Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)その22007年02月21日 00時00分00秒

Nikon F100 + MB-15 + Ai AF NIkkor 50mm F1.4D

Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)の続き。

MB-15は、よくできている。しっかりした造りで、F100本体と接するベース部分が金属製でその他がプラスチック製なのだが、剛性はあって、MB-15自体がぐにぐにしない。またF100ボディに装着したときも一体感があって、装着部分がぐにぐにしない。

グリップも手にしっくりきて滑りにくい。長時間握っていても疲れにくそうだ。前にも書いたが、手に当たる部分が固定化されるようなグリップデザインだと、長時間握っていると手が痛くなってくる。バイクのシートもそうなのだが、おしりにぴったりの形にすると短時間ではすわり心地がいいのだが、長時間同じ箇所が当たり続けると痛くなってくる。長時間握ったり座ったりしている時は、知らず知らず微妙に位置をずらしているのだ。それができないようなグリップやシートは、「人間工学」っぽくみえるが実は人間にやさしくない。F100やMB-15のグリップは、その辺よくできている。

Nikon MB-15(for F100)

F100に装着するときは、F100のグリップ内の電池をMS-12(またはMS-13)アダプターごと外し、F100底面のゴムの接点カバーを外す。この接点カバーはなくさないようにMB-15にはめておく場所が用意されている(写真参照)。

縦位置関係のボタン類だが、個々のボタンはF100本体のボタンと感触はほとんど同じで、よい。ただ、コマンドダイヤルは1つしかない。メインコマンドダイヤルに相当する親指用のダイヤルしかない。また縦位置用のAF-ONボタンはあるが、縦位置用のAE-L/AF-Lボタンはない。なんだか中途半端なような気がする。

一番の問題は、縦位置用メインコマンドダイヤルしかないので、絞り優先モード(A)のときに縦位置で絞りを変更しようとすると、デフォルトではMB-15からは絞りを変更できないこと。カスタムセッティング12でコマンドダイヤルの入れ替えをすると、縦位置用のメインコマンドダイヤルで絞りの変更ができるようになるが、こんどはPモード(プログラムオート)やSモード(シャッタースピード優先)、Mモード(マニュアル露出)でプログラムシフトやシャッタースピードの変更に困る。

しかも、F6と違って、F100はカスタムセッティングの内容が液晶には表示されないので(番号だけが表示される)、撮影中に頻繁にカスタムセッティングを変更するのには向いていない。使用説明書のカスタムセッティング部分のコピーを持ち歩かなくてはならない。

あるいは、コマンドダイヤルはデフォルトのままで、絞りリングでの絞り変更をするカスタム22を変更すると、絞りは絞りリングで、シャッタースピードは縦位置メインコマンドダイヤルで操作することができ、すっきりするかもしれない。ただし、F100には光学式の絞り読み取り機構がないので、絞りを確認しにくい。スーパーインポーズの部品がペンタ前部に入っているので、光学式絞り読取機構は採用しにくかったのだろう(最初から採用しないという方針だったかもしれないが)。

サブコマンドダイヤルとAE-L/AF-Lボタンさえあれば完璧なのに、F一桁とわざと差別化しているのだろうか。

ということで、個人的には大きなレンズでバランスを取るためや三脚での安定用のMB-15と考えることにした。あとは、F3 + MD-4とF100 + MB-15の2台体制で周囲を威嚇するぐらいか(←なんの為に威嚇する必要があるのか不明-笑)。

F100の使用説明書には単3形ニッケル水素電池が書かれていないのだが、未対応なのだろうか。いまのところF100本体には単3形リチウム電池4本を入れて(単3形リチウム電池は対応電池として書かれている)、MB-15にはサンヨーのeneloop単3形ニッケル水素電池6本を入れている。F100は電池食いで、電圧低下で不安定になりやすいと聞いたことがあるが、単3形ニッケル水素電池が説明書に書かれていないことと関係あるのだろうか。

【関連】
Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)登場!(2007年02月19日)

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