amazon.comでアカウントロックから生還した話 ― 2025年04月08日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
アメリカで出版されているペーパーバックを購入しようとしたら、紀伊國屋書店では「提携先の海外書籍取次会社に在庫がございます。通常2~3週間で発送いたします。」とあった。なぜか丸善では在庫がヒットしなかった。また、amazon.co.jpにも在庫がなかった。amazon.comなら在庫があって、4月7日までに日本に送付できるとある。紀伊國屋書店とamazon.comの値段は送料込みでほとんど同じ。
それで、少しでも早いほうをと、amazon.comで買うことにした。amazon.co.jpとamazon.comとはアカウントが別になっているようだ。それで、amazon.comのアカウントは持っていたような気がするが持っていたとしても前世紀末あたりで、IDもパスワードももはやわからないのでアカウントを新規に作ることにした。
そして、メールアドレスAで、amazon.comのアカウントを作ろうとすると、それは既に存在しているから、パスワードを入れろという。いくつか思い当たるものを入れてみたが全部違うという。仕方ないので、パスワードを忘れたときを試すことに。そうするとパスワードリセットのメールが飛んでくるのかと思ったら、ZIPコードを入れろという。日本の郵便番号をいれてみたが、違うという。いくつか試したが、通らなかった。
諦めて、別のメールアドレスBで新規にアカウントを作ることにした。自分の記憶では、もしamazon.comのアカウントを以前に作っていたのなら、こちらのメールアドレスBの方ではないかと思うのだが、メールアドレスBでは新規ですんなりアカウントを開設できた。
それでamazon.comで目的のペーパーバックを購入して、決済も済んで、発送も済んで、アメリカ国内の配送業者に渡った。
何日かして、今荷物はどこかな?とamazon.comにログインしようとしたら、電話番号を登録していないから登録しろとメッセージが出て、おかしいな?固定電話は登録してあるんだけどなと思いながら、携帯電話の番号を入力した。そうするとSMSが飛んできてその番号を入力したら、amazon.comにログインできた。いわゆる2段階認証だ。
それで荷物はまだアメリカ国内にあるな、と確認してログアウトした。
しばらくすると、”Action required: Your Amazon account is suspended”というタイトルで以下のような文面のメールが来た。
Hello,
Your Amazon.com account has been suspended. During this time, you won't be able to access your account or other services.
If you think the action is a mistake, reply to this email for further investigation.
Why did this happen?
Your account was suspended because the information available to us indicates that you may have provided inaccurate information to Amazon, or used your Amazon account in violation of our conditions of use.Frequently Asked Questions:
Q: Can I contact Customer Service to recover my account?
A: Customer Service can confirm this email is legitimate and assist with any technical issues. However, they cannot reverse this decision. To appeal, please follow the steps mentioned above in this email.
Q: How do I know if this email is from Amazon?
A: Don't click on links in emails you're unsure about. Instead, go directly to Amazon and sign in. If there's an issue with your account, you'll see recovery instructions there.Amazon Account Protection Services
偽のフィッシングメールの可能性もあるので、amazon.comにログインしようとしてみた。しかし、アカウントはロックされていて入れない。本物のメールらしい。
いろいろと検索してみたが、日本語だとamazon.co.jpでのアカウントロックとamazon.comでのアカウントロックがごちゃ混ぜになっていてどうやったらロックが解除されるのかわからない。しかも単なる買い手と出品者とで違うらしくややこしい。英語で検索してみても、買い手で解除に成功した人は何をやったら成功したのかははっきりと書いていない。ただ、解除に成功した人に共通しているのは、すぐにメールに返信して「そんなことしていない」と主張していることのようだった。残りは返信しても解除されずずっとアカウントロックされたままで不平を言う人ばかりだった(泣)。
夜まで待ってゆっくりと英文を書こうかと思っていたが、これは拙い英文でもすぐに返信した方がよいと判断した。だってメールのタイトルも”Action required: ”って書いてあるもん。
そこで、「以下のようなメールが来たが、私は不正確な情報を登録してもいないし、利用規約違反もしていない。どうすればアカウントのロックを解除できるのか教えてほしい」という内容をGoogle翻訳に書いて出てきた英文をそのまま貼り付けて返信した(あとで英語に詳しい人に見てもらったら、ちょっと恥ずかしい文章だと言われた(泣)。Google翻訳では直訳になるからDeepL翻訳を使え、と)。メールが届いてから1時間半ぐらい経過した時点での返信だ。
このままアカウントをロックされたままでも、amazon.comからの商品はもう配送業者の手に渡ってアメリカの空港にあるらしく商品は届くから最悪の事態でもまあ目的は達する。二度とamazon.comは使えなくなるかもしれないがまあ困らん。
そうすると、10時間ぐらいしたら”Your Amazon.com account has been reinstated”という件名のメールが来た。
Hello,
We have restored the access to your Amazon account. You can now sign in and continue to use our services.
Thank you for your patience and we are sorry if any inconvenience was caused.
Account Specialist
Amazon.com
https://www.amazon.com
おお、アカウントが復活するみたいだ。一応謝ってるやん。そしてamazon.comにログインしてみたら、ログインできた。やった\(^o^)/
そして、目的のペーパ-バックは4月2日には届いた。予定よりも5日もはやかった。
ちなみに、今現在紀伊國屋書店ウェブショップで当該ペーパーバックを見ると、購入検討時にはなかった以下のような文面が・・・。
【入荷遅延について】
世界情勢の影響により、海外からお取り寄せとなる洋書・洋古書の入荷が、表示している標準的な納期よりも遅延する場合がございます。
おそれいりますが、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
危なかったなぁ。トランプの関税攻撃に巻き込まれて大幅遅延になるところだった。
今現在もamazon.comは平穏にログインできるようだ。まあamazonはアメリカ本国も日本法人も嫌いなので基本的に利用しないスタンスなので、また忘れるぐらい使わないと思うけど。もうひとつのメールアドレスAの方はZIPコードに日本の郵便番号を7桁続けて入れたから通らなかったみたいで、3桁ハイフン4桁で入れたら通ったかもしれないなと思いつつ、「こいつやっぱりアカウント2つ持ってやがったな」とかになって、またアカウントロックを食らうと困るのでこのまま放置がいいのかもしれない。
写真は記事とは関係ない。
【写真1】ハニワニワのカラスノエンドウ:Nikon Z6、Ai Nikkor 105mm F2.5、絞り優先AE(F2.5開放、1/250秒オート)、ISO-AUTO(ISO 160)、AWB(4980K)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon L37C フィルター、Nikon HS-14 フード、Nikon FTZマウントアダプター、Nikon PK-13 オート接写リング
【写真2】ハニワニワのカラスノエンドウ:Nikon Z6、MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、125mm、絞り優先AE(F2.5開放、1/320秒オート)、ISO-AUTO(ISO 220)、AWB(4890K)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Kenko L37 SuperPROフィルター、専用角形バヨネットフード、Nikon FTZマウントアダプター
【写真1】は、いつもマクロアポランター125mm F2.5SLで撮っているので、たまにはAi Nikkor 105mm F2.5も使わないとと、PK-13を噛ませてピントリングを一番繰り出したところで身体を前後させてピントを合わせて撮った。もともとこんなに近接して撮ることを考慮していないレンズなので、ボケている部分もベールを被ったような感じになっている。これはこれで使い道があるような気がする。マクロアポランター125mmを持っているので、名玉のNikkor 105mmなのに出番が少ない。もっと通常の撮影距離で使ってみよう。F2.8通しのズームレンズに含まれるようになってこのあたりの焦点距離は大口径の高級品以外は絶滅してしまった。このレンズはAiの非Sタイプなので、組み込み式フードはないためHS-14を新品で買って(当時)付けている。【追記】HS-14は使わないときにはAi Nikkor 105mm F2.5に逆向けに装着できる。【追記ここまで】
【写真2】は、いつものマクロアポランター125mm F2.5 SLだ。同じぐらいの倍率で撮ったつもりだが、こちらの方がやや大きかった。マクロアポランターの繰出しだと、半分のちょっと手前ぐらいなので、おそらく1/2倍ぐらいの撮影倍率なのだと思う。こちらはボケている部分はベールを被ることなくとろけている感じ。マクロと付いているだけに、近接撮影はこちらの方が向いている。
花が咲くまでと放置していたカラスノエンドウも次の週末には刈らねばならない。ハニワニワがそろそろ草ぼうぼうなので(泣)。
【参考】
ニッコール千夜一夜物語 第五夜 AI Nikkor 105mm F2.5
マクロアポランター Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5SL 使用レポート Voigtlander(Haniwaのページ)
コメント
_ みっち ― 2025年04月08日 16時49分34秒
_ Haniwa ― 2025年04月09日 14時24分47秒
>>”Action required: Your Amazon account is suspended”
>
>おーっ、「お前、Haniwaだな!」がついにAmazonまで波及しましたか。(爆)
やー、びっくりしました。「カスタマーサービスでは、~この決定を覆すことはできません。」なんて書いてあるのでびびりました。
ここは”自称俳優広末涼子(44)”で通すべきだったのかもしれません(違)。
>みっちは米・英・独のAmazonを使って、本・CDなどを買っております。この米英独Amazonのアカウントは共通で、同じパスワードでログインできます。なぜか日本のAmazonは別アカウント扱いになり、パスワードは別になります。(メアドは全部同じ)
>みっちはそれこそ前世紀からAmazon使ってますので(最初に米Amazonを使いだし、日本Amazonはだいぶ後になってから)、そのせいなのか、あるいは東洋人蔑視思想(笑)が関係しているのか分かりません。
そうですよね、最初はアマゾンは日本ではサービスをやっていなくて、途中からamazon.co.jpができた記憶があります。調べましたらamazon.co.jpは2000年11月1日に開始とあります。前世紀最後の2ヶ月ですね。アマゾンではあまり買わないようにしているのですが、私もamazon.comのメールアドレスA(ログインできない)の方が、amazon.co.jpよりも先に作っていると思います。
>ただAmazonは迷惑メール対策はちゃんとしており、迷惑メールを添付ファイルにして、対策窓口に送ると、たいていその後は(その迷惑メールは)来なくなります。他の日本のサイトなんて、送ってやっても返事も来ません。(ですから最近は送らない)
amazonを騙るメールは山ほど来ますが、以前は全部フィッシング対策協議会に報告していました。最初のうちは止まっていたのですが、ある時期から報告するとかえってフィッシングメールが増えるのでフィッシング対策協議会への報告はやめました。
中国発信のものはわかりませんが、それ以外のフィッシングメールはドメインがGM○絡みのものが多いです。お試しで1ヶ月間無料でドメインを取得できるらしく、そのときに登録するクレジットカードの有効性をチェックしていないらしいので、1ヶ月間フィッシングメールを出しまくれるらしいです。これは日本の闇だと思います。
>なお米英独Amazonとは、基本英文でやりとりしますけど、注意すべきは、礼儀にかなった流暢で上手な英文を書こうなんてしないこと!(笑)と思っております。要点だけ、それこそ箇条書きみたいなもので、ぜーんぜん問題ないです。なお古本なんかの場合、ときどき間違ったのを送ってきたとか、問題が生じますが、米英独どこもきわめてビジネスライクで紳士的な対応で、損をしたことはまだ経験ありません。先方のミスで間違ったものを送ってきた場合は、返金か正しいものを送り直すかとなって、間違って送ってきたものは、たいてい「そちらでよしなに処分してくれ」とかなります。
私もそう思いました。なんか変な英語で「こいつネイティブとちゃうな」と思われても、ちゃんと意味が通った文でいいんだと思いました。これはAliexpressでも同様だと思いました。Aliexpressはサイトを日本語表示にすると権利義務関係がよくわからないので、英語表示にして全部英語で主張した方がよい感じです。
間違って送って来たものがUr LEICAとかZeissIkon Hologon Ultrawideで「そちらでよしなに処分してくれ」となりませんかねぇ(笑)。
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2025年04月10日 15時52分43秒
トランプの関税の計算間違いよりマシなので大丈夫です!、
米の米の関税700%とか…。
>ハニワニワのカラスノエンドウ
>花が咲くまでと放置していたカラスノエンドウも次の週末には刈らねばならない。ハニワニワがそろそろ草ぼうぼうなので(泣)。
我々の糞場の手入れ御苦労!、
収穫したカラスノエンドウは食べて良いぞ!。
_ Haniwa ― 2025年04月14日 09時20分16秒
>>(あとで英語に詳しい人に見てもらったら、ちょっと恥ずかしい文章だと言われた(泣)。
>
>トランプの関税の計算間違いよりマシなので大丈夫です!、
>米の米の関税700%とか…。
トランプ政権の教育省長官がAIのことをずっとA1と言っていたそうで……。森首相(当時)がITのことを「イット」と読んでいたことを思い出しました(泣)。思い出は美しすぎて(泣 ここで八神純子の曲がフェードイン)。
>>ハニワニワのカラスノエンドウ
>>花が咲くまでと放置していたカラスノエンドウも次の週末には刈らねばならない。ハニワニワがそろそろ草ぼうぼうなので(泣)。
>
>我々の糞場の手入れ御苦労!、
>収穫したカラスノエンドウは食べて良いぞ!。
週末に刈ろうと思っていたのですが、土曜日に急用が入り、日曜はずっと雨でできませんでした。高いのは50cmぐらいまで伸びてきています(泣)。
草が生えていると猫がフンをし難いのでもうこのままという手も(泣)。猫糞で栄養満点の草はなんか食べる気が…(泣)。
_ j ― 2025年04月15日 17時05分36秒
送ったAmazonのメールアドレス教えてください
_ Haniwa ― 2025年04月15日 22時05分27秒
「ニコンはレンズの絞り環を無くすな」、このフレーズを書き込んでいただきありがとうございます。
いまでもレンズに絞り環はあった方がよいと思っているのですが、一時期一部のカメラ雑誌関係者や執筆者がメーカーに忖度して「絞り話なんて付けてたらコストが掛かってしょうがない」と一笑に付していたのですが、レンズが動画に使われるようになって絞り輪がないといけなくなりました。そういう人たちは今どうしているんでしょうね。
さて、「送ったAmazonのメールアドレス教えてください 」ですが、どこの誰かもわからない人にどうしてそのようなことを教えなければならないんでしょうか?amazon.comから来たメールにそのまま返信するだけです。あなたにamazon.comからメールが来ていないのなら知る必要はありません。どうしても知りたければ、"Your Amazon account is suspended."といわれるような振る舞いをしてみましょう(違)。検索すると当該Amazonのメールアドレスを書き込んでいる人が多数います。検索してみましょう。
_ Haniwa ― 2025年04月16日 10時44分03秒
ちょっと厳しい言い方だった感じもするので補足しておきますね。
相手(私)はChatBotではなく人間ですので、要求だけを書くのではなく、あなたは普段何をしているのかなど簡単な自己紹介とともに、かくかくしかじかでAmazonのメールアドレスを知りたいから教えてもらえませんかと書くと、理由如何によっては書いたかもしれません。
>ニコンはレンズの絞り環を無くすな
>
>送ったAmazonのメールアドレス教えてください
だと、気持ち悪くて答える気にはなりません。
あと、他の方にも注意喚起ですが、同様の内容でフィッシングメールも存在するようなので、メール中にあるURLにはアクセスせず、直接自分でamazon.comにアクセスしてロックされているのか確かめることも大事です。amazon自身も"Don't click on links in emails you're unsure about. "と書いています。
【2024/2/15 7:20】Amazonを騙る詐欺メールに関する注意喚起(電気通信大学)
ttps://www.cc.uec.ac.jp/blogs/news/2024/02/20240215amazonphishing.html
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おーっ、「お前、Haniwaだな!」がついにAmazonまで波及しましたか。(爆)
みっちは米・英・独のAmazonを使って、本・CDなどを買っております。この米英独Amazonのアカウントは共通で、同じパスワードでログインできます。なぜか日本のAmazonは別アカウント扱いになり、パスワードは別になります。(メアドは全部同じ)
みっちはそれこそ前世紀からAmazon使ってますので(最初に米Amazonを使いだし、日本Amazonはだいぶ後になってから)、そのせいなのか、あるいは東洋人蔑視思想(笑)が関係しているのか分かりません。
ただAmazonは迷惑メール対策はちゃんとしており、迷惑メールを添付ファイルにして、対策窓口に送ると、たいていその後は(その迷惑メールは)来なくなります。他の日本のサイトなんて、送ってやっても返事も来ません。(ですから最近は送らない)
なお米英独Amazonとは、基本英文でやりとりしますけど、注意すべきは、礼儀にかなった流暢で上手な英文を書こうなんてしないこと!(笑)と思っております。要点だけ、それこそ箇条書きみたいなもので、ぜーんぜん問題ないです。なお古本なんかの場合、ときどき間違ったのを送ってきたとか、問題が生じますが、米英独どこもきわめてビジネスライクで紳士的な対応で、損をしたことはまだ経験ありません。先方のミスで間違ったものを送ってきた場合は、返金か正しいものを送り直すかとなって、間違って送ってきたものは、たいてい「そちらでよしなに処分してくれ」とかなります。