新製品レビュー ニコン Z5II(デジカメWatch) ― 2025年04月16日 00時00分00秒
ニコンZ5IIの新製品レビューが出たようだ。
新製品レビュー:ニコン Z5II - デジカメ Watch
一番心配していたのが、AF(オートフォーカス)のモードが「AF-A」しかないのではないかということだったが、ちゃんと「AF-S」(シングルAF)と「AF-C」(コンティニュアスAF)も選択できるようだ。これはよい。
シャッターボタン半押し状態から全押しした瞬間に、そこから遡って記録してくれる「プリキャプチャー記録」機能も搭載しており、最大1秒前からの連続撮影を記録できます。
これもよいですな。Nikon 1にあったミラーレス機ならではの機能がどんどん復活してきている感じ。
なかでも注目したいのは、本モデルの高感度性能の高さとコストパフォーマンスの良さです。積層型ではなく、実績のある一般的な裏面照射型センサーを採用しているため高感度性能に優れており、それも理由のひとつとなって今となっては比較的手の届きやすい価格に収められています。
本来ミドルクラスであったはずの「Z6III」が、パフォーマンスの高さこそ誰もが認めるところであったものの、高速性能を求めない一般的な撮影用途のカメラとしては、いくらか割高に受けとめられたのは事実ではないでしょうか。そこにきての「Z5II」の登場、まさに待望のフルサイズミラーレスカメラとなり得る存在です。
まさに仰るとおり。Z6を買い換える際にはZ5IIが良さそう。裏面照射型センサーになったので、古いフィルム用の対称型レンズもなんとか使えそうだし。あと、Z6と違ってSDカードのダブルスロットなのもよい(Z6はXQDカードまたはCFexpressカード(Type B)のシングルスロット)。高感度も、常用最高感度がISO 64000になっているのもすごい。
ヨドバシドットコムでは、ボディのみが258,500円(税込)、Z5II 24-50 レンズキットが299,200円(税込)、Z5II 24-200 レンズキットが358,600円(税込)だ。安いとは言えないが、躊躇するような機能制限はなく、ほしくなるカメラだなぁ。
写真は記事とは関係ない。
JR東海315系電車(JR名古屋駅):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5650K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、RAW(NEF)ファイルをNX-Studio 1.7.1で現像(最新のピクチャーコントロール:オート、アクティブDーライティング:標準)したものをJpegにリサイズ
中央線にグリーン車が登場というので見に行ったが、グリーン車なんか連結していなかった(※)。
※中央線にグリーン車が連結されるようになったのは、JR東日本の中央本線(中央東線)であって、JR東海の中央本線(中央西線)にはグリーン車はない。どちらもオレンジ色だからややこしい(ややこしくない)。JR東日本のオレンジ色は中央線快速電車を表す色で、JR東海のオレンジ色は、JR東海のコーポレートカラーで意味が違う。
車両のご案内315系|JR東海
中央線快速・青梅線グリーン車サービス│中央線が好きだ。web【公式】
Jpeg撮って出しだとプラットフォーム側が真っ暗だったので、NX-Studio 1.7.1でアクティブDーライティング:標準を適用してみた。アクティブDーライティングを適用すると、SG-image 18mm F6.3の四隅暗黒が軽減することを発見した。
コメント
_ タロウカジャ ― 2025年04月16日 16時58分27秒
_ Haniwa ― 2025年04月18日 19時58分20秒
>画像処理エンジンはZ9、Z8に搭載されているEXPEED7を搭載
>センサーはZ6に搭載されている裏面照射タイプ
>ボディはZシリーズで手慣れたデザイン
>そしてZf、Z6Ⅱ及びZ50Ⅱの各種機能を整理しかつブラッシュアップしたものを搭載
>価格は戦略的な価格設定
>とにかくZ6、Z7から艱難辛苦して開発の結果出来上がった製品です。現在では何も特別なものはないニコンフルサイズミラーレスの標準機種という立ち位置の機種です。
仰るとおりですね。ニコンの35mmフルサイズミラーレスを最初に買う際に迷うことなく勧められますね。
>このくらいの性能・機能で良いと言うことなのかもしれません。
>ニコンの製品ではZ6ⅢとZfを買おうかなと検討している方を根こそぎ取ってしまうかもしれません。
Z5IIとZ6IIIとZfの性能比較表みたいなのがあればいいですね。
なんだか悩ましいラインナップに。
>さて、私は積極的にDfを使用しています。そしてZ5ⅡあるいはZfが必要なのか自問自答しております。ごちゃごちゃ言わずにZ何某を買えばよいのですが、これはこれで楽しいものです。
Dfはよいですねぇ。2013年11月28日発売ですから、2023年発売のZfと10年の開きがあります。 しかし、デジタル一眼レフは処分したという方でもDfだけは残しているという方を聞きますので、D4譲りの写りなど、手放せない何かがあるんだと思います。次に何を買うのかを考えている間は楽しいものですね。DfとZfの組み合わせもよい感じがしますが。さらにFM3Aと3台ぶら下げて…。
全然関係ないですが、ここ数日アサブロが少し重いですね。
_ Photosinger ― 2025年04月19日 23時08分15秒
Nikonのデジカメを初めて買ったときに AF-C と言うわけのわからん設定が理解できませんでした。46時中ウィーンと唸り電池を食いまくる設定。ポカーン「なにこれ?」状態でした。個人的には AF-S しか使いませんけど、皆さんはお使いになるのでしょうか?
高感度と言えば「闇夜のカラス」問題・・私には十分問題でした(笑)
どんなに高性能になっても「闇夜のカラス」を見たい人は居るでしょうか?
高感度撮影の利点はスポーツや動くもの、を撮影しやすいという点でしょう。
駅のホームに止まっている電車を撮影するのに、今でも悩んでいるんですよ。
まともに鉄の写真が撮影出来たためしがありません。
私には田舎の神社が似合ってるんだろうなぁ(笑)
_ Haniwa ― 2025年04月24日 09時36分13秒
お返事が遅れてすみません。
>到底購入できないような価格ですが
>Nikonのデジカメを初めて買ったときに AF-C と言うわけのわからん設定が理解できませんでした。46時中ウィーンと唸り電池を食いまくる設定。ポカーン「なにこれ?」状態でした。個人的には AF-S しか使いませんけど、皆さんはお使いになるのでしょうか?
AF-Sは、予測駆動が可能で被写体がほぼ等速で動くのであればたいていはこれで撮れると思います。
AF-Cは、逆に動画ではデフォルトのAFだと思います。
スチル写真だと、一瞬がすべてなので、ピントが思うところに来ないと困るのでAF-Cは使い方が難しいです。それでAF-Cは親指AFとセットで使う方が多いと思います。私もそうです。
ただ、これもフォーカスポイントがどれだけどこにあるのかで評価は変わってくると思います。個人的にはスポーツ撮影ではD300あたりの中央+9点でAF-C+親指AFが使いやすかったですね。Z6ですと、そういうAFターゲットがないので親指AFは使っていません(そもそもスポーツ撮影にZ6使っていないので)。
被写体にもよりますし、カメラのAFターゲットの扱いなどでAF-SがいいのかAF-Cがよいのか、自動切り替えのAF-Aがよいのかは評価は変わると思います。ただ、AF-Aのみというのはうまくいかなかったときに対応できないので不安があると思ったまでです。
>高感度と言えば「闇夜のカラス」問題・・私には十分問題でした(笑)
>どんなに高性能になっても「闇夜のカラス」を見たい人は居るでしょうか?
>高感度撮影の利点はスポーツや動くもの、を撮影しやすいという点でしょう。
>駅のホームに止まっている電車を撮影するのに、今でも悩んでいるんですよ。
>まともに鉄の写真が撮影出来たためしがありません。
>私には田舎の神社が似合ってるんだろうなぁ(笑)
闇夜のカラスを目で見える以上に見たいのか、目で見えるように写したいのかで変わると思います。学術調査などでは、目で見える以上に写った方がよいのでしょうが、一般的には目で見えるような感じで写って欲しいと思うんでしょうね。ただ、目で見えるように写したくても被写体が動いているとブレブレになるとかありますから、高感度がよく写るというのは悪いことではないと思います。手動で感度固定も出来ますから、嫌なら感度を固定にすれば良いのです。
私は普段は感度は自動にしてISO51200まで上がるようにしていますが、月を撮ったりするときはISO固定にしています。お月様がどアップになるほどの超望遠レンズを持っていないので、ISO-AUTOで撮ると、周囲の暗い空に引っ張られてお月様が露出オーバーになるからです(露出補正するよりは、SS、絞り、感度を固定にして撮った方がはやい)。あとはあんまり感度を上げると画質も悪くなりますし。
駅のホームに止まっている電車を鮮明に撮りたいのか、そのときの雰囲気を残したいのかで露出は変わるのではないでしょうか。
どういうイメージにするかでその辺は全部オートにするのか一部を手動設定にするのか、シャッタースピード、絞り、感度を手動で固定するのか変わってくると思います。デジタルは何度もやり直してもコストが増えない面がありますから、色々試してみるとそれ自体も楽しいと思いますよ。
って、偉そうに言えるほど自分ではうまくいっっている訳ではありません(泣)。
コシナのNOKTON 28mm F1.5 Aspherical
ttps://www.cosina.co.jp/voigtlander/e-mount/nokton-28mm-f1-5-aspherical/
小池 隆 氏の作例
ttps://www.cosina.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/E-28_15-P06-thuwsd.jpg
COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical
ttps://www.cosina.co.jp/voigtlander/vm-mount/color-skopar-35mm-f3-5-aspherical/
加納 満 氏の作例
ttps://www.cosina.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/02/VM-35_35-P05-vbfgt.jpg
など、いい雰囲気だと思います。そのレンズが欲しくなっていまいます(笑)。
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画像処理エンジンはZ9、Z8に搭載されているEXPEED7を搭載
センサーはZ6に搭載されている裏面照射タイプ
ボディはZシリーズで手慣れたデザイン
そしてZf、Z6Ⅱ及びZ50Ⅱの各種機能を整理しかつブラッシュアップしたものを搭載
価格は戦略的な価格設定
とにかくZ6、Z7から艱難辛苦して開発の結果出来上がった製品です。現在では何も特別なものはないニコンフルサイズミラーレスの標準機種という立ち位置の機種です。
このくらいの性能・機能で良いと言うことなのかもしれません。
ニコンの製品ではZ6ⅢとZfを買おうかなと検討している方を根こそぎ取ってしまうかもしれません。
さて、私は積極的にDfを使用しています。そしてZ5ⅡあるいはZfが必要なのか自問自答しております。ごちゃごちゃ言わずにZ何某を買えばよいのですが、これはこれで楽しいものです。