PROVIA 400Xやっと使ってみた ― 2006年05月12日 00時00分01秒
4月新発売の富士フイルムのISO400リバーサルフィルム、プロビア400X(略称RXP)をやっと1本使い切った。発売日に買ったものの、なかなか使い切れずにいた。
使ってみた印象は、ぱっと見た感じISO400だと分からなくなったということ。それだけ粒状性が向上した。もちろんISO100のフィルムと比べると違いは分かるし、拡大すると差は顕著だろうが、ルーペでみたりスキャンしているときに「ああ、高感度フィルムだなぁ」とあまり思わなくなった。
色が鮮やかになったそうだが、露出の掛け方やレンズにもよるのだろうが、普通にPROVIAだ(笑)。過度な派手さはないように思う。ただ、PROVIA 100Fに比べて、青みは少ないように思う。ニュートラルな感じ。PROVIA 100Fの全体に青っぽい感じなのは好みではないので、PROVIA 400Xはいい感じだと思う。個人的には、富士のリバーサルには空の青さを求めているので、もうちょっと空が青くてもいいような気がするが。
もうちょっと使ってみないと分からないのだが、PROVIA 100Fではなく、ASTIA 100Fとペアで使ってもそんなに違和感のない常用可能なISO400リバーサルフィルムではないだろうか。マクロ撮影などで実効F値が大きくなってシャッタースピードが稼げないときなどに威力を発揮しそうだ。実売価格がもう少し安いとうれしいのだが。いずれにしてもこんな時代に新規のフィルムを投入してくれる富士フイルムには感謝しなければ。
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