ニコンF100のカスタム設定2007年02月13日 00時00分00秒

運転室:GR DIGITAL + GW-1 21mm相当、1/97sec、F2.4、ISO100、-0.3EV

今日は連休明けで忙しいので小ネタですまん。ニコンF100のカスタム設定について。

ニコンF100は、22種のカスタム設定が可能だ。カスタム設定の詳細にご興味ある方は、ニコンのサイトにF100の使用説明書がPDFファイルで置かれているのでダウンロードされるといい。
ニコンF100使用説明書(PDF 4.24MB)

私が、カスタム設定を初期値と違えているのは以下の項目だ。

  • カスタム1:フィルム終端時の自動巻き戻し―1:する
  • カスタム18:0コマ目のデータ(年月日分)写し込み―1:する

他の項目は初期値のままだ。

フィルム終端時の自動巻き戻しを「する」にしているのは、単にフィルムの終了が分かりやすいからだ。液晶やファインダー内表示に"end"が出ていても気付かずに次のシャッターをレリーズしてしまってチャンスを逃すのを防ぐためだ。巻き戻し音が気になるような場所というのは、そもそもF100でシャッターを切ることも憚られるような場所であることが多いので、私の場合「する」で問題ない。

0コマ目のデータ(年月日分)写し込みというのは、0コマ目はシャッターが開かず真っ黒あるいは透明になっているところに日付だけ入っているというもの。別売アクセサリーのデータバックMF-29装着時にしか機能しない(ノーマルの裏蓋には日付写し込み機能がないため)。例えば、撮影したコマには日付は入れたくないが、そのフィルムがいつのものかは記録したいというときに0コマ目にだけ日付や時間を入れると便利だ。ただし、0コマ目だけに日付等を入れたい場合は、フィルム送りの時にはデータバックMF-29のPRINTをONにしておいて、1コマ目以降は自分でPRINTを解除しておく必要がある。そうでないと全部のコマに日付が入ってしまう。また、このカスタム22を「1:する」にしていてもMF-29側でPRINTする設定になっていないと0コマ目には写し込まれない。

「カスタム22:レンズの絞りリングによる絞りセット」が「0:しない(初期値)」のままなのは、シグマの28mm F1.8の外装ゴムがベタベタになっていて絞りリングを触るのが嫌だからだ(笑)。非CPUレンズとCPUレンズとで絞り設定の方法が異なることになるが、シグマ28mm F1.8のときだけカスタム設定を変えるよりは、レンズの種類が異なれば絞り設定方法が異なる方が間違いも少ないので初期値のままにしている。また、初期値のままだと1/3段ごとに液晶やファインダー内に絞り値が表示されるが、カスタム22を「1:する」にすると、CPUレンズ装着時でも1段ごとの表示になってしまうのも初期値のままにしている理由の一つである。なお、F6やD2シリーズ、D200と違って、F100に非CPUレンズを装着した時は液晶等には絞り値は表示されず、レンズの絞りリングを目視するしかない。またF100には、F3、F4、F5、F6(*)やFM3Aなどのような光学式の絞り直読窓もない。
【追記】だからといって、レンズから絞りリングを撤去することに賛成しているわけではない。F100で使うときにはボディ側から絞りを操作するとしても、他のボディでそのレンズが使えなくなるのは嫌だし、そもそもF6やD2シリーズ・D200のようにレンズ情報を入力することで非CPUレンズもCPUレンズと同じように使えるというのが理想だからだ。【追記ここまで】
【さらに追記】(*)F6には光学式絞り直読窓はありません。訂正しておきます。【さらに追記ここまで】

写真は記事と関係ない。ぱにー様のリクエストにこたえて(笑)。
GR DIGITAL + ワイドコンバージョンレンズGW-1(21mm相当)、1/97sec・F2.4(プログラムオート)、ISO100(手動設定)、-0.3EV

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