GR Digitalの防水ケースを考える ― 2006年05月15日 00時00分00秒
GR Digitalの前玉のコーティングを剥離させて、2万2千円余の出費でレンズユニットを交換する羽目になったから、というわけではないのだが(笑)、リコーのGR Digital専用の防水ケースを発売して欲しい。防水ケースとは、こんなかんじのもの(*)。
(*)ニコンオンラインショップがニコンダイレクトに改装されたのでリンク先変更した(2006年8月29日)
防水ケースがあれば、水中だけでなく、水辺での撮影や埃っぽいところなどで安心してGR Digitalが使える。リコーから防水ケースが出ていないのは、リコーは工事現場用の防水防塵デジカメCaplio 500Gwideなどを発売しているからだろう。防水ケースを売ると、Caplio 500Gwideなどが売れなくなると考えているのかもしれない。しかし、それは違う。防水ケースに入れても、元のカメラが耐ショックになったりするわけではないし、本体で防水になっているに越したことはないから、Caplio 500Gwideのニーズは防水ケースを発売しても変わらないと思う。
ちなみに、Caplio 500Gwideの前機種にあたるCaplio 400Gwideには、Caplio 400GwideとCaplio 400Gwide Fがあって、Caplio 400Gwide FのFは消防の意味のfireらしい(〈消防対応の高感度モード搭載〉火災現場の困難な撮影条件でも対応できる消防対応デジタルカメラ登場!!)。本物のプロのデジタルカメラだ。
GR Digital用の防水ケースの場合、ワイドコンバーターをどうするのかも問題になるだろう。ワイコンをつけた状態とつけない状態のどちらでも同じ防水ケースにフィットするような仕組みを考えて欲しい。
もうひとつ、オートフォーカスも問題になるかもしれない。リコーの「ハイブリッドAFシステム」(説明書には「ハイブリットAFシステム」とあるが誤植だろう)は、外部パッシブ式とCCD(コントラスト)式の併用だが、水中では、外部パッシブ式の測距だと水の屈折率の関係でピントがずれる。GR DigitalのマクロモードはCCD式のみになるようなので、このマクロモードでは全域でCCD(コントラスト)式になるのなら、マクロモードで水中はOKかもしれない。
しばらくすると、梅雨になり、夏の海のレジャーシーズンがやってくる。そのときにGR Digitalで撮りたい人も多いと思う。是非夏までに防水ケースを発売して欲しい。
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