横浜・野毛山公園の桜(AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED) ― 2025年04月10日 00時00分00秒
オイル交換や冷却水交換などバイクの整備が完了したのでどこかにバイクで行ってこようと思ったのだが、関東地方南部の天気が雨が多くて、降っていなくても不安定な日が多い。自分が休める日と天気とがうまく噛み合わなくてバイクで出掛けられないでいる(泣)。雨男なので天気が不安定な日に出掛けると高確率で雷雨に遭う(泣)。
ということで所用で出掛けた横浜・野毛山公園の桜がまだ咲いていたのでアップする。この日はにわか雨もなく天気が良くてバイク日和だったのだが(泣)。
【写真1】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5000K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ヌケがよくて周辺光量も豊富で歪曲収差も小さいので(作例は自動ゆがみ補正をONにしているがOFFにしてもほとんど変わらない)、一眼レフ用の20mmレンズとしてはほぼ完成形なのではないだろうか。値段もそんなに高くないので、絞り環がないことぐらいしか欠点がない。絞りもGタイプでまだ機械駆動なので、絞り環がなくても絞り設定をなんとかする手段はある。
【写真2】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/500秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5010K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ナノクリスタルコート採用でヌケが非常によいので、このような逆光で透けた桜の花がきれいな状況をよく写し取れる。素晴らしい。
【写真3】野毛山公園の桜と横浜市中央図書館(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/400秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5160K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
これも逆光で透過光がきれいだ。ややフレアがでていて右下にゴーストも出ているが、あまり目立たず素晴らしい。AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ばんばん逆光で撮ってしまう。
横浜市中央図書館は、設計・監理が前川建築設計事務所となっている。「横浜市中央図書館は、前川國男が86年に亡くなった以後の建築だが、そこには『前川建築』としてのデザインポリシーがしっかりと受け継がれている。」とのこと(【記念シリーズ・横浜市公共建築】第25回 横浜市中央図書館 前川建築設計事務所・橋本功所長に聞く(建設通信新聞 2022-08-10))
【写真4】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5040K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
野毛山公園は、茂木惣兵衛や原富太郎(三渓)の別荘地だった場所のようだ。
現在の動物園区域はその名も高い明治の商人、茂木惣兵衛の別荘地であり、また、樹林区域は同時期の豪商だった原富太郎がやはり別荘を所有していた場所だった。それが1923年(大正12年)の関東大震災によって壊滅的打撃を受け、後年の震災復興とともに公園建設が行われたのだ。そして戦争後は米軍に接収され、それが解除される1946年(昭和21年)までは公園の空白期間となった。しかし、1949年(昭和24年)に日本貿易博覧会の会場となり、その後動物園と遊園地が設置され、1951年(昭和26年)より市立野毛山遊園地として人々に親しまれるようになったのである。
タイムスリップよこはま 野毛山公園
【写真5】野毛山公園の「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)(横浜花博)」の謎のキャラクター(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(4760K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
この「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)(横浜花博)」のチーバくんやピーポくんに似たキャラクターは桜木町駅前にも設置されているが(SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その6 ― 2025年02月16日の写真2参照)、検索しても名前が出てこない。「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」(横浜花博)の公式キャラクターは「トゥンクトゥンク」という別のものだ。どうして「トゥンクトゥンク」ではなく、謎のキャラクターがあちこちにあるのか謎だ。
ちなみに野毛山公園の展望台のあるあたりからは、横浜市の旧市街地の低地をはさんで南側の丘陵上に旧根岸競馬場の一等馬見所(つ、ついにCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、ZKが! ― 2007年09月13日の写真参照)が見える。【写真5】でも地平線の左寄りに小さな樹木と重なって3つの塔が見える(20mmなので小さいが)。そういやDistagon T* 2/28 ZFもあんまり使っていないなぁ。使わなきゃ。Distagon T* 2/28 ZFは、絞り開放だと非点収差があって点光源が鳥の羽を広げたようになるが、F4まで絞ると点光源が点に写る。ニコンZ6だとボディ内手ぶれ補正が効くので、冬の夜空をDistagon T* 2/28 ZFの手持ち撮影で撮れたりする。
ということで、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDもなかなかよいですよ。ニコンZで使うとFTZやFTZIIで望遠レンズみたいに長くなってしまうが。しかし、逆に、画角が広いのに望遠で撮っているみたいに見えるので、画角内に入っている通行人等が自然に写るというメリットもある。AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、Fマウントレンズだが、執筆時現在現行品だ。
GARMIN Zumo396用のOSMと地形図202503版 ― 2025年04月07日 00時00分00秒
Garminのバイク用ナビゲーションシステムZumo396で使えるOSM(OpenStreetMap)と地形図の2025年3月版をアップしてくださっているようだ。
OSM Map of Japan for Garmin Devices ガーミンヂバイスの日本語のOSM地図
Garmin GPS向け地形図(無料)のダウンロード(すけログ)
ありがとうございます。
まず、OSM Map of Japan for Garmin Devices ガーミンヂバイスの日本語のOSM地図の方は、OSM(OpenStreetMap)というフリーの地図をZumo396などのナビで使えるようにしたものだ。日本語版のZumo396の場合は、ShiftJIS版をダウンロードする。具体的には、202503_gmapsupp.7z(853.0MB:unzip1338.9MB) 日本語版用ShiftJIS版です。から、202503_gmapsuppをダウンロードする。Download Fasterという表示は無視してよい。課金する必要はない。それでダウンロードされた202503_gmapsupp.7zを解凍して、出てきた202503_gmapsupp.img(ShiftJIS)の中のgmapsupp.imgをZumo396に入れると、OSMがZumo396で使えるようになる。
Zumo396へのOSMの入れ方は、Zumo396を付属のUSBケーブルでPCに接続してファイル転送モードにする。エクスプローラーでZumo396の下のMemoryCardの下のGarminというフォルダ(なければ作る)の下にgmapsupp.imgをコピーする。コピーは数分かかる。【追記】SDカードを入れないと、MemoryCardというディレクトリは存在しないので、microSDメモリーカードを別途購入してZumo396に挿入しておく。microSDメモリーカードをいれないで、Zumo396直下のGarminというフォルダにgmapsupp.imgをコピーすると、元々入っていたゼンリンの地図が上書きされて消えるかもしれないので、microSDメモリーカードを入れた方がよいと思う。【追記ここまで】
そうして、Zumo396を通常起動すると「新しい地図がインストールされました」と表示される。
Garmin GPS向け地形図(無料)のダウンロード(すけログ)の方も、Zumo396向けには、更新日2025/03/25のDEM10のShift-JIS版をダウンロードする。具体的には、Garmin GPS向け地形図(無料)のダウンロード2025/03/25 Shift-JISをダウンロードする。「プレビューに問題が発生しました。」と出るが、ファイルサイズが大きいためにプレビューできないだけで、その下のダウンロードと書いてあるところをクリックすればよい。ダウンロードしたgmapsupp-JAPAN-OSM-with-contour-DEM10-sjis.img_2025-03-25.7zを解凍して、出てきたgmapsupp-JAPAN-OSM-with-contour-DEM10-sjis.imgを、OSMのときと同じようにPCに接続したZumo396の下のMemoryCardの下のGarminというフォルダ(なければ作る)の下にコピーする(数分かかる)。MemoryCardの下のGarminというフォルダにgmapsupp.imgとgmapsupp-JAPAN-OSM-with-contour-DEM10-sjis.imgとが併存していてもよい。
これで、Garmin Zumo396には、GarminのOEM地図(ゼンリン)とOSM地図と地形地図の3種の地図がインストールされていることになる(写真参照)。
Zumo396は複数の地図を有効にしておくと、音声ナビゲーションをしなくなるので(バグなのか仕様なのかわからん)、Zumo396の設定→地図/車両→地図情報(インストールされている地図の確認/選択)から3つ表示されている地図のうちOEM CN Japan NT 2024-Zenrinにだけチェックを入れて、OSM JAPANとJAPAN-OSM-with-contour-DEM10-202503のチェックを外して、OEM地図だけを有効にしておく(写真参照)。OEMとOSMは見間違えやすいので注意。Zenrinと入っているのが、もともとGarminが用意した地図だ。
OSMや地形図などほかの地図をインストールしているのは、Garminのバイク用ナビは、以前使っていたRWCのナビとは違って、山の方の林道の表示がなかったり、林道の表示はあっても林道名の表示がなかったりするので、オフロードバイク乗りにとっては使いづらいからだ。それを補完するのがOSMや地形図なのだ。山の方に行って道の案内が不十分だなと思ったら、OSMや地形図に切り替えるとよい。切り替えは先ほどのZumo396の設定→地図/車両→地図情報(インストールされている地図の確認/選択)で行う。
Garminの古い機種でもうGarminが最新地図の販売をしてくれなくなっても、これらのOSM地図等で最新の道路などを案内させることができる。有志の方々、本当にありがとうございます。
【追記:2025年4月8日】Zumo396の画面写真をOPPO Reno7 Aで撮ったものから、Nikon Z6 + Ai Nikkor 55mm f/2.8S + FTZで撮ったものに変更した。OPPOで撮ったものは像面湾曲があって耐えがたいので(泣)。なお、モアレが酷いのでRAW画像をNX-Studioのカメラ補正→[色モアレリダクション]を適用した。【追記ここまで】
【関連追記:2025年4月8日】
Garmin Smartphone LinkにGoogleマップから位置情報共有が復活(さらに追記あり) ― 2024年03月14日
Garmin バイク用ナビZumo396は広くて深い沼だった(泣)【追記あり】 ― 2023年11月22日
バイク用5インチ防水ディスプレイオーディオ「PDA-05B」がそそる ― 2023年06月07日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLのGPS再起せず ― 2022年09月27日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLが壊れた ― 2022年06月18日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその1 ― 2016年10月03日
CRF250Lのリアブレーキ・テールランプをLED化したら点灯が不安定に(接点グリス塗布結果追記) ― 2025年03月25日 00時00分00秒
CRF250L(MD38)のブレーキ・テールランプをスタンレーの互換LED球に交換した話は以前にした。
ブレーキ・テールランプをスタンレーLEDバルブCA4887Mに交換:CRF250L(MD38) ― 2025年02月01日
ところが、点灯がやや不安定なのだ。具体的には点くタイミングがその時によって違う。踏み込みの途中でブレーキランプが点くこともあれば、元々の調整通りに踏み込んで重くなったところから点灯することもある。踏み込みの途中で一瞬チカッとブレーキランプが点いてさらに踏み込んでいくと一旦消えて、深い踏み込みで完全に点くこともある。それで何度もリアブレーキペダルを踏んで点灯テストしていると100回に1回ぐらいの割合で点灯しっぱなしになったりする。これはまずい。
それでとりあえず「35350-KZZ-902 スイツチASSY.,リヤーストツプ」(¥1,580)をWebikeに注文して、いまのリアストップスイッチを分解してみた。
中が錆錆になっているのかと思っていたら、ゴムカバーとバンドで防水処理されているので、中の接点は銅色に輝いていた。ただ、スイッチの筐体内側に銅の粉がいっぱい飛び散っていた。接点の棒側の銅のバンド状のものは、いつも同じ場所が当たっているので2箇所の接点の擦れるところだけが減っていた。その周囲にも銅の粉がいっぱい付いていた。
12V 21/5Wの電球を、12V 2.8/0.4WのLED球に交換したので、ほんの少し電気が流れただけでストップランプが点いてしまうのではないかと考えた。銅の粉をきれいに取ってから、棒状の方の銅のバンドだけ細かいサンドペーパーで磨いて組み直したら、安定して同じブレーキペダルの踏み込みでブレーキランプが点くようになった。
ただ、ブレーキスイッチは街中で乗るとしょっちゅうON/OFFを繰り返すので、また銅が削れてわずかな電流でLEDが点いてしまうかもしれない。新品の「35350-KZZ-902 スイツチASSY.,リヤーストツプ」が届いてそれと交換すれば解決するのかもしれないが、その部品も電球が前提になっているからいずれ同じ現象になるかもしれない。
そこで、このリアブレーキスイッチの内部に薄く接点グリスを塗ろうかと思っている。接点グリスにも2種類あるようで、導通性のないグリスと導通性のあるグリスだ。今回の場合、迷走電流みたいなのが銅の粉塵で起こっているみたいなので、導通性のない接点グリス、具体的にはタミヤの接点グリスを塗ってみようと思っている。導通性のないグリスは、密着したところだけグリスが押しのけられて電気が流れ、それ以外の部分は電気が流れないという仕組みのようだ。
【追記:2025年3月26日】
もう一回分解して、ストップランプスイッチの接点にタミヤ接点グリスを塗布した。すごくいい感じだ。毎回同じだけの踏み込み量で確実に点灯し、毎回同じ踏み込み量の場所で消灯する。ストップランプがLEDなのでレスポンスもいい。途中でチカッと点いたり消えたりすることもない。スイッチの動きもスムーズだ。タミヤ接点グリス最強ですな。ただし、ストップランプスイッチの内部接点に接点グリスを塗ることはホンダのサービスマニュアルには書いていないことなので、自己責任でお願いします。分解した写真も追加した。写真は接点グリスを塗る前だ。
【追記ここまで】
【追記:2025年3月27日】
リアストップスイッチの部品(Honda純正部品スイッチASSY.,リヤーストップ 35350-KZZ-902)が届いた。しばらくは元々付いていた部品で様子をみてみるが、始業点検で少しでも点灯位置のバラツキが再発すればこの新品部品に交換するつもり。なお、CRF250L(MD38)の「スイッチASSY.,リヤーストップ」の部品番号は、自分がCRF250Lを購入したときには「スイッチASSY.,リヤーストップ 35350-KZZ-901」だったのだが(パーツカタログ2版)、現在は「スイッチASSY.,リヤーストップ 35350-KZZ-902」になっている。900→901→902と、もしかしたら少しずつ改良されているのかもしれない。
【追記ここまで】
【追記:2025年4月7日】
その後リアストップスイッチは交換せずに街乗りで30kmぐらい走ってみたが、LEDストップランプは規定位置まで踏み込んだときのみ点灯し、設定点灯位置の手前で点いたり、点灯後にブレーキペダルが戻ってスイッチも戻っているように見えるのに点きっぱなしになったりはしていない。始業点検で注意していれば兆候は掴めるのでしばらくはこれで大丈夫だろう。
【追記ここまで】
私は(初回の)分解時に写真を撮らなかったので、リアストップランプスイッチの構造は、茨木2りんかん とある整備士の分解記録簿~ブレーキスイッチ~をみるとよく分かる。
なお、トップの画像は、CRF250L(MD38)の英語版のサービスマニュアルからの引用だ。英語版のサービスマニュアルは、2023年まで公開されていた。Internet Archiveのキャッシュを貼っておく(PDFで約9.5MB)。
http://web.archive.org/web/20230319073955/http://www.hondampe.com.au/docs/owning_a_honda/owners_manuals/motorcycles/62KZZ00_CRF250L13_OM.pdf
CRF250L整備あれこれ(2025年2月) ― 2025年02月17日 00時00分00秒
今日はバイクネタだ。Honda CRF250L(MD38)の整備を着々と進めている。この時期の太平洋側は空気が乾燥しているので、吸湿性の高いブレーキフルードの交換に適している。また、ラジエタークーラント(冷却液)の原液を水道水で希釈する際に水道水の不純物が少ない時期なので向いている。また、一般には寒くて(あるいは積雪や路面凍結などで)バイクに乗らないのでバイクの整備をする時期だとされている。
私個人としては、この時期もバイクに乗りたいというか、関東地方南部はなかなか氷点下にはならないので、関東地方南部に限ってはむしろ暑い時期よりもこの時期の方がバイクに乗るのに向いているとさえ思っている。ということで、着々とCRF250Lの整備を進めている。
最初に整備しなければならないのは、ラジエタークーラント(冷却水)の交換だ。交換時期は4年とあるのに、交換を忘れていて5年経っていた。CRF250L(MD38)の指定クーラントは、ホンダウルトララジエーター液を30%に希釈したものだ。
Honda純正二輪車用メンテナンスケミカル | for ENGINE(エンジン系統)
それで、「ウルトララジエーター液 1L(原液)」を注文して届いたのだが、ドレンボルトのところのワッシャを注文し忘れていて、あとからWebikeに「HONDA 純正部品品番[90463-ML7-000] ワツシヤー,シーリング 6.5M」145円を他のものと一緒に注文した。注文した際はすべて在庫ありだったのだが、注文確認メールが1日遅れで来てひとつの商品が「入荷予定日:2025年02月18日 火曜日 から 2025年02月19日 水曜日」とかいてあった。「ああ来週の水曜か、待つか」と思っていたら水曜になっても来ない。よく見たらその時点で再来週の火曜か水曜日じゃん。
他の部品は確保されているのに、その部品が入らないために2週間も留め置かれている。その部品とは、STANLEY スタンレー電気 ストップランプ用電球 ブリスターパック 定格:12V 21W口金:BA15s (S25)入り数:2個入品番[No.5] だ。要するに、白熱球のダブル球で、このあいだブレーキ/テールランプをLEDに置き換える前の電球だ。これはフロントのウインカー(方向指示器)がポジションランプと兼用になっていて、LED化するとポジションランプを活かしたままにできるのか検索しても分からなかったので、予備の電球として念のために注文したのだ。【訂正】スタンレーのNo.5は、CRF250Lのリアのウィンカー(方向指示器)用電球だった。フロントは、耐震のダブル球で「No.69」だ。訂正します。【訂正ここまで】今すぐに必要なわけではない。注文したときのスクショを撮ってなかったので、注文時は在庫ありだったじゃないかと文句も言えない。
ヨドバシドットコムは取寄せ品でも発送前までならキャンセルできる。そのうえ、デフォルトで「準備出来た商品から発送」になっている。さらにヨドバシは送料無料だ。しかし、Webikeは、発送前でもキャンセルは出来ないし、まとめて発送になっている。これって、1つの商品が入らないために私向けに取り分けた商品をずっと保管しておかなければならないってことでしょう。もう1回分送料払うから既に確保した商品は送ってくれよ。効率悪すぎるよ。ということで、ラジエタークーラントの交換はまだできない。ワッシャの再利用でもいけるとは思うが、次に交換するのは4年後でそれまでは触らないので、ちゃんと新品ワッシャにしたい。
次に、整備が必要なのはブレーキフルードだ。フロントのブレーキフルードはリザーバータンクの窓から見た感じではまだ茶色になっていないのでいけそうに見える。しかし、リアのブレーキリザーバータンクを見るとかなり茶色い。これはもう前後ともフルードを交換した方がよい。
ブレーキフルードは空気抜き(エア抜き)をしなければならないので面倒くさいと思っていたが、キジマ ブレーキオイルチェンジャー105-305 ― 2017年03月16日で紹介したものを使うと簡単にできた。注意する点は、CRF250Lのフロントブレーキリザーバータンクの吸い込み口が思ったよりも高い位置にあって(吸い込み口がドーム状になっている)、継ぎ足しをしようと思っているうちにつーっとブレーキフルードが吸い込み口以下になってしまい、空気(エア)が入ってしまうことだ。縦長のリアのリザーバータンクと違って横長で深さもないので、空気が入るリスクはフロントの方が高い。一旦ブレーキ側のドレンボルトを締めてからリザーバータンクに継ぎ足すようにすればよいと気づいたが、既に空気が入ってしまった(泣)。ブレーキレバーの感触がタイトになるまで根気よく空気を抜く(エア抜きする)はめになった。
交換したブレーキフルードは、CRF250L指定のHonda純正ブレーキフルードウルトラBF DOT4だ。
交換の目安
初回は3年、2回目以降は2年ごとの交換となります。 ブレーキフルードは吸湿性があり、劣化すると水分が混入し、水分の沸騰により気泡が生じてブレーキが効かなくなるベーパーロック現象などを起こす可能性があります。また、長期間の使用による劣化はブレーキのゴム部品などに悪影響を与えます。定期的に交換しましょう。
※詳しくは、車両本体の取扱説明書とメンテナンスノートをご確認ください。
ブレーキフルードはもっと頻繁に交換しなければいけなかったのか。「茶色くなってきたから」じゃ遅すぎる(泣)。
あと、ブレーキパッドやブレーキピストンやブレーキハンガーピン回りも掃除したかったのだが、ホンダCRF250Lは整備性が悪い。ブレーキ回りを分解するためにはブレーキをフロントフォークに止めているボルト2本を外さなければならないのだが、そのボルトが再利用不可で、外すたびに新品にしなければならない(ボルトには緩み止めのゴムのようなものが塗布されている)。前回フロントブレーキホースに傷を付けて交換した際(KTC トルクレンチ デジラチェGEK060-R3 ― 2018年02月20日)にはそのボルトも注文して新品交換したが、【追記】そのときにボルトを新品にしたと思ったが記事を読んだら書いていない。その後の別の時期だと思う。【追記ここまで】その後、ブレーキダストで汚れているフロントブレーキをなんとかしたいと思っても、ボルトを注文するのが面倒でずっと触らないでいた。今回ボルトを注文し忘れたが、面倒なので、再利用するつもりでブレーキもフロントフォークから外して掃除した。ただし、ブレーキピストンやシーリングは外さなかった、見えているところのブレーキダストを拭き取ったり歯ブラシで磨いた。
一番気になっていたのは、ブレーキのハンガーピンのグリスアップだ。再利用不可のボルトのためにずっと分解しないでいた。今回外してみたら、上の方の黒い方はまだシリコングリスが残っていたが、下の方は、シリコングリスがほとんど残っていなかった。これではスムーズにブレーキが動かない。やっぱり分解してよかった。要するにホンダはブレーキを止めているボルトが緩むのが嫌でゴム塗布のボルトを毎回使用せよと言っているのだろうが、自分でここが緩んでいないか確認しながら頻繁にブレーキを手入れした方がいい。次からは気になったらブレーキを分解しよう。ブレーキフルードを交換しただけではブレーキタッチがタイトになっただけだったが、ブレーキピストン回りとブレーキハンガーピンのグリスアップをしたら、微妙なブレーキタッチができるようになり、ほんの少しのブレーキレバーの動きがブレーキに伝わるようになった。これが本来の動きのはずだ。ブレーキレバーの動きがリニアにブレーキピストンに伝わる感じ。少なくとも2年でブレーキフルードを交換して、そのときにボルトも一緒に交換すればよいだろう。それまでは気になったらブレーキを外して分解清掃だ。
問題はリアブレーキだ。サービスマニュアルに寄ると、リアブレーキは、ブレーキフルードを抜いて、ブレーキホースを外して、ブレーキパッドハンガーピンを外して、「後輪を外して」、やっとスイングアームから外れて分解できるらしい。ここで問題なのは「後輪を外して」だ。いや、ブレーキハンガーピンをグリスアップするのに後輪外すのか?以前乗っていたヤマハDT200R(3ET)のリアブレーキは、ボルト1本(再利用可能)を抜いて上の方にブレーキキャリパーを回転させてブレーキディスクから離すと手前に抜けるようになっていた。ブレーキホースに負担が掛らないようにうまくやれば、ブレーキフルードは抜かなくてよいし、もちろん後輪はそのままだ。だから頻繁にブレーキハンガーピンにグリスアップしていた。ブレーキハンガーピンは、ブレーキパッドとブレーキディスクが平行になって全面で当たるように自然と調節する重要な部品なのでここがスムーズでないと効き始めはブレーキが効かず、かなり押されてからやっとブレーキパッドがブレーキディスクに全面で当たるようになるので、カックンブレーキになりやすい。だから後輪をロックさせたりさせなかったりで方向をコントロールするのにブレーキハンガーピンは重要なのだ。CRF250Lは重たいバイクなのでDT200Rのように後輪ロックでターンとかしないけど(オレも歳を取ったし)。
それで、仕方なくCRF250Lの後輪を外す準備に入った。後輪を外すのだから、バイクはメンテナンススタンドに上げなければならない。RSタイチRSP104クイックスタンド購入 ― 2018年06月05日で報告した、RSタイチRSP104クイックスタンドでCRF250Lを上げる。
リアのアクスルシャフトナットを緩めて…と言いたいが、緩まない。一旦クイックスタンドを下げて後輪が地面に設置した状態でアクスルシャフトナットを緩める。後輪が宙に浮いた状態では、力が入らなくて緩まなかった。
またCRF250Lをクイックスタンドで上げるのだが、後輪を外すということはチェーンも外すということだ。チェーンを外すにはチェーンカバーも外さなければならない。チェーンカバーも外して、アクスルシャフトを抜く。しかし、アクスルシャフトを抜いてもチェーンは外れない。そりゃそうだ。チェーンが走行中に外れないように適切な弛み加減に調整してあるのだから。ということで、せっかく調整したチェーン調整ナットも緩めてチェーンを弛み状態にして、チェーンを外す。これでやっと後輪が外れた。ブレーキディスクやドリブンスプロケットがどこかに当たって曲がったりしないように後輪は安全なところに退避させる。
やっとリアブレーキユニットがスイングアームから外れる。ブレーキパッドハンガーピンを抜いて、ブレーキユニットを2つに分かれるようにする。これで2つのブレーキハンガーピンにご対面だ。リアの方はグリスは残っていた。ただ、黒く汚れているのできれいに拭き取って新しいシリコングリスを塗布してもとどおりに組む。
なお、前後のブレーキパッドの裏には念のためKITACOブレーキパッドグリスを塗布しておいた。銅の色をしたグリスだ。以前、フロントブレーキをブレーキクリーナーで掃除したらブレーキが鳴くようになったので買ったものだ。ブレーキパッドの裏に塗布するとブレーキパッドの鳴きがおさまった。以来、ブレーキパッドを外したときには裏面にこのKITACOブレーキパッドグリスを塗ってから組み立てるようにしている。でもちゃんと整備してあれば本来ブレーキは鳴かないものだと思う。特にブレーキハンガーピンのグリスアップがしてあれば鳴かないんじゃないかと思う。
それで、後輪をもとどおりに組むのだが、これが面倒くさい。なぜなら、後輪のアクスルシャフトを通す穴のところには左右にカラーが付いているのだ。ブレーキユニットをスイングアームの内側の定位置において、両側のカラーが落ちないようにしながらアクスルシャフト穴を合わせてアクスルシャフトを通さねばならない。手が足りないのだ。カラーを何回も落とした。スタンドで上げたバイクの後方に胡座をかいて、足でタイヤを上げながら左右のカラーが落ちないように気をつけながら、左手でアクスルシャフトをスイングアームの穴に通して…という曲芸のようなことをしながらなんとかアクスルシャフトを後輪とブレーキユニットの穴に通した。
さて、またチェーンをドリブンスプロケットに掛けて、チェーンラインを調整しなければならない。チェーンラインの調整には、CRF250L整備いろいろ ― 2018年06月19日で紹介したデイトナのチェーンアライメントツール品番72054を使った。話は逸れるが、CRF250L整備いろいろ ― 2018年06月19日のトップにある丹沢ホームの建物は、先頃亡くなられた原広司(建築家・東京大学名誉教授)氏の設計だ。
国民宿舎丹沢ホーム People's Lodge " Tanzawa Home "
原広司氏は、梅田スカイビルや京都駅ビルや札幌ドームを設計したことで知られる。隈研吾氏も山本理顕氏も原広司氏のもとで学んだようだ。
話が逸れたが、リアブレーキのハンガーピンをグリスアップするだけでこれだけの手間が掛かる。ヤマハDT200Rの整備性と比べてホンダCRF250Lの整備性は段違いに悪い。こんなんでホンダ系のバイク屋さんは仕事が捗るのか心配だ。それとも工賃が高く取れるから安泰なのか。謎だ。【追記】ここからの教訓として、CRF250Lは後輪を外す機会があったら、リアブレーキハンガーピンのグリスアップも同時にやれということだ。整備性悪すぎるので。なお、リアブレーキハンガーピンの指定グリスは信越化学のシリコングリスだ。【追記ここまで】
【追記】冒頭の写真を見ると、リアブレーキのピストンがあんまりきれいじゃないですな。リアブレーキユニットを外すのに後輪を外すのが面倒でそっちに気がそがれていて、ブレーキピストンの掃除を忘れていた。次の機会に掃除しよう。やっぱりCRF250Lの整備性悪すぎるよ。【追記ここまで】
あと、エンジンオイルは、指定が10W-30なのだが、0W-30のホンダウルトラG4をいつも使っている。いちどG3にしてみたが、吹け上がりがG4の方がよいのでまたG4に戻した。もしかしたらG3の方が燃費がよいかもしれない。とういうのもG4は吹け上がりがよいので、信号グランプリ(笑)で125ccのスクーター(これらのスタートダッシュは速い)に負けないように前に出たりしてしまうので(笑)。
ホンダウルトラG4は、2021年にリニューアルしてから、以前よりも常温での粘度が高くなって色も少し茶色くなった。リニューアル前は色は薄くて常温ではしゃぶしゃぶのオイルだった。性能は自分がCRF250Lに乗る分にはリニューアル前後では変わらないと感じる。ホンダウルトラG4は定価がものすごく高いが、実売価格はそんなに高くないので、偽物を掴まされない販売ルートで安いところを選んで買って欲しい。私はWebikeで買うことが多い。
なお、私は日本語版のサービスマニュアルをホンダドリーム店で高いお金を払って買ったが(Honda CRF250Lサービスマニュアル&パーツカタログ ― 2014年11月18日)、2023年までオーストラリアで英語版のCRF250L(MD38)のサービスマニュアルが公開されていたので、そのInternet Archiveのリンクを貼っておく。活用して欲しい。
http://web.archive.org/web/20230319073955/http://www.hondampe.com.au/docs/owning_a_honda/owners_manuals/motorcycles/62KZZ00_CRF250L13_OM.pdf
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その6 ― 2025年02月16日 00時00分00秒
かなりしつこくSG-image 18mm F6.3の作例行きます、すまんです。リコーGRが壊れてから、28mmの画角のスナップがなかなか捗らなかったのだが、このSG-image 18mm F6.3のお蔭でバシバシ撮れるようになった。うれしい。
【写真1】帆船日本丸(横浜市西区みなとみらい):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/400秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5430K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
帆船日本丸は、1930年(昭和5年)1月27日、兵庫県神戸市の川崎造船所で進水し、航海練習船として活躍した。1984年(昭和59年)に引退した。1985年(昭和60年)から横浜市の所有となり、同市西区みなとみらいの「日本丸メモリアルパーク」内の展示ドックで展示・公開が開始されて現在に至る。
帆船日本丸のデータと歴史
このSG-image 18mm F6.3で初代日本丸を撮ると、舳先の部分が浮き出たように立体的に写る。レンズに寄っては、べたっと平面的になって背景とごちゃごちゃするのだが、このSG-image 18mm F6.3は、帆船日本丸が立体的に写っている。なんなんだろう。8100円の4群6枚の不思議なレンズだ。
【写真2】2027年国際園芸博覧会カウントダウンボード脇のなぞのキャラクター(横浜市中区桜木町):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/125秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5760K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
なんか千葉のチーバくんや東京・警視庁のピーポくんに似ているのだが、検索してもこのキャラクターの名前はわからない。2027年国際園芸博覧会の公式サイトのカウントダウンボードを設置しました!(2023年3月30日)の記事でも、触れられていない。除幕式の時から立っているようだ。これもSG-image 18mm F6.3でよく写っている。【追記:2025年4月10日】謎のキャラクターは野毛山公園でも発見した。横浜・野毛山公園の桜(AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED) ― 2025年04月10日参照。【追記ここまで】
【写真3】YOKOHAMA AIR CABIN(横浜市中区桜木町):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/500秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5750K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
YOKOHAMA AIR CABINは、2021年4月から桜木町駅前から汽車道に沿って運河パークまで629メートルを片道約5分で結ぶロープウェイだ。カップルがよく乗っている。
【写真4】横浜そごうからみなとみらい方面を展望(横浜市西区高島2丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/160秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5320K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
「富士フイルムビジネスイノベーション横浜みなとみらい事業所」や「ソニーシティみなとみらい」や「Kアリーナ横浜」が見える。下のバスは横浜市営バス。そごうの1階がバスターミナルになっている。
【関連】
厚さ14mmの超薄型MFレンズ「SG-image 18mm F6.3」が少し気になる ― 2025年01月18日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その1 ― 2025年01月23日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その2 ― 2025年01月28日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その3 ― 2025年02月08日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その4 ― 2025年02月12日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その5 ― 2025年02月13日
SG-image 18mm F6.3の作例が増えてきたので、カテゴリとしてSG-imageを追加しました。
【関連追記:2025年2月18日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その7 ― 2025年02月18日
【関連追記:2025年3月4日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その8 ― 2025年02月19日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 名古屋編その1 ― 2025年02月26日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 名古屋編その2 ― 2025年03月04日
バイクの整備の方は順調に進展しているのだが、冷却水のドレンボルトワッシャだけが届かず、冷却水の交換はできていない。これは別記事に書きたい。
【追記:2025年2月17日】CRF250L整備あれこれ(2025年2月) ― 2025年02月17日に書いた。【追記ここまで】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その4 ― 2025年02月12日 00時00分00秒
バイクCRF250Lの整備は、とりあえずブレーキフルード交換だけはやった。面倒くさいなぁと思っていたのだが、よく考えるとキジマ ブレーキオイルチェンジャー105-305 ― 2017年03月16日で報告した便利な道具があるのだった。注射器みたいなシリンジをポンピングするだけで交換できた。あとは冷却水とエンジンオイルだが、冷却水のドレンボルトのワッシャの部品を注文し忘れていて、いま届くのを待っているところだ。
さて、SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例第4弾だ。今回は六角橋の続きで、横浜六角橋郵便局の回だ。
【写真1】旧横浜六角橋郵便局(横浜市神奈川区六角橋1丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/500秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5170K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
この作例を見ると、SG-image 18mm F6.3は若干の樽型の歪曲収差があるのかなぁ。Biogon T* 21mm F2.8よりは歪曲収差があるのかな。
この横浜六角橋郵便局の旧局舎は、2003年11月までは使われていたらしい。郵便局名が右からの横書きで「局便郵橋角六濱横」とあるので戦前からの建物だろうか。
気になるのは、この建物の2階部分の窓に格子が入っていないので、こんなのよじ登って2階の窓から泥棒に入られるんじゃないのかという点だ。実は罠で、2階の窓から入ったら一生出られないのかもしれない。
【写真2】現横浜六角橋郵便局(横浜市神奈川区六角橋1丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(6470K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
建物が赤みがかっているのは、道を挟んで反対側にレンガタイルを貼った赤い建物(日高屋)に当たった日光が反射しているからだ。旧横浜六角橋郵便局よりも駅(東急東横線白楽駅)に近いところにある。どちらも六角橋1丁目だが200mぐらい離れている。
【写真3】現横浜六角橋郵便局(横浜市神奈川区六角橋1丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(7110K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
こちらは現在の横浜六角橋郵便局の全景だ。同じく隣の日高屋のレンガタイル壁の反射で赤くなっている。夜中に艶々レンガタイルに艶消しスプレーを吹いたりしないように(違)。
つづく(つもり)
【関連追記】
厚さ14mmの超薄型MFレンズ「SG-image 18mm F6.3」が少し気になる ― 2025年01月18日
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【関連追記:2025年2月13日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その5 ― 2025年02月13日
【関連追記:2025年2月16日】
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【関連追記:2025年2月18日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その7 ― 2025年02月18日
【関連追記:2025年3月4日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その8 ― 2025年02月19日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 名古屋編その1 ― 2025年02月26日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 名古屋編その2 ― 2025年03月04日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その3 ― 2025年02月08日 00時00分00秒
空気が乾燥しているいまのうちに、Honda CRF250Lのブレーキフルードとラジエタークーラントとエンジンオイルを交換しようと思っているのだが、いかんせん寒すぎる。ならば交換後回しで久留里線撮りに行くかとも思うが、なんか天気悪かったり良くても寒すぎ。萎えている(泣)。
ということで、SG-image 18mm F6.3の作例第3弾だ。えっ?もう飽きたから十分だって?いやいやもうちょっと見てよ(笑)。
【写真1】六角橋1(横浜市神奈川区六角橋1丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/100秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(6830K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
SG-image 18mm F6.3ってなんでよく写る印象なのかなとずっと思いながら撮っているのだが、この写真を見て気づいた。SG-image 18mm F6.3はパープルフリンジがほとんど出ないのだ。電線が写ろうがアンテナが写ろうが屋根の端っこの雨樋と空の境目とか、色収差も見つからない。高屈折レンズ2枚は使っているが、EDレンズとか使っていない。4群6枚のシンプルな構成。口径を大きくせずにうまくまとめている。素晴らしい。
【写真2】六角橋2(横浜市神奈川区六角橋1丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/30秒)、ISO-AUTO(ISO 110)、AWB(6500K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
1階はもう営業していないようだ(いつの年なのかわからない閉店のお知らせが貼ってあった)が、2階以上は使っているのか、横の階段入口のドアが開放されていた。上がってみる勇気はない。
【写真3】六角橋3(横浜市神奈川区六角橋1丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5170K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
なんかムーミンの世界のようだ。ピザ釜かなと思って中を覗いたらミニチュアのベンチが置いてあった。この建物はフォトスタジオらしい。
【写真4】六角橋4日本キリスト教団六角橋教会(横浜市神奈川区六角橋1丁目):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/640秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5080K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegからリサイズのみ
近代的な教会建物だ(日本キリスト教団六角橋教会)。建物は新しいが、教会の創立は1902年だそうだ。
今回は、歩いていてSG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズのピントノブがいつの間にかロック位置というかレンズカバーが閉じる位置に動いていて、シャッター切ろうとしてファインダー(EVF)覗いたら真っ暗ということが何回かあった。だったら、撮ったら必ずレンズカバー閉位置に持っていって、撮るときに●の位置まで動かすルーチンにした方が早く撮れると思った。あるいはもうパーマセルで●の位置にピントノブを固定してもいいかも。
つづく(つもり)。
【関連】
厚さ14mmの超薄型MFレンズ「SG-image 18mm F6.3」が少し気になる ― 2025年01月18日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その1 ― 2025年01月23日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その2 ― 2025年01月28日
【関連追記:2025年2月13日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その4 ― 2025年02月12日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その5 ― 2025年02月13日
【関連追記:2025年2月16日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その6 ― 2025年02月16日
【関連追記:2025年2月18日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その7 ― 2025年02月18日
【関連追記:2025年3月4日】
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その8 ― 2025年02月19日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 名古屋編その1 ― 2025年02月26日
SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 名古屋編その2 ― 2025年03月04日
ブレーキ・テールランプをスタンレーLEDバルブCA4887Mに交換:CRF250L(MD38) ― 2025年02月01日 00時00分00秒
今日はバイクネタだ。Honda CRF250L(MD38)は、その後のMD44やMD47と違って、灯火類がすべて電球なのであった。ヘッドライト(前照灯)は以前LED化しようとして失敗した(泣)。
スフィアライト ライジング2 LEDヘッドランプをCRF250Lに付けてみたが… ― 2018年11月27日
それでLED化はずっと避けてきた。ヘッドライト以外のブレーキ・テール灯兼用電球も当時からLEDバルブは発売されていたのだが、聞いたことのないメーカー製で、信頼性に欠けるので買わなかった。
今回たまたまネットでスタンレーがLEDのブレーキ用バルブやウィンカーバルブを発売していることを知った。
LEDバルブスタンダード(スタンレー)
それによると、補修用LEDバルブとして、白熱球の置き換え用に発売しているようだ。スタンレーという、バイクや自動車のメーカーが純正採用している電気部品メーカーが、従来の白熱球に置き換えても大丈夫だとしてLEDバルブを発売しているというのなら、試してみる価値はある。
さきほどのLEDバルブスタンダード(スタンレー)のPDFの2ページ目に、使用例として自動二輪車のストップ&テールランプとして、A4875B(12V 21/5W)、A4880(12V 27/8W)、A4873(12V 18/5W)、A4879(12V 23/8W)、W7875(12V 21/5W)の置き換え用として、CA4887MとCW7875が挙げられている。
これは心強い。というのも、自動車用の電球と二輪車用の電球は区別されていることがあって、二輪用は耐振動性能が加味されてることがあるのだ。白熱球の場合に、二輪車に四輪車用のバルブを使うと振動で寿命が短くなることがある。フィラメントのないLEDであっても、基板の半田とかが振動で剥がれるということも考えられるので、スタンレーがこのCA4887MとW7875は二輪に使ってもよいといっているのはありがたい。
それで、Honda CRF250L(MD38)のブレーキランプ兼テールランプの電球は、12V 21/5Wのダブル球で、A4875BA4964ES(※)に相当するもののようだ。バルブタイプがS25で、バルブ口金がBAY15Dというタイプになる。
※【追記:2025年2月17日】スタンレーA4875Bではなく、耐震タイプのA4964ESのようでした。フィラメントの真ん中に支えの棒が入っているものだ。訂正します。【追記ここまで】
LEDバルブスタンダード(スタンレー)のPDFの1ページ目によると、A4875Bに対応するLEDブレーキバルブ兼テールバルブは、CA4887Mのようだ。
さっそく、スタンレーCA4887Mを注文して、届き、いざ交換しようとした。
CRF250L(MD38)のブレーキランプ兼テールランプは、最後尾の黒いフェンダーの裏側から4個のボルトを外して「リアフェンダ」(ナンバープレートごと)を外すと、黒のプラスねじ1本と銀のプラスねじ2本で赤いプラスチック部分が外れることになっている(サービスマニュアル20-4)。なお、「リアフェンダ」を止めている4本のボルトの頭は奥まっているので、ソケットレンチが必要だ。
ところが、「リアフェンダ」を外した後に現れるこの3本のプラスねじが外れないのだ。検索すると、多くの人がここで困っていた。電動ドライバで最強の位置にしても安全装置のクラッチが滑ってねじは緩まない。おそらく車体に「ブレーキ/テールライト」をつけたままだとたわんで押しつける力が十分に働かないのだと思う。
仕方ないので、「ブレーキ/テールライト」を含む「テールカバー/ライトユニット」を車体から外す作業に取りかかる(サービスマニュアル2-7、2-8)。まずは、オプションで付けたリアキャリアとシートを止めているボルトを抜いて、リアキャリアとシートを外す。さらにリアアッパフェンダ(白や赤など車体色のプラスチック)を外す。この時点でブレーキ/テールライト6P(黒)カプラも抜く。
4本のボルトで「テールカバー/ライトユニット」が止まっているので、これを外す。これ、前側の2本が10mmのボルトで、後ろ側2本が12mmのボルトだ。どうしてこんなことをするのか分からない。一度に4本外せないじゃないか。
ともかくもこの4本のボルトを外すと、めでたく「テールカバー/ライトユニット」ごと外れる。
これで、「テールカバー/ライトユニット」を安定したところに置いて、先ほどの3本のプラスねじを、大きなドライバを強く押しつけながら回すと、パキッという音がしてねじが動いた。ねじ3本とも外れた。
これ、ブレーキ/テール球交換するのにこんなに手間が掛かるんだよ。思い出したよ、ブレーキ/テール球点検しようと思って以前に断念したことを(泣)。
ともかく、これで赤いプラスチックは抜けるので、裏側から「ブレーキ/テールライトソケット」を反時計方向に回して、バルブにご対面だ。
しかし、こんな構造じゃ出先でブレーキ/テールライトが切れても交換できないぞ。そもそも「リアフェンダ」を外すのにソケットレンチがないと外せないので、車載工具のスパナや自分で追加したメガネレンチじゃ外せないのだ。なんでこんな構造なんだ。
ともかくも、12V 21/5WのBAY15Dの電球を外して、CA4887Mに取り替える。もとどおりに組み直す途中で、CA4887Mがちゃんと点灯するかキーをONにして確かめてから、最後まで組み上げた。なお、外した純正装備のブレーキライト兼テールライトの電球もスタンレー製であった(「37R (E6) 215 P21/5W STANLEY 12V JAPAN ---3B」の刻印あり)。
【写真】CRF250Lのブレーキライト/テールライトバルブを、スタンレーCA4887M LEDバルブに交換したところ。ハニワニワのホトケノザが写っていてすまん。CA4887Mは、LEDチップがむき出しではなく、ガラスカバーが付いている。
LEDのCA4887Mに交換したインプレだが、電球色なので今までと違和感ない色に光る。電球をホワイトのLEDに変えると、ブレーキやテールがピンク色に見えることがあるが、このCA4887Mは電球色なのでそうはならず、ちゃんと赤色に光っている。照らされたナンバープレートも電球色だ。
光の反射具合などだが、すぐ近くの斜めからみた場合などは、よく見るとCA4887MのいくつかのLED発光部分がつぶつぶと見えるが、後ろの真正面からみると、ちゃんとユニット内の反射板に反射して全体が明るく照らされている。バイクから離れれば離れるほどこの真正面の部分が拡大していくので、白熱球同様に遠くからでもよく見えるだろう。明るさは、白熱球のA4875Bよりも若干明るいぐらい。爆光ではない。CA4887Mは370/45lm 2700Kとのこと。
A4875Bは、テールランプが点灯状態で5W、ブレーキランプ点灯状態で21Wの電気を食うが、CA4887Mは、テールランプが0.4Wで、ブレーキランプが2.8Wなので、約1/10の消費電力になる。
試しに、エンジンを掛けないでハザード(前21W×2+後ろ21W×2の合計84W)を点灯させながら、ブレーキを掛けてみたが、ブレーキ灯がハザードに応じて暗くなったりすることはなかった。この状態で前照灯55W+ハザード84W+ブレーキ21Wの合計160Wも使っているのだ。バイクは電源ONで前照灯とテールライトが点かなければならないので、過酷なのだ。この160Wが55W+84W+2.8Wの141.8Wになって少し余裕がでた。
ここで調子に乗って、ウィンカーもLED化すると84Wが2.8W×4=11.2Wになるなどと考えないようにしたい(笑)。ウィンカーをLED化すると、ウィンカーリレーも交換しなければならないし、前側はポジションランプが点いているので、ポジションランプを維持したままLEDに出来るのかなど問題点は多い。私はホンダのポジションランプは好きなのだ。
ということで、単に電球をLEDにソケットに差し替えるだけなのに、目茶苦茶面倒だった。外した白熱球のブレーキ/テール球はうっすらと黒くなっていたので、切れたりする前に交換できてよかった。
なお、オーストラリアで2023年まで公開されていた、CRF250L(MD38)の英語版サービスマニュアルPDF(約9.3MB)のInternet Archiveのリンクを張っておく。
http://web.archive.org/web/20230319073955/http://www.hondampe.com.au/docs/owning_a_honda/owners_manuals/motorcycles/62KZZ00_CRF250L13_OM.pdf
【追記:2025年3月25日】
ブレーキ/テールランプをLED化したら、ブレーキランプの点灯タイミングが不安定になった。リアストップスイッチを分解したら、接点が削れて銅の粉がたくさん中に散っていた。
CRF250Lのリアブレーキ・テールランプをLED化したら点灯が不安定に ― 2025年03月25日
【追記ここまで】
【CRF250L電装系関連追記】
バイクのチェーンオイルをヤマルーブドライ(ホワイトタイプ)からウェットムースタイプに変えてみた使用報告 ― 2025年01月15日
Bluetoothでバッテリー電圧チェック「キジマBatt Check」 ― 2024年12月24日
Honda CRF250L(MD38)にフォグランプを付けた ― 2024年05月19日
ヨドバシドットコムでGS YUASA YTX7L-BSバッテリーを買った ― 2020年10月28日
約3年ぶりに開通した旧中津川林道に行ってきた(その3) ― 2019年07月01日
スフィアライト ライジング2 LEDヘッドランプをCRF250Lに付けてみたが… ― 2018年11月27日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその1 ― 2016年10月03日
バイクのチェーンオイルをヤマルーブドライ(ホワイトタイプ)からウェットムースタイプに変えてみた使用報告 ― 2025年01月15日 00時00分00秒
今日はバイクネタですまん。なんかカメラ関係のこれといったニュースも無いので。
以前、バイクCRF250L(MD38)のノーマルチェーンが固着したのでD.I.D 520 VX3 ゴールドに交換した記事は書いた。
CRF250LのチェーンをD.I.D 520 VX3 ゴールドに交換した
そのときに、チェーンオイル(チェーンルーブ)は、ずっとヤマルーブ スーパーチェーンオイル ドライ(ホワイトタイプ)を使い続けてきたが、ヤマルーブ スーパーチェーンオイル (ウェットムースタイプ)買ってみてどっちが自分の使い方に合っているのか使ってレポートすると書いた。
D.I.D 520 VX3 ゴールドに交換して最初に塗られていたグリスがきれたころに使ったチェーンルーブ(チェーンオイル)は、使い慣れたヤマルーブ スーパーチェーンオイル ドライ(ホワイトタイプ)を塗った。これはチェーンは変わっても今まで通りの使い心地だった。具体的には、オイルを吹くとすぐに乾いて、布ウエスや紙ウエス(ワイプオール)で拭いても伸びずにべたっとしている。500kmぐらい走行するとオイルはなくなりがちで再給油が必要な感じ。雨中走行すると必ず給付しないといけない感じ。また、吹きつけ直後は白いので、ゴールドチェーンだと見た感じがなんか変な感じになる。
それで、2回目以降のチェーンへの給油からヤマルーブ スーパーチェーンオイル (ウェットムースタイプ)を使ってみた。
ウェットムースタイプにしてから500km以上走ったのだが、目視ではまだオイルがローラーにも残っている感じだった。これはドライ(ホワイトタイプ)だと、接触しているところのオイルはなくなって、ローラーが金属光沢でピカピカしてくる頃合いだった。
ウェットムースタイプがまだ残っている感じだったが、チェーンクリーナーで古いオイルを溶かして紙ウエス(ワイプオール)で拭き取ってから、もう一度ウェットムースタイプを吹いた。
ドライ(ホワイトタイプ)だと、吹き付けすぎて放置しておくと、ルブう○こと通称される黒い団子になってあちこち飛び散るようになるのだが、ウェットムースタイプは、団子にはならずに細かい点で飛び散る感じ。どっちがいいかというと、ルブうん○は大きくてくっついたものを拭ってむにゅっとなって塗り広がったりするので、細かい油の点の方が拭き取りやすいと思った。これらの飛び散りは、吹き付けすぎたりチェーンクリーナーで古いオイルを落とさないで追加で吹き付けたりすると顕著になるので、横着しなければドライ(ホワイトタイプ)もウェットムースタイプも変わらないかもしれない。ただ、それらの飛び散った油が大きなカピカピになって中は柔らかい(ドライホワイトタイプ)なのか、細かな油の点で普通に拭える(ウェットムースタイプ)のかは私にとっては大きな違いだった。
ヤマルーブ スーパーチェーンオイル (ウェットムースタイプ)は、吹き付けるときに盛大に出て、浸透力も強いのでどうしても付け過ぎになるが、拭き取るときにも粘性が残っているので拭き取りやすく、丁寧に拭き取ればほとんど飛び散りはなかった。拭き取りすぎかな?ぐらいで丁度いい。それで500km走行してもまだオイル切れになっていないのだから優秀だ。
自分のバイクの乗り方は、毎日乗るわけでもなく、下手をすると2か月ぐらい全く乗れないことがあるので、それでもウエットな感じでオイルが残っているヤマルーブ スーパーチェーンオイル (ウェットムースタイプ)の方がよいと思った。
特にヤマルーブ スーパーチェーンオイル ドライ(ホワイトタイプ)は速乾性なので、吹きつけ直後にチェーンプレートに付いた分を拭き取るのも難しい感じなので、純正の鉄むき出しチェーンならばよいが、メッキチェーンだとせっかくのメッキした部分の美しさがスポイルされてしまう。おまけにその白いグリスも時間が経つとゴミを拾って黒くなる。せっかくのメッキチェーンのプレートに黒い汚れが付いたままになるのだ。メッキチェーンの人は、ヤマルーブ スーパーチェーンオイル (ウェットムースタイプ)か、もっと粘度の低いチェーン用オイル(液体)やエンジンオイルなどが向いていると思う。ただ、ウェットムースタイプは、吹きつけ15分後に拭き取って、走行は吹きつけ後30分以上経ってからとあるので、長期ツーリング中などは、休憩に入った直後に吹き付けた方がよい。そうしないと盛大に飛び散るのだと思う。
ということで、もうしばらくヤマルーブ スーパーチェーンオイル (ウェットムースタイプ)を使い続けてみよう。ルブ○んこが出ないのは最高だ。
【写真】CRF250L(MD38) + D.I.D 520 VX3 ゴールド + ヤマルーブ スーパーチェーンオイル (ウェットムースタイプ)吹きつけ後
あんまりきれいじゃなくてすまん。チェーン写真をあげている人は、オイルメンテでピカピカの人が多いのでアップするのに気が引けるが、写真がないとどんな感じか分かりにくいので。まあオフロード(トレール)バイクなので許してけろ。
あと、Honda CRF250L(MD38)にフォグランプを付けた ― 2024年05月19日でつけた中国製のCNSUNNY LIGHTフォグランプも調子良く使っている。
【追記:2025年1月16日】CRF250LにCNSUNNY LIGHTフォグランプを取り付けた写真1と写真2を追加した。【追記ここまで】
夜間首都高速などを走るときに、このフォグランプのイエロー(前照灯のローよりもさらに下向きにセットしている)を点けて走ると斜め前を走る車の無理な車線変更もなくなり、下道では信号待ちの信号が青に変わった途端に対向車線から急発進で右折する馬○に遭遇する機会も減った。
そういう「見られる効果」以外にも、実際に真っ暗な夜道でフォグランプは広い範囲を明るくしてくれてより安全に走行できる。上記の取付け記事でも書いたが、この中国のCNSUNNY LIGHTというメーカーのフォグランプは、配光のカットラインがきちんと出ていて対向車にとってまぶしくないのもよい。取付け当時の、フォグハイのホワイト光6000kの方が、ヘッドライトのローと同じか少し下向きの照射ままで使っている。その状態だとフォグローのイエロー3000kは、ヘッドライトのローの照射範囲よりも手前になる。バイクのすぐ前の横とかが見易く路面の状態がよく分かる。
対向車があるときはヘッドライトがローでフォグもロー(イエロー)で使い、対向車のいない真っ暗なところではヘッドライトがハイでフォグもハイ(ホワイト)にすると、照射範囲が広くて見やすい。また、ハイにしていて急に対向車が現れた場合に、ヘッドライトをローに切り替えるだけで相手にとってまぶしくなく出来る(フォグのハイをヘッドライトのロー相当にセッティングしているため)のもよい。咄嗟に2個のスイッチを操作するのは難しいので。
真っ暗なところで、フォグランプのスイッチがどこにあるのかが分かりにくいので、スイッチオフのときでもスイッチがほんのりと光るスイッチが欲しいのだが、探しても見つからない、あるのはスイッチオンのときにスイッチが光るものばかりだ。
また、CRF250L(MD38)のクラッチレバーの根元部分は、クラッチが切れてるかどうかのセンサースイッチがハンドルバーに近い方に出っ張っているので、左グリップのすぐ脇にスイッチを取り付けることが出来ない。そこに2ボタンプッシュスイッチ(12V/外付メータースイッチ専用)みたいなのを付けられれば光ってなくても場所は分かるんだが。ただし、このデイトナのスイッチは、押している間だけ通電するタイプ(Self-return button)なのでパッシングには使えても、フォグランプをオンオフする用途には向いていない。押したらボタンが引っ込んでずっと点いているタイプ(Manual-return button)でこの薄型のスイッチがあればいいのだが。Aliexpressで探してみるか。
無限電光 Hitair ウィンターグローブGlove W8 インプレ ― 2024年12月26日 00時00分00秒
今日もバイクネタですまん。30年以上使ってきた風魔プラスワンのレッドホライゾン・レザーグローブ(【写真2】【写真3】)の革が破れてきたので、オートバイ用のウィンターグローブを新調した。本革部分にもう少し油を塗ったりしていればもっと長持ちしたかもしれない。ずっとバイクに乗っていない時期があってその間は段ボール箱に入れて乾燥した場所に保管していたので。
この風魔プラスワンのレッドホライゾン・レザーグローブ(【写真2】【写真3】)とは、冒険家の風間深志(かざましんじ)氏が、オートバイで北極点に到達した頃(1987年)以降にそのノウハウを活かして一般発売されたウィンターグローブだ。表は羊革で、ゴアテックスと3Mシンサレートの3層構造で、真冬の高速道路でも指先が冷えない優れものだった。いつ買ったのか正確な年は覚えていないのだが、たぶん1988年頃に24,800円で買った記憶がある。金額は、高かったのでよく覚えている。
自分は物持ちよい方なのだが、この風魔プラスワンレッドホライゾン・レザーグローブは脅威のロングライフで、検索すると最近まで30年ぐらい使っていた人が結構いるし、オークションにも出品されていたりする。
この風魔プラスワン レッドホライゾン・レザーグローブは冷えないし蒸れない優れものであったのだが、難点を挙げると、分厚くて操作しづらいことと、手が湿気ると着脱しづらくなることだった。
私は掌に汗をかきやすい体質なので、真冬にバイクに乗っていても掌が湿気ってしまう。ガソリンスタンドに着いてこのグローブを外そうとすると、インナーが手にくっついてごっそり裏返しに出てきそうになる。ゴアテックスが間に入っているので、外側と内側の部分が手首のところ以外では縫い合わされていないのだ(手袋の形のゴアテックスが間に挟まっているので、縫うとそこから水が入ってしまう)。接着されていたのが剥がれたのかもともとそういう作りなのかはわからないが、使い始めてかなりはやい時期からそういうことがあった。また、そのあとにグローブを嵌めようとすると湿気っているので奥までするりと入らない。ガソリンスタンド以外ではゆっくりと嵌めればいのだが、ガソリンスタンドでは後ろで待っている車などがいるので結構焦ってしまう。
ともかく、人差し指と親指のつながる部分の柔らかい革が破れてしまったので(【写真3】)、これは買い換えるしかない。同じものが新品で売っていたらまた買いたいのだが、風魔プラスワンは一時期バイク関連品の開発をやめてただの販売店になっていたので後継品はない。最近ウェアやテントなどをまた開発・販売始めたようなのだが、ウィンターグローブはないようだ。
そこで、バイク用のエアバッグを開発販売している無限電光(Hitair)から出ている、Glove W8(【写真1】) を買ってみた。
本当はお店でグローブを嵌めてみてサイズ決めをしたかったのだが、もう12月末でうかうかしていると売り切れてしまいそうな感じだったので、無限電光の通販で買った。
Glove W8のサイトの下部にサイズテーブルがあり、「手囲い」と「手長」を測ってサイズを選んだ。自分のサイズは、上のサイズと下のサイズの両方に当てはまる中間サイズでどっちがいいか迷ったのだが、小さいと指先が破れやすくなるし保温効果も弱くなるので、大きい方のサイズを買った。
届いたHitair Glove W8はサイズ表の通りで、指先は少し余る感じだった。これは珍しい。海外ブランドのグローブだと大きなサイズが用意されているのに日本にはそれはほとんど輸入されず、国内で販売されている一番大きなサイズを買っても指先がツンツンであることが多いからだ。日本で企画されたグローブでちゃんと指が長い人に合うグローブを作っている無限電光は偉い。夏用のグローブも無限電光にしよう。
さて、肝心の保温性や使い心地だが、保温性は風魔プラスワンレッドホライゾン・レザーグローブよりも劣るかもしれない。ただ、風魔プラスワンレッドホライゾン・レザーグローブは「北極にバイクで行っても平気」みたいな過剰品質なので、凍結しない関東地方南部で冬に高速道路を100km/hで走る分にはHitair Glove W8は全く問題はなさそうだ。レッドホライゾンよりも薄くて操作性はよいし、付け外しも手が湿気っていてもちゃんと奥まで指が入る。
Hitair Glove W8(【写真1】)は、プロテクション機能も備えているので安心だ。CE規格EN13594を取得しているようだ。ナックルプロテクターは、固いプラスチックなのかと思っていたが違って、もう少し柔らかい樹脂だった。細かな工夫が色々あるので製品サイトをみてほしい。手袋の形も立体裁断で、ちゃんと掌側にカーブした作りになっている。
あと、人差し指と親指の先に貼ってある合成皮革が静電容量方式タッチパネルに対応しているので、手袋のままタッチできる。自分はナビゲーションシステムはGarmin Zumo396を使っていて、この手のバイク用ナビは静電容量ではなくて感圧式なので特に恩恵はないが、スマホをナビ代わりにしている人は便利だろう。自分の場合だとRadikoでラジオを聴きながら走るときにスマホでRadikoアプリを起動させるときに便利かもしれない。
あとは、耐久性ですな。さすがに風魔プラスワン レッドホライゾン・レザーグローブのように30年も持つとは思えないし、持たなくてもよい。でも2シーズンぐらいでへたってきたら嫌だな。使い続けて経過報告するつもり。
上にも書いたが、夏グローブも無限電光HitairのGlove M12を買おうと思う。Glove M12の方は、CE規格 EN13594 Level-2なんだな。
【関連追記】
バイク用エアバッグhit-airを購入(Honda CRF250L) ― 2020年11月04日
【追記】
風魔プラス1(世田谷店)へのリンクがないのは、風魔プラス1(世田谷店)のサイトが見つからず、あってもFacebookやInstagramだからだ。Blogはあるようなので、そこのリンクを張っておく。以前は通販とかやってるサイトがあったのだが…。
風魔プラス1世田谷店blog
【さらに追記】
風魔プラス1(世田谷店)のサイトが見つかった。Googleにハブられているようだ(泣)。
風魔プラス1(世田谷店)
TOPページのタイトルに「風魔プラス1(世田谷店)」と入れず、「バイク用品 おすすめ」なんて書いてあるから、Google様に風魔プラス1(世田谷店)のサイトだと認識されていないんだな。httpsにも対応しておらず、HTMLの文法も文法チェックサイトで-62点だし、これじゃあGoogle様が上位に位置づけないよなぁ。
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