アサヒカメラ2008年7月号予告から ― 2008年06月16日 00時00分00秒
アサヒカメラの次号予告から気になるものをピックアップ。
アサヒカメラ2008年7月号予告
- 表紙=ハナブサ・リュウ ハッセルブラッド501CM・プラナー100ミリF3.5・プロビア100F
- 【特集】]Nude----美への誘い
- 写真力強化宣言 ハナブサ・リュウ ヌードのレッスン
- 集まれ! 写真手動派 巻き上げで撮影リズムを掌握せよ 神立尚紀
- D・D・ダンカン独占インタビュー ニッコール伝説の真相
- [木村伊兵衛のこの一枚] 選・田沼武能 両国・花火見物をする群衆
- 岩合光昭の動物便り ラッコ(アラスカ州/アメリカ)
- 白籏史朗 山の華 コバイケイソウ
- 懐かしのぞっこん鉄道 櫻井 寛 京浜東北線----南浦和
- カンレキからの写真楽宣言 田中長徳 京阪 Nikon 感傷ツアー
- 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 交換ファインダー 赤城耕一
- こんなカメラに触りたい 赤瀬川原平 イルフォード/スプライト35
- ニューフェース診断室 ペンタックスK20D+smcペンタックスDA18~55miri F3.5~5.6ALII
毎年この号はヌードだなぁ。嫌いじゃないんだけども(笑)、毎年同じ時期というのがどうも。ハナブサ・リュウ氏のヌードはモデルもきれいで楽しみではあるのだが。
「集まれ! 写真手動派 巻き上げで撮影リズムを掌握せよ」は、たしかに手巻きはデジタルカメラにはない(EPSON R-D1という変わったカメラもあるが)、フィルムカメラの「特権」なので大事だ。しかし、場合によってはワインダーの方がいいこともある。手巻きとワンダー・モータードライブが選択できるというのがいい。ただし、最初からワインダー内蔵のカメラよりも。ワインダー装着時にボディが大きく重くなってしまうという難点があるが。
「D・D・ダンカン独占インタビュー ニッコール伝説の真相」は、どこかの雑誌で散々読んだ(笑)。ダンカン氏も、「またその話で取材か」と思っているんじゃないか(笑)。
「銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 交換ファインダー」これもデジタルカメラになってからなくなりつつあるもののひとつだ。ニコンの現行機では、ファインダー交換式のカメラはなくなってしまった。Nikon F6もFM10もファインダー交換式じゃないからなぁ(これらのカメラはファインダー倍率が高いので、後述の意味での「高倍率交換ファインダー」は不要だ)。デジタル一眼レフカメラでも、ファインダー倍率の高い交換ファインダーとか用意してくれればうれしいのだが、需要がないのだろう。ますますデジタル一眼レフに興味を失う今日この頃。この週末、FM3A用のスクリーンを入れたF-501に明るい単焦点レンズをつけて使ったが、ピントの見え方が素晴らしい。絞りを開けてがんがん撮れる。20年も前のカメラに7年前のスクリーンを入れたものに劣っている今のカメラのファインダーってなんなんだ。もっと、物欲を刺激してくれよ。ああ、FM3Aが欲しくなってきた(笑)。でも中古価格が高くて買えない(爆)。
ということで、今月号もなんか、「おお、これは買わねば、発売日が待ち遠しい」という感じじゃないなぁ。発売日に店頭でヌードのページ開いた瞬間に即買い決定になるかもしれないが(爆)。
コダクロームの海外現像仲介業務を2008年9月末まで延長 ― 2008年06月16日 00時00分01秒
コダクロームの国内販売終了・国内現像終了で、今年(2008年)の6月末までとされていたアメリカDwayne’s Photoへの現像仲介業務が、今年(2008年)9月末までに延長になることが発表された。
コダクローム処理サービス仲介業務終了のお知らせ(2008年6月16日 コダック株式会社)
2008年6月16日
コダック株式会社
[リリースNo.08-008CB]コダクローム処理サービス仲介業務終了のお知らせ
コダック株式会社(社長:松浦 規之)は、本年9月末日受付分をもって、現在コダック資本参加ラボであるケイジェイ イメージング株式会社(社長:村松 潔)の協力のもとで行っている、米国におけるコダクローム処理サービスの仲介業務を終了致します。
コダック株式会社では、コダクロームフィルム国内処理終了に伴い、昨年12月末より本年6月までの予定で実施してまいりました米国処理仲介業務につきましては、海外送り本数の出荷状況等を勘案し、予定を3ヶ月延長して、本年9月末をもってその業務を終了することといたしました。
国内で販売された同フィルムの使用有効期限は本年6月が最終であり、コダック株式会社ではまだコダクロームフィルムを保有しているユーザーには、ぜひそれまでに撮影を完了して頂くようお勧めしております。
なお10月以降のサービスに関しましては、ユーザーの方に直接、世界で唯一処理可能なラボである米国ドウエイン社に国際宅急便などで依頼して頂くことになります。サービスの価格および申し込みフォームは こちら から確認頂けます。(英語のみの表記となっています)
Dwayne’s Photo
PO Box 274 / 415S 32Nnd St.
Persons, KS USA 67357
Phone:620-421-3940 / Fax:620-421-3174
www.dwaynesphoto.com
私も手元ににPKRとKLが数本残っていて、今月中に撮らなければならないなぁ、と思っていたところだったのだ。3ヶ月長くなってちょっとうれしい。
ただ、引用した最後のパラグラフにあるように、海外現像に直接出すことを薦めるのであれば、海外現像になることや仲介業務はしていないことを明記した上で国内でコダクロームフィルムを売ってくれてもいいように思うのだが。まあ、Dwayne’s Photoに現像に出すついでにそこで買えばよいのだろうが。
さて、この夏で手元のコダクロームを使い切ろう。パトローネの返却もお願いしよう。
写真は、Kodachrome 64 (KR),Kodachrome 64 Professional (PKR) and Kodachrome 200 (KL)。
【関連】
・コダクローム海外現像が帰って来た ― 2008年01月18日
・Kodachrome 海外現像は3507円で納期2~3週間 ― 2007年11月22日
・コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知(追記あり) ― 2007年11月01日
・コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
・コダクローム国内現像危うし(追記あり) ― 2007年10月24日
・コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了 ― 2006年12月13日
・コダック コダクローム200フィルムが国内販売中止(追記あり) ― 2005年12月21日
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