ボディ内AFモーター用ニッコールレンズをソニーEマウントでAFできるアダプターMonsterAdapter LA-FE2発売2024年02月03日 00時00分00秒

特急しおさい(JR東日本255系、津田沼駅):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F8 絞り優先AE、1/200秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(4920K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし

MonsterAdapter から、ボディ内AFモーター用ニッコールレンズをソニーEマウントでAFできるアダプターLA-FE2がついに発売とのことだ。
ついに登場!「Dタイプニッコール」でAFできるEマウントボディ用アダプター(デジカメWatch デジカメアイテム丼)

これは、ニコンのボディ内AFモーター用のAFレンズをソニーEマウントのデジタルミラーレスカメラでAF(オートフォーカス)できるというマウントアダプターだそうだ。

ニコン純正のマウントアダプターFTZやFTZ IIでは、レンズ内AFモーターのAF-SレンズやAF-IやAF-PレンズしかAFできず、ボディ内AFモーター用のたとえばAi AF NikkorレンズはAF不可能な仕様だった。それが、ソニーEマウントでAi AF NikkorレンズがAF可能になったのだ。

昨年11月の上野クラシックカメラ博に試作品が出されていて、一部の「インフルエンサー」には試作品が提供されていたらしい。

Monster Adaptarの日本代理店・焦点工房の直販サイトでは、LA-FE2は税込み62,820円となっている。
【先行予約】MonsterAdapter LA-FE2(ニコンFマウントレンズ → ソニーEマウント変換)電子マウントアダプター AE/AF撮影可能
これはうらやましい。ニコンのカメラにニコンのレンズを付けてもAFできない組み合わせが山のようにあるのに、ソニーのカメラだとAFできてしまう悲しさ。ニコンもいい加減ボディ内AFモーター用レンズでAFできる純正アダプター発売しなさいよ。古くからのユーザーをいじめてソニーへ追いやって何が楽しいんだ?

ということで、またもやソニーEマウントが羨ましくなってきたぞ(泣)。

ちなみに、ついに登場!「Dタイプニッコール」でAFできるEマウントボディ用アダプター(デジカメWatch デジカメアイテム丼)の記事タイトルが一部Twitterで炎上気味で、"「Dタイプニッコール」でAFできる"って不正確だろうと言われていた。

Dタイプニッコールレンズって、距離情報をボディに伝達できるレンズを指すので、レンズにAF用モーターを内蔵しているしていないは関係ない。だから、私が愛用しているAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、距離情報を伝えるDタイプではあるがAFモーターは内蔵していないからFTZやFTZ IIではAF不可能だが、AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF)だとレンズ内AFモーターが内蔵されているのでFTZやFTZ IIではAF可能だ。Dタイプかどうかではなく、レンズ内にAFモーターがあるかどうかが問題なのだ。

ただ、レンズ内にAFモーターがあっても、Nikon F3AF用のAI AF Nikkor 80mm F2.8SとAI AF Nikkor ED 200mm F3.5Sの2本はその後のAF-IやAF-SやAF-Pと信号ピンが違うので別扱い。TC-16(S)も同様。

あと、Gタイプだからって全部がAFモーター内蔵のAF-Sというわけでもない。私がずっと買うのを躊躇しているAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDは、GタイプなのにAF-Sではない。だからFTZやFTZ IIでニコンZボディに付けてもAFできない。ずっとAF-S化されないかなと待っているうちにAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDが発売されてしまったので、AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDはボディ内AFモーター用のまま終わってしまった。

ということで、ニコンはややこしいレンズ体系を作った罪滅ぼしで、過去のAFレンズのほとんどがAFできるようにボディ内AFモーター対応のZボディ用マウントアダプターをはやく出すのだ。このままだとどんどんソニーEマウントに流れて行くゾ。どうせ古いAFレンズでAFできても、結局はシャープなNIKKOR Z買う羽目になるのだ。まずはZマウントボディを買わせるようにしないと。

【関連】
ニコンZfを2023年10月に発売、「新AFマウントアダプター」に期待 ― 2023年09月21日

【関連追記】
まさに怪物級のアダプター(カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch、飯田ともき 2024年2月2日 06:00)

【さらに関連追記:2024年2月10日】
MonsterAdapter、ニコンF→ソニーEの電子マウントアダプターを発売。カプラー方式のAFに対応(デジカメWatch 2024年2月9日 16:04)
こちらの記事は、「Dタイプ」ではなく、「カプラー方式のAF」と正しく書かれている。
【さらに関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
特急しおさい(JR東日本255系、津田沼駅):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F8 絞り優先AE、1/200秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(4920K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし

電車の左後ろに写っている「高山写真館」には今回も寄れなかった。そのうち寄りたい。

関東地方大雪2024年02月05日 00時00分00秒

ハニワニワのネコ避け超音波発生器の雪:Nikon Z6、Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、F2.5開放 絞り優先AE、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 18000)、AWB(2800K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、マウントアダプターNikon FTZ、Kenko L37 Super PRO、専用角形フード

予報通り関東地方南部も大雪です。ハニワニワもこんな感じです(泣)。

明日の朝はどうなるんでしょう?雪がちょっとべちゃべちゃしてきているのがせめてもの救いなんでしょうか。

現場からは以上です。


ハニワニワのネコ避け超音波発生器の雪:Nikon Z6、Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、F2.5開放 絞り優先AE、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 18000)、AWB(2800K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、マウントアダプターNikon FTZ、Kenko L37 Super PRO、専用角形フード

Blueskyのアカウントを作りました2024年02月08日 00時00分00秒

日本基督教団横浜指路教会(横浜市中区尾上町):Nikon Z6、NIKKOR ZNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、絞り優先AE(F8)、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5240K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Nikon HN-35フード(Ai Nikkor 45mm F2.8P専用フジツボ形フード)

なんかTwitter(X)でフォローしている人が一斉にBlueskyのアカウントを作り出したので、私もBlueskyアカウントを作ってみた。
@haniwajapan.bsky.social
がそれだ。

Twitter(X)は、アカウントにログインした状態でないとちゃんと見られなくなっていて、なにかを告知する場所としては不適切になってしまっている。

また、タイムラインも皆が願う、「フォローしている人のみを時間順に見たい」ということが一向に実現されず、イーロン・マスクが人々の内面まで支配したいんじゃないかと思うようにまでなってきた。差別や誹謗中傷に対するTwitter(X)の対応も、イーロン・マスクが掌握してからは消極的になっている。

さらに、ある人が連投した場合に、その元ツイートについたレスが延々と間に入って連投が順に追えない場合も多い。

BlueskyがTwitter(X)の代わりになるのかはまだわからないが、ログインしなくても見られるとか時間順にみたい場合には見られるようになっているといいなぁ。あと差別や誹謗中傷に以前のTwitterぐらいには対応して欲しい。


写真は記事とは関係ない。
日本基督教団横浜指路教会(横浜市中区尾上町):Nikon Z6、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、絞り優先AE(F8)、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5240K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Nikon HN-35フード(Ai Nikkor 45mm F2.8P専用フジツボ形フード)

どうも細かいものの解像がイマイチだと思っているNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)だが、F8に絞るとまあ普通という感じにはなる。でもぱっと見ても、細部も「うーん、これはシャープだなぁ(惚れ惚れ)」とまではいかない。自分の気に入っている他のレンズと何が違うんだろう。GR Digital初代なんか、あきらかに画素数もこれよりも少ないのに、みな絶賛していたし自分もあの描写は好きだった。謎だ。

最近、田中長徳氏の『東京ニコン日記』を古本で買った。発売された当時、なんか高いし(1998年に3600円+税)、写真が小さい(新書版)ので敬遠していたのだった。そんなに傷んでいない本がほぼ当時の価格でネット古書店に出ていたので買った(いまだと下手すると10kぐらいするものがある)。後ろ玉が出ていてミラーアップして装着するFマウントのNIKKOR-O 2.1cm F4の作品が多いが、28mmの作品も結構あるので、刺激を受けてもう少しNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)を使ってみる。NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は軽いので腰にもよい(泣)。

タミヤ モデルクリーニングブラシ(静電気防止タイプ)2024年02月11日 00時00分00秒

タミヤ モデルクリーニングブラシ(静電気防止タイプ)

デジカメWatchの岡嶋和幸の「あとで買う」987点目:商品撮影時のクリーニングに便利なブラシ(2024年1月12日 07:00)で紹介されていた タミヤ「モデルクリーニングブラシ」(静電気防止タイプ) を買ってみた。

KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター グリス交換 ― 2023年12月31日 Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)の写真でZ6のトップや特にアクセサリーシューに埃がたくさん付いてるのが自分で気になっていたので、これは買わねばと思った(面倒なので撮り直しはしない)。

この”岡嶋和幸の「あとで買う」”の記事公開直後は売り切れが続出していたが、1月下旬にはヨドバシドットコムでも買えるようになっていた。ヨドバシドットコムで1,580円(税込)だった。

普通に埃を払うブラシとして使えばよいのだが、注意点があるので転載しておく。

TAMIYA CRAFT TOOLS
MODEL CLEANING BRUSH
タミヤ・クラフトツール (ANTI-STATIC)
モデルクリーニングブラシ (静電気防止タイプ)

△使用上の注意
●塗装作業には使用しないでください。 宝飾品や貴重品には使用しないでください。●ブラシについたホコリやゴミは、こまめに取り除いてください。 ホコリやゴミが付いたブラシを使用すると、傷つきの原因になることがあります。 ●塗装面や繊細なモデルに使用するときは、慎重に作業してください。 乱暴に作業すると、塗装面が傷ついたりパーツが破損する恐れがあります。 ●除電ブラシは繊維が折れ曲がりやすいので丁寧に扱ってください。

△CAUTIONS※
Not suitable for painting. Do not use on jewelry or precious goods. Periodically remove dust from brush. Dirty brush may damage surfaces. Gently wipe off painted or detailed models. Otherwise, damage or scratches may be found after wiping. Use carefully, as anti-static bristles are easily deformed.

ブラシのお手入れ
ブラシが汚れた時は、まずキャップをはずし、 中性洗剤と水でやさしくもみ洗いしてください。 洗浄後は布などで水分を軽く拭き取り、ブラシの形を指で整えます。 除電ブラシが下になるように吊して陰干しし、乾燥させた後にキャップをはめてください。 有機溶剤、漂白剤、石けんは使わないでください。

Maintaining brush
Remove cap first then gently wash dirty brush with detergent and water. Remove moisture with cloth and arrange the shape of brush tip. Hang dry in a cool and shaded area with brush head pointing down and close cap after the head has dried. Do not use organic solvent, bleaching powder or soap.

■保管方法
ご使用後はキャップをはめ、キャップ側を下にしてブラシを立てて保管してください。 長期間保管する時は、穂先カバーを除電ブラシに装着してください。

Storing brush
Tighten cap and stand brush with the cap side pointing down. Attach tip cover to anti-static brush for long storage periods.

※引用者註:当記事公開当初”ACAUTIONS”となっていたが、OCRソフトが△の中に!が入っているマークを”A”と認識したためであった。訂正します。

「宝飾品や貴重品には使用しないでください」とあるため、カメラやレンズのボディ・鏡筒のみに使用し、光学系には使わないようにしている。具体的には狭義のレンズ部分・フィルター・接眼光学系などにはブラシがあたらないように気をつけている。

使った感じでは、静電気防止がよく効いて埃が落ちやすいし、払った後もしばらくは埃の再付着がしにくい感じ。ブログ等にプラモデルなどを掲載する人だけでなく、カメラやレンズそのものの写真を掲載する人にもお勧めのブラシである。

最初から付いている台形の穂先カバーや説明書きのある台紙は捨てないように気をつけたい。

【追記】
注意書きで気になるのは、「塗装作業には使用しないでください」の部分。塗装するときこそ埃を払いたいはず。ヨドバシドットコムのタミヤ TAMIYA 74078 [モデリングブラシ 静電気防止]のレビューを見ると、塗装前に使っている人がたくさんいて、特に問題も無いようなのだが、どうして「塗装作業には使用しないでください」なのか、「塗装作業」とはどういう意味なのか、大菩薩峠に1ヶ月ほど合宿して問いただしたい気持ちだ。もしかして、塗装前に埃を払うことではなくて、このブラシを塗装用のブラシとして使うこと(このブラシに直接塗料を付けて塗ること)をやめろと言っているのだろうか。もっとわかりやすく書けと大菩薩峠(以下略)。
【追記ここまで】

TECSUN PL-380(LW・MW・SW・FMラジオ)2024年02月16日 00時00分00秒

【写真】TECSUN PL-380 FM stereo / SW / MW / LW DSP RECEIVER:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S)、F8 絞り優先AE、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 6400)、AWB(4820K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、FTZマウントアダプター、フードなし、フィルターなし

またまたラジオネタだ。カメラネタでなくてすまん。

TECSUNという中国企業のラジオPL-380という機種を買った。値段は送料込みで5,980円(税込)だった。このラジオは、AMの長波(LW)、中波(MW)、短波(SW)とFM(ステレオ)が聴けるラジオだ。

FM: 64-108 MHz(76-108MHz、87-108MHz切り替え可能)
LW: 153-513 kHz
MW (AM): 520-1710 kHz
SW: 2300-21950 kHz(SSB不可)

SONYのICF-SW7600GRを持っているのにPL-380を買ったのは、ICF-SW7600GRは、質量が約608g(乾電池含む)でやや重く、BCLそのものが目的でない外出時にはもう少し軽くてコンパクトなラジオがほしかったのだ。

通勤用カードサイズラジオのICF-R350ICF-R354Mでも夜間は十分に遠方のAM局(MW)が聴けるのでそれで十分じゃないかとは思う。質量は74g(NiMH電池含む)だし。

それでもスピーカーで大きく鳴らしたいとか、短波も聴きたいとか理由を付けてPL-380(エネループ単3形3本込みで実測279g)を買ってみた。

TECSUNには、PL-310ETPL-330PL-660といった似たようなラインナップがあり、それらと比較してPL-380を買った。

PL-310ETは、PL-380よりも後に出た機種で、外部アンテナ端子があったりするのだが、PL-380の方がやや安いことと、PL310ETはソフトミュートが掛かるために、本当に微弱な電波の場合にはミュートのないPL-380の方が聞こえるとの評があったからだ。

PL-330は、同期検波があったり、SSBが再生できたりしてより本格派なのだが、1万円近くするし、なによりも電池が単3形ではなく、BL-5C充電池(交換可)なので、ちょっと避けたい。
【追記:2024年2月17日】電池がBL-5C充電池であることが気にならないのであれば、このPL-330がベストバイかもしれない。1万円弱で210g(電池含むか不明)で、SSBも同期検波も外部アンテナ端子もある。日常使いならBL-5Cは問題にならないが、正月の能登地震を見た後だと単3形とか単4形の電池が使えるものを選びたくなる。ICF-SW7600GRを持っていなければ、このPL-330を買ったかもしれない。【追記ここまで】

PL-660は、AIRバンド(118-137 MHz)まで聴けてしまうのだが、1万円台後半2万円近くするし、電池無しで470gもする。必要なのは単3形4本だ。そうなるとエネループ単3形1本が約27gなので、合計578gとなり、ICF-SW7600GRの608gと大して変わらなくなる。重たい。

ということで6千円弱で実測279gのPL-380を買った。楽天で愛知県一宮市にある会社から買ったが、「あす楽」で翌日には届いた。同じ業者がAmazonにも出店していたが、Amazonは混合在庫なので、この会社が納品した商品が届くとは限らないので、この会社から発送される楽天の方で買った。日本語の使用マニュアルのコピーが同梱されていた。販売店のウォーターマーク入りのコピーだ。あと、ケースは黒のビニル製のジッパの着いたケースが写真に出ていることが多いが、ブラウンの巾着形ケースが付属していた。端っこにTECSUNのタグが付いている。
【追記:2024年2月17日】PL-380などTECSUNのラジオはAliExpressでも買えるのでそちらも検討してみたが、なぜかAliExpressでは安くても8k円弱するので、春節で届くのに時間が掛かることもあり、日本語マニュアル付きで国内在庫がすぐに届き6k円弱の愛知県の業者から購入した。【追記ここまで】

使い方は少し癖があるが、マニュアルを見れば大体わかる。日本語のマニュアルはネット上には見つからないが、英語版だと見つかるので、買う前に説明書を見たい方は検索してみてくだされ。なお、オーム電機のRAD-S800NがPL-380のOEMらしいのでそのRAD-S800N使用説明書を見ると日本語でもわかるが、一部省略されているようでわからないところがある(たとえばタイマーでラジオを鳴らす場合に時間設定の方法は載っているのに、どのラジオ局を鳴らすのかはRAD-S800Nの説明書には書いていない)ので、PL-380の英語版マニュアルか、日本語マニュアル同梱の会社から買うのがよいと思う。
【追記:2024年2月17日】
PL-380英語版マニュアルはhttps://www.manualslib.com/manual/733310/Tecsun-Pl-380.htmlの”Download this manual”からダウンロードしたものがよいかもしれない。一応自己責任でお願いします。また、https://www.nikom.biz/pic_info/A559014/380_eng.pdfからも直接PDFがダウンロードできるが、nikom.bizがロシアの会社らしく(https://www.nikom.biz/)、Whoisでもnikom.bizの情報がプライバシーのため秘匿されているのでハイパーリンクはしないでおく。どちらもダウンロードされたものは同じPDFであった。ダウンロードは自己責任でお願いします。というかTECSUNのサイトに使用説明書置いとけよヽ(`Д´)ノ【追記ここまで】

肝心の性能だが、DSPなので感度がよい。MWやSWに関してはICF-SW7600GRの方が若干感度がいいように思うが、FMの感度はPL-380の方が少しよいと思う。LWは聞こえる放送局がないのでわからない。ロシアがLW放送をやめてしまったので、聞こえるとすればモンゴルの長波局なのだろうがまだ聞こえたことがない。
【追記:2024年2月17日】モンゴルの長波ラジオによると、164kHz、209kHz、227kHzがモンゴルから送信されているようだ。ヨーロッパだとイギリスのBBC radio4が198kHzで送信していて彼の地ではよく聞えるようだ。たとえば、オランダのUniversity of TwenteのWide-band WebSDR参照(オランダのオーファーアイセル州のエンスヘデにあるトゥウェンテ大学に設置された、Web に公開されている SDR 受信機を通じて受信できる)。【追記ここまで】

音質は直径50mm 500mW/16Ωの小型スピーカーにしてはよい方だと思う。MWのAMラジオを聞くには明瞭でよく聞き取れるような音質だ。こもっているという評もあったが、自分のPL-380はこもった感じはせず、明瞭に聞こえてよい感じだ。DSPなので帯域が調節できて、6、4、3、2、1kHz※から選択できる。1や2kHzだと明らかに音質が悪くなる。購入時は3kHzになっていたが、6kHzに変更した。普通に近隣のAM局を聞くには帯域を狭くする必要はないからだ。ほかに購入時はFMが76-108MHz、MWは9kHzステップに最初からなっていた。販売店が日本向けに調節してから出荷しているのかもしれない。※【追記:2024年2月24日】4kHzが抜けていた。すまん。【追記ここまで】

あと、ボタンを押したときにピッと鳴るのがデフォルトだが、なんかうるさいのでこれはOFFにした。

本体とケースと日本語マニュアルのほかに、クリップ式のアンテナ延長コードとステレオイヤホンと”USB type-Aオス←→Mini USB Type-Bオスのコード”と中国語の紙のマニュアルと中国語のクイックガイドと中国語の保証書が入っていた。

”USB type-Aオス←→Mini USB Type-Bオスのコード”は、PL-380はMini USB Type-Bの入力端子があり、5Vの入力でも動くかまたは内蔵の充電池を充電できるようだ。充電中はCHA ONとディスプレイに表示されて電池マークが下から上に進むようだ。いまのところエネループで使っていて、充電はエネループ用の充電器で充電しているのでこの機能は使っていない。

ということで泊まりがけでどこかに行くときはこのTECSUN PL-380はコンパクトで軽いので持って行きたい。

PL-380はボタンの押し心地が固いのが不満だと言われるが、それよりも私はボタンの表示の文字をもう少し見やすくしてほしい。小さくてもはっきりとわかる書体というものがあるので工夫してほしい。そういう書体まで気を配れるようになれば、もうどこの国の製品も太刀打ちできなくなると思う。あと少しだ。


【写真】TECSUN PL-380 FM stereo / SW / MW / LW DSP RECEIVER:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S)、F8 絞り優先AE、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 6400)、AWB(4820K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、FTZマウントアダプター、フードなし、フィルターなし

こういう撮影にはマイクロニッコールは最適ですな。ただ、レンズ情報をマクロアポランター使ったときのままにしていたので、135mm 開放F2.5でExifに記録されてしまった。ファインダー覗いてて手ぶれ補正がガクガクして変だなとは思ったが、レンズ情報変えるのを忘れていたとは気づかなかった。

手前はKodak PORTRA 400 135-36のパトローネ。大きさがわかるようにと思って置いたが、いまや35mmフィルムのパトローネ見たことない人の方が多いかも…。

【関連追記】
SONY ICF-R350(FM/AM・TVアナログ1-12ch)PLLシンセサーザーラジオ(現行品ICF-R351) ― 2008年12月04日
SONY ICF-SW7600GR北米仕様ゲット ― 2012年09月14日
↑なぜかICF-SW7600GRのときもKodak PORTRA 400を並べている。自分でもすっかり忘れていた。
ICF-SW7600GRで横浜の試合観戦しながら広島からの電波で聴く ― 2015年05月22日
SONY ICF-R350のイヤホンを修理に出した、が… ― 2016年09月23日
SONY ICF-R350の液晶画面が…、ICF-R354Mこんにちは ― 2018年04月24日
ICF-R354MK付属のACアダプタAC-ET603はICF-SW7600GRで使えなかった ― 2018年04月26日
SONY ICF-R354MとICF-R350の感度は同等だった ― 2018年05月21日
昼間から中波の遠距離局が聴こえる ― 2019年10月22日
CQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」を購入 ― 2020年12月28日

ニコンミュージアムの移転長期休館前に駆け込み2024年02月27日 00時00分00秒

NIKON MUSEUMグラス
NIKON MUSEUMグラス(Shinagawa 2015.10.17-2024.02.29と記載されている)

東京・品川のニコンミュージアムに行ってきた。ニコンミュージアムはニコンの創立100周年(1917-2017年)を記念して2015年に開設された。私はニコン製品をずっと愛用しているが、ニコンミュージアム開設当時は過去の製品との互換性についてどうもニコンに親しみを持てなくなっていた(互換性を切り捨てているのに都合のいいときだけ過去の製品を誇示しているように思えた)ので、ずっとミュージアムには行っていなかった。今回、ニコンの本社が東京都品川区西大井に移転するのにともなって長期休館するというので、CP+開催中にも拘わらずCP+には行かずにニコンミュージアムに行ってきた。
ニコンミュージアム

長期休館と企画展会期延長のお知らせ
ニコンミュージアムは、2024年に予定されているニコン新本社ビル(東京都品川区西大井)への移転に伴い、2024年3月1日(金)から長期休館いたします。

長期休館のお知らせ

また、開催中の企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」の会期を、2024年2月29日(木)まで延長いたします。

企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」

ニコンの歴代のカメラレンズをほぼ全て展示しているのではないだろうか。ただ、おもしろレンズ工房がどこに展示されているのかはみつけられなかった。

Nikon F3P + MD-4 + Ai zoom-NIKKOR 50~135mm F3.5S

そして、ただ展示しているだけでなく、ニコンF、F2、F3やFA、FE2などのマニュアルフォーカス一眼レフにマニュアルフォーカスのNIKKORレンズを装着したものを手に取って操作できるようになっているのがよかった。自分の持っているカメラや同種レンズの操作フィーリング(巻き上げやシャッターフィーリングやピントリングの重さやスムーズさなど)が比較できる。

ここに手に取って操作できるように展示されているマニュアルフォーカスのニッコールレンズは全体にピントリングは軽かった。軽いがスカスカというわけではなく、滑らかにグリスの感触はありつつも軽く回る感じ。たとえば、Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sは、このブログの読者の方から戴いたもので、戴いてすぐに当時受付中だった【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスに出してメンテナンスしてもらったものだ。しかし、このときに戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8Sは普通に重みのあるピントリングで、それは【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスから帰ってきても同じだった。メンテナンス時に元のピントリングの重さと変わらないようにしてくれているのかもしれないが。他に持っている望遠系のMFニッコールレンズもだいたい似たようなピントリングの重さだった。しかし、このニコンミュージアムで触れるMFニッコールレンズのピントリングは軽かったなぁ。
【関連】
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sを戴いた ― 2021年04月20日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス見積りが来た ― 2021年04月23日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス完了通知が来た ― 2021年07月19日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sは光学系がきれいになって戻ってきた ― 2021年07月21日
Nikon HN-13フードを米B&Hで購入 ― 2021年07月30日
B&Hの新品ニコンHN-13はまだニュージャージーに ― 2021年08月06日
Nikon HN-13フード到着 ― 2021年08月14日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8S作例その2 ― 2021年08月16日

壁から生えるNIKKORレンズ群(ニコンミュージアム)

あと、企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」もよかった。家族も一緒に行ったのだが、カメラやレンズに興味のない家族はここ写真展の方にずっといた。この写真展のおもしろいところは、その作品を撮ったレンズを作品の下のガラスケースに展示していることだ。しかも、Ai Nikkor 135mm F3.5のとなりにAi Nikkor 135mm F3.5Sを展示するという拘りよう。Ai-SレンズとAi(非S)レンズはほとんど光学系は同じはずなんだけれども厳密にはコーティングも含めて違うからね。

精機光学 SEIKI Canon + Nikkor 5cm F2(ニコンミュージアム)

ほかには、ニコンミュージアムに唯一展示されていると思われるキヤノンのカメラ、精機光学 SEIKI Canon + Nikkor 5cm F2。

最後に重要なことだが、アンケートに答えると1人1個NIKON MUSEUMグラスがもらえる(写真1番目2番目参照)。海外から来たと思われる人たちは知らずにそのまま帰っている人もいた。もったいない。家族には「これを複数もらいたかったから連れてきたな」と言われた(笑)。なお、NIKON MUSEUMグラスは耐熱ガラスではなく、電子レンジやオーブンでは使用できない。また食器洗い機は使用しないように箱に書いてある。

あと、アンケートの手前にニコンの現行品カタログがもらえるところもある。そこでFマウントNIKKORレンズカタログとZfcとZfのカタログを取っていたら、職員の人が寄ってきて「Would you like…envelope…」と声を掛けられた。アメリカ人だとバレたか(違)。

ということで、あまり内容は紹介できなかったが、ニコンミュージアムが長期休館に入るまで今日と明日28日(水)、29日(木)だけなので、もしお時間があれば是非どうぞ。NIKON MUSEUMグラスが待っています(笑)。

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