朝日良一写真展日程表 ― 2024年10月28日 00時00分00秒
【TOP固定記事】りー様こと写真家・朝日良一様の写真展の日程表を作りました。
2024年10月3日(木)~10月7日(月)
10/3(木) | 10/4(金) | 10/5(土) | 10/6(日) | 10/7(月) |
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永福町 朝日良一写真展 | ||||
12:00~20:00 | ||||
杉並区・永福和泉地域区民センター | ||||
15:00~ギャラリートーク | ||||
終日在廊 | 終日在廊 | 終日在廊 |
2024年10月9日(水)~10月14日(月・祝)
10/9(水) | 10/10(木) | 10/11(金) | 10/12(土) | 10/13(日) | 10/14(月・祝) |
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光景 朝日良一写真展 | |||||
12:00~20:00 | |||||
杉並区・永福和泉地域区民センター | |||||
15:00~ギャラリートーク | |||||
終日在廊 | 終日在廊 | 終日在廊 | 終日在廊 |
2024年10月23日(水)~10月28日(月)
10/23(水) | 10/24(木) | 10/25(金) | 10/26(土) | 10/27(日) | 10/28(月) |
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光景 朝日良一写真展 | |||||
18:00~01:00 | |||||
新宿・JazzBar「サムライ」 | |||||
きまぐれに出没 | きまぐれに出没 | きまぐれに出没 | 終日在廊 | きまぐれに出没 | きまぐれに出没 |
写真展の詳細は、朝日良一写真展(2024年10月) ― 2024年08月20日をご覧ください。
写真展開催のお知らせ(朝日良一|note)
長年のブログお友達、朝日良一さんが10月に写真展を行われます!、の巻。(If you must die, die well みっちのブログ 2024年9月1日)
朝日良一写真展(2024年10月) ― 2024年08月20日は記事が長くていったいいつどこへ行きゃいいんだよとなるので(記事作ったのは私ですすまん)、こちらを10月28日までトップ固定にします。【2024年10月4日初出】
Nikon AS-N1000アダプター発見 ― 2024年10月02日 00時00分00秒
以前Nikon1のマルチアクセサリーポートに普通のアクセサリーシュー対応のアクセサリー(なんかややこしい)をつけるアダプターAS-N1000を持っていたはずなのに探しても見つからないから、AliexpressでパチモンAS-N1000を買った話はした。
Nikon 1用AS-N1000モドキ ― 2024年06月25日
それで、リコーの外部ファインダーGV-1(コシナ製)の接眼部にゴムがないので眼鏡レンズに傷が付くため、何かゴムを当てようと、アクセサリーのストックをごそごそ探していたら見つけました本物のNikon AS-N1000を。
しかし、問題はこのリコーのGV-1の接眼部にうまく合うゴムがないんだよねぇ。一番いいのは丸い接眼部のゴムを貼り付けることなんだが、○の接眼部のゴムで余ったものがない。
だいたいさあ、改めてこのGV-1の接眼部見たけど、この形状何なんだよ。四隅のところの幅が薄くなっているから、薄いゴム板をくりぬいて作ろうとしたけど、なんかうまくいかない。なんでアイピース付けられるようにしなかったんだ。こういうところがコシナなんだよなぁ。あの京セラCONTAXでさえちゃんとしたファインダー接眼部作ってるのに(光学系が傾いてるけど(泣))。
21mm用外部ファインダーCONTAX GF-21mmとRicoh GV-1 ― 2011年07月13日
GF-21mm、京セラクオリティ ― 2011年07月14日参照
せっかくAS-N1000見つかったけど、なんか使い道がない(泣)。
GV-1の接眼ガラスが汚くてすまんが、これでも掃除した後だ。GV-1の外装は突起のあるざらざらした塗装なので、クリーニングペーパーやクリーニングクロスが引っかかって、隅の方が掃除しにくい。こういうところも何も考えていないのがよくわかる。ざらざらで触ってて指から滑り落ちたりしないのはよいのだけれども、ガラスのすぐ横までざらざらである必要はない。
北川民次展(世田谷美術館) ― 2024年09月30日 00時00分00秒
北川民次展が東京・世田谷美術館にも巡ってきたので、名古屋市美術館に続いてまた見てきた。
北川民次展(名古屋市美術館) ― 2024年08月13日参照。
北川民次展は今回も基本的に撮影可能だった。ただ、事前には世田谷美術館のサイトでは撮影可能かどうか確認できなかった。当日北川民次展の入口を入ったところに掲示があった(写真2参照)。
前年の二科展に初出品した作品 《 メキシコ、銀鉱の内部》(1937年) を塗りつぶし、その上に描かれた作品。 制作当時、 北川は新しいキャンバスを買うお金もなかった。 タイトルの「戦後」とはメキシコ革命後 を指す。 砲車のもとにいる白馬は、 革命の指導者エミリアーノ・サパタの愛馬か。 一方、 材木の下敷きとなっているマゲイ (龍舌蘭) は、 メキシコの伝統文化を連想させる。山の麓を出発した列車は、途中で脱線し横転している。 発表当時、大砲を向けられている山 (ポポカテペトル) が富士山に似ていることから、 反国家的な含意を疑われたという。 「思いもよらぬ問題」 と北川は回顧しているが、この不穏な情景には、当時の日本を重ねずにはいられまい。
II_3
メキシコ戦後の図
1938年
宮城県美術館
北川は敗戦直後の民衆の辛苦を表すべく 「VAE VICTIS 〔征服 された者は不幸なるかな〕」のシリーズを描いた。 <雑草の如く> の連 作もそこに含まれ、やはり壁画の下絵という狙いがあったという。
《雑草の如くⅡ》ではテーブルを挟んで人々が上下に分かたれ、 持つ者と持たざる者、支配する者と支配される者の対比が表現 されている。 では、画家たる北川自身の姿は、 どちらに投影され ているのだろうか。 まず 「雑草」の語が示すように、画家は後者 の立場にあり、抵抗する民衆の一人なのだと見ることができよう。 一方、ここには二科会の構造が示されていて、 上の男性二人が 東郷青児と北川、下が若手画家たちだとする説もある。 北川は 牛耳る立場にいながら、それを客観的かつ批判的に見つめてい るというわけだ。
II_10
雑草の如くII
1948年
名古屋市美術館
ということで、権力におもねず、常に民衆とともにあり、子どもの自由な発想を重視した、北川民次さんの絵画は素晴らしいので、みなさん是非観に行ってほしい。
生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ
愛知・名古屋市美術館:2024年6月29日(土)~9月8日(日)【終了】
東京・世田谷美術館:2024年9月21日(土)~11月17日(日)【会期中】
福島・郡山市立美術館:2025年1月25日(土)~3月23日(日)
【写真1】生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ(世田谷美術館)入口:):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/25秒)、電子シャッター、ISO-AUTO(ISO 800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3600K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真2】生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ(世田谷美術館)撮影可能を伝える掲示:):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F5.6、1/100秒)、電子シャッター、ISO-AUTO(ISO 140)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、なぜか動画からの静止画切り出しになってしまった。
【写真3】「メキシコ戦後の図」(生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ(世田谷美術館)):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/30秒)、電子シャッター、ISO-AUTO(ISO 4500)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3080K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真4】「雑草の如くII」(生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ(世田谷美術館)):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/30秒)、電子シャッター、ISO-AUTO(ISO 8000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3160K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【関連追記】
北川民次展(名古屋市美術館) ― 2024年08月13日 (Haniwaのページ作者のブログ)
特別展 生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ(名古屋市美術館 2024年6月29日~9月8日)
生誕130年記念
北川民次展―メキシコから日本へ(世田谷美術館 2024年9月21日~11月17日)
郡山市立美術館 2024年度の展覧会(生誕130年記念 北川民次展 メキシコから日本へ 2025年1月25日~3月23日)
LUMIX S9で使いたい「フォクトレンダーVMレンズ」7選(デジカメWatch) ― 2024年09月25日 00時00分00秒
関東地方は急に涼しくなりましたな(最高気温25℃とか)。このまま推移してほしいと思ったら、また明日以降最高気温30℃とからしい。勘弁してくれ(泣)。
さて、デジカメWatchにLUMIX S9で使いたい「フォクトレンダーVMレンズ」7選(デジカメWatch 豊田慶記 2024年9月19日)という記事がアップされている。
LUMIX S9を買うつもりはないが、コシナのライカMマウントレンズはコンパクトでよく写って比較的買いやすい値段なので興味を惹く。特に超広角・広角レンズの周辺部の描写とボディとの相性が気になる。しかもコシナ提供とある。
扱っているレンズは以下の7本だ。
SUPER WIDE−HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III
NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical
NOKTON classic 35mm F1.4 II
COLOR-SKOPAR 50mm F2.2
HELIAR classic 50mm F1.5
NOKTON 50mm F1 Aspherical
ULTRON 75mm F1.9 MC
うーん、LUMIX S9/SUPER WIDE−HELIAR 15mm F4.5 Aspherical IIIの作例は周辺部の色被りが分かりにくい作例が多いなぁ。ただ、ビル陰の波板の作例では周辺部にブルーグレーの色被りがあるのが見て取れる。
NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 AsphericalやNOKTON classic 35mm F1.4 IIも周辺部の色被りがわかりにくい作例だが、これら2本は色被りが少なそうな感じだ。
SUPER WIDE−HELIAR 15mm F4.5 Aspherical IIIは、2015年3月発売なので、歪曲収差の小ささとミラーレスデジタルカメラでの色被りをなくした改良型の発売を期待したい。
【追記】ニコンZマウント用のSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphericalは、おそらくニコンZでは色被りや像面湾曲の対策がなされているであろうから、ニコンZボディで使うのであればVMマウントではなくてZマウント用を買うのがよいのだろう。
ニコンZ専用設計の「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」2月発売 35mmフルサイズ対応 フードが脱着可能に(デジカメWatch 鈴木誠 2023年1月16日 )
ニコンZ専用設計の「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」2月発売(デジカメWatch) ― 2023年01月19日
【追記ここまで】
【関連】
赤城耕一氏のデジカメWatchのBiogon作例が非常に参考になる ― 2022年06月07日
マニュアルレンズギャラリー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III(デジカメWatch 曽根原昇 2024年4月21日)
写真は記事とは関係ない。
伏見駅与利マチ(愛知県名古屋市中区錦):OPPO Reno7 A(CPH2353)android13、焦点距離4.71mm(35mm判27mm相当)、プログラムAE(F1.7開放、1/50秒、ISO 192)、AWB、標準のカメラアプリ(バージョン 3.524.24)、JPEGからリサイズのみ
名古屋市営地下鉄の伏見駅にある与利マチという地下街。しかしどう見ても「与利子」にみえてしまう。写真を撮ったから後で見返して「与利マチ」だと分かったが、普通に歩いて通ったら与利子にしか見えない。後で写真のローマ字表記を見て「あれ?」となった。
新年にランサムウェアの「ばらまき攻撃」が「顔文字メール」で復活 ― 2019年01月18日の「シネマカリテ」と「シネマヤリ子」参照(泣)。
この伏見駅で東山線から鶴舞線に乗り換えるときに「鶴舞線→」みたいな表示が2つあって、多くの人がぞろぞろ行く方では名古屋の人は皆が歩くのが遅いので関西出身のイラチの私は人の少ない方の「←鶴舞線」の方に行ったら、改札口が出てきた。ここで「ん?」と思ったが、東京メトロだと、改札を出て他の路線に乗り換えても60分以内だと続けて乗った扱いにされることがあるので(池袋で丸ノ内線と副都心線など)、これもそうかなと思ってそこで出て、与利マチを通って鶴舞線の改札に行ったら、しっかりもう一回初乗り運賃を取られた。名古屋の地下鉄は初乗り210円で安くないのでチキショーって感じだ。あの「←鶴舞線」の表示は許さん。こんどは「地下鉄全線24時間券」(24時間760円)を買って乗りまくって仕返ししてやるぅ(仕返しになっていない)。
【追記】なお、TOICA(JR東海)やmanaca(名古屋近郊私鉄)がスマホ内蔵型に対応していないので、名古屋ではスマホで自動改札にタッチしている人は少ない。モバイル型の交通系ICカードは、モバイルSuica(JR東日本2006年1月28日~)、モバイルPASMO(関東私鉄2020年3月18日~)、モバイルICOCA(JR西日本2023年3月22日~)の3つしかないようだ。
【追記ここまで】
レッツノートCF-SR3液晶割れ修理から返ってきたが… ― 2024年09月22日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。戴いたコメントのお返事はお待ちください。m(_ _)m
家族のレッツノートCF-SR3の画面表示がおかしいので修理に出したら、「LCD破損」だと判定されて、「Let's note メーカー延長保証サービスパック」の保証対象外と言われて、50,600円の修理代金が掛ったことは前回書いた。
レッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が・・・【追記あり】液晶破損で有償修理 ― 2024年09月12日
それで、修理完了で返送する際に液晶破損が分かる写真を同封してもらう話がついたことも前回書いた。
私は、写真同封の合意をしたのに写真が入っていないでブログネタが増えるのではないかと危惧していたが、修理完了の連絡があって電話でカード決済する際にも担当の方が「写真も同封しておきますね」と忘れていないようだったので、そういうブログネタはなくなってよかったと思っていた。
しかし、予想の斜め上をいっていた(泣)。同封されていた写真は液晶が割れていることが分かる写真ではなく、液晶が割れているときによく出る症状の写真だった。わかりやすく言うと、分解して液晶が割れていることが分かる写真ではなく、分解する前の異常表示の状態の写真だった。いや、それはわかるよ、だって異常表示だから修理に出してるんだから。パナソニックという会社がよく分かる対応だよ。外装状態からは液晶が破損しているのか分からないから、破損しているというのなら分解して液晶そのものが割れている写真を送ってくれといって合意したのだ。また、2回目の電話で話した際にも、向こうの担当者は「これは割れています。右上の方から割れが入っています。ほかにも割れがあります。」といっていたのだが、送られてきた写真ではそれは分からない。【追記】しかも写真がブレてるし(泣)。【追記ここまで】
このレッツノートCF-SR3を普段使っている家族も「これはイラッとするよね」といっていた。本当に神経逆撫でする対応だ。
写真を見れば分かるように、モニターの枠は外されておらず、普通にレッツノートのモニターを開いて起動時の状態の写真だ。表面は割れておらず、液晶割れと言われても分からないから割れている写真を送ってくれといって送ってきた写真がこれだ。何か特殊なモードで割れているところが分かるような表示なのかもしれないが、そんな話は聞いていない。私が見たかったのは、割れている液晶そのものだ。割れている液晶に特有の表示状態ではない。
ということで、どういう力がどこから加わって割れたのかはこの写真からは分からない。ただ、使っていた家族の証言によると、ずっとリュックの背中側のノートPCを入れるようになっているところに縦長の状態で入れていて、電車で運んで行き先で開けて起動したらカラフルな線が入ったり二重に表示されたりする状態になっていたとのことだ。リュックを電車や行った先の床に降ろしたことはあるので、もし衝撃があるとしたらそれではないかということだ。モニターを開いた状態でモニターに力が掛ったとかそういうことはないとのことだ。
レッツノート液晶パネル交換修理、往復送料負担|PCSTYLEによると、レッツノートの液晶は特に薄いのだそうだ。
レッツノートの液晶パネルが割れた場合は上記写真のような表示状態です。液晶パネルが割れてしまうと外見上明らかに割れているように思うかもしれませんが、ノートパソコンの液晶が割れた場合は、起動した際に縦に無数の線が入ったり、黒く滲んだように見えます。 手で触れる表面の画面が割れるのではなく内部側のパネルが割れて液漏れを起こします。
私も実際に自分のレッツノートの液晶パネルを割ってしまったことがあるのですがそのショックは何とも表現しようがないくらいに落ち込みました。ちょっと横着して片手で開けてしまったんです。何となくペキっというような音がしたのを覚えています。そのあとは電源を入れると何とも情けない状態で表示されて3日ほど落ち込みました。
レッツノートの場合は軽量なノートパソコンを作るために採用されている液晶パネルも非常に薄型のものが搭載されておりまして、液晶パネルへの直接的な衝撃ですぐに割れてしまいます。レッツノートの液晶を開ける際にふと片手で開けたりした場合も圧がかかり割れてしまうこともあります。どのパソコンもそうですが液晶パネルが割れてしまうと物理的に新しい液晶パネルに交換しないことにはお修理することはできません。
実際のところ本当に薄型の液晶パネルが搭載されていますのでお客様のパソコンの液晶パネル交換修理の際に2度ほど新しい液晶を割ってしまったこともあります。細心の注意を払って作業を行っているにもかかわらずにです。非常に落ち込みました。ちょっとの圧で割れてしまったその一瞬は決して戻ることはできないですし。
液晶パネルは交換の際に中に組み込んでしまえば周りのベゼルにより守られますので横からの力には強いのですが、組み込む前の剥き出しの状態ですと非常に不安定と言いますか特にレッツノートは最薄の液晶ですので横からの力にも縦からの力にも非常に弱いです。今まで何千枚といろいろなメーカーの液晶パネル交換修理を行ってきましたがその中で一番気を遣うのがレッツノートの液晶パネル交換です。
修理業者さんが部品状態のレッツノート用液晶を割ってしまうぐらいに薄いらしい。
こうなると、レッツノートの扱いは慎重になりますな。レッツノートCF-SR3に買い換えるまで、家族も私もCF-SX2を扱ってきて、それと同じようにCF-SR3を扱っていたら今回の液晶破損に至ってしまった。前回書いたレッツノートCF-SR3の液晶保護用にサンワサプライIN-WETSL13BK ― 2024年09月16日のケースも大事だが、片手で開けるようなことも慎まなければならないようだ(CF-SR3はCF-SX2よりもモニター側がたわむし)。
いまのレッツノートCF-SR3は長く使うつもりで5年保証(16,830円×2台)に入ったが、液晶破損には保証は適用されないし、これは無駄な金を使ったように思う。次は別のメーカーのノートPCを検討したいと思う。レッツノートCF-SR3を買うときに職場のPCマニアの人に話したら「そんなぼったくりPC買うなよ」と言われたのをいまさら思い出している(泣)。CF-SX2使っていたときはぼったくりPCとは思わなかったんだよなぁ。
なお、「Let's note メーカー延長保証サービスパック」に送るときは日本通運の「エクスプレスハイスピードパソコンポ」だったが、返却時はその日通の箱を再利用してヤマト運輸の宅急便だった。土日祝日は返却の送付が出来ないのでといって火曜日発送になっていたが、ヤマト運輸は土日祝日も発送可能なので、土日祝日に発送できないのはパナソニックの都合だったようだ。秋葉原に「秋葉原LUMIX&Let's note修理工房」があって、即日修理をやっていたときとは何もかもが変わってしまったんだろう。もうLet's noteに拘る理由はない。
Let's note SX2を即日修理に出してみた ― 2016年06月01日参照。
No. | 品名 | 品番 | 員数 | 単位 | 単価 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 技術基本料 | 1 | 台 | 9,500 | 9,500 | ■有償修理 | |
2 | 部品代(LCDモジュール) | DFZZ00B0299 | 1 | 個 | 31,000 | 31,000 | |
3 | 部品代(CF-SR LCD交換キット(通常)) | DFWV94D0054 | 1 | 個 | 3,500 | 3,500 | |
4 | |||||||
5 | メーカー保証延長パック | 会員番号:**** | 5年会員 | ||||
6 | |||||||
7 | |||||||
8 | 宅配サービスご利用代金 | 1 | - | 2,000 | 2,000 | ||
障害内容 | 液晶表示異常 | ||||||
診断結果:LCD破損 |
アマゾンでCF-SR用の交換液晶を30,800円で売っているところがあるので、もし次にLet's noteの液晶が割れたら、それを買って自分で交換するかもしれない。CF-SR3の液晶交換の動画も探すとあるようだし。ますます、「Let's note メーカー延長保証サービスパック」の意味なし(泣)。と思って今見たら、アマゾンのは22,500円(税込)に値下がりしてるぞ。これはますます自分で交換だな(泣)。
【連載100回記念】アカギカメラができるまでを知りたい! 赤城耕一氏の撮影に密着してみた(デジカメWatch) ― 2024年09月17日 00時00分00秒
デジカメWatchで連載中の「アカギカメラ」の連載100回記念で「アカギカメラができるまでを知りたい! 赤城耕一氏の撮影に密着してみた」という豊田慶記氏の記事がアップされている。
【連載100回記念】アカギカメラができるまでを知りたい! 赤城耕一氏の撮影に密着してみた(赤城耕一の「アカギカメラ」 デジカメWatch)
「アカギカメラ」って「アサヒカメラ」休刊に際してもじったものらしい。どこかに編集長との対談で書いてあったのだが、検索しても見つからない。後で見つかったら追記する。
それで、その赤城耕一氏の「アカギカメラ」の連載が100回を越えたということで、今回の記念記事になっているようだ。
豊:アカギカメラを含む、インプレ仕事で何処か遠方へロケに行くことは?
赤城:遠方でのアサインメントがあれば、そちらで取材を進めることもありますが、基本的には近所です。
豊:自宅から半径2km以内に、あらゆる被写体はあると巨匠の言葉にもありますね。
赤城:その通りです。風光明媚な場所に行って撮るというのも良いですが、ご近所スナップもまた発見があり、町並みの変化に思いを馳せたり、まだ健在であることにホッとしたりすることもできますから。
重要な点ですね。『半径2km以内に、あらゆる被写体はある』、清書して額に入れて飾っておきたい。
豊:レビュー記事の仕事をするようになって、印象的な出来事はありましたか?
赤城:いろいろありますが、例えばストロボのTTL自動調光が出てきた時に世の中がひっくり返るくらいカメラ業界は騒いだことがあります。ただ、実際に撮ってみると期待したほどは調光が当たらないという現実がありました。コレを指摘して怒られたのは良く覚えています(笑)
赤城先生らしいエピソードですねぇ。だから我々アマチュアは赤城先生の記事を好んで読む。
豊:アカギカメラで、今後テーマにしたいことはありますか?
赤城:これまでのデジタルカメラは世代交代のスパンが短く、大袈裟に言えば少し長めのレビューをやっている間に新しいカメラが登場するような状態でした。そんな有り様だったので、カメラが持つ物語に触れる時間が無かったけれど、最近では1つの製品をそれなりに長く売るようになったので、インプレのお仕事でも脱力する余裕が出来ましたから、例えばカメラの裏側にある物語に注目したいですね。他にもディスコンになったけど、人気のある製品があったとして、なぜ人気が出たのか?を探るのも面白いと考えていますし、ひとつの機種を長期レポートするような企画ももっとやった方が良いと思います。
豊:時間を経ることで評価や認識が変わることはありますか?
赤城:後日再び触れ合ったりして、撮り進めるうちに「そういう事をやりたかったのか、君は」みたいな発見をすることはあります。
赤城先生は奥が深いなぁ。中古で買うことが多い我々にはそういった長いスパンで後から見た評価も大いに参考になる。
それで、今年の2月に発売された書籍の方の『アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。』(赤城耕一著 インプレス2024年2月刊 ISBN:9784295018254)(当記事トップの写真参照)なのだが、発売直後に買ってそのまま紹介するのを忘れていた。
『アカギカメラ』は機材レビュー記事ではありません。いかにカメラという装置と戯れ、愉しむことが出来るかを読者のみなさまに発信することを基本としています。
(『アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。』2ページ はじめに)
是非買ってみてください。
書籍『アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。』に関してはひとつだけ言いたいことがある。本文の字が小さくて読みにくいのだ。ただ、小さいだけが問題なのではなく、おそらくフォントの問題だと思う。なぜなら、本文の字よりも小さいキャプションの方は読みやすいからだ。3月にメガネを新しくしてからはこの本をある程度長時間読めるようになったのだが、2月にこの本を買った直後は寝る前に読もうと思って目がチカチカして読むのをやめるというパターンだった。字の大きさではなく、フォントや行間とのバランスでこんなに読みやすさが変わるのかと思った。ごく一部の人にしか伝わらないたとえで悪いが、シャープのZaurusのフォントが小さいのに読みやすい工夫をしたものだった(LCフォント)。ピンチアウトで拡大できる電子書籍で買う人が多いという判断なのかもしれないが、紙の本で買うことを基本にしている私のような人もいるので、本文のフォントにはもう少し配慮してほしい。
『アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。』(赤城耕一著 インプレス2024年2月刊 ISBN:9784295018254):Nikon Z6、NIKKOR ZNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、絞り優先AE(F8)、1/30秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4980K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Nikon HN-35フード(Ai Nikkor 45mm F2.8P専用フジツボ形フード)、Jpeg画像を少し明るくしてからリサイズ
NIKKOR ZNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)のファームウェアがVer1.00 から Ver.1.10にアップされた(NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)用ファームウェア)。変更内容は、
• カメラの[カスタムメニュー]>[フォーカスリングの角度設定](※)を[ノンリニア]以外に設定したときに、マニュアルフォーカスでピントを合わせる際にコントロールリングを回す速さに関係なく、設定した角度の範囲で至近側から無限遠側までリニアに動作する機能に対応しました。
※ 対応しているカメラは、Z 9(C:Ver.2.00 以降)、Z 8、Z6III、Z f、Z 7II(C:Ver.1.40 以降)、Z 6II(C:Ver.1.40 以降)です。(2024 年 8 月現在)
で、写りに関しては変わらないはずなのだが、ファームアップしたらなんかもうちょっと高解像になってないかなと期待してしばらく使ってみることにしてみた。
高周波部分でもう少し解像があれば、このレンズのサイズやデザインは好きなんだけどなぁ。おそらく倍率色収差が関係してそうなので、もうカメラ内で強制ですぱっと画像処理で倍率色収差修正してほしい。というか光学設計段階でもう少しなんとかしてほしかった。
レッツノートCF-SR3の液晶保護用にサンワサプライIN-WETSL13BK ― 2024年09月16日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
家族用のレッツノートCF-SR3が液晶破損で有償修理になってしまった(修理代金50,600円税込)ことは既に書いた。
レッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が・・・【追記あり】液晶破損で有償修理 ― 2024年09月12日
それでどうやらリュックサックなどに縦方向にレッツノートを入れるとあまり耐衝撃性がよくないっぽいことがわかったので、インナーケースをつかうことにした。
その場合、ジッパーで開閉する方式だと、ジッパーが傷の原因になるだけでなく、ジッパー部分には衝撃吸収性がないので、肝心の側面保護が果たせない。それでジッパーのないもので、鞄やリュックにいれたときにかさばらないインナーケースを探してみた。
サンワサプライのPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BK(JANコード:4969887746479)が、レッツノートCF-SR3に丁度よい大きさで、かつジッパーがなくてスリップイン方式で、その側面に当たる部分は縫い目になっているのでより耐衝撃性が良さそうな感じなので買った。
ヨドバシカメラの店頭でPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BKを選んで、レジに持って行って試しにノートPCのサイズ合わせをさせてほしいといったら(※)、快諾してくださり、「レジでなくとも店員に言ってもらえれば開封できないもの以外は試せますので遠慮なく申しつけてください」とのことだった。店頭で買えるのはこういうところがありがたい。ヨドバシカメラ店頭、ヨドバシドットコムどちらも税込1,770円だった。
【追記】※自分はサンワサプライの袋の上からレッツノートを載せてサイズ確認だけでいいと思ってそう言ったら、店員さんが「開けて中にノートPCを入れて確認した方がいいですよ」といいながら開封してくれたのだった。実店舗はこういうところがいいよね。【追記ここまで】
サンワサプライPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BKとレッツノートCF-SR3の関係は、写真の通りだが、短辺の幅はちょうどいいぐらいで、長辺側は少し余る感じだ。材質はネオプレーンで、耐衝撃性はありそう。特に今回一番保護したい側面に縫い目があってそこが厚くなっているのは安心感がある。
【追記】
このインナーケースとは直接関係ない話題だが、レッツノートってこういうレガシーインターフェースがたくさんあるところも魅力の一つだったりする。見えている側面には、アナログRGB(D-Sub15ピン)、USB 3.0 Type-A×2、SDメモリーカードスロット、セキュリティスロットがある。反対側には、DC-IN、HDMI出力、Thunderbolt 4対応のUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0 Type-A、有線LANがある。
【追記ここまで】
自分用にサンワサプライのPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BKをまず1個買ってしばらく使ってみてよい感じだったので、家族用にはヨドバシドットコムで追加で買った(家族の修理中のCF-SR3は水曜日到着予定)。レッツノートCF-SRシリーズをお使いの方にはお勧めできるインナーケースだ。
しかし、頑丈が売りのレッツノートでこんなケースを買わなければならないなんてちょっとがっかりだ。以前のレッツノートだと、自転車の前かごに入れて移動している人なども見かけるぐらいだったのに(さすがに自分はそんなことはやらないが)。CF-SRシリーズやCF-FVシリーズなどの新しい薄型レッツノートは側面に関してはもう他社のノートPCと同じようなレベルだと思っておいた方がよいのだと思う。
【追記】OPPO Reno7 AにGoogle Cameraで撮った写真だが、なんかピントが甘いなぁ。Micro Nikkorなどで撮り直すのも面倒なのでこれで我慢してくだされ(泣)。ああHUAWEIのカメラはよかったよなぁ。P20 liteって新品で1万2千円で買ったスマホだったのに。
【追記ここまで】
【関連追記:2024年9月22日】
レッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が・・・【追記あり】液晶破損で有償修理 ― 2024年09月12日
レッツノートCF-SR3液晶割れ修理から返ってきたが… ― 2024年09月22日
レッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が・・・【追記あり】液晶破損で有償修理 ― 2024年09月12日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
去年の3月に家族用に買ったPanasonicレッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が入るようになった。いつものようにリュックサックのノートPC用の入れる場所にレッツノートを入れて電車に乗って持って行って現場で立ち上げたら、画面に筋が入っていたということのようだ。
普段延長保証には入らない私なのだが、珍しくLet's note メーカー延長保証サービスパックの4年延長(無償の1年保証と合わせて合計5年保証)に入っていた。
Let's note メーカー延長保証サービスパックに加入した2023年3月時点では年末年始以外年中無休だったのが、いまは土日祝日年末年始は休みになっていた。それで月曜日の朝に電話して引き取りをお願いした。
日本通運の「エクスプレスハイスピードパソコンポ」というものらしく、ちゃんとクッションのはいった梱包材を持ってきて玄関先で箱に入れて封までして発送していった。
さて、翌火曜日には大阪のパナソニックコネクト(株)のモバイルソリューションズ事業部CS部お客様ご相談センターに届いたようだ。
夜になって、電話があり「レッツノートのお見積もりをお知らせします。5万800円5万600円です。」という。
「えっ、無償じゃないんですか?」
「はい、お見積もりは5万800円5万600円ということです。」
「どうして無償修理じゃないんですか?」
「LCD破損で5万800円5万600円ということです」
「どこが壊れているんですか?」
「こちらの方ではLCD破損と工場から伝わっているだけでそれ以上は分かりません。」
「おかしくありませんか。ここがこう壊れていて、こうだから無償修理にはなりませんと言ってくるべきで、何の証拠も示さずに修理料金いくらですと言ってくるのはおかしいですよね。」
「こちらはそう伝えるように言われているだけで…」
そういって「少し待ちください」と電話が保留になった。
しばらくすると先ほどとは違う声の人がお電話変わりましたということもなく出てきて
「液晶の破損やキーボードトップが外れは保証対象外ですから」
「どこが破損しているんですか?」
「こちらではLCD破損としか分かりませんから、明日以降連絡があると思います」という。
顔は見えないが何かニヤニヤしながら言っている感じで明らかに「またクレーマーが来たよ」という感じだ(私の印象だ)。
問題点を簡単に指摘する。
Let's note メーカー延長保証サービスパックには、保証期間中は、無料※1で修理しますとあり、※1 保証期間中でも本サービスの対象外(液晶画面の割れやひびなどを含む破損や、落下や液こぼしなどによる故障や火災、地震、台風などの天災地変等々)となる場合があります。詳しくはご利用規約を必ずご確認ください。(よくあるご質問にも事例を記載しております。)とある。
分かりやすいよくあるご質問の方を見ると、以下の部分が問題に該当しそうな部分だ。
9 液晶画面が破損しました(割れ、ひびなど)保証対象でしょうか? 保証対象外となります。
10 液晶画面が全て表示しない、表示異常は保証対象でしょうか? 修理部門でパソコン本体を確認し、保証対象もしくは対象外を判断いたします。
今回、修理に出す前にはレッツノートCF-SR3の外観上は特に割れやひびも無く、液晶画面表示に縦や横の筋が入ってかつ筋の入っていない部分も縞々のように映る状態だった。液晶の枠や液晶画面(タッチパネルではない)を触ると線や縞の出具合が変わる状態だった。もちろん落下などはさせていない。修理に出す前には外部ディスプレイに繋いで(これは問題なく表示される)パスワード解除やバックアップ作業を行った。
この状態のレッツノートCF-SR3を工場で開けて「LCD破損」と判断されたようだ。
しかし、「修理部門でパソコン本体を確認し、保証対象もしくは対象外を判断いたします。」という判断の分かれる重要な問題なのに、どこがどう破損していて保証対象外と判断したから5万800円5万600円だという連絡ではなく、単に修理見積額を伝えるだけの部署に連絡させている。ここが問題なのだ。言ってみれば、液晶の表示異常は全部有償修理にするような扱いをされても消費者にはわからないということだ。消費者にどうして無償修理に該当しないのかを説明する手順も手続も踏んでいないし誠意誠実さもないということだ。※誠意ってなんかヤバい人が違う意味で使ってそうなので表現を変えました。
その点を指摘して(※「カメラやプリンタのメーカーだとちゃんと修理部門の人がどこが壊れているのでいくらになると連絡してくる」と例を挙げて)「パナソニックというのはいつもこういうやり方なんですか?」ときいたが言いよどんでいた。※を追記した。
これ、現物があっちにあるんだからいまごろ液晶枠で見えない部分を破損させて「LCD破損で有償修理です」とやっているかもしれない。そう思われないように、どこが壊れていたかを提示して規程はこうでこれに該当するから無償修理の対象外になりますと連絡してくるべきなんじゃないのか。
さて、どうなるか。家族もブログに書いておいた方がよいというので経過途中だがここまで書いておく。
パナソニックには色々言いたいことがあるがぐっと堪えて対応を待ちたい。
【追記】
お客様ご相談センターから電話があった。やはりLCD破損なのだという。修理部門からの写真で確認すると、液晶画面右上から割れが入っていて、他にも割れている箇所があるとのこと(表面のカバーではなくその裏側の液晶本体が割れているとのこと)。これは有償修理だという。その写真は電話では見えないので、修理進行をお願いして、修理完了品とともにその割れた液晶の写真プリントを添付してほしいと要望して了承された(追記:部品は返却しないと明言された)。
レッツノートはCF-SX2以来の新規購入なのだが、このCF-SR3のディスプレイ側は以前のレッツノートに比べて薄くてたわむ。CF-SXシリーズも家族が支給されていたRZ6もディスプレイ側の方はボンネット構造が厚くて蓋を開けるときもあまりねじれなかった。しかし、このCF-SR3はディスプレイ側のボンネット構造も以前よりも薄くてねじれる。蓋部分や枠はたわんでも液晶はたわまないので、なんか不安だなとは思っていた。まだ割れた液晶の写真は手元にないので、修理が完了して写真も届いたらどのような角度でどういう力が働いて液晶が割れたのか推測して今後に備えたい。修理料金は50,600円(税込)だ。これは高いようにも思えるが、Amazonに出ているCF-SR3用の液晶部品は30,800円(税込)なので、まあこんなものなのだろう。ちなみに日通の「エクスプレスハイスピードパソコンポ」は航空便で全国翌日着らしく2,600円もするようなのでそれも加味すると修理代金自体は妥当な金額なのだと思う。はぁ……。
【追記ここまで】
【さらに追記】
まだ修理から返ってきていないので、判断するのは早いのだが、自分たちとしては通常に大事に持ち歩いているつもりで液晶が破損するようなノートPCなのであったら、こんな値段の高いレッツノートに拘る意味はないので、次にノートPC買うときにはレッツノートの信頼性の下駄はなくなって、値段や重さとスペックだけで評価して買いたい。スペック表に表れにくい信頼性を加味して購入を判断していたので。次はThinkpadかなぁ。どうなんだろう。ちなみに家族の支給PCもCF-RZ6からFMVに置換されていた。
【さらに追記ここまで】
【関連追記】
レッツノートCF-SR3GDMCR購入 ― 2023年04月10日
レッツノートCF-SRシリーズ用 プライバシーフィルター ― 2023年08月27日
【参考追記:2024年9月13日】
携帯性も、性能も、使い勝手も妥協しない!パナソニックがくり出す新世代モバイル「レッツノートSR」(PC Watch 2022年10月31日 06:16)
Let’s note CF-FV1の液晶割れに注意、フィルム貼るのがいい(ミリオンウェーブズ)
これぞ持ち歩けるメインPC! 「レッツノートSR」はシリーズ集大成の完成度(2022年10月21日 11時00分更新 Let's note × ASCII.jp)
また、狭額縁デザインでは側面からの衝撃で液晶が割れやすくなってしまうが、ここにはFVシリーズで培った対衝撃構造を採用することで、頑丈性を向上。外見は、よりスリムでスマートなものへと大きく変わったものの、頑丈さは従来と同レベルが実現されている。
これぞ持ち歩けるメインPC! 「レッツノートSR」はシリーズ集大成の完成度(2022年10月21日 11時00分更新 Let's note × ASCII.jp)
今回は、CF-SR3のディスプレイをたたんだ状態で鞄に入れて持ち運んでいて液晶が割れているので、この側面からの衝撃の可能性がある。修理完了時に添付してもらう約束になっている液晶破損の写真で確認してみたい。
【参考追記ここまで】
【追記:2024年9月15日】
土曜日にパナソニックから電話があり、修理が完了したそうだ。電話でクレジット決済というものがあり、それで決済が確認できたら、返却作業に入るということだった。しかし、土曜日なので送付作業が休みで、かつ月曜日も祝日なので、火曜日に発送水曜日着になるという。あと、液晶割れの写真も同封するとのことなので、忘れていなかったようだ。
液晶異常表示時の写真も追加した。これはマシな方で、もっと全体にカラーの縞々が入ったりするときもあった。写真の下の方にはスマホを構えるHaniwa近影が入ってしまうのでトリミングした(泣)。
【追記ここまで】
【さらに追記】もう少し見やすい画像に差し替えた。【さらに追記ここまで】
【関連追記:2024年9月16日】
レッツノートCF-SR3の液晶保護用にサンワサプライIN-WETSL13BK ― 2024年09月16日
【関連追記:2024年9月22日】
レッツノートCF-SR3液晶割れ修理から返ってきたが… ― 2024年09月22日
ニコン、コンパクトな大口径標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を2024年9月27日に発売 ― 2024年09月10日 00時00分00秒
ニコンは、35mmフルサイズに対応する交換レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を9月27日(金)に発売するのだそうだ。希望小売価格は8万1,400円。
ニコン、コンパクトな大口径標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」 F1.8レンズと同等のサイズ 芯の柔らかな開放描写(デジカメWatch)
NIKKOR Z 50mm f/1.4(ニコンイメージング)
絞り開放時は芯のやわらかな描写が得られ、絞り込むことでシャープな描写に変化する。明るいレンズで大きなボケ表現を味わいたいユーザーに向けて訴求する。Fマウント用の「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」を上回る描写性能を持つという。
なお、周辺部までの高い描写を求める場合はS-Lineレンズの「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」が適しているとされる。
S-LineシリーズのF1.8の方が非SのF1.4よりも周辺部まで高い描写というのは、NIKKOR Z 35mm f/1.4とNIKKOR Z 35mm f/1.8 Sの関係と同じようだ。
ニコン、NIKKOR Z 35mm f/1.4を2024年7月19日に発売 ― 2024年06月29日
個人的には、ある方の作例でNIKKOR Z 35mm f/1.4が盛大な色収差が出ているのを見て萎えてしまったので、今回のNIKKOR Z 50mm f/1.4もその辺りが気になるなぁ。
ニコンは昔から標準域のF値違いのレンズラインナップが大好きなようだが、20mmの暗くてもコンパクトで周辺までかっちりくっきりのレンズもお願いしたい。
レンズ | NIKKOR Z 50mm f/1.4 | NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | NIKKOR Z 50mm f/1.2 S | NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct |
---|---|---|---|---|
焦点距離 | 50mm | 50mm | 50mm | 58mm |
最大口径比 | 01:01.4 | 01:01.8 | 01:01.2 | 01:01.0 |
レンズ構成 | 7群10枚(非球面レンズ1枚) | 9群12枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり) | 15群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、 アルネオコートあり) | 10群17枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 | 47°(撮像範囲 フルサイズ/FXフォーマット) | 47°(撮像範囲FX) | 47°(撮像範囲FX) | 40° 50′(撮像範囲FX) |
31°30′(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) | 31°30′(撮像範囲DX) | 31° 30′(撮像範囲DX) | 27° 20′(撮像範囲DX) | |
ピント合わせ | マルチフォーカス方式、IF(インターナルフォーカス)方式 | IF(インターナルフォーカス)方式 | IF(インターナルフォーカス)方式 | 前群繰り出し方式 |
最短撮影距離 | 0.37m | 撮像面から0.4m | 撮像面から0.45m | 0.5m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 | 0.15倍 | 0.15倍 | 0.19倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) | 11枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り | 電磁絞りによる自動絞り | 電磁絞りによる自動絞り | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/1.4 | f/1.8 | f/1.2 | f/0.95 |
最小絞り | f/16 | f/16 | f/16 | f/16 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 62mm(P=0.75mm) | 62mm(P=0.75mm) | 82mm(P=0.75mm) | 82mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約74.5mm(最大径)×86.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約76.0mm(最大径)×86.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約89.5mm(最大径)×150mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約102mm(最大径)×153mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約420g | 約415g | 約1090g | 約2000g |
付属品 | • レンズキャップ62mm LC-62B(スプリング式) | • レンズキャップ62mm LC-62B(スプリング式) | • レンズキャップ82mm LC-82B(スプリング式) | • レンズキャップ82mm LC-82B(スプリング式) |
• 裏ぶた LF-N1 | • 裏ぶたLF-N1 | • 裏ぶた LF-N1 | • 裏ぶた LF-N1 | |
• レンズフード HB-115 | • バヨネットフードHB-90 | • バヨネットフード HB-94 | • HN-38 | |
• レンズケース CL-C1 | • レンズケース CL-C2 | • トランクケース CT-101 |
【追記】NIKKOR Z 50mm f/1.4のMTF性能曲線図とNIKKOR Z 50mm f/1.8 SのMTF性能曲線図とを追記した。
いつも書いてるけど、ニコンは絞り開放時のMTFだけじゃなくて絞ったときのMTFも載せてほしいな。たとえば、Carl Zeissは絞り開放時とF5.6のMTFを公開してるし。
【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
富士フイルム名古屋ビル(愛知県名古屋市中区、2024年8月撮影):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、47mm、絞り優先AE(F8、1/160秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5530K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
富士フイルムフォトサロン 名古屋などが入るビル。
「PENTAX 17」の魅力(赤城耕一のアカギカメラ) ― 2024年09月04日 00時00分00秒
以前から触れようと思っていた赤城耕一氏のアカギカメラのPENTAX 17の回、遅ればせながらやっと触れられる。
赤城耕一の「アカギカメラ」第100回:フィルムなのに量で押せる ハーフサイズカメラ「PENTAX 17」の魅力
天下のデジカメ Watchの連載の100回記念で、ハーフサイズフィルムカメラを取り上げようというのですからこれも無謀というか、よく編集長は許したな(笑)と。
いまやカメラ雑誌も少なくなり、フィルムカメラを扱う媒体も少ないので、「デジカメ」を名乗るデジカメWatchが扱ってくれないと困りますからね。デジカメWatchは以前からフィルム・フィルムカメラの話題を扱ってくれていました。
フィルムカメラを使う理由というのは単純で、周りに、現在でもまったく魅力が衰えていないフィルムカメラが身の回りにたくさんあることが第一の理由です。
それは手触り感であったり、フィルム巻き上げ感触であったり、ファインダーの機能だったり、シャッターの動作音にまで至ります。つまり、デジタルカメラではこれらの要件を満たすことのできる代用機がないわけです。
フィルムもずいぶんと高くなったので、制作にあたって経済的な苦労はありますけど、カメラにパトローネを装填し、きりきりとフィルムを巻き上げてゆく過程、フィルムの特性を念頭において、光を観察して露出を考えたりする行為が好きなので、やめることができません。
御意に。いまフィルムカメラを使うのであれば、フィルム給送がモーターのものよりも手巻きでフィルムが巻き上げられている感触を感じつつ撮るのがよいよねぇ。PENTAX17がちゃんと巻き上げレバーを装備したのはよい判断だったと思う。写ルンですみたいに巻き上げノブという方向もあり得たはずなのに。
そして、このPENTAX17はレンズが25mm(35ミリ判換算値37mm相当)F3.5の3群3枚というシンプルな構成なのに、よく写るようなのだ。Twitter(X)でPENTAX17の作例を拝見すると、ヌケもよい感じだ。そりゃ3群3枚だものね。素晴らしい。
そういう意味では、赤城耕一氏のこの回の作例がすべてネガカラーフィルムというのはちょっと残念だ。ネガカラーフィルムだとこのHD PENTAX 25mm F3.5レンズの抜けの良さが分かりにくいからだ。
記事後半のPENTAX17の細部を見ると欲しくなってきますなぁ。希望小売価格 107,000円(税別)ということだが、リコーイメージングストアでは、88,000円(税込)なので、かなり頑張った価格だと思う。
PENTAX 17
PENTAX 17 ダークシルバー オリジナルセット [1年保証]
写真は記事と関係ない。
名古屋市電1400型ボギー車(名古屋市科学館 名古屋市中区 2024年8月撮影):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/160秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5150K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋市科学館の前に展示されている名古屋市電1400型だ。屋根のない展示だが、塗装もきちんと管理されて状態はよい。
市電1400型ボギー車(名古屋市科学館)
名古屋市電1400型ボギー車展示解説(PDF)
うしろにちょこっと写っているオレンジ色の車両は「SM50S型雪上車522号車」で、1989年から2012年まで南極で活躍したものだそうだ。
SM50S型雪上車522号車
SM50S型雪上車522号車展示解説(PDF)
ほかにB6型蒸気機関車も展示されているはずなのだが、整備中らしく2025年秋頃に戻ってくるらしい。このB6型は例の市長が「あおなみ線や名古屋城周辺などまちなかでの運行」と公約したらしく、ちょっともめているようだ。
1904年製のSLを動態展示へ 2025年秋から名古屋市科学館で(朝日新聞デジタル 2022年12月27日 10時00分)
作例は右端にポールが写っているが、当日気温36℃とか37℃とかで目茶苦茶暑くてポールに全然気づかなかった。トリミングしようかとも思ったが面倒なのでこのままで…(泣)。
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