ポラロイドインスタントフィルム製品は、すべて製造販売終了(生産終了) ― 2008年02月22日 00時00分00秒
今日は更新が遅れてしまった。すまん。コメントへのお返事ももう少しお待ちください。コメントへのお返事が遅れて申し訳ありませんでした。
ナショナル・フォートの情報によれば、なんと、ついにポラロイドインスタントフィルム製品がすべて製造販売終了(生産終了)ということだ。
ポラロイドフィルム製造販売終了のお知らせ 2008.2.22
ポラロイドT-667、T-669、125i、T-690、T-72、T-54、T-803、T-809
製造販売終了時期:2008年春
ポラロイドスペクトラフィルム、T-600フィルム
製造販売終了時期:2008年夏
上記以外のフィルム、ホルダー、プロセッサー、インスタントカメラ等は、すでに製造販売終了~在庫払底済みです。今回の発表分をもって、永年ご愛用いただいたポラロイドインスタントフィルム製品は、すべて製造販売終了です。
いやー、もう随分長いことポラロイドフィルムは使っていないが、そうか、なくなるのか。寂しい。
前に他の記事のコメントにも書いたが、うちの30年以上前のポラロイドフィルムのプリントの一部はかなり像が消えかかっている。モノクロのものだが、誰が写っているのか判別不能のものもある(もちろん、以前はきちんと写っていた)。像の消え方から想像するに、ポラロイドのモノクロは色素を使っていて厳密にはモノクロではなかったのだろう。30年以上前のネガカラーのプリントの方がまだまだ全然ましだ。ポラロイドフィルムは当時非常に高価なものだったし、オリジナル以外になにもないので、像が消えてしまえば本当にそれでお終いだ。なんか儚いなぁ。まあ、非常に高価だったのでうちでポラロイドで撮った写真は全体のほんの一部だったのが幸いだが。もし当時お金持ちで全部ポラロイドで写真を撮っていたなんていう家庭があったら、早いうちに何らかのコピーを取っておいた方がいいかもしれない。もう手遅れかもしれないが。
【関連追記:2008年2月23日】
ポラロイドから大切なお知らせ(2008年 2月 21日)
販売終了製品情報(ポラロイド)
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
梅:Nikon F3、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F11、1/250sec、富士Sensia III (RA III)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
ポジフィルムのセンシアIIIで撮ったものだが、これはどれぐらい像が残るのだろうか。センシア III 100のデータシート(PDF 357KB)によれば「新カプラーの採用により、従来のリバーサルフィルムと比較して色像保存性(退色性)が飛躍的に良化」とあるのだが。
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