オリンパスのxD-ピクチャーカード ― 2007年10月25日 00時00分00秒
普段縁のないオリンパスのxD-ピクチャーカードの話。
写真家の田中希美男氏のBlog、〓問題提起〓ちょっとヒドイ話だと思いませんかによれば、
オリンパスのコンパクトカメラにはパノラマ撮影の機能がある。
(中略)
ところが、このパノラマ撮影機能にはとんでもない制限がある。
オリンパスブランドのxD-ピクチャーカードを使用しない限り、せっかくカメラ内に搭載されているパノラマ撮影の機能を選ぶことができないのだ。オリンパスブランドじゃないxD-ピクチャーカードを使っている限り、せっかくのカメラ内パノラマ撮影自動生成機能を金輪際、活用することができない。
なのだそうだ。
xD-ピクチャーカードという失礼ながら「終わった」メモリカードに固執しているだけでなく、その数少ないxD-ピクチャーカードのなかでも自社ブランド品だけで作動する機能って、カメラ自体が「終わって」るんじゃないのか。富士フイルムがSDカードに完全シフトするのも時間の問題だろう。フィルムの命運の掛かった富士フイルムがこんな企業(失礼)と心中されてはたまらん(笑)。
オリンパスはOMシリーズが偉大で、開放F値2.0でマクロレンズまでコンパクトに揃えたところなど、いまでもそそるものがある。しかし、フォーサーズというのはそそらない。中途半端な撮像素子サイズで、ファインダーでピントは分からないし、かといってレンズがその分小型なわけでもない。
オリンパスはどこへ行くのだろう。トプコンみたいに医療用光学機器メーカーになってしまわないか心配である。
【追記】
xD-ピクチャーカードについては、こういう恐ろしい話もある。
同じフォルダ内に、同一のファイル名ができてしまうXDピクチャーカードの謎。撮影した写真のデータが突然消滅してしまう不思議な現象(写真のことならクリエイト)
【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
馬車:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、プログラムAE、マルチパターン測光、Kodak Professional ULTRA COLOR 400UC、Nikon Super Coolscan 5000ED
この場合はマルチパターン測光ではなく中央重点測光の方がよかったと思う。真ん中の黒い馬がアンダーでディテールが出ていない。無理に明るくスキャンするとノイズが出てくる。ポジならこれでよかったのかもしれない。
GR DIGITALの新機種は11月3日に横浜美術館でお披露目 ― 2007年10月25日 00時00分01秒
KCチョートクカメラ日記で、写真家の田中長徳氏がついにリーク。GR DIGITALの新型(次機種)は、11月3日(土)と4日(日)に横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)で行われる「GR DIGITAL」2周年イベント「photoGRaph100」でお披露目されるようだ。
KCチョートクカメラコラム167回
リコーの銘コンパクトデジカメである、リコーGRが新形になったようだ。そのお披露目をかねて、この月末に横浜の美術館でイヴェントがある。あたしはその時刻には帰国途上でCDGに居るので間に合わない。同時にGRDの100人写真集が出るので、自分も1枚の画像で参加している。その画像は東京の上空8000メーターから見た都心風景。うちのタワーがその高度からでも見えるのだ。
(中略)
ところで、新GRDについてはその内容はまだ知らないのだけど、まずあそこまで作り込んだカメラだからこれ以上変わってもらいたくはない。余計な便利機構を付けると、キャプリオになってしまうからだ。 お顔綺麗モードも、ブレ防止も、GRDには不用である。 GRDはライカみたいな「伝統芸のカメラ」に昇華した。
あれ、田中長徳氏は新GR DIGITALにまだ触れていないのかぁ。しかし、どう改良されてくるのか、ちょっと楽しみだなぁ。
【関連】
リコー、「GR DIGITAL」2周年イベント「photoGRaph100」で次機種に期待 ― 2007年10月23日
【さらに追記:2007年10月30日】
キター!GR DIGITAL II ― 2007年10月30日
【さらに追記ここまで】
コメントをどうぞ(だみー)
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できますなぁんてね(笑)。