ペンタックスのDAレンズに仕様変更を追加の模様 ― 2009年03月09日 00時00分00秒
アメリカ・ラスベガスで開かれているPMA2009でペンタックスの人がデジカメWatchのインタビューに答えている。
「K20D」とは違ったコンセプトの新型一眼レフを今夏に投入~サムスンのミラーレス機にはノータッチだったペンタックス(デジカメWatch)
そのなかで気になったのが以下の発言。
この方針変更はレンズロードマップにも影響を与えており、今月公開の新レンズロードマップでは、今まで表に掲載されていた一部のレンズが消えている。
ただし、「レンズに関しては予定がずれ込んだことで消えただけです。企画案から消えてしまったというだけで、いずれ出すという計画には変わりはありません」という点は強調している。その背景はというと、どうやらK20Dと同価格帯の新モデル(と書けばわかるだろうが、どうやら後継機ではないようだ)の登場に合わせ、新ボディの特徴を活かすために“スタンダードのDAレンズ”に仕様変更を加えるためだという。「登場すればすぐにわかってもらえるものなので、まずは楽しみに待っていてください」(川内氏)
「実際に製品を出すときになれば、『そういうことか』とわかってもらえると思います。光学設計を変えるなど、光学面での変化を伴う設計変更をするわけではありません。新ボディに合わせたリファインです」と川内氏。
ではどんな要素を詰め込むのか? というと、さすがにそこまでは話していただけなかったが、「少なくとも世の中のトレンドになっている要素は、すべて入れておきたい。ペンタックスを選んだユーザーが、何か特定の機能がないからと卑屈にならないように」とのこと。機能やスペックも発売時点で最新のものになるよう開発は行なうが、何より商品のテイストそのものが、K20Dクラスの新機種が持つ最大の特徴になる。
「世の中のトレンドになっている要素」、「ペンタックスを選んだユーザーが、何か特定の機能がないからと卑屈にならないように」、ははぁ、なるほど、“スタンダードのDAレンズ”には絞りリングが付くんだな(笑)。
私の想像だが、もしかしてレンズ側での手ブレ補正機能だろうか。しかし、そうすると、先に引用した後の部分に書かれていたこととちょっと違うような気がする。
いずれもハイテクではないが、手間をかけて良いものを作るというペンタックスの心意気の顕れなのだが、こうしたスペックに顕れない、しかし使ってみると愛着が沸き「手元に置いて寝たくなるような」カメラにするという。
やっぱり絞りリングだよ。それ以外に考えられない(笑)。これからは、デジタル一眼レフも独立したシャッターダイヤルとレンズ側の絞りリング。そして光学式のファインダー内絞り値表示。これだ、これに違いない(笑)。
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