キヤノン「RF24-105mm F2.8 L IS USM」専用のパワーズームアダプター・PZ-E2 ― 2024年04月05日 09時32分44秒
珍しくキヤノンネタだ。キヤノンからRF24-105mm F2.8 L IS USM専用のパワーズームアダプター・PZ-E2 が発売されたそうだ。
交換レンズレビュー プロレベルの滑らかなズーム表現を後付けで実現 キヤノン「RF24-105mm F2.8 L IS USM」専用のパワーズームアダプター・PZ-E2(デジカメWatch)
キヤノンから発売された「パワーズームアダプター・PZ-E2」は、同社の交換レンズ「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」に装着して使う製品です。主に動画を撮る際に強力に役立ってくれるパワーズーム(いわゆる電動ズームとも)が、本製品を取り付けるだけで可能となります。
いいですな。パワーズームなんか使わないし要らないという人は買わなくていいし、いやパワーズームないと動画でスムーズにズーミングできないという人は後から付けられる。
RF24-105mm F2.8 L IS USM Z自体が、ヨドバシで495,000円(税込)もするし、現在決済確認後2か月の納期と書かれているし、パワーズームアダプター・PZ-E2もヨドバシで170,500円(税込)もするので、キヤノンユーザーでない私なんかには全然縁のないものだが、必要な人には買えない価格ではないだろうし、仕事で使うのなら安い道具の部類かもしれない。ちょっと羨ましい。
かつては、こういう後付けで無理矢理なんとかします系のアクセサリーはニコンが得意であったが、21世紀に入ってから全然そういうのがないよねぇ。マウントアダプターにしたって、ソニーはAFカップリング&絞り駆動レバー搭載のAマウントアダプターLA-EA5を発売しているが、ニコンのFTZやFTZ IIはカップリングAFどころかAi連動すらしないので非CPUレンズで絞り値がExifに書き込まれない。キヤノンやソニーにどんどん置いて行かれてまっせ(泣)。
ソニー、AFカップリング&絞り駆動レバー搭載のAマウントアダプター「LA-EA5」発売予定 ― 2020年09月04日参照
写真は記事とは関係ない。
富士山(東海道新幹線車窓から):OPPO Reno7 A(CPH2353)android13、焦点距離4.71mm(35mm判26mm相当)、プログラムAE(F1.7、1/652.7秒、ISO 88)、AWB、Gcam MGC_8.9.097_A11_V24_ENG(バージョン 8.9.097.540104718.33)、JPEGからりサイズのみ
このあいだ名古屋に行ったときに東海道新幹線のE席から撮影。無音カメラになるGoogleカメラを使用。いままでは末尾にawemeとあるものをインストールしていたのだが、V24に関しては不具合があるようなので、今回は末尾がENGとあるものをインストールしている。
MGC_8.9.097_A11_V24
なお、その後2024年2月28日に8.9の安定版V25がリリースされているので、これからOPPO Reno7 AにGoogleカメラをインストールする人はV25の方がいいと思う。
MGC_8.9.097_A11_V25
【追記】Googleカメラ(Gcam)の安定版は、Gcamのバージョン一覧GCam Port: BSG apksの中で太字になっているので、基本的に太字のバージョンの一番新しいものをインストールするとよい。自己責任でお願いします。【追記ここまで】
富士山の山頂が白飛びしているし、ちょっとコントラスト高すぎのような気もするが、これだけ写れば十分だろう。なお、Googleカメラは動画のように撮影したものを撮影直後に合成しているようなので、撮影後すぐにアプリをキルしてしまうと画像が保存されないことがある。撮影後はアプリはそのままにそっと閉じること。今までに何枚かそれで失われた写真がある(泣)。
話は変わるが、この撮影日だけは天気よかったが、それ以外は雨ばっかりですなぁ(泣)。
富士フイルム、135カラーネガフィルム「FUJIFILM 400」を「SUPERIA X-TRA 400」の代わりに国内導入 ― 2024年04月08日 00時00分00秒
富士フイルムは、135カラーネガフィルム「FUJIFILM 400」を「SUPERIA X-TRA 400」の代わりに国内導入することを発表した。
富士フイルム、135カラーネガフィルム「FUJIFILM 400」を国内導入
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は4月5日(金)、海外向けカラーネガフィルム「FUJIFILM 400」を国内導入すると発表した。
「フジカラーSUPERIA X-TRA 400」の在庫がなくなり次第、順次導入されるという。
FUJIFILM 400は、海外で流通しているネガフィルム。ナチュラルな色合いと滑らかな階調を特徴としている。サイズは135mmで36枚撮りのみ。価格はオープン。店頭予想価格は税込1,980円前後。
巷で話題になっているのが、このFUJIFILM 400がMade in U.S.A.でKodak製なのではないかということだ。どこ製でもよいのだが、中身がKodakだとなれば色合いも富士フイルムとが違う可能性があるので、そこが心配だ。というか、私は富士よりもコダック、コダックよりもコニカの色調の方が好きだったので、FUJIFILM 400がコダック調であっても困らないが。もし、コダック製造なのに富士フイルム調にチューンしてあるというのなら、それはそれで選択肢が増えてありがたい。
【追記:2024年4月12日】
FUJIFILM 400とULTRAMAX 400とを撮り比べた方がおられる。GIBSON SG@GIBSONSGSG2021さんで、話題のカラーネガフィルム「FUJIFILM 400」の比較検証!ULTRAMAXと撮り比べしてみた。で、「FUJIFILM 400=ULTRAMAX 400では無い」ことを検証されています。ということで、 FUJIFILM 400はKodak製ながらも富士フイルムの味付けのされたフィルムであるようだ。これは選択肢が増えてよいことですな。
【追記ここまで】
あと、店頭予想価格は税込1,980円前後というのも注目点ではないか。フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 135-36枚撮が、販売終了直前のヨドバシドットコムの価格で1,980円(税込)税込であったので、それを維持しているし、Kodak UltraMAX400 135 [35mmタイプ 36枚撮り]は同じくヨドバシドットコムで2,100円(税込)なので、それよりはFUJIFILM 400の方が安い。もしFUJIFILM 400の中身がKodak UltraMAX400 135だったら、同じものがブランド違いで値段が違ってお得ということになる。どっちが得かよーく考えてみよう(←若い人にはわからないネタ)。
ということで、最近全然フィルムで撮影できていないのだが、そろそろフィルムで撮影してみたい。期限切れフィルムが冷蔵庫で叛乱を起こしそうだ(泣)。
写真は記事とは関係ない。
【写真1】大岡川の桜(横浜市南区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、30mm、絞り優先AE(F8、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5240K)、マルチパターン測光、シングルポイントAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
弘明寺(ぐみょうじ)で花祭り(灌仏会)があるからと誘われて行ってきた。
【写真1】大岡川のものすごく狭い遊歩道(というのか)にたくさんの人が降りていた。押すなよ、絶対に押すなよ(泣)。 弘明寺では無料の甘茶が振る舞われていて戴いた。お釈迦様の小さな像に甘茶を掛けることもできるようになっていた(【写真2】)。高野山真言宗なので、「こうやくん」もいた。
【写真2】瑞應山 蓮華院 弘明寺(ぐみょうじ)(横浜市南区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、70mm、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4780K)、マルチパターン測光、シングルポイントAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真3】弘明寺(ぐみょうじ)商店街(横浜市南区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5150K)、マルチパターン測光、シングルポイントAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
弘明寺商店街の混み具合もすごかった(【写真3】)。以前あったカメラ屋さん(いずみカメラ店)はもうなかった(泣)。シミケア専科のお店(Baby face)になっていた。
【追記】はまれぽのコメントに寄れば、いずみカメラ店は、2016年5月31日閉店らしい(「弘明寺」でキニナルを検索した結果 はまっこ61号さんの投稿)。【追記ここまで】
【さらに追記】いずみカメラ店参考リンク:いずみカメラ店(うぇぶかにほん)【さらに追記ここまで】
NIKKOR-S Auto 5cm F2ゲット ― 2024年04月12日 00時00分00秒
NIKKOR-S Auto 5cm F2(No.543028)を手に入れた。実は去年の10月頃に横浜のカメラはスズキジョイナス店に寄ったときに買ったまま、なかなか作例が撮れないので報告が遅れていたのだった。
去年、カメラはスズキジョイナス店に寄った際に、NIKKOR-S Auto 5cm F2を見つけたが、Ai改造はされていないものだった。しかし、焦点工房のSHOTEN N.F-N.Zマウントアダプターだと、非Aiのレンズでも絞り輪の根元のスカートが当たらず、装着して使えるという話をどこかで見かけた記憶があり、また光学系も比較的きれいで10kを少し切る値段だったので買ってみた。
帰宅して、ニコンZ6にSHOTEN N.F-N.Zマウントアダプターを付けてそこにNIKKOR-S Auto 5cm F2を装着すると、少しきつめではあるが何の干渉もなく装着できた。
他方、FTZアダプターの方は、説明書にも「使用できないレンズおよびアクセサリー」として、「AI改造をしていないレンズ(AI方式以前の連動爪を使用するタイプ)」が挙っている。
マウントアダプター FTZ(主な仕様)
しかし、ダメ元でFTZにNIKKOR-S Auto 5cm F2を装着すると、スカートはFTZのマウント部分に被さるようになって、干渉していない感じ。そのまま規定位置までレンズを回そうとするとちょっときつい。しかし、ゆっくり力を加えながら回すと、すんなりとFTZに付いてしまった。もう一回外して付けてみても少しきついだけでNIKKOR-S Auto 5cm F2は最後まで装着できるようだった。むしろうちの場合はAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDをFTZに装着する場合がいちばんきつい。
どうやら非AiのNikkorレンズにもいろいろあって、絞り環のスカートが短めの場合には、Ai連動レバーと最小絞り検知レバーの2点をクリアできれば装着できるらしい。
ニコンFTZの場合は、Ai連動していないのでAi連動レバーそのものがなく、Ai連動レバーとの干渉はない。
またニコンFTZは最小絞り検知レバーが押込式なので、干渉した場合でも押し込まれるので問題ない。FTZとNIKKOR-S Auto 5cm F2(No.543028)のばあいだと、FTZの最小絞り検知レバーは当たっていない。最小絞り検知レバーとマウント座金外側のあいだの隙間にNIKKOR-S Auto 5cm F2の絞り環のスカートが入っている。
ということで、うちの場合、非AiのNIKKOR-S Auto 5cm F2(No.543028)がFTZ経由でZ6に装着できてしまった。FTZとSHOTEN N.F-N.Zマウントアダプターを使った場合の違いは、レンズの焦点距離と開放F値がExifに書き込まれるかどうかの違いだけだが(ボディ内手ぶれ補正やフォーカスピーキングなど他の機能は両者とも同じ)、まあ焦点距離は書き込まれた方が後々ありがたい。
このあたりの関係は、決定版(?) ニコンFマウント解説 (By キンタロウ)(3) レンズ絞りリング後部(スカート部)とカメラ側マウント部周辺の干渉に詳しい。
シリアルナンバーのNo.543028は、Nikon Lens Versions and Serial Nosの情報によると、1960年から1963年12月のあいだに製造されたもので、どちらかというと後ろ目。「5cm/2 S Auto NKJ PAT PEND, LMIJ 537033 - 564197」に該当する。
なお、このNIKKOR-S Auto 5cm F2は、「NIKKOR-S」なので、レンズが5群7枚のものだが、Nikkor-H Auto 50mm F2(昭和39(1964)年1月発売)(4群6枚)とちょっと勘違いしていた。NIKKOR-S Auto 5cm F2は、後ろ玉とミラーとの干渉を防ぐために58mmや55mmとせずに50mmとするために、「4群6枚のガウスタイプの前側に度の弱い凹レンズを配置した、いわばレトロフォーカスタイプの7枚構成のレンズ」(ニッコール千夜一夜物語 第二夜 AI Nikkor 50mm F2大下孝一氏執筆)なのだ。
ということで、作例は次回に……(おいっ)。
【追記:2024年4月27日】
NIKKOR-S Auto 5cm F2 作例 ― 2024年04月18日
NIKKOR-S Auto 5cm F2 作例(その2) ― 2024年04月27日
NIKKOR-S Auto 5cm F2 作例 ― 2024年04月18日 00時00分00秒
お待たせしました。NIKKOR-S Auto 5cm F2の作例だ。この時期恒例のハニワニワのカラスノエンドウだ(泣)。草抜きをサボっているのでボウボウだ(泣)。
【写真1】ハニワニワのカラスノエンドウ:Nikon Z6、NIKKOR-S Auto 5cm F2、AI オート接写リング PK-13、絞り優先AE(F2開放、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4760K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター(Ai Nikkor 45mm F2.8P用シルバー)、スプリング式フードHS-12
【写真2】ハニワニワのカラスノエンドウ(トリミング):Nikon Z6、NIKKOR-S Auto 5cm F2、AI オート接写リング PK-13、絞り優先AE(F2開放、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4760K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター(Ai Nikkor 45mm F2.8P用シルバー)、スプリング式フードHS-12
AI オート接写リング PK-13を使っての近接撮影ですまん。古いレンズでしかも最短撮影距離が0.6mなので、近接はあまり得意ではないのかと思ったが、なんだかよく写っている。手持ち撮影で、春の強い風にカラスノエンドウが揺れているのだが、なんとかピントが合って撮れている。
ピントの合ったところもシャープで、場合によってはちょっと滲んだ感じがするが(ブレてるのかもしれない)、これはこれでまあよいかなぁ。かっちりくっきり撮りたかったらAi Micro-Nikkor 55mm F2.8SとかMacro-Apolanthar 125mm F2.5 SLとか使えばいいんだし。アウトフォーカス部はこんな感じにとろけます。
なお、フィルターは、Ai Nikkor 45mm F2.8Pを買ったときに予備にもう1個買ったAi Nikkor 45mm F2.8P用のシルバー枠のフィルターを付けた。NIKKOR-S Auto 5cm F2は、鏡筒先端が銀色なのでシルバーのフィルターの方が似合うからだ(それにAi Nikkor 45mm F2.8P用の予備をずっとしまっていても仕方がない)。
フードは買ったときには付いていなかったので、手元にあったHS-12を装着している。NIKKOR-S Auto 5cm F2 に指定のフードはHS-2なのだが、HS-9とかHS-12とか52mm径の各種スプリングフードと何が違うのかよく分からない。
NIKON ニコン AUTO NIKKOR 5cm F2 用 レンズフードのお話(カメラの八百富)
HS型番のニコンレンズフード(ニコンカメラの小(古)ネタ)によれば、HS型番のフードは以下のように指定されているようだ。
HS-1:50mmF1.4
HS-2:50mmF2
HS-3:55mmF1.2
HS-4:105mmF2.5/135mmF3.5
HS-5:New50mmF1.4(HS-1から75年頃に移行)
HS-6:Ai50mmF2(HS-2から77年頃に移行)
HS-7:New55mmF1.2/Aiノクト58mmF1.2ほか
HS-8:New105mmF2.5/ベローズ105mmF4/135mmF3.5
HS-9:New50mmF1.4(76年頃にHS-5から移行)
HS-10:Ai85mmF2
HS-11:Ai50mmF1.8
HS-12:Ai50mmF1.2
HS-13:欠番?
HS-14:Aiマイクロ105mmF2.8S
ニコンカメラの小(古)ネタさんは、2014年9月24日 (水)で更新が止まっていて寂しい。
【関連追記】
NIKKOR-S Auto 5cm F2ゲット ― 2024年04月12日
NIKKOR-S Auto 5cm F2 作例(その2) ― 2024年04月27日
名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院) ― 2024年04月22日 00時00分00秒
またまた名古屋に行く機会があり(嬉)、空き時間に名古屋市政資料館(旧名古屋控訴院)(名古屋市東区)に行ってみた。いまNHKでやっている連続テレビ小説(朝ドラ)の『虎に翼』で、当時の東京地裁としてロケ地になっているのが、この旧名古屋控訴院である名古屋市市政資料館なのだ。
市政資料館案内(名古屋市)
朝ドラ「虎に翼」のロケ地はどこ? あさイチでも話題「裁判所は…」
今回はニコンZ6にNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sだけを持って行ったのだが、もっとワイドなレンズも持って行くべきだった。Biogon T* 21mm F2.8かAi Nikkor 20mm F2.8SかAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDか。この中で一番安定した写りなのはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDなのだが、いかんせんDX(APS-C)用レンズなので、Z6だと3936×2624(L:10.3M)になってしまう。コンパクトで歪曲が小さくて端までピシッと写る超広角単焦点レンズがほしい。
なお、名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)に入ると、撮影に許可が要るような内容の看板があるが、これはロケなどの場合の話で、一般の見学者が施設を勝手に撮影する分にはまったく許可は不要だということだ。事務室で確認した。
【写真1】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)エントランス:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5170K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真2】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)エントランス:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5010K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真2】でわかるように、名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)の入口正面に木が植わっていて、真正面から撮れないのだ。なんでこんなところに植え込みを作るんだ。これはシフトレンズ買えということなのか(違)。でもPC-E NIKKOR 24mm f/3.5D EDとかあったら植え込み避けて真正面からの写真撮れるんだろうな、とPC NikkorかPC-E NIKKORがほしくなった。帰りにトップカメラに寄ると危険がアブナイので今回は寄らなかった。まあ先立つものがないから安心(泣)。
ニコンDfでアオリ撮影用「PC-Nikkor」新旧3本撮り比べ(デジカメWatch)Reported by 糸崎公朗(2014/1/23 08:00)の「アオリレンズの基本的使い方」参照。
【写真3】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)階段:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4510K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
絞り優先AEでずっとF8で撮っていたので、執務室以外の建物内ではISO4000になってしまっている。しかし、D300Sなどと違ってZ6だとISO4000でも全然高感度の劣化が感じられないのでばんばん絞って撮れますな。
【写真4】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)階段のステンドグラス:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 1800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4840K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
階段を上がった正面と、玄関ホールの天井にステンドグラスがはまっている。美しい。階段上がった正面のステンドグラスは、NX-StudioでRAWファイルにアクティブDライティングを使ってもステンドグラス部分は露出オーバーで細かな情報が飛んでしまっているので、諦めてJPEG撮って出しのリサイズだ(このブログでは特に断りのない限りJPEG撮って出しのリサイズ)。
【写真5】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)会議室:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4500)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3380K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋控訴院の会議室として使われていた部屋だ。「奉安所」が設置されている。
【写真6】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)明治憲法下の法廷(名古屋控訴院第2号法廷)の復元:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4500)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3380K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真7】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)留置場第二号(独房):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 7200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3310K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真8】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)留置場第二号(独房):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4500)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3480K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
旧名古屋控訴院の地下にある留置場。この裁判所に留置場があることの資料がないといった説明書きがあった。戦前の制度では、検察官が裁判所に同居していたので、検察官が容疑者を取り調べるために裁判所に留置場があったのではないかと書かれていた。
【写真9】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)「ネコにむやみにエサをやらないでください 名古屋市」:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、39mm、絞り優先AE(F8、1/100秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5410K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)の敷地内にある立て看板。「ネコにむやみにエサをやらないでください」ということは、むやみでなければエサをやってもいいんだ。ここはノラ猫軍の駐屯地の可能性があるな(笑)。
【写真10】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)前の「司法書士長屋」:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、39mm、絞り優先AE(F8、1/100秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5410K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
「司法書士長屋」は私が勝手に名付けたものだが、かなり古そうな木造2階建ての長屋に司法書士事務所がたくさん入っている。名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)の門柱には、「名古屋供託局」の表示が入ったものも残っているので、供託局の目の前に司法書士さんがたくさん事務所を構えていたのかもしれない。どのくらい古い建物かわからないが、このあたりは戦争で焼けていないのかもしれない。
冒頭で言及した、連続テレビ小説(朝ドラ)の『虎に翼』だが、ほかにも鶴舞公園(名古屋市昭和区)にある名古屋市公会堂も使われているので、町並みは明治村(愛知県犬山市)で撮影しているのかと思ったら、市電が走っているシーンなどはワープステーション江戸(茨城県つくばみらい市南太田)で撮っているらしい。ワープステーション江戸は、以前はテーマパークだったが、NHKが買い取って2020年3月31日以降は一般公開はされなくなったようだ。
ということで、また名古屋に行くのであればやはり超広角レンズは持って行かないとなぁと思う今日のこの頃だ。
ファビコン(Favicon)設置しました ― 2024年04月23日 00時00分00秒
当ブログと、最近全然更新していないホームページ(Haniwaのページ)に、ファビコン(Favicon)を設置しました。
ファビコン(Favicon)というのは、Webブラウザでページを開いた際にアドレスバーやタブ部分に表示されたり、最近はGoogleの検索結果にも表示されるあの「マーク」だ。【追記】Webブラウザのタブに表示されるファビコン(Favicon)のスクリーンショットを追加した。ほかにもブックマーク(お気に入り)にも表示されることが多い。【追記ここまで】
ファビコン(Favicon)なんてなくてもよいかなと思っていたが、検索したときに自分のサイトだけファビコン(Favicon)が付いてなくて目立たないように感じたので(自己顕示欲)、ファビコン(Favicon)を設置することにした。
まず、表示させる画像を用意しなければならない。拡張子はicoだ。これはフリーのサイトがあって、ファビコン(Favicon)にしたいスクエアな画像をPNGで用意して、そこにアップロードするとico拡張子のものに変換してくれる。私はiconifier.netを使った。
そしてファビコン(Favicon)用のico拡張子のファイルが用意できたら、それを表示したいサイトにアップロードする。Haniwaのページの場合は、FFFTPでアップロードした。当ブログの場合は、アサブロの仕様に寄ればアップロードできるファイルの種類はgif、jpg、png形式のみなので、icoはアップロードできない。仕方ないので、当ブログのファビコン(Favicon)は、Haniwaのページにリンクを張ることにした。
画像がアップロードできたら、その画像がファビコン(Favicon)だということを示すHTMLを書き加える必要がある。具体的には以下の記述をHTML内の<head>と</head>の間に入れる。アドレスはicoファイルを置いたアドレスに変えてくだされ。
<link rel="icon" href="http://www.asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/favicon.ico">
これでブラウザのタブにファビコン(Favicon)が表示されるようになった。Googleの検索結果にファビコン(Favicon)が表示されるのはもう少し先になるのだろう。
「小屋がけ禁止」(名古屋市中区or東区外堀通り):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、25mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 110)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5030K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋市の外堀通りの植え込みにあった看板。「小屋がけ禁止」とは一体何なのか?看板には「Don't camp」と名古屋グランパスの選手の顔写真シールが貼られているが、これは名古屋市が貼ったものではないのだろう。
おそらく野宿やダンボールハウスなどを禁じる趣旨なのだと思うが、「小屋がけ」っていうのか。芝居小屋とかそういうのを想定しているみたいに思えてしまう。
「名古屋市中区or東区外堀通り」と書いたのは、この外堀通りの部分だけ細長く東区が中区に入り込んでいるので、撮影した場所が中区なのか東区なのか微妙だからだ。この外堀は水が入っていなくて平らになっているので、私が小学生だったら入り込んで野球とかしてしまいそうだ。堀(濠)になっているので、玉が飛んでも外に出て行きにくいので。ちなみにこの堀(濠)は1976年まで名古屋鉄道瀬戸線が走っており、大津町駅が堀(濠)の中にあったらしい。
NIKKOR-S Auto 5cm F2 作例(その2) ― 2024年04月27日 00時00分00秒
NIKKOR-S Auto 5cm F2 作例 ― 2024年04月18日が、NIKKOR-S Auto 5cm F2の近接、それもPK-13を使ったかなりのクローズアップだったので、こんどは遠景の作例をアップしたい。
場所は例によって秋葉原の神田川に掛かる和泉橋から神田ふれあい橋方向を望むものだ。
【写真1】
秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、NIKKOR-S Auto 5cm F2、マウントアダプターFTZ、絞り優先AE(F2開放、1/1250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5690K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター(Ai Nikkor 45mm F2.8P用シルバー)、スプリング式フードHS-12
【写真2】
秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む)トリミング:Nikon Z6、NIKKOR-S Auto 5cm F2、マウントアダプターFTZ、絞り優先AE(F2開放、1/1250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5690K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター(Ai Nikkor 45mm F2.8P用シルバー)、スプリング式フードHS-12
NIKKOR-S Auto 5cm F2は、絞り開放(F2)だと、【写真1】でもわかるが、【写真2】の中央部のトリミングで、フレアっぽくてかつちょっと滲んだ感じなのがわかる。
【写真3】
秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、NIKKOR-S Auto 5cm F2、マウントアダプターFTZ、絞り優先AE(F5.6、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5610K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター(Ai Nikkor 45mm F2.8P用シルバー)、スプリング式フードHS-12
【写真4】
秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む)トリミング:Nikon Z6、NIKKOR-S Auto 5cm F2、マウントアダプターFTZ、絞り優先AE(F5.6、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5610K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター(Ai Nikkor 45mm F2.8P用シルバー)、スプリング式フードHS-12
NIKKOR-S Auto 5cm F2は、F5.6まで絞ると【写真3】【写真4】のように、普通にシャープに写っている。天気が曇りがちなのでわかりにくいが、色味が渋いとか古くさい感じはしない。
ということで、絞ればあまりに普通に写ってしまって1960年から1963年12月のあいだに製造されたものという感じはしない。「安価なレンズにこそニッコール魂が宿る」の典型的なレンズですな。まあ当時のカメラやレンズの価格は庶民の所得からはかなり高価なのだが、その中でも安価な方のキットレンズだったNIKKOR-S Auto 5cm F2は優秀ということだ。
NIKKOR-S Auto 5cm F2の使い道としては、絞り開放のフレアっぽさと滲んだ感じをポートレートに活かすとかそんな感じですかねぇ。絞ればシャキッとするので、一粒で二度おいしいレンズですな。
なお、最初はFTZマウントアダプターに装着するのがきつかったNIKKOR-S Auto 5cm F2だが、いまではちょっと最後にきついところがある感じになっている。FTZがガバガバになっていたりして…。特に何か削れたりしている感じはなく、他のレンズを装着した場合でも不具合も出ていない。FTZは公式には非Aiレンズは装着不可なので、自己責任でお願いします。
【追記】キャプションの撮影データに「マウントアダプターFTZ」が抜けていたので追記した。【追記ここまで】
【関連】
NIKKOR-S Auto 5cm F2ゲット ― 2024年04月12日
NIKKOR-S Auto 5cm F2 作例 ― 2024年04月18日
Xperia 10 IV SO-52C の未使用品を注文 ― 2024年04月30日 00時00分00秒
AKIBA PC Hotline!の軽量ボディの5Gスマホ「Xperia 10 IV」が27,800円!期間限定の未使用品セール(AKIBA PC Hotline!編集部 2024年4月27日 10:05)という記事をみて、ちょっと調べてからポチッといってしまった。反省はしていない。家族の中に、おサイフケータイにもNFCにも対応していないスマホで「十分」だという者がおり、たまに触るとそのレスポンスの遅さに「よくこれで我慢できるな」と思っていた。IIJmioが安く端末を売っているときなどに、新しい端末に変えるつもりはないのかきいても「要らない」という。しかし、今回は半ば強制的にXperia 10 IV SO-52Cに変えようということにした。
Xperia 10 IV SO-52Cは、おサイフケータイにも対応しているので、モバイルSuicaも使えるし、NFCがあるのでマイナンバーカードの読み込みにも対応している。CPUは、SnapdragonR 695 5G Mobile Platformなので、私が使っているOPPO Reno7Aとほとんど同じだと思う。メモリ は内蔵(RAM/ROM)6GB/128GBで、ほかにmicroSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)に対応している。
ただ、このXperia 10 IV SO-52Cはドコモ版で、うちが使っている回線はIIJmioのタイプA(auのMVNO)なので、band対応が大丈夫なのか気になる。見てみると、4G LTEが1, 3, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 39, 42で、5Gがn78, n79しか対応していない。auのBand 26に対応していないし、Band 41も対応していない。ドコモ版をau回線で使って大丈夫なのか。
ところが、「Xperia 10 IV SO-52C au -SOG07」で検索すると、 https://www.au.com/content/dam/au-com/mobile/product/sim/devices/pdf/dcm_Xperia104SO-52C_14_au_SIM.pdfというPDFファイルが見つかり、ドコモ版のXperia 10 IV SO-52Cをau回線で使うためのAPN設定方法が書かれている。ということは、ドコモ版のXperia 10 IV SO-52Cをau回線で使えるわけだ。
さらに、もっとよく見ると、Xperia 10 IV はドコモ版(SO-52C)以外に、au版(SOG07)、Softbank版(A202SO)、SIMフリー版・楽天版(XQ-CC44)があり、そのau版(SOG07)がなんと4G LTEで1, 3, 8, 18, 19しか対応していないのだ(5Gはn3, n28, n77, n78)。ドコモ版(SO-52C)は1, 3, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 39, 42なので、au版で対応している4G LTEはすべて対応している。なんじゃこりゃ。
Xperia 10 IV(SONY)
Xperia 10 Ⅳ | 対応周波数 | |
---|---|---|
4G/5G | 4G LTE | 5G NR |
ドコモ版(SO-52C) | 1, 3, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 39, 42 | n78, n79 |
au版(SOG07) | 1, 3, 8, 18, 19 | n3, n28, n77, n78 |
ソフトバンク版(A202SO) | 1, 3, 4, 8, 12, 18, 19, 41, 42 | n3, n28, n77, n78 |
SIMフリー版(XQ-CC44)楽天モバイルなど | 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 38, 41, 42 | n3, n28, n77, n78, n79 |
なんかau版(SOG07)が一番対応周波数が少なくて、Xperia 10 IV買うなら、SIMフリー版(XQ-CC44)なんだろうな。
あと、ドコモ版(SO-52C)での重要な違いは、ドコモ版(SO-52C)はnanoSIMだけなのに、他社版のXperia 10 IVは、nanoSIM/eSIMになっている。これは大きい。なんでわざわざeSIM対応外すか?ドコモさん。
ということで、ドコモ版(SO-52C)が安くなっている理由は、各社版がたくさんあって、それぞれ対応周波数が違うから、ドコモ版を買っても他社のSIMで使えるのかイマイチ分からないということと、eSIM非対応だろうね。各種端末が使用できるかよくチェックしているIIJmioも、SIMフリー版(XQ-CC44)はテストしていても、ドコモ版(SO-52C)はテストしていない。これじゃドコモユーザー以外には売れない。なんでこんな面倒くさい仕様違い作るのかね。全部SIMフリー版(XQ-CC44)でいいじゃん。
ということで、まだ出荷されていないので、届いたらIIJmioのタイプA(auのMVNO)のSIMを入れてみてレポートする。周波数対応は4G LTEに関しては問題ないし、5Gについても、私のReno 7Aでもn77になることはあまりなく、ほとんどn78なので、n78に対応しているXperia 10 IV SO-52C( ドコモ版)でエリア等困ることはほとんどないはず。【追記】万が一auのMVNOで不都合が出るようなら(auの周波数再編など)、IIJmioだとタイプA(auのMVNO)からタイプD(ドコモのMVNO)に切り替えられるので致命傷にはならないと思う(IIJmioでは家族間でA・DバラバラでもOK)。そういうときのためにもドコモ回線のつながりが悪いのははやく対策して欲しい。【追記ここまで】
【追記:2024年5月1日20:00】
やっとイオシスから出荷されたようだ。明日到着予定。なお、auの動作確認端末一覧 で「Xperia 10 IV SO-52C」で検索すると以下のように書いてあった。5G SA(Standalone)のみ非対応のようだ。
Xperia 10 IV SO-52C
5G
SIM・回線の種類、動作確認済みのサービスなど
SIMカード au Nano ICカード04 / 04 LE 回線種別 5G 通話 ○ SMS ○ データ通信 ○ テザリング ○ 5G SA ×
【追記:2024年5月4日】
IIJmioのタイプA(au網)SIMで、Xperia 10 IV SO-52Cは、5G NRのn78で5G通信(5G NSA:Non-StandAlone)を確立して使えることがわかった。
Xperia 10 IV SO-52Cセットアップ→IIJmioタイプA(au網) ― 2024年05月04日参照。
【追記ここまで】
【参考】
Xperia 10 IVの各社版については、Xperia 10 Ⅳの対応バンドは楽天モバイル版が一番良いって本当ですか?2022.07.17(ゆるガジェ)が詳しい。
【関連追記:2024年5月4日】
Xperia 10 IV SO-52Cセットアップ→IIJmioタイプA(au網) ― 2024年05月04日
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
ナナちゃん(名鉄百貨店:名古屋市中村区):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 1600)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4880K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋駅近くの名鉄百貨店の通路にある巨大人形ナナちゃん。広告などに連動してしょっちゅうお色直しがあるらしい。この写真でいつ撮ったか期間が分かるのだろう。前回名古屋に行ったときに撮影。ここ、ものすごく人通りが多いのだが、この先に行くとなにかいいことがあるのかよく分からない。また行く機会があったら調べてみたい。
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