DIGA DMR-BRW1000のBlu-rayドライブが故障して4k対応DMR-4T203を買う ― 2024年03月05日 00時00分01秒
またまた荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
TVチューナー内蔵・ブルーレイ・DVDレコーダーのDIGA DMR-BRW1000を使って、主にNHK BS1やBSプレミアムの番組を録画してせっせとBlu-rayに焼いて保存していた。DMR-BRW1000は2015年に購入したもので、地上波デジタルとBSとCSとVODに対応したもので、4kや8kには対応していない。
前々日にBlu-rayを焼いたときには何の問題もなかったのに、一日空けてBlu-rayにコピーしようとしたら、Blu-rayディスクを認識できなくなっていた。たしか「対応していない」とか「認識できない」とかのエラーメッセージが出た。ほかのブランクメディアや既に録画済みのBlu-rayディスクに交換しても認識されないので、最後のあがきとして、湿式のディーガ専用ブルーレイレンズクリーナーRP-CL720Aでクリーニングしてみたが、変化なし。
新しいTVチューナー内蔵・ブルーレイ・DVDレコーダーを買うしかないのだが、後継機をどうするかだ。
考慮する点としては、まず、1.DMR-BRW1000の内蔵HDDには問題がないので、そこに録画した番組をBlu-rayに焼いて保存したい、次に、2.DMR-BRW1000買ったときにはなかったスマホ用アプリの「どこでもディーガ」が優れていて、自宅外で地上波やBSの現在放送している番組を視聴できて、また録画した番組もリモートで視聴できる。さらに録画などの機器操作もリモートでできるという優れものだった。有料会員でリモート操作できる機能は以前からあったのだが、「どこでもディーガ」は無料で使えるのがいい。
【追記】どこでもディーガは、離れたところからほぼリアルタイムで地上波やBS/CSの番組がスマホで見られるので便利なのだが(NHKは地上波はNHK+でネットで見られるがBSやBS4kはネットで放送していない)、他方で、スマホとDIGAが同じネットワーク内でアクセスしないことが90日間続くとリモート視聴できなくなる。最初どこでもディーガを知ったときには、関西の親戚の家にディーガを置かせてもらって、関東から関西の地上波を見られると思ったのだが、そうさせないような仕組みのようだ。こんな制限掛けなければディーガがもう1台売れたのに。3か月に一回その親戚の家に行ってアクセスできるのならありかもしれない。どこでもディーガで一度初期の設定を済ませたら宅外からの操作のみで録画と視聴ができますか?(Panasonic)参照。A-PAB規定というらしい。コピー10といい、ろくでもない規制しかしないなぁ。【追記ここまで】
【さらに追記】DMR-BW780-Kが壊れてDMR-BRW1000を買ったとき(2015年)に、次は別メーカーにすると書いてずっとそう思ってきたが、それを翻してまたPanasonic DIGAを買ったのはこの「どこでもディーガ」があるからだ。このサービスをやめたら他のメーカーに行くのでそこんとこよろしく。【さらに追記ここまで】
ということで、後継機もPanasonicのDIGAで決まり。1点目のDMR-BRW1000のHDDに記録されている番組の救出だが、外付けHDDにはコピーできるのだが、外付けHDDは暗号化されてそのレコーダーに繋いだときにしか見られないようになっている。外付けBlu-rayドライブは認識しないのでコピーできない。ただ、ほかのDIGAにはコピーできる(ただしコピー制限は残り1回になる)。そうすると後継機はBlu-ray・DVD搭載のDIGAということになる。
2点目も、「どこでもディーガ」を使いたいのであれば、DIGAを買うしかない。
そこで、いまのとほぼ同じ機能であるならば、DMR-2W102 (ブルーレイレコーダー 1TB ダブルチューナー)となる。HDDを2TBにしたものがDMR-2W202だ。DMR-2W102 はヨドバシドットコムで45,070円(税込)、DMR-2W202は同じく52,560円(税込)だ。
ところで、2023年12月から、BS1とBSプレミアムが統合されて(BSプレミアムが廃止)番組がなんか減った感じがする。NHKは「ほとんど」減っていないというのだが。これまで4k放送でないと見られない番組がたまにあったが、ここで4k放送も見られるように4k対応Blu-rayレコーダーにすべきなんじゃないかとも思った。ほぼ10年ぐらい使うし。
4k対応だと6TB、4TB、3TB、2TB、1TBがある。6TBのDMR-ZR1は、ヨドバシドットコムで352,440円(税込)もするので完全に無視(泣)。4TBのDMR-4T403は同106,920円(税込)、3TBのDMR-4T303は同93,060円(税込)、2TBのDMR-4T203は同78,210円(税込)、1TBのDMR-4T103は同72,270円(税込)だ。3TB買うなら4TBの方がよく、1TB買うなら2TBの方がよいという感じの価格設定だ。結局コストパフォーマンスのよさそうな2TBのDMR-4T203を買うことにした。
問題は、うちのBSのアンテナは4kの右旋には対応しているが、ブースターは4kに対応していない※(ただし700MHz問題には対応済み)CU43A(DXアンテナ)。屋内配線はおそらくSの付かない5C同軸ケーブル(要確認)*、分配器も4k8k非対応、分波器は4k8k対応、各部屋の壁のTV用F型コネクタも4k8k非対応という状況だ。最低でもブースターと分配器は4k対応にしないと駄目だろうと思っていた(※後述参照)。
【追記】*テレビ受信用同軸ケーブルの仕様(電気設備の知識と技術)参照。【追記ここまで】
ということで、当面はDMR-BRW1000に録画されていたものをDMR-4T203にコピーしてDMR-4T203でBlu-rayに焼く、新しく録画予約するものはDMR-4T203の方で録画することにして、4kはそのうち対応することにした。
DMR-4T203はかなり品薄で、最寄りのヨドバシ店舗には在庫がなかったので、ヨドバシドットコムで購入した。
届いたDMR-4T203を設置・設定して、さっそくテレビが映るか試してみた(モニターになるテレビは4kではないハイビジョン)。地上波もBSもCS(これは契約していないしほとんどみていない)もちゃんと映っている。そして念のため4kにチャンネルを合わせると、なんと4kの右旋各局が映っている。あれ?事前情報と随分違うなぁ。
4k右旋は映っているがギリギリの電波状況なのではないかと思って、受信状態を数値で見るモードにしてみると、4kではないBSの85とかいう数値とほとんど同じ。ということは、ブースターも各部屋に分配する分配器もケーブルもそのままでいいということになる。
ということで、モニターになるテレビはハイビジョンながら、4kで録画や視聴ができることになった。これはラッキー。DXアンテナのCU43Aの仕様を見てみるとBSは1032~2610MHzとある。今調べると、BS4kの右旋は1032~1489MHzで110°CS右旋は1595~2071MHzなので、CU43Aで十分にカバーしているようだ。
4K・8K衛星放送を見るためには?(Panasonic)
↑のPnasonicのサイトを最初に見ればよかった。4k放送が始まった直後は屋内配線まで交換しなければならないとか書かれていたものが結構あったので、じゃあ4kは当分先だなと思っていたのだ。
さて、問題のDMR-BRW1000に録画してある番組をDMR-4T203にコピーするのは「お引越しダビング」機能を使った。この「お引越しダビング」と普通のダビングとの違いは、「お引越しダビング」は両方のレコーダーが電源オフにならないとダビングを開始しないし、電源がオンになったり録画が始まると「お引越しダビング」が中断して、またオフになったら「お引越しダビング」が行われるということだ。ダビングと録画予約とか録画した番組を視聴するのとがバッティングしないようになっている。その代わりダビングに時間が掛かっていた。私は全部を「お引越しダビング」にせずにとりあえず救出したい番組をまずDMR-4T203の方にダビングした。なお、DMR-4T203は、LANを介してコピーしてるようで、DMR-BRW1000もDMR-4T203も有線LANで家庭内LANに接続している。家庭内LANは機器の関係で最大でも1Mbps1Gbpsだ。
録画番組を別のレコーダー(ディーガ)にダビングする「お引越しダビング」の操作方法は(Panasonic)
ということで、次はテレビの買い換え時期が来たら4k対応のものにすればよいということになる。
なお、DMR-BRW1000の内蔵Blu-rayドライブの交換品(型番VXY2208らしい)が新品や中古品で出ていて、簡単に交換できるようなのだが、新品で27,800円もするので、交換せずに新品のDMR-4T203を買い増しすることにした。まあBlu-rayドライブって値段高い物なんだけれども、交換用のバルク品が27,800円って高すぎるよねぇ。
【追記】
なお、DMR-BRW1000はBlu-rayドライブ以外は壊れていないので、DMR-4T203は、買い増しになる。この場合、テレビと繋ぐHDMIケーブルやLANケーブル(Cat5以上推奨)や分配器両端F型接栓アンテナケーブル※(4k8k対応)も買い増ししないと足りなくなる。テレビはHDMI接続が2つあったので両方のDIGAを接続できている。※分配器はDMR-4T203の入力前だけでよく、DMR-4T203の出力は、地上波とBS/CS(4k含む)それぞれ別に端子があるので、4k対応の短いF型接栓のケーブルがあればよい。
また、テレビアンテナとの接続は、DMR-4T203をアンテナに近い方にいれて、DMR-4T203のアンテナ出力からDMR-BRW1000に繋いだ。上流に4k対応機種を入れた。なお、テレビはレコーダーとは別の壁のF型接栓からアンテナ線を繋いでいる(1部屋に複数のテレビ用F型接栓があるため)。
【追記ここまで】
【関連追記】
台風24号でテレビの受信アンテナが倒れた ― 2018年10月02日
テレビ受信アンテナ、1週間掛かって復旧 ― 2018年10月09日
Panasonic DIGAで動画広告を消す方法 ― 2015年06月12日
コメント
_ ノーネームしたん ― 2024年03月06日 10時17分41秒
_ Haniwa ― 2024年03月06日 12時39分36秒
>修理は試みないのですか?、
>コンデンサーや接触不良で故障の原因の時も有るので、自分でアレしてみるのも良いかもしれません。
BDユニットは開けていませんがおそらくBlu-rayドライブユニットの故障だと思います。かなり枚数のBlu-ray焼いてますので。BDユニットのコネクタを外して刺すだけなので交換は簡単だと思うのですが、BDユニットが新品で2万7千800円で、中古でも1万6千円ぐらいしますから、これはHDD専用で構わないと思います。HDDもいずれ故障するでしょうし。そうなる前に番組を新しい方に移してBlu-rayに焼くのでよいと思います。コンデンサーや基板は目視では異常はありませんでした。埃も思ったほど入っていなかったです。
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コンデンサーや接触不良で故障の原因の時も有るので、自分でアレしてみるのも良いかもしれません。