コダクローム国内現像危うし(追記あり) ― 2007年10月24日 00時00分00秒
先週の後半に日本国内で唯一コダクロームのK-14現像処理が可能な堀内カラーの現像機が故障したらしい。らしい、というのは、私が出していたKodachrome 64(KR)のヨドバシ経由10月19日(金)夕方上がりのものは問題なく現像されて戻ってきたからだ。私のものはおそらく17日の水曜日に現像されたものなのだろう。
今日またKodachrome 64(KR)をヨドバシ経由で現像に出す予定なので、詳細を確認してくる。
コダクロームの国内現像は12月20日受け付け分で終了することが既に告知されていて、現像機が故障してこのまま終了になると、手持ちのコダクロームの処遇に困ってしまう。コダクロームの現像は、堀内カラー以外にはアメリカ国内に1箇所しかない(米国カンザス州Dwayne's社)。コダックの日本法人の以前のアナウンスでは、来年夏までは国内でアメリカへの現像取次ぎをしてくれることになっていたのだが、その扱いも詳細がまだ発表されていないので不安だ。
【追記】
堀内カラーに電話で確認したところ、コダクロームの現像機が故障して止まっているのは事実で、修理して再び12月20日までは現像処理の受付をする予定だとのこと。直接及び取り扱い店経由でフィルムを現在も受け付けてはいて、修理完了次第順次現像処理をしていく予定とのこと。
【追記ここまで】
【さらに追記】
ヨドバシカメラに撮影済みKR持って行って聞いてきた。ヨドバシカメラでは現在、コダクロームの現像取次ぎを中止しているとのこと(K-14現像を受け付けてもらえなかった)。
形式的理由は、中継ぎのコダック(おそらくケージェイイメージング)からの指示だそうだ。ヨドバシの場合、コダクロームはヨドバシカメラ → コダック(ケージェイイメージング) → 堀内カラーという経路をとっている。
実質的な理由は、現在修理の部品待ち状態で、修理したとしても必ず現像再開できるとは限らないので、現像再開できない場合にはアメリカ送りにするのかなど顧客と全部連絡を取らねばならず、修理が遅れるに従ってその事務処理でトラブルが出るかもしれないので、受付を中止しているとのことだ。コダクロームの受付再開はDPE窓口に掲示する予定だそうだ。修理は2週間掛かるとの見通し。
ということで、コダクローム、この先どうなるのか非常に不透明になってきた。どうしても残したいものだからこそコダクロームで撮っているのだが、現像がどうなるか不透明とあってはコダクロームで撮る意義がない。えーい、こうなったら、コダクロームとセンシアIIIとGR DIGITALの同時撮りだぁ。気合で3台とっかえひっかえで撮ってやるぅ。
【さらに追記ここまで】
【追記その3:2007年10月30日】
堀内カラーで現像再開したとの噂があるので、昨日帰りにヨドバシカメラのDPEコーナーで聞いてみたのだが、ヨドバシカメラでのコダクロームの現像受付再開は11月中旬以降になりそうだ、とのこと。間に入っているケージェイイメージングが止めているのだろう。こうなったら、ポイントは付かないが、堀内カラーに直接持ち込むことにしようと思う。もう少し様子見。
【追記その3ここまで】
【追記その4:2007年11月4日】
コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
【追記その4ここまで】
【関連】
コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了 ― 2006年12月13日
【関連追記:2007年11月1日】
コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知 ― 2007年11月01日
【関連追記:2007年11月22日】
Kodachrome 海外現像は3507円で納期2~3週間 ― 2007年11月22日
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