レッツノートCF-SR3の液晶保護用にサンワサプライIN-WETSL13BK ― 2024年09月16日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
家族用のレッツノートCF-SR3が液晶破損で有償修理になってしまった(修理代金50,600円税込)ことは既に書いた。
レッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が・・・【追記あり】液晶破損で有償修理 ― 2024年09月12日
それでどうやらリュックサックなどに縦方向にレッツノートを入れるとあまり耐衝撃性がよくないっぽいことがわかったので、インナーケースをつかうことにした。
その場合、ジッパーで開閉する方式だと、ジッパーが傷の原因になるだけでなく、ジッパー部分には衝撃吸収性がないので、肝心の側面保護が果たせない。それでジッパーのないもので、鞄やリュックにいれたときにかさばらないインナーケースを探してみた。
サンワサプライのPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BK(JANコード:4969887746479)が、レッツノートCF-SR3に丁度よい大きさで、かつジッパーがなくてスリップイン方式で、その側面に当たる部分は縫い目になっているのでより耐衝撃性が良さそうな感じなので買った。
ヨドバシカメラの店頭でPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BKを選んで、レジに持って行って試しにノートPCのサイズ合わせをさせてほしいといったら(※)、快諾してくださり、「レジでなくとも店員に言ってもらえれば開封できないもの以外は試せますので遠慮なく申しつけてください」とのことだった。店頭で買えるのはこういうところがありがたい。ヨドバシカメラ店頭、ヨドバシドットコムどちらも税込1,770円だった。
【追記】※自分はサンワサプライの袋の上からレッツノートを載せてサイズ確認だけでいいと思ってそう言ったら、店員さんが「開けて中にノートPCを入れて確認した方がいいですよ」といいながら開封してくれたのだった。実店舗はこういうところがいいよね。【追記ここまで】
サンワサプライPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BKとレッツノートCF-SR3の関係は、写真の通りだが、短辺の幅はちょうどいいぐらいで、長辺側は少し余る感じだ。材質はネオプレーンで、耐衝撃性はありそう。特に今回一番保護したい側面に縫い目があってそこが厚くなっているのは安心感がある。
【追記】
このインナーケースとは直接関係ない話題だが、レッツノートってこういうレガシーインターフェースがたくさんあるところも魅力の一つだったりする。見えている側面には、アナログRGB(D-Sub15ピン)、USB 3.0 Type-A×2、SDメモリーカードスロット、セキュリティスロットがある。反対側には、DC-IN、HDMI出力、Thunderbolt 4対応のUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0 Type-A、有線LANがある。
【追記ここまで】
自分用にサンワサプライのPCプロテクトスーツ(13.3インチワイド・ブラック)IN-WETSL13BKをまず1個買ってしばらく使ってみてよい感じだったので、家族用にはヨドバシドットコムで追加で買った(家族の修理中のCF-SR3は水曜日到着予定)。レッツノートCF-SRシリーズをお使いの方にはお勧めできるインナーケースだ。
しかし、頑丈が売りのレッツノートでこんなケースを買わなければならないなんてちょっとがっかりだ。以前のレッツノートだと、自転車の前かごに入れて移動している人なども見かけるぐらいだったのに(さすがに自分はそんなことはやらないが)。CF-SRシリーズやCF-FVシリーズなどの新しい薄型レッツノートは側面に関してはもう他社のノートPCと同じようなレベルだと思っておいた方がよいのだと思う。
【追記】OPPO Reno7 AにGoogle Cameraで撮った写真だが、なんかピントが甘いなぁ。Micro Nikkorなどで撮り直すのも面倒なのでこれで我慢してくだされ(泣)。ああHUAWEIのカメラはよかったよなぁ。P20 liteって新品で1万2千円で買ったスマホだったのに。
【追記ここまで】
レッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が・・・【追記あり】液晶破損で有償修理 ― 2024年09月12日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
去年の3月に家族用に買ったPanasonicレッツノートCF-SR3の液晶画面に筋が入るようになった。いつものようにリュックサックのノートPC用の入れる場所にレッツノートを入れて電車に乗って持って行って現場で立ち上げたら、画面に筋が入っていたということのようだ。
普段延長保証には入らない私なのだが、珍しくLet's note メーカー延長保証サービスパックの4年延長(無償の1年保証と合わせて合計5年保証)に入っていた。
Let's note メーカー延長保証サービスパックに加入した2023年3月時点では年末年始以外年中無休だったのが、いまは土日祝日年末年始は休みになっていた。それで月曜日の朝に電話して引き取りをお願いした。
日本通運の「エクスプレスハイスピードパソコンポ」というものらしく、ちゃんとクッションのはいった梱包材を持ってきて玄関先で箱に入れて封までして発送していった。
さて、翌火曜日には大阪のパナソニックコネクト(株)のモバイルソリューションズ事業部CS部お客様ご相談センターに届いたようだ。
夜になって、電話があり「レッツノートのお見積もりをお知らせします。5万800円5万600円です。」という。
「えっ、無償じゃないんですか?」
「はい、お見積もりは5万800円5万600円ということです。」
「どうして無償修理じゃないんですか?」
「LCD破損で5万800円5万600円ということです」
「どこが壊れているんですか?」
「こちらの方ではLCD破損と工場から伝わっているだけでそれ以上は分かりません。」
「おかしくありませんか。ここがこう壊れていて、こうだから無償修理にはなりませんと言ってくるべきで、何の証拠も示さずに修理料金いくらですと言ってくるのはおかしいですよね。」
「こちらはそう伝えるように言われているだけで…」
そういって「少し待ちください」と電話が保留になった。
しばらくすると先ほどとは違う声の人がお電話変わりましたということもなく出てきて
「液晶の破損やキーボードトップが外れは保証対象外ですから」
「どこが破損しているんですか?」
「こちらではLCD破損としか分かりませんから、明日以降連絡があると思います」という。
顔は見えないが何かニヤニヤしながら言っている感じで明らかに「またクレーマーが来たよ」という感じだ(私の印象だ)。
問題点を簡単に指摘する。
Let's note メーカー延長保証サービスパックには、保証期間中は、無料※1で修理しますとあり、※1 保証期間中でも本サービスの対象外(液晶画面の割れやひびなどを含む破損や、落下や液こぼしなどによる故障や火災、地震、台風などの天災地変等々)となる場合があります。詳しくはご利用規約を必ずご確認ください。(よくあるご質問にも事例を記載しております。)とある。
分かりやすいよくあるご質問の方を見ると、以下の部分が問題に該当しそうな部分だ。
9 液晶画面が破損しました(割れ、ひびなど)保証対象でしょうか? 保証対象外となります。
10 液晶画面が全て表示しない、表示異常は保証対象でしょうか? 修理部門でパソコン本体を確認し、保証対象もしくは対象外を判断いたします。
今回、修理に出す前にはレッツノートCF-SR3の外観上は特に割れやひびも無く、液晶画面表示に縦や横の筋が入ってかつ筋の入っていない部分も縞々のように映る状態だった。液晶の枠や液晶画面(タッチパネルではない)を触ると線や縞の出具合が変わる状態だった。もちろん落下などはさせていない。修理に出す前には外部ディスプレイに繋いで(これは問題なく表示される)パスワード解除やバックアップ作業を行った。
この状態のレッツノートCF-SR3を工場で開けて「LCD破損」と判断されたようだ。
しかし、「修理部門でパソコン本体を確認し、保証対象もしくは対象外を判断いたします。」という判断の分かれる重要な問題なのに、どこがどう破損していて保証対象外と判断したから5万800円5万600円だという連絡ではなく、単に修理見積額を伝えるだけの部署に連絡させている。ここが問題なのだ。言ってみれば、液晶の表示異常は全部有償修理にするような扱いをされても消費者にはわからないということだ。消費者にどうして無償修理に該当しないのかを説明する手順も手続も踏んでいないし誠意誠実さもないということだ。※誠意ってなんかヤバい人が違う意味で使ってそうなので表現を変えました。
その点を指摘して(※「カメラやプリンタのメーカーだとちゃんと修理部門の人がどこが壊れているのでいくらになると連絡してくる」と例を挙げて)「パナソニックというのはいつもこういうやり方なんですか?」ときいたが言いよどんでいた。※を追記した。
これ、現物があっちにあるんだからいまごろ液晶枠で見えない部分を破損させて「LCD破損で有償修理です」とやっているかもしれない。そう思われないように、どこが壊れていたかを提示して規程はこうでこれに該当するから無償修理の対象外になりますと連絡してくるべきなんじゃないのか。
さて、どうなるか。家族もブログに書いておいた方がよいというので経過途中だがここまで書いておく。
パナソニックには色々言いたいことがあるがぐっと堪えて対応を待ちたい。
【追記】
お客様ご相談センターから電話があった。やはりLCD破損なのだという。修理部門からの写真で確認すると、液晶画面右上から割れが入っていて、他にも割れている箇所があるとのこと(表面のカバーではなくその裏側の液晶本体が割れているとのこと)。これは有償修理だという。その写真は電話では見えないので、修理進行をお願いして、修理完了品とともにその割れた液晶の写真プリントを添付してほしいと要望して了承された(追記:部品は返却しないと明言された)。
レッツノートはCF-SX2以来の新規購入なのだが、このCF-SR3のディスプレイ側は以前のレッツノートに比べて薄くてたわむ。CF-SXシリーズも家族が支給されていたRZ6もディスプレイ側の方はボンネット構造が厚くて蓋を開けるときもあまりねじれなかった。しかし、このCF-SR3はディスプレイ側のボンネット構造も以前よりも薄くてねじれる。蓋部分や枠はたわんでも液晶はたわまないので、なんか不安だなとは思っていた。まだ割れた液晶の写真は手元にないので、修理が完了して写真も届いたらどのような角度でどういう力が働いて液晶が割れたのか推測して今後に備えたい。修理料金は50,600円(税込)だ。これは高いようにも思えるが、Amazonに出ているCF-SR3用の液晶部品は30,800円(税込)なので、まあこんなものなのだろう。ちなみに日通の「エクスプレスハイスピードパソコンポ」は航空便で全国翌日着らしく2,600円もするようなのでそれも加味すると修理代金自体は妥当な金額なのだと思う。はぁ……。
【追記ここまで】
【さらに追記】
まだ修理から返ってきていないので、判断するのは早いのだが、自分たちとしては通常に大事に持ち歩いているつもりで液晶が破損するようなノートPCなのであったら、こんな値段の高いレッツノートに拘る意味はないので、次にノートPC買うときにはレッツノートの信頼性の下駄はなくなって、値段や重さとスペックだけで評価して買いたい。スペック表に表れにくい信頼性を加味して購入を判断していたので。次はThinkpadかなぁ。どうなんだろう。ちなみに家族の支給PCもCF-RZ6からFMVに置換されていた。
【さらに追記ここまで】
【関連追記】
レッツノートCF-SR3GDMCR購入 ― 2023年04月10日
レッツノートCF-SRシリーズ用 プライバシーフィルター ― 2023年08月27日
【参考追記:2024年9月13日】
携帯性も、性能も、使い勝手も妥協しない!パナソニックがくり出す新世代モバイル「レッツノートSR」(PC Watch 2022年10月31日 06:16)
Let’s note CF-FV1の液晶割れに注意、フィルム貼るのがいい(ミリオンウェーブズ)
これぞ持ち歩けるメインPC! 「レッツノートSR」はシリーズ集大成の完成度(2022年10月21日 11時00分更新 Let's note × ASCII.jp)
また、狭額縁デザインでは側面からの衝撃で液晶が割れやすくなってしまうが、ここにはFVシリーズで培った対衝撃構造を採用することで、頑丈性を向上。外見は、よりスリムでスマートなものへと大きく変わったものの、頑丈さは従来と同レベルが実現されている。
これぞ持ち歩けるメインPC! 「レッツノートSR」はシリーズ集大成の完成度(2022年10月21日 11時00分更新 Let's note × ASCII.jp)
今回は、CF-SR3のディスプレイをたたんだ状態で鞄に入れて持ち運んでいて液晶が割れているので、この側面からの衝撃の可能性がある。修理完了時に添付してもらう約束になっている液晶破損の写真で確認してみたい。
【参考追記ここまで】
【追記:2024年9月15日】
土曜日にパナソニックから電話があり、修理が完了したそうだ。電話でクレジット決済というものがあり、それで決済が確認できたら、返却作業に入るということだった。しかし、土曜日なので送付作業が休みで、かつ月曜日も祝日なので、火曜日に発送水曜日着になるという。あと、液晶割れの写真も同封するとのことなので、忘れていなかったようだ。
液晶異常表示時の写真も追加した。これはマシな方で、もっと全体にカラーの縞々が入ったりするときもあった。写真の下の方にはスマホを構えるHaniwa近影が入ってしまうのでトリミングした(泣)。
【追記ここまで】
【さらに追記】もう少し見やすい画像に差し替えた。【さらに追記ここまで】
【関連追記:2024年9月16日】
レッツノートCF-SR3の液晶保護用にサンワサプライIN-WETSL13BK ― 2024年09月16日
ニコン、コンパクトな大口径標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を2024年9月27日に発売 ― 2024年09月10日 00時00分00秒
ニコンは、35mmフルサイズに対応する交換レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を9月27日(金)に発売するのだそうだ。希望小売価格は8万1,400円。
ニコン、コンパクトな大口径標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」 F1.8レンズと同等のサイズ 芯の柔らかな開放描写(デジカメWatch)
NIKKOR Z 50mm f/1.4(ニコンイメージング)
絞り開放時は芯のやわらかな描写が得られ、絞り込むことでシャープな描写に変化する。明るいレンズで大きなボケ表現を味わいたいユーザーに向けて訴求する。Fマウント用の「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」を上回る描写性能を持つという。
なお、周辺部までの高い描写を求める場合はS-Lineレンズの「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」が適しているとされる。
S-LineシリーズのF1.8の方が非SのF1.4よりも周辺部まで高い描写というのは、NIKKOR Z 35mm f/1.4とNIKKOR Z 35mm f/1.8 Sの関係と同じようだ。
ニコン、NIKKOR Z 35mm f/1.4を2024年7月19日に発売 ― 2024年06月29日
個人的には、ある方の作例でNIKKOR Z 35mm f/1.4が盛大な色収差が出ているのを見て萎えてしまったので、今回のNIKKOR Z 50mm f/1.4もその辺りが気になるなぁ。
ニコンは昔から標準域のF値違いのレンズラインナップが大好きなようだが、20mmの暗くてもコンパクトで周辺までかっちりくっきりのレンズもお願いしたい。
レンズ | NIKKOR Z 50mm f/1.4 | NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | NIKKOR Z 50mm f/1.2 S | NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct |
---|---|---|---|---|
焦点距離 | 50mm | 50mm | 50mm | 58mm |
最大口径比 | 01:01.4 | 01:01.8 | 01:01.2 | 01:01.0 |
レンズ構成 | 7群10枚(非球面レンズ1枚) | 9群12枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり) | 15群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、 アルネオコートあり) | 10群17枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 | 47°(撮像範囲 フルサイズ/FXフォーマット) | 47°(撮像範囲FX) | 47°(撮像範囲FX) | 40° 50′(撮像範囲FX) |
31°30′(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) | 31°30′(撮像範囲DX) | 31° 30′(撮像範囲DX) | 27° 20′(撮像範囲DX) | |
ピント合わせ | マルチフォーカス方式、IF(インターナルフォーカス)方式 | IF(インターナルフォーカス)方式 | IF(インターナルフォーカス)方式 | 前群繰り出し方式 |
最短撮影距離 | 0.37m | 撮像面から0.4m | 撮像面から0.45m | 0.5m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 | 0.15倍 | 0.15倍 | 0.19倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) | 11枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り | 電磁絞りによる自動絞り | 電磁絞りによる自動絞り | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/1.4 | f/1.8 | f/1.2 | f/0.95 |
最小絞り | f/16 | f/16 | f/16 | f/16 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 62mm(P=0.75mm) | 62mm(P=0.75mm) | 82mm(P=0.75mm) | 82mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約74.5mm(最大径)×86.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約76.0mm(最大径)×86.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約89.5mm(最大径)×150mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約102mm(最大径)×153mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約420g | 約415g | 約1090g | 約2000g |
付属品 | • レンズキャップ62mm LC-62B(スプリング式) | • レンズキャップ62mm LC-62B(スプリング式) | • レンズキャップ82mm LC-82B(スプリング式) | • レンズキャップ82mm LC-82B(スプリング式) |
• 裏ぶた LF-N1 | • 裏ぶたLF-N1 | • 裏ぶた LF-N1 | • 裏ぶた LF-N1 | |
• レンズフード HB-115 | • バヨネットフードHB-90 | • バヨネットフード HB-94 | • HN-38 | |
• レンズケース CL-C1 | • レンズケース CL-C2 | • トランクケース CT-101 |
【追記】NIKKOR Z 50mm f/1.4のMTF性能曲線図とNIKKOR Z 50mm f/1.8 SのMTF性能曲線図とを追記した。
いつも書いてるけど、ニコンは絞り開放時のMTFだけじゃなくて絞ったときのMTFも載せてほしいな。たとえば、Carl Zeissは絞り開放時とF5.6のMTFを公開してるし。
【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
富士フイルム名古屋ビル(愛知県名古屋市中区、2024年8月撮影):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、47mm、絞り優先AE(F8、1/160秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5530K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
富士フイルムフォトサロン 名古屋などが入るビル。
「PENTAX 17」の魅力(赤城耕一のアカギカメラ) ― 2024年09月04日 00時00分00秒
以前から触れようと思っていた赤城耕一氏のアカギカメラのPENTAX 17の回、遅ればせながらやっと触れられる。
赤城耕一の「アカギカメラ」第100回:フィルムなのに量で押せる ハーフサイズカメラ「PENTAX 17」の魅力
天下のデジカメ Watchの連載の100回記念で、ハーフサイズフィルムカメラを取り上げようというのですからこれも無謀というか、よく編集長は許したな(笑)と。
いまやカメラ雑誌も少なくなり、フィルムカメラを扱う媒体も少ないので、「デジカメ」を名乗るデジカメWatchが扱ってくれないと困りますからね。デジカメWatchは以前からフィルム・フィルムカメラの話題を扱ってくれていました。
フィルムカメラを使う理由というのは単純で、周りに、現在でもまったく魅力が衰えていないフィルムカメラが身の回りにたくさんあることが第一の理由です。
それは手触り感であったり、フィルム巻き上げ感触であったり、ファインダーの機能だったり、シャッターの動作音にまで至ります。つまり、デジタルカメラではこれらの要件を満たすことのできる代用機がないわけです。
フィルムもずいぶんと高くなったので、制作にあたって経済的な苦労はありますけど、カメラにパトローネを装填し、きりきりとフィルムを巻き上げてゆく過程、フィルムの特性を念頭において、光を観察して露出を考えたりする行為が好きなので、やめることができません。
御意に。いまフィルムカメラを使うのであれば、フィルム給送がモーターのものよりも手巻きでフィルムが巻き上げられている感触を感じつつ撮るのがよいよねぇ。PENTAX17がちゃんと巻き上げレバーを装備したのはよい判断だったと思う。写ルンですみたいに巻き上げノブという方向もあり得たはずなのに。
そして、このPENTAX17はレンズが25mm(35ミリ判換算値37mm相当)F3.5の3群3枚というシンプルな構成なのに、よく写るようなのだ。Twitter(X)でPENTAX17の作例を拝見すると、ヌケもよい感じだ。そりゃ3群3枚だものね。素晴らしい。
そういう意味では、赤城耕一氏のこの回の作例がすべてネガカラーフィルムというのはちょっと残念だ。ネガカラーフィルムだとこのHD PENTAX 25mm F3.5レンズの抜けの良さが分かりにくいからだ。
記事後半のPENTAX17の細部を見ると欲しくなってきますなぁ。希望小売価格 107,000円(税別)ということだが、リコーイメージングストアでは、88,000円(税込)なので、かなり頑張った価格だと思う。
PENTAX 17
PENTAX 17 ダークシルバー オリジナルセット [1年保証]
写真は記事と関係ない。
名古屋市電1400型ボギー車(名古屋市科学館 名古屋市中区 2024年8月撮影):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/160秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5150K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋市科学館の前に展示されている名古屋市電1400型だ。屋根のない展示だが、塗装もきちんと管理されて状態はよい。
市電1400型ボギー車(名古屋市科学館)
名古屋市電1400型ボギー車展示解説(PDF)
うしろにちょこっと写っているオレンジ色の車両は「SM50S型雪上車522号車」で、1989年から2012年まで南極で活躍したものだそうだ。
SM50S型雪上車522号車
SM50S型雪上車522号車展示解説(PDF)
ほかにB6型蒸気機関車も展示されているはずなのだが、整備中らしく2025年秋頃に戻ってくるらしい。このB6型は例の市長が「あおなみ線や名古屋城周辺などまちなかでの運行」と公約したらしく、ちょっともめているようだ。
1904年製のSLを動態展示へ 2025年秋から名古屋市科学館で(朝日新聞デジタル 2022年12月27日 10時00分)
作例は右端にポールが写っているが、当日気温36℃とか37℃とかで目茶苦茶暑くてポールに全然気づかなかった。トリミングしようかとも思ったが面倒なのでこのままで…(泣)。
シャープ除湿器CV-L180にC2エラーが… ― 2024年09月01日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。誰ですか、キター!とか言ってるのは(泣)。
シャープ除湿器CV-L180をスチームで掃除したら… ― 2022年05月01日のCV-L180はその後快調に除湿を続けていたのだが、2024年8月になって「C2」を表示して止まってしまうことが頻発した。
C2エラーの場合には、「電源プラグを一旦抜き、約1分後に再度差し込んでください」との対処方法がシャープのサイトにあったのでやってみた。
C2エラーが表示される(除湿器 診断ナビ シャープ)
それで一旦は治ったかに見えたが、半日ほどしたらまたC2エラーになって止まる。その都度コンセントから抜いて1分後に指し直すをしてみたが、C2エラーが出る間隔がどんどん短くなり、ついにはコンセントを1分後に指し直しても運転しなくなった。
そこで、上記のC2エラーが表示される(除湿器 診断ナビ シャープ)の下部にある修理受付からweb修理の申し込みをやってみた。「修理料金の目安は以下のとおりです。16,500円~5,500円(税込)」とサイトに書いてあるが、一応見積もりありで申し込んだ、その場合、見積もりだけで中止しても、出張費の5,500円は掛かるとのことだった。
数日後に折り返し電話があり、訪問希望日を聞かれた。そしてその日の朝10時までに当日訪問時間がわかるというシステムだった。エアコンの取り付けとか修理と同じシステムですな。
指定時間にやってきたシャープの修理部門の方は、その場で修理ではなく持ち帰りになるという。それだったら、修理持ち込み場所が近い人は自分で持ち込んだ方がよいかも知れない。まあともかく持ち帰って工場で点検修理するというので、預かり証などをもらって除湿器CV-L180を持って帰ってもらった。
もうお盆期間に入っていたので、見積もり等はお盆休業が明けてからとのことだった。
後日修理の見積もりの電話があり、税込12,320円だというので、修理進行をお願いした。
その後修理完了の電話があったが、修理品を持ってくるのが最短でも3日後だという。結局修理申し込みから修理完了して戻ってくるまで23日掛かった。
その間のHaniwa家の除湿は、前回のシャープ除湿器CV-L180をスチームで掃除したら… ― 2022年05月01日のときに慌てて買ったCV-N180が活躍した。CV-N180はずっと2階でただのプラズマクラスター発生器としてしか使ってなかったのだが、今回初めて除湿器として活躍した。そうしたらどうもうちのCV-N180は、除湿運転でコンプレッサーが回ると筐体が振動してびびり音がうるさいことが判明した。いろいろ試してみたが、本体正面ののプラズマクラスターマークあたりを押さえるとびびり音が止むようだ。重たいゴム板でも貼るとよいかもしれない。
あと、どうせ持ち帰り修理なら持ち込み修理の方がよいし、修理完了後も宅配便のコレクト便にすればいいのになぁとは思う。まあそのときの忙しさで対応を変えているのかもしれない。
なお、修理代金は後日振込票が送られてくるそうなのでまだ払っていない。それも「2、3週間で送られてくると思います」との悠長なシステムだ。まあいいか。
項目 | 金額(税込) |
---|---|
温湿度センサー | 2,640円 |
補助材料費 | 330円 |
出張費 | 3,850円 |
技術料 | 5,500円 |
合計 | 12,320円 |
写真は記事とは関係ない。
東海道新幹線は執筆時現在4日間も不通だし、台風10号がどっちに向かうかもわからなかったので、この1週間ほどはいろいろと予定がキャンセルになってしまった。名古屋にも行けず残念だ。というか名古屋に行く途中や名古屋に行ってから新幹線が止まってしまわないでよかった。
東海道新幹線が運転しないことがわかって、名古屋に行くかどうかを検討してみたが、中央本線(中央東線「特急あずさ」・中央西線「特急しなの」乗り継ぎ)経由でも5時間は掛かるし、北陸新幹線経由で長野まで北陸新幹線、その後中央西線「特急しなの」でも合計4時間なので、日帰りだと実質滞在時間がないので諦めた(富山まで北陸新幹線で富山から「特急ひだ」だと6時間かかるし、北陸新幹線で敦賀経由「特急しらさぎ」でも5時間半かかるし)。行ったはいいが帰れないとか悲惨だし。
ということで、前回ニコンが旧MF一眼レフカメラ・レンズのメンテナンスを期間限定で実施\(^o^)/ ― 2024年08月21日の続きになってしまうが、羽田空港第3ターミナル内の「日本橋」の写真だ。
羽田空港第3ターミナル内の「日本橋」:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/25秒)、ISO-AUTO(ISO 720)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4850K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
ニコンが旧MF一眼レフカメラ・レンズのメンテナンスを期間限定で実施\(^o^)/ ― 2024年08月21日 00時00分00秒
ニコンが旧MF一眼レフカメラ・レンズのメンテナンスを期間限定で実施するのだそうだ。
【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービス
株式会社ニコンイメージングジャパンは、「MF旧製品メンテナンスサービス」を9月2日(月)〜10月31日(木)の期間限定で実施する。有料サービスで、料金は製品によって異なる。
同社旧製品のうち、一部の一眼レフカメラおよび交換レンズを対象としたサービス。基本的に部品交換を不要とする作業としており、各部点検掃除や機能チェック、外観モルトプレーン確認、交換、レンズのヘリコイド油交換などを行う。
対象製品は、ニコンFシリーズ、F2シリーズ、F3シリーズ、FMシリーズ、FE/FE2などで、交換レンズは一部単焦点レンズのみとしている。
申し込み方法は、ニコン修理センターへの直送もしくは電話で依頼する。預かり期間は約3カ月としている。
同サービスは今回で4回目となり、前回は2021年に期間限定で実施された。旧製品を長年使用しているユーザーからの要望に応える形で実施されるという。
待ってました!前回2021年のときは、読者の方から戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8Sをメンテナンスしてもらったのだった。通常毎年か2年に1回ぐらいの間隔で実施されていたので、次の機会を待っていたのだが、なかなかやってこなかった。今回3年経ってやっと実施された。嬉しい。
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sを戴いた ― 2021年04月20日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス見積りが来た ― 2021年04月23日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス完了通知が来た ― 2021年07月19
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sは光学系がきれいになって戻ってきた ― 2021年07月21日
個人的にはAi Nikkor 50mm F1.2(非S)をメンテナンスに出したい。ヘリコイドグリスがスカスカしてきているし、レンズになにかゴミがあるので。
写真は記事とは関係ない。
羽田空港第3ターミナル展望デッキ(東京都大田区):Nikon Z6、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D、300mm、絞り優先AE(F8、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 140)、AWB(5280K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-15、FTZマウントアダプター、RAWファイルをNX Studioでピクチャーコントロール:最新のピクチャーコントロール スタンダードで現像、リサイズ
【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスとは関係ないのだが、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDは遠景が弱い ― 2024年08月06日の続きで、これだったら遠景はAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dの方がよかったんじゃないかと持って行って撮影したもの。
羽田空港の第3ターミナルは国際便のターミナルで、2020年3月14日に第2ターミナルでも国際線運用開始したことに伴い、「国際線ターミナル」の名称が「第3ターミナル」に変更となったものだ。第3ターミナルになってから行ってないので、今回見送りに行ってついでに展望デッキからレンズを試してみたわけだ。
やはり、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの遠景よりも、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dの遠景の方がきちんと解像していた。ニコンZボディでは、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dはマニュアルフォーカス(MF)になってしまうのが残念。こんなんだったらD610買おうかなという気になってくる。Biogonが使えると思ってZ6にしたのだが、Biogonだと像面湾曲は凹レンズで補正できても、周辺の色被りは残ってしまうので。
【関連】
Ai AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dはカリッとしたニコンらしい描写 ― 2014年05月11日
朝日良一写真展(2024年10月) ― 2024年08月20日 00時00分00秒
りー様としていつもコメントを戴いている朝日良一様が写真展を開かれるそうだ。
https://haniwa.asablo.jp/blog/2024/06/14/9692977#c9709830
写真展開催のお知らせ(朝日良一|note)
【追記:2024年9月1日】
みっち様のブログにも「朝日良一写真展」の記事が載りました。
長年のブログお友達、朝日良一さんが10月に写真展を行われます!、の巻。(If you must die, die well みっちのブログ 2024年9月1日)
【追記ここまで】
永福町 朝日良一写真展
2024年10月3日(木)~10月7日(月)
12:00~20:00
於:永福和泉地域区民センター
東京都杉並区和泉3丁目8番18号
永福和泉地域区民センターのGoogleマップ
10月7日(月)15:00よりギャラリートーク
【追記】10/3(木)・10/6(日)・10/7(月) 終日在廊【追記ここまで】
光景 朝日良一写真展
2024年10月9日(水)~10月14日(月)
12:00~20:00
於:永福和泉地域区民センター
東京都杉並区和泉3丁目8番18号
永福和泉地域区民センターのGoogleマップ
10/11(金)15:00よりギャラリートーク
【追記:2024年9月4日】10/11(金)・10/12(土)・10/13(日)・10/14(月祝)終日在廊
【追記ここまで】
【追記】10/11(金)・10/14(月祝)終日在廊
10/12(土)は微妙だが12~15時在廊【追記ここまで】
ギャラリートークは人数制限あり
希望者多数の場合は抽選
永福町の方が面白くなりそう
光景はシリアスになる
永福町にゆかりがない人にも、
両方見てほしい。
光景 朝日良一写真展
2024年10月23日(水)~10月28日(月)
18:00~01:00
於:JazzBar「サムライ」
東京都新宿区新宿3丁目35-5 守ビル5F
JazzBar「サムライ」のGoogleマップ
10月26日(土)
15:00~トークライブ
16:00~パーティー
18:00中締め
パーティは会費3,500円前後を予定
【追記:2024年9月12日】トークライブとパーティは中止とのことです。
2024年09月12日 07時16分03秒のりー様のコメント
【追記ここまで】
【追記】10/26(土)終日在廊
バーなので他の日は気まぐれに出没【追記ここまで】
杉並の展示とは内容が一部異なります
ワンドリンクの注文をお願いします
【追記:2024年8月23日】りー様のコメントから、在廊予定を追記しました。襲撃計画や恥ずかしくてこっそりご覧になりたい方や不在時に「○○参上!」などと痕跡を残したい方はご参考に(違)。【追記ここまで】
【追記:2024年8月29日】
チラシを追加しました。画像の著作権はりー様こと朝日良一様にあります。
元データはhttps://30d.jp/r-asahi0502/10 からダウンロードできます。合い言葉は「ありがとう」。
”朝日チルドレンはデータか紙で拡散するように!”とのことですが、交番とか大使館とか怖い人の家の塀などに貼るなよ、絶対に貼るなよ(違)。
2024年08月29日 09時32分43秒のりー様のコメント
先週のナナちゃん ― 2024年08月14日 00時00分00秒
名古屋の名鉄百貨店のナナちゃんは、毎週水曜日にお色直しなので、うかうかしていたら「先週のナナちゃん」になってしまった。あんまり時間経つと掲載の意味が薄れるので今載っけます。
【追記】
ナナちゃんのプロフィールが名鉄百貨店本店のサイトに載っているので転載する。ナナちゃんについて(名鉄百貨店本店)
♥ナナちゃんのプロフィール いる場所 [メンズ館]1階エントランス前 生年月日 S48.4.28 身長 6m10cm 体重 600kg バスト 2m07cm ウエスト 1m80cm ヒップ 2m15cm
素材 FRP硬質塩ビ樹脂 デザイン スイス(シュレッピー社)
【さらに追記】ナナちゃん作例リンク集
Xperia 10 IV SO-52C の未使用品を注文 ― 2024年04月30日
Nikon Z6 IIIが6月17日に発表(READY TO PERFORM?) ― 2024年06月14日
またまた名古屋のナナちゃん ― 2024年07月15日
【さらに追記ここまで】
ナナちゃん(名古屋市中村区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/25秒)、ISO-AUTO(ISO 180)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4840K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85バヨネットフード HB-23、FTZマウントアダプター、RAWファイルをNX StudioでアクティブDライティング標準で現像、リサイズ
北川民次展(名古屋市美術館) ― 2024年08月13日 00時00分00秒
またまた徳川幕府再興のため(違)名古屋に行くことがあり、名古屋市美術館で開催中の特別展 生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へを見てきた。
もともと北川民次氏について詳しかったわけではなく、余りに暑いので空き時間に徘徊して撮影するのを断念して、涼しい屋内の美術館に寄ることにしたら丁度やっていたのがこの特別展 生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へだったのだ。
結論からいうと、この北川民次展はよかった。みんな見に行くべきだ。
何がよいのかというと、北川民次氏の作品は、民衆側に寄り添っており、権力側への批判がベースにあるからだ。また幼児児童芸術教育に長けていて、子どもたちの才能を伸ばそうというありようが素晴らしい。
さらにこの特別展は基本的に写真撮影が可能だったのも素晴らしい。撮影禁止はごくわずかで、雑誌などの資料と北川民次以外の作品が撮影禁止なだけだった。そのほかの北川民次作品は、他館所蔵品であっても撮影可能だった。すごい。なお、常設展の方は全面撮影禁止だ。
常設展では、ディエゴ・リベラ『プロレタリアの団結』(1933年 名古屋市美術館蔵)が興味を惹かれた。上段にレーニン、その左右にマルクスとエンゲルス、さらに左右にスターリンとトロツキーという絵画だった。写真を撮りたかったのだが、撮影禁止なので非常に残念だった。スターリンとトロツキーが共に書かれているのは珍しいのではないだろうか。トロツキーはメキシコに亡命しているのでメキシコの絵画に描かれるのは変ではないが、亡命の原因をつくり(ソ連からの国外追放)暗殺を指示したとされるスターリンがともに描かれているのは珍しい。このあたりはアートペーパー103 名古屋市美術館ニュース2016年冬号「特集“亡命はタンカーに乗って。”――トロツキーの亡命と暗殺をめぐる日本とメキシコの物語 」に詳しい(帰宅後に検索して知った)。作者のディエゴ・リベラは、メキシコ政府に掛け合ってトロツキーのメキシコ亡命を受け入れさせた人物らしい。
それで、帰宅してから調べると、この特別展 生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へは、名古屋市美術館で2024年6月29日(土)~9月8日(日)で開催された後、世田谷美術館で2024年9月21日(土)~11月17日(日)まで開催され、さらに福島・郡山市立美術館で2025年1月25日(土)~3月23日(日)で開催されるようだ。西日本での開催がないのが残念だが、これは是非観に行ってほしい。私も世田谷美術館の北川民次展にもう一度行く予定。
約30年ぶりの大規模な回顧展。「北川民次展 ――メキシコから日本へ(仮)」が2024年6月から3都市で巡回へ(2023年11月17日Tokyo Art Beat)
2024.09.21 - 11.17生誕130年記念北川民次展―メキシコから日本へ(世田谷美術館)
郡山市立美術館 2024年度の展覧会
生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ
愛知・名古屋市美術館:2024年6月29日(土)~9月8日(日)
東京・世田谷美術館:2024年9月21日(土)~11月17日(日)
福島・郡山市立美術館:2025年1月25日(土)~3月23日(日)
図録は定価3,850円 (本体価格3,500円)のはずだが、名古屋市美術館のミュージアムショップでは3500円で買えた(レシートを見ると内税3500円)。交通系ICカードも使えたので、モバイルSuicaで買った。
北川民次 メキシコから日本へ(国書刊行会)
【写真1】水浴(北川民次 1929年 刈谷市美術館蔵):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/25秒)、電子シャッター、ISO-AUTO(ISO 3200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3470K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真2】夏の宿題(北川民次 1970年 愛知県美術館蔵):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/25秒)、電子シャッター、ISO-AUTO(ISO 2800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3850K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
またまた水戸にNikon 1 V1持って行ってきた ― 2024年08月10日 00時00分00秒
徳川幕府再興のため東奔西走するHaniwaです(違)。
またまた水戸に行く機会があった。暑くて荷物も重たいのは嫌なので、今回は、Nikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8 に、 GR DigitalのワイコンRicoh GW-1を装着して、35mm判21mm相当で撮ってきた。
【写真1】水戸東照宮から宮下銀座商店会を臨む(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F11、絞り優先AE(1/125秒)、ISO125(オート)、AWB、オートエリアAF、NX Studio Ver.1.7.0でRAWファイルから最新のピクチャーコントロール「風景」に現像したものをJpegにしてリサイズ
徳川幕府再興を祈願するために(違)、水戸東照宮に。参道の階段から宮下銀座商店会の裏側を撮影。
Nikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8のRAW(NEF)ファイルをNX Studio Ver.1.7.0で現像していて気づいたのだが、どうやらNikon 1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8の組み合わせだと「自動ゆがみ補正」を適用可能なようだ。それもRAW(NEF)ファイルだけでなく、Jpegファイルにも「自動ゆがみ補正」が適用できる。
それで、上記の【写真1】に「自動ゆがみ補正」を適用したのが【写真2】だ。Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8で若干の樽型の歪曲収差があるのだが、Ricohのワイコン GW-1でさらにそれが強調されている。それが、「自動ゆがみ補正」を適用で若干補正されている。
【写真2】水戸東照宮から宮下銀座商店会を臨む(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F11、絞り優先AE(1/125秒)、ISO125(オート)、AWB、オートエリアAF、NX Studio Ver.1.7.0でRAWファイルから最新のピクチャーコントロール「風景」と「自動ゆがみ補正」適用で現像したものをJpegにしてリサイズ
【写真3】JR水戸駅前三の丸地区再開発(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F9、絞り優先AE(1/250秒)、ISO100(オート)、AWB、オートエリアAF、ピクチャーコントロール:ポートレート、Jpegをリサイズ
【写真3】はJpeg撮って出しのままだ。暗部がつぶれるのが嫌で普段はピクチャーコントロールはポートレートにしている。この構図だと歪曲収差はあまり気にならない。他の写真と並べると、ピクチャーコントロールが違うのでなんか揃えた方がいいのかなという気がしてきた。
水戸駅前三の丸地区再開発は、タワーマンションが建つようだ。なんか土地に余裕あるのになんで上に伸びるのかね。あれかな、ハニワニワみたいに手入れしないと草茫々になるのが嫌だから?だいたいさあ、徳川幕府が再興された暁には、そんな上からお城を見下ろすなんてちょっと失礼じゃないか(違)。
ちなみにF値が11になったり9になったりしているのは、調節しているわけではなく、勝手に動いているだけ(泣)。もともとF11にする気なんてなくて、F8ぐらいで撮っているつもりなのだが、サムネイル拡大レバーに体があたって勝手にF値が変わっているのだ(泣)。【写真1】【写真2】はF11、【写真3】はF9になっている(泣)。Nikon 1 V1ってやっぱりいろいろ使いにくいよなぁ。これ、発売する前にいろんな人にテストしてもらってるのか?大菩薩峠で合宿して1か月ぐらい問い詰めたい(泣)。
【作例4】水戸東照宮(茨城県水戸市):Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1(35mm判21mm相当)、F11、絞り優先AE(1/160秒)、ISO100(オート)、AWB、オートエリアAF、NX Studio Ver.1.7.0でRAWファイルから最新のピクチャーコントロール「風景」とアクティブDライティング「強め」適用で現像したものをJpegにしてリサイズ
暗部が見えないので、RAW(NEF)ファイルを現像してアクティブDライティング「強め」を適用した。
ということで、Nikon 1 V1もRAWとJpeg同時記録だとなんとかまだ使える。Ricoh GR3の受注が再開されたそうで、荷物をあまり持っていきたくないときはやっぱりGRがいいよなぁとは思う。
【追記】
以上の内容を書いてアップしてすぐに追記しようとしたら30分以上「記事の編集・削除」画面に入れず、「504 Gateway Time-out」になってた。サポートにメールフォームから連絡したらすぐに「記事の編集・削除」画面に入れるようになった。追記したかった内容は、以下。
そうそう、水戸で食事をしようと入ったお店で、「南瓜の○○」みたいなメニューを選んで、ウエートレスのおねえさんに「なんきんの○○」と言ったら「かぼちゃですっ」と言われてしまった。ふりがなが付いていないのでおそらく「なんきん」だろうなと思って、Gboardで「なんきん」と入れたら「南瓜」が変換候補にあったので「なんきん」と言ったのだが、「かぼちゃ」って言い直さなくてもええやんと思った(ちなみにATOKだと「なんきん」で「南瓜」の変換候補は出ない)。
後で調べたら、かぼちゃのことを「なんきん」というのは関西以西であって、東日本では「なんきん」という言い方はないらしい。うちの親(大阪生まれ大阪育ち)はかぼちゃのことをよく「なんきん」と言っていたし、とうもろこしのことを「とうきび」と言っていた。茨城県の人は「南瓜」と書いて普通に「かぼちゃ」と読めるのか、というか他の読み方を知らないから平気で「南瓜」なんて書くんだろうな。自分だったらなんて読むのか迷うから絶対に「かぼちゃ」ないし「カボチャ」ってメニューに書くなぁ。これは徳川幕府再興して「なんきん」を広めなければ(違)。
ちなみに、NHKの朝ドラに『芋たこなんきん』(2006年度下半期作品)があったが、関東地方の「なんきん」を知らない人に、そのことを言うと、そのドラマは知っていたがなんきんがかぼちゃのことだとは知らなかったという。なんということだ。ハーニワ幹部が広めて回らねば(違)。
最近のコメント