Blog開始から1周年2006年05月16日 00時00分00秒

早いもので、"Haniwaのページ"作者のBlogを開始して今日でちょうど1年になる。去年の今頃、アサヒネットがブログサービスを開始すると聞いてベータ版に参加しようと思ったら、募集開始と同時に定員になってクレームがでまくり(笑)、2次募集をしたときにはじめたのがこのBlogだ。

この1年で写真関係はいろいろなことがあった。アグファがフィルムから撤退し、京セラがカメラから撤退し、コニカミノルタがカメラ・フィルムから撤退し、ニコンがフィルムカメラやマニュアルフォーカスレンズを縮小し、マミヤが写真から撤退して事業を売却したりした。 デジタル一眼レフに躊躇しているうちに、どんどん環境は変化する。コダックも白黒印画紙から撤退したり、富士フイルムも頑張ってはいるがかなり整理されてきている。

フィルム自体がなくならないように、なんとかフィルムを使っていきたいと思うのだが、私ごときの消費量は全体に影響しないわけで、どれだけ皆様がフィルムをお使いになるかにフィルムの命運が懸かっていると思う。連休中に出掛けた先で印象的だったのは、3歳前後の女の子をお父さんが、富士のGA645Wiと京セラContax G2Sonnar T* 90mm F2.8で撮影していたこと。やはり記録はフィルム、それも中判の情報量でということなのだろうか。GA645Wiって欲しいと思ったことのある中判コンパクトカメラ(笑)なのだが、新品は高かったし、中古品もなかなか出物がなかった。GA645Wはあるのだが、GA645Wiはあまりないのだ。うらやましい(笑)。

デジカメも便利なのだが、皆さん、是非フィルムでも貴重な記録を撮ってほしい。お正月とか誕生日とかの記念の日にはフィルムでも撮っておくといいと思う。特にネガフィルムは同時プリントではなかなかそのラチチュードを活かせないが、ネガ自体にはものすごい情報が載っているのだ。明暗差のある状況を撮影したネガフィルムには、L判同時プリントでは飛んでしまっているが、思っている以上に色々写っている。私はそういうネガの情報は、フィルムスキャナで取り出しているが、マニアでない一般の人も手軽にネガの情報を引き出せるサービスが欲しいところだ。フィルムカメラかデジタルカメラかという選択ではなくて、共存できるような新しい環境をメーカーは提案していって欲しい。

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