デジタルの方がラチチュードが広いんだそうな、はあそうですか(笑)2009年04月21日 00時00分00秒

皆様、コメントのお返事は少しずつして参ります。m(_ _)m

アサヒカメラ2009年5月号を買った。あんまり面白い記事はなかったのだが、惰性で買った。特集の「デジタルだからよくわかる写真の『味』とは?」にデジタルカメラで撮った写真のラチチュードとフィルムのラチチュードを比較している記事があった。

それによると、

ここで例に挙げたデジタル一眼レフのRAWのダイナミックレンジは、12絞りぶんにも達するが、現行機では平均的な値といってよい。カラーネガフィルムは、ISO100クラスではダイナミックレンジ(ラチチュード)は7絞り程度、ISO800クラスであれば8絞りから9絞りに広がる。それでも現在の進化したデジタル一眼レフよりは狭いことになる。
(アサヒカメラ2009年5月号93ページ)

なのだそうだ。

デジタルの画像はRAW現像なのに、比較するフィルムはスキャンしたものなのかプリントしたものなのか条件がはっきりしない。スキャンしたのならスキャナーやスキャンドライバソフトによって結果も違う。RAWも現像ソフトにもよるだろう。何よりも変だと思うのは、ネガもアンダー部分を基準で撮ってスキャンしてデジタル処理しないとRAW現像と同じ土俵に乗っていないんじゃないかということ。ポジやネガと比較するのはJPEG画像じゃないのかなぁ。作例で比較している写真でも、フィルムの方もポジならハイライト基準でとってアンダーな部分を起こす、ネガならその逆でRAW現像と変わらないぐらいの結果は出せると思うのだが。

まあ、条件もきちんと出さすにフィルムよりもラチチュード広いとか言い切ってしまう時点でもうこの記事は信用できないのだが。日大と千葉大という写真関係では権威の大学の教授が2人も名前を連ねているけれども(*)、普段から測定条件も出さずにこんな感じで論文を書いているのだろうか。よく名前を出すのを了承したものだ(笑)。こんな記事を特集に持ってくるのならもうアサヒカメラは買うのをやめよう。気になる記事は図書館でコピーしよう(笑)。それで廃刊になるなり「アサヒデジタルカメラ」に改名するなりすればいい(笑)。先月号の読者アンケート結果を見るとアサヒカメラの読者は異常にフィルム派が多かったようだが、こんな記事でデジタルの方が優れてるとか思わせてデジタルカメラ買わせたいのか(笑)。あほらしい。さようならアサヒカメラ。アサヒカメラのCAPA化だな(笑)。
* 甲田謙一日本大学芸術学部写真学科教授、小林裕幸千葉大学大学院総合科学研究科教授

あと、ラチチュードが広くて情報量が多いのは便利なのだが、写真として見る場合にそれがいいとは限らないことにも注意すべきだ。あまりになんでも同じように写っていると、何を撮りたかったのか何を強調したいのかなどわからない写真になってしまうからだ。ネガの写真よりもポジの写真の方がぱりっとした作品ぽい感じに見えるのもそういうことだと思う。用途に応じてうまく使えばいいだけのことだが。アサヒカメラ2009年5月号88~89ページの比較写真だと、89ページのネガの写真の方が作品としての力強さがあると思う。橋の裏側が真っ黒なのが嫌ならば、少し起こしてやればいいと思う。しかし、88ページの作例みたいに写っている必要はないと思う。

コメント

_ まろ ― 2009年04月21日 11時30分04秒

ご無沙汰しております。
アサヒカメラはヒドイ記事でした。通常89ページのような条件で撮影する場合はシャドー部を出すために露光を多めにして、ハイライトを焼き込む指示をするのが普通ですよね。
最初の撮影時から、間違っていますね。
それにハイライト部分の描写、色再現は、フィルムのほうが圧倒的にいいことが書かれていません。これでは読者に誤解されます。

_ ノーネームしたん ― 2009年04月21日 12時24分25秒

不況だとお金を出してくれる人に偏った感覚になりがちですから、むしろデジタルは”不自然に像が有る”と言う感じで写真として”写る”という感じでないです、まあ権威のない自分とか友達の意見ですが。

あと食べ物写すとデジタルとフィルムだとフィルムの方が美味しそうですから、まあ計測器で美味しそうとかいう指標も作れない事も無いんでしょうが、開発者の味覚が変だと駄目ですもんね。

デジタルカメラでタイヤを写すという所も、フィルムの特性に合わせた撮影に配慮しない所も、ある結果を目指した物なのか?と疑いたくなるようなもので、もちろんそうでないと朝日カメラは言うんでしょうが、そう疑われても仕方が無い幼稚な比較実験なのでは?。自分の能力不足でそう読んでしまったのかもしれませんがそれなら”プロ”の記事の書き手として力不足なのではないかと思います、朝日カメラさん、ガンバッテクダサイネ。

_ やまろ@昼休み ― 2009年04月21日 13時03分24秒

私は両者とも使ってるので、デジタルの像が不自然という意見には反対ですが、この手の比較記事自体、ユーザーにとってはそんなに大事なことじゃないんですよね。
1つの指針に過ぎないですし、それで作品が変わるわけじゃないですから。
あまり熱くならずに、スルーでいいと思いますよ。

SNSのカメラ系コミュだと、いつもこの手の比較で荒れてます(笑

_ Haniwa ― 2009年04月21日 17時05分38秒

■ まろ様
こちらこそご無沙汰しております。

条件は書いていないし、まったくひどい「比較」だと思います。賢明な読者は大丈夫だと思います。それよりもアサカメ離れがすすむんではないかと。CAPAを買わなくなった理由があまりにお粗末な「比較」記事や間違った説明・誤字・誤用などでしたから(笑)。CAPAはいまでは立ち読みすらしません。

■ ノーネームしたん様
デジタルは不自然と言い切ってしまうとアレなので、不自然なことがあるとかぐらいに(笑)。

自然に写るとか質感描写というのは人間の知覚と関係しているので難しいと思います。そっちの方の研究とカメラの技術的な研究の両方が進まないと改善していかないのでしょうね。

アサヒカメラ買うのやめようかな、とつぶやいたら家人に家のスペースが広くなるから歓迎とか言われました。バックナンバーも捨てろという圧力が…(笑)。

アサカメ買うのやめてその分フィルムでたくさん撮る方がいいような気がしてきました(笑)。

■ やまろ様
仰るとおりデジタルだから不自然とは言い切れませんね。私にとってはGR DIGITALよりもベルビアの方が不自然ですし(笑)。

たしかにユーザーにとってなにか必要な情報とも思えません。それぞれの機材に応じた使い方を端的に示してくれた方がいいです(おそらく多くのアサカメ読者には常識でしょうが)。

>SNSのカメラ系コミュだと、いつもこの手の比較で荒れてます(笑
あう(笑)。アサカメは公式BLOGなくてよかったですねぇ(笑)。

_ Sw ― 2009年04月21日 17時40分46秒

こんにちわ、銀座ニコンサロンでの菊池 東太展[白亜紀の海 ―海底にあったアメリカ―]での4x5を大きく伸ばしたものは思わず写真に触れて見たら岩石のざらざらが指に感じるのではと勘違いしてしまうほどのプリントに仕上がっていました。写真は見せる状態になって見る人がどう感じられるか、感動させられるかが一番大事で、ある何かのレベルがどうとかはあまり大きい要素ではないところに雑誌の記事は突っ込まざるをえないという現実があるのでしょう。

_ ZARDファン ― 2009年04月21日 18時41分28秒

>ラチチュードが広くて情報量が多いのは便利なのだが、写真として見る場合にそれがいいとは限らないことにも注意すべきだ。
 御意にございますっ!!!!!
 遅くなりましたが、おひさしぶりです。
 まだまだ至らないデジ亀を売ろうという魂胆に
 どうしてもついて行けず、フィルムカメラで対抗しています

問題のあるクルマはリコールだが、問題のあるカメラが
「問題なく売られている」というのは許せない。

まあ、誰でも一眼持てるという点だけはメリットかもです

_ B7 ― 2009年04月21日 20時11分12秒

立ち読みでサラッと見ただけだったので件の記事は
目を通しておらず下手なコメントは出来ませんが、
ラチチュードが広いからどうなんだ、その差が何に表れるのか
そういう部分もキチンと書かれていたら意味もあるのかなと。
ただ結果だけでデジタルとフィルムの優劣つけられるのは
イヤですね。

そもそも、カメラというパッケージである以外は別物とも
取れる道具なわけですし、いい加減優劣つけて
業界に媚びるような姿勢はやめて欲しいですね。
その割には銀塩の特集してたりしますよね~。

_ ノーネームしたん ― 2009年04月21日 21時41分37秒

勿論自分もDー200使ってるのでデジタルが全部不自然と言いたかったわけでなく、フィルムに比べてラチチュードがひろいぞ、と言う風な事をなにか凄い良いんだと言う風に書いてある風に読んでしまえたのでそういう風に書いたのです(食べ物を撮った時に美味しそうに写るというのもプリントの出来でちがうんでしょうけど(あとプリンターによっても))、D-100ぐらいのころと比べれば不自然でないし実は高感度のノイズもけっこう好きですし、まあフィルムとデジタルの両方システムとして使えればいいんですが、だんだんフィルムのほうは、使いにくくなって行くんでしょうし、ただ正直デジタル一眼やめてMFフィルム一眼だけにして、デジタルはコンパクトデジタルにした方が自分には適してるのかとか考えたりしますし(最適でなく)、まあコンパクトデジタルが今後もっと今より良くなればぐらいの事ですが、むしろ朝日カメラに言いたいのは、比較より、デジタルには、こんな面白い使い方があるんだぞ!と言うような特集を物書きのプロなんだからそういう風に特集してよ、そしたらフイルム派も文句言わないしデジタル使おうかなと考えるんだろうし。
自分は熱くなってないですが、生ぬるく(友達と)荒れてます(笑)。

_ やまろ ― 2009年04月21日 22時46分30秒

>ノーネームしたんさん

いえいえ、ボクも不自然なのは何かにつけて比較する記事のほうだと思ってます。
そうまでして比較したがるんですかねぇ。我々アマチュアなんてのは、道楽でやってるので、好きなものを好きなように使えばいいわけで、比較してあっちがどうだこっちがどうだなんてのは、何も建設的じゃないですよね。

困ったことに、SNSのコミュでもそういうことやってるもので、最近は見なくなりましたし。

_ MANA ― 2009年04月21日 23時29分19秒

昨日、私もアサヒカメラを読んでいて、まったく同じ事を思いました。

>あと、ラチチュードが広くて情報量が多いのは便利なのだが、写真として見る場合にそれがいいとは限らないことにも注意すべきだ。

D700になって、アクティブDライティング(オート)を使うととってもそれを良く感じます。
なんか「写りすぎている」って感じなのです。D70の時は、「もっと写れよ」とおもったんですけどね(笑)

「基準がフィルム」になっているから、そう思うのでしょうけど、HDRなんていう写真が注目されていることを考えると、広いラチチュードの写真というのは、ある意味、トレンドなのかもしれません。「ガンレフ」同様、残るトレンドかどうかはわかりませんが。
とはいうものの、デジタルのラチチュード、というかダイナミックレンジは益々広くなるんでしょうけどね、今後。

いつものことですが、フィルムとデジタルを同じところで語ることがナンセンスなのかもしれませんね。

_ NeoN ― 2009年04月21日 23時36分31秒

はじめまして。NeoNと申します。
時々こちらのブログを覗かせていただいていました。
アサヒカメラのこの記事、私も違和感を覚えました。自分の撮影感覚と異なっていたからです。
私はフィルムの懐の広さにずいぶん助けられている感じがしています。それは、ラチチュードが云々と言うこと以上に、フィルムカメラの存在感というか雰囲気というか、そういうことにも起因しているように思います。

_ ノーネームしたん ― 2009年04月22日 00時17分12秒

やまろさんほんとにそのとうりです、実は駅とか自衛隊の基地(周辺も)で友達と撮影しに出かけていると、話しかけ易いのかよくニコンユーザーとかMFユーザーに話しかけられて、最初はデジタル批判なのかな?と思うとそうでなく両方使いたい人でF-2とD-200使ってるので話しかけたと言われる事が多いです、その中で高倍率コンパクトデジタルカメラとF-3使ってる人が、まあデジタルはコンパクトで気軽に写してF-3は楽しみで写す、という事を言っておられました、自分なりの良い使い方を見つけた人なんだなと聞いてましたが、高倍率コンパクトだと馬鹿にする人も居るんですよ、とその人は言ってました、F-2フォトミックAとGRの人にも話しかけて貰いましたが、ほんとはGタイプでないAi付きのレンズの新作とD-3とF-2組み合わせたいが、Ai無いならGRで楽しむと言ってました、自分もD-200壊れてしまったらそういう風にするか、なにか他のデジタル一眼レフにするか・・・・・、朝日カメラ買うのはその時の選択の幅を広げて欲しいからでも有りますし、出来れば赤城先生にがんばってニコンを説得して・・・・・・・・・・、まあ可能性無いんでしょうが。
Haniwaさん、ミシュランの包帯の人は初期の方が怖いです。

_ よっさん ― 2009年04月22日 00時26分42秒

はじめまして!
私はフイルム&デジタル両刀なのでこの記事には何の違和感もありません。むしろ、しょうもない事を長々と書いてるなという事が正直な意見です。
写真を撮る事の本来の意味を忘れているんですかね?
ラチチュードがどちらが広いか?なんてまるでセンスのかけらも無いカメラオタクの討論にしか聞こえません。
フイルム派・デジタル派と分けるのも、そもそもおかしな話ですよね。いい写真を撮るって事が目的なはずなのに…。

_ Haniwa ― 2009年04月22日 09時31分24秒

■ Sw様
4×5を大きく伸ばしたものは印刷では表現できませんよねぇ。それで雑誌はああいう方向に走るしかないんでしょうかねぇ。菊池 東太展は14日までで終わってしまっていますね。残念。

■ ZARDファン様
ご賛同ありがとうございます。あんな変なキャンペーン貼らなくても欲しい人必要な人は既にデジタル一眼レフ買っていますよねぇ。

カメラで人が死ぬことは滅多にないですからリコールはほとんどないんでしょうね。欠陥とは言いませんが、一眼レフレックスカメラである以上ファインダーはよくして欲しいです。

そうですね、運動会など望遠が必要なシーンではコンパクトカメラでは辛いものがありますから。そういう意味では評価できると思います。

■ B7様
そうなんですよねぇ。ラチチュードが狭いと言われているのがよほど癪に触ってこういう記事になったんでしょうかねぇ。「電動自転車は坂道でこんなに楽」とか自転車趣味の人に言っても「だからどうした」みたいな感じですね(笑)。

アサカメはニューフェース診断室が参考になるので長年買ってきましたが、最近はメーカーの痛いところを突かなくなったのでもうやめどきかなぁと思っています。「ドクター」が変わってからメーカーに媚びるようになったと思います。媚びてないように見せるためにどうでもいいところを突いてみたりしていますね。昔はファインダーにうるさかったし、AFの精度もうるさかったのに。

>その割には銀塩の特集してたりしますよね~。
それは「中古業界」という業界に媚びてるんでしょう(笑)。読者不在で業界に媚びるんなら全部広告で賄ってカメラ屋でタダで配る冊子にすればいいんです(笑)。わたしはそんな冊子手に取りませんが(笑)。

■ ノーネームしたん様
たぶん、フィルムの方がラチチュードが広いという時期が長くあって、それが癪に触っていてあんな記事になったんだと思います。

D100の頃は雑誌の印刷物でも緑色がかってくすんだ色でしたから、別の意味で不自然でした。D100が欲しくてムックを見ていたら横からカメラに詳しくない人に「こんな変な色のカメラ駄目だよ」と言われたことを思いだします。

フィルム一眼レフとコンパクトデジタルカメラの組み合わせで使っていますが、悪くない組み合わせです。デジタルでの望遠やスポーツなどに無理がありますが。逆にGR1やTC-1などと望遠の付いたデジタル一眼レフという組み合わせでもいいのかもしれません。

>ほんとはGタイプでないAi付きのレンズの新作とD-3とF-2組み合わせたいが、Ai無いならGRで楽しむと言ってました
そういう人、私以外にもいらっしゃるんですね。まあニコンには行き着くとこまで行って地獄を見てきてほしいです(笑)。

>ミシュランの包帯の人は初期の方が怖いです。
だんだんとかわいくなってきてるんですよね。でもあれ、包帯じゃなくてチューブかタイヤらしいですが(笑)。どうみても包帯に見えますが(笑)。

■ やまろ様
>SNSのコミュでもそういうことやってるもので、最近は見なくなりましたし。
アサカメもこういう無意味な比較を続けていたら誰も買わなくなるでしょうね。デジタル関係の掲示板でどこのメーカーがどうのという争いみたいのも多くて、わたしも見なくなってしまいました。

■ MANA様
HDR流行ってますよね。アクティブDライティング(オート)は便利そうでうらやましいと思います。そういうこと「も」できるという選択肢があるのがいいんだと思います。全部がHDRみたいな写真だと困ります(笑)。暗部も明部も両方写っていて欲しいこともあるのでこういう技術は大事だと思います。

HDRは今は珍しいので少し流行ると思いますがいずれ飽きられると思います。何でも写っているのって散漫で写真として難しいからです。

フィルムでもスキャン時に調節したり、Nikon ScanのDigital DEEを使うとアクティブDライティングに近いことはできます。失敗したネガなどそれで助かることもあります。

デジタルはますます発展すると思いますが、だからといってフィルムがもう無用のもののような論調やそういう方向に持って行きたい思惑が見え隠れする比較記事はつまらないですねぇ。

■ NeoN様
デジタルカメラは便利でフィルムを超えた部分も多いと思いますが、カメラとしての魅力はないです。20年や30年も平気で使えるようなカメラではないです。そういう意味でもフィルムカメラは大事だと思います。

実はこのあいだ中古カメラ屋さんで程度のいいF2フォトミックAを見かけたのですが、疲れていたのと財布が薄っぺらかったので(いつものことなのですが-笑)買わずに立ち去ったのを悔やんでいます(笑)。こういうことってデジタルカメラではないですよねぇ。

■ よっさん様
はじめまして。コメントありがとうございます。

私はどちらも最大の結果を出せるようにせずに比較している点で違和感がありました。ただ、皆さんが仰るように、最大の結果が出るようにしても比較すること自体になんの意味があるのかと思います。

たとえラチチュードが狭かろうが楽しんで撮ればいいですし、ラチチュードの広さを表現に生かしてもよし。

そうですね、わたしもコンパクトデジタルカメラでたくさん撮っていますしフィルムをスキャンもしていますので、フィルム派デジタル派で分けられても困ります。写真を撮るという目的や楽しみ方にどうかかわるかということなのでしょうね。

_ maple ― 2009年04月22日 12時31分23秒

こんにちは。

そういえば僕は「ネガフィルムはデジタルよりもラチチュードが広い」とはしばしば聞いていましたが、具体的にどれぐらいというのを知らずにいましたし、いま検索してみても、探し方が悪いんでしょうが、「ネガフィルムはデジタルよりもラチチュードが広い、または広いらしい」以上の情報が見あたりませんでした。

その程度の人なので今回の記事にはコメントできないなあと思っていたのですが、それでも何かもやもやするのでアサヒカメラを今買ってきました(^^;

読んでみた感想は「ラチチュード云々だけの記事じゃないんだな」ということと「こんな記事は無意味とは言わないけど、他にデジカメ専門誌なんかいくらでもあるのに何でアサヒカメラがやるんだろう」でした。
「フィルムよりもデジタル」という結論に持って行くための強引さもちょっとアレですが、それよりも「良い悪いの話じゃないと思うんだけど」というむなしさの方を強く感じました。

ただ90〜91ページのチャートはとても参考になります。
ネガってオーバーに強いんですね。
D-76の現像説明書を読んでいたら、増感現像について「ネガフィルムは露光不足に寛容なので一段増感ぐらいなら標準の現像時間でいけます」と書いてあったので「あーアンダーに強いんだ」と思っていました。カラーとモノクロでは違うのかな?
このあたりは自分でもちゃんと調べてみないといけないのでしょうが、どちらにせよ性質を把握した上で使い分けたらいいということですよね。

どうしてもデジカメの記事がないとダメというのだったら、今ムックで出てる「アサヒカメラデジタル」を月刊にして、今のアサヒカメラをムックにしたら良いと思うんですが、どうなんでしょうね。

_ Haniwa ― 2009年04月22日 17時03分57秒

maple様
わざわざアサカメを買っていただき恐縮です。かえってアサカメの宣伝になってますね(笑)。

具体的に何段ぐらいのラチチュードがあるのかが分かるのはいいのですが、条件がはっきりしないのであんまりあてにならないですね。同じ情報でも書き方でもう少しいい感じに書けたろうに、なんかどっちが勝ちかみたいな書き方になって堕ちてしまいましたねぇ。

ネガカラーはオーバーに強いです。アンダーだと粒状感が出て色も出ません。真っ黒なネガの方がましです。ただオーバーもやり過ぎると色が出なくなりますし、粒状感はないですがぽやっとした感じになってきます。インプレッサ50みたいにオーバーもアンダーも全然駄目だけれども適正露出では目を見張る結果のネガカラーフィルムもありましたが。

露光不足に寛容なのは、モノクロだからでしょうか。自家現像しないのでちょっとわかりません。コニカのネガカラーはとにかくアンダーにしないように注意していました。富士やコダックのネガカラーでもアンダーの場合はしまりのないプリントになりやすいです。

フィルムに特化した雑誌にすると「写真工業」みたいになってしまうんじゃないでしょうか。新しい話題が無くて「わざわざ買わなくても知っている・ネット上にある情報」という感じで雑誌が売れなくなってしまいます。アサカメのように、読者の多くがフィルムに拘りつつもそれぞれのスタンスでデジタルも使っているという場合、アサカメやポンカメのような混合した感じがいいんだと思います。私も心躍るようなデジカメが出るのを待っている面がありますから。でも最近は雑誌も新しいカメラもレンズも面白くなくて萎えているんですけれども…。

_ WANI ― 2009年04月22日 23時52分34秒

アサカメの記事は放っておいて・・・(w。

モノクロネガがアンダーに強いか・・・ですがコダックはTRI-XでもT-MAXでも-1EVは許容範囲というか増感撮影しても現像処理は標準のままという素敵な仕様があります。なのでTRI-Xで夕方近くに撮影をしていて日が沈んで来てもあと+1EV欲しい・・・という時はそのままISO800にして撮っても標準現像できちんと仕上がります。どんなカラクリなのか、いやぁ便利ですねぇ(w。

ネオパンは・・・逆光を含め、アンダーになると結構はっきりとシャドー部が抜けてポジでは真っ黒に潰れますね・・・。TRI-XやT-MAXはさすがにシャドー部も再現性が良い様に思います。汽車を撮ったときの足回りなんか良く写りますね。

_ Haniwa ― 2009年04月23日 09時09分55秒

WANI様
貴重な情報ありがとうございます。コダックのモノクロはそういう使い方ができるんですか。それだと自家現像しない私の場合は、1段ぐらいなら高い増感料払わなくて済みますね。

>どんなカラクリなのか
露光量を感知して自動で感度が上がるんです(笑)。フィルムの分子達が「おお暗いぞ、みんな気合い入れて行こ~」となるんです(笑)。

いままでネオパンが多かったのですが、これはもっとTRI-XやTMYを使って見ないといけませんね。情報ありがとうございました。

_ MANA ― 2009年04月24日 22時05分14秒

わかった!!

今後、カメラ雑誌は、フィルムとデジタルを比較するの禁止!!
フィルムとデジタルを競争させるのはダメ!!
もう、これからは完全に別物として扱うのだ。

そう、ハッセルとライカを比べる人は、そうそういないように。
ってところで、どうでしょうか!?(^^;;

_ Haniwa ― 2009年04月27日 09時26分07秒

お返事が遅れて申し訳ありません。

MANA様
たしかに違うものですし、もう仕事でフィルムを使うのも少数派ですから比較しても仕方ないですね。

>そう、ハッセルとライカを比べる人は、そうそういないように。
よいたとえですね。ライカとベッサRを比べる人は多いですが(笑)。

もうフィルムは一部を除き趣味の世界で、デジタルは実用性が確立しましたから、比較しても仕方がないです。これからはフィルムでどれだけ楽しめるのか、デジタルで入門した人にもフィルムの楽しみを知ってもらうという方向での記事を期待したいですね。

_ MANA ― 2009年04月27日 21時16分49秒

まぁ、ライカとベッサは、同じフォーマットで同じマウントなので、比べられてもしょうがないかもしれませんね。
ケンコーのFマウントカメラだって、「だったら中古のFM2で…」なんていわれますから(笑)

私は、最近、一眼レフはデジタル、コンパクトはフィルムという区別でいます。趣味的で、楽しいです。<コンパクト

_ Haniwa ― 2009年04月28日 09時16分36秒

そうですよね、マウントとフォーマットが同じだと比較されても仕方ないです。

中古のフィルムカメラがこれだけ安くなると、新品のフィルムカメラは立場ないですよね(笑)。

>私は、最近、一眼レフはデジタル、コンパクトはフィルムという区別でいます。趣味的で、楽しいです。<コンパクト
いいですね、私と逆ですね。私は、一眼レフはフィルム、デジタルはコンパクト。やはり、デジタルとフィルムの一眼レフを両方持ち歩くのは大変そうです。

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