TECSUN PL-380(LW・MW・SW・FMラジオ) ― 2024年02月16日 00時00分00秒
またまたラジオネタだ。カメラネタでなくてすまん。
TECSUNという中国企業のラジオPL-380という機種を買った。値段は送料込みで5,980円(税込)だった。このラジオは、AMの長波(LW)、中波(MW)、短波(SW)とFM(ステレオ)が聴けるラジオだ。
FM: 64-108 MHz(76-108MHz、87-108MHz切り替え可能)
LW: 153-513 kHz
MW (AM): 520-1710 kHz
SW: 2300-21950 kHz(SSB不可)
SONYのICF-SW7600GRを持っているのにPL-380を買ったのは、ICF-SW7600GRは、質量が約608g(乾電池含む)でやや重く、BCLそのものが目的でない外出時にはもう少し軽くてコンパクトなラジオがほしかったのだ。
通勤用カードサイズラジオのICF-R350やICF-R354Mでも夜間は十分に遠方のAM局(MW)が聴けるのでそれで十分じゃないかとは思う。質量は74g(NiMH電池含む)だし。
それでもスピーカーで大きく鳴らしたいとか、短波も聴きたいとか理由を付けてPL-380(エネループ単3形3本込みで実測279g)を買ってみた。
TECSUNには、PL-310ETやPL-330やPL-660といった似たようなラインナップがあり、それらと比較してPL-380を買った。
PL-310ETは、PL-380よりも後に出た機種で、外部アンテナ端子があったりするのだが、PL-380の方がやや安いことと、PL310ETはソフトミュートが掛かるために、本当に微弱な電波の場合にはミュートのないPL-380の方が聞こえるとの評があったからだ。
PL-330は、同期検波があったり、SSBが再生できたりしてより本格派なのだが、1万円近くするし、なによりも電池が単3形ではなく、BL-5C充電池(交換可)なので、ちょっと避けたい。
【追記:2024年2月17日】電池がBL-5C充電池であることが気にならないのであれば、このPL-330がベストバイかもしれない。1万円弱で210g(電池含むか不明)で、SSBも同期検波も外部アンテナ端子もある。日常使いならBL-5Cは問題にならないが、正月の能登地震を見た後だと単3形とか単4形の電池が使えるものを選びたくなる。ICF-SW7600GRを持っていなければ、このPL-330を買ったかもしれない。【追記ここまで】
PL-660は、AIRバンド(118-137 MHz)まで聴けてしまうのだが、1万円台後半2万円近くするし、電池無しで470gもする。必要なのは単3形4本だ。そうなるとエネループ単3形1本が約27gなので、合計578gとなり、ICF-SW7600GRの608gと大して変わらなくなる。重たい。
ということで6千円弱で実測279gのPL-380を買った。楽天で愛知県一宮市にある会社から買ったが、「あす楽」で翌日には届いた。同じ業者がAmazonにも出店していたが、Amazonは混合在庫なので、この会社が納品した商品が届くとは限らないので、この会社から発送される楽天の方で買った。日本語の使用マニュアルのコピーが同梱されていた。販売店のウォーターマーク入りのコピーだ。あと、ケースは黒のビニル製のジッパの着いたケースが写真に出ていることが多いが、ブラウンの巾着形ケースが付属していた。端っこにTECSUNのタグが付いている。
【追記:2024年2月17日】PL-380などTECSUNのラジオはAliExpressでも買えるのでそちらも検討してみたが、なぜかAliExpressでは安くても8k円弱するので、春節で届くのに時間が掛かることもあり、日本語マニュアル付きで国内在庫がすぐに届き6k円弱の愛知県の業者から購入した。【追記ここまで】
使い方は少し癖があるが、マニュアルを見れば大体わかる。日本語のマニュアルはネット上には見つからないが、英語版だと見つかるので、買う前に説明書を見たい方は検索してみてくだされ。なお、オーム電機のRAD-S800NがPL-380のOEMらしいのでそのRAD-S800N使用説明書を見ると日本語でもわかるが、一部省略されているようでわからないところがある(たとえばタイマーでラジオを鳴らす場合に時間設定の方法は載っているのに、どのラジオ局を鳴らすのかはRAD-S800Nの説明書には書いていない)ので、PL-380の英語版マニュアルか、日本語マニュアル同梱の会社から買うのがよいと思う。
【追記:2024年2月17日】
PL-380英語版マニュアルはhttps://www.manualslib.com/manual/733310/Tecsun-Pl-380.htmlの”Download this manual”からダウンロードしたものがよいかもしれない。一応自己責任でお願いします。また、https://www.nikom.biz/pic_info/A559014/380_eng.pdfからも直接PDFがダウンロードできるが、nikom.bizがロシアの会社らしく(https://www.nikom.biz/)、Whoisでもnikom.bizの情報がプライバシーのため秘匿されているのでハイパーリンクはしないでおく。どちらもダウンロードされたものは同じPDFであった。ダウンロードは自己責任でお願いします。というかTECSUNのサイトに使用説明書置いとけよヽ(`Д´)ノ【追記ここまで】
肝心の性能だが、DSPなので感度がよい。MWやSWに関してはICF-SW7600GRの方が若干感度がいいように思うが、FMの感度はPL-380の方が少しよいと思う。LWは聞こえる放送局がないのでわからない。ロシアがLW放送をやめてしまったので、聞こえるとすればモンゴルの長波局なのだろうがまだ聞こえたことがない。
【追記:2024年2月17日】モンゴルの長波ラジオによると、164kHz、209kHz、227kHzがモンゴルから送信されているようだ。ヨーロッパだとイギリスのBBC radio4が198kHzで送信していて彼の地ではよく聞えるようだ。たとえば、オランダのUniversity of TwenteのWide-band WebSDR参照(オランダのオーファーアイセル州のエンスヘデにあるトゥウェンテ大学に設置された、Web に公開されている SDR 受信機を通じて受信できる)。【追記ここまで】
音質は直径50mm 500mW/16Ωの小型スピーカーにしてはよい方だと思う。MWのAMラジオを聞くには明瞭でよく聞き取れるような音質だ。こもっているという評もあったが、自分のPL-380はこもった感じはせず、明瞭に聞こえてよい感じだ。DSPなので帯域が調節できて、6、4、3、2、1kHz※から選択できる。1や2kHzだと明らかに音質が悪くなる。購入時は3kHzになっていたが、6kHzに変更した。普通に近隣のAM局を聞くには帯域を狭くする必要はないからだ。ほかに購入時はFMが76-108MHz、MWは9kHzステップに最初からなっていた。販売店が日本向けに調節してから出荷しているのかもしれない。※【追記:2024年2月24日】4kHzが抜けていた。すまん。【追記ここまで】
あと、ボタンを押したときにピッと鳴るのがデフォルトだが、なんかうるさいのでこれはOFFにした。
本体とケースと日本語マニュアルのほかに、クリップ式のアンテナ延長コードとステレオイヤホンと”USB type-Aオス←→Mini USB Type-Bオスのコード”と中国語の紙のマニュアルと中国語のクイックガイドと中国語の保証書が入っていた。
”USB type-Aオス←→Mini USB Type-Bオスのコード”は、PL-380はMini USB Type-Bの入力端子があり、5Vの入力でも動くかまたは内蔵の充電池を充電できるようだ。充電中はCHA ONとディスプレイに表示されて電池マークが下から上に進むようだ。いまのところエネループで使っていて、充電はエネループ用の充電器で充電しているのでこの機能は使っていない。
ということで泊まりがけでどこかに行くときはこのTECSUN PL-380はコンパクトで軽いので持って行きたい。
PL-380はボタンの押し心地が固いのが不満だと言われるが、それよりも私はボタンの表示の文字をもう少し見やすくしてほしい。小さくてもはっきりとわかる書体というものがあるので工夫してほしい。そういう書体まで気を配れるようになれば、もうどこの国の製品も太刀打ちできなくなると思う。あと少しだ。
【写真】TECSUN PL-380 FM stereo / SW / MW / LW DSP RECEIVER:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S)、F8 絞り優先AE、1/160秒、ISO-AUTO(ISO 6400)、AWB(4820K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、FTZマウントアダプター、フードなし、フィルターなし
こういう撮影にはマイクロニッコールは最適ですな。ただ、レンズ情報をマクロアポランター使ったときのままにしていたので、135mm 開放F2.5でExifに記録されてしまった。ファインダー覗いてて手ぶれ補正がガクガクして変だなとは思ったが、レンズ情報変えるのを忘れていたとは気づかなかった。
手前はKodak PORTRA 400 135-36のパトローネ。大きさがわかるようにと思って置いたが、いまや35mmフィルムのパトローネ見たことない人の方が多いかも…。
【関連追記】
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CQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」を購入 ― 2020年12月28日
EGBOK P803に楽天モバイルのSIMを入れてみた ― 2022年06月22日 00時00分00秒
イオシスの税込6,980円の8インチタブレットEGBOK P803には、電話の受話器のようなアイコンがあって、nanoSIMが2枚入るので、SIM1のところに楽天モバイルのSIMを挿入してみた。
挿入するとRakutenといった表示が上部に出るし、アンテナマークも5本立つ。しかし、Wi-Fiを切ってモバイル通信だけにするとネットに繋がらない。
APN設定をしないといけないみたい。「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」からAPN設定に入って他社で利用していた製品でAPN設定をしたい(楽天モバイル)に書かれているように入力して保存した。
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
---|---|
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
そうしたら楽天モバイルのSIMで通信ができるようになった。
それで、このEGBOK P803に電話が掛けられるのか試してみた。掛けると呼び出し音が鳴らずにいきなり「ただいま電話に出ることができません」のアナウンスがなる。ということは掛けた方に通話料金が発生している。呼び出し音が鳴っているうちに切って、無料で電話が掛かるか試したかったのにしてやられた。しかも3回も試してしまった(泣)。
楽天モバイルのSIMを挿したEGBOK P803に電話を掛けると、EGBOK P803側はSMSアプリが1417から電話があったという通知をだす。1417は楽天モバイルの留守番電話通知のようだ。要するにEGBOK P803は【追記】3Gのない※【追記ここまで】通話SIMを挿しても通話できない。なお、Rakuten Linkアプリからだと通話画面から無料で留守番電話が再生できると通知画面に書かれている。楽天モバイルはもうすぐ解約するつもりなので、Rakuten Linkはインストールしない。
※【追記:2022年6月23日】EGBOK P803は、4G回線しかないSIMだと通話できないが、3Gと4Gの回線が使えるSIMだと通話できるようだ。EGBOK P803はVoLTEに対応していないらしい。4Gはもともとデータ通信専用であったので通話は3Gに切り替えてするものであった。ところが3Gを廃止すると4Gで通話ができなくなってしまうので、4Gで通話できるようにする技術がVoLTEだ。だからauや楽天モバイルのように4G(と5G)しかない通信事業者のSIMをVoLTEのないEGBOK P803で使うと通話ができない。しかし、EGBOK P803は4Gと3Gと2Gが使えるので、まだ3Gのあるdocomo系やソフトバンク系のSIMだと3Gに切り替わって通話ができるようだ。ソフトバンク系でも3GのないLINEMOだとEGBOK P803では通話できないと思われる。【追記ここまで】
なお、SIMを挿してこれらを試した後にSIMを抜いてEGBOK P803を起動すると、なぜか「dアカウント設定」アプリが再認証を求めてくる。HUAWEI P20 liteの方ではずっとSIMを挿しっぱなしで暗証番号なんて忘れているので結構困った。「dアカウント設定」アプリは、d Wi-Fiを使うために入れている。通信手段がなくなったときに、駅やコンビニでd Wi-FiとこのEGBOK P803で通信できるように入れている。DiscordやSkypeを入れているのも同様の理由だ(データ通信で通話するアプリは当然使える)。そういう意味では複数の端末で使わせないようにしている(Windowsだけ例外ただしログインにスマホが必要)LINEは駄目駄目だ。はやくLINEの滅亡を願うしかない。
話は逸れたが、楽天モバイルはMNPでpovo 2.0に移行しようかと思っている(楽天モバイルで新規に取得した捨てていい電話番号なので、楽天モバイル解約とpovo 2.0新規契約でも可)のだが、SIMを入れ替えたりすると、「dアカウント設定」アプリが再認証を求めてくるのは結構うざいので、やはりEGBOK P803にはSIMを入れずにWi-Fiのみの運用でいいかなと思う。
【関連】
EGBOK P803(RAM2GB/ROM32GB SIMフリータブレット)税込6,980円を注文してみた ― 2022年06月19日
EGBOK P803が届いた! ― 2022年06月21日
【追記:2023年9月12日】
EGBOK P803電池がめちゃくちゃ膨らんで終了(泣) ― 2023年09月12日
【追記:2023年9月13日】
EGBOK P803用のバッテリーをAliexpressで注文 ― 2023年09月13日
【関連追記:2024年3月5日】
EGBOK P803のバッテリー交換してみたが・・・ ― 2024年03月05日
EGBOK P803が届いた! ― 2022年06月21日 00時00分00秒
皆様、お待たせしました。イオシスの通販で買ったEGBOK P803が届いた。
お店で直接買った人たちからの報告に寄れば、メモリが2GBではなく3GBということだった。イオシスによれば、「弊社への案内は2GBで来ており、サンプル品も2GBだったのですが、そういう個体が混じっているみたいですね。3GBだったらラッキーという感じで!!」とのことだが、うちに届いたものもRAMが3GBだった。ラッキー\(^o^)/
この8インチタブレットで使う予定のアプリケーションのうち、ジオグラフィカがインストールできなかった。GooglePlayで「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません。」と出るのだ。このタブレットはandroid11でGPSも搭載されているのでそんなはずはないだろうと思った。
検索すると、電子コンパス非搭載のスマホリストに、「当方が開発して公開している登山用のGPSアプリ『ジオグラフィカ』は電子コンパス非搭載機種にはインストールできません。」とあった。EGBOK P803は電子コンパス(磁気センサー・地磁気センサー)が搭載されていないのだろう。これは残念。
ただ、Yahoo!カーナビはインストールできてちゃんと作動するようだ。
23日に発売されるOPPO Reno7 A(CPH2353)を買おうと思っているのだが、OPPO Reno7 Aは、センサーの欄に「地磁気センサー、近接センサー、光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、重力センサー、ステップカウント機能対応」とあるので、ジオグラフィカは大丈夫だろう。
このEGBOK P803はイヤホンジャックはないと思っていたが、3.5mmのステレオイヤホン・モノラルマイクの4極イヤホンジャックが付いているようだ。4極のイヤホンマイクを付けてGogle音声アシスタントを使ってみたが、本体のマイクではなくイヤホンマイクのマイクから音を拾っているようだ。
この3.5mmのイヤホンジャックに関連して、このタブレットにはなんとFMラジオが搭載されている。「FMラジオ」というアプリがインストールされているので、イヤホンジャックにステレオイヤホンマイクを挿して「FMラジオ」を起動すると、89.5MHzという表示とともにザーというホワイトノイズが聞こえる。Nextというボタンを押すと90.5MHzのTBSラジオのFM補完放送が聞こえる。さらにNextを押すと91.6MHzの文化放送のFM補完放送、さらに92.4MHzのアールエフラジオ日本のFM補完放送、さらに93.0MHzのニッポン放送のFM補完放送が聞こえる。さらに一巡すると89.7MHzのInterfmも聞こえる。イヤホンを挿しているのはイヤホンのケーブルがアンテナの働きをするからだ。
これはradikoなどのネット経由の放送ではなく、送信所からの電波を受信しているようだ。要するにEGBOK P803はFMチューナ搭載なのだ。
ただ、このチューナーは87.6MHz~108MHzしか受信できない。しかし、税込6,980円でFMチューナー搭載ってすごいな。このFMラジオアプリは録音ボタンもあるので、ラジオが録音できるのだろう。【追記:23:52】このEGBOK P803のスピーカー自体はモノラルのようだが、イヤホン端子はステレオだ。しかし、この「FMラジオ」アプリはステレオイヤホンで聴いてもモノラルで再生されているようだ。radikoと比べるとはっきりとモノラルだと分かる。なんか残念だな。【追記ここまで】
なにか76MHzから受信できるようなアプリがあれば、87.6MHzよりも低い日本の他の放送局が聴けるかもしれない。
ということで、事前の情報にプラスの部分は以下の通り。
RAMが3GBのものがある。
3.5mmの4極ステレオジャックがある(イヤホンマイクも可能)
FMラジオが搭載されていて87.6MHz~108MHzが受信できる(追記:但しモノラル)。
最初から液晶保護フィルムが貼ってある。
顔認証がある。
ディスプレイの明るさは自動では変わらず、手動で変更する必要がある。
地磁気センサーは搭載されていない(ジオグラフィカがインストールできない)。
自分でインストールしたアプリなどは以下の通り。
Adobe Acrobat Reader
Gmail
デバイスを探す
紀伊國屋書店Kinoppy
朝日新聞紙面ビュアー
dアカウント設定
dポイントクラブ
Discord
Firefox
Microsoft Outlook
NHKニュース・防災
NHKプラス
NHKラジオ らじる★らじる
OpenVPN Connect
radiko
Skype
Wnn keyboard Lab
Yahoo!カーナビ
これで、12.92GB/32GB(40%使用)となっている。
【関連追記:2022年6月22日】
EGBOK P803(RAM2GB/ROM32GB SIMフリータブレット)税込6,980円を注文してみた ― 2022年06月19日
【追記:2022年6月22日】
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【追記:2023年9月12日】
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【追記:2023年9月13日】
EGBOK P803用のバッテリーをAliexpressで注文 ― 2023年09月13日
【関連追記:2024年3月5日】
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CQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」を購入 ― 2020年12月28日 00時00分00秒
このところ忙しくて更新できなくてすまんです。新型コロナで困っている人も多いので、仕事が忙しいのはありがたいと思うことにしています。さて、バイクでどこかに出掛けてAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの試写でもしたいところなのだが、家族からはバイクに乗るなと言われている。医療が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で逼迫しているので、万一事故にでも遭ったらいろいろと困るのでやめとけ、と。
ということで、おうちでBCLでもしようかと買ったのが、CQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」だ。ループアンテナはシャンテック電子のAMラジオ受信用ループアンテナキットを買って持っているのだが、一辺が40cmなので感度がもう一息なのだ。シャンテック電子のAMラジオ受信用ループアンテナキットは、ICF-SW7600GRの内蔵バーアンテナの方が感度が高い感じ。ただ、インバーター蛍光灯のノイズにはシャンテック電子のAMラジオ受信用ループアンテナキットの方が内蔵バーアンテナよりも強く、感度は低くても家電からのノイズはほとんどない。ただもうちょっとゲインが欲しいよなぁ。
そこで、一辺が1mぐらいありそうなCQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」を買ってみることにした。買ったのは2020年11月中旬。
実は中学生のころ、一辺が1mの中波用ループアンテナを、雑誌を参考に作ったことがあり、そのときの高感度や指向性の良さが忘れられないのだ。そのときの大型バリコンをどこかになくしてしまって残念に思っている。通信型受信機の中に入っていたようなあんな大型バリコンはもう売ってないのだ。大阪の日本橋で買ったのだった。
それで、CQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」だったらあのころのBCLのように聞こえるかなと思った。
UZ-8CQは改定前のと改定後のとがあり、どう違うのかよく分からない。あと、UZ-8CQの改定のものにも半完成品とそうでないのとがあり、半完成品は半田付け不要となっている。今回買ったのは納品書によると、「改定」の付かないの半完成品の方だ。値段も税込み16,198円だったのだが、いま「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)改定」を見ると、税込み17,050円になっている。値上げが「改定」なのか?
半田付けの道具は持っているのだが、面倒くさいので半田付け不要の半完成品の方を買った(ずぼら)。
CQ出版ショップのページによっては「在庫残りわずかです」になっているのだが、購入ページにはその記載はない。
ということで、11月中旬に買ったのだが、忙しくてまだ作っていない。半完成品なので、木枠を作って電線を巻くだけなのだが。この正月に完成させたい。完成したら感度とかまたリポートしたい。
ちなみに、CQ出版「大型木枠ループアンテナ UZ-8CQ(半完成品)」を買ったら、"CQ ham radio"のステッカーとコットン製のモールス符号デザインの描かれたエコバッグがオマケに付いていた。荒野のエコバッグブログへようこそ(違)。
カシオ CASIO DQD-805J-8JF 電波時計の液晶濃度調節 ― 2020年11月10日 00時00分00秒
今日は電波時計ネタだ。すまん。トイレに置いていた30年以上も使っていたCITIZENのデジタル式の時計が、電池を交換しても6ヶ月ぐらいで液晶が見えなくなってしまう(電池を交換するとちゃんと見える)状態が2年ぐらい続いた。SR44かLR44を使う時計だ。以前はLR44でも1年ぐらい持っていたのだが、ここ2年ぐらいはSR44を入れても6ヶ月ほどで液晶が見えなくなってくる。何が原因かわからないが、もう寿命だと思って同じような小さなデジタル式の時計を探すことにした。
すると、ヨドバシドットコムでカシオ CASIO DQD-805J-8JF [置き時計]というのを見つけた。税込み1100円で、電波時計で温度計も湿度計も付いている。目覚まし機能もあるようだが、トイレに置く用途だからこれは無視でよい。
買う前にレビューを見たら、液晶の視野角が狭くて見づらいという評価がいくつかあった。
届いたCASIO DQD-805J-8JFに付属のPanasonicマンガン乾電池単3形2本を入れた。たしかに上方や左右から見ると全部8888みたいに見える。まあ安いからこれでいいかと思った。
ところが、カシオ CASIO DQD-805J の説明書を見るとこの時計は液晶の表示濃度を16段階で変更できるようだ(「コントラストセット」)。届いたデフォルト状態だと16段階中の"8"になっていた。これをコントラスト(液晶表示濃度)"1" にしたら、上や横から見てもちゃんと数字が読める。なんだレビューでケチ付けてる奴ら人たちは使い方を誤っているだけやん。お蔭で安く買えたぞ(定価税込み2750円が税込み1100円で送料も無料)。説明書はちゃんと読みましょう。
調子に乗ってあと3個買い増した。合計4個買っても4400円だ。これはよい買い物をした。幅78mm、高さ82mm、奥行き49mm、重量 135gの小さな電波時計だが、卓上などに置くには十分だ。
ちなみに電波時計としての感度もよいようだ。トイレの中で以前置いていたところに以前の向きで置いて受信できるか不安だったが、昼間でも5段階中の5で受信できていた。関東地方だと電波時計の送信所はおおたかどや山標準電波送信所(40 kHz) (福島県田村市都路町/同双葉郡川内村境界の大鷹鳥谷山(おおたかどややま)山頂付近標高 約790m北緯 37度22分21秒東経 140度50分56秒)になるので、丁度鬼門の方角になる。鬼門の方角にはトイレを作らないので、Haniwa家もトイレはそこにはない。電波時計には一番辛そうなうちのトイレなのだがちゃんと受信できていた。これで朝のトイレも遅刻を恐れずはかどる(笑)。
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店で販促員が新型コロナウイルスに感染の件、対応が遅いのではないか ― 2020年04月10日 16時55分00秒
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店で販促員が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)陽性反応が4月7日に出て、4月10日から横浜店を休業にするそうだ。
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(横浜市)における同店滞在者の新型コロナウイルスの感染について(株式会社ヨドバシカメラ 2020年4月9日)
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(横浜市)における
同店滞在者の新型コロナウイルスの感染について2020年4月9日
各位
株式会社ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(横浜市)における
同店滞在者の新型コロナウイルスの感染について当4月9日に、弊社「ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(以下同店)」(横浜市西区北幸1丁目)に、販売商品のメーカーから販売促進員として同店の売り場に来て前3月まで活動されていた方の1名が、PCR検査で新型コロナウイルスの陽性反応が出た、という事実が判明いたしました。
弊社は、お客さまと従業員の安全を最優先に考え、あり得る感染の拡大の抑止に努めるため、所管保健所などと連携し、上記の陽性反応がでた感染者が滞在していた売り場及び同店において、現時点で次の対応を取っております。
・同売り場と同店における感染者の行動歴ならびに感染者との濃厚接触者の調査
・濃厚接触の可能性のある同店従業員及び同店の長時間滞在者への本日から2週間の自宅待機指示及び要請、並びにその者らの健康に関する経過確認
・同店の消毒作業の実施
・同店を当分の間、休業とすること
※その他についても保健所の指示に従い対応してまいります。当感染者の方は3月末を最後に同店には来ておりませんが、翌4月1日に発熱の症状があり、4月2日に医療機関へ受診。その後4日にPCR検査を実施、4月7日に新型コロナウイルス陽性判定が出たという経緯です。
今後も、同店外での可能性のある感染の拡大の抑止と安全確保を最優先に、関係各所と連携し対応してまいります。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
また、休業中の同店の再開につきましては現在のところ未定でございます。
以上
ヨドバシカメラ横浜店で感染者が出ているというのは、そこの従業員と称する方がTwitterで内部告発しているのは知っていた。しかし、証拠がないので静観していた。昨日付のヨドバシカメラの発表で事実であることが確認された。
https://twitter.com/9fG6oYnMbVSNuql/status/1247768223300194304
https://twitter.com/9fG6oYnMbVSNuql/status/1247776868549324801匿名希望 @9fG6oYnMbVSNuql
私はヨドバシの従業員です。
営業妨害をする気は有りませんが、事実を広めたいのでアカウントを作成しました。
先日、ヨドバシ横浜でコロナ感染者を確認していますが、公に出ないように隠蔽しています。
ヨドバシ横浜は緊急事態宣言にも関わらず、本日も通常営業しております。
午後3:08 · 2020年4月8日·Twitter for iPhone
匿名希望 @9fG6oYnMbVSNuql
ちなみにヨドバシ横浜でコロナの感染が確認されたのは、家電コーナーのメーカースタッフです。
そのメーカーに限らず、関わった多くのスタッフが出勤停止の状態になっています。
午後3:42 · 2020年4月8日·Twitter for iPhone
別にヨドバシカメラの実店舗で感染者が出たことが問題なのではない。4月7日に感染者が出たことが明らかになって内部的に従業員も知ることになっているのに、それを直ちに公表せず、その後2日間も平常営業していたことが問題なのだ。
公表された文書には、4月9日に判明したとあるが、内部告発のツイートでは4月7日に結果判明としており、それにもかかわらず会社がきちんと公表しないので4月8日にTwitterで暴露ということになっている。本当にヨドバシカメラが知ったのが4月9日なのか。これが一番の問題点。
そのほかには、「同店滞在者」としていかにも自分ら会社には関係ないように装っているが、実際には「販売商品のメーカーから販売促進員として同店の売り場に来て前3月まで活動されていた方」である。これは以前から問題になっていたものである。買い物客からすれば店員さんのように対応している人がよく見ると「入店証」を提げている人だったというやつである。それだけでなく、形式的には「メーカーから販売促進員」としながらも、実際にはヨドバシカメラの指揮監督の下ヨドバシカメラの販売業務を手伝わせているといった元販売促進員の声はよく聞くところであった。この形式と実質の乖離が今回の発表の「遅れ」とどう関係あるのかもジャーナリストには突っ込んでいただきたいところである。
ほかにもhttps://twitter.com/yodobasi_korona/status/1247536803264905216というツイートが4月7日時点であった。
ヨドバシコロナ @yodobasi_korona
ヨドバシカメラは緊急事態宣言がでても通常営業です。社員にも家族、大切な人がいます。マスクを禁止してる店舗もあるし横浜の店舗ではコロナ陽性がでたのにも関わらず隠して営業するそうです。もう外からの声がないと休みにはなりません。拡散お願いします。#ヨドバシカメラ#緊急事態宣言
午後11:48 · 2020年4月7日·Twitter for iPhone
マスコミ各社の続報を待ちたい。ヨドバシカメラはCMや広告をたくさん出してくれてるから…なんていうのはないよね。
【関連追記:2020年4月10日20:54】
ヨドバシカメラ従業員から相次ぐ悲鳴 新型コロナ対応に不信感、「内情」暴露...会社側は反論も(2020/4/10 19:52 J-CASTニュース)
ヨドバシ、コロナ感染で休業…発表前から「感染者確認でも通常営業」との指摘相次ぐ(2020.04.10 17:55 Business Journal)
米B&Hの"Things We Love" ― 2020年02月24日 00時00分00秒
新型コロナウィルスが流行りつつあるので人ごみに行くのを避けて籠っていたら鬱になりますな。政府やNHKは情報を包み隠さず公表すること。検査を抑制せずに多くの人の検査を実現すべきだと思う。
さて、バイクの倒立フォークを整備するのは面倒くさい。サービスマニュアルをみていたら(追記:自分がドリーム店で購入したサービスマニュアルの日本語版はネット上には公開されていないので、ネット上にある英語版のキャプチャーを追加した)、ダストシールという一番外側にあるカバーを交換するのにやっぱり全部バラさないといけないみたいで鬱になる。正立型フォークなら上から抜くだけなのに、倒立型フォークはインナーチューブの端がアクスルシャフトを受けるところになっていて分解不能なので、アウターチューブに挿入してある側から順に全部外していかないといけない。倒立型フォークは整備性が悪いと思う。やっぱりどこかにフロントフォークだけ整備に出そうかなぁ(弱気)。
さて、アメリカのB&Hという日本のヨドバシカメラやビックカメラみたいなカメラ販売店のサイトに、"Things We Love"という特集が載っている。
Things We Love | B&H Explora
その"Things We Love"の中で気になったものをいくつか挙げたい。作例も複数あってなかなかよい記事だ。
まずは、Things We Love: Kodak T-Max 400 Film。コダックT-MAX 400(TMY)フィルムだ。
T-Max 400 fills the bill here, because it has a noticeably tighter grain structure, due to its T-GRAIN emulsion. Whereas this finer grain is often attributed to its muddy look when printing in the darkroom, when scanning, this is a real benefit because sharpness is easier to achieve.
T-Max400は、そのT-GRAIN乳剤のために、目に見えてより緊密な粒子構造を持っているので、ここでは問題を解決します。この細かい粒子は、暗室で印刷したときの泥のような外観に起因することが多いが、スキャンしたときには、鮮明さが達成しやすいので、これは大きな利点である。
Mirai Translator お試し翻訳による
次は、Things We Love: Kodak Tri-X Black-and-White Filmだ。コダックトライX(400TX)だ。
Tri-X has a grain structure and tonal range one quickly learns to recognize. Depending on the roll or sheet size you’re working with, Tri-X has a native ISO of 320 or 400, with about three stops of exposure latitude (+/- 1.5 stops). Tri-X can be easily pushed one stop and even two to three stops with the right balance of exposure, film developer, and developing times. At the extremes, there are those who push Tri-X to ISO 3200 to 6400 although, at these higher speeds, image detail can become extremely grainy.
Tri-Xには粒子構造と音域があり、すぐに認識できるようになります。TriXは、使用するロールやシートのサイズに応じて、露出自由度(+/-1.5の終了)が約三点のネイティブISO320または400を備えています。Tri-Xは、露光、フィルム現像、現像時間のバランスに合わせて、1つの絞り、2~3つの絞りを簡単に押すことができます。極端な例では、Tri-XをISO3200から6400に押し上げる人もいますが、このように高速にすると、イメージのディテールが非常に粗くなります。
Mirai Translator お試し翻訳による
最後はThings We Love: Voigtländer VC Speed Meter IIを挙げたい。コシナ・フォクトレンダーのVC II メーターだ。
The VC Speed Meter IIs silicon photo diode calculates the exposure by reading a 30° AoV of reflected light, which is slightly wider than the viewing field of an 85mm lens on a full-frame (24 x 36mm) camera. The meter features an EV range of 1 to 20, and an ISO sensitivity range of 25 to 3200. Shutter-speeds (1 -1/2000-second) and aperture markings (f/1 - f/22) are marked in full-stop increments, while ISO markings are in 1/3-stop increments. Since both apertures and shutter speeds have to be set manually, you can under- or overexpose to your heart’s content using the meter reading as an accurate reference point.
VCスピードメーターのIIsシリコンフォトダイオードは、フルフレーム(24x36mm弾)カメラの85mmレンズの視野よりもわずかに広い30°AoVの反射光を読み取ることで露出を計算します。EVレンジは1から20、ISO感度は25から3200で、シャッター速度(1-1/2000秒)と絞り値(f/1-f/ (f/1-f/22))はフルストップ、ISO感度は1/3ストップの目盛りです。アパーチャとシャッタースピードの両方を手動で設定する必要があるため、正確な基準点としてメーター読み取り値を使用して、心臓の動きに合わせてアンダーまたはオーバーポーズすることができます。
Mirai Translator お試し翻訳による
コシナ・フォクトレンダーのVC II メーターのよいところは、シャッタースピードと絞りとISO感度の関係が視覚的にわかるところだ。自分が初めて使った露出計はたしかセコニック L-188 オートリーダー(リンク先はPDFの取扱説明書2.3MB)で、これがシャッタースピードと絞りとISO感度の関係がよく分かった。ただ、L-188は感度があまり高くなかったので、暗いところでは役に立たなかったのが悔しかった。しかし、いま説明書見たらEV -2~19とあるね。EV-2まで作動したら十分だね。こどものころよっぽど暗いところで撮りたかったんだな。【追記】記憶をよくたどったら、子どものころ使っていたのはL-188ではなくてL-98マイクロリーダーかL-98(2)マイクロリーダーのどちらかだと思う。それだとEV3~18なので。暗いところに弱いというのもわかる。お詫びして訂正します。m(_ _)m セコニックは古い機種の説明書もアップしていて偉いなぁ。セコニック 露出計・カラーメーター・照度計 > 取扱説明書・カタログダウンロード【追記ここまで】
ということで、アメリカのB&Hは売っているカメラ製品もいろいろと面白いが、それ以外の読み物も面白い。
写真は記事とは関係ない。
日産グローバル本社ギャラリー(横浜市西区):Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/50秒、ISO125、プログラムAE、AWB
ここのギャラリーにこんなに人がいるのは初めて見た。ラジオ(TOKYO FM・JFN38局ネット)の公開生放送(入場無料・入退場自由)で、ゲストがクレイジーケンバンドとのことだった。地元バンドで人気ありますな。【追記】これはいまから2週間ぐらい前の写真だ。いまだったらイベント中止だったかもね。
昼間から中波の遠距離局が聴こえる ― 2019年10月22日 17時02分05秒
ここ数日、遠距離にある中波の放送局が昼間でもよく聴こえるようだ。
中波というのは普段は伝播の特徴として、電離層D層があらわれる昼間は、D層に吸収されるという性質がある。そして電離層D層がなくなる夜間になるとD層が消滅しE層で反射するので、電離層反射波により遠距離まで到達するようになる。
この数日スポラディックE層がLevel3(活発)になっているので、その関係かもしれない。
宇宙天気予報センター(NICT)
現況・トレンド>スポラディックE層(NICT)
スポラディックE層(Eスポ)というのは普通はVHFの電波を反射するので、遠方のFMやかつての地上波アナログTVの1-3chあたりが受信できたり混信したりした。
今回の遠距離中波の受信状況はEスポがもっと低い周波数も反射するようになっているのかもしれないね。でもD層はどうなっているんだろう。D層消滅のEスポなのか。
感度のいいラジオを持っている人は色々試して欲しい。感度の低いラジオも普段入らない放送局が入るかもね。
【追記】そういえば、一昨日のラグビー日本対南アフリカ戦を風呂場のあまり感度のよくないツインバードの防水ラジオで聴いたときに、地元のNHK第一東京594kHz 300kWと間違えてNHK第一大阪666kHz 100kWにチューニングしていたのを思いだした。普段はお風呂場ラジオで大阪のAM放送局は入らないわけではないが、このラジオでは地元局と間違うぐらいに明瞭には入らないからだ。そのときからこの現象はあったんだな。【追記ここまで】
【参考】AMラジオ局周波数一覧表(oyakudachi.net)
写真は2015年のもの。SONY ICF-SW7600GRで横浜スタジアムのナイトゲームにてRCC中国放送1350KHzを受信しているところ(2015年撮影)。Nikon 1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、RICOH ワイドコンバージョンレンズ GW-1(21mm相当)
戴いたコメントのお返事はもう少しお待ちください。
コシナ、フォクトレンダー史上最高性能をうたう「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount」 ― 2019年10月21日 00時00分00秒
久々のコシナネタのような気がする。コシナが「フォクトレンダー史上最高性能」をうたう「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount」を発売するそうだ。
コシナ、フォクトレンダー史上最高性能をうたう「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount」(デジカメWatch)
レンズ設計に軸上色収差や各種収差の抑制を目指すアポクロマート設計を採り入れたMFレンズ。ソニーEマウントカメラのイメージセンサーに最適化したとしており、解像力やコントラストの再現性の高さでも訴求する。
レンズ構成は8群10枚(異常部分分散ガラス5枚、両面非球面レンズ2枚)。
"Macro"が付いていないのでマクロレンズでもなさそうだし、最短撮影距離は0.45m で、普通の標準レンズと同じなので、どういう撮影を意図したレンズなのか自分はよく分からない。
「至近距離から遠距離まで高画質を保つというフローティング機構を採用している。」とあるので、接写リングやベローズでの撮影も意図していなさそうなのでなおさらよく分からない。高画素で緻密な風景撮影向けのレンズなのだろうか。
話は少し変わるが、コシナなどのいわゆる「レンズメーカー」のレンズラインナップを見ると、そのときどきの主流のカメラがよく分かるなぁと思う。
2019年版フォクトレンダー総合カタログを見ると、E-Mount Lenses(ソニーEマウントレンズ)は8本、Micro Four Thirds Mount Lenses(マイクロフォーサーズレンズ)も8本、VM Mount Lenses(VMマウントレンズ:事実上のライカMマウント互換レンズ)は19本、SLR Mount Lenses(一眼レフ用レンズ)は2本(ニコンAi-S互換)となっている。あれだけたくさんあった一眼レフ用交換レンズはニコン用を2本残すのみとなっている。
ライカマウントのカメラを持っている人がそんなに多いとは思わないが、ライカマウントのカメラを持っている人が交換レンズを買う可能性が高くて、またライカマウントはマウントアダプターで他のミラーレスカメラに使えるから、ライカマウント互換のレンズラインナップが多いんだろうなぁ。
まあ、コシナは商品開発の機動性が高いけど、軸足移すのもはやいよなぁ。きちんとした金属鏡筒で信頼の出来る光学性能のレンズをそこそこの値段で出してくれるコシナの存在はありがたいが、SLRレンズが少なくなっているのは少し寂しいな。
自分はライカマウントのカメラを持っていないが、もし持っていたら、NOKTON Classic 35mm F1.4を最初に買いたいな。VM Mount Lensesシリーズは、10mmから始まる超広角レンズのラインナップが充実しているのもうらやましい。値段もNIKKORの新しいレンズに比べたらかなり安いし。
とりとめもなく書いてしまったが、ソニーEマウントの35mmフルサイズのミラーレスカメラに、ライカMマウント互換のレンズを使うのが楽しそうだなぁと思う。
【追記】
フォクトレンダーTOP(コシナ)
フォクトレンダー生産終了品(コシナ)
【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
アールエフラジオ日本野毛山無線基地(横浜市西区):Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/157.4秒、ISO50、プログラムAE、AWB
Huawei P20 liteの撮って出しJPEG画像はかなりコントラストが高く、曇り空の雲はよく描写されていたが、手前の自転車などが暗くつぶれてしまっていたので、JPEG画像をすこしいじっている。
作例は野毛山動物園の近くにある中波ラジオ放送送信設備。神を感じさせるフィルムカメラの描写力(アンディ・サマーズ) ― 2009年07月21日の作例に写っているアンテナと同じもの。このブログで過去にこのアンテナを検察関係のものかもと書いた記憶があるのだが(となりに検察関係の官舎があったから)、今回近づいてみたら、RFラジオ日本(1422KHz)の予備送信所(1kW)だった。RFラジオ日本は、普段は川崎市の多摩川河川敷にある50kW(JORF 1422KHz南西に指向性あり)と小田原のJORL 1485kHz 100Wで送信している。
「JORF 昭和33年12月24日 ラジオ関東開局の地」というプレートが建物に付いているので、1958年にRFラジオ日本の前身のラジオ関東がここに開局したようだ。RFラジオ日本は神奈川県域の中波ラジオ局だが、事実上の「演奏所」は 東京都港区麻布台2-2-1 麻布台ビル北館2階にある。神奈川県のラジオ局なのにベイスターズやFマリノスやフロンターレやベルマーレを無視してジャイアンツ戦ばかり放送する「ねじれた」局というのが私の認識だ。かつてのベルディと同様に東京に移転すればいいのに(電波割り当て上無理だが)。代わりに本当の意味での神奈川県域中波ラジオ局ができればいいと思っている。読売は放送局関係では朝日や毎日よりも後発なので、どうしてもこういう後発局が読売系になってしまう傾向があって地元民が不幸だ(個人の感想です)。
台風19号東日本接近ないし上陸のおそれ、十分に準備を ― 2019年10月10日 00時00分00秒
大型で猛烈な台風19号が10月12日(土)~13日(日)にかけて東日本に接近ないし上陸の可能性がたかいとのこと。
台風19号 土曜から東日本に接近へ 甚大な被害のおそれ 2019年10月10日 8時21分(NHK NEWS WEB)
台風第19号に早めの備えを!(10月9日) (気象庁)
米軍の予想では、予報の中心線は伊豆半島の先石廊崎をかすめて相模湾岸から東京湾岸を通って東京・千葉・茨城方面に向かうことになっている。台風15号につづいてまた千葉県が台風の進路の右側になりそうだ。
十分な備えや予めの避難を。予め台風から遠い場所の親戚や知り合いの家に避難しておくというのもよいかも。
台風第19号に早めの備えを!(10月9日)[PDF形式:1.5MB] には、風が強まる前に家の対策の何をすればよいかが書かれているので、今日明日中に対策を。
台風19号 15号と同程度の暴風のおそれ いまからできる対策 2019年10月9日 19時05分(NHK NEWS WEB)も参照。
スマホは電池がなくなるのが早い上に近くの基地局がやられて繋がらないこともあるので、ラジオと電池もご用意を。ラジオ局も台風15号ではニッポン放送1242kHzが千葉県木更津市の送信所が停電して足立区の予備送信所から送信したり、その後自家発電で木更津から送信したりもした。それでも放送は続いていたので携帯電話よりは情報を受け取りやすいだろう。ニッポン放送が送信所の自家発電で横浜スタジアムからのプロ野球試合中継を放送しているのにはちょっと複雑な気分だったが。
AM1242kHzでお聴きのリスナーの皆様へ 2019/09/12 14:00(ニッポン放送)
画像は、米軍の予報から。https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.htmlからhttps://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp2019.gif
なお、図の12/18Zというのは、12日協定世界時(UTC) 18時ということで、日本標準時(JST)は+9時間なので、13日の日本時間5時を示している。
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