GR DIGITALの前玉を1年半ぶりに掃除した ― 2007年10月12日 00時00分00秒

去年(2006年)の4月に買ったGR DIGITALだが、同年5月に某お子様にレンズ前玉に指を突っ込まれてそれを掃除したらコーティング剥離でレンズCCD一体ユニットごと交換して以来(*)、一回もレンズを掃除していなかった。
* GR Digital 前玉に拭き傷? ― 2006年05月08日
リコーデジタルカメラサービスセンター(新横浜)に行ってきた ― 2006年05月09日以下参照
しかし、このところ逆光気味の撮影でなんとなくフレアっぽい写りになってきた。買った頃は画面内に太陽を入れてもほんの少しゴーストはでてもそんなにフレアっぽくなかったのに、今は画面内に太陽がなくてもフレアっぽい。
それで、リコーのサービスでGR DIGITALのカスタマイズがてらレンズ清掃もお願いするつもりだったのだが、なかなか時間が取れない。そこでルーペでレンズ前玉を観察してみたら、なんか点々とかなり汚れがついているっぽい。
しかたなく、禁断の自分で清掃にトライした。ニコンクリーニングキットプロでそーっとアルコール(エタノール)で拭くと、かなりきれいにはなったが、まだ点々が残っている。もしや、傷?普段他のレンズを掃除する時は、油汚れの一部でエタノールでは取れない汚れは、富士フイルムのレンズクリーニング液で拭くことにしている。前回はそれでコーティングが剥離したのだった。意を決してトライ。おお、点々が取れる。ああ、よかった。その後もう一度エタノールで仕上げ。表題は「1年半ぶり」だが、現在のレンズになってからは初めて掃除したことになる。前回のは、某お子様の指先(爪?)で傷になったところを取れない汚れだと思って繰り返し拭いたのでコーティングが剥がれたようだ。前回はGR DIGITALの前玉が拭くにくい構造も災いしたのであった。
まだ逆光で試していないが、ルーペで前玉を見る限り汚れはないので、たぶん大丈夫。しかし、GR DIGITALのフレアカッターというかレンズバリア枠というか銘板が邪魔で、前玉清掃しにくい。端の方は完全に掃除し切れていない。これはリコーのサービスに行ったときにやってもらおう。
やはり次期GR DIGITALにはフィルター直付け可能にしてもらいたい。汚れそうな場所で撮影するときは、アダプター + 保護フィルター(GR DIGITALアクセサリ一覧参照)を使うようにして気をつけていても、1年半でこんなに汚れるのだから、常時フィルターをつけていたい。しかし、アダプターを使うとGR DIGITALがポケットに入らなくなる。Caplio GX100の方が前玉の掃除がしやすそうだが、こんどはレンズバリアがレンズキャップになって、やはりアダプター無しでフィルターが付けられないというのがそそらない。しかも、これらのコンパクトデジタルカメラは、一眼レフのレンズのように前玉だけ交換とはいかず、レンズユニットごと交換になってしまうのだから。GR DIGITALはCCDまで含めたユニットごと交換になってしまったのだ。フィルター直付けさせろぉ!(笑)

そして空気中の汚れよりも怖いのが、ガキもといお子様の攻撃(笑)だ。どこのガキもといお子様もそうだが、撮ってあげると「見せて、見せて」といって勝手にカメラを鷲掴みにして奪って背面モニターを見ようとする。撮影後すぐに沈胴させないと、前玉に指を突っ込まれそうになる。危険極まりない。フィルムカメラしかなかったときは「見せて見せて」攻撃なんてなかったのになぁ。

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