ヨコハマビオゴンモノクロ計画その152011年05月19日 00時00分00秒

ヨコハマビオゴンモノクロ計画その15(六角橋ふれあい通り商店街):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8、F2.8開放AE、FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO、GG-1、marumi DHG Super Lens Protect、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

ネタがないときは、ヨコハマビオゴンモノクロ計画で。

ヨコハマビオゴンモノクロ計画その15(六角橋ふれあい通り商店街):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8、F2.8開放AE、FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO、GG-1、marumi DHG Super Lens Protect、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

振り向いているおねえさんにもピントが来るようにもっと絞ればよかったかなぁ。GR DIGITALならパンフォーカスになっていただろう。まあ広角レンズでのボケ具合も35mmフィルムの楽しみのうち。

銀塩カメラ復興計画第6回ニコンF2 メカニカル一眼の最高峰(その2)2011年05月20日 00時00分00秒

F2フォトミックAS + EEコントロールユニットDS-12

赤城耕一氏の銀塩カメラ復興計画の新しい記事がアップされた。
赤城耕一銀塩カメラ復興計画第6回 ニコンF2 メカニカル一眼の最高峰(その2)

ファインダー視野率は、ニコンフラッグシップに共通する約100パーセント。ファインダースクリーンはFと互換性がある。現在の一眼レフのファインダーよりはたしかに暗いことは確かだが、注目すべきなのは、マット面でのピントのヤマがとても掴みやすいことだ。

MF一眼レフなんだからあたりまえだろうと言われてしまえばそれまでだけど、かなり微妙な位置までピントを追い込むことができるのはうれしい点で、F2でピント合わせを行うと、いかに現代のデジタル一眼レフのファインダーが「ただ明るいだけ」のものにみえるかがわかろうというものだ。はっきり言って、F2のファインダーをみてみると、デジタル一眼レフカメラの光学ファインダーは退化してしまったではないかと思うくらいなのである。

よくぞ仰ってくださった。F2ほどとは言わないまでも、NewFM2などの中級MF機のレベルにすら到達していないデジタル一眼レフカメラの光学ファインダーは本当になんとかして欲しい。

Nikon F2にMD-2とMB-1をつけた後ろ姿は、いまのニコンのカメラにも受け継がれているんじゃないかと思った、特にMB-1の後ろ側が丸く膨らんでいるのは、ニコンF5以降のカメラのバッテリー部分が膨らんでいるのに受け継がれていると思った。まあD3xになると後側ではなくて前側の方が出っ張っているのだが。デジタル一眼レフは後ろ側がフィルムカメラに比べて分厚いので、下部の出っ張りと同じだけ上部も出っ張っているからなのだろう。

この記事の最大の山場は2ページ目のEEコントロールユニットDS-12だろう。EEコントロールユニットDS-12が装着されて実際に明るさを変化させて絞り環が自動で動くところが動画でアップされている。ああ、そそるなぁ。このEEコントロールユニットを付けたいがためにニコンF2を買うというのもアリだなぁ(笑)。EEコントロールユニットDS-12によって絞り環が動かされているレンズはAi Nikkor 35mm F1.4Sだろうか。いいなぁ。この記事中のレンズが写っている写真すべてが35mmレンズだというのも、35mmフリークの赤城耕一氏の拘りなのだろう。

EEコントロールユニットによるAE撮影は、実用としては疑問なのだけど、なんとしてもAE化するのだというエンジニアの心意気にシビれたりする。実用というよりも、動きのメカニズムを楽しむには、なかなかよいアクセサリーだ。でも、本連載の読者さんには、重ねて言っておくが、モードラと並んで一切関係のないアクセサリーである。あ、なにかまた矛盾したことを言っちゃったかなあ。

いえ、関係なくない。モータードライブはスポーツ撮影などに必要だ。現に私はNikon F3に80-200mm F2.8レンズとモータードライブMD-4つけて撮っている。連写が目的なんじゃなくて、巻き上げていて次のシャッターチャンスを失わうことがないようにモータードライブは必要なのだ。

今も、そしてこれからも銀塩写真の制作を続けようという崇高な精神の持ち主に、ニコンF2は一度は使ってもらいたいカメラである。F2は必ずやその期待に応えてくれるはずである。ただし、しつこいうようだが、ここで紹介した不要なアクササリーなどは購入しないほうがよい。

いえ、まずはアクセサリーから手に入れて…(笑)。

Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D EDっていいよなぁ、絞り環あるし(笑)2011年05月23日 00時00分00秒

Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED

土曜日も身内のアマチュアスポーツ写真を撮りに行った。ニコンF100にAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>(Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>)とKenko Digital Teleplus PRO300 1.4x DGXを持っていった。重いのでほかにはTC-201SとGR DIGITALのみ。

そこでニコンD70 + AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-EDを持っている人が同じチームを撮っていた。親戚からもらったカメラなのだという。そして「もっと望遠が欲しい」というので話を聞いてみると欲しいレンズは6万円ぐらいするのでそのカメラをくれた親戚に相談したら、「そんなん買うんなら望遠の撮れるコンパクトデジカメ買え」と言われて訳が分からないんだと言う。

それでよくよく話を聞いてみると、18-70mmに望遠ズームを追加すればいいのに、買える範囲内で18mmからのズームを捜すから18-105mmとかを考えているらしい。いや55-200mmとか55-300mmとか買えばいいのに。それで私が付けていたAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>をD70につけて覗かせてあげたのだが、200mmの1.5倍(DXフォーマットなので)じゃ不満のようだった。こんなにお金を掛けてもこれぐらいしかアップにならないのか、と。

TC-201Sを付けて覗かせてあげても良かったのだが、D70だとTC-201S付けるともう持ち主が使いこなせない(マニュアル露出マニュアルフォーカスになる)からやめておいた。こういうときはやっぱりキヤノンだよねぇ。2倍テレコンをさっと出して下級機につけて見せられる。私が持っているレンズがAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIとかでテレコンもAF-S TELECONVERTER TC-20E IIIだったらよかったんだろうけど、F3も使う私としては(財布的にも)あり得ないですな。

そのD70 + AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-EDくれた人は別の「いいカメラ」を買ったとかでD70は要らないからとくれたんだそうだが、なぜ高倍率ズームのコンパクトデジカメを勧めるんだろう。分からないなぁ。その人は「レンズは『真空のやつ』に入れとけ」とか言うらしい。それも分からん。真空のやつって以前このブログで扱ったような気がするのだが記事が見つからない。「普通に風通しの良いところに置いておけばいいですよ」と言っておいた。

今度その人にあったらAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRでも勧めておくか。その人にD70をあげた人がどんなカメラとレンズで何を撮っているのかちょっと知りたくなった(笑)。

ちなみにその日は主催者が依頼したのであろうプロのカメラマンが来ていた。機材はキヤノンのデジタル一眼レフ(見ても機種が分からん)に、70-200mm F2.8の白レンズ(ISありか無しかもわからなかった)に2倍のエクステンダーを付けていた。一脚使用ですべて横位置、折りたたみの小さな椅子を持って来て座って撮っていた。ストラップはプロストラップではなく普通のEOS DIGITALと書かれたもの。写真事務所の名前の入ったプレートを提げていた。

APS-Cなのか、35mmフルサイズなのかにもよるが、望遠側が400mmというのは妥当だと思った。遠いところで280mm相当ではもう少し大きく映したいと思ったからだ。私は面倒なのでTC-201Sに付け替えずにずっと1.4倍のケンコーテレコンを使っていたが、それはワイド側が112mm相当でももうちょっとワイドにしたい場面があったからだ。70-200mmで2倍テレコンのプロの人は近距離は全部アップで撮っていたのだろうか。

そう考えるとニコンのAi AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED(Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mmF4.5-5.6D)っていいレンズだよなぁと思う。この日の撮影はAi AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D EDで済んだはずだからだ。しかもDタイプで絞り環があるからF3でも使えるし、F100に付ければ手ブレ補正(VR)も効く。万能じゃないか。こういうレンズの仕様が続かないのがニコンのアレなところだよなぁ。

【関連追記】
ニッコール千夜一夜物語第三十五夜 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mmF4.5-5.6D

KIPON、EOSボディでニコンGタイプレンズの絞りが操作できるマウントアダプター発売2011年05月24日 00時00分00秒

KIPON NIK/G-EOS

KIPON、EOSボディでニコンGタイプレンズの絞りが操作できるマウントアダプター(デジカメWatch)なのだそうだ。

KIPON NIK/G-EOSの製品紹介のページを見ると、

Gタイプのレンズは、アダプターについている絞りレバーでレンズの絞りを調整可能です※。
その他のニッコールレンズは、レンズの絞りリングで絞り値を設定してください。

とあるのだが、下の方に、

■使用できないレンズについて

取り付けられるニッコールレンズは基本的にはAiタイプ以降のものです(Ai改も可)。なお、フィルムカメラ、フルサイズセンサーを搭載するデジタルカメラ(EOS5D等)は、ボディと干渉するために使えないレンズがあります(下記一覧表参照)。

■使用できないレンズ
 1)Ai-AF、Ai、Ai-S、Eシリーズで使用できないレンズ:
   ・Gタイプ(開放絞りでしか撮影できません。)
   ・TC-16S、20㎜/F4(一部取付可能なものもあります。) 
   ・50mm/F1.2、NOCT58mm/F1.2
 2)Ai改シリーズで使用できないレンズ:
   ・28-45mm/F7.5、28mm/F2、55mm/F1.2
 3)非Aiシリーズで使用できないレンズ:
   ・20mm/F4、・28mm/F2 、50mm/F2、28mm/F3.5、135mm/F3.5
   ・5.8cm/F1.2、
   ・ミラーアップを必要とするすべてのレンズ
 4) PC-E NIKKORシリーズ

Gタイプレンズは使えるのか使えないのかどっちなんだ。フィルムカメラ、フルサイズセンサーを搭載するデジタルカメラ(EOS5D等)ではGタイプレンズは使えないということか。分かりにくいなぁ。それにフルサイズ機でGタイプレンズ使えないとなるとこの手のアダプターの魅力半減だよなぁ。ほかの使えないレンズを見るとEOSのミラーの関係かなぁ。改良を望む。というかニコンが絞り環付ければ解決。

ニコン、手ブレ補正レンズの特許侵害でシグマを提訴2011年05月26日 00時00分00秒

ニコン、手ブレ補正レンズの特許侵害でシグマを提訴(デジカメWatch)なのだそうだ。

株式会社ニコンは25日、手ブレ補正機能を搭載した交換レンズに関する特許について、株式会社シグマに対する特許侵害訴訟を東京地方裁判所に提起した。日本における該当特許侵害行為の停止と損害賠償を求めている。

ニコンによると、対象となる特許は「像シフトが可能なズームレンズ」(特許第3755609号)および「超音波モータと振動検出器とを備えた装置」(特許第3269223号)の2つ。

同社は交渉による解決を図るべくシグマと協議を行なってきたが、解決に至らず、やむを得ず提訴するものとしている。

25日18時現在、シグマは当該訴訟についてノーコメントとしている。

うお、なんということだ。

ここは和解条件として、
「シグマはFOVEON X3ダイレクトイメージセンサーをニコンに供給すること」
「ニコンはシグマに35mmフルサイズのFOVEON X3ダイレクトイメージセンサー製造のためのノウハウを提供すること」
でお願いしたい(笑)。誰が得するのかわからない和解条件だが(笑)。

【関連】
日本における特許侵害訴訟の提起について(ニコン)

【追記】
ニコン、シグマを特許侵害で提訴 手ブレ補正搭載レンズ関連で(ITmedia)

ニコンは5月25日、一眼レフ用交換レンズの特許をシグマに侵害されたとして、同社に侵害の停止と約126億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

Eye-Fi「ダイレクトモード」の価値を考える(ITmedia)2011年05月27日 00時00分00秒

更新が遅れてすまぬ。今日はEye-Fi「ダイレクトモード」の話。
Eye-Fi「ダイレクトモード」の価値を考える(Tmedia)

無線LAN機能を内蔵したSDメモリーカード「Eye-Fi」の「ダイレクトモード」は、周囲に無線LAN環境がなくても、撮影したカメラの画像を無線で対応アプリをインストールしたiOS/Android端末に転送し、撮影画像をすぐにiPhoneやiPadなどで閲覧できる機能だ。

便利そうなのだが、転送先のOSが限定されていてしかもアプリケーションをそれらにインストールしないといけないのが致命的だなぁと思った。無線LANという規格を使っているのだから、その規格にさえ乗っ取って則っていれば通信可能なはずで、なんでこんな先のないやり方なんだろう。OSがバージョンアップしたり廃れたりしたらどうするんだろう。「Eye-Fiアプリ」とやらをずっと面倒みる覚悟はできているんだろうか。

それだけではなくて、Eye-Fi「ダイレクトモード」になるためには色々と条件が必要なことが書かれている。こんなんイライラするから嫌だ。

PCを絶対に使わないという前提だからこんな変なのになるんだろうな。たとえば、Eye-Fiを使う前にPCに接続して設定画面であらかじめ「ダイレクトモード」にして接続先に情報も設定するようにするとか考えられそうなものだ。しかし、無線LANの接続は確立しても、無線LANの機能だけで画像ファイルを自動で転送するのは難しいかも。この点はBluetoothの方が向いているように思う。Bluetoothの方が省電力だしプロファイルでやることが決まっていたりするのでこういう用途に向いていると思うんだけど、どうして流行らないんだろう。

なんかまだまだこなれていないと思う。

ユーエヌから角型フードが2011年8月に発売か2011年05月27日 00時00分01秒

ユーエヌ、FinePix X100向けの49mm径フードアダプター(デジカメWatch)の記事を見ていたら、最後の方に角型フードの写真があって、「2011年8月発売予定の角フードを装着」とある。

角型フードと言えば、ドイツ製のHamaの角型フードがディスコンになったらしく、もう国内で売っていないし、ドイツのHamaのサイトにも掲載されていない。

そこにユーエヌから角型フード!ありがたい。できれば55mm径のも出してくだされ。そして加工のしやすいプラスチック製だといいなぁ。値段も安めでお願いしたい。高価な金属製とかだとつぶしが効かないのであんまり売れないぞ(笑)。わたしゃCONTAX G用のBiogon T* 21mm F2.8用のフードに使いたいのだ。62mm径のもあれば、Ai Nikkor 20mm F2.8S用にも買うぞ。46,49,52,58,62mm径ぐらいは揃えて欲しい。

【追記:2011年9月25日】
ユーエヌ、37mm/46mm/49mm対応のクラシカルな角形フード(デジカメWatch) ― 2011年09月25日
37mm、46mm、49mmしかないそうだ。残念。

NHK放送技術研究所「技研公開2011」に行ってきた2011年05月30日 00時00分00秒

NHK技研公開2011 スーパーハイビジョン単板撮像装置 + Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF

2011年5月26日~29日にNHK放送技術研究所(東京都世田谷区)で開催されていた「技研公開2011」に行ってきた。

以前からNHK技研で高速度撮影や高感度撮影、スーパーハイビジョンなどのカメラにニコンFマウントのAi-Sニッコールレンズが付いている写真が公開されていたので、それが見たかったのだ。

一番上の写真は展示項目6番の「スーパーハイビジョン単板撮像装置」に装着されたコシナ・Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZFレンズだ。あれれ、ニコン純正じゃなくなってるなぁ。さらに接写リングPK-13とPK-11Aが付いているようだ。

NHK技研公開2011スーパーハイビジョン単板撮像装置 + Sigma 28-70mm f2.8 EX Aspherical DF

2番目の写真は、同じ展示の別の「スーパーハイビジョン単板撮像装置」なのだが、こちらにはシグマのSigma 28-70mm f2.8 EX Aspherical DFらしきレンズが装着されていた。Nikkorレンズはいずこに。どちらも絞り環付きレンズなので意を強くした(笑)。

AH-4410-A + AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED

展示項目25番にあったAH-4410-AというJPEG2000 4Kカメラには待望のNikkorレンズが装着されていた。ところが…、これが絞り環のないGタイプレンズなのだ。装着レンズはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDと思われる(上から3番目の写真)。このAH-4410-Aというカメラはアストロデザイン社の市販モデルがベースのようで、アストロデザイン社のサイトを見ると、4K カメラヘッドAH-4410というのがある。1.25inch型 890万画素 CMOSでレンズマウントはNikon Fマウントとある。「カメラのコントロールは専用アプリケーションソフトでPCより操作」とあるのだが、絞りもカメラ側で操作できるのだろうか。

NHK技研公開2011 JPEG2000 4Kカメラ + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

もう一台の型番不明のカメラにも絞り環のないGタイプレンズが装着されていた。こちらはマグカップじゃなかったAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDだ。こちらのレンズはAH-4410-Aとは違ってマウントアダプターで装着されていた。見たところ、NOVOFLEXの「MFT/NIK」アダプター(ニコンFレンズ→マイクロフォーサーズボディ)と何かもうひとつ薄いアダプターを介してカメラに装着されているようだ。カメラのボディがもともとどういうマウントなのかは不明。Gタイプレンズを使うために絞り環を操作できるNOVOFLEXのアダプターを使っているのだろう。アダプターの絞りリングだとレンズの絞りリングに比べて絞り値が正確に制御できないと思うが、たぶんカメラがAEなので問題ないんだろう。

というわけで、見つけたニッコールレンズは全部Gタイプで、絞り環のあるのはサードパーティ製レンズというちょっと悲しい結果だった(笑)。

この技研公開は、展示の順路が決まっていて(戻っても怒られはしないが)一番最後にやっと休憩所がある。大阪の海遊館とか横浜のズーラシアなどがこういう一筆書き展示なのだが、疲れるので何とかして欲しい。7階の食堂が一般公開されていたのだが、技研公開のサイトには休憩所と食事の関係は書かれていなかったので、ちゃんと告知して欲しかった。食堂目的でいっぱい来られたら困るからかな(笑)。

前面のスピーカーだけで真横や後ろからの音も再現するという展示項目18番の「22.2マルチチャンネル音響再生技術」は横からは聞こえるように感じたが、後ろからは聞こえなかった。座る位置にもよるのかもしれない。

展示項目19番のスーパーハイビジョン用広ダイナミックレンジプロジェクターはたしかに黒の階調はよく出ていたが、高輝度部分の階調はよく分からなかった。でも普通のテレビやディスプレイよりもダイナミックレンジは明らかに広いのは実感できた。

全体に展示内容やガイドツアーは大人向け内容だった。一部体験型の展示は子どもも楽しめるという感じだった。来場者の大半は一人で来ているオッサンだった(笑)。

シャープAQUOS LED液晶テレビをもらった2011年05月31日 08時55分19秒

SHARP LED AQUOS LC-32DX3

今日はカメラネタでなくてすまん。親戚から電話があり、「新しくテレビを買ったから1台テレビをあげよう」という。既存の2台のうち、新しい方をもらうことになった。シャープのAQUOS LC-32DX3で今年の1月に買ったばかりのものらしい。発売開始は去年だが、まだ現行品のようだ。その親戚は最近うちに来たことがあって、リビングのブラウン管テレビを見て不憫に思ったらしい(笑)。今我が家にあるテレビはアナログしか映らないテレビなのだが、アンテナは地上波デジタルに対応済みで(BSも)、デジタル用のビデオデッキも購入済みなので、ブラウン管テレビをディスプレイ代わりにして、地上波アナログ放送終了後もテレビは見られると説明しておいたのだが、なんかやっぱりかわいそうに思われたようだ(笑)。

それでどうしてまた新しいテレビを買ったのか聞いたら「BSが録画できないから」という。もらったLC-32DX3はブルーレイディスクドライブが内蔵されていてそこに録画できる仕様のようだ。たしかその親戚はCATVに加入していてそれを視聴していたと記憶しているが、メーカーかCATV会社のサポートに聞けばいいのにと思った。まあタダでくれるんだし、もう新しいテレビは注文したらしいので深く追求するのはやめておこう(笑)。

それでそのシャープLC-32DX3が届いた。買ったときの梱包は捨てたらしいので、シーツや毛布を使って素人ながらに頑張って梱包してくれた。説明書や保証書などすべて一式ある。ありがたい。さらにブルーレイディスクまで入れてくれていた。すまんのう。そのブルーレイディスクのパッケージを見て「データ用」と書いてあるのでこれが原因かとも思ったのだが、DVDと違ってブルーレイはデータ用でもCPRMに対応しているらしい。LC-32DX3の説明書にもデータ用画像用(録画用)の区別は書いていなかった(LC-32DX3はDVDは再生のみ)。

説明書を見てみると、CATVのパススルー方式ならBDに録画できるが、ケーブルテレビ専用受信機を通した場合はデジタル接続だとBDに録画できない仕様らしい。外部のデッキなどを再生したものもデジタル接続では録画できないようだ。親戚は多分CATVの専用受信機を通して視聴していたのだろう。アナログ接続すれば録画できるらしいが、それだとBDの意味があまりないなぁ。この機種はCATV利用者は要注意だ。【追記】気になってレコーダー(ブレーレイディーガ←十数年ぶりに買った「松下」製品)の方の使用説明書も見てみたが、CATVで専用受信機を使う場合は、同様に黄赤白のアナログケーブル接続をしないといけないようだ。ということは買い換えてもどの機種買ってもCATV専用受信機と黄赤白のアナログケーブルでつながないと録画できないのが普通のようだ。お金出してテレビ見る(CATV)のにアナログ接続とかちょっと信じられない。パススルー方式に変更とかできないんだろうか。【追記ここまで】

せっかくBD録画機能付きテレビをもらったのだが、この機種でBDもDVD(再生のみ)も使うことはないだろう。所有の録画デッキの方でDVDもBDも録画も再生も対応しているし、なによりもHDDが便利だから。

その親戚はこんどはHDDとBD内蔵の液晶テレビを買ったようだ。最初からHDD内蔵にするか、デッキを買えばよかったのに。一体型でないと嫌なのだろうか。こんどのはBSを録画できているのか怖くて聞いていない(笑)。【追記】上記の追記とおり、どんなテレビやデッキ(レコーダー)を買っても、CATV専用受信機とのあいだをアナログ接続しないと録画できないようだ。BSのアンテナを親戚宅で見かけなかったような気がするので、親戚はBSのアンテナを立てていないのかもしれない。BSのアンテナ立てて、UHFアンテナ(これはすでにあった)で地上波デジタルが映るように調整して、CATVは解約したらどうかと思う。親戚がCATVに加入したのは「BSのアンテナ立てなくてもBSが見られますよ」というセールストークと、地上波のアナログ放送で一部映りの悪い民放局があったからかもしれない。たしか前にお邪魔したときは地上波デジタルはきれいに映っていたので、BSのアンテナ追加だけで全て解決するように思う。【追記ここまで】

もらったシャープのLC-32DX3はフルHDではないのだが細かいところまでよく見えて感激だ。映っている人の髪が地毛かどうかまで気になってしまう(笑)。デフォルトでは色調も派手ではなく塗り絵状ではないので好みの傾向だ。液晶は「亀山ブランド」ということになっている。また、画面の余白というか枠が小さいのもいい。今回はラッキーだったなぁ。

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