ポラロイドフィルム一部製造販売終了のお知らせ ― 2007年10月17日 00時00分00秒
プロラボ、ナショナル・フォートの情報によれば、ポラロイドフィルムの一部製造販売終了が告知されたようだ。
ポラロイドフィルム一部製造販売終了のお知らせ 2007.10.17(ナショナル・フォート)
製造販売終了
ポラロイドT-51(モノクロ ISO320/50 20シート)
ポラロイドT-55(モノクロネガ付き ISO50 20シート)
ポラロイドT-59(カラー ISO80 20シート)
払底予想時期:2007年10月末4×5シートフィルム継続販売製品
ポラロイドT-54(モノクロ ISO100 20シート)、
ポラロイドT-79(カラー ISO100 20シート)
ポラロイドT-52(パンクロ ISO400 20シート) 、
ポラロイドT-72(モノクロ ISO400 20シート)
ポラロイドT-53(モノクロ ISO800 20シート)、
ポラロイドT-57(モノクロ ISO3000 20シート)
デジカメが普及して一番打撃を受けたのがポラロイドフィルムだろう。特に本番前のテスト撮影用のような需要はもう見込めないだろうなぁ。でも4×5のデジバックとか大変そうだから、まだいけるか。我が家にもかつて廉価な6×6版のポラロイドカメラがあった。ランニングコストが高く、焼き増しも面倒なので、そのうち使わなくなってしまったが。
富士フイルム「写ルンです」サイトリニューアル ― 2007年10月17日 00時00分01秒
富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」のサイトがリニューアルされた。
写ルンですで撮った写真ってこんなにきれいだったんだ?誰でも簡単キレイに撮れる「写ルンです」サイトリニューアル
「写ルンです」は、どうやらこども方面に活路を見出しているようだ。
FUJIFILM 「富士フイルム」写ルンです キッズクラブ|「写真がアタマとココロを元気にする」って知ってた?
たしかにこどもがカメラに興味を示すのはよいことなのだが、実際に持たせるカメラをどうするのか考えると、私はGR DIGITALなんか貸し与えることができない(笑)。安いコンパクトカメラだとしても、絶対に落とすだろうし、レンズは触りまくられる。防水のコンパクトデジタルカメラなんかよさそうだが、やっぱりなぁ。個人的にはコニカの現場監督はかなりのこどもに貸したことがある。しかし、デジカメはやっぱり怖い(笑)。
そこで奥さん!「写ルンです」ですよ!これなら落としても壊れにくいし、ランニングコストは掛かるけど、ガキじゃなかったお子様にカメラを壊されるよりもマシだ(笑)。
しかも、こどもに写真というものがどういう仕組みなのかを少し分からせることができる。そうか、アタマとココロを元気にするということかっ!(笑)
フィルムの将来は「写ルンです」に掛かっている。頑張れ、「写ルンです」!
話は変わるが、大日本印刷(DNP)が出しているレンズ付きフィルム「Torikkiri Do Shot」を買ってみたのだが、これのフラッシュはスイッチをOFFにしていてもコンデンサに電気が溜まっていると発光するようだ。要するにフラッシュのスイッチは、チャージのみのスイッチで、フラッシュの回路はシャッターレリーズすると常にONになっているようだ。1枚をフラッシュで撮った後にすぐにチャージスイッチをOFFにしないと、次に撮影した時にパイロットランプが点灯しなくても溜まった電気で発光してしまう。これは使いにくい。今まで使ったことのある富士フイルムの「写ルンです」やコニカ(コニカミノルタ)の「撮りっきりコニカ」などは、チャージ完了後でもスイッチをOFFにすれば、コンデンサに電気が溜まっていても発光しなかった。DNPの「Torikkiri Do Shot」はもしこれが個体の不良ではなくて仕様なら、粗悪品だ。フラッシュを焚いてはいけないところでは怖くてレリーズできない。仕方ないのでもう1台買って試してみる。
写真は、左:DNP 「Torikkiri Do Shot」、右;富士 「写ルンです 3ways」だ。
【関連追記:2008年3月6日】
DNP Torikkiri Do Shot はコストダウンし過ぎ ― 2008年03月06日
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