ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェア:バルブ・タイム撮影時のExif誤記に対応 ― 2025年05月15日 00時00分00秒
遅れてしまったが、ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェアが来たようだ。
ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェア バルブ・タイム撮影時のExif誤記に対応(デジカメWatch 折本幸治氏 2025年5月14日 12:47)
ニコンは5月13日(木)、ミラーレスカメラ「Z7」「Z6」の最新ファームウェアを公開した。
バージョン番号は「Z7」「Z6」用ともに3.80。
更新内容は「Z7」「Z6」で共通。バルブ撮影・タイム撮影時に生成するExifデータを正しいものへと修正する。具体的には、バルブ撮影・タイム撮影で長時間露出を行った際、Exifに誤ったシャッター速度が記録される現象に対応した。
今回もやっぱり、Z6やZ7に「半押し拡大解除(MF)」のファームアップはないのね。まあメモリーに余裕がないとか、いまさら新機能(というよりはあって当たり前の機能だと思うが)を入れるわけにはいかないとか色々あるんだろうけど、残念だ。Z6やZ7が最新機種である内に「半押し拡大解除(MF)」を入れて欲しかったな。
なお、「半押し拡大解除(MF)」とは、フォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定して拡大表示している場合に、シャッターボタンを半押しして拡大表示を解除できる機能のことだ。これまでのニコンZマウントボディは、拡大を解除するには拡大したときにボタンをもう一回押さなければならなかった。私は構図を決めてから拡大ボタン(Fn2 ボタンに割り当てている)を押して解除せずにそのままシャッターを切っているが、これが半押しで解除されればどんなにいいことか。この仕様を決めたときに社内からは異論が出なかったのだろうか。ニッコール千夜一夜物語の佐藤治夫さんや大下孝一さんをはじめとして、ニコンにはご自身で写真を撮っている方が多いので、拡大ボタンをもう一度押さないと拡大解除できない仕様が撮りにくいことは社内から相当指摘があったはずだと思う。
ともかくも、今回はもうファームアップがないのかなと思っていた、ニコンZ6とZ7に新しいファームウェアアップデートが来たので素直に喜ぼう。
写真は記事とは関係ない。
写真は、田中長徳著「GR読本2 21ミリ欧州大決戦編」(2002年 アルファベータ刊)だ。みっち様のコメントで、この本を20mmや21mm撮影の参考に購入されたとのことだったので、私も買ってみた(2002年の刊行なので古本)。私のはサイン本ではなかったが、ビニルも付いたままの(写真の右上の線はビニルの皺が写っている)比較的保存状態のよい本がそこそこの値段だったので買った。ビニ本ですな(違)。
まだじっくりと読んではいないのだが、ぱらぱらとめくっただけでも、さすが田中長徳氏。これは買ってよかった。「東京ニコン日記」とともに枕元に置いて寝る前に読もう。
みっち様、情報をありがとうございました。
MyEPSONが2025年5月22日(木)から2段階認証を導入 ― 2025年05月13日 00時00分00秒
今日は珍しくEPSONの話題だ。EPSONの一部プリケーションをダウンロードするのに必要な、MyEPSONへのログインが、2025年5月22日(木)のAM8:00以降から2段階認証必須になるらしい。2段階認証の手段はEメールまたは「認証アプリによるログイン」があるようだ(SMSはない)。
【MyEPSON】ログイン機能アップデート予定のお知らせ(詳細情報の追加更新)
従って、MyEPSONに登録しているメールアドレスが受信可能なものになっていないと、2025年5月22日(木)のAM8:00以降ログインできなくなってしまうので要注意だ。いまのうちにログインして確認しておこう。
もっとも、ログインできなくても必須のドライバなどはダウンロードできるので困らないが、便利に使っているEpson Scan 2とかPrint CDなどはMyEPSONにログインしないとアップデートができないので、ちゃんと2段階認証できるようにしておいた方がいい。Epson Scan 2は、書類をスキャンしたときに文字を認識してPDFに埋め込んでくれるので便利だ(ただし、誤認識文字などを修正はできない)。【追記】Epson Scan 2はMyEPSONにログインしないでもダウンロードできるようなので取り消し線を入れてリンクも付加した。 MyEPSONからしかダウンロードできないアプリケーションは、
付属ソフトウェア
・Epson Photo+*
・E-Photo*
・Epson Print CD*
・EPSON Easy Photo Print
・EPSON Creativity Suite
・EPSON Multi-PrintQuicker
・EPSON Copy Utility*
・EPSON PRINT Image Framer Tool
・Epson ScanSmart*ユーティリティ
・Easy Photo Scan*
・Epson Event Manager*
・EPSON ProLab Print
・Imaging WorkShopその他
・Epson Print Layout**:弊社ホームページの「ダウンロードサービス」の一覧からも、ご使用の機種を選択してダウンロードできます。 手順はこちらのFAQをご参照ください。
のようだ。製品付属ソフトウェアはどこから入手すればいいですか参照。どれがMyEPSONからしかダウンロードできないのかあちこち見ないと分からないじゃないか。なんか面倒くさい会社だなぁ。【追記ここまで】
重要なのは、既存のメールアドレスでも、以下の要件に合致するものは使えなくなることだ。
これらのメールアドレスはご利用ができなくなります!
1メールアドレス全体の長さが81文字以上
2メールアドレスの@マークより前の部分が65文字以上
3メールアドレスの先頭もしくは@マークの直前にピリオド(.)がある
例).abcd@sampleaddress.com, abcd.@sampleaddress.com
4@マークより前の部分に連続したピリオド(.)がある
例)ab..cd@sampleaddress.com
「メールアドレスの先頭もしくは@マークの直前にピリオド(.)がある」って、ガラケー時代からdocomoのメールを使っている人によくあるメールアドレスだ(泣)。私の妹がこんなアドレスを使っていて、Zaurusからメールを送れなくて""で囲むと送れることに気づくまで結構苦労した思い出が…(その後auに転出して変なメールアドレスは解消した)。
あと、パスワードの要件も変更になるので要注意だ。
パスワードポリシーの変更
アップデート後にパスワードを新しく設定する場合は、より複雑なパスワードの設定が必要となります。
■現在/ 8文字以上 + 英大文字・英小文字・数字・記号 から2種
↓
■アップデート後/ 8文字以上 + 英大文字・英小文字・数字・記号 から3種以上
(注)新規登録の方から適用されます。
(注)既存会員の方の現在のパスワードは継続利用出来ますが、パスワードを変更する際は新しいパスワードポリシーが適用されますのでご注意ください。
(注)ただし長期間一度もログインされてない既存会員の方は再度ログインする際にパスワードの再設定が必要となる場合がございます。
横浜駅西口・鶴屋橋(横浜市神奈川区鶴屋町を横浜市西区南幸から望む):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 1000)、AWB(5810K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、Jpegをリサイズのみ
この川の名前が地図で見つからず困ったのだが、どうやら「派新田間川」らしい。横浜駅西口のあたりの埋立の歴史と河川の推移を簡単に書こうと思ったら幕末から昭和まで何段階もあるのでちょっとやめにした。この派新田間川はこのあたりでは横浜市西区と神奈川区の境目になっている。
Pioneerの光学ドライブがすべて「販売終了」に ― 2025年05月02日 15時58分00秒
さっき知ったのだが、Pioneerの光学ドライブがすべて「販売終了」になっているようだ。
Pioneerブルーレイドライブ
PCを買うときはなるべく光学ドライブ付きを選んでいたし、リビングのデスクトップPCなんかDVDマルチドライブとブルーレイ兼DVDマルチドライブの2つの光学ドライブを積んでいる。そして新しく買うときはなるべくPioneerの光学ドライブを選ぶようにしていた。
PIONEER BDR-XD08SV 外付型ポ ータブルBD/DVD/CDライター ― 2023年09月19日
そして、映画などもサブスクではなくなるべく円盤で買っていた。
しかし、記事にしようと思ってそのままになっていたのだが、実はPCでは4kのBlu-rayディスクはもう再生できなくなってきていたのだ。
DIGA DMR-BRW1000のBlu-rayドライブが故障して4k対応DMR-4T203を買う ― 2024年03月05日で買った4k対応DMR-4T203で録画した一部の番組が、Windows PCで再生できないので気づいたのだ。PCで再生できないのはすべて4k放送を録画したものだった。
【2025年最新】Ultra HD Blu-rayとは?おすすめ再生ソフトと再生できない際の対処法に「※2023年11月現在、Ultra HD blu-rayが再生できる市販 PC ソフトはございません。」とあるように、
1. 必要スペック
OS:Microsoft Windows 10
CPU:インテルCore iプロセッサー第7~10世代(Kaby Lake~Comet Lake)、Intel SGX機能に対応するもの
マザーボード:Intel SGX機能に対応したマザーボード
GPU:Intel HD Graphics 630、Intel Iris Graphics 640統合型
メモリ:6GB(推奨)
その他:インターネット接続ざっと必要スペックを書いてみましたが、これは必須となります。
CPU は上記の物だけが再生可能であり、AMD 製の CPU では再生はできません。またマザーボードも Intel SGX 対応が必須で、外部ディスプレイに映像を出力する場合は、マザーボードの HDMI 出力が HDCP2.2 をサポートしている必要があります。
以上のような条件が、4k Ultra HD blu-rayを再生するのに必要だ。
詳しいことは後で書き足すかもしれないが、Windows11で4kは再生できないし、Windows10でもインテルCore iプロセッサー第7~10世代(Kaby Lake~Comet Lake)、Intel SGX機能に対応するものしか再生できないし、CyberlinkのPowerDVDもUltra HD blu-rayをサポートしなくなった。
これではだれもBlu-rayを使わなくなるし、PCでUltra HD blu-ray再生できないのであればBlu-rayドライブを買う人も少なくなる。最近は、売っているBlu-rayソフト(映画など)は、Ultra HD Blu-rayとBlu-rayの2種類のディスクを同梱して売っていたようだ。
ということで、今年の10月にはWindows10のサポートが終了するので、リビングのデスクトップPCも更新しなければならず、その際には必ず光学ドライブを積もうと思っていたので、Pioneerの光学ドライブ販売終了は辛い。
そのうちBlu-ray・HDDレコーダーも廃れていくんだろうなぁ。既にPanasonicがBlu-rayメディアの販売から撤退していて、これまで撮ったテレビ番組はせっせとPanasonicのBlu-rayに焼いて保存していたのだが、最近はSONY製のBlu-ray6倍速に焼いている。いつまでこの体制が持つか。老後は撮りためたBlu-rayやDVDを見て過ごそうと思っていたが、再生できなくなる日も近いのか。いっそのこと全部8mmフィルムに焼いてやろうか。そうしたらまだ再生できるかも(泣)。
【関連追記:16:46】
パイオニアが光ディスク事業から撤退。BDドライブ&ディスクは在庫限り(AV Watch 阿部邦弘 2025年5月2日 15:45)
パイオニアは、光ディスク関連事業を担っていた子会社「パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング」(PDDM)の全株式を、中国・山西グループ傘下の山西光链科技产业发展(Shanxi Lightchain Technology industrial Development Co.,ltd)へ4月30日に譲渡し、光ディスク事業から撤退することを明らかにした。
業務用は、山西グループが事業を継承。コンシューマー用については、パイオニアブランド商品の販売(パイオニアITストア)を5月30日に閉店する予定。BDドライブなどは生産を既に完了しており、ディスクを含め、業務用・市販用共に在庫限りの販売となる。
(中略)
なお、パイオニア製品に関する修理対応は、「部品の最低保有期間はパイオニアが保証する」という。
【追記:16:54】
見落としていたのだが、ソニーもブルーレイディスクメディアを生産終了にしていた(泣)。
ブルーレイディスクメディア、録音用ミニディスク、記録用MDデータ、ミニDVカセット 生産終了のご案内(2025年1月23日ソニーストレージメディアソリューションズ株式会社 ソニーマーケティング株式会社 )
ブルーレイディスクメディア、録音用ミニディスク、記録用MDデータ、ミニDVカセット
生産終了のご案内平素よりソニー製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
弊社は2025年2月をもちまして、ブルーレイディスクメディア、録音用ミニディスク、記録用MDデータ、ミニDVカセット 全モデルの生産を終了させていただくことになりました。なお、後継機種はございません。
これまで多くのお客様にご愛用いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
【生産終了モデル】
ブルーレイディスクメディア、録音用ミニディスク、記録用MDデータ、ミニDVカセット
全モデル【生産終了時期】
2025年2月予定
コシナVoigtländer Product Catalog 2025が届いた ― 2025年04月24日 00時00分00秒
しばらく更新できずすまんです。ばたばたしておりました。数日前だが、コシナからVoigtländer Product Catalog 2025が封書で届いた。以前にCOSINA USERsに登録したからだ。
コシナが「COSINA USERs」をサービス開始 ― 2025年02月20日
コシナ製品は、Voigtländer Macro-Apolanthar 125mm F2.5 SLとCarl Zeiss Distagon 28mm F2 ZFの2本を新品で買って使っているが、これまで「愛用者カード」を送っていなかった。今回初めてコシナにユーザーと認識された形だ。ただ、COSINA USERsに登録するときに、レンズ名とともに購入年月と購入場所を入力しなければならなかったので、何の製品を持っているかはコシナには伝わっていない。買ったときのレシートや保証書は、レンズの入っていた箱とともにしまってあってすぐに出せないというか出してくるのが面倒だったからだ。
それでも今回Voigtländer Product Catalog 2025を送ってもらって「ありがた山の寒がらす」でござい。
そして、いまどき紙のカタログを送ってくれるだけでも希有な存在なのに、「付録」として、本革製のキーホルダーまで付いているのだ(写真参照)。なんという太っ腹。それでなくとも性能や造りの割にリーズナブルなコシナ製品なのに。
そして、紙のカタログをペラペラとめくっていて気づいたが、やはり一覧性は紙に勝るものはない。ホームページだと階層があって、あるレンズのページを見て次に他のレンズを見ようとすると、また上の階層に戻らないといけない。紙だとパラパラとめくってどこになにがあるのか簡単に確認しながら目的のページにいけるし、途中のページに「おっ」と思って止まったりできる。
ホームページでも、紙のようにパラパラとめくれる方式があったりするが、これはこれでうざい。紙のようにぱらぱらしているところを真似ているので動作がやや重いし、不必要な紙がまくれる感じを表現しているのもうざい。本物の紙のカタログの軽快さには及ばないのだ。あんなカタログもどきのサイトなら、まだPDFを普通に閲覧する方がマシ。
ということで、最近はヨドバシに行ってもあんまり紙のカタログをもらってこなくなったし、もらって来てもかつてほどのページ数もなくしょぼい感じのメーカーが多いなか、このコシナのVoigtländer Product Catalog 2025が、「恐怖新聞」(つのだじろう作)のようにガッと強制的に送られてくるのはよいぞ(笑)。「恐怖新聞」は、1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるものだったが、コシナのカタログは1日読むごとに10万円ずつ財布が軽くなるかもしれない(笑)。同時に「またそんなもの買って…」と家族に問い詰められて1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるかもしれない(泣)。
ちなみにこのキーホルダーをみた家族は「こういうのは届いてすぐにメルカリに出すと高く売れる」とか言っていた。なんという罰当たりな(泣)。
新製品レビュー ニコン Z5II(デジカメWatch) ― 2025年04月16日 00時00分00秒
ニコンZ5IIの新製品レビューが出たようだ。
新製品レビュー:ニコン Z5II - デジカメ Watch
一番心配していたのが、AF(オートフォーカス)のモードが「AF-A」しかないのではないかということだったが、ちゃんと「AF-S」(シングルAF)と「AF-C」(コンティニュアスAF)も選択できるようだ。これはよい。
シャッターボタン半押し状態から全押しした瞬間に、そこから遡って記録してくれる「プリキャプチャー記録」機能も搭載しており、最大1秒前からの連続撮影を記録できます。
これもよいですな。Nikon 1にあったミラーレス機ならではの機能がどんどん復活してきている感じ。
なかでも注目したいのは、本モデルの高感度性能の高さとコストパフォーマンスの良さです。積層型ではなく、実績のある一般的な裏面照射型センサーを採用しているため高感度性能に優れており、それも理由のひとつとなって今となっては比較的手の届きやすい価格に収められています。
本来ミドルクラスであったはずの「Z6III」が、パフォーマンスの高さこそ誰もが認めるところであったものの、高速性能を求めない一般的な撮影用途のカメラとしては、いくらか割高に受けとめられたのは事実ではないでしょうか。そこにきての「Z5II」の登場、まさに待望のフルサイズミラーレスカメラとなり得る存在です。
まさに仰るとおり。Z6を買い換える際にはZ5IIが良さそう。裏面照射型センサーになったので、古いフィルム用の対称型レンズもなんとか使えそうだし。あと、Z6と違ってSDカードのダブルスロットなのもよい(Z6はXQDカードまたはCFexpressカード(Type B)のシングルスロット)。高感度も、常用最高感度がISO 64000になっているのもすごい。
ヨドバシドットコムでは、ボディのみが258,500円(税込)、Z5II 24-50 レンズキットが299,200円(税込)、Z5II 24-200 レンズキットが358,600円(税込)だ。安いとは言えないが、躊躇するような機能制限はなく、ほしくなるカメラだなぁ。
写真は記事とは関係ない。
JR東海315系電車(JR名古屋駅):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5650K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、RAW(NEF)ファイルをNX-Studio 1.7.1で現像(最新のピクチャーコントロール:オート、アクティブDーライティング:標準)したものをJpegにリサイズ
中央線にグリーン車が登場というので見に行ったが、グリーン車なんか連結していなかった(※)。
※中央線にグリーン車が連結されるようになったのは、JR東日本の中央本線(中央東線)であって、JR東海の中央本線(中央西線)にはグリーン車はない。どちらもオレンジ色だからややこしい(ややこしくない)。JR東日本のオレンジ色は中央線快速電車を表す色で、JR東海のオレンジ色は、JR東海のコーポレートカラーで意味が違う。
車両のご案内315系|JR東海
中央線快速・青梅線グリーン車サービス│中央線が好きだ。web【公式】
Jpeg撮って出しだとプラットフォーム側が真っ暗だったので、NX-Studio 1.7.1でアクティブDーライティング:標準を適用してみた。アクティブDーライティングを適用すると、SG-image 18mm F6.3の四隅暗黒が軽減することを発見した。
富士フイルムがカラーネガフィルムなど最大52%の値上げ(デジカメWatch) ― 2025年04月03日 00時00分00秒
富士フイルムがカラーネガフィルムなど最大52%の値上げ(デジカメWatch)なのだそうだ。
「写ルンです」包装仕様変更および写真フィルム一部製品の国内価格改定のお知らせ(富士フイルム 2025年4月1日)
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は4月1日(火)、写真フィルムの一部製品について、国内価格を改定すると発表した。また、レンズ付きフィルム「写ルンです」の包装仕様を変更する。
価格改定については、カラーネガフィルム(135サイズ)が約21~22%、レンズ付きフィルム(135サイズ)が約44%、リバーサルフィルム(135/120サイズ)が約31~52%の値上げとなる。理由を「部材・原材料価格および輸送コスト高騰への対応が困難になったため」としている。具体的な銘柄は明らかになっていない。
なにがどれだけ上がっていくらなのかわからないので、久々にナショナルフォートの価格表を参照した。
https://www.nationalphoto.co.jp/material_supplies/filim_color/
品名 | NP特価 |
---|---|
FUJIFILMリバーサル | |
RDP100F 120(5) | ¥21,395 |
RDP100F 135-36 | ¥4,950 |
RDP100F 4×5(20) | ¥22,770 |
RDP100F 8×10(20) | ¥86,460 |
RVP50 120(5) | ¥22,880 |
RVP50 135-36 | ¥4,950 |
RVP100 120(5) | ¥21,395 |
RVP100 135-36 | ¥5,445 |
RVP100 4×5(20) | ¥22,495 |
RVP100 8×10(20) | ¥86,240 |
FUJIFILMカラーネガフィルム | |
S-100 135-36 | ¥1,628 |
FUJIFILM400 135-36※ | ¥2,112 |
FUJIFILMインスタントフィルム | |
instaxWIDE | ¥1,650 |
instaxWIDE(2) | ¥2,992 |
instaxWIDE(5) | ¥6,930 |
instaxMINI | ¥737 |
instaxMINI(2) | ¥1,419 |
instaxMINI(限定フレーム)* | ¥814 |
instaxSQUARE | ¥1,089 |
instaxSQUARE(2) | ¥1,958 |
レンズ付きフィルム | |
カラー FUJIFILM 写ルンです 27枚撮り | ¥1,837 |
※上記ナショナルフォートのサイトでは「PRE400 135-36」と表記されているが、「PRE400 135-36」なるフィルムは聞いたことがなく、また最新フィルム価格表(PDF)(ナショナルフォート2025.4.1)には「FUJIFILM400 135-36」とあるので引用者が修正した。
また、「写ルンです」の包装が現行の「ガゼット(袋)」タイプから「紙箱」タイプへ変更されるそうだ。
「写ルンです」はいくつかストックがあるのだが、以前久々に使ったら無限遠風景で周辺部にピントが来ていなかったので全体にピントが甘いので、中身のフィルムを撮りだして使おうかなとも思っている。記念写真で近くに人物を置いて日の丸構図でかつネガからのプリントはかなりトリミングされることを想定した仕様なのだと思うが、ちょっと使いづらい。せっかくのフィルムなのでよいレンズで使いたい気分になっている。フィルムを取りだして(「写ルンです」はプレワインドなので取り出す前に暗黒下でシャッターを切って撮りきる(=パトローネにフィルムを巻き戻す)必要がある)、CONTAX G1にBiogonを付けて撮ろうかなという気になっている。
話が逸れるが、CONTAX G1は電池を入れっぱなしにしていると電池が消耗していざ使おうとすると36枚撮り1本持つか持たないかぐらいになっていることがある。CONTAX G1の電池はCR2リチウム電池を2本なので値段も高いし、最近はCR2リチウム電池を売っているところが減っている。BESTONという会社から、CR2互換の充電可能なリン酸鉄リチウムイオン電池と専用充電器が発売されているらしい。
スマートロックの電池にCR123A互換の充電器セットを買って、大幅コストカットになる!?(家電Watch 河原塚 英信
2024年3月22日)←この記事の電池はCR2ではなくCR123A互換電池だ。
たまにしか使わないCONTAX G1用にはこの充電可能なCR2互換電池がいいかもしれない。ただ、BESTONのサイトではCR2互換電池が見あたらないのがちょっと気になる。
検索するとプラタという会社がBESTONのCR2互換電池を輸入販売しているようだ。
CR2充電池 2個付き! CR2 USB充電器セット←充電器はCR2とCR123Aとが共用できるようだ。買うときはセット売りの電池がBESTONのものなのかチェックする必要がありそうだ。
『レンズ設計工学』『レンズのしくみ』中川治平著 ― 2025年04月01日 00時00分00秒
今日は4月1日なのだが、このブログではエイプリルフールはずっとやっていないので、嘘偽り無しの記事でいこう。実は「トランプ大統領が米国内で発売の交換レンズに絞り輪を義務づける大統領令に署名、従わないと100%の関税」とか考えたけど面白くないので却下だったりする。
さて、タイトルの『レンズ設計工学』『レンズのしくみ』中川治平著なのだが、以下の書籍だ。
レンズ設計工学
中川 治平(著)
東海大学出版部(東海大学出版会)
発行年月日:1986/08/31
ISBN-10:4486009436
ISBN-13:9784486009436
判型:A5
ページ数:213ページ
価格 ¥3,850(本体¥3,500)
版元の東海大学出版部に該当のページが見つからないのだが、まだ新本で手に入る本だ。なぜかヨドバシドットコムにいつも在庫複数があるようなので、ヨドバシドットコムで買った。送料無料で素早く到着。
どうして中川治平著の『レンズ設計工学』を買う気になったかというと、最近SG-imageなどの安価な新しいレンズのレンズ構成がシンプルなので、レンズ構成図を挙げることが多いのだが、よくわかっていないことがひとつ。
もうひとつは、最新のニッコール千夜一夜物語のニッコール千夜一夜物語 第九十三夜 Ai AF Zoom Nikkor 24-50mm F3.3-4.5Sでの佐藤治夫氏がいつにもまして詳しく書かれており、
それでは第1群、第2群それぞれの構成を少し見ておきましょう。第1群は凹凸凹凸4枚構成で、25-50mmと同様の構成にしました。広角超広角ズームレンズの1群の基本タイプは大きく分けて凸先行の凸凹凹凸構成と凹先行の凹凸凹凸構成の2タイプあります。この2タイプにはそれぞれ一長一短の特徴があります。私はフィルターサイズを極力抑えてダウンサイジングさせたかったので、中村さんが得意とした凹先行タイプを選択しました。もっと詳しく知りたい方は、是非ニッコール千夜一夜物語第五十五夜の「5,前玉の秘密」を読み返してください。さらに詳しく説明してあります。
とあり、ニッコール千夜一夜物語第五十五夜の「5,前玉の秘密」を見ると、
広角レンズの前玉(前群)には一般に2つのタイプが存在します。図2をご覧ください。1つは凸レンズ(正レンズ成分)から光学系が始まる「凸先行タイプ」です。そして、もう1つは凹レンズ(負レンズ成分)から始まる「凹先行タイプ」です。レンズに詳しい読者の皆さんは見覚えがあると思います。世界中の広角レンズから広角・標準ズームに至るまで、この2つのタイプに大別することができるのです。
読者の皆さんにはこの2つのタイプの広角レンズがランダムに混在するように感じるでしょう。しかし面白いことに、画角2ω=100°を越える辺りから前玉(前群)の様子が一変します。どのメーカーの超広角レンズも凹先行タイプとなり、凸先行タイプのレンズがほとんど無くなります。それはなぜなのでしょうか?その秘密は東海大学出版会から出版されている「レンズ設計工学/中川治平著」のP119に詳しく述べられています。その秘密は図2に示した2つのタイプにおける光線の屈折の振る舞いを観察することで理解ができます。
「その秘密は東海大学出版会から出版されている「レンズ設計工学/中川治平著」のP119に詳しく述べられています」なんて書いてあって、検索したらヨドバシドットコムに「在庫あり」なんてあったら、反射的にクリックしてるでしょう、これは。もう避けられない(笑)。
レンズ設計工学 [単行本](yodobashi.com)
ちなみに、東海大学出版会は1962年に設立され、2014年4月 に「東海大学出版会」を「東海大学出版部」へ名称を変更している。そのため、「レンズ設計工学/中川治平著」は、1986年の第1版第1刷は、「東海大学出版会」だが、私が買った2014年8月20日第1版第5刷では、「東海大学出版部」になっている。大学から独立した出版会から大学の一部門になったのだろう。大学出版部協会も2020年に脱退しているようだ。
ついでに書くが、東海大学創立者の松前重義著の『二等兵記』を読みたいのだが、古本しかないようで、東海大学出版部は『二等兵記 付記 召集事件の背景』(東海大学出版会、1977年)をちゃんと復刊というか重版してほしい。松前重義氏は、東北帝国大学出身の逓信省官僚で勅任官であるのに、日米開戦後に日本の生産力はアメリカ合衆国に遠く及ばない現実を各方面へ報告したことから、二等兵として召集されて1944年(昭和19年)に南方戦線へ送られたという経歴の持ち主なのだ。それが書かれているのが『二等兵記』なのだ。ほかにも『死地に追いやられた二等兵の手記』(旺文社、1957年)、『その後の二等兵』(東海大学出版会、1971年)などがある。松前重義氏は、1932年(昭和7年)に「無装荷ケーブル通信方式」を完成させた人でもある。
話はそれたが、もうひとつの本は、中川治平著『レンズのしくみ』だ。
『レンズのしくみ』
中川 治平(著)
ナツメ社
発行年月日:2010/08/10
ISBN-10:4816349383
ISBN-13:9784816349386
判型:B6
ページ数:227ページ
価格 本体¥1,380 + 税
こちらは新本で手に入らなかったので古本で手に入れた。『レンズ設計工学』よりも新しいレンズについての説明があるとのことなので、買った。
ということで、ニッコール千夜一夜物語 第九十三夜 Ai AF Zoom Nikkor 24-50mm F3.3-4.5Sも、中川治平著『レンズ設計工学』『レンズのしくみ』も項を改めて書きたい。今宵はここまでに致しとうござりまする(古)。
写真は、中川治平著『レンズ設計工学』(右)、中川治平著『レンズのしくみ』(左)だ。
フォト工房キィートスがユー・シー・エスへ事業譲渡 ― 2025年03月31日 00時00分00秒
ニコンOBが運営していてニコン製品の修理やオーバーホールに定評のある有限会社フォト工房キィートスが、2025年4月1日をもって、全事業を株式会社ユー・シー・エス(本社:千葉県習志野市、代表取締役社長 中島一憲)へ譲渡することとなったそうだ。
http://photo-kiitos.co.jp/
事業譲渡に関するお知らせ
~長年培ったカメラ修理技術を未来へ~
このたび、有限会社フォト工房キィートス(本社:東京都品川区、代表取締役 國井猛、長谷川勝)は、2025年4月1日をもって、全事業を株式会社ユー・シー・エス(本社:千葉県習志野市、代表取締役社長 中島一憲)へ譲渡することとなりましたので、お知らせいたします。
当社は、1998年の設立以来、ニコン製カメラおよびレンズの修理・オーバーホールを専門に手掛け、多くのお客様に高品質な修理サービスを提供してまいりました。しかしながら、カメラ市場の変化や技術者の高齢化に伴い、長年培ってきた技術を未来へと引き継ぐためには、新たな環境での事業継続が必要であると判断いたしました。
今回の事業譲渡により、当社のブランドおよび技術は、カメラのキタムラを運営するキタムラ・ホールディングスグループ(以下、KHDグループ)傘下のカメラ修理専門会社である株式会社ユー・シー・エス(以下、U.C.S.)へ移管され、今後の修理業務を担うこととなります。これにより、当社の技術が継承・発展し、より多くのカメラユーザーに修理サービスを提供できる体制が整います。
お客様へのご案内
2025年4月1日以降もU.C.Sにて引き続きニコン製カメラのキィートス修理を受け付けいたします。修理のご依頼やお問い合わせにつきましては、以下の新しい窓口をご利用ください。
<修理に関するお問い合わせ>
株式会社ユー・シー・エス キィートス修理受付窓口
住所:東京都品川区西大井1-8-1 西大井舘野ビル2F
(以下略)
U.C.Sは、カメラのキタムラの傘下のようだ。
会社は変わっても、キィートスの技術や精神が受け継がれるといいのだが……。
私達はニコンカメラ・レンズを専門に修理・オーバーホールを行っています。
㈱ニコンにて40年に亘り修理・オーバーホールを担当してきた経験をもとに、総勢7名の技術スタッフがニコンS型からニコンF5までのフイルムカメラを幅広く修理を行っています。
長年ニコンでカメラ修理を担当していた2名で会社を興し、お世話になった皆様への感謝の気持ちを表す言葉として、フィンランド語の「Kiitos:ありがとう」を社名としました。
ニコンの製品をご愛用されているお客様に、私達の技術が少しでもお役に立てるよう日々努力しています。
カメラやレンズがどんな状態であっても、とりあえずご相談下さい。ニコンカメラを知り尽くしたベテラン技術者達がサポート致します。
写真は記事とは関係ない。
近鉄名古屋駅入口:Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB(5950K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、Jpegをリサイズのみ
近鉄名古屋駅の入口を撮っていたら、なぜか邪魔するようにパトカーが通り過ぎる(泣)。わざとじゃないと思うけど。
近鉄特急も「ひのとり」は人気でなかなか切符が取れないと名古屋の人に聞いた。久々に近鉄特急で大阪に行きたいのだが、関東から名古屋まで新幹線で名古屋から近鉄特急に乗るとあまりお得ではない。名古屋から大阪なら近鉄特急の方が新幹線よりもお得(※)。となると出張で名古屋に行ったときに近鉄で大阪に行けばいいのか。そのうち企画したい。ああ、でもいま大阪はミャクミャクが実行支配しているからそれが終わってからにしよう。
※【追記】
執筆時現在で
東京-新大阪 新幹線のぞみ普通車指定席 14,920円
東京-名古屋 新幹線のぞみ普通車指定席 11,500円
名古屋-大阪難波 近鉄特急ひのとりレギュラー車両 4,990円
名古屋-新大阪 新幹線のぞみ普通車指定席 6,880円
のようだ、なお、新大阪となんばのあいだは大阪メトロで290円だ。
シグマ光機の「OPMA」と「KOPMA」のぬいぐるみストラップをもらった ― 2025年03月25日 00時00分01秒
フィルムカメラ用に設計された対称型広角レンズ(Biogonなど)を、デジタルカメラで使うと、デジタルカメラのセンサー前のカバーガラスやローパスフィルターによって像面湾曲が生じる話はかなり有名になってきた。
ニッコール千夜一夜物語
第七十七夜 NIKKOR-S 50mmF1.4ローパスフィルターと光学性能の項参照。
ニッコール千夜一夜物語 第七十七夜 NIKKOR-S 50mmF1.4に見るローパスフィルターと光学性能 ― 2021年04月03日
ミラーレスカメラにフィルム時代のレンズを使う場合の留意点 (レンズ豆(マニアックカメラ講座))
旧ビオゴンレンズの性能改善・・手軽に周辺解像度Up!!(レンズ豆(マニアックカメラ講座))参照。
それで、Carl Zeiss のCONTAX G用Biogon T* 21mm F2.8とBiogon T* 28mm F2.8の2本のレンズには、レンズの前に球面平凸レンズを装着することで、センサー前ガラスによる像面湾曲を打ち消して使っている。
Nikon Z6作例1(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月13日
その平凸レンズとは、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)だ。
このシグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)を2つ買って、それぞれステップアップリングやステップダウンリングなどにはさんでBiogon T* 21mm F2.8とBiogon T* 28mm F2.8に装着している。
シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)購入以来、ずっとシグマ光機からはメールマガジンが届いていたのだが、先日ふとみるとノベルティグッズが当たると書かれていたので申し込んでみた。それが当選して届いたわけだ。
届いたのは、「OPMA」と「KOPMA」のぬいぐるみストラップだ(写真参照)。しかも、2025年版の「OPMA」と「KOPMA」のぬいぐるみストラップに加えて2024年版の「OPMA」と「KOPMA」のぬいぐるみストラップも一緒に送ってくれた。なんという太っ腹。いや余ってて困ってt(・_*\バキッ
シグマ光機 グローバルキャラクター紹介
シグマ光機さん、ありがとう!よーし、またBiogon買って球面平凸レンズ注文するかぁ(←アブナイ)。
Lens Impression! コシナ Carl Zeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM(豊田慶記氏) ― 2025年03月18日 00時00分00秒
先日、COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VMつながりで、コシナのCarl Zeiss C Biogon T* 2,8/35 ZMが気になりだしたが(COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VM、3月発売予定 ― 2025年03月10日参照)、最近のレビューで写真家の豊田慶記氏のC Biogon T* 2,8/35 ZMのレビューを見つけた。
Lens Impression! コシナ Carl Zeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM(豊田慶記 Webカメラマン2024-12-26)
レンズの質感は素晴らしく、触れていたい感高め。カラバリはブラックと今回のシルバーの2色展開。実に悩ましいですが、既にZMレンズを持っている場合は色分けすることでレンズ選びの際の視認性を上げるもよし。敢えての同色とすることでの偶然性を重視するもよし、で正解はありません。残念ながらどちらも大変に見目麗しいので、情熱に任せて選びましょう。
近接性は例によって70cmとスパルタンなので、ヘリコイドアダプターと組み合わせるのがよろしいかと思います。
C Biogon T* 2,8/35 ZMの最短撮影距離は70cmか。これは以前買ったLomo LC-A Minitar-1 2.8/32 Mマウント&ミラーレスマウントアダプターのクローズアップマウントアダプターが活きてくるな(←アブナイ)。
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens + Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター ― 2023年12月26日参照。
歪曲はほぼナシ。現着後、撮り始めて5分以内のカット。「それにしても随分写るな、、、」と感じた辺りで「この写り、コンタックスG1のどれかのレンズで撮った時のヌケ感と似てるような?」と。ただ20年以上も前の記憶を頼りにしているので自信はナシ。
(略)
息を呑むって言えば良いのかな? PCでのチェック時に思わず身を乗り出してしまいました。撮影距離や絞り値を問わず素晴らしい描写力は旧年中に紹介したディスタゴンと通じるものがありますが、周辺部については先日紹介したディスタゴンの方が全然上。周辺部がキリッと写ってなきゃヤダって人は、肚を括ってディスタゴンにしましょう。
中央部はドキッとするくらいにキレが良く、開放絞りからガシガシ使えます、というか使いました。夏の光、と言っても近年だと5月末くらいから夏っぽさありますので、GW開けくらいからのピーカンの日では1段絞った方がスッキリするけれど、それ以外の季節や天気なら開放絞りを楽しみたくなります。
なので「そろそろ絞るか?」と思ったら夏到来かと…。
ええやん、ええやん。C Biogon T* 2,8/35 ZMいいなぁ。ヨドバシカメラでC Biogon T* 2.8/35 ZMを見てみたら、¥85,500(税込)なのだが、
こちらの商品の次回入荷は2025年3月下旬頃を予定しております。入荷後直ちにお届けいたします。
らしい。おお、ちゃんとまだ作っているのね。
カール ツァイス Carl Zeiss
C Biogon T* 2.8/35 ZM [C ビオゴン 35mm/F2.8 ZMマウント ブラック](yodobashi.com)
Biogon T* 2.0/35 ZMの方を見てみると、
こちらの商品の次回入荷は2025年7月下旬頃を予定しております。入荷後直ちにお届けいたします。
と、さらに先の納期になっている。こっちもまだ作っているのね。ちょっと安心した。Biogon T* 2.0/35 ZMはヨドバシで¥94,440(税込)。
カール ツァイス Carl Zeiss
Biogon T* 2.0/35 ZM [ビオゴン 35mm/F2.0 ZMマウント ブラック](yodobashi.com)
この辺のZMレンズは中古と新品の価格が近いので、買うのなら新品がいいな(←かなりアブナイ)。
ということで、C Biogon T*2,8/35 ZM(コシナ)から、C Biogon T* 2.8/35 ZMのレンズ構成図を貼っておく。
Biogon T*2/35 ZM(コシナ)からも、Biogon T* 2/35 ZMのレンズ構成図を貼っておく。
三福電気商会(名古屋市中村区名楽町):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/40秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(6450K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:スタンダード、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegをリサイズのみ
三福電気商会はもう営業していない感じだが、人の出入りはある感じ。背中合わせに「愛電館やまざき」というPanasonicの電気屋さんがあり、外からは建物は一体のようにみえる。三福電気商会は三菱電機ストアで愛電館やまざきはPanasonicストアで、おなじ経営者が一つの建物の両側で経営していたのだろうか。それとも変則長屋でたまたま同じ業種が入っていただけなのかなんだか気になる。一つの建物に見えるだけで、実は二つの建物がくっついて建っているだけなのかもしれない。
それにしてもSG-image 18mm F6.3 ってなんだかシャープでしょ。なんにもシャープネスとかコントラストとかいじってなくてこれなんだよね。
最近のコメント