AF-S Zoom Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G(IF)が生産終了リストに ― 2007年05月10日 00時00分00秒
AF-S Zoom Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G(IF)が、5月9日午後にニコンの生産終了リストに追加された。
135サイズのイメージサークルを持つ標準ズーム(ニコンの分類では24-85mmはワイド系だが)がどんどん生産終了になっていく。しかし、後継のズームはあまり出ない。個人的には135フルサイズのデジタル一眼レフを期待しているので、こういう傾向はちょっと悲しい。
DタイプのAi AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)がまだ残っているのだが、これは「同じようなスペックのどちらかを残すならDタイプの方をフィルムカメラ用に残す」というありがたい配慮なのか、「たまたまAi AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)の在庫が残っているので生産終了リストにまだ載っていないだけ」なのかは分からない。
でもオートフォーカスズームレンズ:ワイド系のラインナップはともかく、オートフォーカスズームレンズ:標準系はAi AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)だけになってしまった。なんだか寂しいし、135フルサイズデジタル一眼レフの時代が来るのか心配になってきた。まあ、ニコンのレンズラインナップの動きはAi化やAi-S化の時代を除いて昔から遅いので気長に待つつもりだが。フルサイズ機が出てもすぐに買えそうな値段じゃないと思うし(爆)。
写真は記事とは関係ない。
代々木公園(東京都渋谷区):GR DIGITAL、28mm相当、1/810sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムオート
新緑が気持ちいい。そういえばこのBlogのスキン(背景やレイアウト)は、おととしのブログ開始時からこの緑のままであった。最近アサブロの選択できるスキンの種類が増えているのだが、試しに変えてみると字が小さくなって見難かったり、Zaurusのブラウザ(NetFrontやOpera)で見ると表示がガタガタになっていたりするので、結局2年も変えていない。この時期には向いているスキンだ。凝ったスキンを増やすよりも、こういうシンプルなスキンのバリエーションを増やしてもらった方がありがたいのだが。
コメント
_ りー ― 2007年05月10日 17時05分19秒
_ Haniwa ― 2007年05月10日 17時27分22秒
このあいだ電車の中でK10DとDA21mmを持った年輩の方を見かけました。うらやましいです。ああいう組み合わせですら実現できないニコン…。
液晶を使っていない分見えのいいD40系は、制限が多く、D200は値段の割りにファインダーがアレ。なんか、これだ!というボディがないんですよね。
>「フルサイズといえばフィルムだ!」とか言ってヤケクソで中古のF6を買いそうな気がします。
大いに期待しています(笑)。私もヤケクソでカールツァイスZFとともに買いたい(笑)。\(^o^)/
_ りー ― 2007年05月10日 17時51分57秒
何度も同じやりとりをしてますね(笑)。
今のNikonがダメなのは、レンズのラインナップの貧弱さ。
Canonの70-200/4のようなレンズがない。
あるいは昔のAi50-135/3.5sのような。
明るくて巨大なズームどーん&軽いけど暗黒ズームちょこーん。ですね。
_ MANA ― 2007年05月10日 23時57分37秒
Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)を持っていますが、あのピントリングの回転角のシビアさは、とてもマニュアルで常用することを想定している感じではないと思います。(といいつつも、今朝偶然、このレンズを使って出勤前に庭でチューリップを撮影しました。もちろん。マニュアルフォーカスでしたが)
AF-S Zoom Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G(IF)に比べれば、微妙に明るくて、マクロ機能が付いているので、とっても便利です。(もっともAF-S Zoom Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G(IF)は、持っていないのですが)
先日、シグマの18-200mmをオークションで買ってみました。案外、D70にこれを付けっぱなしというのも便利なもんです。
F6に70-200F2.8Gなんかを持って歩く重さを考えると、確かにDXフォーマットの小ささは、楽で魅力的かもしれません。
_ Haniwa ― 2007年05月11日 00時58分38秒
もう何回も同じこと書いてますよね(笑)。
何度も書いていますが(笑)、今のファインダーであっても広角単焦点の魅力的なDXレンズがあればとっくにニコンのデジタル一眼レフに行っています。そういうレンズがなくてもファンダーがきっちりしてれば手持ちのレンズ使ってやはりデジタル一眼レフに行っています。そのどちらでもないし、使いたいDXレンズがないので、困っているのです。あっ、もう困ってないか(笑)。吹っ切れてきてるので(笑)。
キヤノンの70-200/4は、キヤノンの凄さを示す例ですよね。F4-5.6とかにしないできっちりF4通しでしかもF2.8に勝るとも劣らない光学性能。
MANA様、こちらこそご無沙汰しております。
Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)お持ちですか。このレンズのスペックは魅力的ですよね。そういう意味で現行品として残っているのかもしれません。
たしかに私の手持ちの28-105mmといい、このあたりのレンズでマニュアルフォーカスはきついです。28-105はF3でよく使っているのですが(笑)。
DXフォーマット、せっかくコンパクトなレンズの可能性があるのならペンタックスのDA21mmのような小型の単焦点レンズが欲しいと思うのですが。18mmの単焦点レンズが現行品ではもうないですし。
私はズームレンズだとどうしても両極端の焦点距離しか使わなくなるので、何かのイベントやスポーツを撮る時以外は単焦点でも十分なのです。古いタイプの人間なんですかねぇ(笑)。
もしフィルムが続けられなくなったら、Ai AF Nikkor 20mm F2.8Dかシグマの20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RFを買ってDXフォーマットのデジタル一眼レフに行くんでしょうねぇ。この2本のレンズは今買ってもいいと思うレンズですが(笑)。でも暗くてももう少し小さな単焦点も欲しいところです。
_ MANA ― 2007年05月13日 21時26分31秒
ペンタックスのDA21mmみたいな製品はよいですよね。パンケーキ好きとしては、たまりません。
でも、ニコンはそういうレンズを出さない、出してくれないような気がします。そういった意味でも古いレンズが使え、露出計が動くと言うことを考えてもペンタックスのDSLRは魅力的です。
AF Nikkor 20mm F2.8Dを持っているのですが、デジタル一眼レフに付けて撮影しようとは何故か思いません。
なんか、デジタルは単焦点で楽しむというよりも便利に仕事するという感じです…だから、堕落した高倍率ズームの魅力に…
どうもデジタルは趣味的ではない、という同じような話になってしまいます。
_ りー ― 2007年05月14日 08時45分44秒
デジタルは趣味的でない。に同意します。
私もD200は、Tokina12-24とVR24-120の組み合わせで、ほぼ9割方仕事での使用です。単焦点はAF20/2.8を友人たちと会う時に使い、AF35/2をモノの記録で使う程度ですね。つまり必要に迫られて撮るのがデジタル。自分の意志で撮るのはフィルムという感じです。
_ Haniwa ― 2007年05月14日 15時31分27秒
そうなんです。ペンタックスは魅力的です。現行のレンズラインアップの少なさをボディの仕様でカバーしています。
ズームはなぜか中間で使うことが少ないので、焦点距離ごとにクリック付けて欲しいぐらいです(笑)。かえって使い難くなりそうですが(笑)。
なるほど、デジタルは魅力的ではない、と。わたしはマクロアポランターとDSRで色々撮ってみたいと思っているんですが、気長に気に入ったボディを待ちます(笑)。
りー様
なるほど。でも気に入ったフィルムがどんどんなくなっていくので、趣味はフィルム、といい続けられないのですよね。まあ富士のフィルムが残れば万々歳なんですけれども。
_ MANA ― 2007年05月14日 22時03分36秒
そうですか、やっぱりそうですか。
それにしてもデジタルにVR24-120って意外と使い勝手が良い感じがします。私も仕事で(しかも、出張で荷物が限られている状況で)写真を撮りに行くときに仕事用デジタルと趣味用一眼レフを持って、レンズをVR24-120にしたことがあります。よって私も12-24は欲しいと思っていて、SIGMAの12-24が気になっています。
必要に迫られる=金をかけたくない、自分の意志で撮る=金をかけても良い、という方程式が私の中にあるように思います。
もしも、フィルムに対して、デジタルが全てにおいて優位性があるのであれば、こんな方程式も考えないのでしょうね。
Haniwa様
ペンタックスは、魅力的なのですが、なんかプロ用カメラからは手を引くという話もあるようですね。K1D(仮称)とか645Dも出ないのでしょうか。もしも、そうだとすると少ないながらも魅力的なレンズを出しているペンタックスも少し残念な方向に行きますよね。
私は、使っているGX8のズームをステップズームにして、28,35,50,85mmでクリック(?)するようにしています。結構便利です。
_ Haniwa ― 2007年05月15日 08時58分53秒
12-24mmという焦点距離、APS-CサイズのDSRにはいい感じですね。りー様お持ちのTokina12-24はかなり人気のようです。
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL /HSMは、なんといっても135フルサイズのイメージサークルを持つのがいいですね。135フィルムで12mmの世界を体験してみたい気もします。
GX8やGX100にはステップズームがあるのですね。先に焦点距離を決めて撮るという使い方に最適ですね。一眼レフのズームレンズもそういう使い方ができればおもしろいですね。でも電動ズームはやめてくれ~(笑)。
_ りー ― 2007年05月15日 09時20分22秒
もう世の中の仕組みがデジタルになってしまっているので、使わざるを得ないですよね。私は完全に切り離して考えているので営業日の日中は、デジタルカメラを持ち、パソコンで作業をし、夜は飲みながら(笑)フィルムカメラを触る。そして休みの日にはフィルムカメラで撮影し、夜は(たまにですが)暗室作業をする。休みの日はあまりパソコンも携帯電話も触らずにアナログに没頭します。
Haniwaさま
フィルムは最悪でも、100のリバーサル、400のネガカラー、400のモノクロ、1種類ずつ残ればいいです。むしろ、ネガカラーのアナログプリントやモノクロの暗室のシステムの衰退が心配です。
_ りー ― 2007年05月15日 09時36分07秒
24-120は使い勝手がいいです。ワイド側36mm相当というのが自分にとっての、ある種「足かせ」となって、キチンとした構図が取れるような気がします。18-200を買わなかったのは、28-300相当など持ってしまうと写真がだらしなくなりそうだったからです。それにパースを聞かせた室内撮影ではもっとワイドが欲しい事が多いんです。ですので、36mm相当で収まるものは収めて、「ここはワイドだ」という時に、12-24に交換する(もしくは12-24の付いたボディーに持ち帰る)という撮り方が気に入ってます。
_ Haniwa ― 2007年05月15日 10時28分58秒
たしかにそうですが、kodak E100VSとKodak Ultra 400UCが残ったらどうします?(笑) それぞれいいフィルムだと思いますが、何でも撮るには向いてない(笑)。拷問ですな(笑)。
まあ、プロビア100FとPRO400とネオパンプレスト400かTRI XかT-MAX400(TMY)があればなんとかなります。個人的にはプロビアよりもアスティアを残して欲しいですが。
_ MANA ― 2007年05月16日 01時03分52秒
酔っぱらっていたので(笑)、詳しくは覚えていませんが、見たことのない世界が広がっていました。
そして、それと同時に「これを使いこなす難しさ」を感じました。
でも、魅力的。
_ Haniwa ― 2007年05月16日 11時51分03秒
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DXサイズの焦点距離1.5倍も、最初は戸惑いましたが、さすがにこれだけ年月が過ぎれば慣れてしまいました。ワイドは12-24mmズームで解決しました。なんと言っても良い点は荷物が軽い事。さまざまな場面での人物バストアップを撮る機会が多いのですが、大き目のサイズで撮って後で抜けるので、80-200/2.8クラスがいらなくなりました。
あくまで「取材撮影の仕事では」ですが、フルサイズには戻りたくないですぅ。でも出たら欲しくなるんだろうなあ。でも買えないんだろうなあ。そして「フルサイズといえばフィルムだ!」とか言ってヤケクソで中古のF6を買いそうな気がします。