【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】ペンタックス「DA★ 300mm F4 ED [IF] SDM」(デジカメWatch) ― 2008年06月19日 00時00分00秒
昨晩はアサブロの調子が悪かったようで、このブログが表示されなかった。少なくとも23時から今日の0時半頃まではそんな状態だった。仕方ないのでアサヒネットにメールしておいたのだが、まだ返事は来ていない。アサブロ全体が重いのかと思いきや、このブログや中村正三郎氏のブログなどは表示されない一方で、簡単に開くアサブロのサイトもあって、アサブロの一部サーバーが不調だったのだろう。このブログと中村正三郎氏のブログとは同じサーバー上にあるのだろう。人気ブログと同じサーバー上ではなく、できれば鄙びたサーバー上に置いて欲しい(笑)。
【追記:2008年6月19日22:30】
アサヒネットから回答が来て、「弊社にてアサブロページの対象となる下記のページを確認させていただいたところ、問題なく表示ができておりました。」「インターネット接続に問題はございませんでしょうか。現在ご利用されいるモデム機器のランプ状態などをご確認していただき、点滅や消灯しているものはございませんでしょうか。ご確認をお願い致します。」だとさ。いや、その回線からメールしてるし、このブログも更新してるし、朝になったら直ってるし、いつ確認したのか時間書いてないし、この低レベルなサポートは何?表示されなかったときはKWINS経由のZaurus SL-C3200でも表示できなかった。アクセスログも昨日の22時以降はいつもの半分ぐらいしかなかった。以前DNS問題のときもそうだけど、アサヒネット側で確認できないという障害が多すぎ。こういう脱力するような回答でクレームを減らそうという作戦なのか。高度だな(笑)。
【追記ここまで】
さて、表題のペンタックス「DA★ 300mm F4 ED [IF] SDM」だが、今はペンタックスユーザーではない私がなんで取り上げたかというと、それはこのレンズのAF方式の対応がすごいからである。
【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】ペンタックス「DA★ 300mm F4 ED [IF] SDM」~★レンズのなかでも別次元の写り(デジカメWatch)
SDM仕様なのでAF動作音がほとんどしない。ボクにとっては初SDMなので、なんだかペンタックスのカメラを使っているような気がしない不思議な感じだ。ちなみに、SDMに対応していないK100Dに装着すると、自動的にAFカプラー駆動に切り替わり、いつものギュイーンギュイーンというけたたましいモーター音が復活する。Quick Shift Focus機構といい、SDMとAFカプラーの共存といい、ペンタックスのレンズは非常に芸が細かい作りだ。
すごい。SDM(超音波モーター)内蔵のみならず、AFカップリングでボディ内モーターからの駆動にも対応しているのだ。AFカップリングのギヤなど従来と同じ構造にさらにSDM(超音波モーター)を搭載して両者をうまく切り替えるなんて。素晴らしい。ニコンも見習って欲しい。
よく、「不変のニコンFマウント」なんていわれているが、マウントの形がほとんど変わっていないだけで、実際には多くの制限がある。それはペンタックスのKマウントも同じなのだが、Kマウントはレンズの方にボディ内モーター・レンズ内モーター両方を対応させているのだ。これからは「不変のKマウント」と敬意を持って呼ばせていただく。ニコンはD40などでは通常のAFレンズはAFできず、逆にSWM(超音波モーター)内蔵レンズをAF-S・AF-Iレンズ非対応のAFボディ(たとえばF-801など)で使う際にはAFができない。ペンタックスのなんて素晴らしいことか。
じゃ、ペンタックスに行けばいいとはいかないところが、辛いところだ。過去にAsahi Pentax SVを使っていたことがあるが、カメラもレンズももう手元にはない。しかも、ペンタックスは私が再び一眼レフ沼にはまり掛けたときにはレンズラインアップが縮小中で、どんどん単焦点レンズがなくなっていっているときであった。タイミングが悪かったのだ。Kマウントの中古は、ニコンの中古に比べて球数が少なく、探すのにも苦労しそうだし。
他方、APS-Cサイズ用の単焦点レンズを揃えているところがペンタックスの偉いところで、これだけでも評価してペンタックスのデジタル一眼レフを買ってあげたいところだ。しかし、APS-Cサイズの撮像素子のカメラではいままでのKマウントのレンズを135フィルムと同じ画角で使えないというジレンマがある。ファインダーもニコンよりはいいし、ペンタックスに肩入れしたい気持ちはあるのだが、なかなか。
それよりも気になるのは、このペンタックスDA★ 300mm F4 ED [IF] SDMもそうなのだが、APS-C専用のレンズばかり出していて大丈夫なのかということだ。「フルサイズ」のデジタルカメラが主流になったときに、このレンズはどうすればいいのだ。ズームレンズは日進月歩なので、古いレンズは買い換えるという発想もあるが、単焦点レンズは実用的な寿命が長い。その辺も気になる。
唯一の不安材料はデジタル専用のDAレンズなので、将来APS-Cサイズよりも大きなセンサーを搭載した機種が出たときに、このレンズが使えるかどうかは微妙という点。
おそらく、ペンタックスは当面135フルサイズのデジタル一眼レフは出さないと言う方針なのだろう。だからこそ、ボディ内レンズ内両方式のAFに対応したレンズを出す一方で、APS-Cサイズ専用なのだろう。このあたりが微妙なので、デジタル一眼レフに踏み切れないということもある。
というか、デジタル一眼レフ買うよりも、もういちどAsahi Pentax SVとSuper Takumar 55mm F1.8と、なにか広角レンズ買った方が幸せになれるような気がする。あっ、でもSVなどのM42マウントのカメラにはKマウントのレンズがつかないんだよなぁ。思い出した、それが思い出のSVに手を出さない理由だった。やっぱ、ニコンだわ(爆)。
キハ35 73 国鉄奈良線京都駅(1978年頃):Asahi Pentax SV、SMC Takumar 200mm F4、Sakuracolor II、絞り・シャッタースピード不明、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED。
親が死蔵していたSuper Takumar 55mm F1.8以外に、SMC Takumar 200mm F4を親に買わせた。これは「望遠レンズでボクの運動会を撮って欲しい」といって買わせたのだった。しかし、うちの親が使うとピンぼけ連発で、結局私が妹の運動会を撮る羽目になった(笑)。だから、このレンズで自分が撮られた写真は少ない。しかし、当初のもくろみ通り自分のレンズが増えたのだった(笑)。1978年当時、M42マウントのタクマーレンズの新品はもうほとんど売ってなくて、梅田で回った何件目かのお店にようやく店頭在庫があった記憶がある。今考えると中古でよかったと思うのだが、私や父にそういう発想はなかった。
奈良線はいまでは電化されているが、この当時(たぶん1978年頃)は非電化だった。京都から奈良へは近鉄京都線が走っていて、近鉄の方が本数も圧倒的に多く速いので、国鉄を使う人は少なかったと記憶する。このディーゼルカーは、ドアが外吊りでいかにも手を抜いた感じがして好きではなかった。しかも、乗客も多くないのに「通勤型」とかいって椅子が少ないのも、なんか好きになれない理由だった。でも先頭のクリームと朱色の塗り分けは結構好きだ。
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