気になるデジカメ長期リアルタイムレポート【第7回】ペンタックスK20Dオールドレンズとの相性をみる(デジカメWatch) ― 2008年06月10日 00時00分00秒
今日は更新が遅くなってしまった。すまん。デジカメWatchの気になるデジカメ長期リアルタイムレポートの第7回は、「ペンタックスK20D【第7回】オールドレンズとの相性をみる」だ。
そうそう。こういう企画のニコンD3版を待っていたんだよねぇ。でも、前に書いたように、デジカメの実用的な寿命って短いから、手間掛けて多くレンズをテストしても、また新しいデジカメが出てそれが全然違う描写傾向だったりすると、前のテストの意義が薄れる。それで、まあ楽しみではあるんだけれども、もうどうでもいいや、という気になったのだった。
もちろん、今回のペンタックスK20Dとオールドレンズの組み合わせはおもしろいし、既にK20D持っている人はレンズを増やすきっかけになるし、該当オールドレンズをお持ちの方はK20D買う気になってくるので、十分に意義のある企画だ。
これがニコンD3になると、値段が下がってきているとはいえ40万円以上するカメラで、私は買う予定も立たないので、せっかくD3とオールドレンズの描写傾向を調べてもらっても、私が買えるようなFX普及機が出たときには全然違う描写傾向の可能性があるわけで、買えそうにもないD3とオールドレンズの組み合わせを見てみても仕方ないことに気がついたのだ。まあ、頑張っても絶対に買えない価格というわけでもないのだが、40万円以上出して買うほど欲しいかと問われると、否、なのだ。それだったらCONTAX Gシリーズコンプリートの方が幸せになれそうな気がするし(笑)、銀塩Leica方面に感染してみたい気もする(笑)。
それで、デジタル一眼レフと各種レンズの組み合わせには興味を失ってしまった。銀塩フィルムとレンズの組み合わせに比べて、デジタルカメラとレンズの組み合わせでの写り方が機種ごとにあまりに違いすぎる。持っているデジタル一眼レフカメラ、あるいは買おうかどうか迷っているデジタル一眼レフカメラならこういうテストはありがたいが、当面欲しいデジタル一眼レフがないので、つまらなくなってしまった。
話はペンタックスK20Dに戻って、このカメラおもしろいですなぁ。
いわばK20DのCMOSセンサーは、わずかにステアリングを切っただけで機敏に反応するレーシングカーのようなもの。斜めから入った光を最大限に利用するだけでなく、レンズが作った画像を忠実に再現する特徴も併せ持っている。レンズの個性を楽しむという意味で、これほど撮り甲斐のあるボディはほかにないだろう。
おもしろいけれども、オールドレンズでもちゃんと写るボディをもうひとつ持ってないと、実用的に困るかもしれない。まああれか、最新のズームレンズ買っとけばこのボディだけでも大丈夫か。ペンタックスにはAPS-Cサイズデジタルカメラ用のユニークな単焦点レンズもたくさんあるし。
こうしてみると、デジタル一眼レフとフィルムカメラって同じレンズを使って形も似ているが、全然違う道具ですな。そうなると、フィルムも残ってもらわないと困ると確信した。
たねまる(東急東横線):GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/52sec、-0.3EV、ISO64、プログラムAE
この「たねまる」は被り物の方を見ると赤いブルマでも履いているのかと思ってしまうが(梅雨時になると防水デジカメが欲しくなる ― 2008年06月05日参照)、イラストの方を見ると、履いているのは船のデザインのパンツだった(笑)。
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