ベルゲール印画紙:ジョー・ホンダ写真展「孤高の戦士、アイルトン・セナ」 ― 2012年04月13日 00時00分00秒
デジカメWatchにジョー・ホンダ写真展「孤高の戦士、アイルトン・セナ」 ――写真展リアルタイムレポートが掲載されていた。
紹介されている作品を見ると、モノクロ写真の階調や色がよく見かけるものとは随分違う。キャプションによると、
プリントはフランスの印画紙、ベルゲールを使用。往時の美しい階調が堪能できる。
ということらしい。
「ベルゲール」で検索すると、近代インターナショナルのサイトで以下のように紹介されていた。
モノクロ印画紙【ベルゲール】(近代インターナショナル)
[モノクロ印画紙【ベルゲール】 ]フランス・ベルゲール社の超高級モノクロペーパー。
銀量が豊かで、重量感のある印画紙です。
ただ、このベルゲール、最近質が変わってしまったらしい。
今の時代は、自分で写真をプリントしようとしたら、ある程度の覚悟が必要です。
どんな覚悟かというと、ちょっと油断してると必要なものでもいつの間にか無くなっているから、油断するな、ってことです。
いや、無くなっているならそれなりの対応も考えられるけど、同じ名前でありながら、中味が全然違ってるなんて普通に起こってしまうのです。
フランスの印画紙「ベルゲール」のことです。
僕は「ベルゲール」の調子が好きで、このところずっと愛用していました。
一昨年、パリのギャラリー「T.A.F」で催した「コスプレ、女装趣味」の人たちを撮った作品の写真展に使った印画紙も「ベルゲール」でした。
黒の色味や、しまり方が絶妙だったからです。しっかり黒くしまってもつぶれないからです。
暗室の中で、現像液から取り上げ、赤いセーフティランプに浮かび上がった映像を見て、「これこそモノクロ写真だあ」と思ったことも度々です。
その「ベルゲール」が、いつの間にかすっかり変わっていたのです。
名前はそのまま「ベルゲール」でも、現在手に入る「ベルゲール」は、以前の調子とは似ても似つかないしろものです。
変ったのはパッケージだけではありません。
恋人とデートして、ちょっとよそ見してるあいだに、違う女の子の手を握ってたようなもんです。
顔も性格もすべて変わってしまいました。
また最初から出直しです。
これをネガティブに受け取るか、ポジティブに考えるかでこの先の行動が全然違ってきます。
僕は、これはいい機会だから、この際、違う印画紙を探してみようと考えたのです。
それに、紙を変えるのなら、ついでと言っちゃあなんですけど、現像液も変えてみたらどうかと思いました。
写真展のプリント(1)(十文字美信氏2010/8/29 1:06 AM)
※【旧タイプを使用していた方へ】
今回入荷分のバリアブルNBから、ベース面が旧タイプよりもより白くなっております。また、乳剤面がまくれやすくなっておりますので、予めご了承ください。
モノクロ印画紙【ベルゲール】バリアブルNB小四(近代インターナショナル)
ジョー・ホンダ写真展「孤高の戦士、アイルトン・セナ」の展示の「ベルゲール」が以前のものなのか現在のものなのか分からないが、デジカメWatch掲載の作品は独特の階調なので見に行きたいなぁ。
写真は記事とは関係ない。
白滝(横浜市中区):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F2.8、1/4sec、Kodak New PORTRA 160、Nikon L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし)
ISO160のフィルムだと泣きたくなるぐらい暗かった。実はちょっと手ブレしている。露出は少し明るく写りすぎかも。これが根岸の白滝不動の白滝だ。【新製品レビュー】SIGMA SD1 Merrill(デジカメWatch) ― 2012年04月11日の参照。
FILM&IMAGE VOL.27 2012 Springが届いた ― 2012年03月23日 00時00分00秒
富士フイルムの季刊誌「FILM&IMAGE」のVOL.27 2012 Springが届いた。何日か前に届いていたのだが、取り上げるのが遅くてすまん。
今号の表紙は東京ディズニーランドのウォルト・ディズニー像かと思ったら、北朝鮮の金日成像だった。なんか似ているんだよなぁ(笑)。
ディズニーランド ― 2010年07月27日
- K2 木村惠一と熊切圭介「五十年の絆」
- 花畑日尚さんとベルビア100
- モノクローム珠玉の名作選27:コーネル・キャパ
- 江口愼一直伝「桜の魅力をまるごと写す」
- 赤城耕一のフィルムカメラパラダイス第20回富士フイルムTX-2
- Q&Aノーファインダーって?
今号はK2の特集が大きい。面白かったのは以下の部分。
木村 企業の最先端の特長をどうとらえるか、午前中にロケハンして最終列車に間に合うようにぜんぶ撮らなきゃいけないから、即決して撮るのが大変だったんですよ。実はいちばん大変だったのが富士フイルムの取材(笑)。足柄工場に行ったんです。考えてみれば当たり前なんだけど、フィルムを作っている現場は真っ暗闇なわけで、俺はいったい何を撮ればいいんだと(笑)。結局、フィルムのラインはあきらめてカセットテープの製造ラインを撮って帰って来ちゃった(笑)。
他には、この部分も同感だ。
木村 残しておくといえば、僕はね、今のデジタル写真に対してすごく不安があります。それは、写真として残さないということ。プリントしなくなってきちゃってますよね。写真は、信号で残したってしょうがない。意味がない。信号というかデータというのは脆弱で、トラブルがあれば消えてしまうし。写真は、プリントなりポジなりで残しておくことでモノとして存在できるんです。存在するからこそ写真なんだよっていう大前提がなくなっていくことの恐ろしさを感じますね。最近は記念写真のプリントを送ってくれる方も本当に少なくなってしまいましたから。
熊切 プリントして、残さないと、失われていっちゃうんですね。
木村 子供が生まれて、赤ん坊の頃から成長していく姿を撮って、正月には家族みんなで撮りますよね。それをカードとかCDとかで保存しているのかもしれないけど、保存しているという、ただそれだけ。その都度プリントしてアルバムにまとめて子どもが結婚するときにプレゼントするとか、そんなことはもうお伽話になってしまうんじゃないかな。
家族の写真は記録の原点でしょ。それすらなくなっていくという怖さをものすごく感じているんです。写真を撮ったらプリントすべきであって、プリントで残しておかなければ伝えられないよっていう想いが強い。
熊切 東日本大震災の時の写真探し。すべてが流された瓦礫の中から、自分探しのように一生懸命写真を探していましたよね。そこには、失われて初めてその大切さがわかるという部分があったと思います。自分の人生にとっていかに写真が大事であったかということを、あの震災でひしひしと感じた人が多いと思いますよ。
自分が生きてきた時代というのは、残してきた写真で確認するようなと ころがありますからね。
デジタルで撮っても銀写真プリントは可能だ。しかし、デジタルは撮ったらその流れでプリントするきっかけがないから、どうしてもプリントをしないで済ましてしまう。私がネガカラーフィルムで記念写真を撮るのも、フィルムだと目に見える形で残るし、現像を頼む際に同時プリントでプリントするきっかけになっているからだ。フィルムは現像しないと写真が見られないから、DPEを頼みに行く。現像を頼みに行ったら同時プリントでプリントも頼む。そういう流れが自分にとって楽に銀写真プリントを得られる流れになっているから、いまだにフィルムに拘っている。もちろんフィルムカメラはデジタルカメラと違って撮っていて楽しいからというのもある。デジタルカメラってそういうプリントとの関係や撮る楽しみなどを考えないままに、こんなのができますこんなに便利ですよとよく考えずに未完成なままどんどんリリースして「蔓延した」。あえて蔓延と言わせて戴く。いまの子どもたちが年寄りになったときに見られる写真がどのくらい残っているのか非常に心配だ。カメラメーカーやフィルムメーカーは写真文化や写真そのものを後世に伝えるという部分を真剣に考えてきたか、きちんとユーザーにアピールしてきたか、よくよく反省して戴きたい。
ああ、赤城耕一氏のフィルムカメラパラダイスを紹介することができなくなった。富士のTXシリーズは最初に出たときから欲しいカメラの一つだった。またあらためて紹介したい。
郵便ポスト(横浜市磯子区):Konica現場監督28HG、28mm F3.5、プログラムAE、富士フイルムNEOPAN 1600 Super PRESTO 、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしROCなしGEMなし)
小型のやや古めの郵便ポスト。近所の会社がたくさん郵便物を出したらすぐにいっぱいになりそうだ。
私はモノクロフィルムも自分で現像せずにヨドバシカメラのDPEサービスに出しているが、モノクロの場合も同時プリントを頼んでいる。いまやカラーネガフィルムよりも現像代もプリント代も高くつくが、これが一番保存性が高いと思う。ご家族の写真は年に1本でもいいからモノクロフィルムで撮ってプリントしておくのがいいと思う。
Biogonモノクロ計画にしたかったのだが、天気が悪かったのでコニカ現場監督28HGだ。
Nikon 1が選ばれるヒミツを大公開! ― 2012年03月22日 00時00分00秒
Nikon 1が選ばれるヒミツを大公開!という二コンのサイトが公開されている。しかしこのサイトJavascript使いまくりだな。端末やブラウザによってはうまく表示されないことが多いと思う。せっかくAdobe Flashを使わずに普通にJpeg画像で構成しているのに、なんでJavascriptで小細工するかなぁ。
さて、Nikon 1のいいと思うところは、オートフォーカスが追従しながら10コマ/秒の連写が出来るところだ。「ヒミツ2[連写がスゴイ]連写しながらピントもピッタリ合います!」のところで、「Nikon 1はAF追従で10コマ/秒」「A社のカメラはAF追従で3コマ/秒」と書いてある。そうそう、他社の限定付きスペックを暴くこういう宣伝を期待していたんだよ。もっと書いてやれ。
しかし、作例がどうして幼児のバレエなんだよ(笑)。これってあんまりAF追従しなくてもよさそうな被写体じゃないか。ここは運動会の徒競走をゴールから正面撮り連写とか、ママ鉄が通過する新幹線のぞみを駅の端から連写とかの作例にして欲しかったなぁ。まだまだ宣伝の詰めが甘いぜ。ママさんたちの間で「このカメラは小さくて連写でピントが来て望遠も撮れて動画も撮れる」と評判になったら、運動会でずらっとNikon 1が並ぶ日も来るんだけどなぁ。運動会が5月の学校も最近は多いから、ママさん限定でモニター募集するのだ。頑張れNikon 1!
【追記】
長期試用リポート:「Nikon 1 J1」第2回――多彩な高速連写機能を試す(ITmedia)を見ると、高速連写はあまり長く続かないようだ。
連写時の連続撮影可能枚数は、JPEG(LARGE・FINE)、RAW、RAW+JPEGともに14枚だが、高感度ノイズリダクションをオフにするとJPEGで23枚、RAWで17枚に増える。
(中略)
電子シャッターでの高速連写は、12枚の連写(液晶モニター上では「r13」表示となる)が終わった時点で連写モードが解除されデータ書き出しとなる。
(中略)
最後に、RAWで17コマ連写をするとClass 10のSDHCカードでも記録に十数秒かかったので、より高速タイプのUHS-I SDHCカードであればもっと快適に使えるのではないだろうかと思ったのと、SDメモリーカードの買い換え時期が来たことを感じたことを付け加えておく。
書き込みに十数秒か。連写が解除されず、連写速度が遅くなってきてもちょっとシャッターボタンから指を離すとまた連写が続くような仕様ならよかったんだけどねぇ。バッファメモリや書き込み速度の部分をブラッシュアップして欲しい。
【追記ここまで】
【関連追記:2012年3月29日】
NPSマガジン「ニコンを極める」 ― 2012年03月29日
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
磯子1丁目(横浜市磯子区):Konica現場監督28HG、28mm F3.5、プログラムAE、富士フイルムNEOPAN 1600 Super PRESTO 、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしROCなしGEMなし)
富士ネオパン1600は薄暗い屋内で使ったときはかなり画質がアレだったが、屋外で使うと案外いける。L判でプリントしたものは粒状感も目立たない感じだった。暗いところ用と思わずに露出オーバー目で使うことにしよう。って製造中止になってから使い道発見してもなぁ…。
【開発物語】富士フイルムアーカイブフィルム「エテルナ-RDS」(SankeiBiz) ― 2012年02月24日 00時00分00秒
針の助様に教えて戴いたSankeiBizの【開発物語】富士フイルムアーカイブフィルム「エテルナ-RDS」の記事に色々興味深いことが載っていた。針の助様、情報ありがとうございました。
アーカイブフィルム開発のきっかけは、07年12月に米国の映画芸術科学アカデミーがまとめた報告書「ザ・デジタル・ジレンマ」だった。映画作品保存に関し維持管理コストや信頼性などの観点から「アーカイブフィルムを越えるものはない」と結論づけたのだ。
デジタル化の普及で、映像情報をデジタル保存するケースが急速に増えているが、データを保存したメディアの劣化や、再生するハードディスクの頻繁なモデルチェンジにより、保存した映像情報が再生できなくなるリスクが指摘されている。デジタルも万能ではないわけだ。
やはりデジタルデータの保存はいろいろ問題があるのか。冗談ではなく、デジカメのデータをフィルムに焼き付ける安価なサービスをやって欲しい。できればフィルム撮影したらデジタルデータも同時に生成されるとかそういうのが欲しい(笑)。既存のフィルムカメラに装着できればなおよし。
当時、ハリウッドの大手映画製作会社が採用していたのは、カラー映像をカラーフィルムに保存するのではなく、映像を色成分ごとに分解して白黒フィルムに記録する「三色分解」と呼ばれる方法だった。カラーフィルムを使えば手間は掛からないが、経年劣化で色あせる「褪色現象」が起き、100年程度しか映像を保存できないとされる。これに対し、銀の粒子の濃淡で画像を記録する白黒フィルムは褪色現象がなく、カラーフィルムに比べて保存性に優れているメリットがあった。
モノクロフィルムが、ビネガーシンドロームとかなければ一番保存性がいいのだろう。普段カラーフィルムしか使わない人でも、年に数回モノクロフィルムで撮影しておくといいと思う。別に自分で現像しなくても写真屋さんに出せばやってくれる。お正月とか誕生日とか入学式などの大事なイベントもモノクロで撮ればいい。昔のハーフサイズカメラのように、フィルム1本に正月からクリスマスまで写っている感じでもいいから、大事な場面はモノクロフィルムで押さえておくのがいいと思う。使っていないフィルムコンパクトカメラを1台モノクロ専用にしておけばいいのだ。カメラマニアなら、それ用と称してもう1台フィルムコンパクトカメラを買うのもアリだ(笑)。
映画用フィルムメーカーは現在、米イーストマン・コダックと富士フイルムが全種類をそろえる2強で、上映用フィルムのみを取り扱うベルギーのアグファ・ゲバルトを含めると3社に集約される。詳細な市場規模の統計はないが、映画用フィルムのうち、撮影用フィルムや完成映像フィルムは、デジタル化のあおりを受け制作現場での消費量は激減の一途をたどっている。映画館の上映機材の影響を受ける上映用フィルムや複製用フィルムは“現役”だが、デジタルデータのまま上映できる映画館も増え、減少傾向なのは否めない。
ただ、米映画芸術科学アカデミーが2007年12月にまとめた報告書「ザ・デジタル・ジレンマ」では、完成映像を1年間保存する際のコストは、アーカイブ用フィルムによる保存が1059ドルで済むのに対し、デジタル保存は1万2514ドルと11倍に膨れあがると試算している。現在、この金額差は縮まっているとみられるが、デジタル保存は機器トラブルなどで突如、読み取れなくなる懸念は拭いきれない。
このため、米20世紀フォックスなど米大手の映画製作会社は、デジタル化以前の作品がフィルムで残存する状況を踏まえて、安全でより安価な手段としてアーカイブ用フィルムを選択。アカデミーの報告書も、デジタルのままの保存が主流になる時期が到来することを否定はしないまでも「フィルムと同等な寿命を持つ処理方法はない」とした。
なるほど。色んな意味でフィルムはなくなってはいけないんだねぇ。コダックも頑張っておくれ。そうしないと稼ぎ頭の映画用フィルムまでアレになってしまいますぞ。
函館・五稜郭(五稜郭タワーから2010年1月撮影・スキャン):Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F8AE(中央重点測光)、+1EV、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし)
富士フイルムの話題なのにコダックフィルムの作例ですまん。土曜日にも某スポーツ撮影の予定が入ってしまったが、雨の予報だ。これは「世界の中古カメラ市に行け」というお告げか(笑)。
コダック製品の現状を知る!(アサヒカメラ2012年3月号) ― 2012年02月22日 00時00分00秒
20日発売のアサヒカメラ2012年3月号に「コダック製品の現状を知る!」(取材・文:沖本尚志)という特集があった。
そのなかに、フィルム製品の製造場所の情報があった。
主力工場は創業地の米国ロチェスターそれではコダックのフィルムやケミカル、印画紙などの製造はどこでどのように行なわれているのか。現在、コダックの銀塩製品の製造拠点は、創業地・米国ニューヨーク州ロチェスターにあるロチェスター工場(フィルム、ケミカル)、米国コロラド州のウィンザー工場(印画紙)、メキシコのグアダラハラ工場(135フィルム組み立て)、英国エセックス州のハーロー工場(印画紙)、中国・福建省の厦門工場(印画紙)の計6カ所。かつては豪州、ブラジルにも拠点があったのだが、銀塩写真の需要激減のためリストラされた。発表によれば、同社は2003年以降、13の工場と130のフォトラボを閉鎖、4万7千人にもおよぶ人員削減を行なったとしている。
(中略)
ただし、135フィルムは労働集約的な工程が必要なため、カッティングしてパーフォレーションを開けたあと、フィルムをパトローネに詰める作業を人件費が安いグアダラハラ工場で行なっている。135フィルムは国ごとに表記や言語が異なり、品種も多いのでパッケージのデザインと印刷もメキシコで行なっているそうだ。
なお、映画用フィルム(VISION3ファミリーなど)は、すべてロチェスターで製造を行なっている。コダックは映画用フィルムで市場シェアの80%近くを占めており、おかげで写真向けカラーネガフィルムの需要が下支えされている、という事情もある。
(アサヒカメラ2012年3月号140~141ページ)
なんとかフィルムを使い続けるので、頑張って生産して欲しい。
加賀ハイテックによれば、1月末の時点でフィルムを中心にコダック製品の動きは激しく、前年同月比で予定数の2倍を超える製品が売れたという。
(アサヒカメラ2012年3月号146ページ)
「なくなるかも」というのもあるが、2月から値上げが予告されていたからねぇ。私もちょっと買い増しした。
1月の報道以降は駆け込みで買いにくるお客さんが多かったですね。「買えなくなるのでは?」と考えた人、特にまだフィルムでの仕事をこなしているプロの方が危機感を持ったようで、アシスタントの人が大量に買いに来ましたよ。(以下略)(ヨドバシカメラ新宿西口本店カメラ総合館マネージャー・浜田敏行さん)
(アサヒカメラ2012年3月号146ページ)
あと、赤城耕一先生からありがたいお言葉を。
それにしてもフィルムや銀塩写真をめぐるマイナス報道が出るたびに興味本位に騒ぐのは、メディアに関わる人も含めて、フィルムを使用していない人が大半だ。私たちフィルムユーザーは、こうした人々の言動に惑わされないようにしたいものである。
(写真家・赤城耕一氏、アサヒカメラ2012年3月号147ページ)
御意にござります。
「私事」の写真を制作するのに「仕事」とまったく同じつまらない色気のないデジタルカメラを使って撮影し、パソコンのモニターを長時間見つめ続け、画像処理でキレイな調子と彩色の高品位プリントを作り、画像データの保管を心配するなんてことは、私には耐えられそうにありませぬ。
なんとしてもがんばってほしいぞコダックさん!
(写真家・赤城耕一氏、アサヒカメラ2012年3月号147ページ)
カメラメーカーの人は、どうして「つまらない色気のないデジタルカメラ」なんて言われるのかよく考えてみてよ。一眼レフのファインダー、絞り環、せっかく一定の域にまで達したオートフォーカス(AF)をまたミラーレス機で性能逆戻りしたり、歪曲収差のひどいレンズ、デザインだけオールドなカメラ…。このブログのネタをいつまで提供し続けてくれるんでしょう(笑)。
大橋ジム(2006年2月撮影、スキャン):Nikon F3、Ai Nikkor 45mm F2.8P、Kodak Kodachrome 200 (KL)、F8AE、NCフィルター、HN-35フード、コダックダイヤミック(おそらく関内)で現像、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなしROCなし)
これがKLのマゼンタ被りだ。あえて修正しないでそのままにした。ヨドバシ経由コダックダイヤミックでの現像だとコダクローム200(KL)はいつもこんな色合いだった。しかし、コダックダイヤミックのコダクローム現像が終わって堀内カラーの現像になったらもう少しマゼンタは弱くなった。それが最後世界でただ一つのコダクローム現像所米国Dwayne's Photo社で現像したらまったく普通のカラーバランスだったので驚いた。日本でコダクロームの需要が落ちたのは結局現像がアレだったからなのではないかと思った。いまさら遅いが。
コダック コンシューマービジネスにおける収益力向上のための戦略を発表、デジカメから撤退 ― 2012年02月10日 00時00分00秒
コダックが、コダック コンシューマービジネスにおける収益力向上のための戦略を発表 消費者、店頭および現像所におけるプリント製品・サービスに注力 コマーシャルビジネスに変更なしというアナウンスをだしている。
2012年2月9日
コダック株式会社
[リリースNo. 12-007GE]コダック コンシューマービジネスにおける収益力向上のための戦略を発表 消費者、店頭および現像所におけるプリント製品・サービスに注力 コマーシャルビジネスに変更なし
2012年2月9日、米国 ニューヨーク州、ロチェスター発:イーストマン・コダック社(以下、コダック)は本日、収益力向上のために、コンシューマービジネスの焦点を消費者、店頭および現像所における出力製品とそのサービスに当てることを発表しました。コダックは、コンシューマービジネスにおいて利益を伴う成長をもたらす最大のビジネス機会である店頭およびオンラインでの消費者向け写真プリント、婚礼、学校、観光写真等のコマーシャルプリントビジネスに注力します。結果、コダックは、デジタルカメラ、ポケットビデオカメラ、デジタルフレームという消費者向けデジタルキャプチャー製品の販売から2012年上半期中に撤退する予定です。
コダックは第1四半期でデジタルカメラ、ポケットビデオ、デジタルフレーム製品の生産を中止しますが、小売チャネルパートナーと緊密に連携して、これらの製品の保証、技術サービス及びサポート提供を継続します。
コンシューマービジネスのプレジデント 兼 チーフ・マーケティング・オフィサーであるプラディープ・ジョットワニは、「これまで製品ポートフォリオ、販売地域、そして販売店数の縮小という戦略をとることによってデジタルキャプチャービジネスの利益改善を行ってきました。本日の発表は、この戦略の延長であり市場トレンドの分析の結果です」と述べています。
コダックはコンシューマービジネスセグメントに加えて、デジタルプリンティング、ファンクショナルプリンティング、企業向けサービス&ソリューション、グラフィックス、エンターテインメントフィルム、コマーシャルフィルムを含むコマーシャルビジネスセグメントを主要事業分野にしており、コダックのデジタルビジネスは現在、全売り上げの4分の3を占めています。
写真がスマートフォン等の多機能モバイルデバイスによって撮影される機会が増加する中、コダックはパーソナルイメージング市場において強いリーダーシップを発揮しています。コダックは消費者が、プリントからフォトブック、グリーティングカードそして個人作成のカレンダーなど多種多様な写真製品をいつでも、どこでも店頭、自宅そしてオンラインで簡単に作れることを可能にしています。
コダックは以下を含むコンシューマー製品およびサービスの供給を継続します。
●店頭フォトキオスクやデジタルドライラボ
コダックは店頭フォトキオスクやデジタルドライラボ市場において、世界のリーダーです。コダックは店頭フォトキオスク市場を開拓し、現在世界中に10万台以上のキオスクとドライラボシステムを設置しています。また、これらのうち3万台は世界で最も人気の高い写真シェアサイトにリンクされています。●コダック・フェイスブック・アプリ
個人のフェイスブック・アルバムから写真製品を簡単に作成します。●コダック・カメラアクセサリーおよびバッテリー
これらの製品にはスマートフォンの充電器などが含まれ、メーカに関わらず幅広いコンシューマー製品に使用できます。●銀塩製品であるフィルムやペーパービジネス
高品質かつ革新的な製品やソリューションを消費者、写真家、小売店そして写真現像所に今後も提供し続けます。●コンシューマーインクジェットプリンター*
コダックのインクジェットプリンターは、過去数年にわたって市場成長率を上回る成長を続けています。コダックのインクジェットプリンターは、消費者に最も経済的なインクコストで、高いプリント品質を提供します。ユーザーは、WiFi等を使ってどこからでも書類や写真をコダックプリンターに送ることができます。
(*日本を含むアジア・パシフィック・リージョンでは販売されていません)※これは現地時間2012年2月9日、イーストマン・コダック社が発表したプレスリリースの抄訳です。
「●銀塩製品であるフィルムやペーパービジネス 高品質かつ革新的な製品やソリューションを消費者、写真家、小売店そして写真現像所に今後も提供し続けます。」というのは非常にありがたいのだが、他方で「コダックは、コンシューマービジネスにおいて利益を伴う成長をもたらす最大のビジネス機会である店頭およびオンラインでの消費者向け写真プリント、婚礼、学校、観光写真等のコマーシャルプリントビジネスに注力します。結果、コダックは、デジタルカメラ、ポケットビデオカメラ、デジタルフレームという消費者向けデジタルキャプチャー製品の販売から2012年上半期中に撤退する予定です。」というのは、いいのかそれで。
プリントに注力というが、世間はあんまりプリントしなくなってるぞ。まあセンサー部門を売却した時点でなんか先は見えていたような気もするが…。
銀塩部門だけの小さな会社をスピンアウトしてしまうのならいいが、巨体を残して、先端部門をどんどん外に出していったら、残った事業で巨体を維持できないと思うんだけどなぁ。これでいいのかコダック。他の部門で思いっきり儲けて、遊びで銀塩部門維持するぐらいの会社になってくれよぅ。
【さらに追記】
瀕死のコダックと飛躍する富士フイルム 2012.01.18(水)に、英エコノミスト誌 2012年1月14日号の記事の和訳がある。
フィッシャー氏は、コダックの「かみそりの刃」の事業モデルを時代に適応させることにも苦労した。コダックは安いカメラを販売し、高額なフィルムをたくさん購入する顧客に売り上げを依存していた(ジレットがかみそり本体ではなく、かみそりの刃で稼いでいるのと同じ)。
このモデルは明らかに、デジタルカメラでは通用しない。それでもコダックは、最終的にデジタルカメラを大規模な事業にしたが、この事業はほんの数年しか続かず、その後はカメラ付き携帯電話によって壊滅させられた。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34331?page=4
コダックの経営陣は一貫性がなかった。何人かの新しいCEO(最高経営責任者)が就任するたびに戦略が変わった。2005年に就任した現CEOのアントニオ・ペレス氏は、コダックをデジタル印刷の大手に変身させることに力を注いできた(ペレス氏が勤めたヒューレット・パッカード=HP=で学んだもので、コダックは今なお、これが自社を救ってくれると主張している)。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34331?page=4
ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その25 ― 2012年01月23日 00時00分00秒
コダックフィルム価格改定(値上げ)詳細 ― 2012年01月22日 00時00分00秒
コダックのフィルムが2012年2月から値上げだというのは既に書いたが(コダック、2012年2月からフィルム値上げか? ― 2011年12月15日参照)、いつも頼りにしているナショナル・フォートに詳細がアップされないので【追記:2012年1月23日】(2012年1月23日の午後ににアップされたようだコダックプロフェッショナル製品一部価格改定のお知らせ 2012.1.23参照。なんかヨドバシの方が安い…)【追記ここまで】、ヨドバシカメラの店頭に掲示されている価格改定のお知らせを店員の許可をもらって写してきた。以下にそのまま掲載する。
コダック写真用品価格改定のお知らせコダック製 カラーリバーサルフィルム・カラーネガフィルム・黒白フィルムの一部製品及びKHTシートペーパーに関して、原料価格高騰などのため、2012年2月1日より価格改定となります。何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。ご愛用のお客様はお早めにお買い求めください。
価格改定対象商品と改訂後価格のご案内※詳しくは販売員までお尋ねください。ヨドバシカメラ
商品区分 商品名 改訂前 改訂後 アマカラーネガフィルム スーパーGold400-24-3p 新 \780 \980 スーパーGold400-36-5p 新 \1,580 \1,980 Gold 100-24ex 新 \420 \480 Gold 100-36ex 新 \580 \680 UltraMAX400-24ex \480 \620 UltraMAX400-36ex \680 \880 カラーリバーサルフィルム E100VS 120 \530 \590 E100VS 120-5P \2,500 \2,880 E100G 135-36 \990 \1,280 E100G 135-36-6P \4,890 \6,080 E100G 120-5P \2,500 \3,080 白黒フィルム T-MAX100 120-5P \1,380 \1,680 T-MAX100 4×5(50枚) \7,600 \9,580 KHTシートペ―パー (SP)KHTシートペーパー F 12.7×17.8CM(50) \2,800 \3,180 (SP)KHTシートペーパー F 20.3×25.4CM(50) \5,700 \6,480 (SP)KHTシートペーパー F 25.4×30.5CM(50) \8,700 \9,880 (SP)KHTシートペーパー F 27.9×35.6CM(50) \11,200 \12,800 プロカラーカラーネガフィルム ポートラ160-135-36-5p \3,480 \4,080 ポートラ160 4×5(10枚) \2,980 \3,680 ポートラ160 120-5P \2,480 \2,880 ポートラ160 220-5P \4,780 \5,580 (特注品)ポートラ160 8×10(10枚) \11,800 \14,800 PORTRA 800 135-36 \870 \1,080 PORTRA 800 120-5P \2,690 \3,380 ポートラ400 135-36-5P \3,680 \4,280 ポートラ400 120-5P \2,580 \3,080 ポートラ400 220-5p \5,080 \5,880
戴いたコメントのお返事はお待ちください。m(_ _)m
米コダックが破産法適用申請 ― 2012年01月19日 16時27分14秒

米コダックが破産法適用申請(NHK)だそうだ。
米コダックが破産法適用申請
1月19日 15時52分アメリカの写真用品大手「イーストマン・コダック」が、19日、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用をニューヨークの裁判所に申請したと発表しました。
まだだ、まだ終わらんよ…。
【追記:18:45】
米コダック、破産法申請 デジタル化に乗り遅れ(asahi.com)
2012年1月19日15時10分米コダック、破産法申請 デジタル化に乗り遅れ
米映像機器大手イーストマン・コダックは19日、ニューヨーク州の米連邦破産裁判所に連邦破産法11条の適用を申請した、と発表した。デジタル化の波に乗り遅れ、創業130年の写真フィルムの名門が経営破綻(は・たん)に追い込まれた。
事業は継続する方針で、金融機関の支援を得てスポンサー探しなどを急ぐ。最近は経営危機説が強まって株価が1ドルを割り、今月初めにはニューヨーク証券取引所からこのままでは上場廃止になる、と警告を受けていた。
同社は1880年代に創業。写真フィルムで米国を中心に圧倒的なシェアをもっていたが、戦後は富士フイルムと競合。コダックの技術者が1970年代に開発したデジタルカメラが普及するにつれ、事業転換の遅れがたたり業績が低迷した。(ニューヨーク=山川一基)
うーん、やっぱり「デジタル化に乗り遅れ」の部分がよく分からない。何がいけなかったんだろう。米連邦破産法11条の適用申請は、事業を継続するためだから、なんらかのフィルムは継続すると思う。
【追記:2012年1月20日02:25】
長いが引用する。
イーストマン・コダック社および同社米国子会社がチャプター11に基づき任意で事業再建手続を開始(コダック株式会社)
2012年1月19日
コダック株式会社
[リリースNo.12-004GE]イーストマン・コダック社および同社米国子会社がチャプター11に基づき任意で事業再建手続を開始
お客様への製品およびサービスの供給は、世界的に従来通り継続します。
米国外の子会社は米国でのチャプター11の申立ての対象外であり、裁判所の監督外です。
コダックは、米国内のDIPファイナンスにより9億5千万米ドルを確保します。
これは、コダックが有益かつ持続的な企業としての再興を促進するための処置です。
2012年1月19日、米国 ニューヨーク州、ロチェスター発:イーストマン・コダック社(以下、米国コダック)は、本日、米国コダック及びその米国子会社が、ニューヨーク南地区米国破産裁判所に対して米国連邦破産法第11章(以下「チャプター11」、日本の民事再生法に相当)に基づき事業再建手続の申立てを行ったことを発表しました。
この事業再建は、米国内外における手元流動性の強化、非戦略的知的財産の収益化、過去の経緯にかかわる債務の整理、最も価値のある事業分野への集中を目的としています。米国コダックは近年、デジタル製品および様々な材料へのイメージング技術開発を行い、これは2011年のデジタル事業の収益の約75%を生み出しました。
米国コダックは、手元流動性及び運営資金増強のため、シティグループから、フルコミットメント方式で満期を18ヶ月後とする9億5千万米ドルのDIP型与信枠を取得しました。当該与信枠は、裁判所の承認とその他の前提条件を充足することを前提としています。米国コダックは、チャプター11の手続中も事業を継続し、お客様への製品及びサービスの提供を、従来通り継続するために必要な手元流動性を十分確保していると確信しています。
米国コダックは、従業員への賃金の支払いを継続する予定で、お客様へのサービスも同様に継続します。米国外の子会社は再建手続に含まれず、サプライヤーに対する債務の履行は、その発生の時点にかかわらず、すべて行われます。米国コダックおよび同社米国子会社は、裁判所への申立後のサプライヤーに対する債務のすべてをこれまで通り履行します。
米国コダックCEO(最高経営責任者)のアントニオ ペレスは、次のように述べています。
「コダックは、その変革を完了するための重要な一歩を踏み出しました。私達は、デジタル事業を立ち上げたとほぼ同時期に、既に伝統的な事業からは効率的に撤退し、2003年以降、13の生産工場と130の研究所を閉鎖、47,000の人員を削減しました。今は、費用構造に着目し、主力ではない知的財産の効率的な収益化によって変革を完了しなければなりません。私達は、投資家の皆様と連携して効率的かつ世界クラスの、デジタル イメージングおよびマテリアル サイエンスの会社として再興することを目指しています。」「今回、チャプター11の利用を検討するにあたり、取締役会および経営陣は全会一致で、これはコダックの将来のために避けて通れない措置であり、また、正しい選択であると確信しました。私達の目標は、従業員、退職者、債権者および年金受託者を含めた関係者全員の価値の最大化です。大切なお客様への責務を果たすことは、もちろんのことです。」
「チャプター11の適用は、私達の保有技術の中でも最も重要な2つの分野の価値を最大化する機会となります。その一つは、携帯電話やその他の消費者向け電子機器に不可欠な、2003年以来30億米ドルの収益を生み出したデジタル画像を保存する特許権です。二つ目は、成長を続ける米国コダックのデジタル事業において優位な競争力をもたらす画期的な印刷技術、および様々な材料へのイメージング技術です。」
最後にペレスは次のように述べています。
「取締役会および経営陣を代表して私から従業員の皆さんへ、その勤勉な姿勢と忠誠心に対し感謝の意を表したいと思います。コダックの文化では、協調と革新が掲げられています。従業員はこの文化を具現化してくれる、将来の成功にとってかけがえのない存在です。」米国コダックは、関係者と事前に十分な討議を行った上でこの一歩を踏み出し、利害関係者の方々の利益を最大化するために、その同意の下での再建を目指します。なお、2013年中には米国内での経営再建を完了する予定です。
米国コダックおよびその取締役会は、Lazard, FTI Consulting Inc.およびSullivan & Cromwell LLPの助言を受けています。また、FTI Consultingの副社長であるDominic DiNapoli氏が、チャプター11の手続中の経営再建事項に関して経営陣を支援すべく最高経営再建担当役員に就任します。
米国コダックは、破産裁判所に対して月次実施報告を提出し、また、かかる月次実施報告書をコダックウェブサイトの投資家向け情報ページに掲載する予定です。米国コダックは、四半期及び年次報告書の米国証券取引委員会への提出を継続する予定であり、これらの情報も同様に投資家向け情報ページにおいて記載されます。
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気泡や水滴をレンズにしてみよう(デジカメWatch) ― 2012年01月18日 00時00分00秒
気泡や水滴をレンズにしてみよう(デジカメWatch)という楽しそうな撮影が紹介されている。
接写リングというのは、レンズとボディの間を開けるためのアダプターのことで、この距離を広げていくことで、より小さい被写体の撮影が可能になる。接写リングの代わりにベローズ(蛇腹)を入れると、さらにレンズとボディの距離を広くできるので、水滴を大きく写したい場合などにいい。
また、リバースアダプターはレンズを逆さまに取り付けるアダプターだ。ボディにアダプターを取り付けると、レンズの前側のフィルターネジをアダプターにねじこめるようになる。ということはレンズの前側がボディーに取り付けられるので、普段はボディーに隠れているマウント側が、ムキ出しになるという不思議な撮影法になる。
これらの製品はサードパーティー製だとけっこう安いものがあって手軽なのだが、レンズとボディの間が空いてしまうために絞りが連動しない場合がある。特に最近の絞りリングのないレンズの場合、絞りが効かないので注意が必要。
レンズ交換式の一眼レフの良さの一つに色々な撮影方法に対応できるというのがあった。絞り環のないレンズにしてしまうと、こういう撮影がしにくくなる。だからレンズには絞り環が必要だとずっと言っているのだ。ニコンも早く心を入れ替えて欲しい。心入れ替えなくても経営陣を入れ替えなくても不正を指摘して社長の座を追われた人が復帰できなくても「悪質性は低いと判断」されて上場を維持できるブラック企業がギリシャ神話で神々が住む山の名を騙って、一眼レフでもないのに「一眼」と詐称したりして存在できるような社会だから、真面目にカメラ作ってたら儲からないのかもしれないが。
写真は記事とは関係ない。
ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その23:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8、F8AE、FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO、GG-1、marumi DHG Super Lens Protect、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)
昨日の記事の写真の背中側。野毛坂(中央図書館方面)へ抜ける路地。どうやらここは古い「連れ○み旅館」が密集していたところのようだ。まだ旅館(どういう業態かは分からない)を営業しているっぽいところと、アパートのような使い方に転業したようなところと、完全に廃業したっぽいところとがある。夜に行くとまた違うのかもしれない。









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