オーディオテクニカ ボリューム付きヘッドホン延長コードAT3A50STをTECSUN PL-380用に2025年03月14日 00時00分00秒

オーディオテクニカ ボリューム付きヘッドホン延長コードAT3A50STとTECSUN PL-380(オーム電機 OHMイヤホンパッド 黒 6個入 ER-1333、富士パーツ Fuji Parts L型変換プラグ AD-627)、Nikon Z6 + FTZ + Ai Nikkor 55mm f/2.8Sで撮影

久々のラジオネタだ。TECSUNのPL-380を買った話は以前にしたが(TECSUN PL-380(LW・MW・SW・FMラジオ) ― 2024年02月16日)、PL-380は優秀で不満点がほぼないよいラジオだが、数少ない不満点が、音量ボリュームがダイヤルによる段階式で、一番音量の小さい01にしてもまだ大きいと感じることがあることだ。具体的には、PL-380に付属のステレオイヤホンを使って、寝るときにラジオを聴きながらあるいは、夜中に目が覚めたときにもう一度寝るために聴くときに、音量01でもまだちょっと音が大きいと感じる(00にすると無音になる)ことだ。

そこで、PL-380とイヤホンの間にボリューム付き延長コードを入れればよいと気づいた。オーディオテクニカ ボリューム付きヘッドホン延長コードAT3A50STが0.5mでよさそうな感じだ。

しかし、オーディオテクニカ ボリューム付きヘッドホン延長コードAT3A50STは、ヨドバシドットコムでもビックカメラ.comでも販売終了で買えない。検索していたらケーズデンキでなんと(税抜)100円でお一人様1個で売っていた。送料が税込550円掛るが、税込合計660円で送ってもらえるならと購入。

はやくも翌日には届いた。

二晩ほど寝るときに使ってみた。PL-380の音量を音が出る最小01にして、オーディオテクニカ AT3A50STのボリュームを下げていくと、真ん中あたりで丁度よい感じの音量になった。真剣に聴けば内容は聞き取れるが、眠りに落ちるときにうるさいと感じない丁度いい音量だ。PL-380の音量を01で、AT3A50STのボリュームを最小にすると、聞こえるけれどもちょっと詳しい内容はもう少し音量が欲しいというぐらいの音量になる。AT3A50ST単体では、ボリュームを下げても無音にはならない。ここはちょっと残念なところかな。

写真は、TECSUN PL-380に、オーディオテクニカ AT3A50STとPL-380付属のイヤホンをつないだところ(Nikon Z6 + FTZ + Ai Nikkor 55mm f/2.8Sで撮影)。オーディオテクニカ AT3A50STはストレート型のプラグなので、L型にするために富士パーツ Fuji Parts L型変換プラグ AD-627を間に挟んでいる。以前レッツノートCF-SX2でリモート会議するときに買って使っていたものだ。CF-SR3に買い換えてからは使わなくなっていたものだ。なお、オーディオテクニカ AT3A50STに付属していたクリップは外した。寝るときには要らないので。

あと、PL-380に付属のイヤホンには、オーム電機 OHMイヤホンパッド 黒 6個入 ER-1333を付けている。これはヨドバシドットコムで6個入り税込166円なので、リピートして買っている。ほかにも、SONYのカードサイズラジオICF-R350ICF-R354MSRF-S86にも使っている(何台持っているんだw)。

オーディオテクニカ AT3A50STは販売終了なので、似たようなものとして、JVC 延長オーディオコード 0.3m CN-M30V-Bがある。もっと長い1mとか3mとか5mのであれば選択肢は増える。ボリューム付き延長コードの需要がテレビ視聴用だと判断されているのだろう。モバイル用途ではBluetoothイヤホンの普及で短いボリューム付き延長コードの需要は激減したのかもしれない。こういう、気づいたら便利なアクセサリーが手に入りにくいっていう世の中、辛いなぁ。

ということで、オーディオテクニカ ボリューム付きヘッドホン延長コードAT3A50STひとつで快適な睡眠を得られた(嬉)。

あと、TECSUN PL-380の数少ない不満点のもう一つは、液晶表示部に埃が入りやすいことだ。寝るときに使うとどうしても布団や毛布の繊維埃にまみれる。もう何年も枕元に置いているSONY ICF-SW7600GRの液晶にはまったく埃が入り込まないが、TECSUN PL-380だと半年もすると目立った埃が内側に入っている。PL-380は一度分解して内部の埃を吹き飛ばしたが、また最近埃が入っているのを発見した。ねじを外せば前後2枚になるが、スピーカーの接続コードがつながっているので引きちぎらないように注意。よく分解する人はスピーカーの接続をコネクタ化している人もいるようだ。

【追記】ちなみに、枕元にICF-SW7600GRを置いているのに、どうしてPL-380をイヤホンで聴くかというと、ICF-SW7600GRは朝にタイマーでラジオが鳴るようにしているので、イヤホンを挿しているとラジオの音で目覚められないからだ(寝ている間にイヤホンは耳から外れることが多い)。寝るときと起きるときとでラジオを使い分けている。寝入るときと起きるときとで希望する音量は違うし。【追記ここまで】

PL-380の受信感度の話は購入後あまりしていなかったのでここでついでにしておくと、関東地方南部で日中765kHzの山梨放送(JOJF 甲府 5kW)が明瞭に聞こえるのは、SONY ICF-SW7600GRよりもTECSUN PL-380の方だ(JOJFは県域放送なので関東地方はエリア外)。どちらも内蔵バーアンテナでの受信だが、PL-380の方がよく聞こえる。夜間は同じ765kHzに※山口県の山口放送(JOPF 周南 5kW)と北朝鮮の朝鮮中央放送(両江道恵山市 50kW)が届き始めるので渾身じゃなかった混信気味だが、昼間だと765kHzの山梨放送はPL-380の方が番組の内容を楽しめるぐらいに聞こえる(※山口放送は2024年からAM送信の段階的休止を行っているので現在は中波では送信していないようだAMからFMへ エフエムKRY)。場所にもよるのだろうが。ICF-SW7600GRの方だと、BCLでワッチしている感じの集中力が必要な感じ。ループアンテナに老骨の八重洲 FRG-7(FRG-7には内蔵アンテナがないため今回ループアンテナを繋いでいる)だとPL-380ICF-SW7600GRの中間ぐらい。ICF-SW7600GRFRG-7は、内部のノイズが目立った感じなのだが、PL-380だとDSPのせいか山梨放送が明瞭に聞こえる。年代が違うとはいえ、こんな5千円ぐらいの小型の中国製ラジオが、当時5万円とかした日本製のラジオよりもよく聞こえることがあるのはちょっと寂しいですな。

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