ニッコール千夜一夜物語第三十三夜 ピカイチL35AF・35mm F2.82007年10月01日 00時00分00秒

今回のニッコール千夜一夜物語はコンパクトカメラのレンズの話だ。な~んだ、とがっかりするのは早い。コンパクトカメラのレンズの話にもニッコール魂は宿っている。
ピカイチL35AF・35mm F2.8(ニッコール千夜一夜物語第三十三夜)

ところが、このカメラのレンズにはニッコールの名前がついていませんでした。そのせいもあって、当時の人々の中には、「あのレンズは、ニコンが作ったんではない。きっとよその設計だよ。」と、うわさをした人もいたようです。この手の風評は、意外と開発者を傷つけるものなのです。きっと当時の開発者も悔しい思いをしたに違い有りません。

でしょうなぁ。Ai AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dや AF Zoom Nikkor 70-300mm F4-5.6GをタムロンのOEMだという人が必ず出てくるのだが、レンズ構成図が似ているという以上の根拠は見たことがない。あるいは、Ai AF Nikkor ED 14mm F2.8DもタムロンのOEMだとかいう人がいる。たしかにレンズの構成は似ているのだが、それがこれらのレンズがタムロンのOEMだという根拠にはならない。たまたま似た構成になったのかもしれないし、ニコンのレンズ設計をタムロンが買ったのかもしれない。タムロンのがニコンのOEMの可能性だってある(笑)。第一、カタログに載っている構成図は結構適当だったりする(笑)し、流儀が違えば同じ構成も違った図に見えたりする。もちろん、タムロンのOEMの可能性が否定されたわけでもない。また、京セラ/ヤシカContaxのDistagon T* 2/28とPentaxのSMC Pentax 28mm F2もレンズ構成がよく似てるが、これはどちらかがどちらかに設計を売ったとどちらかを退職した人が主張しているとサンダー平山氏が何かの本で書いていたが、はっきりしない(Carl Zeissと旭光学の共同開発という説もある)。まあ、素人は適当なこといいますんで(笑)、めげずにいいレンズ設計してください>設計者様。

この断面図を見て、"おや ? これはテッサーではない !"と思った方は、かなり鋭いです。当時のコンパクトカメラの主流はテッサーを基本にしたものが多かったのです。しかし、若宮氏の選択は異なりました。このレンズは日本光学が長年慣れ親しんだゾナータイプで設計されています。ゾナータイプを選択することで、レンズのコンパクト化と大口径化を実現しています。また、他社製コンパクトカメラのレンズの焦点距離が、38mmが主流であったのに対し、若宮氏のレンズは本格的な広角、35mmを実現しています。開放時では若干周辺光量が少ないものの、開放F値がF2.8と明るく、ニコンのコンパクトカメラ1号機は、初めから本格的なレンズを搭載していたのです。

そうそう、38mmと35mmじゃ随分違うのだ。ニコンも少し前までのコンパクトデジタルカメラは広角端38mm相当だった。しかし、ピカイチL35AFのレンズはゾナー(Sonnar)タイプですぞ、ゾナー。ハァハァ(笑)。

今回の佐藤治夫氏の作例はコダクローム64プロ(PKR)で撮られているが、ニコンピカイチL35AFはISO64も使えるのか、いいなぁ。私はコンパクトカメラはコニカ現場監督28HGを愛用しているが、一番の不満点はコダクローム64が使えないことだ。現場監督はDX接点を一つ省略しているので、ISO25、50、100、200、400、800、1600、3200しか使えず、中間の感度のフィルムを装填すると近い低い方の感度に設定されてしまう。ISO64のコダクロームだとISO50にされてしまうのだ。感度の手動設定はできないのだ。これだと常時+1/3補正した状態と同じで、ネガならよいがリバーサルにはきつい。コニカはなんでこんなことするんだろう、と思ったものだ。ニコンピカイチL35AF、侮れないなぁ。いいなぁ。作例は彩度が低めだが、空の色がいかにもニッコールっぽい。この彩度もAi(非S)の頃のニッコールレンズの感じだ。ピカイチL35AFは1983年発売なので時期的にはAi-Sの時代だが、80年代初めのころのニッコールレンズの感じが出ていると思う。

また、若き日の大下氏と私とで若宮さんを囲み、カメラの話をしているときの昔話を1つご紹介しましょう。私「○○は使っているうちに、距離計がくるってくるんだよね。修理すると高いし…。」、大下「あれなら、自分で調整できると思うよ。」そこで、若宮さんが「佐藤さん、使うからくるうんだよ。使わなければいいんだよ。」大下と私は顔を見合わせ、目が点になりました。さすが、若宮さん。コレクター道のステージが違う。

おいおい(笑)。

KCチョートクカメラ日記がスタート2007年10月02日 00時00分00秒

ダイズの花:Nikon F3、Nikon F3、Voigtlander Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL、Kodachrome 200 (KL)、1/250sec、F5.6、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

写真家・田中長徳氏の日記がリニューアル移転した。
KCチョートクカメラ日記

以前のmjチョートクカメラ日記は途中から有料会員制になって、過去ログは会員しか閲覧できなくなって不便だったので、移転は大歓迎だ。

以前のスポンサーは京都のカメラ店メディアジョイだったのだが、この会社はPHOTO VOICE BBというサイトで、飯田鉄氏や赤城耕一氏、円谷円氏、中村文夫氏のカメラエッセイを公開していてなかなか良かったのだが、最近は更新が滞っていた。

こんどの田中長徳氏のBlogのスポンサーは駒村商会だそうで、ニコンの新製品の話題はあまりないと思うが、リコーの新しいコンパクトカメラは発売前に作例がアップされるので要注意だ。GR DIGITALも発売後2年になるが、どうやら生産が終了して市中在庫のみになってきているようだ。後継機種は出るのか出ないのか、出るとしたらどういう点が変わって来るのか。個人的には、ISO400のノイズ低減とフラッシュのスイッチを独立させて直接ON/OFFできるようになること(スイッチはONかOFFだけの機能にして、ONにしたときにのみ下の階層で赤目とかスローシンクロとか各種フラッシュモードを選択できるように)とフィルター直付け、防水ハウジングぐらいしか要望はないなぁ。現行のGR DIGITALのアフターサービスを永く続けて欲しい。あとはファームウェアでスクエアフォーマットを可能にするぐらいか。スクエアフォーマットのファームウェアがなかなかでないが、私は、次期GR DIGITALにスクエアモードが搭載されて、それが発売になってから現行GR DIGITALの新ファームウェアで対応するつもりなのではないかと睨んでいる。

ともかくも、KCチョートクカメラ日記、これからが楽しみだ。ちなみにKCチョートクカメラ日記はサムネイル画像に大きな元画像のリンクが張ってあるのではなく、元画像が直接Blogに貼り付けられているので非常に重たい(表示サイズのみ変更している)。2MB以上の写真が何枚も貼ってあるのだ。なんとかしてくれ。


写真は記事とは関係ない。
ダイズの花:Nikon F3、Nikon F3、Voigtlander Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL、Kodachrome 200 (KL)、1/250sec、F5.6、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
これも先月初めの写真ですまん。このダイズは枝豆にして食べようという目論見だったのだが、その後に来た台風で半分がやられた。くそー、台風の奴めぇ。

Nikon D2XSが生産終了リストに2007年10月03日 00時00分00秒

今日は更新が遅くなった上に小ネタですまん。

表題の通り、Nikon D2XSニコンの生産終了リストに掲載された。後継機のD3D300がまだ発売になっていないのに、もう生産終了リストに載っている。デジタルカメラは動きが速いなぁ。

しかし、D2XSの後継機ってD3なのだろうか、D300なのだろうか。D300もDXフォーマットのフラッグシップだと言っているところからすると、D300が後継機なのだろうか。でもD一桁の後継機はD一桁っていう感じが抜けないなぁ。"D300"でフラッグシップだと言われてもやっぱりピンと来ない。まあ、どうでもいいネタですまん(笑)。

【追記】
ついでといっては何だが、今日、COOLPIX P5100 / S510 の使用説明書 PDF ファイルのダウンロードサービスを開始というニュースもあった。購入前に説明書があると便利。アレができるのかできないのか分かって、購入すべきか判断できる。

三脚アダプターAH-2とAH-32007年10月04日 00時00分00秒

左から、F-301(MB-4付き)、F-501(MB-3付き)、AH-3、AH-2、MD-4(下にAH-3の箱)

三脚アダプターAH-5が生産終了になっていたことは前に書いたが(ニコンの三脚アダプター AH-5が去年のうちに生産終了になっていた ― 2007年09月15日参照)、そのAH-5が売っていないか何軒か中古カメラ屋を覗いてみたが、AH-5はなかった。しかし、F3用モータードライブMD-4用の三脚アダプターAH-2が売っていたのでゲットした。

Nikon AH-3 and AH-2

三脚アダプターAH-2とAH-3は、モータドライブやF-301/F-501のように電池収納の関係で三脚穴が真ん中に来ていない機種で、三脚穴を真ん中に持ってくるために使うものだ。

Nikon AH-2 and MD-4

三脚アダプターはAH-3を既にF-501用として持っていて、AH-3はMD-4用でもあるので不要のようにも思われる。しかし、下の写真を参照すればわかるように、ジウジアーロデザインのMD-4からAH-3がはみ出ているのが美しくないし、使っていて出っ張りが気になる。F-501やF-301に使う分にははみ出ないので問題ないのだが。

Nikon AH-3 and MD-4

そこでMD-4用のAH-2が欲しくなってきたのだ。また、りー様からF-301を戴いたので、AH-3を使うボディが3台になったので付けっぱなしにしたりするためにもうひとつ三脚アダプターが欲しくなったという理由もある。

AH-2はモータードライブMD-4、MD-11、MD-12、MD-15用で、F-301やF-501には使えない。AH-3はMD-4、MD-11、MD-12、MD-15、F-301、F-501用となっている。AH-3の方は取り付けネジが外れるようになっていて、それぞれの三脚穴が異なるのに対応できるようになっている。なお、F-301用、F-501用と書いたが、厳密にはF-301とF-501のMB-3とMB-4用と言うべきか。というのは、F-301は国内向けには単4形電池が使えるMB-4が標準装備で発売され単3形用のMB-3はオプションであった。F-501はオートフォーカスで電池を消費することから単3形のMB-3が標準装備でMB-4がオプションであった。輸出向けのF-501にはMB-4が標準装備のものもあったようだ。そのMB-3とMB-4は三脚穴の位置が異なるので、AH-3はモータドライブ用の穴とMB-3用、MB-4用の穴が開いている。

またAH-3は三脚の雲台に付ける方の穴も三箇所あって、これは接写装置PF-1、PF-2、PF-3、PF-4とフォーカシングステージPG-1とPG-2とそれぞれのカメラとの組み合わせで三脚穴がきちんとセンターに来るようになっている。AH-3の説明書に組み合わせ表が載っている。これを見ると、複写装置やフォーカシングステージという別のアクセサリーを認識させられ、さらにアクセサリー地獄へと落ちる仕組みになっている(笑)。

AH-3は結構奥が深いのだ。その点AH-2はシンプルでデザインも素晴らしい。ただ、AH-2をMD-4に付けると端までAH-2が覆わないのでなんかちょっと変な感じもする。そうするとコマ速アダプターMK-1の方がかっこいいのではないかというさらなるアクセサリー地獄へと落ちてしまうので、考えないようにしているのだが、考えてしまう(笑)。

なお、AH-3は随分前に新品でヨドバシカメラで購入。ただし当時メーカー在庫切れで入荷まで2ヶ月ほど待たされた。

【関連】
http://haniwa.asablo.jp/blog/2007/01/22/1129676#c1139054

写真工業2007年10月号にもDistagon T* 2/28 ZFの試用レポート2007年10月05日 00時00分00秒

写真工業2007年10月号

迂闊にも見落としていたのだが、9月20日発売の「写真工業」2007年10月号には、コシナのCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFの試用レポートがカラー見開き2ページで載っていたのであった(写真工業2007年10月号の目次PDF約20KB)。試用リポートのないアサヒカメラ、全然駄目じゃん。いいように解釈すれば、アサカメはNikon D3でフルサイズデジタルの作例を載せるために掲載を遅らせたのかもしれない。

それで、写真工業の方は写真家の萩原和幸氏が作例と記事を書かれている。書き出しは、前身の京セラ/ヤシカのCONTAX用Distagon T* 28mm F2の歴史で始まっている。ヤシコン用のDistagon 2/28についてはいつごろ生産終了になったのか知らなかったので勉強になった。

肝心の今回のコシナのDistagon T* 2/28 ZFについてのリポートだが、「ツァイスらしい色のヌケと階調」と表現されている。作例のボディはNikon F4S(RDP III)と、なんとKodak DCS Pro14nだ。これはニコンがD3で135フルサイズ(FXフォーマット)を出す遥か以前に出ていたニコンFマウントのフルサイズデジタル一眼レフであった。

Nikon F4SとRDP IIIの作例は、印刷なので実際はどうかは分からないが、黄色寄りというよりは赤寄りの感じでいい感じだ。モデルのおねえさん(植緒 愛さん)も清楚で好みのタイプだし(笑)。Kodak DCS Pro14nの作例は、屋内と日陰でWBも「快晴」とあって、これは使ったことのないボディなので、Distagon T* 2/28 ZFの色傾向は分からない。

フィルム・デジタルともに色再現性においていくぶんあっさりとした感じを受けるが、色の抜けとシャドーの階調はツァイスらしさが現れ、さすがに抜群だ。

なのだそうだ。

さあ、中野のカメラ屋さんから入荷の電話が来るのはいつなのか。わくわくで待つ毎日なのであった。

AGFA CT precisa 100 フィルム2007年10月09日 00時00分00秒

AGFA CT precisa 100 film

この1ヶ月で3回目の3連休明けの憂鬱な朝ですが、皆様お元気ですか(笑)。今日も小ネタですまん。今回は、AGFA CT precisa 100フィルムの話。

一旦写真フィルム製造から撤退した独AGFAなのだが(*)、いつの間にかAGFAブランドで銀塩フィルムが復活している。ヨドバシカメラでは見かけないのだが、雑貨屋(こんな表現でいいのか)で見つけた。まあ、雑貨屋なんていうと、お店の人に怒られるかもしれないが、その方面では有名なVILLAGE VANGUARDだ。サイトを見ると"EXCITING BOOK STORE"って書いてあるから、本屋さんらしい。わたしには雑貨屋に見える(笑)。たまたま通りかかったらAGFAのフィルムの箱が目に入ったのでお店に吸い込まれてしまったのだ(笑)。店内は20代~30代前半の女男ばかり。女性客かカップルか、で、野郎単独や野郎同士というのはいないようだ。ここは躊躇せず、野郎単独で、Nikon F3にAi Nikkor 20mm F2.8Sを装着しプロストラップをたすきがけにしてずんずんと店内に進むべし(笑)。
* 独Agfaのコンシューマー向け部門が破産 ― 2005年05月30日
AGFAウルトラ100 135-36最終入荷 ― 2006年06月16日参照

ビレッジバンガードで売っているフィルムのメインはAGFA Vistaという100と400のネガカラーフィルムのようなのだが、リバーサルのAGFA CT precisa 100も少量置いてあったので、そちらを買ってみた。

AGFAはもうフィルムを作っていないので、どうやらLupus Imaging & Media GmbH & Co. KGとかいうケルンの会社がAGFAブランドでフィルムを造って売っているようだ。Lupusのサイトをみると、唯一のモノクロリバーサルフィルムAgfa Scala 200x Professionalがあるので、単にOEMだけというわけでもなさそうだ。なにか技術の継承がありそう。しかし、AGFA PhotoのサイトにはAgfa Scala 200x Professionalだけが記載されていない。なんでだろう。

AGFAといえば伝説のAGFA ULTRAを使ってみたいのだが、それは復活していないようだ。派手系のフィルムは好きでなかったので使わないうちに終わってしまった。Lupusが頑張ってAGFA ULTRAを復刻してくれないだろうか。やはり売れ筋じゃないのかなぁ。

VILLAGE VANGUARDのお店の話に戻るが、このお店はHOLGA(旧香港・中国)やSEAGULL(中)といった旧社会主義国系(死語?)新品カメラを売っているお店でもある(**)。HOLGAにちょっと惹かれたが、ニコンユーザーたる者、かっちりくっきり解像度カリカリで拡大してもこれでもかと情報がフィルムに写しこまれていないといけないと考えるので(笑)、やはりこういうものに手を出してはいけない(笑)。こう自分に言い聞かせないと、増殖しそうなヤバさがある(笑)。そういう危険なお店なのである、VILLAGE VANGUARDは。
** 【訂正】HOLGAってずっとロシア製だと思い込んでいたのだが、もともと中国・香港製らしい。すまん。従って旧社会主義国云々も間違い。重ねてすまん。

肝心のAGFA CT precisa 100フィルムはまだ使っていないので、リポートできない。すまん。

【追記】
そうそう、値段を書くのを忘れていた。AGFA CT precisa 100は、135-36枚撮り1本735円(税込)だった。
【追記ここまで】

【さらに追記:2008年6月11日】
ようやく使ってみた。冷蔵庫のこやしになるところだった(笑)。
AGFAPHOTO CT precisa 100 フィルム使ってみた ― 2008年06月11日
【さらに追記ここまで】

Nikon F100用データバックMF-29のフィルム確認窓がぁ2007年10月10日 00時00分00秒

Data Back Nikon MF-29 and Konicaminolta Centuria Super 400 36ex film

ニコンF100用データバックMF-29にある、フィルム確認用の透明窓がなんかちょっと浮いてきた。

先週末にAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)を付けて撮影していて、右手で何かをする必要があって左手だけで握っていたら、パキッという嫌な音がした。裏蓋のフィルム確認窓の下のほうが左手の親指で押されて少し内側に動くようになってしまっている。上のほうは固定されているので、上を支点に少しバネのような感触になっている。うう、なんてヤワなんだ。

まだフィルムが入っていて開けられないので(実はその後2本続けて撮っているのだが)、ノーマルの裏蓋でどういう構造になっているのか確かめた。しかし、漏光防止のモルトが張ってあって、透明窓が裏蓋本体にどのようについているのか分からない。たぶん接着じゃないかなぁ。接着だとすると自分で接着すればいいのだが、F100の裏蓋はMF-29もプラスチック製なので、どういう接着剤がいいのか分からない。プラスチックは種類によって全然違うので難しい。しかも透明窓なので、失敗して白濁したら嫌だしなぁ。

いまのところ実用上の問題はないのだが、丁度左手の親指が当たる辺りでムニムニするのでなんか嫌な感じだ。はやくフィルムを撮りきってなんとか対策を考えよう。ニコンに修理に出したら、全とっかえになりそうな気がするのだ。

ちなみにF100のノーマル裏蓋のフィルム確認窓は、MF-29とは違って、少し凹んでいるので、確認窓に力が掛かりにくい。MF-29の方は確認窓が裏蓋よりもほんの少し出ているのだ。このために力が掛かってパキッとなってしまったようだ。とほほ。

フィルム確認窓ってあれば便利だけど、なくても困らないものだなぁ。なければないで覚えているし、覚えられなければメンディングテープにフィルム名書いて貼ったりするし。敢えて言うと何枚撮りかというのが一番重要だ。あと何枚撮れるのか分からないと困る。しかし、36枚撮りしか使わないと決めておけば問題ない。F3にはMF-14を付けていて、フィルム確認窓もないし、フィルム箱の蓋を入れるところもないが、なんら不便じゃない。まあ、もうデジタル時代になって、フィルム確認窓どころか裏蓋自体が珍しいものになりつつあるからなぁ。

【追記:2007年10月16日】
F100用データバックMF-29のフィルム確認窓修理完了 ― 2007年10月16日

いい加減にしろ、マイクロソフト!2007年10月11日 00時00分00秒

BSOD(Blue Screen of Death),STOP: c000021a unknown Hard Error

昨日はMicrosoft Updateの日だったのだが、Microsoft Updateについて前から腹が立っていたことがある。それは、デフォルト(既定)のメーラーをOutlook ExpressからOutlookに勝手に変更することである。

以前はデフォルトのメーラーを変更するだけで終わっていたので、"mail to"をクリックしなければ問題なかった。自分でOutlook Express 6のショートカットから起動させればよかったのだ。

それが先月の2007年9月のMicrosoft Updateから、デフォルトブラウザの変更に飽き足らず、Outlook Express 6のタスクバーのショートカットまで勝手にOutlook 2003に変更するようになったのだ。Outlook Express 6の絵が描かれたアイコンなのに起動するとOutlook 2003なのだ。腹が立つ。Outlook Express 6使っているのは理由があってのことなのだ。勝手に強制的にOutlook 2003使わせるなよ。

そのうえ、タスクバーにOutlook 2003のショートカットを追加してくださりやがる。Outlook ExpressのショートカットはOutlookにされ、Outlook は別に既にショートカットがタスクバーに入っているのに、さらにそこにOutlookのショートカットがタスクバーに格納される。タスクバーにOutlook ExpressのフリをしたOutlookとOutlookのショートカット2個の合計3個もOutlookのショートカットが入っていることになる。しつこい。

しかも今回のアップデート(Outlook 2003 SP3も適用)では再起動時になかなかシャットダウンせず、しまいにはBSOD(Blue Screen of Death)だ(Windows XP Professional SP2)。

STOP: c000021a unknown Hard Error
Unknown Hard Error

電源ボタンで強制終了して再起動したら、以後は問題なく動いている。

ネット上で見るとほかにもBSODになった人がいるようだ。ふざけるなマイクロソフト。VISTAなんか絶対に買わないからな(笑)。次はMacを買ってやる(笑)。そしてさらに地獄を見るんだろうなぁ(笑)。

ちなみにデフォルトブラウザメーラーをOutlook Expressに戻す方法だが、Program Files下のOutlook Expressフォルダの下にMSIMN.EXEがあるので、それをダブルクリックで起動する。そうするとOutlook Expressが起動するので、ツール → オプション → 全般で「このアプリケーションは既定のメールハンドラではありません」の横の「既定にする」をクリックしてOK。それでショートカットアイコンも自動的にOutlook Expressの方にリンクしなおされる。

今後は毎月これをやらなければいけなくなるのか…。

【追記:2007年10月12日】
Windows 2000 Professional SP4 + Office XP(2002)の方は、問題なくMicrosoft Updateできているし、Outlook ExpressのタスクバーのショートカットをOutlook 2002に置き換えられたりしない。デフォルトメーラーがOutlookに勝手に変更はされるが。

なお、Windows XP Professional SP2の方は再起動後、Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2007 年 10 月 (KB890830)を再度当てるように要求されたので当てたが、更新の履歴をみると2度「成功」したことになっている。また、Windows 2000 Professional SP4 の方は、Internet Explorer 6 Sevice Pack 1 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (939653)が再起動後再度要求されて当てたが、これも更新履歴で2度「成功」したことになっている。今月の更新はなんか変だ。
【追記ここまで】

【参考】
2007 年 10 月のセキュリティ情報(マイクロソフト)

GR DIGITALの前玉を1年半ぶりに掃除した2007年10月12日 00時00分00秒

Ricoh GR Digital,GV-1

去年(2006年)の4月に買ったGR DIGITALだが、同年5月に某お子様にレンズ前玉に指を突っ込まれてそれを掃除したらコーティング剥離でレンズCCD一体ユニットごと交換して以来(*)、一回もレンズを掃除していなかった。
* GR Digital 前玉に拭き傷? ― 2006年05月08日
リコーデジタルカメラサービスセンター(新横浜)に行ってきた ― 2006年05月09日以下参照

しかし、このところ逆光気味の撮影でなんとなくフレアっぽい写りになってきた。買った頃は画面内に太陽を入れてもほんの少しゴーストはでてもそんなにフレアっぽくなかったのに、今は画面内に太陽がなくてもフレアっぽい。

それで、リコーのサービスでGR DIGITALのカスタマイズがてらレンズ清掃もお願いするつもりだったのだが、なかなか時間が取れない。そこでルーペでレンズ前玉を観察してみたら、なんか点々とかなり汚れがついているっぽい。

しかたなく、禁断の自分で清掃にトライした。ニコンクリーニングキットプロでそーっとアルコール(エタノール)で拭くと、かなりきれいにはなったが、まだ点々が残っている。もしや、傷?普段他のレンズを掃除する時は、油汚れの一部でエタノールでは取れない汚れは、富士フイルムのレンズクリーニング液で拭くことにしている。前回はそれでコーティングが剥離したのだった。意を決してトライ。おお、点々が取れる。ああ、よかった。その後もう一度エタノールで仕上げ。表題は「1年半ぶり」だが、現在のレンズになってからは初めて掃除したことになる。前回のは、某お子様の指先(爪?)で傷になったところを取れない汚れだと思って繰り返し拭いたのでコーティングが剥がれたようだ。前回はGR DIGITALの前玉が拭くにくい構造も災いしたのであった。

まだ逆光で試していないが、ルーペで前玉を見る限り汚れはないので、たぶん大丈夫。しかし、GR DIGITALのフレアカッターというかレンズバリア枠というか銘板が邪魔で、前玉清掃しにくい。端の方は完全に掃除し切れていない。これはリコーのサービスに行ったときにやってもらおう。

やはり次期GR DIGITALにはフィルター直付け可能にしてもらいたい。汚れそうな場所で撮影するときは、アダプター + 保護フィルター(GR DIGITALアクセサリ一覧参照)を使うようにして気をつけていても、1年半でこんなに汚れるのだから、常時フィルターをつけていたい。しかし、アダプターを使うとGR DIGITALがポケットに入らなくなる。Caplio GX100の方が前玉の掃除がしやすそうだが、こんどはレンズバリアがレンズキャップになって、やはりアダプター無しでフィルターが付けられないというのがそそらない。しかも、これらのコンパクトデジタルカメラは、一眼レフのレンズのように前玉だけ交換とはいかず、レンズユニットごと交換になってしまうのだから。GR DIGITALはCCDまで含めたユニットごと交換になってしまったのだ。フィルター直付けさせろぉ!(笑)

GR DIGITAL + Kenko MC Protector + GH-1 without hood

そして空気中の汚れよりも怖いのが、ガキもといお子様の攻撃(笑)だ。どこのガキもといお子様もそうだが、撮ってあげると「見せて、見せて」といって勝手にカメラを鷲掴みにして奪って背面モニターを見ようとする。撮影後すぐに沈胴させないと、前玉に指を突っ込まれそうになる。危険極まりない。フィルムカメラしかなかったときは「見せて見せて」攻撃なんてなかったのになぁ。

Ricoh GR Digital and Kodak Kodachrome 64 Professional Film

アサヒカメラ2007年11月号予告から2007年10月13日 00時00分00秒

毎月13日に掲載されるアサヒカメラの次号(2007年11月号)予告から、気になったものをピックアップ(20日発売)。

■発色!描写!新機能! ニコンD3&D300実写リポート
[D3]特報!報道最前線―スポーツ撮影に死角なし 朝日新聞大阪本社写真センター/D2Xsをはるかに超える―フルサイズ゙の描写を検証する 赤城耕一
[D300]機能満載!―ニコン渾身の実力機はここまで進化した まつうらやすし
■ニコンの“ツインフラッグシップ゚”登場で考える デジタル一眼レフの「満点スペック」とは何か? まつうらやすし
■秋デジ戦線を3倍楽しむ!宿命のライバル30年史 ニコンvs.キヤノン銀塩名機3大対決 飯田鉄
■懐かしのぞっこん鉄道 櫻井寛 宗谷本線―塩狩峠
■あの有名人のお宝カメラ 大貫妙子さん×ニコンF-801S
■赤城耕一のワタクシ的名機 ニコンFA
■大竹省二のレンズ観相学 プラナーT*45ミリF2(コンタックスG)
■コシナカールツァイスDistagon T* 2/28 ZF 赤城耕一
■コシナカールツァイスSonnar T* 1.5/50 Limited Edition 赤城耕一

やっとCosina Carl Zeiss T* 2/28 ZFの試用速報キター!遅いぞ、アサカメ。遅い分、詳細なリポートになってるんだろうな(笑)。D200で撮った小さな作例で1ページとかだったらがっかりだ(笑)。ちゃんとフィルムかせめてフルサイズのデジタル一眼レフで作例撮っていてほしい。ワクワク。

ニコンD3とD300の実写レポートも楽しみだ。とりわけD3の高感度に期待が高まる。大手の報道系はニコンとキヤノン両方残しておいてよかったと思うところが多いのではないか。ああ、D3いいなぁ。実売50万円台は安いと思う。しかし、買えない(笑)。相対的には安くても、絶対的には高い(笑)。まあ、レンズ揃えてるうちにフルサイズの廉価版も出るでしょう。いつまでも出なかったら銀塩で楽しむまでだ。

「宿命のライバル30年史 ニコンvs.キヤノン」は、別にニコンvs.キヤノンのどちらが優れてるかとかそういうのは興味なくて、「銀塩名機」というところに惹かれた。「レンズ優先主義」の立場からするとニコンFマウントの絞りリングのあるレンズを持っているとニコンのボディとマウントアダプター経由でキヤノンのボディの両方が使えるので、いつでも逃げ道があるという点に安心感がある(笑)。でもニコンがフルサイズデジタルカメラを出したので、マウントアダプター経由のキヤノンボディで使うという可能性は少し低くなった。ニコンが廉価版135フルサイズデジタル一眼レフを出してくれれば、なお可能性は低くなるのだが(笑)。

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