カメラグランプリ2006はニコンD200~特別賞はGR DIGITALとZeiss Ikon2006年05月19日 00時00分00秒

カメラグランプリ2006はニコン D200に~特別賞はリコー GR DIGITALとZeiss Ikon(デジカメWatch)

EOS 5Dを抑えて、ニコンD200、堂々のグランプリですなぁ。リコーGR DigitalとZeiss Ikonも特別賞受賞だ。

D200はボディの性能が評価されているようだ。ニコンは機械部分の耐久性や精度には安心感がある。個人的にはデジタル一眼レフは、ファインダーの見え具合をもう少し何とかして欲しい。今回のグランプリとは関係ないコメントだが、写真家の那和秀峻氏は、

一眼レフではなく、「一眼」を謳うEVFカメラがレンズ交換式となる可能性もある。そうなったら、私はもう仕事でデジタルカメラを使うことはほとんどなくなるだろう。また、フィルム一眼レフへと回帰して行くことになるような予感がする。
http://www.nawa-jp.com/etc/etc.htm2006年5月14日の項

だそうだ。そこまでおっしゃるか、すごいなぁ。

あと、何度も書いてるが、ニコンは広角側のニコンDXフォーマット用単焦点レンズをラインナップするか、従来の35mmフィルムカメラ用の広角レンズがちゃんと広角レンズとして使える「フルサイズ」デジタルカメラをラインアップするか、どっちかにして欲しい(両方でもいいが)。

GR Digitalの受賞理由の「数年で陳腐化しがちなデジタルコンパクトカメラのなかにあっても、所有する喜びと使う喜びを長く与え続けてくれるであろうカメラ」というのは大事だ。すぐに次機種がでるというのはどうも性に合わない。でもデジカメの技術が煮詰まってくるまでは、なかなかそうもいかないんだろうなぁ。ファームウェアでどんどん改良されていく楽しみもある。わたしのGR Digitalの評価点は、「優れた単焦点28mmレンズ搭載」に尽きる。

Zeiss Ikonも気になる一台であった。Biogon T* 28mmF2.8 ZMとかBiogon T* 35mm F2 ZMとかPlanar T* 50mm F2 ZM付けて使ってみたいなぁ。

「GR DIGITAL」が“カメラグランプリ2006・カメラ記者クラブ特別賞”を受賞(リコー ニュースリリース)

GR DIGITAL「プレミアムリングプレゼントキャンペーン」2006年05月19日 00時00分01秒

リコーは、「GR DIGITAL」のカメラグランプリ特別賞受賞を記念して、「プレミアムリングプレゼントキャンペーン」を行なう。GR DIGITALのレンズ周囲に装着できるリングを応募者全員にプレゼントする、そうだ。
リコー、GR DIGITAL「プレミアムリングプレゼントキャンペーン」 ~カメラグランプリ特別賞受賞記念(デジカメWatch)

あのリング、プラスチック製でポキッと折れそうな感じのものだったからなぁ。ユーザ全員プレゼントだから、事実上の改良パーツ配布だといいなぁ。リコー、GR DIGITALに気合入ってるなぁ。いいことだ。集まった要望や感想がフィードバックされてGR DIGITALの改良や次機種に反映されるといいなぁ。

しかし、もらえるリングが赤、青、金って、ちょっと派手だなぁ(笑)。黒とか銀とかないのかぁ。材質もよくなってるといいのだが。それは無理か。

ちなみに、レンズコーティングを剥離させてしまって、レンズユニット交換後に周辺流れのようなものが見つかり再修理に出している我がGR DIGITALであるが、まだ修理中だ。代替機を貸してもらっているので、ゆっくり確実にお願いしている。リコーテクノシステムズ(株)デジタルカメラサービスセンターから今日午後連絡があり、途中経過の説明があった。不良は当初予想していたリトラクティングシステムにはなく、固定されている前群レンズの組みつけにあったそうだ。その不良は近接時にしか露呈しないものなのだそうだ。現在は修理用にストックされているレンズユニットの再検査などをしている状態なので、最良のユニットに交換させていただきたいのでもう少し時間をくださいとのことだった。ちなみに買った当初のレンズユニットはかなり精度が高くいわゆる「大当たり」(*)だったらしい。また、ファームウェアが古い代替機はご自由にファームアップしてくださいと言われたが、自分のではないので万一のことを考えて現在のバージョンのまま使うことにした。しかし、リコーのアフターサービスって本当に丁寧だなぁ。さらにCaplio R4でも買うかぁっていう気になってくる(笑)。(*)リコーの人が「大当たり」と言ったわけではない。基準をクリアした中でも上の方、みたいな表現だったように思う。

【追記】
でも基本は製造時の管理や検査をきちんとすることにあることはいうまでもない。ユニットで交換することになっているのならば、なおさら製造時にきちんとしておかないと、下手をすると何回もユニットを交換することになってしまう。その辺はコストとの兼ね合いもあるだろうが、消費者の信用といったすぐには金銭に換算できない部分もあるので、もう少し精度をあげて欲しい。またユニット単位での交換というシステムも再考の余地があるような気がする。前群の組み付け不良がわかっても、そのユニットの組み付けをしなおすことができないから、別の優良なユニットを探さなければいけなくなる。注文の多いユーザーが想定されるような機種は、ユニット単位での修理と再組み立てのような修理とをうまく使い分けられるような製品のつくりになっていればいいのだが。あっ、でも元々のユニットの組み立て精度が高ければ、そんなことしなくても大丈夫か。急がば回れ、だな。

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