懐かしのニッコールデザインを採り入れたNoxlux DG 50mm F1.2 ― 2025年07月20日 00時00分00秒
懐かしのニッコールデザインを採り入れたNoxlux DG 50mm F1.2MR.DINGブランドの大口径単焦点レンズが発売されるそうだ。
懐かしのニッコールデザインを採り入れたF1.2標準レンズ(デジカメWatch)
E&Iクリエイション株式会社は7月17日(水)、MR.DINGブランドの大口径単焦点レンズ「Noxlux DG 50mm F1.2」の予約を開始した。8月下旬から順次発送予定としている。希望小売価格は10万3,000円。対応マウントはニコンZ。
ニコンAI/AI-S時代のレンズデザインを踏襲したMF単焦点レンズ。外装は金属製。レンズにはARコーティングを施し、マウントには電子接点を搭載した。クラシカルな外観と現代的な機能性を両立させたとしている。
鏡筒全体にタイヤトレッド状のフォーカスリングを配し、ホワイト&オレンジのクラシックな距離指標を採用した。
12枚羽根の円形絞りにより、開放F1.2でも円形に近い点光源のボケを実現するという。クリック感のある絞りリングを採用。
電子接点も備え、Exifデータの記録にも対応する。
35mmフルサイズ用で、F1.2の大口径で、絞り環もあって、電子接点もあってExifデータの記録にも対応、と文句の付けようのないスペックではある。
ただ、希望小売価格は10万3,000円もするのなら、コシナのレンズで性能のいいものがあるし、なによりもNIKKORの55mmや50mmのF1.2レンズがライバルになる。なかなか厳しいのではないか。
コシナのNOKTON 50mm F1 Aspherical Z マウントは、希望小売価格(税別)¥240,000 もするが、それに見合った性能だし、NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z マウントは、希望小売価格(税別)¥105,000で価格的にもちょうど対抗馬だ。APO-LANTHAR 50mm F2 AsphericalもF2で希望小売価格(税別)¥130,000だ。これはコシナ自身が「フォクトレンダー史上最高性能の標準レンズ」 と言っている。
VMマウントだと、 NOKTON 50mm F1.2 Aspherical II が、希望小売価格(税別)¥135,000で真っ向勝負だ。Noxlux DG 50mm F1.2の希望小売価格10万3,000円は、うーん、という感じだよね。 まあ人それぞれの趣味なので、こういうデザインでこういうぐるぐるボケ描写がアレに使える!という方は買うのだろう。私はこのレンズを見て、コシナのレンズが欲しくなってしまったゾ(笑)。
ということで、選択肢が増えるのはよいことだし、このレンズの発売で、たしか似たようなスペックのレンズがあそこから出てたよなぁと見ているうちに物欲が喚起されるというよい効果(よいと言っていいのか?)が出るので。このNoxlux DG 50mm F1.2の発売は朗報なのだろう。
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