Nikon D3、D300の発売日決定&Ai AF-S 500/4DIIとAi AF-S 28-70/2.8Dの生産終了2007年11月01日 00時00分00秒

ニコンはNikon D3とNikon D300の発売日を決定した。
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」「ニコンD300」などの発売日決定のお知らせ(ニコン)

  • デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」発売予定日:2007年11月30日
  • 一眼レフカメラ「ニコンD300」発売予定日:2007年11月23日
  • AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED発売予定日:2007年11月30日
  • AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED発売予定日:2007年11月30日
  • AF-S NIKKOR 400mm F2.8G ED VR発売予定日:2007年11月30日
  • AF-S NIKKOR 500mm F4G ED VR発売予定日:2008年1月予定
  • AF-S NIKKOR 600mm F4G ED VR発売予定日:2008年1月予定
  • ワイヤレストランスミッター WT-4発売予定日:2007年11月30日
  • リモートコントロールソフトウェア「Camera Control Pro 2」発売予定日:2007年11月23日

また、

  • Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II(IF)
  • Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

の2本が生産終了リストに加わった。

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFファーストインプレッション2007年11月01日 00時00分01秒

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF

今週は忙しいのにそういうときに限って、ニコンがなんか発表したり、長年欲しかったレンズが発売されたりする(笑)。オマケに朝からアサブロサーバーが落ちてるし。アサブロはスパム対策機能を追加してからちょくちょく短時間落ちている。スパム処理のシステムに負荷が掛かっているのだろう。

さて、念願のCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFを手にした。まずはピントリングの感触だが、世界の中古カメラ市で試作品を触らせてもらっときと同じで、非常滑らかだが少し重め。鏡筒やピントリングにガタなどはまったくない。

絞りリングも滑らかで、開放絞りのF2から最小絞りのF22まで半段ごとにクリックがある。これは好みの問題だが、一段ごとの方が、ファインダー内で絞り値が確認できないボディーの場合、カチカチという開放絞りからのクリック段数で即座に絞り値がわかるのでいい。半段ごとのクリックだと段数が多くて分からなくなってしまう。それに1/3段の微妙なリングのずらしも、1段ごとのクリックの方がやりやすい。

また「がちゃがちゃ」フォトミック等用の連動爪はF5.6の「.」に中心があるのではなく、若干最小絞り側に寄っている。爪がずれている理由についてはちゃーりー様のコメント参照。ちゃーりー様ありがとうございました。

レンズのコーティングはT*コーティングを名乗っているだけあって、反射も少ない。何枚ガラスが入っているのか分からない感じ。ただし、レンズを通してみた場合若干黄色がかっているように思う。実写でのカラーバランスは追って報告したい。

重さは、カタログ値で530gもあるのだが、不思議と持った感じは重くなく、カメラにつけても重いレンズをつけている感じがしない。バランスの関係なのだろうか。大きさの割りに重いレンズではあるのだが。

Nikon F-301 and Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF

フードはDistagon T* 2.8/25と共用のようで、裏側に「1:2,8/25 1:2/28」と刻印してある。これはプリントではなく、金属を彫ってその窪みに白い塗料を入れてあるものだ。フード、レンズともに文字はすべて刻印。フードの内側は反射防止の植毛が施されている。フードは装着すると撮影者側から見て正面上側にCarl Zeissの文字が来るようになっていて、いやでもZeissのレンズを使っていることを意識させられる(笑)。

先端のメッキのピカピカ部分だが、フードを装着してフィルターを付けるとほとんど見えなくなる。ちなみに、カメラ店がサービスで付けてくれたマルミのDHGプロテクトフィルターを付けると、前から見たときにCarl ZeissとかDistagon 2/28 ZFとかT*とかが少し見えにくくなってしまう。これは大問題だ(笑)。

とりあえず、報告第1弾はここまで。

【追記】
フードを付けた写真を追加した(Nikon F-301)。

コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知(追記あり)2007年11月01日 00時00分02秒

Kodak Kodachrome 64 Professional (PKR)

忙しいといいつつ、今日3つ目の記事(苦笑)。
唯一の外式リバーサルフィルム、コダクロームの国内現像処理が12月20日受付分で終了することは既に何度も書いた。10月30日にコダックが再びコダクロームフィルムの国内処理終了を告知した。
コダクロームフィルム国内処理終了のお知らせ(コダック)

再度告知したのは、期限が迫ってきたことと、「延長はないよ」という念押しだろう(笑)。堀内カラーのK-14現像システムが故障して修理したので、「せっかく修理したのだからこの際延長するのでは」という甘い望み(笑)は絶たれた。

新しい情報としては、

同21日以降は、米国Dwayne'sラボが全世界で唯一コダクロームフィルム処理が可能な現像所となりますが、コダック株式会社では関連会社KJイメージング株式会社の仲介により、2008年6月末日まで、要望されるユーザーに対して同社での現像処理サービスを受け付けます。

の、アメリカでの現像を国内で取り次ぐ期限が2008年6月30日と明確になったことだろう。最初のプレスリリースでは、「国内販売分で有効期限内」とあり、国内で販売されたコダクロームの一番最長の有効期限のものがいつかは分からなかったからだ。ちなみに私が最後に買った手持ちのKodachrome 64 Professional (PKR)は期限が2008年6月であった。

ただ、KJイメージングがアメリカに取り次いでくれることは確かだが、ヨドバシなどのカメラ店DPE店でも取り次いでくれるのかや、価格や納期もはっきりしない。ともかくも来年6月まではなんとかなりそうなので、手持ちのコダクロームはがんがん使うことにする(現像料1本1万円ね、とか言われて即死したりして(^ ^;)。ちなみに2年も前に国内販売終了になったコダクローム200(KL)もまだ持っていたりする(苦笑)。

【関連】
コダクローム国内現像危うし(追記あり) ― 2007年10月24日
コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了 ― 2006年12月13日
コダック コダクローム200フィルムが国内販売中止(追記あり) ― 2005年12月21日

【追記:2007年11月4日】
コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
【追記ここまで】

【ちょっとうれしい追記:2008年6月16日】
コダクロームの海外現像仲介業務を2008年9月末まで延長 ― 2008年06月16日
【ちょっとうれしい追記ここまで】

久々にコシナフォクトレンダーSLの新レンズキター!2007年11月01日 00時00分03秒

しかし、忙しいといっているのになんでこんなにニュースが(笑)。今日4つ目の記事だ。明日の更新はないかもしれません(笑)。
さて、このまま縮小傾向なのかと思われていたコシナのフォクトレンダーSLシリーズ(一眼レフ用レンズ)だが、久々に新レンズである。
ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical
NOKTON 58mm F1.4 SLII

なんとSL II シリーズはCPU内蔵だ。これで最近の普及機でも露出計が働くということになる。個人的にはレンズにCPU内蔵よりも、ボディが非CPUレンズに対応すべきだと思うが、コシナは頑張った。しかも今度は前枠がピカピカじゃない。

とすると、マクロアポランター125mm F2.5SLも II になってCPU内蔵になるのだろうか。そうなると、旧型暴落。とほほ。/(^o^)\

CPUを内蔵したかわりに、がちゃがちゃ用の連動爪はなくなっている。ニコンのCPUレンズで絞りリングのあるものは一部の例外を除いてニコンで爪付けのサービスを受けることができる(有料)が、そうでないコシナは最初から爪をつけておいて欲しい。一つ何かついたら一つ外すというのはよくない。

ULTRON 40mm F2 SLII Asphericalは前にULTRON 40mm F2 SL Asphericalがあったから II というのは分かる。しかし、NOKTON 58mm F1.4 SL II ってなんで II なんだろう、と思ったら、これはCOSINA Auto-Topcor 58mm F1.4の光学系なのか。前のTopcorは全然Topcorと関係なかったからなぁ。それをいえば、今のフォクトレンダーのネーミングもかつてのそれとは全然違うのだが(笑)。

それにしても少量多品種のコシナ、ちょこちょこといろんなところをくすぐってきますなぁ。


しかし、他方でサービスルームを閉鎖するというのはいかがなものか。
フォクトレンダーサービスルーム閉鎖のお知らせ

コシナのレンズは高性能だが、ちょっと調子を見てもらいたいときにサービスルームがないというのがどうもよくない。告知は例によってGIFだ。なんだかなぁ。

ニコンのFXフォーマットに期待が高まる2007年11月02日 00時00分00秒

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF

写真家の田中希美男氏がBlogで次のように仰っている。
圧倒的な解像感(Photo of the Day)

ぼくはずーっと一貫して、もっと多くのフルサイズデジタル一眼レフカメラが出てくることを熱望してきた。

36×24mmの画面サイズで写すことを目的に開発されたのが35mm判フィルム一眼レフカメラである。そのシステムをほぼそのまま利用してデジタルカメラに作り上げたのがいまのデジタル一眼レフカメラだ。ところが、実画面サイズはといえば35mm判フルサイズよりもずっと小さなサイズの撮像素子を採用しつづけている。小さな撮像素子(いわゆるAPS-Cサイズやフォーサーズなど)を使用するのであれば、フルサイズ用のカメラシステムやデザインをいつまでも使い続けているのではなく、撮像素子のサイズに見合ったボディやレンズ、そしてカメラのデザインなどを開発し、製品化すべきであったのではないか。

なのに、いつまでも旧フルサイズ一眼のシステムにおんぶにだっこしたまま小さな撮像素子を使い続けてきた。言ってみれば宿借り状態。間借り。いまのAPS-Cサイズデジタル一眼レフの(ぼくの)いちばんの不満はこれであり、35mm判フルサイズデジタル一眼に期待するところのゆえんでもあったわけだ。

まったく同感である。ニコンにAPS-Cサイズ(DXフォーマット)のデジタル一眼レフしかなかったときに、DX用の28mm相当のAF単焦点レンズがあればとっくにD50買って、デジタル一眼レフに嵌っていたかも知れない。しかし、広角、超広角側の単焦点レンズラインナップがないまま次々とAPS-Cサイズのカメラだけが出てくる。DXフォーマットのカメラはファインダーもあまりよくなかった。それらが不満だったのだ。ようやくD3でFXフォーマットになった。うれしい。

フィルムもずっと楽しみたいのだが、長期的には難しくなってきている。そうなれば、デジタル一眼レフのフルサイズ(FXフォーマット)に期待するしかない。できればフィルムとずっと共存して欲しいのだが。


写真(Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF)は記事とは関係ないが、ちょっと関係あるかも(笑)。
28mmのレンズを対角線画角74度で使える幸せ。来月以降のカメラ雑誌でNikon D3とMF NikkorレンズやCarl Zeiss ZFレンズの作例がバンバン掲載されることを期待している。

いままで何度か言及してきた、ZFレンズの「がちゃがちゃ」フォトミック等用の爪がずれているというのは、写真のとおり。ちなみに、ピントリングは無限遠突き当てになっている。写真は無限遠になっていない状態なので念のため。

パッシブ?アクティブ?ハイブリッドAF2007年11月04日 00時00分00秒

昨日のGR Blogを読んで、重大なことに気付いた。GR DIGITALについているハイブリッドAFのうちひとつは「赤外線式のアクティブAF」だと思っていたのだが、「外光パッシブ式」のAFだった!ということはハイブリッドは、アクティブAFとパッシブAFのハイブリッドではなくて、パッシブ式のうちの外光式(たぶん位相差式)とCCD上の画像を利用した(たぶんコントラスト式)の「ハイブリッド」だったのだ。すまん、1年半も勘違いしていた。だから、GR DIGITAL IIで廃止されたのは外光パッシブ式AFだ。
社員奮闘記【1st Ⅱ】(GR BLOG)
GR徹底紹介 ハイブリッドAFシステム(GR BLOG)
去年GRカレンダーの申込方法に腹を立てて(笑)、GR Blogは見ないことにしていたのだが、GR DIGITAL IIが気になってちょっと見てみたのだ。(^ ^;

しかし、「パッシブAFが廃止」とか「パッシブが廃止」というのは完全に間違っているわけではないが、おかしいぞ。パッシブ式のうち「CCD-AF」式は存続してるんだから。ちゃんと「外光パッシブ式が廃止された」と書こうよ。

いやー、「社員の人まで間違ってるぞ、おかしい。」と思って調べたら、私が間違っていました。正直すまんかった。(笑)

【追記】
外光パッシブ式だったということは、暗いところでのAFで役に立ってはいなかったと思う。また、窓が二つ並んでいるところから、基線長も極端に短くて測距性能もあまりよくなかったのではないだろうか。GR DIGITALのハイブリッドAFは、赤外線式のアクティブ式AFとの併用だと思っていたので、GR DIGITAL IIでなんで廃止したのだろうと思ったのだが、外光パッシブ式AFだったのなら納得だ。役に立つどころか、CCD-AF方式(パッシブ式AFのうちコントラスト方式)の測距結果と外光パッシブ式の測距結果を合わせると、結果的に測距精度を落とす可能性すらあったのではないだろうか。あの窓の距離で外光パッシブ式(位相差方式)をやっていたとは思いもよらなかった。もっとも、一眼レフの位相差AFも基線長はあまり長くないのだが、交換レンズの焦点距離が長くなるにつれて有効基線長が長くなってくる。


横浜美術館でGR DIGITAL II 触ってきました。乞うご期待。ふっふっふ。おみやげもあるよ。
【追記ここまで】

コダクローム、現像受付明日11月5日から再開2007年11月04日 00時00分01秒

ヨドバシカメラのDPE窓口で確認したところ、一時中止していたコダクロームの現像処理受付を明日11月5日から再開するとのこと。

これで安心して現像に出せるし、残りのコダクロームも使える。よかった。実はCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFの初撮りは、Kodachrome 200 (KL)だったのだ。リポートできないところだった(笑)。でも安心してくだされ。Sensia III (RA III)でも撮ってあるので、失敗してなければそちらで作例が公開できると思う。

【関連】
コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知 ― 2007年11月01日
コダクローム国内現像危うし(追記あり) ― 2007年10月24日

横浜美術館でGR DIGITAL II を触ってきた&GT-1試写2007年11月05日 00時00分00秒

横浜美術館:GR DIGITAL、28mm相当、1/800、F4.5、ISO100、マニュアル露出

横浜美術館で11月3日~4日に行われた、「photoGRaph100」でGR DIGITAL II を触ってきた。

最初、横浜美術館の前庭にある噴水に近づくと、なんだか写真を撮っている人が多い。それも皆黒いカメラだ。うわっ、青いGR DIGITAL1周年記念モデルで撮影している人がいる。なんだか皆取り憑かれたように撮っている。よく見ると黒いカメラは全部GR DIGITRALの通常モデルだ。こ、これはなんだか恥ずかしい。私は、胸ポケットに入れていたGR DIGITALをそっと鞄にしまった(笑)。胸に「Ricohスタッフ」と書いた名札をつけている人が美術館前庭のあちこちにいる。あとで調べてみると、これはワークショップでGR DIGITALの通常モデルと1周年記念モデルを貸し出していて、参加者が外で撮影していたと判明。あー、びっくりした。帰ろうかと思ったぐらいだ(笑)。

さて、美術館に入るとその正面ホールで「photoGRaph100」の写真パネルが展示されていて、GR DIGITAL II は3台展示されていた。行列は出来ていないが、一人ひとりが長いので、若干待つ。

GR DIGITAL II の背面の各種ボタンは、旧GR DIGITALに比べて出っ張っていて、かつ艶のある塗装がされていた。しかし、滑るような塗料ではなく指にくっつく感じ。ADJ.ボタンはシーソーになっていてちょっと残念。背面液晶は明るくなっていることは一見して分かるが、炎天下でも見えるのかは館内では分からない。

ちいさくなった外部ファインダーGV-2の見えは、GV-1よりは若干劣るように思えた。ただ、手の脂で汚れていたせいかもしれない。アルバダ式で、4:3(たぶん)の28mm相当の枠がある。21mmや40mmの枠はない。

さて、一番のお目当てのものは、テレコンバージョンレンズ(テレコン)GT-1である。係りの人に自分のGR DIGITALに装着して撮影してもいいかと尋ねたら、「よい」とのことなので、装着させてもらった。そのとき、「これは試作品で製品版はこれとは違う可能性があります。これはこういう形のものだと見るためのものです。」と念押しされた(笑)。

それで自分のGR DIGITAL(もちろん旧型)で撮影してGT-1を返却しようとしたら、別のリコーの人に、「えっ、ああ II じゃないんですね。」「そうです自前の前の型です」「あっ、もうファームウェアはアップされてるんですね。」と言われたので「えっ、もうダウンロードできるんですか?」ときいたら、しまったという顔をされて、横の人が「11月22日からダウンロードできます」と割り込んできた。なんだかよく分からないので(笑)、私が別の話題を振ろうと「このテレコンは試作品なんですよね?」と聞くと、最初の人とは別の人が「いえ、これは製品版です。このままで発売されますっ!」とキッパリ仰る(笑)。いいなぁ、リコーのこういうところが好き(笑)。

おそらく相当数のプロや編集者の人にGR DIGITAL II を既に配っていて、それと勘違いしたのだろう(笑)。また、旧型のGR DIGITAL用のファームウェアについてもどこかには既に配布しているのだろう(笑)。しかし、これは一般向けのイベントなんだからさぁ、プレス関係と区別しようよ(笑)。

さて、そういうおおらかなリコーの方が貸してくれたテレコンGT-1(40mm)相当の写真を公開しよう。普通は撮っちゃ駄目とかいうんだろうけど、リコーは偉いなぁ(笑)。

GT-1初撮り:GR DIGITAL、GT-1、40mm相当、1/32sec、F2.4開放、ISO148、-0.3EV、プログラムAE、但しファームウェアはGT-1未対応

ピントは一番奥に合わせたつもり。ファームウェアがGT-1対応のになっていないので、EXIFでは(この写真では消してある)4.40mmになっている。カメラはGW-1のワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)がついていると判断しているようだ。マスターレンズがよいので、テレコンも歪曲がほとんどない。ピントが若干甘いような気がするが、これはファームウェアが未対応のせいだと思う。ハイブリッドAFで撮ったのだが、CCD-AFだけで撮ればもう少しピントが来たはずだ。
GT-1初撮り:GR DIGITAL、GT-1、40mm相当、1/32sec、F2.4開放、ISO148、-0.3EV、プログラムAE、但しファームウェアはGT-1未対応

と、ほとんどGT-1のリポートになってしまった(笑)。

【関連追記】
リコー、「GR DIGITAL II」に触れられるイベント「photoGRaph100」を開催 ~ワークショップと写真展も実施(デジカメWATCH)

【関連追記:2007年12月30日】
GR DIGITAL (II)のテレコンバージョンレンズGT-1がいきなり明日発売! ― 2007年12月28日
GR DIGITAL (II) 用テレコンバージョンレンズGT-1を買った ― 2007年12月30日
【関連追記ここまで】

【関連追記:2008年1月5日】
あけましておめでとうございます ― 2008年01月02日 (GR DIGITAL + GT-1の作例あり)
【関連追記ここまで】

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF 初撮り&作例2007年11月05日 00時00分01秒

横浜みなとみらい2:Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F5.6AE、中央重点測光、Fuji Sensia III (RA III)、Nikon Super Coolscan 5000ED

ようやく忙しいのが一段落した。Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFの作例も現像が上がってきた。

フィルムは富士のセンシアIII(RA)だ。本当はセンシアの前にコダクローム200(KL)で1本撮ったのが初撮りなのだが、まだ現像が上がってこないので、こちらを初撮りということにした。

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFは絞り開放からシャープだ。非球面レンズを使っていないのに、これはすごいことだ。レンズの全長が長いのも、非球面レンズを使わないで球面レンズで同等以上の性能を出すためだと考えれば、レンズが大きいのも納得できる(笑)。ただ、絞り開放だと周辺光量が若干不足する。F4まで2段絞れば目立たなくなる。

横浜みなとみらい2:Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F2AE、中央重点測光、Fuji Sensia III (RA III)、Nikon Super Coolscan 5000ED

気になっていた色味の傾向だが、たしかに若干黄色味があるように思うが、空の青さが出なかったりするような感じではない。センシアIIIで日中撮影したものは濃い青空がきちんと出ていた。人物などの顔を見ると若干黄色が乗っているのが分かる。ISOの推奨範囲に十分入ったうえでほんの少し黄色に寄っているという感じ。手持ちのレンズでは、マクロアポランター125mm F2.5 SLの方が黄色い。Distagon T* 2/28 ZFのカラーバランスは個人的には問題なし。ちなみに作例は両者とも夕方なので黄色っぽさの参考にはなりにくい。すまん。

ボケが分かるような作例ではないが、ボケもスムーズできれいだ。そのうち、SIGMA 28mm F1.8 AsphericalとAi Nikkor 28mm F2.8Sとで比較テストをしてみたい。

とりあえず報告第一弾。


写真上:横浜みなとみらい、Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F5.6AE、中央重点測光、Fuji Sensia III (RA III)、Nikon Super Coolscan 5000ED

写真下:横浜みなとみらい2、Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F2開放AE、中央重点測光、Fuji Sensia III (RA III)、Nikon Super Coolscan 5000ED

ケンコー「アングルファインダーKF001」(デジカメアイテム丼)2007年11月06日 00時00分00秒

デジカメWATCHのデジカメアイテム丼でケンコー「アングルファインダーKF001」が紹介されている。
ケンコー「アングルファインダーKF001」~ひそかにブレイク中!

これはブレイクするだろう。一つぐらいアングルファインダーがあってもいいと思う人は多いが、メーカーによって取り付け部(カメラの接眼部)の形状が違うだけではなく、ニコンだけでも少なくとも2種類の取り付け部用のアングルファインダーがあって、それぞれ買わなければいけないので躊躇してしまうからだ。私もニコンのカメラは4台しか持ってないのに、接眼部は3種類もあることになっている。ニコンからは角型用と丸型用の2種類のアングルファインダーが出ていて(DR-5、DR-6)、カメラに装着する部分(カメラの接眼部への取り付け部分)は交換できない。ところが、

最大の特徴はなんといってもカメラの接眼部への装着部分がアダプター式になっており、アダプターを交換することで容易に各社カメラに装着できる点だ。

だというのだ。おおすごいこれは買いだ、と思ったが、待てよ。ニコンは角型にしか対応していないのか。それじゃあ、他メーカーとニコンの角型の併用の人はいいけど、ニコンユーザーで、角型と丸型併用の人は丸型の接眼部をもつボディ用にはニコン純正のアングルファインダー(DR-5など)を買わないといけないことになる。結局ニコン純正の角型用(DR-6)・丸型用(DR-5)両方買うのと変わらないような気が…。これでニコンの丸型用のアダプターも出れば大ブレイクなのに。構造的にちょっと難しいかもしれないが、是非ニコン丸型用アダプターもお願いしたい。

アングルファインダーじゃないんだけれども、前から気になっているもののひとつにニコンF3用の高倍率ファインダーDW-4がある。これを使うとマクロ撮影がしやすそうだなぁ、と思うのだ。でも使っている人をほとんど見たことがない(笑)。左右逆像なんだよね、DW-4は。ウェストレベルファインダーDW-3は持っていて、マクロアポランターで使ったことがある。慣れると左右が逆でも違和感なく撮れるようになるが、長時間覗いていて気分が悪くなったことがある(爆)。DW-3はルーペがついているが構造上あまり良いレンズではないし倍率も高くないので、DW-4の高倍率は魅力的なんだよなぁ(笑)。結局使わなくなりそうな気がするんだけれども(爆)。ニコンアクセサリー地獄(笑)。

蛇足だが、デジカメアイテム丼のページの写真のキャプションに

いまだから言えるが、D70のファインダーは見やすいとはいえないので、アングルファインダーで拡大像を見ながら撮影した。

と、ある。わざと黙っていたのか(笑)。まあ、私も同じ立場だったら言えないでしょうな(笑)。

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