Nikon テレコンバーターTC-301S + おもしろレンズ工房どどっと400 ― 2022年11月09日 00時00分00秒
またまた新しい機材が・・・。昨日、月食+天王星食を撮ろうと思ってふとフジヤカメラのサイトを覗いたら、TC-301Sテレコンバーターが5.5Kで出ていたのでポチッと・・・。それが今日届いたのだ。もう1日はやく気づいていればなぁ。
それで、TC-301Sテレコンバーターは、2倍のテレコンなのだが、おもに300mm以上の焦点距離のマスターレンズ用となっている。しかも、レンズ側に装着する側がものすごくレンズが飛び出している。300mm以上ならなんでも装着できるわけではない。
AI TC-301S(ニコンイメージング)
【追記:2022年11月10日】
Nikon Ai-S 2X Teleconverters TC-201 and TC-301(Photography in Malaysia)
Instruction Manual for Nikon Teleconverters TC-201s & TC-301s(Photography in Malaysia)
【追記ここまで】
それなのにどうして買ったかというと、ニコンおもしろレンズ工房のどどっと400(400mm F8)レンズにTC-201Sを装着してもあまり光学的な相性がよくないらしく、画像がもうひとつ鮮明でない感じがする。これはやっぱり300mm以上用に最適化されたTC-301Sを付けなければならないのではないかと思っていた。そうしたら昨日見つけてしまったのである。
それで、月食翌日の今日さっそくテスト撮影だ。
【写真1】月食翌日の月:Nikon Z6、Nikon おもしろレンズ工房 どどっと400(400mm F8)、テレコンバーター ニコンTC-301S、F8開放(合成F値16、合成焦点距離800mm)、マニュアル露出、1/800秒、ISO 1250、WB晴天、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、トリミング、、Nikon L37Cフィルター、ニコンFTZマウントアダプター 、どどっと400専用フードTI.HN-1
この作例は800mm F16なのだが、なんと手持ち撮影なのである。Z6のボディ側手ぶれ補正のお蔭で、おもしろレンズ工房が2倍テレコンで手持ち撮影できてしまう。すごい。これだけでもZ6買った甲斐があったと思う。
トリミング前の月の大きさは以下の通り。800mmだとこんな感じ。月が真ん中になってなくてすまん。手持ち撮影でプルプルなんですわ(泣)。
【写真2】月食翌日の月(トリミングなし):Nikon Z6、Nikon おもしろレンズ工房 どどっと400(400mm F8)、テレコンバーター ニコンTC-301S、F8開放(合成F値16、合成焦点距離800mm)、マニュアル露出、1/800秒、ISO 1250、WB晴天、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、トリミングなし、、Nikon L37Cフィルター、ニコンFTZマウントアダプター 、どどっと400専用フードTI.HN-1
昨日の月食撮影でギア雲台が欲しくなったが、どどっと400+TC-301Sで手持ちで十分だったのでは?ただ、それだと天王星が写ったかどうかがちょっと分からない。実際に今日目で見える明るい星を狙ってみたが、EVFではにも見えなかった。【追記】手持ちでプルプルしているから小さな星が見えないだけで、三脚に据えてみるとちゃんと見えるのかもしれない。こんどまたテストしてみる。【追記ここまで】
【関連追記:2022年11月10日】
ピンクムーン(おもしろレンズ工房どどっと400 + ニコンZ6) ― 2022年04月17日
ニコンおもしろレンズ工房どどっと400(400mm F8)(追記あり) ― 2010年05月17日
第五十四夜 ニコンおもしろレンズ工房 Part2(ぎょぎょっと20/どどっと400)(ニッコール千夜一夜物語、ニコンイメージング)
【追記:2022年11月27日】
おもしろレンズ工房用フード TI.HK-1 for 20mm/F8とTI.HN-1 for 400mm/F8 ― 2022年11月27日
コメント
_ ノーネームしたん ― 2022年11月10日 16時36分01秒
_ こんどう ― 2022年11月11日 01時01分33秒
インターバル撮影しながら、横に天体望遠鏡を置いて、肉眼で月を出入りする様子を見て感激していました。次は441年後!
_ Haniwa ― 2022年11月11日 10時04分59秒
>見つかってしまったTC-301Sとの組み合わせ、
>これはZ6買って良かったですねぇ!、
>というわけでZ版の面白レンズ工房作らないんでしょうかねぇ?。
どどっと400(400mm F8)とTC-301Sとの組み合わせかなりよいです。
自分の持っているレンズでTC-301Sが装着できるのはどどっと4001本だけなので、専用テレコンですね。Ai Nikkor ED 400mm F3.5S(IF)とかAI Nikkor ED 400mm F5.6S(IF)が欲しくなってきますね。
いまなかなかツーリングに行けないのですが、どどっと400なら軽いので、ツーリングにTC-301Sと一緒に持っていって山の上から鉄道写真とか撮れそうですよねぇ。
Z6のボディ内手ぶれ補正はありがたいですね。どんなレンズでも装着できれば手ぶれ補正してくれるという素晴らしさ。しかもEVFですから合成F値16でもちゃんとファインダー像が見えます。ボタン一つで拡大もできますからピントも合わせやすいです。
Z版のおもしろレンズ工房はあってもいいと思いますね。ぎょぎょっと20はコンパクトで好きなレンズなのですが、FTZ付けると結構出っ張ってしまうので。
_ Haniwa ― 2022年11月11日 10時08分53秒
>6D2+300mmで天王星写せましたよ。もちろん小さな白い点でしたが。なので、ハニワさんの機材構成で写ります。
>インターバル撮影しながら、横に天体望遠鏡を置いて、肉眼で月を出入りする様子を見て感激していました。次は441年後!
ありがとうございます。どどっと400+TC-301Sで三脚に据えて冬の星を撮ってみます。
441年後に備えます(笑)。弥勒菩薩が出現する56億7千万年後に比べたら誤差みたいなもんです(笑)。
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見つかってしまったTC-301Sとの組み合わせ、
これはZ6買って良かったですねぇ!、
というわけでZ版の面白レンズ工房作らないんでしょうかねぇ?。