シグマDP1が3月3日発売、リコーGX100にEVFなしモデル2008年02月27日 00時00分00秒

グロスミン:GR DIGITAL、テレコンバージョンレンズGT-1、40mm相当、F2.4開放、1/34sec、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

APS-Cサイズの撮像素子を積んだ28mm相当単焦点レンズ搭載のコンパクトカメラ、シグマDP1がついに3月3日に発売だそうだ。
シグマ、「DP1」を3月3日に発売(デジカメWATCH)

DP1は撮像素子サイズがAPS-Cタイプと大きいだけでなく、Foveon X3センサーを積んでいる点でも異色の存在だ。ただ、シグマのDP1スペシャルサイトは、冒頭にFlashが長々と再生されてスキップボタンもないので見るのが嫌になる。もう一度詳細をみようとしてもまた長々とFlashを見せられるので、もう見たくなくなるサイトだ。だから、サンプル画像がどこにあるのかもわからない(笑)。スキップボタンがないのは、うちの環境だけなのだろうか。まあ、いいや。発売になれば色んなところで見られるだろうから。


さて、リコーのGX100がいまごろになってEVF無しモデルも発売することになったらしい。
リコー、「Caplio GX100」にEVFなしパッケージを用意(デジカメWATCH)

他の記事のコメントにも書いたが、なんか遅すぎる対応だ。GX100は発売開始時の価格が結構高かったので、EVFなしの安いパッケージがあったら、私は飛びついていたと思う(笑)。GX100の価格もこなれてきたので、いまさらEVFなしでちょっと安いからといって飛びついたりはしない(笑)。これだけ時間が経ってしまうと結構冷静に判断してしまうので、勢いでは買えないのだ(笑)。GR DIGITALを買ったときは、たまたま手もとのNikon Coolpix 2500が故障した時で、GRDのようなカメラは他になく、また描写がコニカのネガカラーフィルムっぽくて気に入って珍しくすぐに買った。こういうのって勢いだと思うんだよなぁ。私だけか(笑)。

最近、掲載の作例が縦位置写真が多いのだが、これはもともと私は全体の4割以上を縦位置で撮っているので、最近になって取り立てて多くなったわけではない。特に28mm相当の画角で撮る時に縦位置の割合が多く、半分を超える時もある。リコーGX100でスクエアのフォーマットが用意されたのは、「GR BOLGにトラックバックしているブログの記事では縦位置写真が多いので、それだったらスクエアもブログに載せやすいから用意した」、みたいなことをリコーの人がどこかで書いていた。たしかにアサブロの前の写真の仕様だと長辺300ピクセルまでだから、スクエアが一番大きな写真を載せられるのであった。いまはアサブロもクリックすると大きな写真が出るようになったが。


写真は記事とは関係ない。
グロスミン:GR DIGITAL、テレコンバージョンレンズGT-1、40mm相当、F2.4開放、1/34sec、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

今朝の朝刊の広告を見て、「ああズミクロンかぁ、いいなぁ」と思った私は疲れているのかもしれない(笑)。よくみるとグロスミンだった。なぁんだ、免疫グロスミンか(違)。今日は横位置だ(笑)。

新T-MAX400(TMY)でコダックはやる気満々2008年02月28日 00時00分00秒

左上:New T-MAX400(TMY)、右上:T-MAX400(TMY)、左下:400UC、中央下:100UC、右下:TRI-X 400 (400TX)

昨日ヨドバシに立寄って新しいT-MAX400(TMY)を買ってみた。りー様のご報告にもあったが、新旧ごちゃまぜになって売っていた。よくみないと間違えそうだ。

そうしたら、胸に「入店証」をつけたコダックの営業の人に声を掛けられ少しお話をした。このところ少しフィルムの消費が上向いてきているそうなのだ。そして若い人を中心にネガカラーフィルムが売れていると。コダックでは特にポートラのNCのブローニーが売り上げ増なのだそうだ。

モノクロは全然減らずどちらかというとやや上向き。T-MAXに力を入れて改良を続けていて、コダックとしてはT-MAXの方がいいと思っているのだが、なぜか古いタイプのTRI-Xの方が売れているんだそうだ。

駄目なのはリバーサルで、これは激減だそうだ。リバーサルのブローニーはこれからも生産終了がでるかもしれないとのこと。ただ、135(35mm)については種類は減るかもしれないがリバーサルがなくなることはないだろう、と。もちろんフィルムはなくなりませんよ、と。

リバーサルでメリハリの利いた画像を好む人はデジタルに行ってしまったのではないか、と。そして若い人がパステルカラーの川内倫子風の写真に目覚めてネガカラーが売れているようだと言っていた。

コダクロームについて聞いてみた。コダクロームは現像工程に有害な物質が含まれていて海洋投棄していたので、それを技術的に克服する研究をしていたそうだ。克服する目途がついたのだが、今更リニューアルするほど需要がないということでそのままとなった。それがコダクロームの国内販売終了の理由のひとつ。もうひとつの理由は堀内カラーの現像設備がもう老朽化でどうしようもないところまで来ていたということだそうだ。海外現像でもいいので国内でもう一度コダクロームを売って欲しいと言っておいた。

ネガカラーでは、Kodak ULTRA COLOR 100を勧められたので買ってみた。Kodak ULTRA COLOR 400よりも100の方がULTRA COLORなのだそうだ。ただ、売れ行きは100よりも400の方が多いそうだ。最近は暗いレンズが多いからかもしれない。

と、コダックの営業の人の話を聞くと、まだまだコダックはフィルムを頑張るようだ。なんか、いままで、コダック日本法人はいつ日本から逃げ出してもおかしくないような書き方をしていてすまん。富士に比べて方針がすっきりと見えてこない分なんか信頼できないんだよね(笑)。とはいえ、コニカ亡き後、コダックと富士には一層頑張ってもらわないと。

ちなみにそのコダックの人、私が手にしていた富士のヴィーナス800を見て「ああ、富士のは粒状性とかよく研究されてて性能向上が著しいんだけれども色が目茶苦茶だよね。とりあえず写っていればいいんならいいけど」といっていた(笑)。おお、そういう戦闘的スタンス好きだなぁ(笑)。たしかに富士のネガカラーは個人的には色が好みではない。しかし、私がコダックのULTRA COLOR 400が顔にシアンが乗ってイマイチというと、「それはプリントでどうにでもなる」、とのたまっていた。なんか矛盾しているような(笑)。たしかにULTRA COLOR 400は色合いを除けばシャープでいいフィルムだとは思う。個人的には軟調なポートラの方が好みだが。

とにかく、コダックと富士、切磋琢磨してフィルムを末永く盛り上げてくれぃ。


写真は、 左上:New T-MAX400(TMY)、右上:T-MAX400(TMY)、左下:400UC、中央下:100UC、右下:TRI-X 400 (400TX) (GR DIGITAL + GT-1 40mm相当)

新しいTMYと前のTMYは、赤い帯がついているかどうかが大きな違い。略称も同じなので購入時にはよく確かめる必要がある。個人的にはTRI-Xとも区別つきにくいと思っている。通常「トライX」と呼ばれているのに箱に大きく書かれているのは「400TX」だからだ。TXとT-MAXなんか急いでいると間違えそうな気がしている(笑)。

ウルトラカラーは断然100の方がビビッドだそうなので、今度使ってみる。ああ、「使ってみる」予定のフィルムが溜まってきている(苦笑)。

切り貼りデジカメ実験室(糸崎公朗氏:デジカメWATCH)2008年02月29日 00時00分00秒

ki-re-i 2:GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/52sec、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

今年はうるう年で2月が29日まである。普通の年だと2月と3月の同じ日は同じ曜日なのだが、今年は違う。だからどうした、という感じだが(笑)。週末は更新しない予定なので、3月3日までこのブログのカレンダーは2月のままだと思う。念のため。

さて、デジカメWATCHに新連載だ。「非人称芸術」「フォトモ」で有名な糸崎公朗氏の切り貼りデジカメ実験室だ。第1回は「フォーサーズボディにヘキサノンARレンズを装着する」だ。
切り貼りデジカメ実験室【第1回】フォーサーズボディにヘキサノンARレンズを装着する(デジカメWATCH)

フォーサーズはあまり興味がないので知らなかったのだが、フォーサーズにコニカARマウントのレンズが装着できるという話だ。これは今後が期待できる。どんなおもしろい組み合わせが登場するのか。

デジタル一眼レフのいいところは、こういう遊びをしてすぐに結果が確かめられるところだ。私も1台欲しいところなのだが、なかなか納得がいかずいまだにフィルムカメラとコンパクトデジタルカメラしか持っていない。一昨日お話したコダックの方は、「デジタルカメラなんてすぐに古くなってしまうので高いのを買って長く使うなんて無理です。ニコンFやF2のように何十年たっても5万円とか値段のつくようなものではないです。私はNikon D40x使っています。こういうのを買い換えていくんでいいんじゃないでしょうか。もう、数年すればフルサイズも安くなるでしょうし。でもフィルムはなくなりませんよ。」なんて仰ってた。そうだよなぁ。DXフォーマットは買わないと決めたのだが、ちょっと心が揺らぐなぁ(笑)。


写真は記事とは関係ない。
ki-re-i 2:GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/52sec、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

駅のホームで例の写真ボックスを発見。

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