GR DIGITALがついに生産終了に2007年10月15日 00時00分00秒

Ricoh GR Digital ,GV-1,GW-1and Kodak Kodachrome 200 Film

ついにリコーのGR DIGITALが生産終了になった。
製品情報 / デジタルカメラ | Ricoh Japan

発売以来2年間、コンパクトデジタルカメラとしては長寿であった。GR DIGITALのライバル機がほとんどない状況では、まだまだ現役も可能とは思うのだが。後継機種の発表のない中での生産終了は寂しい。

もしかしたら、1/1.8型 813万画素のCCDがもう手に入らなくなってきたのかもしれない。20年以上発売され続けたニコンF3も最後は部品の供給が厳しくなって来たことが挙げられていた。新陳代謝の激しいデジタルカメラにあっては2年が限界なのか。

生産終了になっても、カスタマイズサービスやファームウェアのアップデートはしばらく続けて欲しい。

GR DIGITAL プレミアムリング赤 and ケーブルスイッチCA-1

【追記:2007年10月20日】
リコー、「GR DIGITAL」の生産を終了(デジカメWATCH 2007年10月19日)

鉄道博物館行ってきました2007年10月15日 00時00分01秒

鉄道博物館:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度

さいたま市に昨日10月14日にオープンした、鉄道博物館に行ってきた。物好きですなぁ(笑)。なにもオープン初日に行かなくてもいいと思うのだが(笑)>自分。

10時開館というので、9時半ごろ到着したら、既に多くの人の行列が。駐車場に順番にジグザグに並ばされた。しかし、最後尾を案内する警備員はいるが、それ以外の誘導の人は少ない。ジグザグに並ぶのもなにか柵があったり、ロープが張られたり、線が引かれているわけではない。そんなものは全くないし、誘導員が随所にいるわけでもない。子供連れが多く、善男善女は秩序だって静かに開館を待っていた。10時過ぎ、行列が動き始めたと思ったら、入館方向と直角にジグザグに並んだ列が順に前に進むのではなく、入館方向に横に一斉に動き出した。私の周囲の人は皆「えーっ!?なんで?」「並んでるのが意味ないじゃないか」といって一瞬躊躇していたが、全体が入り口方向に動くので仕方なく皆は入り口方向に進んだ。この時点で列は失われ、入り口方向を向いた集団となってしまった。

この間、博物館側からは何の説明もない。聞こえるのは「Teppa倶楽部」会員は別口から優先で入館できるという案内だけ。Teppa倶楽部会員専用入り口には職員が多数配置されているが、一般客の群集は放置。その後1時間たってもほとんど列は動かなかった。ときおり列の前のほうで怒号が聞こえるが何が起こっているのか分からない。そうしているうちに鉄道博物館の駐車場に人が入りきらなくなり(多分3000人を超えているだろう)、行列がさいたま新都市交通鉄道博物館駅(旧大成駅)の改札まで歩道上を塞ぐようになってきた。

ここで埼玉県警機動隊が動き出した。しかし、機動隊は自らは群集を指揮せず、博物館側に列を失った群衆の切り出しをさせた。鉄道博物館の黄色いゼッケンをつけた人が群衆の中に入って手をつないで群集を2,3人列ずつ切り出してジグザグに並べ始めた。自分も切り出されて列に並んでから、黄色いゼッケンの背中側を見て驚いた。「鉄道博物館 Volunteer」と書かれている。鉄道博物館は、長時間放置してぐちゃぐちゃになった群集の中に入って群衆の切り出しを行うという危険な業務をボランティアの人々にやらせているのだ。なんという卑劣な博物館だ。一つ間違えば群衆の暴力に晒される危険のある仕事をボランティアの人にやらせて、博物館職員は出てこないのだ。

ようやく1時間半かかって入り口まできたら、渋滞の原因が分かった。ICチップの入館券販売機が8台しかなく、人を捌ききれないのだ。ここでおかしいのは、券売機には1000円、500円、200円のボタンがあるだけで、何の表示もないのだ。大人が1000円で小人が500円で幼児が200円なのだが、そんなことはどこにも書いていない。区分の定義も書いてないのだ。

そして機械で捌ききれないので、人が販売する机を出しているのだが、大人だけのグループは人の発売する臨時ブースで買えるが、幼児がいるグループは機械でないと買えないというのだ。長蛇の列のお父さんお母さんを尻目に大人だけのグループがどんどん先に入館していく。すると11時半ごろになって、幼児もこっちの臨時販売所で買えます、といい始めた。しかし、自動券売機の前にはロープが張ってあって、前のほうに既に並んでいる家族連れは、臨時発売所のほうへ行けない。後に並んでいた家族連れがどんどん臨時発売所で入館券を買って入っていく。まさにJR東日本クオリティ。見せ付けられましたよ、JR東日本グループの底力を。

鉄道博物館2:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度

入館すると、今度は飲み物の自動販売機が全館で1箇所の1台しかないという素晴らしい世界。日本食堂は長蛇の列。持ち込み弁当を食べられる場所は、2両の屋外の電車内のみ(*)。以前の交通博物館では、自動販売機が多数あったし、団体が入れるほどの休憩所があったのに。1台しかない自動販売機は、Suicaが使えるもので、現金で買うとお釣りキーを操作していないのに、じゃらじゃらとお釣りが出る仕様だ。連続して買うときに何回も小銭を入れなおさないといけないという凝った作りだ。日本食堂で飲み食いしろ、それが嫌ならSuicaで買え、と。素晴らしい商売魂。あれ、ここは「博物館」じゃなかったのか。ああ、レジャーランドなんだね。鉄道の歴史が学べるだけでなく、かつての「ソビエト」で何をするにも行列という体験学習ができるコンセプトだ。この自動販売機は売り切れになると補充もされずにいた。子供連れのお父さんが、出口のところで再入場不可と書いてあるところで、「自動販売機が1台しかなくて売り切れで補充されないから外に買いに行かせて貰うぞ!」といいながら子どもを抱えて出て行くところを目撃した。お父さんカッコイイ!

【追記:2007年10月16日】
* これは当日の館内の警備員の説明。鉄道博物館のサイトのよくある質問(**)によると、
Q.お弁当を持っていって食べるところはありますか?
A.館内にベンチやテーブルをご用意しております。 屋外ではパークゾーン、屋上パノラマデッキにベンチ、フレンドリートレインなどご利用いただけます。屋内では3Fビューデッキをご利用いただけます。

と、書いてあるので、展示物のすぐ脇にあるような館内のベンチでは飲食可能のようだ。ベンチの前で警備員に聞いたんだがなぁ(苦笑)。屋根のあるところで飲食できるのは、館内のベンチ・テーブル、フレンドリートレイン(前述の2両の電車)、3階のビューデッキということになる。鉄道博物館の警備員や職員は当てにならないので、サイトで事前によく確認したほうがよさそうだ。ただしいまでもアクセス過多でサーバーは不調だが。
【追記ここまで】
【追記:2007年10月17日】
** 今日見たら、FAQのURLが変更になっている。しかし、URL変更後の食事利用についてQ.お弁当を持っていって食べるところはありますか?をクリックすると、「Q.荷物を預ける場所はありますか?A.コインロッカーをご利用ください。エントランス1F総合インフォメーションの横にございます。」が出てくる。なんか批判を避けるために小細工してるのかと疑ってしまう。信用ならないな。WEB魚拓取っておかないと駄目なのか。サイト一つとってみてもこんな有様だから、運営は推して知るべし。
【追記ここまで】
【さらに追記:2007年10月17日17時25分】
今見たら、Q.お弁当を持っていって食べるところはありますか?が直っているのだが、内容が以前と書き換えられていた。
A.フレンドリートレインをご利用ください。。
結局、持ち込み弁当は2両の電車の中でしか食べられないのか。電車の入り口が1箇所しかなくて利用しにくいんだよ。入る人と出る人が同じところから出入りしないといけないんだよ。座席も少ないし。意地でも館内のレストランで食べさせようという魂胆だな。「。。」っていうのもなんかふざけてるよなぁ。ああ、交通博物館は良かったなぁ。
【さらに追記ここまで】

2階の特別展示室に、かつて交通博物館が所蔵していた細かなものが展示されていたが、展示というか、棚に並べているだけだし、大きなものは、フォークリフト用のパレットの上に陳列されていた。素晴らしい。ここはディスカウントストアドンキホーテだ。ちっとも安くないのだが。

ああ、本当に楽しかった。また是非行きたいなぁ。JR東日本グループの皆さん、「オレは今日は動員されてきてるんだからよくわかんねーよ」という感じの責任感あるお仕事ぶりを拝見させていただいて、よいこのみんなも将来は是非鉄道員鉄道会社員になりたいと思ったことでしょう。入館者の自己規律と優秀なボランティアにもたれかかった運営はコストダウンの鑑です。素晴らしいお仕事ぶりをありがとう!また見に行くよ!

写真は、上が鉄道博物館:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度。下が鉄道博物館2:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度。

【関連追記:2007年10月29日】
マップカメラ鉄道倶楽部RailMapで超広角に萌え ― 2007年10月29日
【関連追記ここまで】

コシナ、Distagon T* 2/28 ZFを10月31日発売と決定2007年10月15日 00時00分02秒

コシナ、「ディスタゴンT* 2/28 ZF」など発売日を決定(デジカメWATCH)だそうだ。

コシナは、10月発売としていたニコン用の交換レンズ「Distagon(ディスタゴン) T* 2/28 ZF」の発売日を31日に決定した。また、ペンタックス用「Distagon T* 2.8/25 ZK」を同じく31日に発売する。
(中略)
なお15日現在、同時発表のペンタックス用「Distagon T* 2/28 ZK」は12月発売のままで、具体的な発売日は決まっていない。

キター!!!ぎりぎり10月発売の約束を守ったぁ。あと半月節約だぁ(笑)。

F100用データバックMF-29のフィルム確認窓修理完了2007年10月16日 00時00分00秒

Data Back Nikon MF-29

Nikon F100用データバックMF-29のフィルム確認窓がぁ ― 2007年10月10日
で、ニコンF100用デート書き込み機能付きの裏蓋、データバックMF-29のフィルム確認窓が外れかかっていることを書いた。

フィルムを撮りきったので、どういう状況なのか確認しようと、確認窓裏側の遮光用モルトをピンセットで丁寧に剥がしていたら、一緒にフィルム確認窓が取れた。薄く接着剤の跡が残っているので、フィルム確認窓は接着してあったことが判明。

これならニコンのサービスに修理に出すまでもない。エポキシ樹脂を出してきて、薄く塗って接着。一晩寝かせて、修理完了。

おお、これでムニムニすることもなくホールディングできる。ああ、すっきり。めでたし、めでたし。

ポラロイドフィルム一部製造販売終了のお知らせ2007年10月17日 00時00分00秒

プロラボ、ナショナル・フォートの情報によれば、ポラロイドフィルムの一部製造販売終了が告知されたようだ。
ポラロイドフィルム一部製造販売終了のお知らせ 2007.10.17(ナショナル・フォート)

製造販売終了
ポラロイドT-51(モノクロ ISO320/50 20シート)
ポラロイドT-55(モノクロネガ付き ISO50 20シート)
ポラロイドT-59(カラー ISO80 20シート)
払底予想時期:2007年10月末

4×5シートフィルム継続販売製品
ポラロイドT-54(モノクロ ISO100 20シート)、
ポラロイドT-79(カラー ISO100 20シート)
ポラロイドT-52(パンクロ ISO400 20シート) 、
ポラロイドT-72(モノクロ ISO400 20シート)
ポラロイドT-53(モノクロ ISO800 20シート)、
ポラロイドT-57(モノクロ ISO3000 20シート)

デジカメが普及して一番打撃を受けたのがポラロイドフィルムだろう。特に本番前のテスト撮影用のような需要はもう見込めないだろうなぁ。でも4×5のデジバックとか大変そうだから、まだいけるか。我が家にもかつて廉価な6×6版のポラロイドカメラがあった。ランニングコストが高く、焼き増しも面倒なので、そのうち使わなくなってしまったが。

富士フイルム「写ルンです」サイトリニューアル2007年10月17日 00時00分01秒

左:DNP Torikkiri Do Shot、右;富士 写ルンです 3ways

富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」のサイトがリニューアルされた。
写ルンですで撮った写真ってこんなにきれいだったんだ?誰でも簡単キレイに撮れる「写ルンです」サイトリニューアル

「写ルンです」は、どうやらこども方面に活路を見出しているようだ。
FUJIFILM 「富士フイルム」写ルンです キッズクラブ|「写真がアタマとココロを元気にする」って知ってた?
たしかにこどもがカメラに興味を示すのはよいことなのだが、実際に持たせるカメラをどうするのか考えると、私はGR DIGITALなんか貸し与えることができない(笑)。安いコンパクトカメラだとしても、絶対に落とすだろうし、レンズは触りまくられる。防水のコンパクトデジタルカメラなんかよさそうだが、やっぱりなぁ。個人的にはコニカの現場監督はかなりのこどもに貸したことがある。しかし、デジカメはやっぱり怖い(笑)。

そこで奥さん!「写ルンです」ですよ!これなら落としても壊れにくいし、ランニングコストは掛かるけど、ガキじゃなかったお子様にカメラを壊されるよりもマシだ(笑)。

しかも、こどもに写真というものがどういう仕組みなのかを少し分からせることができる。そうか、アタマとココロを元気にするということかっ!(笑)

フィルムの将来は「写ルンです」に掛かっている。頑張れ、「写ルンです」!


話は変わるが、大日本印刷(DNP)が出しているレンズ付きフィルム「Torikkiri Do Shot」を買ってみたのだが、これのフラッシュはスイッチをOFFにしていてもコンデンサに電気が溜まっていると発光するようだ。要するにフラッシュのスイッチは、チャージのみのスイッチで、フラッシュの回路はシャッターレリーズすると常にONになっているようだ。1枚をフラッシュで撮った後にすぐにチャージスイッチをOFFにしないと、次に撮影した時にパイロットランプが点灯しなくても溜まった電気で発光してしまう。これは使いにくい。今まで使ったことのある富士フイルムの「写ルンです」やコニカ(コニカミノルタ)の「撮りっきりコニカ」などは、チャージ完了後でもスイッチをOFFにすれば、コンデンサに電気が溜まっていても発光しなかった。DNPの「Torikkiri Do Shot」はもしこれが個体の不良ではなくて仕様なら、粗悪品だ。フラッシュを焚いてはいけないところでは怖くてレリーズできない。仕方ないのでもう1台買って試してみる。

写真は、左:DNP 「Torikkiri Do Shot」、右;富士 「写ルンです 3ways」だ。

【関連追記:2008年3月6日】
DNP Torikkiri Do Shot はコストダウンし過ぎ ― 2008年03月06日

KWINS for PDAを更新した2007年10月18日 00時00分00秒

KWINS更新ライセンス

KWINS(クインズ)は、京セラコミュニケーションシステムが提供しているMVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体サービス事業者)によるWillcom(ウィルコム)のAIR-EDGE回線を利用した定額PHSデータ通信サービスだ。そのなかでもPDA専用に特化したKWINS for PDAというのが、×4 4x(最高128bps)の使い放題(つなぎ放題)で1750円/月(年21000円)で非常にお得だ。これ以外にプロバイダの契約などは不要で、KWINSのライセンスとPHSカードのみでインターネットが使える。ただし、for PDAの方は非常に安くなっている分、PCでは使えず、認証されたPDAでのみ接続できることになっている。

このKWINS for PDAを去年の9月にSHARP Zaurus SL-C3200とともに購入したのだった。PHSカードとのセットで12ヶ月分のライセンスなのだが1ヶ月のオマケがついていたので13ヶ月目の今月でライセンスが切れる。

そこでまた12ヶ月の更新をすることにした。前回はPHSカードとともに買ったので一時的な出費が大きかったが、今回はライセンスのみなのでちょっと財布にやさしい。というか、このPHSカードはあまり値引かれていないので、何年か更新しないと損だ(笑)。元を取るまで使うぞ(笑)。でもWillcomで×4 4xのつなぎ放題だと、9765円/月で割引を最大に効かせても7329円/月なので、PCでは使えないとしてもKWINS for PDA(×4 4x)の1750円/月というのはかなり安いのが分かるだろう。まあ、ネットに繋ぐのに月1750円も払うのは高いと思う人もいるとは思うが。ちなみにわたしはその代わり携帯はネット接続の契約をせず音声通話のみにして、全体の通信費が高くならないようにしている。その分フィルムを買って写真を撮った方が楽しい。

さて、その更新ライセンスだが、シャープのネットショップで3~5日で届く。私は3日で届いた。写真のように中身は封筒2つなのだが、非常に大きなダンボール箱で届く。間違えて他のものを買ったのかとちょっと驚く。このあたりamazonに似ている。

ライセンスが切れても1年間はPHSカードに電話番号が割り当てられているので、期限切れ後1年以内に更新ライセンスを購入すればまた使える。私の場合は期限が切れる前に買ったのだが、ライセンスは買っただけでは開始にならず、更新手続きをして始めてカウントが始まる。ただし、ライセンスが残っている場合はちゃんと期限切れの翌日から1年間の期限が登録される。この点がサイトやマニュアルの説明に明記されていないので、期限が切れる日や期限が切れた翌日に更新しないと残り日数の損をするのではないかと心配になってしまう。その点はちゃんとしていた。例えば10月20日に期限切れが来る人が、今日ライセンスを1年分更新すると、2006年10月20日~2007年10月20日の現行ライセンスと、2007年10月21日~2008年10月21日までの2つのライセンスが登録画面に表示される。

期限切れ後に更新する場合はネットに接続できないのにどうやって更新するのか心配かも知れないが、電話番号が割り振られている間は、KWINSの更新サイトにだけはアクセスできるようになっているので、期限切れ後でも1年以内であればライセンスを買えば更新できるのである。しばらく使う予定がないが、また使う必要がでたときに6ヶ月ライセンスだけ買う、といった使い方も可能だ。毎年夏休み期間中だけ使う人はその期間を挟んで6ヶ月ライセンスを毎年買えば、お得な使い方ができるだろう。

WillcomのPHS電波ってあんまり届かないんじゃないか、と心配される方もおられると思うが、すくなくとも私の使っているKW-S101CというPHSカードは、建物の中でも首都圏・関西圏の走行中の電車の中や東海道新幹線の中でも使えた。また基地局から2km近く離れたところでも使えたので、私が行く先で使えなかったところは(山中を除けば)ほとんどなかった。唯一使えなくて困ったのが、京都市中央斎場(京都市山科区上花山旭山町19-3)だ。これ、東山と山科の間の山中にあるのだが、市街地とそんなに離れているわけではないのだが、圏外であった。亡くなった親戚が荼毘に付されている間帰りの電車を検索できなくて困った。あとでWillcomに要望を出しておいたが、改善されただろうか。まあ、そんなにしょっちゅう行くわけでははないのだが、一旦行くと数時間そこに居なければならないような場所なので改善して欲しい。というかそんなところでPDA使って電車の時間検索するのって不謹慎?でもPDAだけじゃなくてPHSで通話する人もいるはずだから、やっぱり圏外は困る。もしかしたら、広大な敷地が京都市のもので公共地に基地局を立てるのが難しいのかもしれない。

あと、KWINSのいいところは回線が安定していることだ。高速化プロキシなしでだいたい100kbpsぐらい出ている。また高速化プロキシも有効無効が切り替え可能だ。高速化プロキシの調子もいい。

なお、以前は新規にKWINSカードを買うのにクレジットカードは必要なかったのだが、いつの間にかクレジットカードのみになっている。本人確認のためであろう。いまのところ更新ライセンスの購入の方は、クレジットカードでなくても購入可能だ。なお、クレジットカードを持てない人でも「VISAデビットカード」を作ればKWINSを新規購入可能だ。「VISAデビットカード」は中学生以上であれば誰でも持つことが可能だ。中学・高校生が単独でKWINSを新規購入するにはこの方法しかない(でも保護者の了解を得てやってね)。スルガ銀行「SURUGA VISAデビットカード」を試す(Digital Town on the web)参照

Nikon F100は結構電池食い2007年10月19日 00時00分00秒

Nikon F100 + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

ニコンF100は結構電池を食うカメラだ。1月に買ってから何百本も撮っているわけではないし、MFレンズを使うことも多いのに、もう4回も電池を換えた。今回は、プレビューボタンを押していたら、Err表示がでて、プレビューが戻らなくなった(マウント内の絞り込みレバーが絞られる位置のまま)。それまで満タン表示だった電池残量マークが半分表示になってうんともすんともいわなくなった。一回電池を外してもう一回いれなおしたが、Errのまま。そこで、MB-15をつけてみたが、直らない。MB-15を付けてシャッターをレリーズしたら、1枚撮れて、プレビューは戻った。しかし、もういちど元のアルカリ電池4本にしてプレビューしたらやはりErrになりプレビューで絞りが絞られたままで固まってしまった。新しい電池を入れてもう一回シャッターをレリーズしたら、今度は撮影されずにプレビューだけ直った。どうやらプレビューはかなり電気を食うらしく、残量のない電池だと途中で止まってしまうことがあるようだ(電子プレビュー)。

F100の使用説明書には、単3形アルカリ電池4本か単3形リチウム電池4本しか書かれておらず、単3形ニッケル水素電池や単3形ニカド電池は使えるとも使えないとも書かれていない。単3形リチウム電池という単3形ニッケル水素電池よりもマイナーな電池が書かれていて、単3形ニッケル水素電池が書かれていないということは、単3形ニッケル水素電池は使わないでくれ、ということなのだろう。

なお、上記単3形アルカリ電池と単3形リチウム電池以外には、別売の3Vリチウム電池ホルダーMS-13を使うとCR123AまたはDL123Aリチウム電池2本を使うことができる。また、マルチバッテリーパックMB-15を使うと単3形アルカリ電池と単3形リチウム電池6本か専用ニッケル水素電池MN-15が使える。ここでも単3形ニッケル水素電池や単3形ニカド電池は書かれていない。

F100は、巻き戻しクランクもないので、電池がなくなって途中でうんともすんとも言わなくなると結構困る。いつも新しい電池を入れてやらないといけないようだ。

買った最初は単3形リチウム電池を入れていたのだが、結構早くなくなった。 それ以後はアルカリ電池を使っていたのだが、これでは電池代が掛かり過ぎる。説明書では触れられていないが、単3形ニッケル水素電池のeneloopを使うことにした。これなら、何組かeneloopを持っておいて、電池が減る前に充電済みのenelppoと取り替えて、前のeneloopは充電にまわせばよい。eneloopはつぎ足し充電OKと謳っているので、こういう使い方に向く。 単3形ニッケル水素電池は電圧が1.2Vなのでなにか不具合が出る可能性もあるのだが、しばらく使ってみることにする。

Ai AF-S Nikkor ED 600mm F4D II(IF)が生産終了リストに2007年10月19日 00時00分01秒

Ai AF-S Nikkor ED 600mm F4D II(IF)ニコンの生産終了リストに追加された。

後継の、AF-S NIKKOR 600mm F4G ED VRは2007年11月発売予定なので、しばらく空白が出ることになる。でも飛ぶように売れるレンズじゃないから市中在庫とかあるのだろうか。全然縁のないレンズなんでよくわからない。

なんかどんどん絞りリングのないGタイプに置き換わっていくが、このあたりの超望遠レンズをニコンFやF2、F3で使う猛者はそうそういないから問題ないのだろうか。まあ絞りリングの必要な人は中古品があるからいいか。VR II装備の新型が出て旧型の中古が安くなるのか、絞りリングのある旧型に人気が集まるのか、この辺の焦点距離だと前者っぽいような気もするのだが、サブで持っていったFM3Aで使う猛者もいてそんなに中古価格は下がらない、というのが私の予想(笑)。

【追記】
Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF)も、生産終了リストには未掲載ながらも、ニコンダイレクトで「販売終了」と表示されている。2007年11月発売予定のAF-S NIKKOR 500mm F4G ED VRがあるので生産終了リスト入りも時間の問題だろう。

アサヒカメラのDistagon T* 2/28 ZF試用速報は物足りなかった2007年10月22日 00時00分00秒

夕焼け:GR DIGITAL、28mm相当、1/189sec、F3.5、ISO64、-0.7EV、プログラムAE

他の月刊カメラ誌よりも1ヶ月遅れてCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFの試用速報を掲載したアサヒカメラ(2007年11月号)なのだが、1ヶ月遅れたということはニコンD3の作例もあるのではないかと期待したが、それはなかった。残念。

アサカメの試用速報は通常1ページなので、期待はしていなかったが、やはり1ページであった。リポートと作例は赤城耕一氏で、作例は1つだけで、Nikon F6とDistagon T* 2/28 ZFと富士フイルムのProvia 100 F Professionalだった。この作例を見ると、懸念していた黄色味は感じられず、富士のリバーサルっぽい濃い青空であった。もっとも露出の掛け方や印刷でどうにでもなってしまうので当てにならないのだが(笑)。

描写等の報告も、先月号の日本カメラの飯田鉄氏のほうが詳細で、赤城氏は使い込む時間がなかったような印象だ。まあ、絞り開放から使えるということはよく分かった。

さあ、発売予定日は今月末の10月31日(水)大安だ(笑)。禊をして待つ毎日である(嘘)。

ところで、今月号のアサヒカメラの表紙は変だ。いわゆる表2の広告が折り込みになっていて、表紙の紙が折り込まれている。しかし、表紙の端は通常よりも内側で折られていて、一見乱丁っぽい。なんかこういうのは嫌だ。ちなみにその表2の広告はソニーのα700だ。

α700は、有楽町の世界の中古カメラ市でDistagon T* 2/28 ZFを触らせてもらった帰りに、銀座のソニービルで触らせてもらったのだが、記事にしていなかった。えーと、α700に関するコメントは差し控えさせていただきます(笑)。使わせてもらったレンズがCarl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZAだったせいもあって、ピントが分からん。「ファインダーが小さいなぁ」とつぶやいたら、係りの人にすかさず、「APSサイズとしては大きいんですよ、これ以上はフルサイズでないと」と言われた(笑)。ソニーもフルサイズ出すのは確実なようだ。って結局コメントしてるやん(笑)。


写真は記事とは関係ない。
夕焼け:GR DIGITAL、28mm相当、1/189sec、F3.5、ISO64、-0.7EV、プログラムAE

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