第11回世界の中古カメラフェアに行ってみた2008年06月02日 00時00分00秒

ゆずの「からっぽ」の木:Konica 現場監督28HG、Konica 28mm F3.5レンズ、プログラムAE、Konicaminolta New Centuria 400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

タイトルからご想像の通り、第11回世界の中古カメラフェアに行ってはみたが、収穫はなかった。ニコン関係のアクセサリーをいくつか探して回ったのだが、見つからなかった。4月にAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>を買ったところなので、あまり高いものやレンズは買わないというか買えないというか(笑)、そういう感じで行ったのだった。

小物のアクセサリー類のところは黒山の人だかりなのだが、LeicaのM型のショーケース前には誰もいなかったりとか、そんな感じ。若い女の人が(フィルム)カメラを購入して熱心に店員さんに使い方の説明を受けている姿をいくつか目撃した。

アクセサリーしか買わないぞ(買えない)と誓って行ったのだが、探していたアクセサリー以外でちょっと気になり迷ったものがある(笑)。

  • Ai Nikkor 85mm F2S
  • Ai Micro Nikkor 105mm F4
  • Ai Nikkor 50mm F2
  • Nikkor-HC Auto 50mm F2
  • CONTAX G1 + Biogon T* 28mm F2.8
  • Konica Hexar
  • Ricoh GR1s
  • Nikon Semi-Soft Camera Case CF-21(for Nikon F3)

それぞれ様々な理由で見送ったのだが、見送った後もやっぱり買えばよかったかなぁ、と思ったりした(笑)。

買いたくても買えないようなAi AF Nikkor 28mm F1.4DとかAi Noct Nikkor 58mm F1.2Sといったレンズは見あたらなかった。「世界の中古カメラフェア」のメインは「舶来カメラ」であり「舶来レンズ」である、という感じなので、ちょっと私の期待とズレがあったように思う。もちろん国産カメラ・レンズの在庫もそこそこあったのだが。また、来場者の大半の方も「舶来カメラ・レンズ」よりも、国産実用機やアクセサリー類に興味がおありなような印象を受けた。

まあ、欲しいアクセサリー類や、必要というわけではないが安いのなら見つけ次第買っておきたいようなものは、別の機会にまた出会いがあるだろう。

日曜日月曜日には「10,900円セール」があるらしいのだが、それとは別に「\110,000均一」というのがあった。すごく紛らわしい。1万1千円かと思ったら11万円だった(笑)。だったら「10,900円セール」はしなければいいのに。

しかもその11万円均一みたいな企画は、私が行ったときには11万円の品がガラスケースの中ではなく、売り場のガラスケースに囲まれたカウンターのさらに中に立てられたラックに載っていて、お客からは遠くてよく見えないのはイマイチだと思った。ガラスケースに入れて近くから見られるようにしてもらわないと、買う気にならないと思う。ああいうのは、ガラス越しにいろいろな角度から覗いて(笑)、その値段とモノとが釣り合っているのかいないのか判断してから「見せてください」となるのだと思う。いきなり何でもかんでも見せてくださいという人は少数派だと思う。

ガラス越しにいろいろな角度から覗いてというのは、もちろんモノの状態が美品かどうかというのもあるのだが、ニッコールレンズだと私は必ず絞りリング付近を見てAiなのかAi-Sなのか改造Aiなのか非Aiなのか爪はついているのかは確認することにしている。値札のそれらの表記はたまに間違っていることがある。AiなのかAi-SなのかNewニッコールなのかによって値段が違ってくるし。まあガラスケースから出してもらってから確かめればいいような気もするが(笑)。

また11万円均一というのは単品で11万円というのもあれば、セットで11万円というのもあって、そのセット内容も離れたところからはわかりにくかった。アレとコレとコレとでいくらかぁ、うーん、お得かも、というのがあって初めて「見せてください」となるのだ。あれでは全然売れないと思う。

ともかく、こういうのは一種のお祭りなのだから、捜し物のある方もない方も、お時間があれば一度会場へ足を運ばれるのがいいと思う。皆様、いい出会いがありますように。

【関連追記】
第11回世界の中古カメラフェア(東急百貨店東横店) ― 2008年05月30日
【関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
ゆずの「からっぽ」の木:Konica 現場監督28HG、Konica 28mm F3.5レンズ、プログラムAE、Konicaminolta New Centuria 400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

ゆずの「からっぽ」という曲のプロモーションビデオ(PV)(リンク先は音が出ます、注意)に出てくる木。今にも雨が降り出しそうで、防水防塵カメラの「現場監督」の出番となった。写真の右側の縁の線が途中で切れているのにお気づきだろうか。現場監督のフィルムアパーチャには新品の時からなぜか一箇所くさび形の切れ込みが入っていて、ネガやポジにくさび形の>の分だけ外に画像が写っている。だから、現場監督で撮った撮影済みフィルムはすぐに分かる。

USB 2.0カード、エアリア「ツライチ USB 2.0(SD-CBU2-Z1)」2008年06月03日 00時00分00秒

今日はPCネタですまん。普段はノートPCは持ち歩かず、ほとんどZaurusで済ませている。しかし、泊まりで出掛けるときは、古い(2001年購入)小さなノートPC(Windows 2000 Professional SP4)(約1kg強)を持って出掛ける。フォトストレージ代わりだ。ホテルで夜にデジカメから画像を転送(コピー)しておく。またインターネットの閲覧も画面が大きい方が見やすいし。

そういう用途なので、2001年のノートPCでも十分なのだが、問題はUSBポートが2.0ではなく、1.1であることだ。2.0と1.1とでは転送速度が、480Mbpsと12Mbpsと40倍も違って、デジカメのデータを転送するのに掛かる時間が全然違う。

そこで、ノートPCに最初から付いているUSBポート(USB 1.1)を使わずに、PCカードスロットにUSB2.0カードを入れてそこにカードリーダーをUSB接続して使っていた。
古いモバイルPCをフォトストレージ代わりに使う ― 2006年08月09日参照

使っているBUFFALO IFC-CB2U2Vは機能的には全く不満はないのだが、PCカードスロットから大きくはみ出た部分がある。ノートPCにこのカードを挿しっぱなしにしておくわけにはいかない。

ところが、BB Watchで紹介されているエアリアの「ツライチ USB 2.0(SD-CBU2-Z1)」は、PCカードスロットから全くはみ出ていないようだ。
PCカードスロットにスッポリ収納! USB 2.0カード「ツライチ USB 2.0」(BB Watch)
これはいいかもしれない。PCカードスロットに出っ張らないカードを挿しておくことはカードスロットの保護にもなりそうだし(出っ張っているとかえって破損の原因になる)。

対応OSはWindows Vista/XP/2000で、ドライバインストールなしで動作する。このほかサポート対象外と断った上で、Windows 98SEやMeのドライバも添付されている。
(中略)
なお、本稿執筆時点では、上記OSに加え、Mac OS 9.3/10.3、Ubuntu Linuxでの動作情報もメーカーサイトで公開されている。

しかし、いまどきUSB 2.0を内蔵していないPCなんてないわけだから、このエアリアの「ツライチ USB 2.0(SD-CBU2-Z1)」は売れるのだろうか(笑)*。私みたいに7年も前のノートPCを使っている人は少なくなっていると思う(笑)。BB Watchの記事中ではUSB 2.0のポートが足りないときという用途が書かれていたからそっちが主たるターゲットなのだろう。いずれにしてもなくならないうちに一つ買っておこう。実売価格も2000円前後らしいし。
*【追記】検索すると発売直後の2月から4月あたりまでは品薄気味だったようだ。USBポートの足りない人が結構多いということか。

Distagon T* 2/28 ZFにもHamaのマルチレンズフード(ラバー)2008年06月04日 00時00分00秒

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF and Hama multi lens hood
Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF and genuine hood

ニコンのCapture NX2のことでも書こうかと思ったが、Nikon Capture 4は持っているがCapture NXは持っていないし、デジタル一眼レフも持っていないので(苦笑)、書くのはやめた。こういうソフトって、メーカーの一意でバージョンが変わって買い換えなければならなくなるのってなんか変な気もする、とだけ書いておく。

今日は、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFのフードの話だ。Distagon T* 2/28 ZFのフードは金属製のバヨネットで、この取り付け方法やフィルターとの関係などが洗練されていないことは以前書いた。
Distagon T* 2/28 ZFのフードとキャップ ― 2007年11月07日

それで、金属製のフードはかっこいいことはかっこいいのだが、混み合ったところでこういう広角レンズの薄い金属製フードは背の低いこどもの顔とりわけ目に刺さりそうで怖いと思っていた。望遠レンズの丸形フードなどは深いしカメラが下を向くのであまり問題にならないし。カメラが横か上向きになる広角単焦点レンズで問題になる。そして、広角レンズのフードは浅くて広いので問題になるのだ。プラスチック製のフードの場合、強度の関係から厚みがあるので刺さりそうな感じにはならないのだが、金属製は薄いので目に刺さりそうになる。カメラを内向きに提げていればいいのだが、何かの拍子に表に向いて、どこかのお子さんの頭にフードがコツンとなったこともある。すまん。

そこで、Ai Nikkor 35mm F2SやAi Nikkor 28mm F2.8SにはHamaのマルチラバーフード(52mm径用)を付けていた。HN-3やHN-2も持っているが、ラバーフードだといろいろ安心である。カバンからの出し入れ時にゴムの摩擦でやりにくいという欠点はあるが、カメラ携行時の安心の方が大きい。ゴム製だと少し何かがフードに当たったようなときはゴムが緩衝になってレンズに衝撃が伝わらないし。ただしもっと大きな衝撃の際は、金属製のフードは、フードがひしゃげて衝撃を吸収するが、ラバー(ゴム)製の場合はそういうことはない。まあレンズは落としたら駄目ということで(笑)。
今までなかった「ネジ込み式花形フード」、JENIS「LENS HOOD 77mm」 ― 2006年10月26日

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF and Ai Nikkor 28mm F2.8S with Hama multi lens hood

前置きが長かったが、今回Distagon T* 2/28 ZF用にもHamaのマルチレンズフード(ラバー)を購入した。52mm径のものと違って58mm径の方はかなり大きく感じる(*)。もともとDistagon T* 2/28 ZF自体が広角レンズの割に鏡胴が長くて大きめレンズなのに、さらに径の大きなゴム製のフードで嵩張るようになってしまう。しかし、ラバー製フードの安心感になれてしまうと気にならない(笑)。キャップもラバーフードの内側に58mm径のキャップがそのまま使用できる。私はツァイスのキャップではなく、ニコンのLC-58を使っている。
【追記】* Ai Nikkor 28mm F2.8Sに52mm径用のハマのマルチレンズフードを装着した写真を追加した。52mm径用に比べて58mm径用は急に径が大きくなり、枠が大きくなっている。そしてなぜか折りたたんだゴムのフードの立ち上がりは浅くなっている。またゴム自体も分厚くなっている。52mm径用はお勧めできるが、この58mm径用はあまりお勧めできないかも。もしかしたら、ゴム部分が62mm径用と共用なのかもしれない。
【追記ここまで】

このハマのマルチレンズフードは24mmから210mmまでをカバーするので、折りたたんだ状態だと28mmのディスタゴンではケラレは生じない。欠点があるとすれば、嵩張るのと、出し入れしにくくなるのに加えて、ドイツ製でマルチな焦点距離対応ということで値段がちょっと高めということか。

写真上はCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFにマルミのDHGプロテクトフィルターを装着してそこにHamaのMulti Lens Hoodをねじ込んだもの。

写真中は純正フード装着状態。こちらはバヨネット式。おなじくマルミのDHGプロテクトフィルターを装着している。

写真下(追加)は、Distagon T* 2/28 ZFと、Ai Nikkor 28mm F2.8Sの比較。同じハマのマルチレンズフードなのに、径が違うと仕様が少し異なるようだ。58mm径用は無駄に径が大きいような気がする。

電球の下でAWBで撮って色が変だが、直すのも面倒なのでそのままだ。すまん。

梅雨時になると防水デジカメが欲しくなる2008年06月05日 00時00分00秒

たねまる:GR DIGITAL、28mm相当、1/73sec、F2.4開放、ISO64、-0.3EV、プログラムAE、AWB

今年は6月2日に関東甲信や東海、近畿が梅雨入りした。梅雨入り宣言前から結構雨の日が多かった。こういうときはカメラの選択に困る、という理由でカメラ・レンズが増殖しそうになる(笑)。

防水・防塵・対ショックのカメラとしてはコニカ現場監督28HGを持っているのだが、デジタルカメラでも防水のものが欲しくなる。GR DIGITALに防水ケースがあればいいのだが、全く出る気配がない。リコーにはG600やCaplio 500Gwideといった防水・防塵・耐衝撃デジタルカメラのシリーズがあるので、それと被るからであろうか。しかし、GR DIGITALの描写を防水で使いたいのだ。別に水中で撮れなくても、大雨の日にもGR DIGITALが使えればそれでいいのだ。

GR DIGITALの防水ケースは期待できないし、G600やCaplio 500Gwideは高いしちょっと嵩張るので欲しいとは思わない。G600やCaplio 500Gwideぐらいの値段出すなら、デジタルじゃないがNIKONOS-V買うわい(笑)。NIKONOS-Vの方が撮っていて楽しそうだから(笑)。

そこでもとのコンパクトな線に戻ると、他社のコンパクトな防水デジカメが気になってくる。ペンタックスの防水コンパクトデジタルカメラシリーズも以前から気になっている。Optio W60なんかいいなぁ。水深4mで連続2時間の撮影が可能、約28~140mm相当の光学5倍ズームレンズで開放F値はF3.5~5.5。いいなぁ。店頭予想価格は4万円弱らしい。うーむ。
ペンタックス、広角ズーム搭載の防水デジカメ「Optio W60」(デジカメWatch)

しかし、それぐらいだすならここは頑固なニコンフィルム派として、NIKONOS-V + 名玉W Nikkor 35mm F2.5(水陸両用)を買うべきではないのか、という内なる声がする(笑)。W Nikkor 35mm F2.5は、ニッコール千夜一夜物語第八夜 W Nikkor 35mm F2.5によれば、

 「35mm F2.5」というスペックを聞いて、ニコン S 用あるいは M39 スクリューマウント用の「3.5cm F2.5」のレンズを思い浮かべた方はかなり鋭い。実はニコノス用「W Nikkor 35mm F2.5」は、S / L 用として発売していた「W-Nikkor 3.5cm F2.5」の光学系を基に設計したからである。

なのだそうだ。

あう、W Nikkor 35mm F2.5欲しい…(笑)。

ああ、でも防水のコンパクトなデジカメが欲しかったんじゃないのか。うう、考えがまとまらない。このあいだ中古カメラフェアで何台かのNIKONOS-Vを見たから脳裏に焼き付いているんだよなぁ(笑)。そう、いつもNIKONOSで最後に悩むのは、目測のピントという点なのだ。うーむ。

そして、現場監督28HGがあるからまあいいか、となるのだった。水中で撮ろうという意志がないので、Optio W60やNikonosである必要がなくなってしまう。うーむ。今年の夏は海に行くという計画を立てるか。水中カメラを買う理由を作るために(本末転倒)。


写真は記事とは関係ない。
たねまる:GR DIGITAL、28mm相当、1/73sec、F2.4開放、ISO64、-0.3EV、プログラムAE、AWB

横浜開港150周年記念事業マスコットキャラクター「たねまる」なのだそうだ。来年2009年で横浜が開港して150年になるらしい。横浜そごうの地下2階入り口でこどもに大人気だった。これはこどもたちがちょっと引いたときにさっと撮った。

田中長徳氏、D3 + Tamron 28-200mm 於西安2008年06月06日 00時00分00秒

田中長徳氏がニコンからD3を借りられて中国に出掛けられているようだ。レンズはオールドニッコールを期待していたのだが、タムロンの古い28-200mmのようだ。残念。NIKKOR-S Auto 58mm F1.4 + Nikon D3とかお願いしますよぉ(笑)。
西安の水曜(KCチョートクカメラ日記)

ところで、以前りー様が仰っていたD300の「AFフリーズ」問題なのだが、店頭デモ機のD3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDでも簡単に起こりますな。しかもシャッターレスポンスが悪い。ピントが合っていない状態からシャッターレリーズボタンを押してピントが合ってシャッターが切れるまでに結構時間が掛かる。そしてたまにシャッター切ってるのにAFが動作せずレリーズされないことがあった。5回に1回ぐらいある。いずれもAFをSでフォーカスポイント51点の状態で、だ。一旦シャッターが切れ始めると怒濤の連写が始まるのだが、最初の1枚が切れるまでがタイムラグがあったりまったくシャッターが切れなかったりするのだ。AFをCにするとサクッとシャッターは切れる。「AFフリーズ」問題があると知らなかったら、故障してるのかと思ってしまうところだった。

これはりー様の仰るとおり困りますなぁ。この前借りたD60 + AF-S DX 18-55mm F3.5-5.6G VRではこういうタイムラグや「AFフリーズ」はなかった。

このあたりを改善したFX普及機が出たりしたら…、安くなったD3を買うかFX普及機を買うか、ああいろいろ悩めて楽しいではないかっ(笑)。って、でもあのAFアルゴリズムはマズイと思うぞ、ニコン様。F-501に明るいAF単焦点レンズ付けたよりもかったるい感じがする(←言い過ぎ)。

10万円で始める、通な銀塩カメラ 第1回ニコンF3(日経TRENDY)2008年06月06日 00時00分01秒

Nikon F3 + MD-4 + Ai Nikkor 28mm F2.8S + L37c + HN-2

日経TRENDYnet で、「10万円で始める、通な銀塩カメラ」という連載が始まった。
10万円で始める、通な銀塩カメラ 第1回ニコンF3(三井公一氏)

第1回はニコンF3だ。それもモータードライブMD-4付きで紹介。装着しているレンズはAi Nikkor 28mm F2.8S + HN-2。このHN-2がぐにゃぐにゃになって端の塗装が剥げているのがいい。いかにも報道の最前線で揉まれているという感じだ。

惜しいのは、文字情報ではなく動画な点。しかもWindows Media形式なのでザウルスで見るのが辛い(笑)。個人的にはYoutubeのFLVファイルの方がまだマシなのだが。ちなみに出演しているのは三井公一氏ではなく、若い女の人。名前のクレジットとかはない。動画は約2分16秒。

先代F2から大幅に電子化され、ボディ測光方式を採用
報道の最前線で活躍
ハイアイポイントモデル、F3リミテッド、F3Pなどがある
ジウジアーロ氏による優れたボディデザイン
モータードライブと一体化したボディは非常に持ちやすい
MD-4付きが約10万円で入手可能
ニコンF3のポイント
1.堅牢かつ美しい
   ジウジアーロデザインのボディ
2.ボディ測光を採用
   豊富なファインダーで楽しめる
3.視野率約100%など
   プロ機らしい造りが頼もしい

F3とMD-4は10万円どころかその半額で手に入ると思う。

10万円も出せば結構いい銀塩カメラが買えると思う。次回はどんなカメラだろう。

写真はNikon F3 + MD-4 + Ai Nikkor 28mm F2.8S + L37c + HN-2

コダックレディロードパケットフィルムシステムが製造販売終了2008年06月06日 00時00分02秒

今日は怒濤の更新だなぁ。こういう金曜日ってまだ他にもなにか発表がありそう。

プロ用写真・映像機材綜合商社 ナショナル・フォートによれば、コダックレディロードパケットフィルムシステムが製造販売終了になるとのことだ。

コダックレディロードパケットフィルム製造販売終了のお知らせ 2008.6.6

コダックレディロードパケットフィルム E100VS/E100G/T-MAX100/160VC※
コダックレディロードシングルパケットフィルムホルダー
製造販売終了時期:2008年12月末ごろ(各品目ごとに払底時期が異なる場合があります)

以上をもちまして、コダックレディロードパケットフィルムシステム自体が製造販売終了となります。
※国内未発売製品。

ナショナル・フォート製品情報

コダックレディロードパケットフィルムシステムというのは、大判用の↓こういうものらしい。
コダック プロフェッショナル レディロード シングルシート パケット

「コダック プロフェッショナル レディロード シングルシート パケット」は、密封されたパケットですので、昼間のオープン撮影時でも、暗室不要のイージーローディング。しかも、気になるホコリや指紋などが付着する心配もありません。
またシングルタイプにすることで安全性、 確実性が向上しました。
Kodak Professional READYLOAD Single-Sheet Packets(日本語)

コダックレディロードパケットフィルムシステムがなくなるだけで、通常の4×5のシートフィルムはあるので、代替手段が残されているのが救いか。

そこが知りたい家電の新技術パナソニック「EVOLTA」(家電Watch)2008年06月09日 00時00分00秒

更新が遅くなってすまん。今日はめぼしいカメラネタもなさそうなので、パナソニックの新しい乾電池についてだ。
そこが知りたい家電の新技術 パナソニック「EVOLTA」 ~世界一長持ちするアルカリ乾電池(家電Watch)

 オキシライド乾電池が発売されてまだ4年ほどしか経過していないが、パナソニックから新たな乾電池が登場することになった。それが「EVOLTA(エボルタ)」である。アルカリ乾電池であるが、オキシライド乾電池の約1.2倍の長持ちを実現するとともに、小~中電流域の機器でもしっかりその性能を発揮するというEVOLTA。
EVOLTAには、「使用推奨期限10年」という特徴がある。これは、EVOLTAを未使用のまま10年間経過しても、JISが規定する性能を維持するとともに、液漏れも発生しないというものだ。

なるほど。結構良さそうな電池だなぁ。私は、Nikon F3用のモータードライブMD-4には単3型オキシライド乾電池8本を入れっぱなしにしている。MD-4は電圧が高いほど高速連写が可能なようで、使用可能な電圧の上限も高い(18V)ので、なんの不安もなくオキシライドを使えるが、大電流が必要でないものや電圧が高いとまずいものにオキシライドは向いてない。MD-4にはオキシライドよりも単3型リチウム電池の方がより向いていると思う。単3型リチウム電池初期電圧1.8Vだし、アルカリやオキシライドよりも軽いからだ。値段が高いのがネックだが。F100みたいに電池食いの機種に単3型リチウム電池は高コストだが、MD-4なら単3型リチウム電池は丁度いいのではないか。

それでEVOLTAの初期電圧はいくつなのか見ようとしたが、http://evolta.jp/がFlashのみのサイトで、EVOLTAのスペックが探しにくいので閉口した。うざくて時間が掛かる割に情報が少ない。アルカリなんだから1.5か1.6Vぐらいなのだろう。

手元の単3型電池を使用するカメラは、Nikon F-501(MB-3仕様)とNikon F100(MS-12仕様)には、三洋のエネループを入れている。F-501なんかいつ装填していつ充電したのかも忘れたぐらい長持ちしている。F100はニッケル水素電池が推奨されていないのだが、ニッケル水素充電池の一種であるエネループで全然問題なく使用できている。F100はアルカリ乾電池では電池食いだったので、エネループに換えてからも、重要な撮影の前日には充電したばかりのエネループに交換しているので、エネループでフィルム何本撮れるのかは分からない。F100用のMB-15にもエネループを6本入れている。MB-4を装着していて単4型仕様のNikon F-301にも単4型のエネループを使用している。こちらもいつ充電したか忘れるぐらい長持ちしている。

あと、スピードライト(ストロボ)SB-28にもエネループだ。アルカリ乾電池やパナソニック「EVOLTA」の出る番はなかなかない。でも話の種に一度使ってみるか。でも何に使おうか(笑)。

【関連】
Nikon F3用モータードライブMD-4、オキシライドで秒5コマ ― 2006年01月24日
Nikon F100は結構電池食い ― 2007年10月19日

気になるデジカメ長期リアルタイムレポート【第7回】ペンタックスK20Dオールドレンズとの相性をみる(デジカメWatch)2008年06月10日 00時00分00秒

たねまる(東急東横線):GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/52sec、-0.3EV、ISO64、プログラムAE

今日は更新が遅くなってしまった。すまん。デジカメWatchの気になるデジカメ長期リアルタイムレポートの第7回は、「ペンタックスK20D【第7回】オールドレンズとの相性をみる」だ。

そうそう。こういう企画のニコンD3版を待っていたんだよねぇ。でも、前に書いたように、デジカメの実用的な寿命って短いから、手間掛けて多くレンズをテストしても、また新しいデジカメが出てそれが全然違う描写傾向だったりすると、前のテストの意義が薄れる。それで、まあ楽しみではあるんだけれども、もうどうでもいいや、という気になったのだった。

もちろん、今回のペンタックスK20Dとオールドレンズの組み合わせはおもしろいし、既にK20D持っている人はレンズを増やすきっかけになるし、該当オールドレンズをお持ちの方はK20D買う気になってくるので、十分に意義のある企画だ。

これがニコンD3になると、値段が下がってきているとはいえ40万円以上するカメラで、私は買う予定も立たないので、せっかくD3とオールドレンズの描写傾向を調べてもらっても、私が買えるようなFX普及機が出たときには全然違う描写傾向の可能性があるわけで、買えそうにもないD3とオールドレンズの組み合わせを見てみても仕方ないことに気がついたのだ。まあ、頑張っても絶対に買えない価格というわけでもないのだが、40万円以上出して買うほど欲しいかと問われると、否、なのだ。それだったらCONTAX Gシリーズコンプリートの方が幸せになれそうな気がするし(笑)、銀塩Leica方面に感染してみたい気もする(笑)。

それで、デジタル一眼レフと各種レンズの組み合わせには興味を失ってしまった。銀塩フィルムとレンズの組み合わせに比べて、デジタルカメラとレンズの組み合わせでの写り方が機種ごとにあまりに違いすぎる。持っているデジタル一眼レフカメラ、あるいは買おうかどうか迷っているデジタル一眼レフカメラならこういうテストはありがたいが、当面欲しいデジタル一眼レフがないので、つまらなくなってしまった。

話はペンタックスK20Dに戻って、このカメラおもしろいですなぁ。

いわばK20DのCMOSセンサーは、わずかにステアリングを切っただけで機敏に反応するレーシングカーのようなもの。斜めから入った光を最大限に利用するだけでなく、レンズが作った画像を忠実に再現する特徴も併せ持っている。レンズの個性を楽しむという意味で、これほど撮り甲斐のあるボディはほかにないだろう。

おもしろいけれども、オールドレンズでもちゃんと写るボディをもうひとつ持ってないと、実用的に困るかもしれない。まああれか、最新のズームレンズ買っとけばこのボディだけでも大丈夫か。ペンタックスにはAPS-Cサイズデジタルカメラ用のユニークな単焦点レンズもたくさんあるし。

こうしてみると、デジタル一眼レフとフィルムカメラって同じレンズを使って形も似ているが、全然違う道具ですな。そうなると、フィルムも残ってもらわないと困ると確信した。


たねまる(東急東横線):GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/52sec、-0.3EV、ISO64、プログラムAE
この「たねまる」は被り物の方を見ると赤いブルマでも履いているのかと思ってしまうが(梅雨時になると防水デジカメが欲しくなる ― 2008年06月05日参照)、イラストの方を見ると、履いているのは船のデザインのパンツだった(笑)。

AGFAPHOTO CT precisa 100 フィルム使ってみた2008年06月11日 00時00分00秒

江ノ電:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D&lt;NEW&gt;、F11、1/500sec、プログラムAE、Kenko L37 Super PRO、AGFAPHOTO CT precisa 100、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

去年の秋に買ったAGFAPHOTO CT precisa 100 フィルムを全然使っていなかった。ようやく使ってみた。AGFA CT precisa 100 フィルム ― 2007年10月09日参照

AGFAというとULTRAのイメージが強く、なんか油絵のような写真ができあがるのかと思ったら(笑)、あっさり系のフィルムだった。

富士でいえば、ASTIAやSensia系の感じ。Sensia III よりもより忠実方向な感じ。私の好みの方向だ。地味と言えば地味。作例はスキャン時に若干彩度を上げてある。【追記】CT precisa 100 はマゼンタが乗っているのが気になる。ネガの場合はマゼンタ寄りでも気にならないのだが、ポジは富士の「白すっきり青空青々」(笑)が気に入っているので。でも選択肢が増えるのはいいことだ。桜とかポートレートとかに向いていそうだ。【追記ここまで】

ただ、AGFAPHOTO CT precisa 100 フィルム、そんなに安くないので、これぐらいの差だったらSensia III (RA III)かASTIA 100F(RAP F)買った方がいいと思った。安売りしていれば常用してもいいんだけどなぁ。Sensia III の方が安いので、乗り換えるほどの魅力はないなぁ。

現像はKodakのE-6処理にした。ヨドバシ経由のKodak E-6処理はいま税込み525円(135-36スリーブ)ですごく安い。富士のフィルムはヨドバシ経由の富士の処理に出しているのだが(135-36スリーブで税込み810円)、今度からセンシアもKodakに出そうかなぁ。

写真は、江ノ電:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D<NEW>、F11、1/500sec、プログラムAE、Kenko L37 Super PRO、AGFAPHOTO CT precisa 100、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED。

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