FILM & IMAGE VOL.15 ― 2009年03月31日 00時00分00秒
富士フイルムの定期購読冊子「FILM & IMAGE」のVOL.15 2009 Springが来た。
今回の目玉は赤城耕一氏の「赤城耕一のフィルムカメラパラダイス GF670 Professional」だ。4ページにわたって作例とインプレッションが書かれている。これを読むとGF670が欲しくなってくる。まあ私には買えない値段なのだが(涙)。
もうひとつの特集は「大西みつぐ 息づく町」だ。そうそう、アスティア100を使い始めたのは、大西みつぐ氏や飯田鉄氏が作例のスナップでアスティアを使っているのを雑誌で見たからだ。今回の大西みつぐ氏の作例はRDP III(プロビア100F)もRAP F(アスティア100F)もある。モノクロの作例はフィルム名が書かれていないところを見ると富士以外の製品のようだ(笑)。
ほかには「テラウチマサトさんとプロビア400X」。ISO400のリバーサルフィルムはあまり使わないなぁ。プロビア400Xはそれ以前の高感度リバーサルフィルムと違って随分と改良されていると思う。しかし、ISO400を使うような状況だと屋内の蛍光灯下で撮影することが多くなるので、フィルター等で色補正をしないといけなくなるリバーサルフィルムは私の場合使いにくいのだ。それでISO400以上はネガを使うことにしている。ネガでも銘柄によっては蛍光灯の色の影響を受けやすいものと受けにくいものがあるのだが。まあ面倒がらずに富士のマゼンタのCCフィルターを持って行けばいいだけのことなのだが。
ほかには、「リバーサルフィルムどう使い分ける?」という記事がある。そこでは
まずプロビア100Fを基準にします。なぜならこのフィルムは、色の出方(彩度)が高くも低くもなく、現実の色に忠実な自然色を再現するから。つまり「リアルカラー」です。風景、スナップ、ポートレート、どんな被写体だろうとプロビア100Fならまず大きな間違いはないというところです。
(中略)
逆にプロビア100Fよりも色の出方が控え目なのがアスティア100F。階調が軟らかく美しいグラデーションを表現するので、肌を美しく描写したい女性ポートレートに最適なフィルムなんです。
と書かれていた。
そ、そうかプロビア100Fが基準なのか。うーん、私の感覚ではプロビアは少しだけ色が派手だと思っていたのだが(笑)。私の中ではアスティアやセンシアが基準なのだが。どうりで富士のフィルムは派手なものが多い(と私には思える)わけだ。基準が私とずれてる(笑)。富士フイルムの人はコダックや旧コニカのフィルムのことをどう思っているんだろう。
ちなみに表紙の画像はEPSON GT-X770でスキャンして縮小したもの。デフォルト設定のまま。
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