カビの季節に富士「KeepWell」と「フジカラーカビ防止剤」 ― 2007年05月31日 00時00分00秒
そろそろ梅雨の季節なのだが、前から気になっていた富士フイルムの「KeepWell」という調湿シートを買ってみた。
私は防湿庫を持っていない。買おうかと思うこともあるのだが、その金でレンズを増やした方がいいような気がして迷うのだ(笑)。レンズは、タッパウェアに湿度計と乾燥剤と防カビ剤を入れて保管している。乾燥剤は電子レンジで繰り返し使えるものを使っている。
この方法は安価でいいのだが、欠点は湿度を一定に保つのが難しいこと。乾燥剤を入れた直後はかなり湿度が下がる。あまり乾燥させ過ぎるのもカメラ・レンズによくない。それで防湿庫が欲しくなってくる(笑)。
それで、併用している防カビ剤だが、これは優れもの。たしかにカビが生えない。以前試しにたんすの裏側で冬に結露してカビが生えやすいところにフジカラー防カビ剤を貼ってみたら、防カビ剤の周囲10cmだけカビが生えなかった。10年ぐらい途切れずに交換して使っているが、コーティング等に対する影響は今のところない。
今回初めて買った富士「キープウェル」の方だが、これは防カビ剤と調湿剤その他が一緒になったようなものらしい。パッケージには、
ドライ効果が長持ちします(30~40%、RH、3~4年)
●写真、ビデオ、フロッピーディスクなどをカビ、サビや変質から守ります。
有効期間は色の変化で分かります(ブルーからピンク)。
●酢酸ガス等の吸収効果もあります。
とある。
どちらかというと、カメラ・レンズの保管よりもフィルムシートの保管用っぽいのだが、用途に「●カメラ、レンズなどのカビ、サビの防止。」とあるので、使ってみることにした。
でも、防湿庫も欲しいなぁ(笑)。防湿庫買うと、防湿庫が一杯になるまでカメラレンズが増えそうな気がして不安なんだよなぁ(爆)。
【関連追記:2017年3月22日】
いまごろ富士フイルムの調湿シート「キープウェル」販売終了に気づく ― 2017年03月18日
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