GR Digital不具合の原因は修理用設定の戻し忘れ ― 2006年05月30日 00時00分00秒

レンズユニットを再交換してもらったGR DIGITALのUSB通信方式の設定が、「マスストレージ」に変更しても、電源を切るとまたデフォルトの「オリジナル」に戻ってしまう不具合があったので、今日再びリコーテクノシステムズ(株)デジタルカメラサービスセンターへ行ってきた。
不具合の原因は修理用の設定の戻し忘れであった。メイン基盤を交換したというので、基盤の不良かと思っていたのだが、戻し忘れという作業ミスが原因であった。なので、謝ってもらったり、技術の方と10分ばかり雑談しているうちに、奥で別の方が設定を戻して修理完了となった。メイン基盤の不良でなかったので、製造管理部門や検査部門の方は、ほっとされたのではないだろうか。私もあちこちでGR DIGITALの品質の問題を目にするので疑心暗鬼になっていて、部品のせいにしてしまった。部品の不良ではなかったので、少し、GR Digitalの信頼感が増した(笑)。でも部品の不良ではなかったもののミスはミス。返却前にチェックするような手順を考えておいた方がいいと思う。でも修理の人は一所懸命にやっているし人間はミスをするものなので、厳しい処分とかしないでね(はぁと)。それよりも再発防止の手順整備に力を割いて欲しい。
雑談で、修理の技術の方が、「お客様がディスプレイでみて不良が分かるようなレベルではいけないんです。」と仰っていた。GR Digitalは、本来、設計上、(パソコンの)ディスプレイで見て画像が流れていることがないはずものなのだそうで、修理の方からも製造部門に更なる品質の向上を伝えているとも仰っていた。また、GR DIGITALのレンズは組み立てが非常にシビアで苦労しているらしい。わたしの方からも、一眼レフの交換レンズも含めて、こういう広角単焦点のデジタルカメラがほとんどないので、GR DIGITALやリコーに頑張ってもらいたい旨伝えておいた。
あと、ファイル番号が前の代替機からの続き番号になってしまうのは仕様とのことで、私のGR DIGITALは35000枚ぐらい撮ったみたいなファイル番号になっている(笑)。
さあ、これで安心してGR DIGITALで撮りまくれるぞ。ワイドコンバーター(21mm相当)のリポートをしていなかったので、そのうちリポートする予定。
最近のコメント