OPPO Reno7 AはAndroid12とGoogle Camera 8.6でお勧めできるスマホに ― 2022年11月20日 00時00分00秒
今日はスマホネタだ。LINEなどのアプリが不正終了したりフリーズするので嫌になっていたOPPO Reno7 A(CPH2353:SIMフリー版)に、Android12相当のアップデートが来た。
具体的には、Color OS バージョンV12、android バージョン12、ビルド番号 CPH2353_11_C.15というアップデートが来た。それまではandroid11相当だった。
このColor OS バージョンV12、android バージョン12、ビルド番号 CPH2353_11_C.15にアップデートして以来、LINEでの不具合やその他のプチプリーズのようなものが解消した。LINEは買った当初は10秒ぐらい固まってどうしようもなかった。最近は10秒ほどではないが、何秒か固まるのが頻発した。LINEはほかの端末に同じアカウントでインストールできないので、なかなか比較できなかったが、家人のHUAWEI P20 liteでのLINEと比較すると、Reno7 Aはフリーズしていないようにみえるときでも反応が悪かった。おそらくプチフリーズしていたのだろう。それがandroid12になるアップデート後には、LINEが超サクサクに動くようになった。
また、ほかのあまり不満に思っていなかったアプリ、たとえばTwitterもandroid12にした後はサクサクになっていた。
OPPO Reno7 Aは最初からこのバージョンのOSだったらものすごく評判のいいスマホになっていたはずだ。私も現在のandroid 12のOPPO Reno7 Aなら、迷わずお勧めしていいと思う。
そして、android 12になってからのさらによい点は、Google Cameraでは超広角やマクロレンズが使えなかったものが使えるようになった点だ。
以前報告したOPPO Reno7 A用のGoogle謹製カメラアプリGoogle Camera 8.4 ― 2022年08月05日やOPPO Reno7 AのAIシーン強化とGoogle Camera 8.4でRAW撮影 ― 2022年08月20日で使っていたGoogle Camera 8.4では、OPPO Reno7 Aの3眼カメラのうち標準のレンズしか使えなかったのだが、android12にしてからは、Google Camera 8.6で標準レンズ、超広角レンズ、マクロレンズの切り替えが効くようになった。しかも、RAW撮影や無音撮影も引き続き可能だ。これでOPPO Reno7 Aのカメラ機能をGoogle Cameraでフルに使えるようになった。
【写真1:GCAM 8.6 標準レンズ】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):OPPO Reno7 A(CPH2353)、焦点距離4.71mm(35mm判27mm相当)、プログラムAE(F1.7開放、1/1176.5秒、ISO 85)、AWB、Google Camera MGC_8.6.263_A11_V11_aweme、JPEGからりサイズのみ
【写真2:標準カメラ 標準レンズ】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):OPPO Reno7 A(CPH2353)、焦点距離4.71mm(35mm判26mm相当)、プログラムAE(F1.7開放、1/1111秒、ISO 100)、AWB、標準のカメラアプリ(バージョン 3.472.1_8e46098_221021)、JPEGからりサイズのみ
【写真3:GCAM 8.6 超広角レンズ(×0.4)】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):OPPO Reno7 A(CPH2353)、焦点距離1.65mm(35mm判10mm相当)、プログラムAE(F2.2開放、1/1335秒、ISO 65)、AWB、Google Camera MGC_8.6.263_A11_V11_aweme、JPEGからりサイズのみ
【写真4:標準カメラ 超広角レンズ(×0.6)】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):OPPO Reno7 A(CPH2353)、焦点距離1.65mm(35mm判16mm相当)、プログラムAE(F2.2開放、1/923秒、ISO 65)、AWB、標準のカメラアプリ(バージョン 3.472.1_8e46098_221021)、JPEGからりサイズのみ
ご覧のように、超広角レンズを使ったときに、Reno7 Aの標準カメラだと×0.6なのだが、Google Camera MGC_8.6.263_A11_V11_awemeを使うと×0.4となっていて画角が広い。ただし、0.6倍よりも外の方は急に歪曲収差が出る。家の中で撮ってみると分かるのだが、0.6倍までの画角はまっすぐに補正されているのに、その外側で急にうにょっと曲がる。
Google Camera MGC_8.6.263_A11_V11_awemeには、×0.4と×0.8と×1.0と×2.0しかない。このうち×0.8はマクロレンズが起動するので近くにしかピントが合わない。0.4倍のものの周辺の歪曲が嫌なら、画像ソフトで修正するかトリミングして0.6倍の画角で使うしかない。
【追記:2022年11月21日】
MGC_8.6.263_A11_V12_aweme.apk をインストールしたところ、×0.4のプレビューでは端っこの歪曲が残っているが、撮影後の画像は真っ直ぐに補正されていることが分かった。Changelog:には、BSG public version changelog (8.6.263 from 11/19/2022):- Activated automatic distortion correction (does not work on some devices).とあるので、V11とOPPO Reno7 Aの組み合わせでは歪曲収差の補正がうまく働かなかったのだろう。これが撮影時のプレビューにも反映しているとなおありがたいのだが。MGC_8.6.263_A11_V12_awemeで超広角も事後に画像処理しなくてもそのまま使える写真が撮れることになった。素晴らしい。【追記ここまで】
なお、Google Cameraのダウンロード先は、GCam Port: BSG apksだが、ダウンロードしたapkをインストールするのは自己責任でお願いします。また、MGC_8.6.263_A11_V12 (BSG, 2022-11-19, configs, android 11+)というのがアップされているが、まだインストールしていない。【追記:2022年11月21日】MGC_8.6.263_A11_V12_awemeインストールしてみた。上記追記参照。【追記ここまで】
各写真は微妙に傾いたりしていてすまん。液晶画面が反射して、なんかトムクルーズみたいな人が映っていて構図がよく見えないのだ(笑)。
ということで、android12になって、フリーズもなくなり、Google Cameraで超広角もマクロも撮影可能になり、お勧めできるスマホになったOPPO Reno7 Aであった。
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