オフロードバイク雑誌「Go RIDE」第2号を買った2019年08月08日 00時00分00秒

Go RIDE 第2号(2019年9月号)

休刊になったオフロードバイク雑誌GARRRの編集部がごっそり移った「Go RIDE」誌の第2号を買った。2019年8月6日が発売日だった。

なんと、隔月刊が決定したそうだ(偶数月6日発売)。よかったね。次号は6日が日曜日なので、2019年10月4日(金)発売だそうだ。

創刊第2号では、あの旧中津川林道~川上牧丘線の詳細特集がカラーで10ページも組まれている(22~32ページ)。それも約3年ぶりに開通した6月6日に取材に行ったようだ。やるなぁ。

あと参考になった記事は、「内山裕太郎のチビテク」だ。このなかでスズキVストローム650XT ABSのトラクションコントロールのON/OFFの違いを実際にマディ(泥)の路面で比較していた(53ページ)。650ccのバイクではパワーがあるので(Vストローム650XT ABSは、最高出力 51kW(69PS)/ 8,800rpm、最大トルク 61N・m(6.2kgf・m)/ 6,500rpm)、丁寧なアクセルワークでもリアタイヤが左右に滑り出していくのを、トラクションコントロールONでは、まっすぐに走っていた。250ccでは必要ないトラクションコントロールかもしれないが、こういう技術の進歩はすごいですなぁ。

あと、以前にも書いたが、54~55ページの「愛と青春のオフたち」の記事では、昔のバイクの発売年を書いて欲しい。過去のバイクを紹介しているのだが、発売年が書かれていない。いつの時代のバイクか分からなければ、「この当時のヤマハはキレッキレだった」とか書かれても分からない。同時代にこういうバイクあったなぁと思う私だって、そのバイクがいつ発売されたのか曖昧だもの。

「ゴー・ライドオリジナルグッズ通販部」(104ページ)にゴー・ライドTシャツ(7.1オンスコットン100%)税抜3000円やゴー・ライドマグカップ税抜1500円、ゴー・ライドトートバッグ税抜2500円などがあるのがそそる。あとは、Go RIDEステッカーを販売して欲しいね。

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コメント

_ めがねのパイロット ― 2019年08月08日 19時09分02秒

 Haniwa様

 復刊&安定出版化おめでとうございます。
 こういうのは嬉しいですよね。

 趣味性の高い雑誌は、やはり一般ウケしないところもありますし、いろいろと厳しい時代ですね。
 天文ガイドもいつまで続くか、願いを込めて毎月買っています。

 サムヤン全部撮る、となんかピタッと掲載がなくなりましたね。
 代わりにニコンとキヤノンのミラーレスの話題で・・・

_ Haniwa ― 2019年08月09日 08時57分30秒

めがねのパイロット様
おはようございます。

リターンライダーは多いと思うのに出版社都合で休刊になったので、別の出版社で復活は嬉しいですね。

>趣味性の高い雑誌は、やはり一般ウケしないところもありますし、いろいろと厳しい時代ですね。
>天文ガイドもいつまで続くか、願いを込めて毎月買っています。

どのくらい売れるのか予測が難しいところですね。
バイク自体が日本では先細りなのにさらにオフロードバイク専門誌ですからね。
GARRRR誌→GoRIDE誌の場合、最後にGARRRR編集部員有志がステッカー配布イベントをしてかなりのライダーが集まったことで「いける」と決断ができたのかもしれませんね。

>サムヤン全部撮る、となんかピタッと掲載がなくなりましたね。
>代わりにニコンとキヤノンのミラーレスの話題で・・・

天文ガイドの「サムヤン全部撮る」が急になくなったので私もがっかりしています。
全部やって欲しいですね。精度の悪い個体が結構あるようなので、販売元のケンコーから「もういい」って言われてたりして…。

天文趣味はあまり詳しくないのですが、天文ガイドがなくなるほどには細っていないような気がしますが。

ニコンとキヤノンのミラーレスの話題って、なんか主流の流れではないような気もします(笑)。まあ後発だから検討というのはあるかもしれませんが。

以前からこのブログで言っていることですが、ニコンは機能制限が多くて、せっかくの過去のレンズ資産(ユーザーにとってもメーカーにとっても)が活かされていないと思いますね。まあニコンはそういうメーカーだと思って使うしかないですね。

_ kgr2007 ― 2019年08月09日 11時34分05秒

こんにちは。
復刊スバラシ。嬉しいですね。
私もそろそろ単車復活を目論んで、半分冗談でME06を探してみましたが、既にエンジンの部品からして一切入手不可能だそうで。維持出来ないなら手を出さない方が賢明なので、完全冗談になりました(笑)。

EFIの希薄燃焼によるパワーダウンを危惧して、少し大きめの排気量の方が良いかも…とも思いましたが、そこで引っ掛かるのが、ホンダの大型バイクの新車は、ドリーム店でないと買えなくなっていること。私が子供の頃は、自転車屋でさえHONDAの看板を掲げていたのに…(寂)。ホンダはどこに行っちゃうんでしょ? その表紙にもチョコッと載っているKLX230も良さげなんですが、カワサキがまた販売店が少ないので困ったもんです。

風の噂ですが、古くからホンダの大型ユーザーを多数抱えているバイク屋に、スズキの営業員が熱心に訪れ始めたとか。ここ数年で出てきたスズキの大型車が、スペックの割に軒並み安価なのは何故?と解せなかったんですが、戦略的な価格設定ってそこまで含んだ話なんですかね(まさか)。

_ Haniwa ― 2019年08月13日 08時59分58秒

kgr2007様
おはようございます。

最初は季刊ということで第2号は3ヶ月後の発行だったのですが、好評で隔月刊に昇格のようです。出版不況の中よいことですね。

>私もそろそろ単車復活を目論んで、半分冗談でME06を探してみましたが、既にエンジンの部品からして一切入手不可能だそうで。維持出来ないなら手を出さない方が賢明なので、完全冗談になりました(笑)。

そうなんです。わたしもCRF250L買うときにXR250系の中古を検討しましたが、中古の割に高いのと、ホンダが古い部品を出さなくなってきていたので、結局CRF250Lにしました。ヤマハは古い部品もまだ出るそうなのですが、いつまで続くのかは分かりませんね。

>EFIの希薄燃焼によるパワーダウンを危惧して、少し大きめの排気量の方が良いかも…とも思いましたが、そこで引っ掛かるのが、ホンダの大型バイクの新車は、ドリーム店でないと買えなくなっていること。私が子供の頃は、自転車屋でさえHONDAの看板を掲げていたのに…(寂)。ホンダはどこに行っちゃうんでしょ? その表紙にもチョコッと載っているKLX230も良さげなんですが、カワサキがまた販売店が少ないので困ったもんです。
そうなんですよ。自分の居住地だとホンダドリーム店は選べるぐらいにありますが、地域によっては県内に1店舗あるいはまったくないということがあります。何を考えて250cc超をドリーム専売にしたのかよく分かりませんね。ドリーム店化の基準も厳しいようで、多くの販売店がドリーム店化を諦めたようです。

わたしも高速を多用して、あまり荒れた林道には行かないので、もう少しパワーのある排気量のオフ車(トレール)が欲しいなと思うことがあります。CRF250Lは昔の250cc4ストトレールに比べれば高速道路で快適ですが、欲にはきりがないので高速道路での追い越しなどもう少しパワーがあればなぁと思うことはあります。

CRF400Lとかあればいいのでしょうが、400ccって日本の免許上の区切りらしくて、国際的には中途半端な区切りらしいので、発売は難しいんでしょうね。CRF450Lはレーサーをデチューンした物らしく、メンテサイクルが厳しく指定されているのと、多くの中免リターンライダーには厳しいかもしれません(バイク乗り以外の人のための註:旧中型限定二輪免許現普通二輪免許では400ccまでしか乗れない。当時は大型二輪免許は教習所では取れず、公安委員会運転免許試験場の厳しい試験を通らないといけなかった)。リターンするのにまず教習所で大型二輪免許取るとか言ったら家族に反対されそうですもの(笑)。

KLX230は空冷230ccってちょっと物足りないような。KLX250は排ガス規制に対応できなかったんでしょうか。

>風の噂ですが、古くからホンダの大型ユーザーを多数抱えているバイク屋に、スズキの営業員が熱心に訪れ始めたとか。ここ数年で出てきたスズキの大型車が、スペックの割に軒並み安価なのは何故?と解せなかったんですが、戦略的な価格設定ってそこまで含んだ話なんですかね(まさか)。

旧ホンダ系二輪販売店を狙っているかもしれませんね。切られた感がありますから。

ホンダもNC750Xとか戦略的価格のようです。これ、グリップヒーターとETC2.0標準装備の値段なのでかなりお得感があります。もっとも未舗装林道をドリフトさせて走るのは無理そうですが(笑)。

スズキはVストロームシリーズがVストローム1000XT ABS、Vストローム650XT ABS、Vストローム250 ABSなどと排気量バリエーションがあって戦略的価格ですね。ホンダのCRF250Rallyを買うのならスズキVストローム650XT ABSの方がよいかもしれません(大型二輪免許有りの前提で)。

ホンダNC750Xが「あり」なのなら400Xも検討対象になりそうな感じがあります。ただ、これらのアルプスローダー系バイクはオフタイヤの選択肢があまりないのがネックかもしれませんね(そんな走行想定していなそう)。

結局、XRやWRのような戦闘的トレールはもう時代的には無理なんでしょうね。林道をかっ飛ばすなんて非難の対象ですし。

CRF250Lは悪くはないバイクですが、XRと比べると重いですしサスペンションがもう一息です。用途がずれている感じですね。

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