷役から、直接船への重量物や鋼材の荷役が可能になり、我が国のクレーンによる荷役の先駆けとなりました。堅固なニューマチックケーソン工法により建築され、1923(大正12)年関東大震災により約80%の岸壁が被害を受けた中で、ハンマーヘッドクレーンは被害を免れました。※2は、震災後の復旧図となり岸壁と上屋に合わせて番号が付けられ、現在の赤レンガ倉庫側から1号岸壁(上屋)~12号岸壁(上屋)まで割り振られました。
1970年代以降、海上貨物はコンテナが主流になるにつれて埠頭も本牧ふ頭、大黒ふ頭へと外延化していき、新港ふ頭のハンマーヘッドクレーンは2001(平成13)年、88年間の貨物の積み降ろしの役割に幕を閉じました。みなとみらい21事業(再開発計画)の中でも新港ふ頭は都心部に残された港として、赤レンガ倉庫、この50トンハンマーヘッドクレーンなどの保全と継承を目指し、新たな市民利用施設の整備が進み都市と港の接点=ウォーターフロントとしての役割を与えられました。
資料※1、2「横浜みなと博物館所蔵」<50トンハンマーヘッドクレーン(50トン電気定置起重機)> 所在地:横浜市中区新港2丁目5-1 製作年:1913(大正2)年 設置年:1914(大正3)年 製作者:Cowans Sheldon & Co. Ltd.(コーワンス・シェルドン社) 定格荷重(吊り上げ能力):50トン 指定・認定:経済産業省近代化産業遺産(2007(平成19)年11月認定)、土木学会選奨土木遺産(2018(平成30)年9月認定)
ニコンイメージング会員の製品登録で「登録コード」が不要になっていた ― 2021年06月02日 00時00分00秒
ニコンダイレクトで買った新品のAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sには「ニコンイメージング会員『製品登録』のご案内」という紙が入っていた。
以前は、発売時期が新しいカメラやレンズには「登録コード」を記した紙が入っていて「製品登録」できたが、他方でいくら新品でできたてほやほやの製品でも最初の発売時期が古い製品(MFニッコールとかAi AFニッコール)などは「登録コード」がなくて「製品登録」できなかった。
私はなるべく絞り環のある製品を買っていたので、発売開始時期の古い製品が多く、新品で買っていても1本のレンズも登録できなかった。
それが発売開始時期が1980年のAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sに「登録のご案内」の紙が入っていたので、ニコンイメージング会員にログインして登録してみようと思った。
ログインして、「製品登録」のところを見ると、
製品登録
新規製品登録および追加登録はこちらからお手続きになれます。
お手続きに必要な情報
1)登録される製品名称
2)製品番号/プロダクトキー
カメラボディーやレンズなど:製品番号
ソフトウェア:プロダクトキー
3)ご購入年月日※登録コード、製品カラー情報は不要です
「登録コード」がなくても製品登録ができるようになりました。またカラー入力も併せて廃止されました。
すごい進歩じゃないか。これまで新品でも登録できない製品ばかりを買ってきたから、ずっとニコンに嫌がらせされているような気がしていた(笑)。「登録コード」の入っている製品こそがニコンが買って欲しい製品で、そうでない製品は所有していることすら否定されているような気がしていたのだ。
私が製品登録していたものは、SUPER COOLSCAN 5000 EDとニコンクリーニングキットプロとNikon Capture 4とCOOLPIX 2500とスピードライト SB-30だけだった(笑)。あとは新品で買ったのに「登録コード」がないものや、中古で買って「登録コード」が分からないものばかりだった。これらに加えてD300sが登録されていて、これは中古で買ったのだが、付属品一式に「登録コード」の書かれた紙が入っていたので入力したら通ったのだった。だから、「登録コード」がなくても登録できるようになったのは私が中古でD300sを買ったときよりも後なんだろうな。
これで新品や中古で買ったのかに関係なく、ニコン製品を登録できますな。遅すぎないかこういうの。だって「誰がどういう製品を愛用しているのかって、現行品でも発売の古い製品の場合は知りたくないんだ、ニコンは」とずっと思わせていたのだから。
いくら値段の高い製品を新品で買っても発売開始時期が古かったりしてニコンが「登録コード」を添付していない製品は登録できず、他方で「ニコンクリーニングキットプロ」なんてカメラでもレンズでもない製品が登録できるっておかしいだろ。よく20年近くもこんなことやってたよなぁ。
まあやっと改めたのだからそこは評価しよう。今度手の空いたときに所有のカメラや(絞り環のある)レンズを登録してみるか。そして修理に出したときに「貴様、Haniwaだなっ(以下略)」(違)。
写真は記事に関係ない。
【写真1】神奈川県警中村町分庁舎(自動車警ら隊・機動捜査隊):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/160秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点
オールドレンズの雰囲気重視、レイクォール国産マウントアダプター(Impress Watch) ― 2021年05月06日の作例のすぐ近くで、富士・カラーネガフィルム「PRO400H」120の出荷終了時期を“予想以上の注文のため”前倒し ― 2021年05月19日の作例の旧神奈川県中央衛生試験所の隣の敷地が神奈川県警察中村町分庁舎になっている。以前は神奈川県警察学校だったところだそうで、こちらもかなり古い建物となっている。
自動車警ら隊と機動捜査隊の入口の写真を撮ったときには気づかなかったが、帰宅してPCで等倍で鑑賞すると、ちゃんと中から2名の人がこちらを伺っている(【写真2】参照)。さすが警察ですな。頼もしい。
サウンドハウスUSBキャプチャユニット「CHD201」1078円(税込) ― 2020年12月09日 00時00分00秒
サウンドハウスの1078円(税込)のUSB HDMIキャプチャユニット「CHD201」を買ってみた。
PC Watchのサウンドハウス、980円のUSB HDMIキャプチャユニット(PC Watch)という記事で気になって買おうと思っていたのだが、記事が出たすぐ後の時点で品切れで納期が長いようだったので買わないでいた。今回、【やじうまミニレビュー】千円切りのHDMIキャプチャはゲーム配信に使えるのかを試してみた(PC Watch)とデジカメが高画質のWebカメラになるか、730円の「HDMIキャプチャー」を試した(日経クロステック)を見て買おうと思い立ち、サウンドハウスのサイトに行ったら在庫ありだったので買うことにした。2000円未満だと500円の送料が掛かるので、2個買ってみた。
用途は、デジカメやビデオカメラをWEBカメラ代わりにしようというものだ。デスクトップPCのWEBカメラは調子悪いし(logicool HD Webcam C270 ウェブカメラが壊れたので直してみた ― 2020年05月16日参照)、ノートPCのWEBカメラは画面の上についているので、画面の見やすさとカメラの方向とがうまくいかないときは困る。それでデジカメメーカーはなかなかWEBカメラに対応しなかったし、対応しても新しい機種だけだったりする。はっきり言ってデジカメメーカーには失望した。
それでこのサウンドハウスUSBキャプチャユニット「CHD201」だが、パソコンのUSBポートに挿すだけでドライバが自動的に当たってしばらくすると使えるようになる(Windows10)。
そこにHDMIケーブルでデジカメやビデオカメラをつなぐと、SkypeやZoomやLINEなどでカメラになる(※ただしLINEのビデオ通話だけ縦横比がおかしくて細長い顔にされてしまう、ノートPC内蔵のカメラだとならない)。
最初はコンパクトなNikon 1 V1をWEBカメラにしようと思ったのだが、Nikon 1 V1をWEBカメラにするとキャプチャ画面に絞り値とかシャッタースピードとかモードなどの情報が下の方に出てしまう。顔認識やAFターゲットは設定で消せても、画面下の撮影情報は消えなかった。それでNikon 1 V1を使うのは諦めた。
次にNikon D300SにAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを付けてミラーアップしたものをWEBカメラにしようと思ったが、やはり撮影情報がキャプチャ画面に出る。写した画像だけにならない。
そこで、SONY ハンディカムHDR-CX590VにNikonのワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75をつけたものをHDMI接続すると、ハンディカムHDR-CX590Vのモニターにはずらずらといろんな撮影情報を表示させていてもHDMIの出力映像には一切写っていなかった。さすがビデオカメラ。HDMI出力することを前提に作ってますな。
ということで、Let's note SX2(インテルCore i5-3320M vPro、RAM 16GB)にサウンドハウスUSBキャプチャユニット「CHD201」をつないで、SONY ハンディカムHDR-CX590VにNikonのワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75とSLIK PRO MINI III三脚で机の上に置いて使ってみた。
CHD201はやや遅延がある感じ。体感で0.2秒という感じか。レッツノート内蔵のWEBカメラHD 720Pだと感じる遅延はないので、やや気になるかも。ただ、Zoomで2時間ほど会議してみた感じでは、0.2秒くらい遅延していても何の問題もない。
ノートPC内蔵のWEBカメラでは画面の角度を変えると映るところも変わってしまうし、正面からしか映らないので、このようにビデオカメラがWEBカメラになるのは結構便利だ。私の場合自宅の机の上にPCを置くと真後ろに色々と趣味のものが映ってしまうので困るのだ(笑)。サウンドハウスCHD201とSONY ハンディカムHDR-CX590VにNikonのワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75とSLIK PRO MINI III三脚で少し斜めから撮ってズームで映る範囲をうまく調整して趣味感を出さないようにした。映り具合も他のZoom参加者よりもはるかに高精細で映り過ぎるぐらいだ。
【追記】Ricoh GRで試していないのは、Nikon 1 V1もD300SもミニHDMIなのだが、Ricoh GRはマイクロHDMIだからだ。家には片方がHDMIオスでもう片方がミニHDMIオスのケーブルと両方がHDMIオスのケーブルしかない。マイクロHDMIのケーブルは持っていないのだ。というか標準、ミニ、マイクロとかいう規格はやめろよ。最初からマイクロでやればいいだろ。【追記ここまで】
サウンドハウスUSBキャプチャユニット「CHD201」は1078円(税込)でつなぐだけでWEBカメラになるので、そういう用途の人にはお買い得だと思う。ゲームのキャプチャとか、youtubeで中継するとか、細かいことをいうひとはもっと高いのを買ってくださいという感じだ。ソフトウェアエンコードということだが、古いLet's note SX2(インテル Core i5-3320M vPro プロセッサー2.60 GHz 最大3.30 GHz、RAM 16GB)でも負荷は気にならなかった。メモリが16GBのせいもあるかもしれないが、Zoom中にWordをいくつか立ち上げたり、メーラーやブラウザやadobe Acrobat Readerも立ち上げたままだったが、キャプチャ画像やPCのパフォーマンスにはなんの影響もなかった。2時間ぐらいZoomで使ってもCHD201はほんのり暖かいぐらいだった。
サウンドハウスUSBキャプチャユニット「CHD201」は少し横幅があるので、USBポートの間隔によっては隣のポートに干渉するかもしれない。Let's note SX2の右側のUSBポートでは、有線LANコネクター(RJ-45)に干渉はしなかった。
サウンドハウスUSBキャプチャユニット「CHD201」は、用途がはっきりしている人にはお勧めだ。
【追記:2020年12月10日】ほぼ1000円で手に入る激安のUSBキャプチャーユニット「CHD201」(ケータイWatch)【追記ここまで】
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CHD201 HDMIビデオキャプチャー USB2.0接続
■USB2.0接続
■スティックタイプ
■入力解像度:4K60Hz
■入力映像フォーマット:8/10/12bit 深度
■出力解像度:1920x1080 @ 30Hz
■出力映像フォーマット:YUV420,JPEG
■出力映像フレームレート上限:30
■音声フォーマット:リニアPCM(モノラル音声)
■音声サンプリングレート:44.1kHz or 48kHz(配信ソフト側で設定)
■最大USBオーディオビットレート:16bit
■外形寸法:66mm x 28mm x 13mm
・USBカメラとして認識するため、OBS等の一般的な配信ソフトや、ZOOM、Microsoft Teams、Skype、Google Hangouts等で利用可能です。
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