国民の目を欺く二つの神話(森永卓郎) ― 2006年05月29日 21時00分00秒
国民の目を欺く二つの神話~「借金漬けの日本」も「日銀の金融緩和」も信じるな~日銀、財務省、政府の三位一体で国民をだます(森永卓郎 小泉構造改革をどう生きるか第33回:日経BP)
もし、財務省や日銀、政府のやっていることの本質を理解せず、このままやりたい放題にやらせてしまえば、2009年から消費税は谷垣財務大臣の主張通り、10%に限りなく近いラインで引き上げられるだろう。
97年に橋本内閣のとき税率が3%から5%に引き上げられただけで、日本は金融危機に陥ったのだから、5%も上がったらどれほど大変なことになるか。なぜこれほど単純なことに気づかず、経済の専門家も口をつぐもうとするのだろうか。
新自由主義者たちは小さな政府を目指し、その成果を金持ちに渡して、一般庶民に増税を背負わせようとしている。競争を激化させ、格差を一気に開かせたいのだろう。日本人はお人好しで、増税はやむを得ないなどと好意的に解釈していると、新自由主義者たちの思うつぼだ。
うーん、消費税が10%になったら、カメラやレンズを買ったりフィルム現像が気安くできなくなるなぁ(そういう問題じゃないだろ>自分)。
最近のコメント