Distagon T* 2/28 ZFにもHamaのマルチレンズフード(ラバー) ― 2008年06月04日 00時00分00秒
ニコンのCapture NX2のことでも書こうかと思ったが、Nikon Capture 4は持っているがCapture NXは持っていないし、デジタル一眼レフも持っていないので(苦笑)、書くのはやめた。こういうソフトって、メーカーの一意でバージョンが変わって買い換えなければならなくなるのってなんか変な気もする、とだけ書いておく。
今日は、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFのフードの話だ。Distagon T* 2/28 ZFのフードは金属製のバヨネットで、この取り付け方法やフィルターとの関係などが洗練されていないことは以前書いた。
Distagon T* 2/28 ZFのフードとキャップ ― 2007年11月07日
それで、金属製のフードはかっこいいことはかっこいいのだが、混み合ったところでこういう広角レンズの薄い金属製フードは背の低いこどもの顔とりわけ目に刺さりそうで怖いと思っていた。望遠レンズの丸形フードなどは深いしカメラが下を向くのであまり問題にならないし。カメラが横か上向きになる広角単焦点レンズで問題になる。そして、広角レンズのフードは浅くて広いので問題になるのだ。プラスチック製のフードの場合、強度の関係から厚みがあるので刺さりそうな感じにはならないのだが、金属製は薄いので目に刺さりそうになる。カメラを内向きに提げていればいいのだが、何かの拍子に表に向いて、どこかのお子さんの頭にフードがコツンとなったこともある。すまん。
そこで、Ai Nikkor 35mm F2SやAi Nikkor 28mm F2.8SにはHamaのマルチラバーフード(52mm径用)を付けていた。HN-3やHN-2も持っているが、ラバーフードだといろいろ安心である。カバンからの出し入れ時にゴムの摩擦でやりにくいという欠点はあるが、カメラ携行時の安心の方が大きい。ゴム製だと少し何かがフードに当たったようなときはゴムが緩衝になってレンズに衝撃が伝わらないし。ただしもっと大きな衝撃の際は、金属製のフードは、フードがひしゃげて衝撃を吸収するが、ラバー(ゴム)製の場合はそういうことはない。まあレンズは落としたら駄目ということで(笑)。
今までなかった「ネジ込み式花形フード」、JENIS「LENS HOOD 77mm」 ― 2006年10月26日
前置きが長かったが、今回Distagon T* 2/28 ZF用にもHamaのマルチレンズフード(ラバー)を購入した。52mm径のものと違って58mm径の方はかなり大きく感じる(*)。もともとDistagon T* 2/28 ZF自体が広角レンズの割に鏡胴が長くて大きめレンズなのに、さらに径の大きなゴム製のフードで嵩張るようになってしまう。しかし、ラバー製フードの安心感になれてしまうと気にならない(笑)。キャップもラバーフードの内側に58mm径のキャップがそのまま使用できる。私はツァイスのキャップではなく、ニコンのLC-58を使っている。
【追記】* Ai Nikkor 28mm F2.8Sに52mm径用のハマのマルチレンズフードを装着した写真を追加した。52mm径用に比べて58mm径用は急に径が大きくなり、枠が大きくなっている。そしてなぜか折りたたんだゴムのフードの立ち上がりは浅くなっている。またゴム自体も分厚くなっている。52mm径用はお勧めできるが、この58mm径用はあまりお勧めできないかも。もしかしたら、ゴム部分が62mm径用と共用なのかもしれない。
【追記ここまで】
このハマのマルチレンズフードは24mmから210mmまでをカバーするので、折りたたんだ状態だと28mmのディスタゴンではケラレは生じない。欠点があるとすれば、嵩張るのと、出し入れしにくくなるのに加えて、ドイツ製でマルチな焦点距離対応ということで値段がちょっと高めということか。
写真上はCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFにマルミのDHGプロテクトフィルターを装着してそこにHamaのMulti Lens Hoodをねじ込んだもの。
写真下中は純正フード装着状態。こちらはバヨネット式。おなじくマルミのDHGプロテクトフィルターを装着している。
写真下(追加)は、Distagon T* 2/28 ZFと、Ai Nikkor 28mm F2.8Sの比較。同じハマのマルチレンズフードなのに、径が違うと仕様が少し異なるようだ。58mm径用は無駄に径が大きいような気がする。
電球の下でAWBで撮って色が変だが、直すのも面倒なのでそのままだ。すまん。
最近のコメント