切り貼りデジカメ実験室【第4回】E-420+パンケーキレンズを準標準レンズにする(デジカメWatch)2008年07月04日 00時00分00秒

Nikon F3 + Ai Nikkor 45mm F2.8S

切り貼りデジカメ実験室の第4回は、「E-420+パンケーキレンズを準標準レンズにする」だ。

このE-420は、フォーサーズには全然興味のない私でさえそそる大きさやデザインだ。それにパンケーキレンズ。そそるなぁ。

コンパクトな一眼レフに薄型のパンケーキレンズの組み合わせは、実用性以上に、その独自のカッコ良さに思わず惚れ込んでしまう魅力がある。また「単焦点レンズ1本だけで何でも撮ってやろう」とする意気込みは、刀1本だけで戦い抜く武士のようで、そんな自分にも思わず酔っ払ってしまうのだ(笑)

うーん、ニコンのカメラにAi Nikkor 45mm F2.8Pを付けても刀1本だけで戦い抜く武士の気分にはならないなぁ(笑)。私の場合、Ai Nikkor 45mm F2.8Pは、GR DIGITALだけじゃ嫌でフィルムで撮りたいのだが荷物を増やしたくないときに付けていくレンズなのだ。でも広角で撮る可能性が高いときはAi Nikkor 20mm F2.8Sだけを持って行くし、天気が悪ければ現場監督28HG(28mm)だけを持って行くので、45mmの出番は少なかったりするのだが(苦笑)。パンケーキレンズも人それぞれの思い入れがあるのだなぁ。

そんなわけで、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8はパンケーキレンズとしては非常に魅力的なのだが、個人的に「50mm相当」という焦点距離だけがどうにも惜しいのだ。

さて、前置きが長くなって恐縮だが、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8の焦点距離を自分好みの「40mm相当レンズ」にする切り貼り=ブリコラージュを考えてみたので、以下紹介していこう。

たしかに、広角ないし準標準レンズのパンケーキレンズの方が個人的にはありがたい。

そして、今回のテストは、不可逆な改造(笑)ではないので好ましい。ステップダウンリングにリコーのワイドコンバージョンレンズワイコンDW-4(GX8用)とGW-1(GR DIGITAL用)とを付けるだけだ。前回の改造はカメラの鏡筒をばっさりのこぎりで切っていたのでちょっとついて行けなかった(笑)。

Caplio GX8専用ワイコンDW-4とZUIKO DIGITAL 25mm F2.8の組み合わせが結構よさそうですな。しかし、作例を見るとレンズ単独の50mm相当時とGW-4装着時の40mm相当時の画角があんまり変わらない感じがするのが気になる。GW-1装着時の37.5mm相当の方はワイドになっているのが分かるのだが。作例の手前が空き地なのでわかりにくいだけだろうか。

こんな遊びができるのもフォーマットの小さいデジタル一眼レフの楽しみのひとつだなぁ。フィルムだと結果が出るのに時間が掛かるし、フォーマットが大きいと小さなワイコンではケラレてしまってGW-1とか使えなさそうだし。ただ、私は一眼レフのファインダーピントの見え方と広角単焦点レンズに拘りたいので、ちょっとフォーサーズには踏み込めないのだ。


写真は記事とはあんまり関係ないかも(笑)。
Nikon F3 + Ai Nikkor 45mm F2.8S

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