国道410号四町作第一隧道(1902年開通) ― 2025年05月20日 00時00分00秒
さて、JR久留里線上総松丘駅 ― 2025年05月19日の続きだ。この日のもうひとつの目的地は、国道410号の四町作第一隧道だ(【写真1】)。
【写真1】国道410号四町作第一隧道(千葉県君津市):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 450)、AWB(4650K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、NX Studio 1.7.1でRAW(NEF)ファイルを現像(アクティブDライティング標準、露出補正-1.24EV)したものをJPEG化後リサイズ
四町作第一隧道は、内閣府沖縄総合事務局の道路雑学コーナー>国道のれきし>5.国道に作られた古いトンネルによると、現在も使われている国道の古いトンネルは、1位が国道143号の明通トンネル(1890(明治23)年)で、2位が国道410号の四町作第一トンネル(1902(明治35)年)で、3位が国道414号の天城トンネル(1904(明治37)年)だそうで、四町作第一隧道は現役の国道トンネルの中で2番目に古いトンネルということになる。
順位 | 建設年次 | 路線名 | トンネル名 | 延長(m) | 場 所 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1890(明治23)年 | 143号 | 明通トンネル | 95 | 長野県東筑摩郡本城村 |
2 | 1902(明治35)年 | 410号 | 四町作第一トンネル | 52 | 千葉県君津市 |
3 | 1904(明治37)年 | 414号 | 天城トンネル | 446 | 静岡県賀茂郡河津町 |
内閣府の表には元号でしか書かれていないので、西暦を追加した。元号でしか書いていない文書は許さん(怒)。【追記】なお、天城トンネルは石廊崎へ行ってきた(その2) ― 2017年03月13日で紹介している。【追記ここまで】
ということで、その2番目に古い現役国道トンネル四町作第一隧道を見に行ってきた。上総亀山に行くときは普段は久留里線に平行した方の国道410号を通るので、この四町作第一隧道の部分の国道410号を通るのは初めてだ(新しくできたバイパスの国道410号に入ってしまったときはスーパーKAJIYA(鍛冶屋商店)を左折して上総松丘駅前の方に曲がって久留里線沿いの方の国道410号に合流していた)。このあたりの国道410号と国道465号は複雑だ。上総松丘駅の駅舎のある方の前を通っている道が最初にあった道で、それが後に国道指定されたのだと思う。その最初の道の延長上に四町作第一隧道がある。下の地図は、今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)のスクリーンショットだ。左側が「国土地理院 1/50000地形図 大多喜 昭和19年部修・昭和22・5・22発行」で、右側が「国土地理院 1/50000地形図 2025年5月20日表示」だ。左の昭和19年の地図には久留里線の東側沿いにまだ道がない。
ということで、上総松丘駅前を出発して左折する。なお、そこにはJA君津市松岡支店だった建物があるが、「松岡支店」の部分の看板は文字が外されていて、現在はJA君津市松岡コーナーになっていて、ATMだけが稼働しているようだ。道の駅にするほどの敷地の広さはないし、前の道がもとの国道410号とはいえ、センターラインのない1.5車線ぐらいの道だからどうしようもないのかもしれない。
そしてスーパーKAJIYA(鍛冶屋商店)の前に来ると、右に館山410号、直進が国道表記のない鴨川表示の青看板が出てくる。ここで騙されて右折してしまうと、国道410号バイパスというおもしろくもなんともない道に出てしまう。ここは直進だ(直進も国道410号)。
しばらく行ったあたりで道路の真ん中にニホンザルがいるのを見つけたが、止まらずにそうっと脇を通った。以前旧国道20号(現・山梨県道212号日影笹子線)の笹子峠・笹子隧道(1938年(昭和13年))に開通に行く途中でやはりニホンザルを見かけて、エンジンを止めて観察していたら、なんと周囲の木に20匹以上のニホンザルがいて息を潜めて私のことをじっと見ていたのに気づいたことがある。一度に襲いかかられたら無事では済まないので、そうっとエンジンを掛けて(このときはキック始動しかないDT200Rだった)、その場を離脱した。よく整備していたのでキック一発で掛ってよかった。道路に出ているのはおそらく若い猿で、それを集団が見守っていて、なにかあったら総出で敵をやっつけるんだろうと思う。そのときのことを思い出したので、今回は写真も撮らずにスルー。ニホンザルのお尻って本当に真っ赤だね。
しばらく行くと、右手に学校が見えてくるが(旧松丘小学校、旧松丘中学校)、この学校はもう閉校になっているはずなのに車が止まっていたりしてなんか活気がある。閉校を転じていまはコードベースキミツというドローンの学校になっている。私も習いたいな。
学校を過ぎると、右が市道、左が国道410号という小さな青看板とおにぎりの形の国道410号看板が出てくるので左へ。
すぐに右手にトンネルが見えておにぎりの国道410号看板と「この先大型車両通り抜けできません」の黄色い看板があるがこれも国道の通りに進む。
しばらく進むとセンターラインが出てきて道が広くなる。真言宗智山派福田山幸田寺の入口が見える。また道が細くなって、三本松公園が右手に見えてくる。このあたり、1827(文政10)年には、川越藩主松平氏の上総支配の陣屋があったそうだ(三本松公園(君津市きみつの観光情報))。ただ、三本松公園のあたりに陣屋があったのではなく、道路の反対側に陣屋があったらしい。
三本松陣屋(君津市大戸見字三本松)(余湖くんのホームページ)
さきほどの今昔マップでも1944(昭和19)年の地図に役場(松岡村役場)を示す○が真言宗智山派福田山幸田寺の右側にある。川越藩の領地は、安房上総だけで2万石もあったらしい。
さらに進むと両側ガードレールで普通自動車1台分の幅の蟻の門渡り状の部分にさしかかる。このあたりの下をもうひとつの国道410号(久留里線沿いの第2代)がトンネル(四町作隧道)で通っている。じゃあ四町作第二隧道はどうなっているんだ?四町作第二隧道は現在は切り通しになっているらしい。
ともかくも目的の四町作第一隧道はあと少しだ。しばらく行くと左手に「大戸見1号井」と書かれた小屋が出てくる。おそらく地元の水源ポンプだろう。ここの前が広くなっているので、バイクを駐めさせてもらう。
【写真2】四町作第一隧道・大戸見1号井前CRF250L(千葉県君津市):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/80秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(4850K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGをリサイズのみ
さあ、これが現役国道の日本で2番目に古いトンネル、四町作第一隧道だ。
【写真3】四町作第一隧道(千葉県君津市):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 2500)、AWB(4530K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、NX Studio 1.7.1でRAW(NEF)ファイルを現像(露出補正-1.32EV)したものをJPEG化後リサイズ
内部はごつごつしたコンクリート吹き付けになっている。
つづく
JR久留里線上総松丘駅 ― 2025年05月19日 00時00分00秒
天気が悪い日が続くというので、その前にと先週にバイクでまた房総半島に行ってきた。本当は長野県方面に行きたいのだが、川上村の大弛峠(川上村営林道村道秋山・川端下線)は長野県側が6月上旬まで冬季閉鎖だし、高山村の林道湯沢線(※以前ヌルヌルの苔で転けたところ)も6月上旬まで冬季閉鎖のようだ。
村内道路情報(長野県川上村)
村内道路情報地図(R7.4.23) (PDF 2.84MB)(長野県高山村)
※念願の毛無峠に弾丸ツーリング(その2)林道湯沢線 ― 2019年09月02日
長野県はまだ寒くて山間部は積雪が残っているのだ。
そこで、困ったときの房総半島に。まずは、いつも行っているJR久留里線終点の上総亀山駅の一つ手前にある上総松丘駅をめざす。
上総松丘駅は、1936年(昭和11年)3月25日に鉄道省の駅として開設だそうだ。いまの駅舎は中に入ると檜の匂いがしていい感じだ。ただし、駅舎の中には監視カメラがあるので誰もいないからといって人に見られては困るようなことはしないように。調べたらこの上総松丘駅の駅舎は、1990年(平成2年)11月23日に大嘗祭に反対する「過激派」が時限式発火装置により、駅舎を全焼させるテロ事件が発生しているらしい。ワシはテロには反対でごわす。
【追記:2025年5月20日】
県内でも大嘗祭反対のゲリラ相次ぐ 鉄道施設などが燃える 千葉
大嘗祭(だいじょうさい)に反対して関東を中心に各地でゲリラ事件が相次いでいるが、県内でもJRの鉄道施設2カ所から出火した。久留里線上総松丘駅の火災現場からも、発火装置の一部が23日発見されたが、ほぼ同じころに他県でも無人駅が燃えており、県警では過激派によるゲリラ事件の可能性があるとみて調べている。放置自転車の保管場所と山あいの無人駅。「狙いが分からない」と捜査員も首をかしげている。
(中略)
一方、上総松丘駅は終点の上総亀山駅から1つ手前の券売機もない無人駅。駅舎は戦前の1936年ごろに建てられた木造平屋建ての老朽建築で、待合室部分約21平方メートルが焼けた。23日の検証の結果、発火装置の一部と見られる単3乾電池4本、リード線様のもの2本が発見された。同駅の1日の乗降客は1000人ほどで、1時間近くも前に終電が終わっていた。線路などに被害はなく、23日も始発から平常通りに運転した。
(朝日新聞1990年11月24日朝刊・千葉版より引用)
1936年頃に建てた駅舎が1990年に全焼したのか。当時は1000人も乗降客がいたことに驚く。なお、東京湾アクアラインの開通は1997年(平成9年)12月18日だ。記事から推測すると、燃えたのは23日未明になるのだろうか。重ねてテロには反対だと書いておく。
【追記ここまで】
【写真1】
JR久留里線上総松丘駅(千葉県君津市広岡):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5440K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
駅前の感じもいい感じですな。奥の芝生の部分は何に使っている誰の土地かわからないが、椅子でも持ってきて休憩したら気持ちよさそう。ただし、駅前には数件の住宅があるので辞めた方がよいだろうなぁ。あと、線路の向こう側にこのあと行くつもりの国道410号とは別ルートの国道410号が線路に沿って走っているのだが、その道路の向こう側からグオングオンという不気味な低い音がずっと響いていて、その意味ではなんとなく落ち着かない。向こう側には太陽光パネルしかないみたいだが。ちなみに房総半島は太陽光パネルだらけだ。ちょっと空き地があると太陽光パネルがある。
【写真2】
JR久留里線上総松丘駅(千葉県君津市広岡):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/100秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5500K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
列車は1日に上り(木更津方面)が9本で、下り(上総亀山方面)が8本だ。駅に貼ってあった時刻表は「上り(木更津方面)」はよいのだが、「下り(久留里・上総亀山方面)」とあって、これは間違っている。久留里は上総松丘よりも木更津寄りなので、久留里を表示するのなら「上り(木更津・久留里方面)」「下り(上総亀山方面)」にしないといけない。あと、上り下りで本数が違うのだが、22:33か23:22久留里終着の列車が、上総亀山まで回送して夜間停泊しているのだろうか。どちらか1本は久留里で夜間停泊して翌日の5:17久留里発木更津行きになって、どちらか1本が上総亀山まで回送になって翌日の6:00上総亀山発木更津行きになるのだろう。
【写真3】
JR久留里線上総松丘駅時刻表(千葉県君津市広岡):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 720)、AWB(4610K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
上総松丘駅は、以前は列車交換(行き違い・離合)可能な駅であったらしく、線路1本分の空きと向こう側のプラットフォーム跡がある。現在のホームと駅舎の間にも線路1本分の空きがあるので、ホーム2本に線路3本の駅(2面3線)だったのだろう。
【写真4】
JR久留里線上総松丘駅(千葉県君津市広岡):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5330K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
つづく
【続編追記:2025年5月20日】
国道410号四町作第一隧道(1902年開通) ― 2025年05月20日
ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェア:バルブ・タイム撮影時のExif誤記に対応 ― 2025年05月15日 00時00分00秒
遅れてしまったが、ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェアが来たようだ。
ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェア バルブ・タイム撮影時のExif誤記に対応(デジカメWatch 折本幸治氏 2025年5月14日 12:47)
ニコンは5月13日(木)、ミラーレスカメラ「Z7」「Z6」の最新ファームウェアを公開した。
バージョン番号は「Z7」「Z6」用ともに3.80。
更新内容は「Z7」「Z6」で共通。バルブ撮影・タイム撮影時に生成するExifデータを正しいものへと修正する。具体的には、バルブ撮影・タイム撮影で長時間露出を行った際、Exifに誤ったシャッター速度が記録される現象に対応した。
今回もやっぱり、Z6やZ7に「半押し拡大解除(MF)」のファームアップはないのね。まあメモリーに余裕がないとか、いまさら新機能(というよりはあって当たり前の機能だと思うが)を入れるわけにはいかないとか色々あるんだろうけど、残念だ。Z6やZ7が最新機種である内に「半押し拡大解除(MF)」を入れて欲しかったな。
なお、「半押し拡大解除(MF)」とは、フォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定して拡大表示している場合に、シャッターボタンを半押しして拡大表示を解除できる機能のことだ。これまでのニコンZマウントボディは、拡大を解除するには拡大したときにボタンをもう一回押さなければならなかった。私は構図を決めてから拡大ボタン(Fn2 ボタンに割り当てている)を押して解除せずにそのままシャッターを切っているが、これが半押しで解除されればどんなにいいことか。この仕様を決めたときに社内からは異論が出なかったのだろうか。ニッコール千夜一夜物語の佐藤治夫さんや大下孝一さんをはじめとして、ニコンにはご自身で写真を撮っている方が多いので、拡大ボタンをもう一度押さないと拡大解除できない仕様が撮りにくいことは社内から相当指摘があったはずだと思う。
ともかくも、今回はもうファームアップがないのかなと思っていた、ニコンZ6とZ7に新しいファームウェアアップデートが来たので素直に喜ぼう。
写真は記事とは関係ない。
写真は、田中長徳著「GR読本2 21ミリ欧州大決戦編」(2002年 アルファベータ刊)だ。みっち様のコメントで、この本を20mmや21mm撮影の参考に購入されたとのことだったので、私も買ってみた(2002年の刊行なので古本)。私のはサイン本ではなかったが、ビニルも付いたままの(写真の右上の線はビニルの皺が写っている)比較的保存状態のよい本がそこそこの値段だったので買った。ビニ本ですな(違)。
まだじっくりと読んではいないのだが、ぱらぱらとめくっただけでも、さすが田中長徳氏。これは買ってよかった。「東京ニコン日記」とともに枕元に置いて寝る前に読もう。
みっち様、情報をありがとうございました。
MyEPSONが2025年5月22日(木)から2段階認証を導入 ― 2025年05月13日 00時00分00秒
今日は珍しくEPSONの話題だ。EPSONの一部プリケーションをダウンロードするのに必要な、MyEPSONへのログインが、2025年5月22日(木)のAM8:00以降から2段階認証必須になるらしい。2段階認証の手段はEメールまたは「認証アプリによるログイン」があるようだ(SMSはない)。
【MyEPSON】ログイン機能アップデート予定のお知らせ(詳細情報の追加更新)
従って、MyEPSONに登録しているメールアドレスが受信可能なものになっていないと、2025年5月22日(木)のAM8:00以降ログインできなくなってしまうので要注意だ。いまのうちにログインして確認しておこう。
もっとも、ログインできなくても必須のドライバなどはダウンロードできるので困らないが、便利に使っているEpson Scan 2とかPrint CDなどはMyEPSONにログインしないとアップデートができないので、ちゃんと2段階認証できるようにしておいた方がいい。Epson Scan 2は、書類をスキャンしたときに文字を認識してPDFに埋め込んでくれるので便利だ(ただし、誤認識文字などを修正はできない)。【追記】Epson Scan 2はMyEPSONにログインしないでもダウンロードできるようなので取り消し線を入れてリンクも付加した。 MyEPSONからしかダウンロードできないアプリケーションは、
付属ソフトウェア
・Epson Photo+*
・E-Photo*
・Epson Print CD*
・EPSON Easy Photo Print
・EPSON Creativity Suite
・EPSON Multi-PrintQuicker
・EPSON Copy Utility*
・EPSON PRINT Image Framer Tool
・Epson ScanSmart*ユーティリティ
・Easy Photo Scan*
・Epson Event Manager*
・EPSON ProLab Print
・Imaging WorkShopその他
・Epson Print Layout**:弊社ホームページの「ダウンロードサービス」の一覧からも、ご使用の機種を選択してダウンロードできます。 手順はこちらのFAQをご参照ください。
のようだ。製品付属ソフトウェアはどこから入手すればいいですか参照。どれがMyEPSONからしかダウンロードできないのかあちこち見ないと分からないじゃないか。なんか面倒くさい会社だなぁ。【追記ここまで】
重要なのは、既存のメールアドレスでも、以下の要件に合致するものは使えなくなることだ。
これらのメールアドレスはご利用ができなくなります!
1メールアドレス全体の長さが81文字以上
2メールアドレスの@マークより前の部分が65文字以上
3メールアドレスの先頭もしくは@マークの直前にピリオド(.)がある
例).abcd@sampleaddress.com, abcd.@sampleaddress.com
4@マークより前の部分に連続したピリオド(.)がある
例)ab..cd@sampleaddress.com
「メールアドレスの先頭もしくは@マークの直前にピリオド(.)がある」って、ガラケー時代からdocomoのメールを使っている人によくあるメールアドレスだ(泣)。私の妹がこんなアドレスを使っていて、Zaurusからメールを送れなくて""で囲むと送れることに気づくまで結構苦労した思い出が…(その後auに転出して変なメールアドレスは解消した)。
あと、パスワードの要件も変更になるので要注意だ。
パスワードポリシーの変更
アップデート後にパスワードを新しく設定する場合は、より複雑なパスワードの設定が必要となります。
■現在/ 8文字以上 + 英大文字・英小文字・数字・記号 から2種
↓
■アップデート後/ 8文字以上 + 英大文字・英小文字・数字・記号 から3種以上
(注)新規登録の方から適用されます。
(注)既存会員の方の現在のパスワードは継続利用出来ますが、パスワードを変更する際は新しいパスワードポリシーが適用されますのでご注意ください。
(注)ただし長期間一度もログインされてない既存会員の方は再度ログインする際にパスワードの再設定が必要となる場合がございます。
横浜駅西口・鶴屋橋(横浜市神奈川区鶴屋町を横浜市西区南幸から望む):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 1000)、AWB(5810K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、Jpegをリサイズのみ
この川の名前が地図で見つからず困ったのだが、どうやら「派新田間川」らしい。横浜駅西口のあたりの埋立の歴史と河川の推移を簡単に書こうと思ったら幕末から昭和まで何段階もあるのでちょっとやめにした。この派新田間川はこのあたりでは横浜市西区と神奈川区の境目になっている。
Insta360 X5が気になる ― 2025年05月11日 00時00分00秒
しばらく更新が滞っていてすまんです。なんかゴールデンウィークって長すぎないかね。特に5月6日ってなんやねん。そこまで休みにする必要あるか。というかかえって仕事溜まって大変やん。
というのはさておき、デジカメWatchの新製品レビュー Insta360 X5 前モデルから大きくアップデート 360°カメラの決定版を見てたら、なんかInsta360 X5が欲しくなってきたゾ。
ずっと以前から360°カメラというのは私の理想で、もう24時間365日360°カメラでずっと録画したい気分なのだ。その割に360°カメラはまだ買ってなかったりする。
それは、リコーのThetaが出たときに買いたいと思ったのだが、画質がまだ十分ではなかったのと、真ん中に移っている自分を消す方法がなかなか純正でリリースされなかったからだ。ワシの頭頂部とか見たくないでしょう(泣)。サードパーティ製アプリで加工すると、Thetaで撮った画像の天地が不明になって変になるので、純正アプリが出るのを待っていた。そうしたらいつの間にかThetaは終わってた(泣)。そう、後から出たInsta360の方があらゆる点で凌駕していたからだ。リコーを応援したかったんだけどな。
それですっかり忘れていた360°カメラだが、Insta360 X5、いいねぇ。
X5は1/1.28インチの大型デュアルセンサーを搭載しており、X4の1/2インチセンサーから面積が144%拡大している。8K@30fpsの360°動画撮影はX4と同等だが、11Kソースからのスーパーサンプリング処理により精細さとディテールが向上している。
また、アクティブHDRは5.7K@60fpsに対応(X4は5.7K@30fps)。山歩きのような明暗差の激しいシーンに有効だ。
IP68等級の防水性能を備え、ハウジングなしで15mまでの水中撮影が可能(X4は10m)。別売のインビジブルダイブケースを使用すれば60mまでの深さに対応する(X4は50m)。
音声品質も大幅に強化されている。Insta360シリーズは全方位を撮影し、後から自由に画角を決められるという使い方が受けており、バイクなどの車載撮影に使用しているユーザーも多い。そこで気になるのが風切り音だ。
X5では多層構造のスチールメッシュ製ウィンドガードを新たに搭載し、強風下でもクリアな音声を収録できる。
さらに、アップグレードされたオーディオアルゴリズムが風切り音や環境ノイズを効果的に低減し、サイクリングやモータースポーツなどの高速撮影でも没入感のある音を提供する。4つのオーディオモード(インテリジェントモードを含む)や「Insta360 Mic Air」との直接接続にも対応し、Vlogやプロ用途での音声品質が向上している。
ええやん、ええやん、バイクツーリングに持ってこいやん。
無料360°編集ソフト「Insta360 STUDIO」もあるし、編集で見せたい方向だけにしたりすることもできるし、もういうことなしですな。
「Insta360 X5 x1、予備バッテリー x1、万能急速充電ケース x1、114cm見えない自撮り棒 x1、標準レンズガード x1、レンズキャップ x1、収納ケース x1」のエッセンシャルキットが公式サイトでもヨドバシでも税込101,800円だ。
「Insta360 X5 x1、レンズキャップ x1、見えないアクション自撮り棒 x1、ヘビーデューティクランプ x1。」のバイク マルチビューキットが公式サイトだと税込100,400円。
「Insta360 X5 モーターサイクルバンドル(Insta360 X5+バイク撮影セット+128GB microSDカード+全天候型USB充電カバー) CINSAAHA-X502」のモーターサイクルバンドルだとヨドバシで税込¥98,880だ。
バイク マルチビューキットとモーターサイクルバンドルとの違いがまだ把握できていないのだが。
しかし、Insta360の公式サイトはなんか見づらいなぁ。キットをそれぞれよく見たいのだが、リンクで別ページに行くのではなく、画面内のプロモーション動画が変わるだけで、テキストでちゃんと説明する気がない。動画見るのは時間が掛かるから嫌なんだよ。テキストでバシッと書けよ。思い出した。まだThetaに興味があった頃、Insta360が出てきて検討しようと思ったら、そのころからこういうサイトだったのでイラッときて見るのが嫌になったんだった。
Insta360公式サイトの「商品比較」を押すと、X5とX4の比較とか書いてあるだけなんだよね。そうじゃなくてX5買うって決めてるから、X5にどういうキットがあって何が違うのかをちゃんと書いてくれよ。イラッ。
もっと腹立つのが「キット選びにお困りですか?今すぐ担当者にチャットする」って書いてあることだ。チャットなんか要らんわ。テキストで書いとけ。キットの違いを表にしとけよ。このボット、メールアドレスを入れないと質問を送信できないみたいだ(泣)。ヨドバシドットコムにはX5のキットは3つしかないのに、公式サイトには11種類もある。なんなんだ。
Insta360 インスタサンロクマル
Insta360 X5 通常版 360度アクションカメラ 8K撮影 1/1.28インチセンサー トリプルAIチップ 15m防水 CINSAAHA-X510
Insta360 インスタサンロクマル
Insta360 X5 エッセンシャルバンドル(Insta360 X5+標準レンズガード+114cm見えない自撮り棒+レンズキャップ+予備バッテリー+万能急速充電ケース+収納ケース) CINSAAHA-X504
Insta360 インスタサンロクマル
Insta360 X5 モーターサイクルバンドル(Insta360 X5+バイク撮影セット+128GB microSDカード+全天候型USB充電カバー) CINSAAHA-X502
X5を購入 - フラッグシップ360度アクションカメラ - Insta360公式ストア
【追記】上記X5を購入 - フラッグシップ360度アクションカメラ - Insta360公式ストア右側のキット一覧の下の方に「同梱物」というものがあり、それを押すと各キット2つを選んで比較できるようだ。なんでそんなところを押さないと分からないようになっているのか理解できないし、知りたいのは何が入っているかだけじゃなくて、そのキットの同梱物の大きな写真と機能がどう違うのかだ。たとえば「Insta360 X5 プレミアムレンズガード」って何よ、「ヘビーデューティークランプ」って何ができていくらの厚みまでなら挟めるのかとか一向に分からないし、画像をクリックすれば説明に飛ぶわけでもない。たとえば、「Insta360 X5 プレミアムレンズガード」は、アクセサリーから「Insta360 X5 標準レンズガード」というのは探せる。しかし、「プレミアムレンズガード」は単品で売っていないのか、アクセサリーのところには説明もなにもない。ふざけんな。【追記ここまで】
【さらに追記】これさぁ、単品で買えないアクセサリーが付いているのなら、なおさらキットに含まれるそのアクセサリーがどういうものか分かることが重要になってくるじゃないか。不必要な「使用中イメージ画像」は大きいのに、キットに含まれていて単品では買えないアクセサリーの写真は小さいし、何ができて何ができないアクセサリーかも分からない。本当にイラッとくる売り方だよ。【さらに追記ここまで】
カメラ自体はよさそうなので、気分がよければ買うかも→どのキットを買うべきか→わからん→しばらく見ない→いつの間にか新製品、という流れに陥らないようにしたい(泣)。
写真は記事とは関係ない。
横浜駅西口狸小路(横浜市西区南幸):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 640)、AWB(5870K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、Jpegをリサイズのみ
ニコンNX Studio Ver. 1.9.0でニコンIDとネット接続が必須に ― 2025年04月27日 00時00分00秒
ニコンの画像閲覧・編集・RAW現像ソフトであるNX Studioが2025年4月22日付けでVer. 1.9.0になっている。
NX Studio Ver.1.9.0ダウンロード
Ver.1.8.0 から Ver.1.9.0 への変更内容
• Z5II に対応しました。
• Nikon ID によるログインが必要になりました。
Nikon ID を所有していない場合、Nikon ID の登録が必要となります。
• 本バージョン以降、Nikon Message Center 2 は同時にインストールされません。 既にインストール済みでアップデート版を入手したい場合は、ダウンロードセンターよりインストールを行ってください。
• 以下の不具合を修正しました。
- [ノイズリダクション]を有効後、別の画像を選択し元の画像を再選択すると、ノイズリダクションが正常に適用されない場合がある。
- DX レンズを使用して撮影した画像に対して[ヴィネットコントロール]をオンにすると、リング状の階調段差が発生する場合がある。
- カメラの設定で[美肌効果]を有効かつ[ヴィネットコントロール]を有効にした状態で DX レンズを使用して撮影した画像を表示すると、肌にまだら状のノイズが発生する場合がある。
- Nikon Transfer 2 で画像転送中にエラーが出て転送ができない場合がある。
不具合の修正はよいのだが、Nikon ID によるログインが必要になり、注意事項として、「すべての機能を使うためには、インターネット接続が必須となります。 (Nikon ID によるログイン、オンラインヘルプ利用、Web サービス機能利用、動画関連機能の利用、アップデート情報取得のため)」とある。
ネット環境のないところでNX Studioによる編集やRAW現像ができないとなると、ネイチャー写真の人などは困るんじゃないだろうか。私もキャンプに行ったりして夜にノートPCでBlog用に画像を編集する際にネット接続が要求されると困るなぁと思う。
インストールするときだけニコンIDよるログインが必要なのならまだいいけど、NX Studioを立ち上げるたびにネット接続が要求されるのだとすればこれはかなりの改悪じゃないかな。私自身はニコンIDは持っているけれども、前記のキャンプ中とかを想定すると、この仕様はいかがなものかと思う。北海道ツーリングとかに行く人がNX Studio使えなくて困るんじゃないかな。【追記:2025年4月28日】Ver. 1.9.0をインストールして、ネット接続しないと何が使えて何が使えないのかリポートするという手もあろうが、そんな面倒くさいことはしない。「すべての機能を使うためには、インターネット接続が必須となります」で済まさずに、何ができて何ができないのかニコンがちゃんと公表すべき重大な変更だと思う。【追記ここまで】
ということで、私はVer. 1.8.0のままでしばらく様子見だ。デジカメWatchもまだNX Studio Ver. 1.9.0を記事にしていないようだし。
写真は記事とは関係ない。
千葉工業大学通用門(旧鉄道第二連隊表門)(千葉県習志野市津田沼):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5530K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、Jpegをリサイズのみ
以前もP20 liteのパノラマ撮影(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その3) ― 2019年07月26日で作例とした旧鉄道第二連隊表門だ。
国登録有形文化財(建造物)になっている。
千葉工業大学通用門(旧鉄道第二連隊表門)(千葉県教育委員会 習志野市の県指定および国登録文化財)
SG-image 18mm F6.3は、なかなかシャープでよいですな。四隅の暗黒さえもう少し改善すればいいのだが。
コシナVoigtländer Product Catalog 2025が届いた ― 2025年04月24日 00時00分00秒
しばらく更新できずすまんです。ばたばたしておりました。数日前だが、コシナからVoigtländer Product Catalog 2025が封書で届いた。以前にCOSINA USERsに登録したからだ。
コシナが「COSINA USERs」をサービス開始 ― 2025年02月20日
コシナ製品は、Voigtländer Macro-Apolanthar 125mm F2.5 SLとCarl Zeiss Distagon 28mm F2 ZFの2本を新品で買って使っているが、これまで「愛用者カード」を送っていなかった。今回初めてコシナにユーザーと認識された形だ。ただ、COSINA USERsに登録するときに、レンズ名とともに購入年月と購入場所を入力しなければならなかったので、何の製品を持っているかはコシナには伝わっていない。買ったときのレシートや保証書は、レンズの入っていた箱とともにしまってあってすぐに出せないというか出してくるのが面倒だったからだ。
それでも今回Voigtländer Product Catalog 2025を送ってもらって「ありがた山の寒がらす」でござい。
そして、いまどき紙のカタログを送ってくれるだけでも希有な存在なのに、「付録」として、本革製のキーホルダーまで付いているのだ(写真参照)。なんという太っ腹。それでなくとも性能や造りの割にリーズナブルなコシナ製品なのに。
そして、紙のカタログをペラペラとめくっていて気づいたが、やはり一覧性は紙に勝るものはない。ホームページだと階層があって、あるレンズのページを見て次に他のレンズを見ようとすると、また上の階層に戻らないといけない。紙だとパラパラとめくってどこになにがあるのか簡単に確認しながら目的のページにいけるし、途中のページに「おっ」と思って止まったりできる。
ホームページでも、紙のようにパラパラとめくれる方式があったりするが、これはこれでうざい。紙のようにぱらぱらしているところを真似ているので動作がやや重いし、不必要な紙がまくれる感じを表現しているのもうざい。本物の紙のカタログの軽快さには及ばないのだ。あんなカタログもどきのサイトなら、まだPDFを普通に閲覧する方がマシ。
ということで、最近はヨドバシに行ってもあんまり紙のカタログをもらってこなくなったし、もらって来てもかつてほどのページ数もなくしょぼい感じのメーカーが多いなか、このコシナのVoigtländer Product Catalog 2025が、「恐怖新聞」(つのだじろう作)のようにガッと強制的に送られてくるのはよいぞ(笑)。「恐怖新聞」は、1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるものだったが、コシナのカタログは1日読むごとに10万円ずつ財布が軽くなるかもしれない(笑)。同時に「またそんなもの買って…」と家族に問い詰められて1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるかもしれない(泣)。
ちなみにこのキーホルダーをみた家族は「こういうのは届いてすぐにメルカリに出すと高く売れる」とか言っていた。なんという罰当たりな(泣)。
新製品レビュー ニコン Z5II(デジカメWatch) ― 2025年04月16日 00時00分00秒
ニコンZ5IIの新製品レビューが出たようだ。
新製品レビュー:ニコン Z5II - デジカメ Watch
一番心配していたのが、AF(オートフォーカス)のモードが「AF-A」しかないのではないかということだったが、ちゃんと「AF-S」(シングルAF)と「AF-C」(コンティニュアスAF)も選択できるようだ。これはよい。
シャッターボタン半押し状態から全押しした瞬間に、そこから遡って記録してくれる「プリキャプチャー記録」機能も搭載しており、最大1秒前からの連続撮影を記録できます。
これもよいですな。Nikon 1にあったミラーレス機ならではの機能がどんどん復活してきている感じ。
なかでも注目したいのは、本モデルの高感度性能の高さとコストパフォーマンスの良さです。積層型ではなく、実績のある一般的な裏面照射型センサーを採用しているため高感度性能に優れており、それも理由のひとつとなって今となっては比較的手の届きやすい価格に収められています。
本来ミドルクラスであったはずの「Z6III」が、パフォーマンスの高さこそ誰もが認めるところであったものの、高速性能を求めない一般的な撮影用途のカメラとしては、いくらか割高に受けとめられたのは事実ではないでしょうか。そこにきての「Z5II」の登場、まさに待望のフルサイズミラーレスカメラとなり得る存在です。
まさに仰るとおり。Z6を買い換える際にはZ5IIが良さそう。裏面照射型センサーになったので、古いフィルム用の対称型レンズもなんとか使えそうだし。あと、Z6と違ってSDカードのダブルスロットなのもよい(Z6はXQDカードまたはCFexpressカード(Type B)のシングルスロット)。高感度も、常用最高感度がISO 64000になっているのもすごい。
ヨドバシドットコムでは、ボディのみが258,500円(税込)、Z5II 24-50 レンズキットが299,200円(税込)、Z5II 24-200 レンズキットが358,600円(税込)だ。安いとは言えないが、躊躇するような機能制限はなく、ほしくなるカメラだなぁ。
写真は記事とは関係ない。
JR東海315系電車(JR名古屋駅):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5650K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、RAW(NEF)ファイルをNX-Studio 1.7.1で現像(最新のピクチャーコントロール:オート、アクティブDーライティング:標準)したものをJpegにリサイズ
中央線にグリーン車が登場というので見に行ったが、グリーン車なんか連結していなかった(※)。
※中央線にグリーン車が連結されるようになったのは、JR東日本の中央本線(中央東線)であって、JR東海の中央本線(中央西線)にはグリーン車はない。どちらもオレンジ色だからややこしい(ややこしくない)。JR東日本のオレンジ色は中央線快速電車を表す色で、JR東海のオレンジ色は、JR東海のコーポレートカラーで意味が違う。
車両のご案内315系|JR東海
中央線快速・青梅線グリーン車サービス│中央線が好きだ。web【公式】
Jpeg撮って出しだとプラットフォーム側が真っ暗だったので、NX-Studio 1.7.1でアクティブDーライティング:標準を適用してみた。アクティブDーライティングを適用すると、SG-image 18mm F6.3の四隅暗黒が軽減することを発見した。
横浜・野毛山公園の桜(AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED) ― 2025年04月10日 00時00分00秒
オイル交換や冷却水交換などバイクの整備が完了したのでどこかにバイクで行ってこようと思ったのだが、関東地方南部の天気が雨が多くて、降っていなくても不安定な日が多い。自分が休める日と天気とがうまく噛み合わなくてバイクで出掛けられないでいる(泣)。雨男なので天気が不安定な日に出掛けると高確率で雷雨に遭う(泣)。
ということで所用で出掛けた横浜・野毛山公園の桜がまだ咲いていたのでアップする。この日はにわか雨もなく天気が良くてバイク日和だったのだが(泣)。
【写真1】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5000K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ヌケがよくて周辺光量も豊富で歪曲収差も小さいので(作例は自動ゆがみ補正をONにしているがOFFにしてもほとんど変わらない)、一眼レフ用の20mmレンズとしてはほぼ完成形なのではないだろうか。値段もそんなに高くないので、絞り環がないことぐらいしか欠点がない。絞りもGタイプでまだ機械駆動なので、絞り環がなくても絞り設定をなんとかする手段はある。
【写真2】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/500秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5010K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ナノクリスタルコート採用でヌケが非常によいので、このような逆光で透けた桜の花がきれいな状況をよく写し取れる。素晴らしい。
【写真3】野毛山公園の桜と横浜市中央図書館(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/400秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5160K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
これも逆光で透過光がきれいだ。ややフレアがでていて右下にゴーストも出ているが、あまり目立たず素晴らしい。AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ばんばん逆光で撮ってしまう。
横浜市中央図書館は、設計・監理が前川建築設計事務所となっている。「横浜市中央図書館は、前川國男が86年に亡くなった以後の建築だが、そこには『前川建築』としてのデザインポリシーがしっかりと受け継がれている。」とのこと(【記念シリーズ・横浜市公共建築】第25回 横浜市中央図書館 前川建築設計事務所・橋本功所長に聞く(建設通信新聞 2022-08-10))
【写真4】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5040K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
野毛山公園は、茂木惣兵衛や原富太郎(三渓)の別荘地だった場所のようだ。
現在の動物園区域はその名も高い明治の商人、茂木惣兵衛の別荘地であり、また、樹林区域は同時期の豪商だった原富太郎がやはり別荘を所有していた場所だった。それが1923年(大正12年)の関東大震災によって壊滅的打撃を受け、後年の震災復興とともに公園建設が行われたのだ。そして戦争後は米軍に接収され、それが解除される1946年(昭和21年)までは公園の空白期間となった。しかし、1949年(昭和24年)に日本貿易博覧会の会場となり、その後動物園と遊園地が設置され、1951年(昭和26年)より市立野毛山遊園地として人々に親しまれるようになったのである。
タイムスリップよこはま 野毛山公園
【写真5】野毛山公園の「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)(横浜花博)」の謎のキャラクター(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(4760K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
この「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)(横浜花博)」のチーバくんやピーポくんに似たキャラクターは桜木町駅前にも設置されているが(SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その6 ― 2025年02月16日の写真2参照)、検索しても名前が出てこない。「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」(横浜花博)の公式キャラクターは「トゥンクトゥンク」という別のものだ。どうして「トゥンクトゥンク」ではなく、謎のキャラクターがあちこちにあるのか謎だ。
ちなみに野毛山公園の展望台のあるあたりからは、横浜市の旧市街地の低地をはさんで南側の丘陵上に旧根岸競馬場の一等馬見所(つ、ついにCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、ZKが! ― 2007年09月13日の写真参照)が見える。【写真5】でも地平線の左寄りに小さな樹木と重なって3つの塔が見える(20mmなので小さいが)。そういやDistagon T* 2/28 ZFもあんまり使っていないなぁ。使わなきゃ。Distagon T* 2/28 ZFは、絞り開放だと非点収差があって点光源が鳥の羽を広げたようになるが、F4まで絞ると点光源が点に写る。ニコンZ6だとボディ内手ぶれ補正が効くので、冬の夜空をDistagon T* 2/28 ZFの手持ち撮影で撮れたりする。
ということで、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDもなかなかよいですよ。ニコンZで使うとFTZやFTZIIで望遠レンズみたいに長くなってしまうが。しかし、逆に、画角が広いのに望遠で撮っているみたいに見えるので、画角内に入っている通行人等が自然に写るというメリットもある。AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、Fマウントレンズだが、執筆時現在現行品だ。
AstrHoriから2万5,000円の円周魚眼レンズ「6.5mm F2.0 fisheye」発売 ― 2025年04月09日 00時00分00秒
AstrHoriから2万5,000円の円周魚眼レンズ「6.5mm F2.0 fisheye」が4月7日(月)に発売されたそうだ。
AstrHoriから2万5,000円の円周魚眼レンズ「6.5mm F2.0 fisheye」(デジカメWatch)
魚眼レンズは、以前寝台列車(サンライズ瀬戸・カシオペア)に乗るときにものすごく欲しくなったのだが、結局買わずに来てしまっている。
1つには、AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dはよいのだが、ずいぶん長い間APS-Cのデジタルカメラしか持っていなかったのでAI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dだと画角が狭くなって魚眼の意味が薄れるということ。
2つ目には、APS-Cサイズ用のAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDは非常にシャープで画質的には評判が高いのだが、DXフォーマットのカメラの大半がボディにAFモーターを内蔵しなくなってAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDでAFできないDX機が多いので、AF-S化されないかと待っていたこと。また、AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDは、フードが固定なのでFX(35mmフルサイズ)または35mmフィルムで撮影するとフードでケラレて円周魚眼にならないというのも買うのを躊躇した。
3つ目は、それらを克服したAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDが発売されたのだが、まず価格が高いこと(ヨドバシドットコムで終売時税込164,110円)、さらにEタイプなのでD2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70S、D70、D60、D50、D40シリーズ、D3000とフィルム一眼レフカメラではEタイプレンズを使用できないという制限があることがネックだった。ニコンの仕様って本当に購入意欲を削いでるよね。あっ、単にオレにお金がないだけか(泣)。
ということで、Nikon Z6という35mmフルサイズのデジタルカメラを使うようになっても、AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8DやAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDはAFできないし、AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDはAFは可能だが、価格が高いとか言っているうちに生産終了になってしまっている。ということはいまニコンには魚眼レンズの現行品がないということじゃないか。
AFできないことになんで躊躇するかというと、魚眼レンズみたいな被写体が小さく写るレンズではマニュアルフォーカスのピント合わせが難しいからだ。被写界深度が深い以上にピントが合っているように見えて、後で見たらどこにもピントが合っていないということが超広角レンズでは、ある。拡大機能を使えばなんとかなるとはいえ速写性に劣る。置きピンできるほどにピントリングが回るのか回転角も小さくて心配だ。魚眼レンズはAFの方が良いと思っている。
あっ、そうすると今日言及しようと思っていたAstrHori 6.5mm F2.0 fisheyeはマニュアルフォーカスだからアレだな。終了(違)。
まあ、そういいつつも値段が2万5,000円なんだから我慢できそう。いや我慢するのだ。
安いし、絞り環もあるし、MTFを見ると素晴らしく上辺に張り付いているし、あとは対逆光性能がよければ文句なしですな。APS-Cサイズ用だが、ちょっと気になる。AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDがフード固定でなかったら買ったのになぁ。ほんとニコンって詰めが甘いし、仕様がコロコロ変わって一貫性がない。そう考えるとCPUも何もないAstrHori 6.5mm F2.0 Fish-Eyeが直販で税込19,800円って買いかも(←アブナイ)
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